JP4758642B2 - 遊技盤の格納容器 - Google Patents
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Description
遊技盤は、周知の様に前面に各種の入賞装置や表示装置を装備する外、背面には遊技を制御する制御回路基板等の電子部品を装備しているのが普通であり、このため搬送する際にはこれらの部品が衝撃を受ける等して損傷することがないよう保護している。
しかし、段ボールケースによる運搬は、運搬後にこの段ボールケースを回収して再使用に向けられることは殆んどなく、そのまゝ廃棄処分されてしまうことが多く、また緩衝材として発泡スチロール等の合成樹脂材料製品が使われた場合にはケースと分別するだけでなく、その廃棄処理に費用を要することになり極めて不経済となる。
この容器は、内部側面又は底面に係合溝を形成したプラスチック製の包装容器の一対を、容器の開口部を衝き合せる如く抱き合せにして組み、これによって上記係合溝に縁部を係合させて収めた遊技盤を格納するようにしたもので、運搬後容器内から遊技盤を取り出したのちは、包装容器同士を向きを揃えて嵌め合せ、重ね合せてコンパクトにした状態に纏めて回収し、再度使用に向けられるようにしてある。
また本発明は、容器の構造を簡素にすることによって同時に製造性を改善し、廉価に提供できるようにすると共に、遊技盤の格納個数の変更に応じられるようにして従来の定数個の格納に制限される容器における問題を解決したことにある。
そして、本発明は上記容器本体には単数個から複数個の遊技盤の格納を可能にして異なる格納個数に対応できるようにすると共に、常時安定した格納ができるようにしたことにある。
また、成形に当っては各面板の成形と同時に、面板の端縁部に折れ曲げ自由な肉薄部を設けて、この肉薄部をヒンジ部とすると共に、面板相互の連結片として各面板を一連に連設し一体化すると、成形の上から、また強度の上から好ましい容器本体を得ることができる。
本発明の格納容器は、遊技盤を格納する際、容器本体を構成する4枚の面板をそれぞれ端縁の折り曲げ部分に沿って隣接する面板同士を直角に折り曲げ、角筒形に形成するのに合せてこの角筒の内部に遊技盤を収納するものであり、遊技盤は四方の端面を上記面板のそれぞれの内側面に当接させながら前記面ファスナを介して接着固定されるものとなっている。
このため、この固定において上記遊技盤の端面と当接する4枚の各面板は、それぞれ内面側における両側縁間に渡る横の直線に沿って上記端面を受けることになり、またこの直線は4枚の面板に亘って共通するものとなっている。
そして、この面ファスナは最終的に角筒形に組まれる容器本体の内部でくるまれた状態で収納されることになることから、面板の複数点で接合し固定されゝばよく、従って全ての面板と接合されなくてもよいことになる。このため全ての面板に面ファスナを止着することなく、2枚或は3枚の面板について面ファスナを止着することがある。
図示するように、この容器本体1は上記底面板1aの左右両側に左側面板1bと右側面板1cを配置し、右側面板1cの端縁に上面板1dを配置して4枚の面板を横列に並べ、それぞれ衝き合う端縁同士を接続して一連に連設してある。そして、上記上面板1dの端縁に閉止用片1eを接続し一体としている。
本実施例による場合、最大5枚の遊技盤を収めるため設計されていることから、やゝ長めにしてあり、上下方向に並列状に遊技盤を収めたとき、遊技盤相互が接触しない空隙を置いて配置できるものとしている。
この面ファスナ7は帯片状をなす面ファスナにして短冊形に形成してあり、遊技盤2を固定する位置に合せて横方向のそれぞれ一線上に沿って配置し、ここでは5枚の遊技盤2を格納することから上下に間隔を置いて5列設けてある。
尚、図面において上方から4列目までの面ファスナ7の間隔に対して4列目と5列目の間隔を広くしてあるのは、遊技盤の背面側同士が向き合うように格納する際に互いに接触するのを回避するためである。
これらの面ファスナ8,9は後述するように遊技盤の格納時に容器本体の解放を防止するために使用される。
この面ファスナ10は、上記端面部2a〜2dの幅、つまり遊技盤の板厚の範囲に収まる幅の帯片状の面ファスナが使用され、ここでは前記面ファスナ7が各面板を繋ぐ折り曲げ線3〜5を跨ぐ状態で止着されることに合せて、4つのコーナー部を被って各L字形に配置し、止着している。
容器本体1は図6,図7に示すように扁平に展開した状態に置き、格納する遊技盤2は図示するように下端面部2aを底面板1aの内面に当接するようにしてこの面に設けられる面ファスナ7上に載置し、下端面部2aに設ける面ファスナ10をこれに接合する。
図6,7はこの接合状態を示しており、遊技盤2は底面板1a上に起立した状態に保持される。
1枚の遊技盤2を格納する場合には、この作業を更に続けて上面板1dと左側面板1bをそれぞれ折り曲げる次の工程に入ることになるが、当該実施例の様に複数枚を格納する場合は右側面板1cを起立させた状態において、底面板1a上の次の列に当る面ファスナ7上に次の遊技盤2の下端面部2aを当接し、その面ファスナ10を接合し、同時に左側端面2bの面ファスナ10を右側面板1cの面ファスナ7に接合する。
ここで、図面上の上方の第1列目に収められる遊技盤と下方の第5列目に納められる遊技盤を共に前面側を外に向けて収めるようにしているのは、背面側に装備される遊技制御回路基板等の電気部品類を収納するボックス11に対して外部から不正行為をされるのを防止し、また外部からの衝撃からこれら部品を保護するためであり、そのためここでは第4列目と第5列目の遊技盤の背面同士が向い合せとなるので、これらを接合する面ファスナ7,7の間隔が他のものより広くしてある。
この状態において容器本体1は展開した姿から角筒形に変形し、この筒の内部に各遊技盤2閉じ込め、且つ面ファスナ7と10の接合によって双方が一体に結合する状態となる。
そして、格納される遊技盤は相互に位置を固定されることから、互いに接触することがなく、従って緩衝材等による保護を必要としないため使用後の回収作業において緩衝材の処理等に手間取ることがなくなる。
この格納容器は容器本体1の上下に横列に面ファスナを配列し、格納する遊技盤2を図19に示すように背中合せに設置して両遊技盤のボックス11が内側に収められるようにしてある。
格納された遊技盤2は角筒形をなす容器本体の両端開口部に位置してその前面側を外に向け、電気部品類を収めるボックス11を内側に閉じ込め、これを保護することになる。
この実施例は、1枚の遊技盤が格納されることによって格納状態における容器本体1が不安定になるのを解消するのと、ボックス11を備える背面部が露出するのを防止するためのもので、ここでは2枚目の遊技盤が格納される面ファスナ7の列に遊技盤2と同一形状をなすダミー板12を介挿し、角筒形に組まれたときに開放する容器本体の開口部を塞ぐようにした例である。
この実施例では幕板13は底面板1aの上下の縁部に面ファスナ14,14を介して着脱自由に取付けてあり、遊技盤2の格納において容器本体が角筒形に組まれたとき、底面板1aとの接続部15,15を支点にして折り曲げ、その自由端縁に設ける面ファスナ16,16を上面板1dの上下の端縁内側面に沿って設ける面ファスナ17,17に止着して開口部を閉じるようにしてある。
また、ここでは2枚専用の格納容器について実施しているが、5枚用を始め、その他の枚数を格納する容器について実施することも可能である。
1a 底面板
1b 左側面板
1c 右側面板
1d 上面板
1e 閉止用片
2 遊技盤
2a 下端面部
2b 左端面部
2c 右端面部
2d 上端面部
3,4,5,6 折り曲げ線
7 面ファスナ
8,9,10 面ファスナ
12 ダミー板
13 幕板
16,17 面ファスナ
Claims (8)
- 遊技盤の下端面部を受ける底面板と、遊技盤の左右の側端面部を受ける左右の側面板と、遊技盤の上端面部を受ける上面板の4枚の面板を隣接する面板の端縁同士が折り曲げ自由に接続し、これにより展開した状態に一連に連設して容器本体を形成する一方、前記容器本体の前記面板の内側面と前記遊技盤の周端面部には互いに剥離自由に接合する面ファスナを止着して前記容器本体を各面板の端縁において直角に折り曲げ、角筒形に組上げるのに伴わせて該容器本体の各面板の内側面に対してそれぞれ対応する前記遊技盤の端面部を当接し、該面板の内側面と遊技盤の端面部にそれぞれ止着する前記面ファスナ相互を剥離自由に接合して、これにより角筒形に組立てられる前記容器本体の内部に前記遊技盤を固定し格納することを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項1に記載の遊技盤の格納容器において、前記容器本体の両端に位置する面板の少なくともいずれか一方の面板の端縁に閉止用片を延設することを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項1に記載の遊技盤の格納容器において、容器本体の内面側の一面に止着される面ファスナは帯片状の面ファスナとすると共に、該面ファスナを各面板の連設方向に沿って止着することを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項1に記載の遊技盤の格納容器において、容器本体の内面側の一面に止着される面ファスナは帯片状の短冊形面ファスナの複数個から形成し、該面ファスナを各面板の連設方向に沿って所要間隔をおいて配置し、止着することを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項4に記載の遊技盤の格納容器において、短冊形に形成した面ファスナは隣接する面板の接続される端縁間に渡って止着されることを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項3又は4又は5に記載の遊技盤の格納容器において、容器本体の内面側の一面に止着される面ファスナは各面板の連設方向に対して並行すると共に、相互の間に所要の間隔を置いて配置される複数条の面ファスナ列からなることを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項2に記載の遊技盤の格納容器において、閉止用片の内面側と該閉止用片と対向する容器本体の一方の端に位置する面板の外側面には剥離自由に接合する閉止用面ファスナを止着し、遊技盤の格納時に相互に接合して容器本体を角筒形に拘束することを特徴とした遊技盤の格納容器。
- 請求項7に記載の遊技盤の格納容器において、閉止用片の内面側及び面板の外側面に止着される面ファスナは上記閉止用片の端縁に並行する長さ方向に沿ってそれぞれ全長に亘って止着されることを特徴とした遊技盤の格納容器。
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