JP4926681B2 - 透明又は半透明の液体柔軟剤組成物 - Google Patents
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下記一般式(1)で示される化合物、又はその酸塩もしくは4級塩に由来するモノマー単位(A)及び、下記一般式(2)で示される化合物に由来するモノマー単位(B)を、(A)/(B)=20/80〜99/1のモル比で含有する、高分子化合物。
下記一般式(4)で表される化合物及び一般式(5)で表される化合物から選ばれる1種以上の化合物。
logPが−0.5〜1.5の有機溶剤
モノマー単位(A)の由来となる、一般式(1)で表される化合物のうち、一般式(1)中のXが−COO−R6−である化合物としては、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノブチル、アクリル酸N,N−ジメチルアミノプロピル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノブチル、メタクリル酸N,N−ジメチルアミノプロピル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノブチル、アクリル酸N,N−ジエチルアミノプロピル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノメチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノブチル、メタクリル酸N,N−ジエチルアミノプロピル等が挙げられる。
(b)成分は、前記一般式(4)で表される化合物及び前記一般式(5)で表される化合物から選ばれる1種以上の化合物であり、複数の化合物を用いる場合、例えば、一般式(4)で表され、一般式(4)中のR24が炭素数1〜3のアルキル基である化合物〔以下、化合物(b1−1)という〕、一般式(4)で表され、一般式(4)中のR24が水素原子である化合物〔以下、化合物(b1−2)という〕、及び一般式(5)で表される化合物〔以下、化合物(b1−3)という〕の3種の化合物を含む混合物〔以下、混合物(b1)という〕を使用することができる。
(i)エステル基及び/又はアミド基で分断されている総炭素数14〜26の飽和炭化水素基〔以下、基(i)という〕
(ii)エステル基、及び/又はアミド基で分断されている総炭素数14〜26の不飽和炭化水素基〔以下、基(ii)という〕
(iii)炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基〔以下、基(iii)という〕
(iv)炭素数1〜3のアルキル基〔以下、基(iv)という〕
の何れかであるが、R21、R22及びR23の少なくとも1つは、基(i)及び基(ii)から選ばれる基である。透明性の維持と柔軟効果の観点から、R21、R22及びR23は、エステル基で分断されている炭化水素基であることが好ましい。
(イ)エステル基もしくはアミド基で分断されている総炭素数14〜26の飽和炭化水素基
(ロ)エステル基もしくはアミド基で分断されている総炭素数14〜26の不飽和炭化水素基
の何れかである。
本発明の(c)成分はlogPが−0.5〜1.5、好ましくは−0.3〜1.5の有機溶剤である。ここでlogPとは、有機化合物の水と1−オクタノールに対する親和性を示す係数である。1−オクタノール/水分配係数Pは、1−オクタノールと水の2液相の溶媒に微量の化合物が溶質として溶け込んだときの分配平衡で、それぞれの溶媒中における化合物の平衡濃度の比であり、底10に対するそれらの対数logPの形で示すのが一般的である。多くの化合物のlogP値が報告され、Daylight Chemical Information Systems, Inc. (Daylight CIS)等から入手しうるデータベースには多くの値が掲載されているので参照できる。実測のlogP値がない場合には、Daylight CISから入手できるプログラム“CLOGP"で計算すると最も便利である。このプログラムは、実測のlogP値がある場合にはそれと伴に、Hansch, Leoのフラグメントアプローチにより算出される“計算logP(ClogP)"の値を出力する。フラグメントアプローチは化合物の化学構造に基づいており、原子の数及び化学結合のタイプを考慮している(cf. A. Leo, Comprehensive Medicinal Chemistry, Vol.4, C. Hansch, P.G. Sammens, J.B. Taylor and C.A. Ramsden, Eds., p.295, Pergamon Press, 1990)。このClogP値は現在最も汎用的で信頼できる推定値であるので、化合物の選択に際して実測のlogP値の代わりに用いることができる。本発明では、logPの実測値があればそれを、無い場合はプログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値を用いた。
本発明の液体柔軟剤組成物は、水を含有する。水中に微量に存在するカルシウム、マグネシウムなどの硬度成分や鉄などの重金属を除去した水が好ましく、イオン交換水又は蒸留水を用いることができる。また、水を殺菌あるいは滅菌する目的から少量の塩素を含有しても差し支えない。
R31−E−〔(R32O)d−R33〕e (7)
〔式中、R31は、炭素数8〜18、好ましくは8〜16のアルキル基又はアルケニル基である。R32は、炭素数2又は3のアルキレン基であり、好ましくはエチレン基である。R33は、炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子である。dは、2〜100、好ましくは4〜80、より好ましくは5〜60、特に好ましくは6〜40の数を示す。Eは、−O−、−COO−、−CON<又は−N<であり、Eが−O−又は−COO−の場合eは1であり、Eが−CON<又は−N<の場合eは2である。〕
R31−O−(C2H4O)f−H (7−1)
〔式中、R31は前記の意味を示す。fは2〜100、好ましくは10〜40の数である。〕
R31−O−(C2H4O)g−(C3H6O)h−H (7−2)
〔式中、R31は前記の意味を示す。g及びhはそれぞれ独立に2〜100、好ましくは5〜20の数であり、(C2H4O)と(C3H6O)はランダムあるいはブロック付加体であってもよい。〕
(1)エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸などのホスホン酸又はこれらの塩(好ましくは、アルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩)。
(2)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエンコル酸、アルキルグリシン−N,N−ジ酢酸、アスパラギン酸−N,N−ジ酢酸、セリン−N,N−ジ酢酸、グルタミン酸二酢酸、エチレンジアミンコハク酸などのアミノポリ酢酸又はこれらの塩(好ましくは、アルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩)。
(合成例1)
メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル(分子量:157.21)42.37g、ラウリルメタクリレート(分子量:254.41)7.62g、エタノール180.0gを均一に混合し、内容量300mLのガラス製セパラブルフラスコに入れ、窒素雰囲気下で一定時間攪拌した。そこに2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(V−65;和光純薬工業(株)製)1.41gをエタノール20.0gに溶解した溶液を添加し、60℃付近まで昇温した。60〜70℃付近で合計8時間保持することで重合・熟成した。そこにエタノール100.0gを加えて希釈した後、室温まで降温した。この反応溶液をイオン交換水4000.0g中に滴下して再沈殿精製し、沈殿物を乾燥してポリマー1を得た。ポリマー1のMw及びMn、Mw/Mnはそれぞれ11000、2800、3.9であった。(水/エタノール=7/3系、ポリエチレンオキシド換算)また1H−NMRにより分析したポリマー1の組成は仕込みモノマー組成どおり(DMAEMA/LMA=9/1(モル比))であった。
(合成例2)DMAEMA/SMA=9/1、Mw:8700、Mn:4300、Mw/Mn:2.0
(合成例3)DMAEMA/BMA=9/1、Mw:13200、Mn:5300、Mw/Mn:2.5
(合成例4)DMAEMA/MMA=6/4、Mw:7800、Mn:1200、Mw/Mn:6.5
(合成例5)QDM/BMA=7/3、Mw:114000、Mn:3400、Mw/Mn:34
(合成例6)QDM/BMA=5/5、Mw:47000、Mn:4200、Mw/Mn:11
(合成例7)QDM/BMA=3/7、Mw:12000、Mn:2500、Mw/Mn:4.8
(合成例8)DMAEMA/St=65/35、Mw:9200、Mn:5100、Mw/Mn:1.8
(合成例9)DMAEMA 単独 <比較> Mw:11200、Mn:4600、Mw/Mn:2.5
(合成例10)LMA 単独 <比較> Mw:85700、Mn:18000、Mw/Mn:4.8
(合成例11)QDM/BMA=1/9 <比較> Mw:220000、Mn:5500、Mw/Mn:40
・DMAEMA:メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル
・QDM:N,N,N−トリメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムクロライド
・LMA:ラウリルメタクリレート
・BMA:ブチルメタクリレート
・MMA:メチルメタクリレート
・SMA:ステアリルメタクリレート
・St:スチレン
前述の測定法AによりMw、Mnの測定を行い、Mw/Mnを算出した。ただし、(a’−2)、(a’−3)(記号は後述する)については、前述の測定法Bにより行った。
(合成例12)
ヨウ素価90gI2/100g、酸価201mgKOH/gのナタネ油由来の原料脂肪酸とトリエタノールアミンとを反応モル比1.85/1(脂肪酸/トリエタノールアミン)で定法に従って脱水縮合反応を行い、縮合物を得た。次に、溶媒不在下で、この縮合物に対してジメチル硫酸を0.95当量用い、定法にて4級化を行った後、エタノールで90%に希釈することにより、目的の第4級アンモニウム塩混合物〔以下、(b1)混合物ともいう〕を得た。
自動電位差滴定装置を用いてエタノール溶媒に溶かしたサンプルを0.2N−HClで滴定することにより全アミン価を求め、下記式を用いてアミン含有量を算出した。
自動電位差滴定装置を用いてエタノール溶媒に溶かしたサンプルを0.1N−KOHで滴定し、それぞれの酸価を求めた。それぞれの酸価から下記式を用いてアミンモノメチル硫酸塩及び脂肪酸の含有量を算出した。
第4級アンモニウム塩の含有量(%)は、上記の方法で算出したアミン、アミンモノメチル硫酸塩、及び脂肪酸の含有量と下記の固形分の含有量との差分を用いて算出した。
<エタノール含有量>
エタノール含有量は、揮発分測定装置を用いて測定した。
<固形分の含有量>
固形分の含有量は、第4級アンモニウム塩混合物とエタノールの含有量の差分として算出した。
ステアリン酸とN,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミンとの脱水アミド化反応により合成した。すなわち、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン161gとステアリン酸284.5gを攪拌機、温度計、脱水管のついた4つ口フラスコに入れ、180℃まで昇温した。次に、その温度で約5時間生成する水を留去しながら加熱撹拌した。その後、120℃に冷却し、減圧下、未反応のアミンを留去し、目的とするN−アルカノイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンを得た。
・(a)成分
(a−1):合成例1で得たポリマー
(a−2):合成例2で得たポリマー
(a−3):合成例3で得たポリマー
(a−4):合成例4で得たポリマー
(a−5):合成例5で得たポリマー
(a−6):合成例6で得たポリマー
(a−7):合成例7で得たポリマー
(a−8):合成例8で得たポリマー
・比較のポリマー
(a’−1):合成例9で得たポリマー
(a’−2):合成例10で得たポリマー
(a’−3):合成例11で得たポリマー
(b−1):合成例12で得た第4級アンモニウム塩混合物〔(b1)混合物〕
(b−2):合成例13で得たN−アルカノイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミン
(c−1):フェノキシエタノール(ClogP:1.19)
(c−2):ポリオキシエチレン(平均付加モル数3)モノフェニルエーテル(ClogP:1.32)
(c−3):2−メチル−2,4−ペンタンジオール(ClogP:-0.02)
(c−4):1,4−シクロヘキサンジメタノール(ClogP:0.42)
(d−1):2−デシル−1−テトラデシル硫酸エステル
(e−1):ポリオキシエチレン(平均付加モル数19)モノラウリルエーテル
(e−2):ポリオキシエチレン(平均付加モル数8)モノアルキル(炭素数9〜10)エーテル
(f−1):エチレンジアミン4酢酸
(g−1):塩化マグネシウム
(g−2):安息香酸ナトリウム
(h−1):エタノール
<液体柔軟剤組成物の調製方法>
300mLビーカーに、柔軟剤組成物の出来あがり質量が200gになるのに必要な量の95%相当量のイオン交換水を入れ、ウォーターバスで60℃に昇温した。一つの羽根の長さが2cmの攪拌羽根が3枚ついたタービン型の攪拌羽根で攪拌しながら(300r/m)、所要量の(e)成分、(f)成分と、下記に必要量以外の(c)成分を溶解させた。次に、所要量の(b)成分、(d)成分を予め溶解するのに必要な(c)成分で混合した混合品(40℃)を添加した。そのまま5分攪拌後、順次、(g)成分、(h)成分、(a)成分を添加し、5分攪拌後、62%パラトルエンスルホン酸水溶液と48%水酸化ナトリウム水溶液で目標のpHに調整し、出来あがり質量にするのに必要な量の60℃のイオン交換水を添加した。その後10分間攪拌し、5℃の水を入れたウォーターバスにビーカーを移し、攪拌しながら20℃に冷却した。なお、表2に示すpHは冷却後(20℃)のpHである。
製造直後の液体柔軟剤組成物の外観を目視で観察して、下記の基準で評価した。
評価基準(外観)
○…透明もしくは半透明になっている
△…やや白濁している
×…分離もしくは白濁している
(柔軟処理方法)
バスタオル(木綿100%)5枚を市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)アタック)を用いて洗濯機で洗浄した(東芝製2槽式洗濯機VH−360S1、洗剤濃度0.0667質量%、水道水30L使用、水温20℃、10分間)。その後、洗浄液を排出し、3分間脱水後、30Lの水道水を注水して5分間すすぎを行い、排水後3分間脱水を行った。その後、再度30Lの水道水を注水後、表2の液体柔軟剤組成物を10ml添加し、5分間攪拌した。その後、脱水し、室内で自然乾燥させた。この操作を5回繰り返した衣料の柔軟性評価を下記の方法で評価した。
上記処理した衣料の柔軟性を10人のパネラー(30代男性10人)により下記の基準で判定し、10個の平均を取り、平均点が0以上1未満を○、1以上2未満を△、2以上を×として判定した。
0…非常に柔らかく仕上がった。
1…柔らかく仕上がった。
2…やや柔らかく仕上がった。
3…柔らかに仕上がらない。
Claims (4)
- 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分、及び水を含有し、(a)成分の含有量が0.01〜5.0質量%、(b)成分の含有量が5〜30質量%、(c)成分の含有量が5〜30質量%である、透明又は半透明の液体柔軟剤組成物。
<(a)成分>
下記一般式(1)で示される化合物、又はその酸塩もしくは4級塩に由来するモノマー単位(A)及び、下記一般式(2)で示される化合物に由来するモノマー単位(B)を、(A)/(B)=20/80〜99/1のモル比で含有する、高分子化合物。
〔一般式(1)中、R1、R2は、それぞれ独立に水素原子、又はメチル基を示し、R3は−COOM(Mは水素原子、又はアルカリ金属原子)、又は水素原子を示す。Xは−COO−R6−、−CONR7−R8−、又は−CH2−を示す。R4はXが−CH2−の場合には一般式(3)
で表される基を示し、Xがそれ以外の場合は炭素数1〜3のアルキル基、又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を示す。R5は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は水素原子を示す。R6、R8は、それぞれ独立に炭素数2〜3のアルキル基、R7は水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。〕
(式中、R11、R12は、それぞれ独立に水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、Yはアリール基、−O−CO−R13、−COO−R14、又は−CONR15−R16を示す。R13、R14、R16は、それぞれ独立に炭素数1〜22の直鎖状、分岐鎖状、もしくは環状のアルキル基もしくはアルケニル基、又は総炭素数6〜14のアリールアルキル基を示し、R15は水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。〕
<(b)成分>
下記一般式(4)で表される化合物及び一般式(5)で表される化合物から選ばれる1種以上の化合物。
〔一般式(4)及び一般式(5)中、R21、R22及びR23は、それぞれ独立に、エステル基及び/又はアミド基で分断されている総炭素数14〜26の炭化水素基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又は炭素数1〜3のアルキル基であり、少なくともひとつがエステル基及び/又はアミド基で分断されている総炭素数14〜26の炭化水素基である。R24は、水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基である。X-は、陰イオン基である。〕
<(c)成分>
logPが−0.5〜1.5の有機溶剤 - 前記(c)成分が、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、平均付加モル数1〜3のポリオキシエチレンモノブチルエーテル、平均付加モル数1〜3のポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、平均付加モル数1〜3のポリオキシプロピレンモノプロピルエーテル、及び平均付加モル数1〜4のポリオキシエチレンモノフェニルエーテルからなる群から選択される1種以上の、logPが−0.5〜1.5のアルコール系有機溶剤である、請求項1に記載の透明又は半透明の液体柔軟剤組成物。
- (a)成分の重量平均分子量(Mw)が、2,000〜200,000である、請求項1又は2記載の透明又は半透明の液体柔軟剤組成物。
- (b)成分が、一般式(4)で表され、一般式(4)中のR 24 が炭素数1〜3のアルキル基である化合物〔以下、化合物(b1−1)という〕、一般式(4)で表され、一般式(4)中のR 24 が水素原子である化合物〔以下、化合物(b1−2)という〕、及び一般式(5)で表される化合物〔以下、化合物(b1−3)という〕の3種の化合物を含む混合物〔以下、混合物(b1)という〕であり、
混合物(b1)における化合物(b1−1)の含有量(I)と、化合物(b1−2)と化合物(b1−3)の合計含有量(II)との質量比が、(I)/(II)=99/1〜80/20である、
請求項1〜3の何れか1項記載の透明又は半透明の液体柔軟剤組成物。
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