JP5121256B2 - 摂食抑制剤 - Google Patents

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Description

本発明は、有効成分として杜仲葉加工物を含有することを特徴とする、摂食抑制剤に関する。
一般に食欲は、視床下部に存在する摂食中枢と満腹中枢の相反的な働きによって制御され、摂食中枢への刺激は食行動を促し、満腹中枢への刺激は食行動を抑制することが知られている。また人体の食欲調節に関わる情報としては、消化吸収の各過程で摂食中枢及び満腹中枢に運ばれる食欲調節物質として、グルコース等の代謝産物/インシュリン等の末梢性分泌ホルモン/カテコールアミン/セロトニン/ヒスタミンといったモノアミン類/脳内ペプチド/サイトカイン/各種の成長因子等が知られている。また最近では、脂肪細胞由来ホルモンであるレプチンが、視床下部に作用して摂食量と体重増加を抑制するというメカニズムが明らかになりつつある。
さて、近年、肥満に悩む人は年々増加し、健康上あるいは美容上の理由から摂食量を抑える等のダイエットをする人が増えており、このため、市場には多くのダイエット食品が流通している。しかし、その食品は、低カロリー食品等であることが多く、消費者が満足感を得ることが困難であった。また、過剰なストレスから回避するために過食行動に陥る人も少なくなく、適正に食欲をコントロールすることは現代社会において、重要である。
一方、杜仲(Eucommia ulmoides oliver)は、中国中央部起源のトチュウ科トチュウ属の一科一属一種に分類される落葉性木本類で、樹高が20mに達する喬木である。杜仲の葉である杜仲葉は、従来、高血圧抑制(非特許文献1)、高脂血症抑制(特許文献1)、血清VLDL減少、脳血管障害発生率低下(非特許文献2)、1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)改善(非特許文献3)等の作用が知られているが、食物摂取量を抑制する作用を有することは知られていなかった。
特許第3435415号公報 Health Sciences 2005;vol.21,No.2:198-210 日本栄養・食糧学会要旨集52;1998:260 Diabetes Research and Clinical Practice 2005;67:22-28
本発明は、摂食抑制剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、杜仲葉加工物が食物摂取量の抑制作用を有することを見出した。そして当該知見に基づき、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の項を提供する:
項1.有効成分として杜仲葉加工物を含有することを特徴とする摂食抑制剤;
項2.前記杜仲葉加工物が、杜仲葉乾燥物または該杜仲葉乾燥物の加工物である項1記載の摂食抑制剤;
項3.前記杜仲葉乾燥物が、杜仲生葉を蒸す工程、蒸した杜仲葉を揉捻する工程、乾燥させる工程および焙煎または遠赤外線を照射する工程を含む方法により製造された杜仲葉乾燥物である項2記載の摂食抑制剤;
項4.前記杜仲葉乾燥物が、
杜仲生葉を温度100〜110℃で20〜120秒間蒸す工程、蒸した杜仲葉を揉捻する工程、天日で4〜5日もしくは乾燥機を用いて熟成させながら、水分量5%まで乾燥させる工程および焙煎する工程を含む方法または
杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌および/もしくは揉圧しながら乾燥する工程ならびに杜仲葉に対して遠赤外線を照射する工程を含む方法
により製造された杜仲葉乾燥物である項3記載の摂食抑制剤;
項5.前記杜仲葉加工物が、前記杜仲葉乾燥物の粉砕物、前記杜仲葉乾燥物もしくは該粉砕物の抽出物、または該抽出物の乾燥物である項1または2記載の摂食抑制剤;
項6.経口投与可能な形態である項1〜5のいずれか一項に記載の摂食抑制剤;
項7.飲食品の形態である項1〜6のいずれか一項に記載の摂食抑制剤;
項8.飲料の形態である項7記載の摂食抑制剤。
本発明を用いることによって、摂食抑制作用をもたらすことができる。
以下に本発明について詳細に説明する。
(1)摂食抑制剤
本発明の摂食抑制剤は、杜仲葉加工物を有効成分として含有することを特徴とするものである。
本発明の摂食抑制剤の有効成分として用いられる杜仲葉加工物は、任意の杜仲葉の加工物を包含し、特に限定されないが、例えば、杜仲葉乾燥物、当該杜仲葉乾燥物をさらに加工したもの等が挙げられる。
杜仲葉乾燥物は、杜仲生葉を乾燥したものであれば特に限定されないが、例えば、蒸熱、揉捻した杜仲葉を乾燥機により乾燥したものを、さらに焙煎または遠赤外線を照射したものが挙げられる。このような杜仲葉乾燥物としては、特許第3101901号公報に記載の方法、より具体的には、杜仲生葉を温度100〜110℃で20〜120秒間蒸す工程、蒸した杜仲葉を揉捻する工程、天日で4〜5日もしくは乾燥機を用いて熟成させながら、水分量5%まで乾燥させる工程および焙煎する工程を含む方法ならびに特開2005−287469号公報に記載の方法、より具体的には、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌および/または揉圧しながら乾燥する工程ならびに杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程を含む方法により製造された杜仲葉乾燥物が好ましい。
杜仲葉乾燥物の加工物としては、例えば、杜仲葉乾燥物の粉砕物、杜仲葉乾燥物もしくは杜仲葉乾燥物粉砕物の抽出物、当該抽出物の乾燥粉末等が挙げられるが、これらに限定されない。
杜仲葉乾燥物の粉砕物は、杜仲葉乾燥物を粉砕したものであればよく、例えば、杜仲葉乾燥物をジェットミル等の当該分野で公知の粉砕機により粉砕したものが挙げられる。粉砕原料として用いる杜仲葉乾燥物としては、杜仲生葉を乾燥させたものであればよいが、例えば、特許第3101901号公報または特開2005−287469号公報に記載の方法により製造された杜仲葉乾燥物が好ましい。当該杜仲葉乾燥物の粉砕物としては、特開2005−287469号公報に記載の杜仲葉緑色粉末が好ましい。
杜仲葉乾燥物もしくは杜仲葉乾燥物粉砕物の抽出物は、杜仲葉乾燥物または杜仲葉乾燥物粉砕物から抽出したものであればよく、例えば、杜仲葉の乾燥茶葉を熱水に浸して有効成分を抽出し、さらに冷却、ろ過、濃縮工程等の処理をしたものが挙げられる。このような抽出物としては、特開2005−289950号公報に記載の杜仲葉熱水抽出物等が挙げられる。また、特許第3101901号公報または特開2005−287469号公報に記載の方法により製造された杜仲葉乾燥物、これらの杜仲葉乾燥物の粉砕物等を当該分野において公知の抽出方法により抽出したものを杜仲葉加工物として用いることもできる。
抽出物の乾燥粉末は、上記のような杜仲葉からの抽出物を乾燥したものであればよく、例えば、上記のような杜仲葉の熱水抽出物をスプレードライ等の当該分野で公知の方法により乾燥したものが挙げられる。このような杜仲葉熱水抽出物の乾燥物としては、特開2005−289950号公報に記載の杜仲葉熱水抽出物の乾燥粉末が好ましい。
以下に、本発明の摂食抑制剤について、特定の実施形態により説明する。
1つの実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、前記杜仲葉加工物が、特許第3101901号公報に記載の方法、より具体的には、杜仲生葉を温度100〜110℃で20〜120秒間蒸す工程、蒸した杜仲葉を揉捻する工程、天日で4〜5日もしくは乾燥機を用いて熟成させながら、水分量5%まで乾燥させる工程および焙煎する工程を含む方法により製造される杜仲葉乾燥物である。
本発明において杜仲生葉は、収穫後乾燥前の杜仲葉を意味するものであり、栽培により生産されたものであっても天然より採取されたものであってもよい。例えば、当年葉で落葉前の生葉を用い、採取時期は4月から10月、好ましくは5月から8月、より好ましくは7月から8月までの生葉を用いることができる。本発明において、杜仲生葉は、そのまま用いてもよいが、裁断したものを用いてもよい。杜仲生葉は、例えば5〜30mm程度、好ましくは10〜20mm程度の幅に切断して用いてもよい。本発明においては裁断されていない杜仲生葉を用いることが好適である。裁断されていない杜仲生葉を利用することにより、その後の乾燥工程において、緩やかな乾燥が可能となり、乾燥中に葉が崩れることによる歩留まりの低下、及び杜仲葉の変色を抑制することができる。
杜仲生葉の蒸しは公知の蒸熱機、例えば網胴回転型蒸熱機、網胴回転攪拌型蒸熱機、オートクレーブ、送帯式蒸熱機等を用いて行われる。蒸熱機は一般に蒸気発生装置、蒸し機、給葉機及び冷却機等から構成されている。
蒸し条件は、葉の収穫時期、大きさにもよるが、当該実施形態においては温度90〜120℃で20〜140秒間の範囲、好ましくは温度100〜110℃で20〜120秒間の範囲で適宜選択される。蒸し時間が長すぎると、例えば、得られる杜仲葉乾燥物の抽出物が甘くなる上に、香りが少なくなる。反対に、蒸し時間が短いと、茶葉が柔らかくしなやかにならず、後続の揉捻がやりにくい。通常は約110℃で約90秒間蒸しを行う。
蒸し工程の後の揉捻は、通常は公知の揉捻機を用いて行われるが、手で行ってもよい。揉捻機は、例えば、茶葉をまとめて入れる回転容器、容器内の茶葉を加圧することができる蓋、加圧された茶葉を受ける揉盤、動力伝達機構、茶葉を投入・排出機構等から構成されている。
揉捻工程の後の熟成・乾燥の条件は、天日下(晴天時)で4〜5日、または乾燥機を用いて60〜100℃で3〜10時間の範囲で適宜選択される。乾燥機による機械乾燥では、例えば温度80℃の場合約4〜5時間が好ましい。
熟成・乾燥を過度に行っても、色調、味、香り等の面では特に問題はないが、作業時間が長くなりコスト高を招く。反対に熟成・乾燥が十分でないと、焙煎、抽出後の色調や風味が弱くなる傾向がある。乾燥によって、茶葉の水分含量は好ましくは約5重量%に低下される。
乾燥機は公知のものでよく、例えば棚静置式空気攪拌型、棚移動式空気攪拌型、自動(連続)式のもの等が適宜使用できる。
乾燥工程の後の焙煎は、通常は公知の炒葉機を用いて行われる。炒葉機による焙煎は100〜140℃で30〜50分間の範囲で適宜選択される。
1つの実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、特開2005−287469号公報に記載の方法により製造される杜仲葉乾燥物及び杜仲茶緑色粉末である。
より具体的には、1つの実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌および/または揉圧しながら乾燥する工程ならびに杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程を含む方法により製造される杜仲葉乾燥物である。
また、別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉中の水分を均一化する工程、杜仲葉を乾燥する工程、杜仲葉を粉砕する工程、ならびに杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程を含む方法により製造される杜仲葉乾燥物である。
本発明のさらに別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉中の水分を均一化する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉を乾燥する工程、杜仲葉を粉砕する工程、ならびに杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程を含む方法により製造される杜仲葉乾燥物である。
本発明のさらに別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程、及び杜仲葉をジェットミルにより平均径が3〜14μmの粉末にする工程を含む方法により製造される杜仲葉緑色粉末である。
本発明のさらに別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉中の水分を均一化する工程、杜仲葉を乾燥する工程、杜仲葉を粉砕する工程、杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程、及び杜仲葉をジェットミルにより平均径が3〜14μmの粉末にする工程を含む方法により製造される杜仲葉緑色粉末である。
本発明のさらに別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉中の水分を均一化する工程、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程、杜仲葉を乾燥する工程、杜仲葉を粉砕する工程、杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程、及び杜仲葉をジェットミルにより平均径が3〜14μmの粉末にする工程を含む方法により製造される杜仲葉緑色粉末である。
本発明のさらに別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲葉をジェットミルにより平均径が3〜14μmの粉末にする工程において、ジェットミルに送り込む圧縮空気が、70〜150℃の加熱空気である、上記の製造方法により製造される杜仲葉緑色粉末である。
本発明のさらに別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程において使用する杜仲生葉が裁断されていないものである、上記の製造方法により製造される杜仲葉緑色粉末である。
これらの実施形態において、杜仲生葉の蒸熱工程は、前記のような公知の蒸熱機を用いて、当該技術分野で通常行われている方法により実施することができる。例えば、ネットコンベア上に杜仲生葉を広げ、ボイラーから供給される無圧蒸気を充満させた処理室を通過させることにより、杜仲生葉を蒸熱処理することができる。例えば、宮村鉄工株式会社製、給葉機、地上型1500及びネットコンベア、送帯式1000等を用いることができる。蒸熱温度は、杜仲葉の大きさに応じて、例えば90〜120℃、好ましくは95〜110℃、より好ましくは100〜110℃の範囲で適宜選択され得る。また蒸熱時間も、10〜240秒間、好ましくは20〜180秒間、より好ましくは20〜120秒間の範囲で適宜選択され得る。また、使用する蒸気量は、例えば70〜200L/分、好ましくは100〜170L/分の範囲で適宜選択され得る。蒸し葉の処理量は、生葉の水分率に応じて、例えば3〜10kg/分、好ましくは4〜8kg/分、より好ましくは5〜7kg/分の範囲で適宜選択され得る。この蒸熱工程は、杜仲葉を褐色に変色させる酵素が失活することにより杜仲葉の緑色が保たれやすくなる;杜仲葉が柔らかくなることで、蒸熱工程の後の杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程の実施が容易になる;及び、後述の乾燥工程における乾燥時間の長期化を防ぐ等の効果をもたらす。
蒸熱処理された杜仲葉は、そのまま次の工程に使用することもできるが、冷却後に次の工程で使用することもできる。ここでの冷却は、送風等により荒熱を取り除くことにより行われ得る。
これらの実施形態において、杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程は、例えば、市販されている連続式葉打機、回転式葉打機、回分型葉打機または粗揉機等を用いて、当該技術分野で通常行われている方法により行われるが、手で行ってもよい。例えば、市販の葉打機としては、カワサキ機工株式会社製、葉打機(回分型)60K、90K、120K及び180K等を用いることができる。例えば、本工程における揉圧は、適当な弾性を有する板バネで支えられた「より手」が葉打機内で回転し、処理胴の壁面に杜仲葉を押さえつけることにより行われる。また、本工程における攪拌は、葉打機に取り付けられた「葉ざらい」が回転することにより行われる。本工程における揉圧は、緩やかに行うのが好ましく、例えば葉ざらいの回転のみで行ってもよい。乾燥方法は特に限定されないが、好ましくは杜仲葉に熱風を送ることにより行われる。ここで熱風の温度は、特に限定されないが、例えば70〜120℃、好ましくは75〜110℃の範囲から適宜選択され得る。また本工程に要する時間は、10〜60分間、好ましくは15〜50分間、より好ましくは20〜40分間の範囲で適宜選択され得る。例えば本工程は、100℃で20〜30分間行うことができる。本工程により、杜仲葉各部分の水分を均一に保ちつつ効率よく杜仲葉が乾燥される。また本工程における攪拌及び/または揉圧により、杜仲葉に含まれる糖質、脂質等の粘性物質が杜仲葉から分離され、その結果、「えぐ味」及び「青臭さ」が低減される。本工程は、好ましくは、水分の杜仲葉表面からの蒸散速度と杜仲葉内部での水分拡散速度が平衡となるように行われる。また、「えぐ味」及び「青臭さ」を低減するために、葉打ち機内の密封性が高いほうが好ましい。このような条件を保ちながら行うことにより、杜仲葉表面がしめった状態を保ち、杜仲葉の表面温度を一定範囲内に保つことができ、杜仲生葉の変色を抑制しつつ乾燥させることが可能となる。ここで、本工程における乾燥時の杜仲葉表面温度は、例えば30〜60℃、好ましくは40〜50℃である。本工程を経て得られる杜仲葉の水分量は、例えば乾量基準で30〜45%、好ましくは30〜40%、より好ましくは30〜35%である。
前記杜仲葉中の水分を均一化する工程は、例えば市販されている揉捻機、粗揉機または中揉機を用いて、当該技術分野で通常行われている方法により実施することができる。例えば市販の揉捻機としては、株式会社寺田製作所製、揉捻機60Kg型等を用いることができる。本工程における杜仲葉中の水分の均一化は、例えば、揉捻機の揉捻盤と回転胴の間に杜仲葉が挟まれ、かつ揉捻盤により加圧されると同時に回転胴が回転することにより行われる。杜仲葉は葉肉、葉脈、葉軸の順に乾燥するので、例えば葉肉の乾燥度が十分な場合でも葉軸にはまだ余分な水分が残っている。従って、本工程により、杜仲葉中の水分が均一に整えられ、部分乾燥による粉体化が抑制されるのと同時に、乾燥に要する時間を短縮することができる。本工程は、必要に応じて加熱下で行うこともできるが、好ましくは加熱せずに行われる。また本工程に要する時間は、10〜80分間、好ましくは20〜60分間、より好ましくは30〜45分間の範囲で適宜選択され得る。例えば本工程は、常温で40分間行うことができる。本工程中に揉捻盤による加圧がなされるが、工程開始時の無加圧時間は、0〜10分間、好ましくは2〜8分間、より好ましくは4〜5分間の範囲で適宜選択され得る。本工程を経て得られる杜仲葉の水分量は、例えば乾量基準で25〜40%、好ましくは25〜35%である。
本発明で用いる杜仲葉加工物を製造する際には、杜仲葉中の水分を均一化する工程の後、杜仲葉を乾燥する工程の前に、追加の「杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程」及び「杜仲葉中の水分を均一化する工程」、または「杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程」を含んでいてもよい。これらの工程を繰り返すことにより、不要な脂質等がさらに取り除かれた杜仲葉加工物を得ることができる。
「杜仲葉を攪拌及び/または揉圧しながら乾燥する工程」を追加する場合、当該工程は上述の方法及び条件で行うことができ、熱風の温度は、特に限定されないが、例えば50〜110℃、好ましくは55〜105℃の範囲から適宜選択され得る。また本工程に要する時間は、5〜45分間、好ましくは10〜40分間、より好ましくは10〜35分間の範囲で適宜選択され得る。例えば70℃で20〜30分間行うことができる。
「杜仲葉中の水分を均一化する工程」を追加する場合、当該工程は上述の方法及び条件で行うことができ、また本工程に要する時間は、10〜80分間、好ましくは20〜60分間、より好ましくは30〜45分間の範囲で適宜選択され得る。例えば常温で40分間行うことができる。
前記杜仲葉を乾燥する工程は、例えば、市販されている乾燥機を用いて当該技術分野で通常行われている方法により実施することができる。本工程における乾燥方法は、特に限定はされないが、例えば、搬送コンベア上の杜仲葉を、熱風発生器による熱風で満たされた高温の乾燥室内を移動させることにより行うことができる。例えば、株式会社寺田製作所製、乾燥機ND120型により行われ得る。ここで熱風の温度は、特に限定されないが、例えば70〜100℃、好ましくは85〜95℃の範囲から適宜選択され得る。また本工程に要する時間は、5〜80分間、好ましくは10〜80分間、より好ましくは20〜80分間の範囲で適宜選択され得る。本工程を経て得られる杜仲葉の水分量は、例えば水分率5%以下、好ましくは水分率3%以下、より好ましくは水分率2%以下である。
前記杜仲葉を粉砕する工程は、特に限定はされないが、例えば市販されている粉砕器を用いて行うことができる。本工程における粉砕方法は、特には限定されないが、例えば、株式会社ホーライ製、UGC−280型等により行われ得る。本工程を経て得られる杜仲葉の大きさは、例えば2.8mm〜0.71mm、好ましくは2.8mm〜1.4mmである。本工程で得られる杜仲葉の色調は特に限定されないが、本工程で得られる杜仲葉には、例えば株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの反射式で測定するとL値が−65〜−72、a値が−1.5〜−3、b値が7〜12、好ましくはL値が−68〜−71.5、a値が−1.5〜−2.5、b値が7〜11、より好ましくはL値が−69〜−71、a値が−1.5〜−2、b値が8〜8.5である色調の杜仲葉が含まれる。本工程を経て得られる杜仲葉は「杜仲荒茶」として杜仲茶の抽出に用いることができる。
前記杜仲葉に対して遠赤外線を照射することにより杜仲葉を乾燥する工程は、特に限定はされないが、例えば市販されている遠赤外線ヒーターを用いて行うことができる。例えば、山益製作所株式会社製、VR型により行われ得る。ここで照射される遠赤外線の波長は、例えば1〜1000μm、好ましくは2.5〜50μm、より好ましくは3〜30μmの範囲から適宜選択される。乾燥中の照射設定温度は、例えば100〜400℃、好ましくは150〜350℃、より好ましくは200〜300℃の範囲の範囲より適宜選択され得る。また本工程に要する時間は、赤外線ランプ通過速度として30〜60秒間、好ましくは40〜55秒間、より好ましくは45〜50秒間の範囲で適宜選択され得る。本工程を経て得られる杜仲葉の水分量は、例えば水分率5%以下、好ましくは水分率3%以下、より好ましくは水分率2%以下である。本工程を経て得られる杜仲葉は、「杜仲葉遠赤焙煎葉」として杜仲茶の抽出に用いることができる。
本工程で得られる杜仲葉の色調は、特に限定はされないが、本工程で得られる杜仲葉には、例えば株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの反射式で測定するとL値が24〜27、a値が−3.8〜−6、b値が6.7〜8.5、好ましくはL値が25〜26、a値が−4〜−5.5、b値が7〜8.5、より好ましくはL値が25.5〜26、a値が−4.5〜−5、b値が7.5〜8である色調の杜仲葉が含まれる。また、本工程で得られた容積形状は、300〜360mL/g、好ましくは310〜350mL/gの範囲であり得る。
本工程により、杜仲葉の変色を抑制しつつ、杜仲茶の味及び/または香りの特性として好ましい、いわゆる「ほうじ感」を杜仲茶葉に付与することができる。ここで得られる「ほうじ感」とは、一般に加熱で茶葉の一部が炭化して得られる風味である。本工程での炭化による変色は、ごくわずかであるため、目視上わずかに黒みがかかる程度である。
遠赤外線を照射することにより乾燥された杜仲葉は、杜仲茶葉として用いることができる。こうして得られる杜仲茶葉は緑色が維持されている。当該杜仲茶葉3gを熱水240mLにて2分間抽出して得られる杜仲茶は、特に限定はされないが、株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの透過光式で色調を測定すると、例えばL値が33〜42、a値が0〜−9、b値が10〜21、好ましくはL値が34〜40、a値が−5.5〜−8、b値が15〜20、より好ましくはL値が36〜38、a値が−6.5〜−7、b値が18〜20であり得る。
遠赤外線照射後の杜仲葉は、そのままジェットミルにより粉末にする工程に付すこともできるが、当該工程の前に仮粉砕を行ってもよい。ここで仮粉砕の方法は、特に限定はされないが、例えば市販されている粉砕器を用いて行うことができる。本工程における粉砕方法は、特には限定されないが、例えば、槇野産業株式会社製、コロプレックス250Z型等により行われ得る。本工程を経て得られる杜仲葉の大きさは、例えば150μm以下、好ましくは100μm以下、より好ましくは75μm以下である。
前記杜仲葉をジェットミルにより平均径が3〜14μmの粉末にする工程は、特に限定はされないが、例えば市販されているジェットミルを用いて行うことができる。ここでジェットミルにおいて使用する圧縮空気は加熱していてもよく、例えば70〜150℃、好ましくは90〜150℃、より好ましくは105〜150℃の範囲から適宜選択される温度であってもよい。圧縮空気を加熱して粉砕を行う場合、本工程において加熱殺菌も行うことができるという利点がある一方で、杜仲茶葉から粉体加工後の変色は極めてわずかである。さらに、粉末粒径の均一性が高められる。得られる杜仲葉粉末は、例えば3〜14μm、好ましくは4〜8μm、特に好ましくは4.5〜6μmの範囲の平均粒径を有し、例えば5μmである。また、本工程で得られる杜仲葉粉末は、例えば2〜14μm、好ましくは2〜8μm、特に好ましくは4〜5μmの範囲のメディアン径を有し、例えば5μmである。また、本工程で得られる杜仲葉粉末は、例えば2〜32μm、好ましくは2〜9μm、特に好ましくは4〜6μmの範囲のモード径を有し、例えば5μmである。
本工程の粉砕室への原料供給量は、投入風量を5.5m/分、粉砕圧力を0.6Mpaに固定した場合、1〜12kg/時間、好ましくは1〜8kg/時間、より好ましくは1〜6kg/時間の範囲で適宜選択され得る。本工程を経て得られる杜仲葉の水分量は、例えば乾量基準で6%以下、好ましくは4%以下、より好ましくは2%以下である。本工程で得られる杜仲葉の色調は、特に限定はされないが、本工程で得られる杜仲葉には、例えば株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの反射光式で測定するとL値が−60〜−64、a値が−4〜−5、b値が12〜15、好ましくはL値が−60.5〜−62.5、a値が−4.5〜−4.8、b値が13.5〜14.8、より好ましくはL値が−61〜−62、a値が−4.6〜−4.7、b値が14〜14.8である色調の杜仲葉が含まれる。
遠赤外線照射後に得られる杜仲葉、及びジェットミルによる粉砕後に得られる杜仲葉粉末を抽出・濾過することにより、緑黄色の杜仲茶を得ることができる。
例えば、ジェットミルによる粉砕後に得られた杜仲葉粉末0.5gを、熱水100mLにて10分間抽出し、1800rpmで10分間の遠心分離で得られる杜仲茶は、特に限定はされないが、例えば株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの透過光式で色調を測定するとL値が−57〜−62、a値が−1.3〜−1.8、b値が5.8〜8.5、好ましくはL値が−58〜−61、a値が−1.4〜−1.7、b値が6〜8、より好ましくはL値が−59〜−60、a値が−1.6〜−1.7、b値が7.2〜8の緑黄色を呈しているものが得られる。ここで抽出時の水温は、例えば80〜100℃、好ましくは85〜95℃、より好ましくは90〜95℃の範囲から、抽出時間は、例えば5〜20分、好ましくは5〜15分、より好ましくは5〜10分の範囲から、適宜選択され得る。抽出方法はティーバッグによる方法、通常の急須、ポット等を用いる方法の他、工業的規模による方法によるものであってもよい。得られる杜仲茶は、渋味、えぐ味及び青臭さが少なく、また適度なほうじ感を有しており、従来のものと比較して粉末を増量して抽出しても嗜好性が損なわれず飲用できる利点を有する。よって杜仲茶の成分が多量でかつ容易に摂取することができる。ここでの成分として、杜仲葉配糖体とその代表成分であるゲニポシド酸の他、ピノレジノール、ジグルコシサイド、タンニン、アルカロイド、ペクチン、ビタミンC、タンニンをあげることができる。
ジェットミルによる粉砕後に得られる杜仲葉粉末を、水中に分散させることにより、緑色の飲料を得ることができる。例えば、ジェットミルによる粉砕後に得られた杜仲葉粉末0.5gを100mLの水中に分散させた杜仲茶は、特に限定はされないが、例えば株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの反射光式で色調を測定するとL値が−82〜−87、a値が−1〜−1.8、b値が3.7〜4.4、好ましくはL値が−83〜−86、a値が−1.4〜−1.7、b値が3.8〜4.2、より好ましくはL値が−84〜−85.6、a値が−1.5〜−1.6、b値が3.85〜4.2の緑色を呈しているものが得られる。
別の実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、特開2005−289950号公報に記載の杜仲葉熱水抽出物であり、好ましくは当該杜仲葉熱水抽出物の乾燥粉末である。
より具体的には、1つの実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を揉捻する工程、杜仲葉を乾燥する工程、杜仲葉を焙煎する工程、杜仲葉を熱水により抽出する工程、及び当該抽出液を濃縮する工程を含む製造方法により得られる杜仲葉熱水抽出物である。
1つの実施形態において、本発明の摂食抑制剤の有効成分である杜仲葉加工物は、上記杜仲葉熱水抽出物を乾燥することにより得られる杜仲葉熱水抽出物の乾燥粉末である。
これらの実施形態において、杜仲生葉等の用語の定義、各工程の条件(杜仲生葉の蒸熱工程における温度等)等は、特開2005−289950号公報に記載のものと同様である。
本発明の摂食抑制剤は、上記杜仲葉加工物のみからなっても、当該分野において通常用いられる溶媒、希釈剤、香料、安定化剤、滑沢剤、結合剤、保存剤、錠剤用崩壊剤等の成分を含んでいてもよい。
本発明の摂食抑制剤が上記溶媒等の成分を含む場合、例えば、組成物中の杜仲葉加工物の含有量は、1〜99%の範囲で適宜設定できる。
本発明の摂食抑制剤は、粉末、溶液、懸濁液、錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒剤、乳化剤等の形態をとり得る。
例えば、錠剤形態に加工した杜仲葉加工物を本発明の摂食抑制剤とする場合、それは、造粒工程、打錠工程及びコーティング工程により製造することができる。
本発明の摂食抑制剤は、例えば、飲食品、医薬品、飼料等の形態で使用される。
その際、本発明の摂食抑制剤は、一日当り杜仲葉の乾燥重量に換算して、通常約0.005〜1.5g/kg体重、好ましくは約0.01〜0.7g/kg体重、より好ましくは約0.03〜0.3g/kg体重投与される。
ここで、「杜仲葉の乾燥重量に換算して」とは、原料の杜仲葉の乾燥重量に換算することを意味する。
また、本発明の摂食抑制剤のうち、特定の加工方法により製造された杜仲葉加工物を含有するものの好ましい服用量は、例えば、杜仲葉加工物が前記杜仲葉乾燥物である場合、当該杜仲葉乾燥物の量として、約0.01〜1.3g/kg体重/日、好ましくは約0.03〜0.7g/kg体重/日及びより好ましくは約0.07〜0.3g/kg体重/日であり、杜仲葉加工物が前記杜仲葉乾燥物の粉砕物である場合、当該粉砕物の量として、約0.004〜0.5g/kg体重/日、好ましくは約0.008〜0.2g/kg体重/日及びより好ましくは約0.02〜0.08g/kg体重/日であり、杜仲葉加工物が前記杜仲葉乾燥物または杜仲葉乾燥物粉砕物の抽出物の乾燥物である場合、当該抽出物の乾燥物の量として、約0.002〜0.3g/kg体重/日、好ましくは約0.004〜0.15g/kg体重/日及びより好ましくは約0.01〜0.06g/kg体重/日である。
投与の態様は特に限定されないが、経口投与が好ましい。
1つの実施形態において、本発明は、ゲニポシド酸などのイリドイド配糖体を含む摂食抑制剤を提供する。
当該実施形態において、本発明の摂食抑制剤は、ゲニポシド酸のみからなっても、当該分野において通常用いられる溶媒、希釈剤、香料、安定化剤、滑沢剤、結合剤、保存剤、錠剤用崩壊剤等の成分を含んでいてもよい。
本発明の摂食抑制剤が上記溶媒等の成分を含む場合、例えば、組成物中のゲニポシド酸の含有量は、1〜99重量%の範囲で適宜設定できる。
たとえば、前述の方法により製造される杜仲葉加工物中のゲニポシド酸の含有割合は、杜仲葉乾燥重量換算で0.1〜10重量%程度である。
従って、ゲニポシド酸の投与量は、上記した杜仲葉乾燥重量換算での投与量から適宜設定できる。
(2)飲食品形態の摂食抑制剤
1つの実施形態において、本発明は、飲食品の形態である上記摂食抑制剤を提供する。
本発明の飲食品形態の摂食抑制剤には、摂食抑制作用を有する機能性食品、健康食品、一般食品(ジュース、菓子、加工食品等)、栄養補助食品(栄養ドリンク等)等が含まれる。好ましくは、本発明の摂食抑制剤は、ジュース、栄養ドリンク等の飲料形態である。
また、本発明の摂食抑制剤には、上記のような形態だけでなく、茶葉状の摂食抑制剤を湯で煮て、有効成分を煮出して飲む形態、本発明の摂食抑制剤に湯を注ぎ、有効成分を抽出して飲む形態等も含まれる。
本明細書における食品または飲料は、限定はされないが、杜仲葉加工物の他に、鉄及びカルシウム等の無機成分、種々のビタミン類、オリゴ糖及びキトサン等の食物繊維、大豆抽出物等のタンパク質、レシチン等の脂質、ショ糖及び乳糖等の糖類、甘味剤、着色剤、抗酸化剤、乳化剤、香料等を含むことができる。
飲食品形態において、摂食抑制中の有効成分の含有量、及び投与量は、上記(1)と同様に設定できる。
(3)医薬品形態の摂食抑制剤
別の実施形態において、本発明は、医薬品の形態である上記摂食抑制剤を提供する。
本発明の医薬品の形態としては、特に制限されないが、散剤、錠剤、乳剤、カプセル剤、顆粒剤、チュアブル、液剤、シロップ剤等の経口投与用の形態、または注射剤、点滴剤、坐剤、貼付剤、クリーム、軟膏、ローション(液剤)等の非経口投与用の形態が挙げられる。好ましくは経口投与である。
また、本発明の摂食抑制剤には、上記のような形態だけでなく、茶葉状の摂食抑制剤を湯で煮て、有効成分を煮出して飲む形態、本発明の摂食抑制剤に湯を注ぎ、有効成分を抽出して飲む形態等も含まれる。
また、本発明の医薬品は、任意成分として、香料、着色剤、賦形剤、滑沢剤、温感、温熱成分、エキス類、界面活性剤、溶剤、溶解剤、pH調整剤、緩衝剤、基剤、消包剤、乳化剤、懸濁剤、軟化剤、粘調剤、分散剤、賦形剤、滑沢剤、酸化防止剤、防腐剤、保存剤、可塑剤等を適当量配合しても良い。
飲食品形態において、摂食抑制中の有効成分の含有量、及び投与量は、上記(1)と同様に設定できる。
以下に、本発明を参考例及び実施例によって説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、本実施例において「%」はとくに説明のない限り「重量%」を示す。
実施例1
杜仲葉緑色粉末の製造
杜仲葉緑色粉末の製造は、特開2005−287469号公報の実施例5の記載に基づいて行った。
具体的には、120kgの杜仲生葉を、送帯蒸機において、蒸気量140L/分、蒸熱時間80秒、蒸気温度100〜110℃の条件で蒸熱処理した。続く工程では、葉打機で、1回目は100℃25分、2回目は60℃25分、回転数36rpmの条件下で攪拌及び揉圧しながら乾燥し、揉捻機で40分揉捻することにより杜仲葉中の水分を均一化した。その後、さらに葉打機で攪拌及び揉圧しながら85℃で60分乾燥した。
このように処理した杜仲葉30kgを、株式会社ホーライ製、UGC−280型で、2.8mm〜1.4mmに粉砕した。次に遠赤外焙煎機を用いて、通過速度を45秒としてセラミックヒーターを上段、下段それぞれ1灯照射し、約200℃で焙煎を行い、杜仲葉遠赤焙煎葉26kgを得た。得られた杜仲葉の色調は、株式会社島津製作所製、分光色彩計CLR−7100Fの反射式で測定するとL値が25.89、a値が−4.97、b値が7.91であった。得られた杜仲葉遠赤焙煎葉26kgを、槇野産業株式会社製、コロプレックス250Z型により75μmに粉砕した。次に、ジェットミルにて粉砕圧力を0.6Mpaに固定して、原料供給量を4kg/時間で微粉砕した。このジェットミルに粉砕する時に、圧縮空気を雰囲気温度で通気し、杜仲葉緑色粉末をそれぞれ25kg得た。得られた杜仲葉緑色粉末の主要成分を分析した結果を表1に示す。杜仲葉緑色粉末には主成分としてゲニポシド酸が含まれている。
Figure 0005121256
実施例2
杜仲葉熱水抽出物の乾燥粉末の製造
杜仲葉熱水抽出物の乾燥粉末の製造は、特開2005−289950号公報の実施例1の記載に基づいて行った。
具体的には、杜仲生葉5kgを、日本茶製造用の送帯蒸機により110℃で90秒間蒸熱した。生葉を送帯蒸し機の投入口から機内に投入し、コンベヤ上を移動する間に上下スチーム供給装置からスチームを当て、110℃で90秒間蒸熱した。ネットコンベア上に杜仲生葉を広げ、ボイラーから供給される無圧蒸気を充満させた処理室を通過させることにより、杜仲生葉を蒸熱処理することができる。例えば、宮村鉄工株式会社製、給葉機、地上型1500及びネットコンベア、送帯式1000を用いることができる。
次にこの蒸熱後の杜仲葉を揉捻機を用いて30分間揉捻した後、揉捻物を乾燥機を用いて80℃で5時間、水分量を5%まで乾燥させた。杜仲葉の色調は蒸熱後、緑褐色であったのが、乾燥に従い緑色を帯びた黒褐色へと変化した。その後、炒葉機(IR−10SP型:寺田製作所)を用いて110℃で30分間焙煎し、杜仲乾燥葉サンプル2kgを得た。このようにして処理した2kgの杜仲乾燥葉を90℃の熱水10kgで1時間抽出し、それを150メッシュのフィルターを用いてろ過し、ろ液を5℃に冷却し一晩静置した後、さらにろ過、再濃縮した。当該濃縮エキス液をスプレードライ法にて乾燥し、360gの褐色粉末を得た。得られた杜仲葉熱水抽出物乾燥粉末の主要成分を分析した結果を表2に示す。杜仲葉熱水抽出物乾燥粉末には主成分としてゲニポシド酸が含まれている。
Figure 0005121256
実施例3
杜仲葉加工物投与による摂食量抑制試験
SD系雌性ラットに、杜仲葉加工物を配合した餌を摂取させて、摂食量に対する影響を調べた。
具体的には、無作為に選択したSD雄性マウス(6週齢、体重約165g)を各群8匹になるように10群に分けた。表3で示すように実施例1で製造した杜仲葉緑色粉末、実施例2で製造した杜仲葉熱水抽出物乾燥粉末を餌に添加して3ヵ月間飼育した。ベースとなる餌は、MF粉末飼料(オリエンタル酵母株式会社製)及び、MF粉末飼料に30%のラードを添加した高脂肪餌(HFD)を使用した。なお飼育期間中は、ラットに餌及び水を自由に摂取させ、摂取した餌の量を経時的に測定した。結果を1日に摂食した量の平均値として表4、表5及び図1〜4に示す。
Figure 0005121256
Figure 0005121256
Figure 0005121256
本明細書及び図面において略語の示す内容は以下の通りである:
ND:MF(5%ラード含有)普通餌
HFD:MFプラス30%ラード配合の高脂肪餌
ELE:杜仲葉熱水抽出物乾燥粉末
GP:杜仲葉緑色粉末
図1は、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月間の摂食量の平均を示したグラフである。普通餌投与群と、普通餌に3%、9%の緑色粉末を加えた場合に、摂食量を抑制し、さらにその摂食量が緑色粉末の濃度に依存して減少していることが理解できる。
図2は、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月の摂食量の平均を示したグラフである。普通餌投与群と、普通餌に3%、9%の熱水抽出物乾燥粉末を加えた場合に、摂食量を抑制し、さらにその摂食量が熱水抽出物乾燥粉末の濃度に依存して減少していることが理解できる。
図3は、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月間の摂食量の平均を示したグラフである。高脂肪餌投与群と、高脂肪餌に3%、9%の緑色粉末を加えた場合に、摂食量を抑制し、さらにその摂食量が緑色粉末の濃度に依存して減少していることが理解できる。
図4は、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月間の摂食量の平均を示したグラフである。高脂肪餌投与群と、高脂肪餌に3%、9%の熱水抽出物乾燥粉末を加えた場合に、摂食量を抑制し、さらにその摂食量が熱水抽出物乾燥粉末の濃度に依存して減少していることが理解できる。
表4、表5及び図1〜4より、杜仲葉加工物を摂取した場合に摂食量を抑制し、さらに、その摂食量が杜仲葉加工物の濃度に依存して減少していることが理解できる。
ゲニポシド酸を含む杜仲葉加工物を配合した餌を摂取させた場合には、いずれも摂食量を抑制することができた。
実施例4
肥満病態ラットを用いた食欲抑制試験
Zucker Fatty Rat(雄、7週齢、各群5〜6匹)に、飲水に杜仲葉熱水抽出物乾燥粉末(ELE)を2%混合したもの(“2%ELE”群)、食欲抑制剤として公知であるシブトラミン塩酸塩一水和物0.0125%混合したもの(“SIB”群)を飲み水として自由に与え、水のみを与えた群(Cont.)と摂水量(図5)及び摂餌量(図6)を比較した。餌は普通餌として一般的に与えられるMF粉末餌を用いた。
図5及び図6から明らかなように、2%ELE投与群で、シブトラミン塩酸塩一水和物と同程度の摂食抑制効果がみられた。また、摂食抑制効果に伴い、体重も抑制傾向がみられた(図7)。この結果から、ゲニポシド酸を含む杜仲葉加工物が、摂食抑制作用および体重抑制作用を有することが分かる。
図1は、普通餌投与群と、普通餌に3%、9%の緑色粉末を加えて飼育した場合の、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月における平均摂食量である。 図2は、普通餌投与群と、普通餌に3%、9%の熱水抽出物乾燥粉末を加えて飼育した場合の、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月における平均摂食量である。 図3は、高脂肪餌投与群と、高脂肪餌に3%、9%の緑色粉末を加えて飼育した場合の、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月における平均摂食量である。 図4は、高脂肪餌投与群と、高脂肪餌に3%、9%の熱水抽出物乾燥粉末を加えて飼育した場合の、飼育0〜1ヵ月間、1〜2ヵ月間、2〜3ヵ月における平均摂食量である。 図5は、実施例4における各群のZucker Fatty Ratの摂水量を示す。 図6は、実施例4における各群のZucker Fatty Ratの摂餌量を示す。 図7は、実施例4における各群のZucker Fatty Ratの体重増加を示す。

Claims (6)

  1. 有効成分として杜仲葉加工物を含有することを特徴とする摂食抑制剤。
  2. 前記杜仲葉加工物が、杜仲葉乾燥物または該杜仲葉乾燥物の加工物である請求項1記載の摂食抑制剤。
  3. 前記杜仲葉乾燥物が、杜仲生葉を蒸す工程、蒸した杜仲葉を揉捻する工程、乾燥させる工程および焙煎または遠赤外線を照射する工程を含む方法により製造された杜仲葉乾燥物である請求項2記載の摂食抑制剤。
  4. 前記杜仲葉乾燥物が、
    杜仲生葉を温度100〜110℃で20〜120秒間蒸す工程、蒸した杜仲葉を揉捻する工程、天日で4〜5日もしくは乾燥機を用いて熟成させながら、水分量5%まで乾燥させる工程および焙煎する工程を含む方法または
    杜仲生葉を蒸熱する工程、杜仲葉を攪拌および/もしくは揉圧しながら乾燥する工程ならびに杜仲葉に対して遠赤外線を照射する工程を含む方法
    により製造された杜仲葉乾燥物である請求項3記載の摂食抑制剤。
  5. 前記杜仲葉加工物が、前記杜仲葉乾燥物の粉砕物、前記杜仲葉乾燥物もしくは該粉砕物の抽出物、または該抽出物の乾燥物である請求項1または2記載の摂食抑制剤。
  6. 経口投与可能な形態である請求項1〜5のいずれか一項に記載の摂食抑制剤。
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