JP5118476B2 - 柔軟剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は柔軟剤組成物に関する。
衣料等の繊維製品を対象とした柔軟剤には一般に香料が用いられている。従来、洗濯処理を行った衣料の香りは、処理直後の香りが強い、心地よいなどが求められていた。しかし、近年、香りに対する関心が高まっており、洗濯された衣料の保存後、着用開始時、さらには着用中においても香りを楽しむ生活習慣が生まれてきた。そのような変化に対応して、柔軟処理後の衣料に香りを残すいわゆる残香性を付与する技術が開発されている(例えば特許文献1、2)。
長時間に渡り心地よい香りが持続する高残香性能のためには、洗濯浴中で香料を衣料上に多く残すことが効果的である。しかし、通常の洗濯工程において、柔軟処理を行う場合、香料は洗浄水とともに排出されてしまい、香りが残りにくいという問題点がある。そのため、高い残香性能を発現させるためには、香料を多量に配合することが必要となり、経済性、製品安定性が悪くなる。また、これまでの技術では、高い残香性を発現するため、および、審美的外観の観点から柔軟剤自身の色合いを損なわないために、香料種が限定された中から調合しないといけないといった問題点もあり(特許文献1、2)、香りのバリエーションが限定されてきた。
特開2004−131680号公報 特開2004−210959号公報
したがって、本発明が解決しようとする課題は、柔軟性能に優れ、洗濯後の繊維製品に心地よい、さまざまな香りを付与でき、長期間保管後においても長く心地よい香りが残る柔軟剤組成物を提供することである。
本発明は、下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有する柔軟剤組成物に関する。
<(a)成分>
下記一般式(1)で示される化合物、又はその酸塩もしくは4級塩に由来するモノマー単位(A)及び、下記一般式(2)で示される化合物に由来するモノマー単位(B)を含有し、モノマー単位(A)とモノマー単位(B)の合計中、モノマー単位(A)の割合が(A)/〔(A)+(B)〕=20〜100モル%である、高分子化合物。
Figure 0005118476
〔式中、R1、R2は、それぞれ独立に水素原子、又はメチル基を示し、R3は−COOM(Mは水素原子、又はアルカリ金属原子)、又は水素原子を示す。Xは−COO−R6−、−CONR7−R8−、又は−CH2−を示す。R4はXが−CH2−の場合には一般式(3)
Figure 0005118476
で表される基を示し、Xがそれ以外の場合は炭素数1〜3のアルキル基、又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を示す。R5は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は水素原子を示す。R6、R8は、それぞれ独立に炭素数2〜3のアルキレン基、R7は水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。〕
Figure 0005118476
(式中、R11、R12は、それぞれ独立に水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、Yはアリール基、−O−CO−R13、−COO−R14、又は−CONR15−R16を示す。R13、R14、R16は、それぞれ独立に炭素数1〜5の直鎖状、分散性状、もしくは環状のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、R15は水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。)
<(b)成分>
メチルジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選ばれるアルカノールアミン(b1)と炭素数8〜26の脂肪酸又はその低級アルキル(アルキル基の炭素数1〜3)エステル(b2)とを、〔(b1)中の水酸基のモル数/(b2)のモル数〕=1/0.5〜1/1で反応させて得られるエステル化合物を、さらに4級化して得られる4級アンモニウム塩。
<(c)成分>
ClogPが4を超える香料化合物。
本発明によれば、ClogPが4を超える香料を効率よく繊維製品に付与でき、繊維処理直後、および長期保管後においても長く香りが残る効果がある柔軟剤組成物が提供される。
<(a)成分>
モノマー単位(A)の由来となる、一般式(1)で表される化合物のうち、Xは−COO−R6−、−CONR7−R8−(R6、R7、R8は前記の意味を表す)が好ましく、R4、R5はメチル基、又はエチル基が好ましい。また、好ましい具体的な化合物としてXが−COO−R6−である化合物としては、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノブチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノプロピル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノブチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノプロピル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノブチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノプロピル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノブチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノプロピル等が挙げられる。さらに好ましい化合物としては、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノプロピル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノプロピル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノプロピル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノプロピルが挙げられる。
特に好ましくは、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノメチルが挙げられる。
また、一般式(1)で表される化合物のうち、一般式(1)中のXが−CONR7−R8−である化合物としては、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアミノメチルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアミノブチルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド等が挙げられる。好ましくはN,N−ジメチルアミノプロピルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアミノメチルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミドである。
また、一般式(1)中のXが−CH2−の場合、R4は前記一般式(3)で表される基である。かかる化合物としては、ジアリルアミン、ジアリルメチルアミン等が挙げられる。
一般式(1)で示される化合物は、その酸塩又は4級塩を用いることができる。酸塩としては、例えば、1級、2級、3級アミンの塩酸塩、硫酸塩などの無機塩の中和塩や各種有機酸の中和塩が挙げられ、4級塩としては炭素数1〜3のハロゲン化アルキル、炭素数1〜3のアルキル硫酸等によって4級化された化合物が挙げられる。4級塩としてはN,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド、N,N−ジメチル−N−エチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムエチルサルフェート、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドが挙げられる。これらの化合物は、例えばMRCユニテック(株)からQDMやMOEDESという商品名で販売されている。
(a)成分が、モノマー単位(A)のみからなる高分子化合物である場合には、モノマー単位(A)は、一般式(1)で示される化合物、又はその酸塩から構成されることが好ましい。
また、モノマー単位(B)の由来となる、一般式(2)で表される化合物としては、ブチルアクリレート等のアクリル酸アルキル(炭素数1〜5)エステル、ブチルメタクリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート等のメタクリル酸アルキル(炭素数1〜5)エステル等が挙げられる。
(a)成分は、モノマー単位(A)、(B)以外のモノマー単位として、共重合可能な不飽和結合含有モノマー〔モノマー(C)〕に由来するモノマー単位〔モノマー単位(C)〕を本発明の効果を損なわない範囲で有しても良い。かかるモノマー(C)としては、例えば、アクリルアミド、ビニルアルコール;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド等の炭素数1〜22のヒドロキシアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミド;ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ラウロキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート(エチレングリコールの重合度が1〜100)、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート(プロピレングリコールの重合度が1〜50)、ポリブチレングリコール(メタ)アクリレート(ブチレングリコールの重合度が1〜50)等のポリアルキレン(アルキレン基の炭素数1〜8;直鎖もしくは分岐鎖)オキシド鎖を有する(メタ)アクリル酸エステル;グリセリン(メタ)アクリレート等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;ジアセトン(メタ)アクリルアミド;N−ビニルピロリドン等のN−ビニル環状アミド;N−(メタ)アクロイルモルホリン;塩化ビニル;アクリロニトリル;(メタ)アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、スチレンカルボン酸等のカルボキシル基を有するビニル化合物;2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸等のスルホン酸基を有するビニル化合物等が例示される。これらのモノマー(C)の共重合量は、モノマー全量に対して80質量%以下、好ましくは50質量%以下、さらに好ましくは30質量%以下である。
(a)成分は、モノマー単位(A)及びモノマー単位(B)を、モノマー単位(A)とモノマー単位(B)の合計中、モノマー単位(A)の割合が(A)/〔(A)+(B)〕=20〜100モル%の割合で含有し、柔軟効果の点から好ましくは、50〜95モル%、より好ましくは70〜95モル%で含有する。また、特にlogPが5以上の香料を効率よく繊維製品に付与する場合には、モノマー単位(A)のみからなる高分子化合物が好ましい。
また、(a)成分の重量平均分子量(Mw)は、2,000〜200,000、更に3,000〜150,000、特に5,000〜100,000、とりわけ5,000〜75,000、最も5,000〜60,000が好ましい。
尚、本発明の(a)成分のMwは、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)測定による値を使用する。溶離液としては、水、アルコール、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、アセトニトリル及びこれらの溶媒を組み合わせた液の何れかを使用し、ポリエチレンオキシド又はポリスチレン換算の分子量とする。
その際、測定対象のポリマーが、モノマー単位(A)の割合が大きく比較的親水性であると考えられる場合は、(1%酢酸/エタノール):水=3:7(質量比)の混合溶媒で調製したLiBrの50mmol/L溶液を溶媒として、極性溶媒用GPCカラム「α−M(東ソー(株)製)」を2本直列して用い、ポリエチレングリコール換算の分子量により算出する(測定法A)。一方、モノマー単位(B)の割合が大きく、ポリマーが比較的疎水性であると考えられる場合は、ファーミンDM20(花王(株)製)の1mmol/L−CHCl3溶液にて、有機溶媒用GPCカラム「K−804(昭和電工(株)製)」を2本直列して用い、ポリスチレン換算の分子量により算出する(測定法B)。
<(b)成分>
(b)成分は、メチルジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選ばれるアルカノールアミン(b1)と炭素数8〜26の脂肪酸又はその低級アルキル(アルキル基の炭素数1〜3)エステル(b2)とを、〔(b1)中の水酸基のモル数/(b2)のモル数〕=1/0.5〜1/1で反応させて得られる構造をしたエステル化合物を、さらに4級化して得られる構造をした4級アンモニウム塩である。
(b)成分について、〔(b1)中の水酸基のモル数/(b2)のモル数〕の比は、柔軟性が良好な柔軟剤組成物を得る観点から1/0.5〜1/1であり、好ましくは1/0.5〜1/0.98、より好ましくは1/0.52〜1/0.95、最も好ましくは1/0.54〜1/0.95である。
(b2)成分は、炭素数8〜26、好ましくは14〜20の脂肪酸又はその低級アルキル(アルキル基の炭素数1〜3)エステルであり、これらの1種又は2種以上の混合物を用いることができる。また、(b2)成分は、JIS K0070-1992に記載の方法で測定した酸価(AV)又は鹸化価(SV)が170〜240mgKOH/gであるものが好ましく、180〜235mgKOH/gであるものがより好ましい。
(b2)成分の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の飽和もしくは不飽和脂肪酸又はその低級アルキルエステル;牛脂、豚脂、パーム油、大豆油、ナタネ油、サフラワー油、ヒマワリ油、オリーブ油等の天然油脂を分解・精製して得られる脂肪酸又はその低級アルキルエステル(好適にはメチルエステル、エチルエステル);これらの硬化脂肪酸、部分硬化脂肪酸又はそれらの低級アルキルエステル(好適にはメチルエステル、エチルエステル)等が挙げられ、これらの中でも特にオレイン酸、ステアリン酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化パーム油脂肪酸、大豆脂肪酸、硬化大豆脂肪酸、及びこれらの低級アルキルエステルが好適である。
(b1)成分と(b2)成分との反応において(b2)成分として脂肪酸を用いる場合には、エステル化反応温度を140〜230℃で縮合水を除去しながら反応させることが好ましい。反応を促進させる目的から通常のエステル化触媒を用いても差し支えなく、例えば硫酸、燐酸などの無機酸、酸化錫、酸化亜鉛などの無機酸化物、テトラプロポキシチタンなどのアルコラートなどを選択することができる。反応の進行はJIS K0070−1992に記載の方法で酸価(AV)及び鹸化価(SV)を測定することで確認を行い、好適にはAVが10mgKOH/g以下、好ましくは6mgKOH/g以下となった時、エステル化反応を終了する。得られるエステル化合物は、SVが110〜210mgKOH/gであることが好ましく、130〜190mgKOH/gであることがより好ましい。
また(b1)成分と(b2)成分との反応において(b2)成分として脂肪酸低級アルキルエステルを用いる場合には、反応は、好ましくは50〜150℃、より好ましくは100〜150℃の温度で生成する低級アルコールを除去しながら行う。反応促進のために水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機アルカリや、メチラート、エチラートなどのアルコキシ触媒を用いることも可能である。反応の進行はガスクロマトグラフィーなどを用いて脂肪酸低級アルキルエステルの量を直接定量することが好適であり、未反応脂肪酸低級アルキルエステルが仕込みの脂肪酸低級アルキルエステルに対してガスクロマトグラフィーチャート上で10面積%以下、特に6面積%以下で反応を終了させることが好ましい。得られるエステル化合物は、SVが110〜210mgKOH/gであることが好ましく、130〜190mgKOH/gであることがより好ましい。
次にこのようにして得られたエステル化合物の4級化を行うが、4級化に用いられるアルキル化剤としては、メチルクロリド、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等が好適である。アルキル化剤として、メチルクロリドを用いる場合には、特に溶媒を使用する必要はないが、溶媒を使用する場合は、エタノールやイソプロパノールなどの溶媒を、エステル化合物に対して10〜50質量%程度混合した溶液をチタン製のオートクレーブなどの加圧反応器に仕込み、密封下30〜120℃の反応温度でメチルクロリドを圧入させて反応させる。このときメチルクロリドの一部が分解し塩酸が発生する場合があるため、アルカリ剤を少量加えることで反応が効率よく進むため好適である。メチルクロリドとエステル化合物とのモル比は、エステル化合物のアミノ基1当量に対してメチルクロリドを1〜1.5倍当量用いることが好適である。
アルキル化剤としてジメチル硫酸、ジエチル硫酸を用いる場合には、特に溶媒を使用する必要はないが、溶媒を使用する場合、エタノールやイソプロパノールなどの溶媒をエステル化合物に対して10〜50質量%程度混合した溶液を40〜100℃に加熱混合し、ジメチル硫酸及び/又はジエチル硫酸を滴下して行われる。ジメチル硫酸及び/又はジエチル硫酸とエステル化合物とのモル比は、エステル化合物のアミノ基1当量に対してジメチル硫酸及び/又はジエチル硫酸を0.9〜1.1倍当量、特に0.95〜0.99倍当量用いることが好ましい。
<(c)成分>
本発明の柔軟剤組成物は、ClogPが4を超える香料化合物を含有する。ここで、logPとは、有機化合物の水と1−オクタノールに対する親和性を示す係数である。1−オクタノール/水分配係数Pは、1−オクタノールと水の2液相の溶媒に微量の化合物が溶質として溶け込んだときの分配平衡で、それぞれの溶媒中における化合物の平衡濃度の比であり、底10に対するそれらの対数logPの形で示すのが一般的である。
多くの化合物のlogP値が報告され、Daylight Chemical Information Systems, Inc. (Daylight CIS)などから入手しうるデータベースには多くの値が掲載されているので参照できる。実測のLogP値がない場合には、Daylight CISから入手できるプログラム“CLOGP"で計算すると最も便利である。このプログラムは、実測のlogP値がある場合にはそれと伴に、Hansch, Leoのフラグメントアプローチにより算出される“計算logP(ClogP)”の値を出力する。
フラグメントアプローチは化合物の化学構造に基づいており、原子の数及び化学結合のタイプを考慮している(cf. A. Leo, Comprehensive Medicinal Chemistry, Vol.4, C. Hansch, P.G. Sammens, J.B. Taylor and C.A. Ramsden, Eds., p.295, Pergamon Press, 1990)。このClogP値は現在最も汎用的で信頼できる推定値であるので、化合物の選択に際して実測のlogP値の代わりに用いることができる。本発明では、logPの実測値があればそれを、無い場合はプログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値を用いる。
ClogPが4を超える香料化合物としては、例えば、下記の香料化合物が挙げられる。
p-t-B.C.H.A、BENZYL SALICYLATE、DAMASCENONE、LIMONENE、TERPINOLENE、ALDEHYDE C-11、HEXYL CINNAMIC ALDEHYDE、PATCHOULI ALCOHOL、AMBROXAN、PEARLIDE、PENTALIDE
本発明の香料化合物吸着量向上効果の発現機構は必ずしも全てが解明された訳ではないが、本発明の組成物を用いて繊維製品を処理した時、特定の構造を有する(a)成分及び(b)成分が繊維表面に吸着し、(c)成分であるClogPが4を超える比較的疎水性の香料化合物を繊維製品表面に選択的に捕捉、吸着させることにより(c)成分の吸着率を向上させているものと考えられる。
<柔軟剤組成物>
本発明の柔軟剤組成物は、(a)成分を0.005〜10質量%、更に0.05〜5質量%、特に0.5〜3質量%含有することが好ましい。また、(b)成分を3〜30質量%、更に5〜25質量%、特に10〜20質量%含有することが好ましい。また、(c)成分を0.05〜5質量%、更に0.3〜3質量%、特に0.5〜2質量%含有することが好ましい。なお、本発明の柔軟剤組成物が液体の場合、残部は全部又は主に水である。
また、本発明の柔軟剤組成物では、(a)成分、(b)成分及び(c)成分の含有量の合計中、(c)成分の含有量の割合が、(c)成分/〔(a)成分+(b)成分+(c)成分〕×100で、0.05〜30質量%、更に0.5〜20質量%、特に1〜10質量%であることが、残香性および保存安定性の観点から好ましい。
また、本発明の柔軟剤組成物では、(a)成分、(b)成分及び(c)成分の含有量の合計中、(a)成分の含有量の割合が、(a)成分/〔(a)成分+(b)成分+(c)成分〕×100で、0.01〜30質量%、好ましくは1〜20質量%、より好ましくは2〜20質量%、さらに好ましくは3〜20質量%、5〜20質量%、10〜20質量%、最も好ましくは14〜20質量%であることが、香料の吸着性、残香性、柔軟性、および保存安定性の観点から好ましい。また、経済性の観点から2〜10質量%が好ましい。
なお、本発明の柔軟剤組成物は、本発明の(a)、(b)、(c)成分以外に、抗菌剤、安定化剤、増粘剤、染料、アニオン性界面活性剤等を含有することができる。本発明の柔軟剤組成物は、衣料等の繊維製品用として好適である。
以下に、(a)成分及び比較のポリマー(ポリマー1〜5及びポリマー7)の合成例を示す。
(合成例1)
メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル(分子量:157.21)36.0g、ブチルメタクリレート(分子量:142.2)14.0g、エタノール180.0gを均一に混合し、内容量300mLのガラス製セパラブルフラスコに入れ、窒素雰囲気下で一定時間攪拌した。そこに2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(V−65;和光純薬工業(株)製)1.41gをエタノール20.0gに溶解した溶液を添加し、60℃付近まで昇温した。60〜70℃付近で合計8時間保持することで重合・熟成した。そこにエタノール100.0gを加えて希釈した後、室温まで降温した。この反応溶液をイオン交換水4000.0g中に滴下して再沈殿精製し、沈殿物を乾燥してポリマー1を得た。ポリマーのMwは12800であった(水/エタノール=7/3系、ポリエチレンオキシド換算)。また1H−NMRにより分析したポリマーの組成は仕込みモノマー組成どおり(DMAEMA/BMA=70/30(モル比))であった。
(合成例2)以降は、(合成例1)と同様の方法にて使用するモノマーを変更することにより、下記組成(モル比)、分子量のポリマーを得た。
(合成例2)
ポリマー2:DMAEMA/BMA=65/35、Mw11400
(合成例3)
ポリマー3:DMAEMA/BMA=55/45、Mw10200
(合成例4)
ポリマー4:DMAEMA/BMA=40/60、Mw6500
(合成例5)
内容量1Lのガラス製セパラブルフラスコを一定時間窒素置換した。そこにエタノール46.8gを添加し、撹拌しながら内温が78〜80℃になるまで加熱し、保持した。ジメチルアミノエチルメタクリレート300.00g、2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(V−65B;和光純薬工業(株)製)7.11g、エタノール114.3gを予め均一に混合し、この溶液を上記フラスコ中に3時間かけて一定速度で滴下した。次に、V−65B 11.85gをエタノール47.4gに溶解した溶液を上記フラスコ中に4時間かけて一定速度で滴下した。滴下終了後、80℃付近で2時間保持することでポリジメチルアミノエチルメタクリレート(ポリマー5)のエタノール溶液を得た。ポリマーのMwは11200であった。また1H−NMRにより分析したポリマーの組成は仕込みモノマー組成どおりであった。
また、ポリマー6として、以下のものを用いた。
・ポリマー6:ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド、Poly(diallyldimethylammonium chloride), low molecular weight(MW:100,000〜200,000、アルドリッチ製)
また、比較化合物として、(合成例1)と同様の方法にて使用するモノマーを変更することにより得た、下記組成(モル比)、分子量のポリマー7を用いた。
・ポリマー7(比較化合物):QDM/BMA=10/90、Mw12000
上記略号は以下の意味を示す。また、ポリマーの分子量Mwは前述の測定法Aにより測定したものである。
・DMAEMA:メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル
・DADMAC:ジアリルジメチルアンモニウムクロライド
・QDM:N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド
・BMA:ブチルメタクリレート
以下に、各実施例、比較例で用いた(b)成分〔(b−1)、(b−2)〕の合成例を示す。以下の例において、酸価(AV)及び鹸化価(SV)は、JIS K0070−1992に記載の方法で測定した値である。また、%は特記しない限り質量%である。
(合成例6)
攪拌機、窒素導入管、温度計、及び脱水管を具備する1L4つ口フラスコにトリエタノールアミンと、牛脂脂肪酸とパーム油由来脂肪酸を質量比で1/1で混合し部分的に水添した脂肪酸混合物(AV=206mgKOH/g、ヨウ素価38、不飽和基を2個有する脂肪酸の含有量7モル%)とを1/1.65のモル比〔(トリエタノールアミン中の水酸基のモル数)/(脂肪酸混合物のモル数)=1/0.55〕で混合した溶液500gを仕込み、攪拌下窒素を導入し、生成する水を脱水管で系外に除去しながら約3時間かけて180℃まで加熱した。180〜230℃の温度にさらに5時間保持し、反応物の一部を採取し、AVとSVを測定し、AV=2.5mgKOH/g、SV=163.2mgKOH/gであることを確認した後、室温まで冷却した。
得られたエステル化合物の全アミノ基窒素含有量(JIS K7245-2000の全アミノ基窒素含有量の測定方法に従うものとする。)を求め、計算から得られるアミノ基の当量数に対して0.98当量倍のジメチル硫酸で4級化反応を行う。具体的にはエステル化反応終了物300gを攪拌機、窒素導入管、滴下ロート、温度計、及び冷却管を具備する1L5つ口フラスコに仕込み、窒素を導入しながら攪拌下50℃まで加熱昇温する。滴下ロートより全アミノ基窒素含有量から求めたアミノ基の当量数に対して0.98当量倍のジメチル硫酸を1時間かけて滴下し、50℃でさらに2時間攪拌した。反応終了後、エタノールで90%に希釈し、4級アンモニウム塩〔(b−1)成分〕を得た。
(合成例7)
攪拌機、窒素導入管、温度計、及び脱水管を具備する1L4つ口フラスコにメチルジエタノールアミンと、牛脂脂肪酸とパーム油由来脂肪酸を質量比で1/1で混合し部分的に水添した脂肪酸混合物(AV=206mgKOH/g、ヨウ素価25)とを1/1.9のモル比〔(メチルジエタノールアミン中の水酸基のモル数)/(脂肪酸混合物のモル数)=1/0.95〕で混合した溶液500gを仕込み、攪拌下窒素を導入し、生成する水を脱水管で系外に除去しながら約3時間かけて180℃まで加熱した。180〜230℃の温度にさらに5時間保持し、反応物の一部を採取し、AVとSVを測定し、AV=6mgKOH/g、SV=178mgKOH/gであることを確認した後、室温まで冷却した。
得られたエステル化合物の全アミノ基窒素含有量(JIS K7245-2000の全アミノ基窒素含有量の測定方法に従うものとする。)を求め、計算から得られるアミノ基の当量数に対して1.2当量倍のメチルクロリドで定法により4級化反応(反応温度120℃)を行った。反応終了後、エタノールで90%に希釈し、4級アンモニウム塩〔(b−2)成分〕を得た。
<実施例1及び比較例1>
(1)前処理方法
あらかじめ、市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)アタック)を用いて、木綿メリヤス24枚、木綿タオル24枚をそれぞれ日立全自動洗濯機NW-6CYで5回洗浄を繰り返し、室内乾燥することによって、過分の薬剤を除去した(洗剤濃度0.0667質量%、水道水47L使用、水温20℃、洗浄10分、ため濯ぎ2回)。
(2)柔軟剤組成物及び試験用処理液の調製方法
はじめに、(a)成分1.9%(質量%、以下特記しない限り同様)、(b)成分17.0%、(c)成分1.5%になるようそれぞれを水と混合し、塩酸にてpH=2にして60℃に加熱し撹拌した。その後、室温まで冷却し柔軟剤組成物を調製した。これを水で3700倍希釈し、(a)成分5ppm、(b)成分46ppm、(c)成分4ppmの試験用処理液を得た。
(3)吸着率の測定方法
上記の方法で調製した試験用処理液(52.5g)をNo.11の規格瓶に入れた。さらに、前処理を行った木綿メリヤス布(10cm×10cm、2.1g)を入れ、マグネティックスターラー(スターラーピースの長さ4.5cm×径1cm、回転数200rpm)で5分間攪拌するモデル柔軟処理を行った。処理前の試験用処理液中の香料化合物含有量(x)と処理後の香料化合物含有量(y)の差分〔(x)−(y)〕をタオルに吸着している量として、処理前の香料化合物含有量(x)に対する割合(百分率)、すなわち、〔(x)−(y)〕/(x)×100を香料化合物の吸着率(%)とする。その結果を表1に示す。なお、処理前後の試験用処理液中の香料化合物の含有量は、下記の液体クロマトグラフィー装置を用いて測定した。
液体クロマトグラフィー装置:HITACHI L−6000
カラム:Lichrospher 100 RP−18(e) 5μm 125mm×4φ
カラム温度:40℃
溶離剤:アセトニトリル/水=7/3(質量比)の混合溶液
流速:1.0mL/min
検出器:UV(220nm)
Figure 0005118476
表中、吸着率の対ブランク相対値は、ブランクを1.0とする相対値である(以下同様)。
次に、実施例1−1とブランク(ポリマーなし)の条件での処理布を、25℃、40%RHにて24時間乾燥させ、残香性の比較官能評価を、さらに、同条件で処理した木綿タオルを25℃、40%RHにて24時間乾燥させ柔軟性の比較官能評価を、それぞれパネラー10人に対して行った。結果を表2に示す。
Figure 0005118476
これより、本発明の柔軟剤組成物では、残香性がよく、更に柔軟性も向上していることがわかる。
<実施例2及び比較例2>
(a)成分として合成例1の方法で調製したポリマー1、(b)成分として前記(b−1)又は(b−2)、及び(c)成分としてClogPの異なる各種香料化合物、を用いて、上述した調製方法と同様に試験用処理液を調製し、実施例1と同様に処理を行い、吸着率を求めた。また、(a)成分を配合しない試験用処理液〔(a)成分の配合量の分を水に置き換える〕についても吸着率を求めた。その結果を表3に示した。
Figure 0005118476
<実施例3及び比較例3>
合成例1の方法で調製したポリマー1〔(a)成分〕、前記(b−1)又は(b−2)〔(b)成分〕、及び実施例2において効果の高かったパーライド〔(c)成分〕を用いて、(a)成分0〜3.7%、(b)成分17.0%、(c)成分1.5%になるようそれぞれを混合し、塩酸にてpH=2にして60℃に加熱し撹拌した。なお、(a)〜(c)成分の三者の質量比は、表4の数値となるように調整した。その後、室温まで冷却し柔軟剤組成物を調製した。これを水で3700倍希釈し、(a)成分0〜10ppm、(b)成分46ppm、(c)成分4ppmの試験用処理液を得た。この試験用処理液を用いて実施例1と同様に処理を行い香料の吸着率を測定した。その結果を表4に示す。ブランクは、(a)成分0ppm〔(a)成分なし〕、(b)成分46ppm、(c)成分4ppmの試験用処理液である。
Figure 0005118476
表1〜4の結果より、(a)、(b)、(c)成分を含有する本発明の柔軟剤組成物で処理された繊維製品は、香料を効率的に繊維製品に吸着させ、残香性および柔軟性を向上させることが出来ることがわかった。

Claims (4)

  1. 下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有する柔軟剤組成物。
    <(a)成分>
    下記一般式(1)で示される化合物、又はその酸塩に由来するモノマー単位(A)のみからなる、高分子化合物。
    Figure 0005118476

    〔式中、R1、R2は、それぞれ独立に水素原子、又はメチル基を示し、R3 は水素原子を示す。Xは−COO−R6−、又は−CONR7−R8 −を示す。R4 は炭素数1〜3のアルキル基、又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を示す。R5は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は水素原子を示す。R6、R8は、それぞれ独立に炭素数2〜3のアルキレン基、R7は水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。〕
    <(b)成分>
    メチルジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選ばれるアルカノールアミン(b1)と炭素数8〜26の脂肪酸又はその低級アルキル(アルキル基の炭素数1〜3)エステル(b2)とを、〔(b1)中の水酸基のモル数/(b2)のモル数〕=1/0.5〜1/1で反応させて得られるエステル化合物を、さらに4級化して得られる4級アンモニウム塩。
    <(c)成分>
    ClogPが4を超える香料化合物。
  2. (a)成分、(b)成分及び(c)成分の含有量の合計中、(c)成分の含有量の割合が、(c)成分/〔(a)成分+(b)成分+(c)成分〕×100で、0.05〜30質量%である請求項1の柔軟剤組成物。
  3. (a)成分、(b)成分及び(c)成分の含有量の合計中、(a)成分の含有量の割合が、(a)成分/〔(a)成分+(b)成分+(c)成分〕×100で、0.01〜30質量%である請求項1又は2の柔軟剤組成物。
  4. 請求項1〜3の何れか1項記載の柔軟剤組成物で、繊維製品を処理する方法。
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