JP2006306851A - 健康食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】甘藷茎葉の新たな機能を見出すことにより、甘藷茎葉の用途拡大を図るとともに、新規な抗肥満剤および食品を提供すること。
【解決手段】本発明は、甘藷茎葉加工物と、γ−アミノ酪酸またはその誘導体とからなる、抗肥満剤を提供する。本発明の抗肥満剤は、優れた脂肪蓄積抑制作用を有し、抗肥満効果を発揮する。さらに、本発明は、この抗肥満剤を含有する食品を提供する。本発明の抗肥満剤および食品は、抗肥満効果を発揮することによって、肥満を防ぐことができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、甘藷茎葉加工物と、γ−アミノ酪酸またはその誘導体とからなる抗肥満剤に関する。
甘藷の茎葉は、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの有用な成分を含有することが知られており、生活習慣病予防を目的とした食品原料として有力視されている。近年、甘藷茎葉の機能性についても検討されている。しかし、甘藷茎葉は、有用と思われる成分が含まれているにもかかわらず、食料が豊富な現代ではほとんど食されていない。
そこで、甘藷茎葉が食品として用いられ得るように加工する技術が提案されている。特許文献1には、白甘藷の塊根および茎葉を粉末に加工する方法が開示されており、この方法によって得られる粉末は、ビタミン、ミネラルなどが加工によって失われず、多く含んでいることが記載されている。特許文献2には、甘藷の茎葉の水抽出物を海苔に塗って乾燥させた食品が疲労回復によいことが記載されている。
甘藷茎葉には、有用と思われる様々な成分が含まれているにもかかわらず、ほとんど利用されていないのが現状である。したがって、新たな用途が望まれている。
特開平7−111878号公報 特開平6−62783号公報
本発明の目的は、甘藷茎葉の新たな機能を見出すことによって、甘藷茎葉の利用分野を拡大することにある。
本発明者は、甘藷茎葉加工物とγ−アミノ酪酸またはその誘導体とを組み合わせることによって、優れた抗肥満効果が得られることを見出した。
本発明は、甘藷茎葉加工物とγ−アミノ酪酸またはその誘導体とからなる、抗肥満剤を提供する。
本発明はまた、上記抗肥満剤を含む、食品を提供する。
本発明の抗肥満剤は、優れた抗肥満作用を有する。さらに、抗高血圧作用も有する。したがって、甘藷茎葉の抗肥満作用という新たな機能により、甘藷茎葉の用途を拡大することができる。
(1)甘藷茎葉
まず、甘藷茎葉について簡単に説明する。本明細書において「甘藷茎葉」とは、「甘藷の茎および甘藷の葉のうちの少なくとも1種」をいう。
本発明に用いられる甘藷茎葉について、甘藷の品種は、特に限定されない。例えば、ジョイホワイト、コガネセンガン、シロユタカ、サツマスターチ、アヤムラサキ、すいおうなどの品種の甘藷茎葉が用いられ得る。そのうち、本発明では、特定品種である「すいおう」の甘藷茎葉を用いることが好ましい。特に、すいおうは、ポリフェノール含有量が高く、一度茎葉を収穫した後であっても、再度茎葉が再生するという特徴がある。さらに、すいおうは、再生した茎葉においても、ポリフェノールを豊富に含んでいる。したがって、本発明では、特に、すいおうの甘藷茎葉を用いることが好ましい。
本発明に用いられる甘藷茎葉としては、甘藷の栽培時に、地上部に出ている茎または葉が好ましい。地上から、好ましくは10cm以上、より好ましくは30cm以上、さらに好ましくは60cm以上に成長した甘藷茎葉が用いられる。また、甘藷の茎が地中から外に出ている位置から甘藷茎葉の先端までの長さを測定した場合に、その長さが、好ましくは300cm以内、より好ましくは200cm以内、さらに好ましくは150cm以内である甘藷茎葉が用いられる。300cmを超えると、甘藷茎葉の先端部が地面についてしまい、害虫などの害を受けやすくなるので、十分な量の茎葉が得られなくなる場合がある。
特に、本発明においては、緑色を保持している状態の茎葉、すなわち甘藷茎葉の若葉を用いることが好ましい。本明細書において「甘藷茎葉の若葉」とは、甘藷茎葉の先端部から60cm以内の茎葉をいう。この甘藷茎葉の茎葉には、ポリフェノールが多く含まる。
このような甘藷茎葉は、好ましくは付着した泥などを水で洗浄した後に、後述する加工が施される。
(2)甘藷茎葉の加工物
本明細書において「甘藷茎葉の加工物」とは、何らかの加工(処理)が施された甘藷茎葉のことをいう。処理としては、例えば、加熱処理、乾燥処理、粉末化処理、圧搾処理、抽出処理などが挙げられる。これらの処理は、1種のみを行ってもよく、2種以上を行ってもよい。以下、これらの処理について説明する。
(2−1)加熱処理
加熱処理は、甘藷茎葉中の酵素の失活による品質の安定化、および甘藷茎葉の褪色を防ぐ目的で行われる。加熱処理としては、例えば、ブランチング処理(例えば、湯通し)、乾熱処理、マイクロウェーブ処理、赤外線または遠赤外線処理、水蒸気処理などが挙げられる。これらの加熱処理のうち、ブランチング処理が好ましく用いられる。さらに、処理工程の便宜上、必要に応じて、甘藷茎葉を長径10〜30cm程度に裁断してから、各処理を行ってもよい。
ブランチング処理を行う場合、甘藷茎葉の色、すなわち緑色植物の色素であるクロロフィルの色が褪色しないようにするために、当業者が通常用いる方法でブランチング処理を行なえばよい。そのようなブランチング処理としては、例えば、湯通しが挙げられる。ブランチング処理は、用いる植物体によって、最適条件が大きく異なる。場合によっては、ブランチング処理によって、風味および栄養素が損なわれ、有用成分の生理活性が失活することもある。したがって、本発明では、好ましくはpHが5.4以上、より好ましくは5.6〜8.4、さらに好ましくは5.6〜8.0、最も好ましくは5.6〜7.6の熱水でブランチング処理を行う。このようなブランチング処理によって、抗酸化活性などの活性が高く、かつポリフェノールなどの成分の含有量が高い甘藷茎葉を効率よく得ることができる。
ブランチング処理を行なう場合、風味を改善する点から、熱水の量に対して食塩を0.01〜5質量%、好ましくは0.2〜3質量%の割合で添加することが好ましい。このように食塩を添加することにより、さらに緑色が鮮やかになり、かつ風味がよい甘藷茎葉を得ることができる。
乾熱処理、マイクロウェーブ処理、赤外線または遠赤外線処理、および水蒸気処理を行う場合は、pHが調整された溶液を甘藷茎葉に噴霧するなどのpH調整処理を行った後、これらの処理を行うことが好ましい。pH調整処理は、当業者が通常用いる方法で行なわれる。例えば、塩基性条件下に調整する場合は、水酸化ナトリウム、重曹、炭酸カルシウム(卵殻カルシウム、ホタテ貝殻カルシウム、サンゴカルシウムなど)、これらの炭酸カルシウムを焼成して得られる酸化カルシウムなどの溶液を用いて処理すればよい。さらに、アルカリイオン水などを用いてもよい。一方、酸性条件下に調整するには、酢酸、クエン酸、アスコルビン酸、酒石酸、リンゴ酸、フマル酸などの有機酸の溶液を用いればよい。これらのpH調整剤の量は、用いる調整剤によって適宜調整すればよい。
加熱処理における加熱温度は、80℃より高い温度、好ましくは90℃以上の温度とするのがよい。加熱時間は、5分以下、好ましくは3分以下、最も好ましくは10秒〜3分とするのがよい。
加熱処理後の甘藷茎葉は、緑色および風味を維持する上で、直ちに冷却することが好ましい。冷却は、加熱処理後の甘藷茎葉を冷却水中に浸漬する、冷風を当てて急冷するなど、当業者が通常用いる方法で行えばよい。例えば、冷却水に浸漬して冷却する場合、30℃以下の水、好ましくは20℃以下の水を用いればよい。冷却の温度が低いほど、甘藷茎葉は鮮やかな緑色になり、見た目に美しい。冷却時間は、甘藷茎葉の処理量に応じた任意の時間であるが、甘藷茎葉自身が冷却温度と同等の温度になるまで行うことが好ましい。
(2−2)乾燥処理および粉末化処理
乾燥は、加工前の甘藷茎葉の品質保持が可能となるために、好ましく用いられる。乾燥は、当業者が通常用いる任意の乾燥方法を用いて行われる。乾燥処理は、乾燥方法に応じた乾燥機、例えば、熱風乾燥機、高圧蒸気乾燥機、電磁波乾燥機、直火式加熱機、回転式通風乾燥機、凍結乾燥機、減圧濃縮機などを用いて行われる。これらの中でも、コストおよび乾燥効率の面から、熱風乾燥機、直火式乾燥機、および回転式通風乾燥機が好ましい。
乾燥は、乾燥物中の水分含量が5質量%以下となるように行うことが好ましい。
乾燥処理は、常圧下では、60〜150℃程度の温度で行うことにより、風味がよく、色鮮やかな甘藷茎葉の乾燥粉末を得ることができる。減圧下では、60℃以下、好ましくは甘藷茎葉が凍結する温度以上でかつ60℃以下で行えば、栄養成分の損失を少なくしつつ、乾燥を行うことが可能である。
甘藷茎葉をそのまま乾燥する場合は、2段階で乾燥を行うことが好ましい。2段階乾燥は、例えば、熱風乾燥機などを用いて行うことができる。2段階乾燥は、まず、水分含有量が25質量%以下となるまで、60〜80℃の温度で一次乾燥する。次いで、一次乾燥した甘藷茎葉の水分含有量が5質量%以下となるまで、一次乾燥よりも高い温度で二次乾燥する。
このとき、一次乾燥の乾燥温度が60℃未満の場合は、乾燥速度が遅くなり、二次乾燥の乾燥温度が100℃を超える場合は、焦げを生じることがある。したがって、二次乾燥の温度は、好ましくは70〜90℃であり、より好ましくは80℃前後に調整することでポリフェノールの含有量が高く色鮮やかな甘藷茎葉粉末を得ることができる。
一次乾燥と二次乾燥との温度差は、約5〜15℃であることが好ましく、約10℃であることがより好ましい。例えば、90℃で二次乾燥する場合、一次乾燥の温度は、75〜85℃であることが好ましく、約80℃であることがより好ましい。
このような2段階の乾燥工程を行うことにより、乾燥時間が短縮されると同時に、甘藷茎葉の緑色および風味が維持される。温度差を上記のように一定範囲に設定することにより、乾燥工程における緑葉の水分管理が容易になり、効率的に乾燥が行われる。
このようにして乾燥された甘藷茎葉は、さらに粉末化処理を施して乾燥粉末としてもよい。甘藷茎葉の乾燥粉末を得るためには、製造上のコストおよび乾燥の効率の点から、熱風乾燥機、直火式加熱機、および回転式通風乾燥機が好ましく用いられる。甘藷茎葉の乾燥粉末は、さらに粒径を小さくかつ均一にするために微粉末化処理を行ってもよい。甘藷茎葉は、茎部、葉部、および葉柄部と異なる部位を持つので、粉砕の効率を上げる観点からは、粗粉砕工程または微粉砕工程を経ることが好ましい。
粗粉砕工程は、乾燥した甘藷茎葉をカッター、スライサー、ダイサーなどの当業者に公知の任意の機械または装置により、乾燥した緑葉をカットする工程である。カットされた緑葉の大きさは、好ましくは長径が20mm以下であり、より好ましくは0.1〜10mmである。
微粉砕工程は、この粗粉砕された甘藷茎葉を微粉砕し、微粉砕粉末を得る工程である。微粉砕工程では、90質量%が200メッシュ区分を通過するように、微粉砕される。微粉砕は、例えば、クラッシャー、ミル、ブレンダー、石臼などの当業者が通常用いる機械または装置を用いて行われる。
加熱殺菌処理を行う場合は、微粉砕工程の前に行われる。この加熱殺菌処理を施すことにより、粗粉砕された甘藷茎葉を均一に加熱することができ、緑葉の香味を良好にし、効率のよい殺菌を行うことができる。この加熱処理は、110℃以上で行い、高圧殺菌機、加熱殺菌機、加圧蒸気殺菌機などを用いることができる。
例えば、加圧蒸気殺菌による加熱処理の場合、粗粉砕された甘藷茎葉は、例えば、0.5〜10kg/cmの加圧下、110〜200℃の飽和水蒸気により、2〜10秒間加熱殺菌処理される。必要に応じて、飽和水蒸気による加熱時に含んだ水分をさらに乾燥する。
このように微粉砕することにより食感がよくなり、好ましくは、粗粉砕、加熱処理、および微粉砕の工程を順に経ることにより、さらに食感がよくなり、食品などに添加した場合、均一に混ざりやすくなる。
乾燥処理前の甘藷茎葉を粗粉砕して細片状、ペースト状などにしてから、上記の乾燥処理を行い、乾燥粉末を調製してもよい。すなわち、粉末化処理は、乾燥処理を施された甘藷茎葉を用いて行ってもよく、未乾燥(例えば、生葉、湯通しされた甘藷茎葉など)の甘藷茎葉を用いて行ってもよい。
甘藷茎葉に後述の圧搾処理などを施して得た搾汁に、上記の乾燥機を用いて乾燥処理を施してもよい。甘藷茎葉の搾汁を用いて乾燥処理を行う場合は、製造上のコストや乾燥の効率の面から、減圧濃縮機が好ましい。このように乾燥処理を行うことによって、搾汁の粉末(以下、「エキス末」という場合がある)が得られる。
さらに、甘藷茎葉の搾汁をエキス末とする場合、スプレードライヤーなどの噴霧乾燥機を用いて粉末化してもよい。噴霧乾燥機を用いる場合には、回収率を上げるために、必要に応じてデキストリン、シクロデキストリン、デンプン、およびマルトースのような賦形剤を添加して行われる。好ましくはデキストリンが用いられる。例えば、デキストリンの添加によって粉末化を容易にするために、搾汁とデキストリンとの質量比は、1:10〜5:1が好ましい。
エキス末を得るための乾燥は、エキス末中の水分含量が5質量%以下となるように行うことが好ましい。
(2−3)圧搾処理
圧搾処理は、例えば、圧搾機などを用いて行われる。これによって甘藷茎葉の搾汁が得られる。得られた搾汁に上述のような乾燥処理などを施さずそのまま用いる場合は、80℃〜130℃で加熱殺菌を行うことが好ましい。
(2−4)抽出処理
抽出処理は、甘藷茎葉(生葉、乾燥粉末、エキス末など)に抽出溶媒を加え、好ましくは10分〜48時間、より好ましくは30分〜24時間保持することによって行われる。抽出温度は、好ましくは4〜150℃、より好ましくは10〜100℃である。抽出溶媒としては、例えば、水、熱水、含水有機溶媒(例えば、含水エタノールなどの含水アルコール)、有機溶媒(例えば、エタノール、メタノールなど極性有機溶媒)などが挙げられる。
特に、甘藷茎葉に含まれる有用な成分の1つであるポリフェノールを効率よく抽出し得る点で、水または含水極性溶媒(含水エタノール、含水エタノールなど)を用いることが好ましい。例えば、甘藷茎葉1質量部に対し、水または含水エタノール(エタノール含有量が90容量%以下)を0.5質量部〜50質量部添加して、10℃〜100℃で30分〜48時間抽出することで抽出物を得ることができる。
このようにして得られた抽出物は、必要に応じて、合成吸着剤(ダイアイオンHP20、セファビースSP825、アンバーライトXAD4、MCIgelCHP20Pなど)、デキストラン樹脂(セファデックスLH−20など)などを用いて、当業者が通常用いる方法で精製してもよい。
抽出処理によって得られる抽出物の形態は、抽出溶媒を含んだままの液状またはペースト状でもよく、溶媒を除去して固体状(抽出物粉末など)としてもよい。
(3)γ−アミノ酪酸またはその誘導体
本発明は、γ−アミノ酪酸またはその誘導体を必須成分とする。γ−アミノ酪酸は、アミノ酸の一種であり、脳内の情報伝達物質として重要な機能を果たし、脳内における代謝調節に関与していることが知られている。近年では、γ−アミノ酪酸が抗高血圧作用を示すことも明らかとなり、高血圧予防を目的として、食品や医薬品として利用され始めている。また、植物中に存在するグルタミン酸脱炭素酵素によって、グルタミン酸からγ−アミノ酪酸を生成することが可能であるため、植物中に含まれる機能性成分としても、利用されている。
上記γ−アミノ酪酸の誘導体としては、例えば、γ−アミノ酪酸の塩類またはγ−アミノ酪酸のエステル類が挙げられる。より詳細には、ニコチノイルγ−アミノ酪酸、γ−アミノ酪酸のカルシウム塩、γ−アミノ酪酸のメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、tert−ブチルエステルなどが挙げられる。本発明においては、上記物質のほかに、γ−アミノ酪酸またはその誘導体を含有する植物体そのもの、その加工物(例えば、茶、麦若葉、ケールなどの搾汁、抽出物、または乾燥粉末、さらに発芽玄米など)を、γ−アミノ酪酸またはその誘導体として用いてもよい。
(4)本発明の抗肥満剤
本発明の抗肥満剤は、甘藷茎葉加工物とγ−アミノ酪酸またはその誘導体とからなる。これらを組み合わせることにより、優れた抗肥満効果が得られ、さらに、優れた抗高血圧作用をも有するため、抗高血圧剤としても利用できる。本発明においては、甘藷茎葉加工物は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。さらに、本発明においては、γ−アミノ酪酸およびその誘導体も1種のみであっても2種以上を併用してもよい。
本発明の抗肥満剤の摂取量は特に制限されない。成人一日あたりにおける抗肥満剤の摂取量は、含有されるポリフェノールの合計量に換算して、好ましくは10〜3000mg、より好ましくは10〜1000mgである。例えば、甘藷茎葉の乾燥粉末を用いた場合、甘藷茎葉の乾燥粉末が、好ましくは0.1〜30g、より好ましくは0.1〜10gとなるように摂取すればよい。
甘藷茎葉加工物とγ−アミノ酪酸またはその誘導体との割合は、特に制限されない。例えば、甘藷茎葉加工物100質量部に対して、γ−アミノ酪酸またはその誘導体が、0.01質量部以上、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは1質量部以上とするのがよい。また、甘藷茎葉加工物100質量部に対して、γ−アミノ酪酸またはその誘導体が、100質量部以下、好ましくは50質量部以下、より好ましくは30質量部以下とするのがよい。
本発明の抗肥満剤は、そのまま摂取することが好ましい。しかし、本発明の抗肥満剤は、食品原料、医薬品原料、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、調味料(以下、「食品原料など」という場合がある)などと混合し、食品、医薬品などの形態で摂取することもできる。
(5)食品
本発明の食品は、上記抗肥満剤を含み、例えば、上記抗肥満剤と上記食品原料などとから得られる。
このような食品原料としては、例えば、ローヤルゼリー、プロポリス、ビタミン類(A、C、D、E、K、葉酸、パントテン酸、ビオチン、これらの誘導体など)、ミネラル(鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、セレンなど)、α−リポ酸、レシチン、ポリフェノール(フラボノイド類、これらの誘導体など)、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテインなど)、キサンチン誘導体(カフェインなど)、脂肪酸、タンパク質(コラーゲン、エラスチンなど)、ムコ多糖類(ヒアルロン酸など)、アミノ糖(グルコサミン、アセチルグルコサミン、ガラクトサミン、アセチルガラクトサミン、ノイラミン酸、アセチルノイラミン酸、ヘキソサミン、それらの塩など)、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、環状オリゴ糖など)、リン脂質およびその誘導体(ホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、セラミドなど)、含硫化合物(アリイン、セパエン、タウリン、グルタチオン、メチルスルホニルメタンなど)、糖アルコール、リグナン類(セサミンなど)、これらを含有する動植物抽出物、根菜類(ウコン、ショウガなど)、麦若葉末などのイネ科植物の緑葉、ケールなどのアブラナ科植物の緑葉などが挙げられる。調味料としては、糖液などの甘味料が挙げられる。
上記抗肥満剤が粉末形態でなる場合、本発明の食品は、水などに分散させて青汁の形態として利用し得る。特に、従来の青汁の原料である麦若葉、ケール、明日葉、桑葉などの緑葉の粉末と上記抗肥満剤とを混合して青汁の形態とすれば、従来の青汁の嗜好性が改善され、摂取しやすくなる。さらに、本発明の食品は、植物発酵ジュース、野菜ジュース(例えば、人参ジュース)、植物抽出物、果汁などに上記抗肥満剤を添加して、飲料形態として利用することも可能である。このような形態にすれば、嗜好性を良くすることが可能であるだけでなく、機能性または栄養価の高い飲料とすることもできる。
本発明の食品中の上記抗肥満剤の含有量は、特に限定されない。例えば、本発明の食品中に、抗肥満剤が上記の摂取量となるように配合され得る。
本発明の抗肥満剤および食品は、用途に応じて、顆粒、錠剤、カプセル剤(ハードカプセル、ソフトカプセルなど)、丸剤、粉末状、液状、ティーバッグ状、飴状などの形態に加工される。このように加工された抗肥満剤は、そのまま食してもよく、あるいは水、湯、牛乳などに溶いて飲んでもよい。粉末などをティーバッグの形態で提供すれば、湯などに浸漬して得られる抽出液を飲料として利用し得る。
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。なお、実施例の記載により、本発明を限定して解釈すべきではなく、特許請求の範囲における記載の範囲内において、本発明は種々の変更が可能である。
(製造例1:甘藷茎葉の乾燥粉末の製造)
甘藷の品種「すいおう」の種芋を植え込み、茎の長さ(地面から外に出ている部分の長さ)が150cm程度となるまで栽培した。次いで、甘藷茎葉の先端部から60cmの部分(甘藷茎葉の若葉)を刈り取り、水で2回洗浄して1kgの甘藷茎葉を得た。
得られた甘藷茎葉を5mm程度にカットし、pH8.0に調整した2Lの熱水(90℃)へ甘藷茎葉を1分間浸漬した。次いで、25℃の水で冷却し、冷却した甘藷茎葉を30秒間遠心分離してある程度まで脱水した。脱水後、水分量が約20質量%となるまで、乾燥機中70℃で2時間温風乾燥(一次乾燥)し、さらに最終水分量が3質量%となるように、80℃で4時間温風乾燥(二次乾燥)した。次いで、150℃の飽和水蒸気を用いて、3秒間加圧蒸気殺菌した。次いで、甘藷茎葉に含まれている水を温風乾燥で乾燥した後、200メッシュ区分を90質量%が通過するようにハンマーミルを用いて微粉砕し、甘藷茎葉の乾燥粉末(80g)を得た。
(製造例2:甘藷茎葉の抽出物の製造)
製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末3gに、80容量%エタノール水溶液を100mL加えて、80℃で24時間、加熱還流を行った。得られた溶液を濾過し、抽出液を得た。次いで、得られた抽出液を50℃で減圧濃縮して、抽出物粉末(91mg)を得た。
(製造例3:甘藷茎葉のエキス末の製造)
製造例1で用いた甘藷茎葉3kgを、マスコロイダーでペースト状に破砕し、濾過して甘藷茎葉の搾汁を得た。次いで、得られた搾汁を40℃で減圧濃縮して乾固させ、甘藷茎葉のエキス末(55g)を得た。
(実施例1:抗肥満作用の検証)
製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末を用いて、以下の方法により抗肥満作用を検証した。
まず、製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末が5質量%、γ−アミノ酪酸含有米胚芽エキスが0.3質量%(エキス中にγ−アミノ酪酸を5質量%の割合で含有(飼料全体中のγ−アミノ酪酸の含有量は0.015質量%):オリザ油化株式会社製)、牛脂が40質量%、およびグラニュー糖が9質量%の割合となるように、標準飼料(MF飼料:オリエンタル酵母工業株式会社製)に添加して試験飼料1を調製した。
甘藷茎葉の乾燥粉末を添加しないこと以外は、上記試験飼料1と同様の手順で、比較飼料1を調製した。
γ−アミノ酪酸含有米胚芽エキスを添加しないこと以外は、上記試験飼料1と同様の手順で、比較飼料2を調製した。
さらに、甘藷茎葉の乾燥粉末およびγ−アミノ酪酸含有米胚芽エキスを添加しないこと以外は、上記試験飼料1と同様の手順で、対照飼料1を調製した。
次いで、8週齢の雌性のICR系マウス(日本チャールス・リバー株式会社より購入)28匹に、標準飼料を与えて1週間馴化した。次いで、1群あたりの平均体重が均一となるように1群7匹の4群にわけた。1群のマウスには試験飼料1(試験群1)を、もう1群のマウスには比較飼料1(比較群1)を、さらに1群のマウスには比較飼料2(比較群2)を、そして残りの1群のマウスには対照飼料1(対照群1)をそれぞれ自由摂取させた。
自由摂取開始から25日目に各マウスの体重を測定した。測定後、以下の式(I)から体重増加率(%)を算出した。結果を表1に示す。
Figure 2006306851
Figure 2006306851
表1に示すように、甘藷茎葉の乾燥粉末およびγ−アミノ酪酸を含有する試験飼料1を摂取した試験群1のマウスは、γ−アミノ酪酸のみを含有する比較飼料1を摂取した比較群1のマウス、甘藷茎葉の乾燥粉末のみを含有する比較飼料2を摂取した比較群2のマウス、および甘藷茎葉の乾燥粉末およびγ−アミノ酪酸を含有しない対照飼料1を摂取した対照群1のマウスに比べて、高脂肪食摂取による体重増加が抑制される傾向が認められた。したがって、甘藷茎葉加工物(甘藷茎葉の乾燥粉末)およびγ−アミノ酪酸を組み合わせることによって、優れた抗肥満効果が発揮されることがわかる。
(実施例2:脂肪蓄積抑制作用の検証)
製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末を用いて、以下の方法により脂肪蓄積抑制作用を検証した。
8週齢の雌性のICR系マウス(日本チャールス・リバー株式会社より購入)16匹に、標準飼料を与えて1週間馴化した。次いで、1群あたりの平均体重が均一となるように1群4匹の4群にわけた。1群のマウスには上記試験飼料1(試験群2)を、もう1群のマウスには上記比較飼料1(比較群3)を、さらに1群のマウスには比較飼料2(比較群4)を、そして残りの1群のマウスには上記対照飼料1(対照群2)をそれぞれ自由摂取させた。
自由摂取開始から25日目に各マウスの皮下脂肪を実験動物用X線CT(商品名:LATheata、アロカ社製)にて測定した。結果を表2に示す。
Figure 2006306851
表2に示すように、甘藷茎葉の乾燥粉末およびγ−アミノ酪酸を含有する試験飼料1を摂取した試験群2のマウスは、γ−アミノ酪酸のみを含有する比較飼料1を摂取した比較群3のマウス、甘藷茎葉の乾燥粉末のみを含有する比較飼料2を摂取した比較群4のマウス、および甘藷茎葉の乾燥粉末およびγ−アミノ酪酸を含有しない対照飼料1を摂取した対照群2のマウスに比べて、高脂肪食摂取による皮下脂肪の蓄積が抑制される傾向がみられた。すなわち、甘藷茎葉加工物(甘藷茎葉の乾燥粉末)およびγ−アミノ酪酸を組み合わせることによって、皮下脂肪の蓄積を抑制する効果が発揮され、それによって肥満を防止し得ると考えられる。
(実施例3:抗高血圧作用の検証)
製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末を用いて、以下の方法により抗高血圧作用を検証した。
まず、製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末が1質量%および上記γ−アミノ酪酸含有米胚芽エキスが0.06質量%(飼料全体中のγ−アミノ酪酸の含有量は0.003質量%)の割合となるように、上記標準飼料に添加して試験飼料2を調製した。
γ−アミノ酪酸含有米胚芽エキスを添加しないこと以外は、上記試験飼料2と同様の手順で、比較飼料3を調製した。
甘藷茎葉の乾燥粉末を添加しないこと以外は、上記試験飼料2と同様の手順で、比較飼料4を調製した。
5週齢の高血圧自然発症(SHR)ラット(日本チャールス・リバー株式会社より購入)18匹に、上記標準飼料を与えて1週間馴化した。次いで、1群あたりの平均血圧が均一となるように1群6匹の3群にわけた。1群のラットには上記試験飼料2(試験群3)を、もう1群のラットには上記比較飼料3(比較群5)を、そして残りの1群のラットには上記比較飼料4(比較群6)をそれぞれ自由摂取させた。
自由摂取開始から25日目に、各ラットの尾部の収縮期血圧を測定した。結果を表3に示す。
Figure 2006306851
表3に示すように、甘藷茎葉の乾燥粉末およびγ−アミノ酪酸を含有する試験飼料2を摂取した試験群3のラットは、甘藷茎葉の乾燥粉末のみを含有する比較飼料3を摂取した比較群5のラットおよびγ−アミノ酪酸含有米胚芽エキスのみを含有する比較飼料4を摂取した比較群6のラットに比べて、収縮期血圧が低くなっていることがわかる。すなわち、甘藷茎葉加工物(甘藷茎葉の乾燥粉末)およびγ−アミノ酪酸を組み合わせることによって、血圧を下げる効果を発揮することがわかる。
(実施例4)
下記の原料を用いて、食品(錠剤;200mg/錠)を製造した。
<原料> 配合量(質量%)
製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末 5
γ−アミノ酪酸1質量%含有大麦若葉末 11
アスコルビン酸 10
結晶セルロース 14
ショ糖エステル 4
還元麦芽糖 30
二酸化ケイ素 1
トレハロース 25
(実施例5)
下記の原料を用いて、食品(顆粒)を製造した。
<原料> 配合量(質量%)
製造例1で得られた甘藷茎葉の乾燥粉末 2
γ−アミノ酪酸1質量%含有ケール乾燥粉末 33
茶カテキン 10
結晶セルロース 20
還元麦芽糖 35
本発明の抗肥満剤は、脂肪蓄積抑制作用を有するため、優れた抗肥満効果を発揮する。さらに、抗肥満効果以外にも、優れた抗高血圧作用を有するため、抗高血圧剤としても利用し得る。したがって、食品、医薬品などとして有用である。

Claims (2)

  1. 甘藷茎葉加工物と、γ−アミノ酪酸またはその誘導体とからなる、抗肥満剤。
  2. 請求項1に記載の抗肥満剤を含む、食品。
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