JP5124801B2 - 固形洗浄剤組成物 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、泡性能に優れ、且つ溶け崩れが少なく、更に、仕上り感触、製造性も良好とすることができる固形洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、固形洗浄料には、優れた泡立ちと好ましい仕上り感触が求められている。そこで、泡立ちを改良するために、高起泡性の合成界面活性剤を配合することで泡立ちを高める試みがなされている。また、固形石鹸基剤に、合成界面活性剤を配合することで、低刺激でマイルドな使用感を付与することが知られている。
【0003】
例えば特開平2−155996号公報には、石鹸基剤にベタイン系両性界面活性剤を配合することにより、使用時のぬるつきが少なく、且つ低刺激性の固形洗浄剤が提案されている。しかしながら、この提案の場合、泡立ちと溶け崩れ改善については考慮されておらず、また、その効果は充分でなかった。
【0004】
また、特開平5−214395号公報には、特定炭素鎖長の脂肪酸塩、ヨウ素価45未満の脂肪酸塩及び相乗的マイルド性付与活性剤を使用することで、ざらつきが少なく、泡立ちを改善した棒状化粧石鹸が提案されている。しかしながら、この提案の場合、溶け崩れは改善されるものの、その効果は充分ではなく、また、泡立ち向上については考慮されていなかった。
【0005】
一方、合成界面活性剤を配合した固形洗浄料は、実使用時に著しく溶け崩れるという欠点があった。これらの欠点を解決するために、種々の提案がなされているが(特開平7−41798号、特開平6−346100号、特開平7−26299号公報)、固形洗浄剤について、溶け崩れ、泡立ちの改善は、恒久的な課題である。
【0006】
また、更に良好な仕上り感触を得るために、油性成分を配合することが一般的に知られているが、固形洗浄剤組成物に油性成分を配合した場合、溶け崩れが著しく悪化するという問題があった。更に、合成界面活性剤を配合した固形洗浄剤組成物は、製造時、やわらかく、べたついて製造性が非常に悪いという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、優れた泡立ちを実現し、且つ溶け崩れが少なく、更に、仕上り感触、製造性も良好とすることができる固形洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、固形洗浄剤の基剤である脂肪酸塩について、ラウリン酸塩を25質量%以上含有し、且つオレイン酸塩の含有量が20質量%以下のときに、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上を配合した場合、泡立ちが極めて優れ、且つ溶け崩れが従来のものに比較して著しく改善されることを見出し、本発明をなすに至った。また、更に鋭意検討した結果、これらの併用成分として、(C)高級脂肪酸、(D)ノニオン性高分子化合物、カチオン性高分子化合物、両性高分子化合物、アニオン性高分子化合物から選ばれる1種又は2種以上の高分子化合物を配合すると、より一層泡性能が向上し、(E)高級アルコール、脂肪酸エステル、シリコーン誘導体、炭化水素類から選ばれる1種又は2種以上の油性成分を配合すると、良好な仕上り感触が得られることを見出し、更に、上記固形洗浄剤を製造する際、30℃以下で混練すると、製造性が良好となることを見出した。
【0009】
即ち、本発明は、(A)ラウリン酸塩の含有量が25〜80質量%であり、且つオレイン酸塩の含有量が5〜20質量%である高級脂肪酸塩であって、該高級脂肪酸塩の塩がアルカリ金属塩、アミン塩、塩基性アミノ酸塩から選ばれる1種又は2種以上である高級脂肪酸塩60〜90質量%と、
(B)カルボン酸型、硫酸エステル塩型、アルキルリン酸エステル塩型、ならびにN−アシルアミノスルホン酸塩及びスルホコハク酸ラウリルジナトリウムからなるアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤1〜15質量%と、
(E)高級アルコール、脂肪酸エステル、シリコーン誘導体及び炭化水素から選ばれる1種又は2種以上の油性成分とを含有してなることを特徴とする固形洗浄剤組成物を提供する。
【0010】
また、上記固形洗浄剤組成物が、更に、(C)高級脂肪酸を含有するものであったり、(D)ノニオン性高分子化合物、カチオン性高分子化合物、両性高分子化合物、アニオン性高分子化合物から選ばれる1種又は2種以上の高分子化合物を含有するものであったり、(E)高級アルコール、脂肪酸エステル、シリコーン誘導体、炭化水素類から選ばれる1種又は2種以上の油性成分を含有するものであると、より好適である。
【0011】
以下、本発明をより詳細に説明すると、本発明の固形洗浄剤組成物は、(A)ラウリン酸塩の含有量が25%(質量%、以下同様)以上であり、且つオレイン酸塩の含有量が20%以下である高級脂肪酸塩であって、該高級脂肪酸塩の塩がアルカリ金属塩、アミン塩、塩基性アミノ酸塩(対イオンがアルカリ金属イオン、アミン残基、塩基性アミノ酸残基)である高級脂肪酸塩と、(B)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤を含有するものである。
【0012】
ここで、本発明の固形洗浄剤組成物は、その基剤である(A)成分の高級脂肪酸塩中、ラウリン酸塩の含有量が25%以上、好ましくは30%以上であり、且つオレイン酸塩の含有量が20%以下、好ましくは5〜17%である。ラウリン酸塩が25%未満では泡立ちの向上が見られず、また、オレイン酸塩が20%を超えると、溶け崩れ改善効果が見られない。更に、オレイン酸が20%以下であっても、5〜17%の範囲外では、製造性が悪い場合があるため、オレイン酸は、5〜17%であることが望ましい。なお、ラウリン酸塩の含有量の上限値は、特に制限されるものではないが、他の成分の含有量を考慮すれば、80%以下が好適である。
【0013】
また、本発明の(A)成分の高級脂肪酸塩のラウリン酸塩、オレイン酸塩以外の構成成分は、本発明の効果を損なわない限りその種類は特に制限されるものではなく、このような構成成分としては、例えばカプロン酸塩、カプリル酸塩、カプリン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、パルミトオレイン酸塩、リノール酸塩、リノレン酸塩、エライジン酸塩等の直鎖の脂肪酸塩、イソステアリン酸塩、2−エチルヘキシル酸塩、オクチルドデカン酸塩のような分岐鎖の脂肪酸塩などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有される。
【0014】
本発明の上記(A)成分の高級脂肪酸塩の脂肪酸部の原料は、ラウリン酸塩の含有量が25%以上であり、且つオレイン酸塩の含有量が20%以下である高級脂肪酸塩が得られる限り、特に限定されるものではなく、油脂、脂肪酸、メチルエステルのいずれを用いても良い。
【0015】
上記油脂として、具体的には、天然油脂である牛脂、豚脂に代表される動物性油脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、大豆油、オリーブ油などに代表される植物性油脂等を1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用できる。
【0016】
また、上記脂肪酸として、具体的には、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、パルミトオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸等の直鎖の脂肪酸でも良いし、イソステアリン酸、2−エチルヘキシル酸、オクチルドデカン酸のような分岐鎖の脂肪酸でも良く、また、これらの混合物でも良い。また、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、牛脂脂肪酸のような天然の混合物でも良いし、パーム核油ステアリン脂肪酸やパーム核油オレイン脂肪酸のような分離させたものでも良いし、硬化牛脂脂肪酸や水添パーム油脂肪酸のような水素添加して飽和度を上げたものでも良い。
【0017】
また、本発明の上記(A)成分の高級脂肪酸塩の塩は、アルカリ金属塩、アミン塩、塩基性アミノ酸塩から選ばれる1種又は2種以上であり、より具体的には、ナトリウム塩,カリウム塩などのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミン,2−アミノ−2−メチルプロパノール,2−アミノ−2−メチルプロパンジオール等のアルカノールアミン塩などのアミン塩、リジン塩,アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩などが単独、もしくは混合して用いられる。これらの中でも塩基としては、ナトリウム化合物、カリウム化合物、トリエタノールアミンが好ましい。
【0018】
本発明の(A)成分は、組成物中に必ずしも脂肪酸塩として配合する必要はなく、脂肪酸部の原料、塩基を単独で配合して処方系の中で脂肪酸塩を形成させても良い。
【0019】
上記天然脂肪酸の代表的な組成を表1に示す。但し、本発明はこれに限定されるものではない。
【0020】
【表1】
Figure 0005124801
【0021】
なお、表1における脂肪酸は、下記の通りである。
C8:カプリル酸
C10:カプリン酸
C12:ラウリン酸
C14:ミリスチン酸
C16:パルミチン酸
C18:ステアリン酸
C18F1:オレイン酸
C18F2:リノール酸
【0022】
本発明の固形洗浄剤組成物において上記(A)成分の配合量は、特に制限されるものではないが、通常、組成物全量に対して好ましくは60%以上、より好ましくは60〜90%である。配合量が少なすぎたり、極端に多すぎると泡立ちや製造性の点で問題となる場合がある。
【0023】
本発明の(B)成分は、上記(A)成分の高級脂肪酸塩を除くアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤であり、これらの中でも両性界面活性剤が、泡立ちの点で好ましい。上記界面活性剤は、通常の洗浄に用いられるものであればその種類は特に制限されず、アニオン性界面活性剤としては、例えばカルボン酸塩型、スルホン酸塩型、硫酸エステル塩型、アルキルリン酸エステル塩型などを用いることができる。
【0024】
より具体的には、上記カルボン酸塩型としては、例えばアルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシルグルタミン酸塩などが挙げられ、より具体的には、例えばラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルメチル−β−アラニントリエタノールアミンなどが挙げられる。上記スルホン酸塩型としては、例えばN−アシルアミノスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスルホコハク酸塩などが挙げられ、より具体的には、例えばN−ココイルメチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸ナトリウムなどが挙げられる。また、上記硫酸エステル塩型としては、例えば高級アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などが挙げられる。更に、上記アルキルリン酸エステル塩型としては、例えばモノラウリルリン酸トリエタノールアミン、モノラウリルリン酸ジカリウムなどが挙げられる。
【0025】
また、両性界面活性剤及び半極性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されず、例えばイミダゾリン型(アミドアミン型)、アミドアミノ酸塩、カルボベタイン型(アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン)等のカルボン酸型両性界面活性剤、スルホベタイン型(アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン)、ホスホベタイン型、アシル第3級アミンオキサイド、アシル第3級ホスフォンオキシドなどを使用することができる。
【0026】
上記カルボン酸型両性界面活性剤としては、より具体的には、上記イミダゾリン型として、例えばヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなど、上記アルキルベタインとして、例えばラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなど、上記アルキルアミドベタインとして、例えばヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどが挙げられる。また、上記アルキルスルホベタインとして、例えばヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタインなど、上記アルキルヒドロキシスルホベタインとして、例えばラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタインなど、上記ホスホベタイン型として、例えばラウリルヒドロキシホスホベタインなどが挙げられる。更に、上記アシル第3級アミンオキサイドとしては、例えばラウリルジメチルアミンオキサイドなど、上記アシル第3級ホスフォンオキサイドとしては、例えばラウリルジメチルホスフォンオキサイドなどが挙げられる。
【0027】
ノニオン性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されず、例えばポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤、モノあるいはジエタノールアミド型ノニオン性界面活性剤、糖系ノニオン性界面活性剤、グリセリン系ノニオン性界面活性剤などを使用することができる。
【0028】
ここで、上記ポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤には、1種のポリオキシアルキレン付加型と2種以上のポリオキシアルキレン付加型があり、いずれも好適に使用することができる。具体的には、前者として、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、後者として、例えばポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどが挙げられる。なお、上記ポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤のアルキレンオキサイド基の平均付加モル数は、特に制限されるものではなく、通常、洗浄剤組成物に使用されるポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤と同様のものを好適に使用することができる。上記モノあるいはジエタノールアミド系ノニオン性界面活性剤としては、例えばラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、N−ポリヒドロキシアルキル脂肪酸アミドなどが挙げられる。
【0029】
上記糖系ノニオン性界面活性剤としては、例えば糖エーテル系であるアルキルサッカライド系、糖アミド系、ソルビタン脂肪酸エステル系、ショ糖脂肪酸エステル系などが挙げられ、上記アルキルサッカライド系ノニオン性界面活性剤として、より具体的には、下記一般式(1)で表されるものなどが挙げられる。
【0030】
2−O−(R3O)r−Gs (1)
(但し、上記式(1)中、R2は炭素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示し、R3は炭素数2〜4のアルキレン基を示す。また、Gは炭素数5〜6の還元糖を示し、rは0〜10、sは1〜10の数を示す)
【0031】
また、上記糖アミド系ノニオン性界面活性剤として、より具体的には、例えばN−メチルラウリルグルカミドなどのN−メチルアルキルグルカミド等が挙げられ、上記ソルビタン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤として、より具体的には、例えばモノイソステアレン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタンなどが挙げられる。更に、上記ショ糖脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤として、より具体的には、例えばラウリン酸ショ糖エステル、ショ糖モノステアレート、POPショ糖モノラウレートなどが挙げられる。
【0032】
上記グリセリン系ノニオン性界面活性剤としては、例えばセスキオレイン酸グリセリン、ポリオキシエチレングリセリルモノステアレートなどのモノグリセリン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤、モノイソステアリン酸ポリグリセリル等の脂肪酸エステル型ポリグリセリン系ノニオン性界面活性剤、ポリグリセリル・ポリオキシブチレンステアリルエーテルなどのアルキルエーテル型ポリグリセリン系ノニオン性界面活性剤等が挙げられる。
【0033】
本発明の固形洗浄剤組成物において上記(B)成分の配合量は、特に制限されるものではないが、通常、組成物全量に対して好ましくは1〜15%、より好ましくは5〜15%である。1%未満では充分な泡性能の向上が見られない場合があり、また、15%を超えると溶け崩れにおいて好ましくない場合がある。
【0034】
本発明の固形洗浄剤組成物は、上記成分に加えて、更に、(C)成分として高級脂肪酸を配合すると、より好適であり、配合し得る高級脂肪酸塩として、具体的には、好ましくは炭素数8〜20、特に12〜18の各種炭素鎖長の脂肪酸の混合物を使用することができ、このような高級脂肪酸として、より具体的には、例えばカプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸等の直鎖の脂肪酸、イソステアリン酸、2−エチルヘキシル酸、オクチルドデカン酸のような分岐鎖の脂肪酸などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて配合することができる。また、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、牛脂脂肪酸のような天然の混合物、パーム核油ステアリン脂肪酸やパーム核油オレイン脂肪酸のような分離させたものも使用できる。更に、硬化牛脂脂肪酸や水添パーム油脂肪酸のような水素添加して飽和度を上げたものを使用することもできる。
【0035】
本発明の固形洗浄剤組成物に上記(C)成分を配合する場合、その配合量は、特に制限される者ではないが、通常、組成物全量に対して好ましくは0.5〜10%、より好ましくは3〜10%である。0.5%未満では泡性能の向上が見られない場合があり、また、10%を超えると溶け崩れにおいて好ましくない場合がある。
【0036】
本発明の固形洗浄剤組成物は、上記成分に加えて、更に、(D)成分として、ノニオン性高分子化合物、カチオン性高分子化合物、両性高分子化合物、アニオン性高分子化合物から選ばれる1種又は2種以上の高分子化合物を配合すると、より好適であり、これらは通常の洗浄剤に用いられるものであれば、その種類は特に制限されず、具体的には、アニオン性高分子化合物としては、例えば、天然高分子化合物としてカラギーナン、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸プロピレングリコール、ヒアルロン酸など、合成高分子化合物としてカルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸、マレイン酸共重合体、マレイン酸・ジイソブチレン共重合体、メタクリル酸・アクリル酸エステル共重合体などが挙げられる。上記メタクリル酸・アクリル酸エステル共重合体として、より具体的には、例えば、メタクリル酸・アクリル酸メチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸エチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸プロピル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸エチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸プロピル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸エチル・アクリル酸プロピル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸エチル・アクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸プロピル・アクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸エチル・アクリル酸プロピル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸エチル・アクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸プロピル・アクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸メチル・アクリル酸エチル・アクリル酸プロピル共重合体・アクリル酸ブチル共重合体などが挙げられる。
【0037】
ノニオン性高分子化合物としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙げられる。
【0038】
カチオン性高分子化合物としては、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、カチオン化セルロース、カチオン化グァーガム、アジピン酸ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチルトリアリアミン共重合体、ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・牛脂アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物などが挙げられる。なお、上記(C)成分の高分子化合物の重合度は特に制限されるものではなく、通常、洗浄剤組成物に使用される高分子化合物の重合度と同様のものを好適に使用することができる。
【0039】
本発明の固形洗浄剤組成物に上記(D)成分を配合する場合、その配合量は、特に制限されるものではないが、通常、組成物全量に対して好ましくは0.01〜5%である。0.01%未満では泡性能の向上は見られない場合があり、また5%を超えると、溶け崩れにおいて好ましくない場合がある。
【0040】
本発明の固形洗浄剤組成物は、上記成分に加えて、更に、(E)成分として、高級アルコール、脂肪酸エステル、シリコーン誘導体、炭化水素類から選ばれる1種又は2種以上の油性成分を配合すると、より好適であり、これらは通常洗浄剤組成物に使用される成分を使用することができる。
【0041】
具体的には、例えば、ワックス、ワセリン、流動パラフィン、ペトロラクタムなどの鉱油;脂肪酸トリグリセリド、高級脂肪酸エステルなどの合成油;ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの高級アルコール(特に炭素数16〜22);スクワラン、鯨油、シール油、コッドレバー、獣脂、ミツロウなどの動物油;植物性スクワラン、アーモンド油、アラキン、麦芽油、パーム油、パーム核油、ヤシ油、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、カルナバロウなどの植物油が挙げられる。また、シリコーン類として、ジメチルシリコーンオイル、環状シリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンなどが用いられる。なお、上記シリコーン類の粘度は、特に制限されるものではなく、通常、洗浄剤組成物に配合されるシリコーン類と同様の粘度のものを好適に使用することができる。
【0042】
本発明の固形洗浄剤組成物に上記(E)成分を配合する場合、その配合量は特に制限されるものではないが、通常、組成物全量に対して、好ましくは0.1〜10%である。0.1%未満では良好な仕上り感触が得られない場合があり、また、10%を超えると溶け崩れにおいて好ましくない場合がある。
【0043】
本発明の固形洗浄剤組成物は、上記成分に加えて、更に、任意成分を本発明の効果を妨げない範囲で適宜配合することができる。上記任意成分としては、例えば、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、ビタミンなどの薬剤、殺菌剤、防腐剤、pH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、顔料、無機粉体などが挙げられる。なお、これら任意成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量配合することができる。
【0044】
本発明の固形洗浄剤組成物は、その製造方法が特に制限されるものではないが、30℃以下で混練すると、より好適であり、更に好ましくは15〜25℃である。具体的には、例えば以下の製造方法によって、より好適に製造することができる。但し、本発明の固形洗浄剤組成物の製造方法は、これらに制限されるものではない。
【0045】
製造方法▲1▼
ニーダー内で、(A)成分の原料脂肪酸(あるいは脂肪酸メチルエステル、油脂)を90℃に加熱し、溶解させた後、(B)成分の界面活性剤を混合する。これに48%NaOH水溶液を加えながら攪拌し、脂肪酸を完全に中和し、(A)成分とする。これに必要に応じて(C)成分の高級脂肪酸、キレート剤、水分調整用精製水を添加、均一に混合し、水分約30%の石鹸糊を得る。
【0046】
その後、熱交換器を通して120〜140℃まで温度を上昇させ、真空度を100〜140mmHgにコントロールした真空乾燥塔内噴霧して水分10%まで乾燥し、2軸式単段プロッダーを通してペレット状に加工し、これを石鹸素地とする。
【0047】
この石鹸素地に、必要に応じて上記(D)成分の高分子化合物、上記(E)成分の油性成分、有効成分、着色剤、香料等を添加した後、必要に応じて冷却水で冷却した2軸式2段プロッダーにて30℃以下で混練したものを型打ちし、固形洗浄剤組成物を得る。
【0048】
製造方法▲2▼
ニーダー内で、(A)成分の原料脂肪酸(あるいは脂肪酸メチルエステル、油脂)を90℃に加熱し、溶解する。これに48%NaOH水溶液及び(B)成分の合成界面活性剤を同時に加えながら攪拌し、脂肪酸を完全に中和し、(A)成分とする。これに必要に応じて(C)成分の高級脂肪酸、キレート剤、水分調整用精製水を添加、均一に混合し、水分約30%の石鹸糊を得る。
【0049】
その後、熱交換器を通して120〜140℃まで温度を上昇させ、真空度を100〜140mmHgにコントロールした真空乾燥塔内噴霧して水分10%まで乾燥し、2軸式単段プロッダーを通してペレット状に加工し、これを石鹸素地とする。
【0050】
この石鹸素地に、必要に応じて上記(D)成分の高分子化合物、上記(E)成分の油性成分、有効成分、着色剤、香料等を添加した後、必要に応じて冷却水で冷却した2軸式2段プロッダーにて30℃以下で混練したものを型打ちし、固形洗浄剤組成物を得る。
【0051】
製造方法▲3▼
(A)成分の原料脂肪酸(あるいは脂肪酸メチルエステル、油脂)を予め90℃に加温溶解する。これをラインミキサーに移送し、同時に48%NaOH水溶液及び(B)成分の合成界面活性剤を添加しながら攪拌し、脂肪酸を完全に中和し、(A)成分とする。これに必要に応じて(C)成分の高級脂肪酸、キレート剤、水分調整用精製水を添加、均一に混合し、水分約30%の石鹸糊を得る。
【0052】
その後、熱交換器を通して120〜140℃まで温度を上昇させ、真空度を100〜140mmHgにコントロールした真空乾燥塔内噴霧して水分10%まで乾燥し、2軸式単段プロッダーを通してペレット状に加工し、これを石鹸素地とする。
【0053】
この石鹸素地に、必要に応じて上記(D)成分の高分子化合物、上記(E)成分の油性成分、有効成分、着色剤、香料等を添加した後、必要に応じて冷却水で冷却した2軸式2段プロッダーにて30℃以下で混練したものを型打ちし、固形洗浄剤組成物を得る。
【0054】
製造方法▲4▼
ニーダー内で、(A)成分の原料脂肪酸(あるいは脂肪酸メチルエステル、油脂)を90℃に加熱し、溶解させた後、(B)成分の合成界面活性剤を混合する。これに48%NaOH水溶液を加えながら攪拌し、脂肪酸を完全に中和し、(A)成分とする。これに(B)成分の合成界面活性剤を添加、さらに必要に応じて(C)成分の高級脂肪酸、キレート剤、水分調整用精製水を添加、均一に混合し、水分約30%の石鹸糊を得る。
【0055】
その後、熱交換器を通して120〜140℃まで温度を上昇させ、真空度を100〜140mmHgにコントロールした真空乾燥塔内噴霧して水分10%まで乾燥し、2軸式単段プロッダーを通してペレット状に加工し、これを石鹸素地とする。
【0056】
この石鹸素地に、必要に応じて上記(D)成分の高分子化合物、上記(E)成分の油性成分、有効成分、着色剤、香料等を添加した後、必要に応じて冷却水で冷却した2軸式2段プロッダーにて30℃以下で混練したものを型打ちし、固形洗浄剤組成物を得る。
【0057】
製造方法▲5▼
(A)成分の原料脂肪酸(あるいは脂肪酸メチルエステル、油脂)を予め90℃に加温溶解し、これをラインミキサーに移送し、48%NaOH水溶液を添加しながら攪拌して、脂肪酸を完全に中和し、(A)成分とする。これに(B)成分の合成界面活性剤を添加、さらに必要に応じて(C)成分高級脂肪酸、キレート剤、水分調整用精製水を添加、均一に混合し、水分約30%の石鹸糊を得る。
【0058】
その後、熱交換器を通して120〜140℃まで温度を上昇させ、真空度を100〜140mmHgにコントロールした真空乾燥塔内噴霧して水分10%まで乾燥し、2軸式単段プロッダーを通してペレット状に加工し、これを石鹸素地とする。
【0059】
この石鹸素地に、必要に応じて上記(D)成分の高分子化合物、上記(E)成分の油性成分、有効成分、着色剤、香料等を添加した後、必要に応じて冷却水で冷却した2軸式2段プロッダーにて30℃以下で混練したものを型打ちし、固形洗浄剤組成物を得る。
【0060】
製造方法▲6▼
ニーダー内で、(A)成分の原料脂肪酸(あるいは脂肪酸メチルエステル、油脂)を90℃に加温し、溶解させた後、これに48%NaOH水溶液を加えながら攪拌し、脂肪酸を完全に中和し、(A)成分とする。これに必要に応じて(C)成分の高級脂肪酸、キレート剤、水分調整用精製水を添加、均一に混合し、水分約30%の石鹸糊を得る。
【0061】
その後、熱交換器を通して120〜140℃まで温度を上昇させ、真空度を100〜140mmHgにコントロールした真空乾燥塔内噴霧して水分10%まで乾燥し、2軸式単段プロッダーを通してペレット状に加工する。
【0062】
これに、(B)成分の合成界面活性剤を添加した後、40℃に加温した3本ロールにて混練しながら水分10%まで乾燥させ、石鹸素地とする。
【0063】
この石鹸素地に、必要に応じて上記(D)成分の高分子化合物、上記(E)成分の油性成分、有効成分、着色剤、香料等を添加した後、必要に応じて冷却水で冷却した2軸式2段プロッダーにて30℃以下で混練したものを型打ちし、固形洗浄剤組成物を得る。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、優れた泡立ちを実現し、且つ溶け崩れが少なく、更に、仕上り感触、製造性も良好とすることも可能な固形洗浄剤組成物が得られる。
【0065】
【実施例】
次に、本発明を実施例及び比較例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
【0066】
[実施例1〜3及び比較例1〜5]
表3及び表4に示す組成からなる本発明の(A)成分の脂肪酸塩1〜21及び比較脂肪酸塩22〜24を使用し、表5〜12の組成、製造方法(表中の製造方法丸数字1〜丸数字6は、それぞれ上記製造方法丸数字1〜丸数字6を示す)及び混練温度に従って実施例及び比較例の5×7.5×2.5cmの固形洗浄剤組成物を得た。これらの固形洗浄剤組成物について、泡立ち、溶け崩れ、しっとり感、製造性、香気安定性を下記評価方法に従って評価した。結果を表5〜12に併記する。
【0067】
[評価方法]
▲1▼泡立ち
パネラー30名が、上記実施例、比較例の固形洗浄剤組成物を手洗いにて使用した後、下記評価基準に基づいて泡の量を官能評価し、その平均値を求めた。
【0068】
<評価基準>
5:非常に良い
4:良い
3:やや良い
2:悪い
1:非常に悪い
【0069】
▲2▼溶け崩れ
上記実施例、比較例の固形洗浄剤組成物を30℃の水中に1時間浸漬した後、1時間乾燥したものを、製造直後の対照見本と比較して以下の基準により評価した。
【0070】
<評価基準>
5:対照見本と比べて差がない
4:対照見本と比べてごくわずかに溶け崩れがある
3:対照見本と比べてわずかに溶け崩れがある
2:対照見本と比べてやや溶け崩れがある
1:対照見本と比べてかなり溶け崩れがある
【0071】
▲3▼しっとり感
パネラー30名が、上記実施例、比較例の固形洗浄剤組成物を皮膚に使用した後、下記評価基準に基づいてしっとり感を官能的に評価し、その平均値を求めた。
【0072】
<評価基準>
5:非常に良い
4:良い
3:やや良い
2:悪い
1:非常に悪い
【0073】
▲4▼製造性
上記実施例、比較例の固形洗浄剤組成物の製造時、特に混練の際、プロッダーからの排出性及び成形機からの型離れについて下記評価基準に基づいて評価した。
【0074】
<評価基準>
3:組成物が充分固く、べたつかず、混練機からの排出性及び成形機からの型離れが非常に良い
2:組成物がやややわらかく、ややべたつくが、混練機からの排出性及び成形機からの型離れは良い
1:組成物がやわらかく、べたついて、混練機からの排出性及び成形機からの型離れが悪い
【0075】
▲5▼香気安定性
表2に示す各容器に、調製した上記実施例、比較例の固形洗浄剤組成物をそれぞれ包装し、35℃で1ヵ月間静置後の香りを、冷蔵保存した対照見本と比較して評価した。
【0076】
<評価基準>
3:いずれの容器においても対照見本と比べて変化がない
2:いずれの容器においても対照見本と比べてわずかに変化がある
1:いずれの容器においても対照見本と比べてかなり変化がある
【0077】
【表2】
Figure 0005124801
【0078】
PET:ポリエチレンテレフタレート
PP :ポリプロピレン
CPP:延伸してないPP
OPP:2軸延伸PP
AL :アルミニウム
PE :ポリエチレン
【0079】
【表3】
Figure 0005124801
【0080】
椰子油脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂45℃硬化脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂51℃硬化脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂0号脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂1号脂肪酸(日本油脂社製)
【0081】
【表4】
Figure 0005124801
【0082】
椰子油脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂45℃硬化脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂51℃硬化脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂0号脂肪酸(日本油脂社製)
牛脂1号脂肪酸(日本油脂社製)
【0083】
【表5】
Figure 0005124801
【0084】
【表6】
Figure 0005124801
【0085】
【表7】
Figure 0005124801
【0086】
【表8】
Figure 0005124801
【0087】
【表9】
Figure 0005124801
【0088】
【表10】
Figure 0005124801
【0089】
【表11】
Figure 0005124801
【0090】
【表12】
Figure 0005124801
【0091】
実施例1〜39及び比較例1〜5で使用した各種成分は以下の通りである。
*1 アミノソープAR−12(味の素社製)
*2 アミソフトLK−11(味の素社製)
*3 アミライトGCK−12(味の素社製)
*4 ソイポンSLE(川研ファインケミカル社製)
*5 テキシンSS(ヘンケル社製)
*6 ビューライトLSS(三洋化成社製)
*7 サンノールLMT−1430(ライオン化学社製)
*8 エナジコールEC−30(ライオン化学社製)
*9 NIKKOL LMT(日光ケミカルズ社製)
*10 エナジコールDP−30(ライオン化学社製)
*11 レボンAPL(三洋化成社製)
*12 NIKKOL AM−301(日光ケミカルズ社製)
*13 オバゾリンLB−SF(東邦化学工業製)
*14 エナジコールL−30B(ライオン化学社製)
*15 MIRANOL C2M−NP−HV(日光ケミカルズ社製)
*16 ソフタゾリン HL−R(川研ファインケミカル社製)
*17 ソフタゾリン CL(川研ファインケミカル社製)
*18ソフタゾリン LSB(川研ファインケミカル社製)
*19 アミセーフ LMA−60(味の素社製)
*20 アロモックスDM12D−W(ライオン化学社製)
*21 NIKKOL HCO−20(日光ケミカルズ社製)
*22 NIKKOL TMGO−5(日光ケミカルズ社製)
*23 ニューポールPE−61(三洋化成社製)
*24 Sフェイス IS−1002(阪本薬品工業社製)
*25 Sフェイス L−401(阪本薬品工業社製)
*26 アミゾール LME(川研ファインケミカル社製)
*27 ホームリードCD(ライオン化学社製)
*28 SY−DP14(阪本薬品工業社製)
*29 エマレックスGWIS−103(日本エマルジョン社製)
*30 NIKKOL TS−30(日光ケミカルズ社製)
*31 サンソフトSE−16P(太陽化学社製)
*32 プランタケア2000UP(ヘンケルジャパン社製)
*33 エマレックス703(日本エマルジョン社製)
*34 エマレックス102(日本エマルジョン社製)
*35 エマレックス603(日本エマルジョン社製)
*36 エマレックスOD−5(日本エマルジョン社製)
*37 エマレックスLWS−5(日本エマルジョン社製)
*38 エマレックスPGML(日本エマルジョン社製)
*39 エマレックスGWIS−10(日本エマルジョン社製)
*40 エマレックスHC−5(日本エマルジョン社製)
*41 エマレックスRWIS−10(日本エマルジョン社製)
*42 エマレックスBHA−30(日本エマルジョン社製)
*43 エマレックス611(日本エマルジョン社製)
*44 メトローズSM1500(信越化学工業製)
*45 HECダイセルSP550(ダイセル化学工業製)
*46 メトロ−ズSEB04T(信越化学工業製)
*47 メトロ−ズ60SH50(信越化学工業製)
*48 メトロ−ズ65SH1500(信越化学工業製)
*49 ポリオックスWSR−750(ユニオンカーバイド製)
*50 ゴーセノールEG−25(日本合成化学工業製)
*51 カラギニン CSK−1(三栄源エフ・エフ・アイ社製)
*52 ネオソフトG−11(太陽化学社製)
*53 レオガードGP(ライオン化学製)
*54 レオガードLP(ライオン化学製)
*55 ルビカットFC370(BASF製)
*56 マーコート550(カルゴン製)
*57 マーコートプラス3330(カルゴン製)
*58 レオアールMS100(ライオン化学製)
*59 レオアールMS200(ライオン化学製)
*60 カーボポール1342(BFグッドリッチ製)
*61 ペミュレンTR−2(BFグッドリッチ製)
*62 アキュリン22(ローム・アンド・ハース製)
*63 ルビフレックスsoft(BASF製)
*64 カーボポール9402(BFグッドリッチ製)
*65 SH200C−30cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*66 SH200−10,000cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*67 SH200−100,000cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*68 SH200−1,000,000cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*69 SH245(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*70 SH556(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*71 SH771M(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*72 SH3775M(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*73 SH3748東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*74 DC5200(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*75 SM8702C(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*76 BY22−009(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*77 BY22−050A(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*78 BY22−055(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*79 BY22−060(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
*80 ディゾルビンNA−2(ライオン化学製)
*81 フェリオックス115(ライオン化学製)
【0092】
表13〜23の組成に従って、実施例3946の固形洗浄剤組成物をそれぞれ常法に準じて調製した。なお、下記組成において合計配合量はいずれも100質量%である。また、混練工程の温度は、25℃とした。いずれの固形洗浄剤組成も、泡立ちに優れ、且つ溶け崩れが少なく、仕上り感触が良好で、製造時の製造性が良好であった。
【0093】
【表13】
Figure 0005124801
【0094】
【表14】
Figure 0005124801
【0095】
【表15】
Figure 0005124801
【0096】
【表16】
Figure 0005124801
【0097】
【表17】
Figure 0005124801
【0098】
【表18】
Figure 0005124801
【0101】
【表21】
Figure 0005124801
【0103】
【表23】
Figure 0005124801
【0104】
なお、上記実施例1〜3、比較例1〜5及び実施例3946で使用した香料A〜Dは特願2001−115911号の表8〜14に記載した香料組成物A〜Dである。

Claims (4)

  1. (A)ラウリン酸塩の含有量が25〜80質量%であり、且つオレイン酸塩の含有量が5〜20質量%である高級脂肪酸塩であって、該高級脂肪酸塩の塩がアルカリ金属塩、アミン塩、塩基性アミノ酸塩から選ばれる1種又は2種以上である高級脂肪酸塩60〜90質量%と、
    (B)カルボン酸型、硫酸エステル塩型、アルキルリン酸エステル塩型、ならびにN−アシルアミノスルホン酸塩及びスルホコハク酸ラウリルジナトリウムからなるアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤1〜15質量%と、
    (E)高級アルコール、脂肪酸エステル、シリコーン誘導体及び炭化水素から選ばれる1種又は2種以上の油性成分とを含有してなることを特徴とする固形洗浄剤組成物。
  2. 更に、(C)高級脂肪酸を含有する請求項1記載の固形洗浄剤組成物。
  3. 更に、(D)ノニオン性高分子化合物、カチオン性高分子化合物、両性高分子化合物、アニオン性高分子化合物から選ばれる1種又は2種以上の高分子化合物を含有する請求項1又は2記載の固形洗浄剤組成物。
  4. (E)成分の配合量が、固形洗浄剤組成物全量に対して、0.1〜10質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の固形洗浄剤組成物。
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