JP2013071924A - シャンプー - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は泡立ちの優れ、且つすすいだ後にキシミがなく、しっとりした後感にも関わらず、毛髪のハリやコシのある状態を保つシャンプーを得ること。
【解決手段】
陰イオン界面活性剤と、両性界面活性剤と、カチオン化高分子と、ポリグリセリル脂肪酸エステルと、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールから選択される1種以上の水溶性エステル類を配合したシャンプーが本課題を解決することがわかった。
さらにカチオン化高分子が塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体であるとより効果の高いシャンプーが得られた。
【選択図】なし
本発明の目的は泡立ちの優れ、且つすすいだ後にキシミがなく、しっとりした後感にも関わらず、毛髪のハリやコシのある状態を保つシャンプーを得ること。
【解決手段】
陰イオン界面活性剤と、両性界面活性剤と、カチオン化高分子と、ポリグリセリル脂肪酸エステルと、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールから選択される1種以上の水溶性エステル類を配合したシャンプーが本課題を解決することがわかった。
さらにカチオン化高分子が塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体であるとより効果の高いシャンプーが得られた。
【選択図】なし
Description
本発明は、泡立ちが優れ、且つすすいだ後にキシミがなく、しっとりした後感にも関わらず、毛髪のハリやコシのある状態を保つシャンプーに関する。
シャンプーに関しては頭髪や頭皮を清潔に保つために洗浄するという基本機能があり、泡立ちの優れた商品が求められているが、これに加えてすすいだ後にキシミがなく、しっとりした後感も求められている。そのためポリグリセリン脂肪酸エステルの利用やカチオン化高分子が利用されている。(特許文献1,2)
しかしながら充分にこれらを解決した製剤が得られていないのが実情である。
特開2003−55128号公報
特開2008−81415号公報
しかしながら充分にこれらを解決した製剤が得られていないのが実情である。
本発明は泡立ちの優れ、且つすすいだ後にキシミがなく、しっとりした後感にも関わらず、毛髪のハリやコシのある状態を保つシャンプーを得ることである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、陰イオン界面活性剤と、両性界面活性剤と、ポリグリセリル脂肪酸エステルと、カチオン化高分子と、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールから選択される1種以上の水溶性エステル類を配合した組成物が本課題を解決したシャンプーであることがわかった。以下に詳細な説明をします。
陰イオン界面活性剤としては、以下の物質が例示される。
アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。
これらの中でも、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩等が好ましい。
陰イオン界面活性剤の配合量は、陰イオン界面活性剤の種類、陰イオン界面活性剤以外の界面活性剤の種類や量、その他の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、1〜50重量%、好ましくは3〜30重量%が適当である。
アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。
これらの中でも、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩等が好ましい。
陰イオン界面活性剤の配合量は、陰イオン界面活性剤の種類、陰イオン界面活性剤以外の界面活性剤の種類や量、その他の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、1〜50重量%、好ましくは3〜30重量%が適当である。
両性界面活性剤としては、
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びリシノレイン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等やそのナトリウム塩、カリウム塩、及びトリエタノールアミン塩等の脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びその塩
デシルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、オレイルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ベヘニルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等やそのナトリウム塩、カリウム塩、及びトリエタノールアミン塩等のアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びその塩
N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン(2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン)、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン等のN−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩(イミダゾリン型)
ココアンホジ酢酸Na、ココアンホジプロピオン酸Na、及びラウロアンホジ酢酸Na等のN−アシルアミノエチル−N−カルボキシメトキシエチルアミノカルボン酸塩、
及びヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンが例示できる。
これら両性界面活性剤より1種以上選択して用いるが、好ましくは2種以上選択し、その1つがヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンであることがさらに望ましい。
両性界面活性剤の配合量は、両性界面活性剤の種類、両性界面活性剤以外の界面活性剤の種類や量、その他の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、1〜30重量%、好ましくは2〜20重量%が適当である。
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びリシノレイン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等やそのナトリウム塩、カリウム塩、及びトリエタノールアミン塩等の脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びその塩
デシルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、オレイルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ベヘニルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等やそのナトリウム塩、カリウム塩、及びトリエタノールアミン塩等のアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びその塩
N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン(2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン)、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン等のN−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩(イミダゾリン型)
ココアンホジ酢酸Na、ココアンホジプロピオン酸Na、及びラウロアンホジ酢酸Na等のN−アシルアミノエチル−N−カルボキシメトキシエチルアミノカルボン酸塩、
及びヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンが例示できる。
これら両性界面活性剤より1種以上選択して用いるが、好ましくは2種以上選択し、その1つがヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンであることがさらに望ましい。
両性界面活性剤の配合量は、両性界面活性剤の種類、両性界面活性剤以外の界面活性剤の種類や量、その他の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、1〜30重量%、好ましくは2〜20重量%が適当である。
ポリグリセリル脂肪酸エステルとしてはグリセリンの重合度が5〜30、脂肪酸は炭素数が10〜22、直鎖、分岐、飽和、不飽和のいずれかでエステル化度は平均、0.6〜3.0であって、HLBが12.0以上が好ましい。
上記に記載したポリグリセリル脂肪酸エステルの配合量は、ポリグリセリル脂肪酸エステルの種類、その他の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、0.3〜30重量%、好ましくは0.5〜10重量%が適当である。
勿論、これ以外の非イオン界面活性剤も配合することは可能である。非イオン界面活性剤を例示すれば、
グリセリン脂肪酸エステル類、たとえばモノステアリン酸グリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリルなど、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、たとえばモノステアリン酸、POEグリセリルモノオレイン酸POEグリセリルなど、前述した範囲外のポリグリセリン脂肪酸エステル類、たとえばモノステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸テトラグリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリルなど、ソルビタン脂肪酸エステル類、たとえばモノラウリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタンなど、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、たとえばモノヤシ脂肪酸POEソルビタン、トリステアリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタンなど、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、たとえばモノラウリン酸POEソルビット、テトラオレイン酸POEソルビットなど、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、たとえば、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコールなど、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、たとえばPOEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテルなど、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、たとえばPOE・POPセチルエーテル、POE・POPデシルテトラデシルエーテルなど、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、例えばPOEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル、POE分鎖オクチルフェニルエーテルなど、ポリオキシエチレンアルキルアミン類、たとえばPOEステアリルアミン、POEオレイルアミンなど、脂肪酸アルカノールアミド類、たとえばヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミドなど、ポリオキシエチレンアルカノールアミド類、たとえばPOEラウリン酸モノエタノールアミド、POEヤシ脂肪酸モノエタノールアミド、POE牛脂脂肪酸モノエタノールアミド、アセチレングリコール、POEアセチレングリコール、POEラノリン、POEラノリンアルコール、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POEフィトステロール、POEコレスタノール、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物などが挙げられる。
なお、非イオン界面活性剤の配合量は非イオン界面活性剤の種類や他の配合物の種類や量によって大きく変わるが、非イオン界面活性剤全体で0.5〜15%が好ましい。
上記に記載したポリグリセリル脂肪酸エステルの配合量は、ポリグリセリル脂肪酸エステルの種類、その他の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、0.3〜30重量%、好ましくは0.5〜10重量%が適当である。
勿論、これ以外の非イオン界面活性剤も配合することは可能である。非イオン界面活性剤を例示すれば、
グリセリン脂肪酸エステル類、たとえばモノステアリン酸グリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリルなど、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、たとえばモノステアリン酸、POEグリセリルモノオレイン酸POEグリセリルなど、前述した範囲外のポリグリセリン脂肪酸エステル類、たとえばモノステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸テトラグリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリルなど、ソルビタン脂肪酸エステル類、たとえばモノラウリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタンなど、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、たとえばモノヤシ脂肪酸POEソルビタン、トリステアリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタンなど、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、たとえばモノラウリン酸POEソルビット、テトラオレイン酸POEソルビットなど、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、たとえば、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコールなど、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、たとえばPOEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテルなど、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、たとえばPOE・POPセチルエーテル、POE・POPデシルテトラデシルエーテルなど、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、例えばPOEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル、POE分鎖オクチルフェニルエーテルなど、ポリオキシエチレンアルキルアミン類、たとえばPOEステアリルアミン、POEオレイルアミンなど、脂肪酸アルカノールアミド類、たとえばヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミドなど、ポリオキシエチレンアルカノールアミド類、たとえばPOEラウリン酸モノエタノールアミド、POEヤシ脂肪酸モノエタノールアミド、POE牛脂脂肪酸モノエタノールアミド、アセチレングリコール、POEアセチレングリコール、POEラノリン、POEラノリンアルコール、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POEフィトステロール、POEコレスタノール、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物などが挙げられる。
なお、非イオン界面活性剤の配合量は非イオン界面活性剤の種類や他の配合物の種類や量によって大きく変わるが、非イオン界面活性剤全体で0.5〜15%が好ましい。
本発明のカチオン化高分子としては、カチオン基又はカチオン基にイオン化され得る基を有するポリマーをいい、全体としてカチオン性となる両性ポリマーも含まれる。すなわち、カチオン性ポリマーとしては、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含むか、又はジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む水溶性のものである。例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。具体例としては、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸アミド共重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、カチオン化セルロース誘導体等を挙げることができ、特にジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸アミド共重合体を好ましく使用することができる。
以上のようなカチオン化高分子の配合量は、カチオン化高分子の種類、カチオン化高分子以外の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%が適当である。
以上のようなカチオン化高分子の配合量は、カチオン化高分子の種類、カチオン化高分子以外の原料の種類や量、製剤の目的等によって大きく変わるが、0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%が適当である。
さらに(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールから選択される1種以上の水溶性エステル類を配合する。
これらの水溶性エステル類は0.1〜10%、好ましくは0.2〜5%を配合する。
これらの水溶性エステル類は0.1〜10%、好ましくは0.2〜5%を配合する。
これに、加えて、種々の原料を配合する。油分として、例えば、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、ゴマ油、牛脂脂肪酸、サフラワー油、シア脂、大豆油、ツバキ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂、スクワレン、スクワラン、プリスタン、ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス、これらの水素添加物等の各種油脂類、ロウ類。ワセリン、パラフィン、流動パラフィン、セレシン、マイクロクリスタンワックス等の鉱物油。ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、12-ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類。ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等のエステル類。ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール等のアルコール類等が挙げられる。
さらには添加成分としては、例えば、シリコーン化合物、ポリオール類、食塩、芒硝等の無機塩類、有機塩類、プロピレングリコール等の保湿剤、トニック剤、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール等の酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケーソンCG等の防腐剤、クエン酸、トリエタノールアミン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、ハイドロトロープ、低級アルコール、ジグルコシル没食子酸、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素、香料等を任意に添加することができる。これらの添加成分は1種単独でも2種以上を混合して配合してもよいが、本発明のシャンプー組成物の効果を損なわない範囲で配合することができる。
実施例1〜9を表1に示した。なお、表の数字は重量部を示し、製法は常法に従って作成した。
実施例のいすれもが、泡立ちが優れ、且つすすいだ後にキシミがなく、しっとりした後感にも関わらず、毛髪のハリやコシのある状態を保つシャンプーが得られた。特に、実施例1〜3、6,8は効果が高く、理想的なシャンプーが得ることができた。
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール等の水溶性エステル類を配合しない比較例を作成したところ、いずれの実施例に比較しもキシミ感が発生しシャンプーとしての機能が低下した。また、キシミ感を解消するためによく用いられるシリコーン油に水溶性エステル類を置き換えたシャンプーも比較したところ、キシミ感が低下したが泡立ちが悪くなり、実施例のようなすべての面で良好な結果が得られなかった。
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール等の水溶性エステル類を配合しない比較例を作成したところ、いずれの実施例に比較しもキシミ感が発生しシャンプーとしての機能が低下した。また、キシミ感を解消するためによく用いられるシリコーン油に水溶性エステル類を置き換えたシャンプーも比較したところ、キシミ感が低下したが泡立ちが悪くなり、実施例のようなすべての面で良好な結果が得られなかった。
Claims (4)
- 陰イオン界面活性剤と、両性界面活性剤と、カチオン化高分子と、ポリグリセリル脂肪酸エステルと、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10、テトラデカン二酸ポリグリセリル−10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールから選択される1種以上の水溶性エステル類を配合したシャンプー
- カチオン化高分子が塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体である請求項1のシャンプー
- 両性界面活性剤が2種以上で、そのうち1つがヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンである請求項1乃至請求項2のシャンプー
- 水溶性エステル類がシクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールである請求項1乃至請求項3のシャンプー
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