JP5117742B2 - 煙突内部の耐火レンガ解体装置 - Google Patents

煙突内部の耐火レンガ解体装置 Download PDF

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Description

本発明は、煙突内部の耐火レンガ解体装置に関し、特に煙突の外筒の内側に形成された耐火レンガ造の内筒を解体するための煙突内部の耐火レンガ解体装置に関する。
近年、例えば老朽化したゴミ焼却場を撤去する工事が盛んに行われており、これに伴って、高さの高い中空筒状の塔状構造物である煙突を解体する作業が発生する。煙突は、内部が非常に高温になるので、コンクリート造の外筒の劣化を防止するために、その内側に耐火レンガ造の内筒を形成した2重構造を備えているものが多い。また外筒と内筒との間に隙間を設けて空気層を形成することにより、断熱効果が得られるようにしたものもある。
例えば煙突を解体した後に、耐火レンガとコンクリートを再資源化する場合、これらを混合した状態で解体すると、後に分別する必要を生じることになり、分別作業に多くの手間を要することから、耐火レンガとコンクリートを予め分別して解体する必要がある。分別解体の方法としては、例えば内筒を構成する耐火レンガを先行して上部から解体し、煙突内の下部に落として撤去した後に、コンクリート造の外筒を上部から解体して撤去するといった作業手順で行われることになる。
また、このような耐火レンガ造の内筒の解体作業やコンクリート造の外筒の解体作業は、高所作業となると共に、作業中に粉塵が飛散し易く、ダイオキシンによる汚染の可能性もあることから、人力作業によって行うことは一般に困難である。したがって、機械を遠隔操作することによって耐火レンガやコンクリートを解体するための装置や方法が種々開発されている(例えば、特許文献1,特許文献2,特許文献3,特許文献4参照)。
特開2004−176996号公報 特開2005−265338号公報 特公平5−5021号公報 特開2006−68601号公報
一方、耐火レンガ造の内筒の解体作業とコンクリート造の外筒の解体作業は、別々の解体装置を用いて各々行われていたが、これらの解体装置を駆動するための、例えば駆動用の電源装置、油圧ポンプ、遠隔操縦装置等を含む駆動部の構成は、共通する部分も多いことから、耐火レンガ解体装置やコンクリート解体装置を一台の駆動部に対して着脱交換可能とすることにより、駆動部を含む装置全体の簡略化によるコストダウンを図ることが可能になる。
しかしながら、耐火レンガ解体装置やコンクリート解体装置を、煙突の解体現場で駆動部に着脱する作業に多くの手間がかかると、効率良い煙突の解体作業を行うことがかえって困難になることから、各解体装置を、これらの解体機能を効果的に発揮させることができる状態で、スムーズに駆動部に着脱交換できるようにするための特別な工夫が必要である。
また、本願出願人は、耐火レンガ解体装置として、耐火レンガを積み上げて構成される内筒の構造上弱い部分を利用すると共に、構造上の特性を利用して、耐火レンガを効率良くスムーズに解体してゆくことができるようにすることを目的とした、煙突の横断方向に沿って径方向に背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガの目地部に食い込ませて上下のレンガを分離させる楔状の解体部材を備える少なくとも一対の伸縮棒状部材からなる解体装置を提案しているが(特願2005−269480)、特に、このような一対の伸縮棒状部材による解体装置を、その解体機能を効果的に発揮させることのできる状態で駆動部にスムーズに着脱させる技術の開発が望まれている。
本発明は、このような技術的課題に着目してなされたものであり、煙突の横断方向に沿って背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガの解体部材が取り付けられた少なくとも一対の伸縮棒状部材を含む解体装置を、その解体機能を効果的に発揮させることのできる状態で駆動部にスムーズに着脱させることのできる煙突内部の耐火レンガ解体装置を提供することを目的とする。
本発明は、駆動用架台の上方に少なくとも駆動用の電源装置と油圧ポンプと遠隔操縦装置とを搭載すると共に、前記駆動用架台の下方に当該駆動用架台に対して回転可能に設けられた回転接続台を備え、揚重機から昇降可能に吊り下げられて用いられる駆動本体部に、着脱可能に連結して使用する煙突内部の耐火レンガ解体装置であって、該耐火レンガ解体装置は、連結架台と解体装置本体とからなり、前記連結架台は、前記回転接続台に接続連結される接続架台と、該接続架台の下方に設けられて前記解体装置本体を煙突の横断方向に沿って配置した状態で支持する解体装置支持架台と、該解体装置支持架台と前記接続架台とを上下に所定の間隔を保持した状態で連結一体化すると共に、地上に設置した際の脚部となる少なくとも3本の脚柱フレームとからなり、前記解体装置本体は、煙突の横断方向に沿って径方向に背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガの解体部材が取り付けられた少なくとも一対の伸縮棒状部材を含んでいる煙突内部の耐火レンガ解体装置を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の煙突内部の耐火レンガ解体装置は、前記解体部材が、先端部を耐火レンガの目地部に食い込ませて上下のレンガを分離させる楔状部材であることが好ましい。
また、本発明の煙突内部の耐火レンガ解体装置は、前記解体部材が、コンクリート造の外筒と耐火レンガ造の内筒との間の隙間にフック部分を上方から挿入係止して前記耐火レンガを内側に引き倒す鍬状部材であることが好ましい。
さらに、本発明の煙突内部の耐火レンガ解体装置は、前記楔状部材と前記鍬状部材が、前記少なくとも一対の伸縮棒状部材の先端に選択的に配設されることが好ましい。
さらにまた、本発明の煙突内部の耐火レンガ解体装置は、前記解体装置支持架台と前記接続架台との間に保持される所定の間隔が、前記伸縮棒状部材の各伸縮工程で解体される前記耐火レンガの想定される前記楔状部材を食い込ませる目地部から耐火レンガの上端までの距離に応じて設定されることが好ましい。
また、本発明の煙突内部の耐火レンガ解体装置は、前記連結架台の接続架台に、前記解体装置本体による耐火レンガの解体作業状況を撮影するためのテレビカメラ及び照明器具が取付けられることが好ましい。
本発明の煙突内部の耐火レンガ解体装置によれば、煙突の横断方向に沿って背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガの解体部材が取り付けられた少なくとも一対の伸縮棒状部材を含む解体装置を、その解体機能を効果的に発揮させることのできる状態で駆動部にスムーズに着脱させることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る煙突内部の耐火レンガ解体装置は、例えば老朽化したゴミ焼却場において解体される煙突として、図1(a)に示すような例えば高さが45m程度の中空筒状の塔状構造物である煙突10を撤去する際に、当該煙突10の耐火レンガ11からなる内筒12を、効率良く分別解体できるようにするために採用されたものである。すなわち、煙突10は、図1(b),(c)にも示すように、鉄筋コンクリート造の外筒13の内側に、空気層を形成する隙間14を介在させて、耐火レンガ11を積み上げることにより構成される耐火レンガ造の内筒12を設けた二重構造を備えており、内筒12及び隙間14によって、煙突10の内部が高温になることによる外筒13の劣化を効果的に防止できるようになっている。また、本実施形態では、煙突10は、下部から上部に向かってその外径を僅かに減少させてゆく形状を有しており、例えばその下端部分の外径が5100mm、上端部分の外径が3680mm程度の大きさとなっている。これに伴なって、外筒13は、例えばその下端部分の厚さT1が350mm、上端部分の厚さT2が150mmとなっており、内筒12は、例えばその下端部分の厚さt1が230mm、上端部分の厚さt2が115mmとなっている。
このような煙突10は、鉄筋コンクリート造の外筒13と耐火レンガ造の内筒12とを同時に解体すると、これらを再資源化する際に、分別作業に多くの手間を要することから、本実施形態の耐火レンガ解体装置15は、図2(a)に示すように、煙突10の内部で内筒12を外筒13の解体作業に先行して撤去することにより、後の分別作業を不要とすると共に、耐火レンガ11を効率良く解体するために採用されたものである。
そして、本実施形態の煙突内部の耐火レンガ解体装置15は、図3(a),(b)に示すように、駆動用架台16の上方に少なくとも駆動用の電源装置17と油圧ポンプ18と無線操縦装置(遠隔操縦装置)19とを搭載すると共に、駆動用架台16の下方に当該駆動用架台16に対して回転可能に設けられた回転接続台20を備え、揚重機21(図2参照)から昇降可能に吊り下げられて用いられる駆動本体部22に、着脱可能に連結して使用する耐火レンガ解体装置であって、この耐火レンガ解体装置15は、連結架台23と解体装置本体24とからなる。また、連結架台23は、図4(a),(b)及び図5にも示すように、駆動本体部22の回転接続台20に接続連結される接続架台25と、この接続架台25の下方に設けられて解体装置本体24を煙突10の横断方向に沿って配置した状態で支持する解体装置支持架台26と、解体装置支持架台26と接続架台25とを上下に所定の間隔を保持した状態で連結一体化すると共に、地上に設置した際の脚部となる少なくとも3本(本実施形態では4本)の脚柱フレーム27とからなる。さらに、解体装置本体24は、図6及び図7(a),(b)にも示すように、煙突10の横断方向に沿って背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガ11の解体部材28が取り付けられた少なくとも一対(本実施形態では2対)の伸縮棒状部材29を含んでいる。なお、図3(a),(b)における連結架台23と、図4(a),(b)における連結架台23は、便宜上、45°ずれた側面方向から見た状態で描かれている。
本実施形態では、駆動本体部22は、例えば特開2006−68601号公報に記載されるように、作業用重機として例えばバックフォーを改造して形成されたものであり、当該バックフォーの走行体を取り外した後の、旋回リングを含むこれの上方部分によって、その基本構造が構成されている。すなわち、バックフォーの旋回リングが駆動本体部22の回転接続台20として転用されると共に、旋回リングに対して相対回転する、駆動用の電源装置、エンジン、油圧ポンプ、操作室等を搭載した旋回台が、駆動本体部22の駆動用架台16として転用されることになる(図3(a),(b)参照)。旋回台は、駆動用の電源装置、油圧ポンプ等を残置したまま、例えば操作室や、ブーム、バケット等を取り外すと共に、無線操縦装置19や、吊り治具31等を取付けることにより、少なくとも駆動用の電源装置17と油圧ポンプ18と無線操縦装置19とを搭載する駆動用架台16に改造される。この駆動用架台16は、旋回リングによる回転接続台20と共に、吊り治具31を介してクローラクレーンやレッカー等の揚重機21から吊り下げ可能な駆動本体部22を構成する。なお、耐火レンガ11の解体は煙突10の内部での作業になるため、駆動本体部22の最大外径は煙突10の外筒13の内径よりも小さくなっている。また、駆動用架台16には、散水設備を取り付けておくこともできる。散水設備の液槽は着脱可能となっており、駆動用架台16に耐火レンガ解体装置15を取り付けて使用する場合には、装置をなるべく小さくするために、液槽を取り外して用いることが好ましい。
また、本実施形態では、旋回リングによる回転接続台20は、当該回転接続台20を構成する短筒部20aの内周面に形成した内歯車に、駆動用架台16に設けた回転駆動モータ(図示せず)の回転軸に固着した歯車を内側から歯合させることにより、回転駆動モータの回転によって駆動用架台16に対して相対回転するようになっている(特開2006−68601号公報参照)。回転接続台20は、短筒部20aの下部外周面がリブ付き環状補強部材20bによって補強されると共に、短筒部20a及びリブ付き環状補強部材20bの下端面に溶接等により接合一体化されて、中央が開口部となった接合プレート20cが取り付けられている。
なお、本実施形態では、回転接続台20には、回転中心を含む中央部分に、短筒部20aの内側中空部及び接合プレート20cの中央の開口部による挿通開口が形成されており、この挿通開口を介して、駆動用架台16の上方に搭載された機器と、駆動本体部22に取付けられる耐火レンガ解体装置15等とを接続する配管や配線が配設される。また、回転接続台20の接合プレート20cには、耐火レンガ解体装置15と交換して鉄筋コンクリート造の外筒13を解体するコンクリート解体装置32(図2(b)参照)を取付ける際に、当該コンクリート解体装置32を着脱可能に強固に支持固定するための、ピン孔が形成された厚板リブプレート状の吊下金物33(図3(a),(b)参照)が、下方に突出して設けられている。
上述の構成を有する駆動本体部22は、図2(a)に示すように、耐火レンガ解体装置15と共に吊り治具31(図3参照)を介して揚重機21から吊り下げられた状態で、煙突10の上端開口の上方に搬送されると共に、上端開口からこれの内部に逐次挿入されて、耐火レンガ造の内筒12の解体作業に供される。また、内筒12を先行して解体したら、駆動本体部22は、地上においてコンクリート解体装置32を耐火レンガ解体装置15と着脱交換して取り付け直し、図2(b)に示すように、コンクリート解体装置32と共に吊り治具31を介して揚重機21から吊り下げられた状態で、煙突10の上方に搬送されると共に、煙突10の上端から鉄筋コンクリート造の外筒13をコンクリート解体装置32によって順次解体する作業に供される。
そして、本実施形態では、耐火レンガ解体装置15は、上述のように、連結架台23と解体装置本体24とによって構成される。また、連結架台23は、図4(a),(b)及び図5に示すように、駆動本体部22の回転接続台20に接続連結される接続架台25と、この接続架台25の下方に設けられる解体装置支持架台26と、解体装置支持架台26と接続架台25とを上下に所定の間隔を保持した状態で連結一体化する4本の脚柱フレーム27とからなる。
連結架台23の接続架台25は、脚柱フレーム27の上端部に接合一体化された、例えばH形鋼、山形鋼、溝形鋼等による接続架台フレーム25aと、接続架台フレーム25aの天端部に平坦な天面を形成するように接合された上部架台プレート25bとからなる。上部架台プレート25bには、その中央部分における回転接続台20の接合プレート20cの開口部と上下に重なって配置される位置に、配管、配線用の上部開口部25cが開口形成されている。また、上部架台プレート25bには、当該上部架台プレート25bを駆動本体部22の回転接続台20の下端面に重ね合わせるようにして連結架台23を駆動本体部22に連結接続する際に、回転接続台20の接合プレート20cから下方に突出するコンクリート解体装置32を支持固定するための吊下金物33を緩衝させることなく挿入配置するための、縦長矩形形状の挿入開口部25dが、吊下金物33と対応する位置に複数開口形成されている。
さらに、本実施形態では、接続架台25の接続架台フレーム25aには、4本の脚柱フレーム27のうちの対角方向に配置された一方の一対の脚柱フレーム27との接合部分に配置されて、ピン孔付きの各一対の連結リブプレート36が、外側に突出して2箇所に設けられている。連結架台23を介して耐火レンガ解体装置15を駆動本体部22に連結接続する際に、回転接続台20の接合プレート20cの周縁部における径方向に対向する位置に下方に突出して設けられたピン孔付きの駆動部連結リブプレート37を、各一対の連結リブプレート36の間に各々挿入配置してピン孔に連結ピンを挿通することにより、耐火レンガ解体装置15を駆動本体部22に着脱可能な状態で容易に連結することが可能になる。
連結架台23の解体装置支持架台26は、脚柱フレーム27の上下方向中間部分に接合一体化された、例えばH形鋼、山形鋼、溝形鋼等による支持架台フレーム26aと、支持架台フレーム26aの下端部に平坦な底面を形成するように接合された中間支持プレート26bとからなる。中間支持プレート26bには、その中央部分における上部架台プレート25bの上部開口部25cと上下に重なって配置される位置に、配管、配線用の中間開口部26cが開口形成されている。また中間支持プレート26bに支持させて、これの上面に油圧ユニットカバー34が設けられており、この油圧ユニットカバー34の内側には、解体装置本体24の伸縮棒状部材29を伸縮駆動させるための油圧ユニットが収納される。
さらに、本実施形態では、解体装置支持架台26の支持架台フレーム26aは、例えば4本の脚柱フレーム27を連結するようにして正方形状に配置される外周フレーム部38と、脚柱フレーム27が接合される外周フレーム部38の角部を結ぶ一対の対角線方向に沿って配置される十字フレーム部39とからなる(図5参照)。また解体装置支持架台26の中間支持プレート26bから下方に突出して、突出長さが短い一対の第1本体吊下げ金具35aと、突出長さが長い一対の第2本体吊下げ金具35bとが、中間開口部26cを挟んだ径方向に対向する位置に各々設けられている。ここで、一対の第1本体吊下げ金具35aには、後述する2段で且つ十字形状に配置されるニ対の伸縮棒状部材29のうち、上段に配置される一方の一対の伸縮棒状部材29が連結支持され、一対の第2本体吊下げ金具35bには、下段に配置される他方の一対の伸縮棒状部材29が連結支持される。
本実施形態では、支持架台フレーム26aは、接続架台25の接続架台フレーム25a及び解体装置支持架台26の支持架台フレーム26aと溶接等により連結一体化されて、連結架台23を構成する強固な骨組み構造を形成すると共に、解体装置支持架台26と接続架台25との間に上下に所定の間隔を保持する。ここで、解体装置支持架台26と接続架台25との間に保持すべき所定の間隔は、例えば解体装置支持架台26で支持した解体装置本体24の解体部材28によって内筒12の耐火レンガ11を解体する際に、解体した耐火レンガ11の解体片や破砕片等を、接続架台25に衝突させることなく下方に落下させることが可能な高さである。このような解体装置支持架台26と接続架台25との間に保持される所定の間隔は、伸縮棒状部材29の各伸縮工程で解体される耐火レンガ11の設計層数に応じて、例えば8〜10層分(56〜70cm)の間隔として設定することが好ましい。また、解体装置支持架台26と接続架台25との間に保持される所定の間隔は、伸縮棒状部材29の各伸縮工程で解体される耐火レンガ11の想定される楔状部材28aを食い込ませる目地部41aから耐火レンガ11の上端12aまでの距離に応じて設定されることが好ましい(図8参照)。なお、上記記載における伸縮棒状部材29の各伸縮工程は、例えば解体部材28として後述する楔状部材28aを用いた場合に、伸縮棒状部材29を収縮した状態から伸張させて、耐火レンガ11の目地部41(図8参照)に楔状部材28aを食い込ませることにより、当該楔状部材28aが食い込んだ目地部41よりも上方の耐火レンガ11を解体するまでの各工程を意味する。
解体装置支持架台26と接続架台25との間に、このような所定の間隔を保持することにより、接続架台25や駆動用架台16に取付けた機器を損傷させることなく、解体した耐火レンガ11の解体片や破砕片等を、煙突10内の下方にスムーズに落下させることが可能になる。またこれによって、連結架台23の接続架台25に、解体装置本体24による耐火レンガの解体作業の状況を撮影するためのテレビカメラ及び照明器具を安定した状態で取付けることが可能になり、解体作業を把握しやすい解体装置本体24の直上部分から、駆動本体部22によって遮られることなく、作業状況を効果的に撮影することが可能になる。
連結架台23と共に耐火レンガ解体装置15を構成する解体装置本体24は、図6及び図7(a),(b)に示すように、先端に耐火レンガ11の解体部材28が取り付けられた少なくとも一対(本実施形態では2対)の伸縮棒状部材29からなる。伸縮棒状部材29は、例えば油圧シリンダ40を介してその伸縮が駆動制御されるようになっており、また伸縮棒状部材29は、その先端に、解体部材28として、耐火レンガ11の目地部41(図8参照)に食い込ませるための楔状部材28aを備えている。さらに、各一対の伸縮棒状部材29は、第1連結バンド部材42a及第2連結バンド部材42bを介して、楔状部材28aを反対側に配置しつつ各々平行に並べた状態で連結一体化されることにより、連結架台23と共に煙突10の内部に吊り下げられた際に、煙突10の横断方向に沿って略径方向に背向して伸縮することになる。
また、各一対の伸縮棒状部材29は、互いに垂直に交差する十字形状に配置されると共に、2段に重ねて配置される。第1連結バンド部材42aにより連結一体化されて上段に配置される一方の一対の伸縮棒状部材29は、第1連結バンド部材42aの中央に立設配置された第1連結リブ43aを、解体装置支持架台26の中間支持プレート26bから下方に突出する第1本体吊下げ金具35a(図4参照)に連結することにより、解体装置支持架台26から吊り下げるようにして取り付けられる。第2連結バンド部材42bにより連結一体化されて下段に配置される他方の一対の伸縮棒状部材29は、第2連結バンド部材42bの中央に立設配置された第2連結リブ43bを、解体装置支持架台26の中間支持プレート26bから下方に突出する第2本体吊下げ金具35b(図4参照)に連結することにより、解体装置支持架台26から吊り下げるようにして取り付けられる。
さらに、本実施形態では、各伸縮棒状部材29の楔状部材28aとは反対側の端部には、各伸縮棒状部材29から下方に折れ曲がって、補助脚部44a,44bが設けられている。耐火レンガ解体装置15を地上に設置した際に、これらの補助脚部44a,44bを脚柱フレーム27の下端部と共に地表面に接地させることによって、より安定した状態で、耐火レンガ解体装置15を仮置き等しておくことが可能になる(図3参照)。また後述するように、解体部材28として、楔状部材28aと鍬状部材28bとを伸縮棒状部材29の先端に選択的に配設して用いる際に(図12参照)、このような交換作業をより安定した状態で行うことが可能になる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の耐火レンガ解体装置15は、駆動本体部22に連結されて、図2(a)に示すように、駆動本体部22と共に揚重機21から吊り下げられた状態で、煙突10の上端開口の上方に搬送され、上端開口からこれの内部に逐次挿入されて、以下のようにして、例えば地上からの遠隔操作によって耐火レンガ11の解体作業を行う。すなわち、耐火レンガ11は、図8(a),(b)に示すように、上下に隣接する層45間において各レンガ11の端面を周方向に半個分づつずらした状態で積み上げられており、先端に目地挿入用の楔状部材28aを備える伸縮可能な伸縮棒状部材29を、内筒12の上端12aから複数層挟んだ下方に配置すると共に、煙突10の横断方向に沿って略径方向に延設させる。しかる後に、この伸縮棒状部材29を伸張して、楔状部材28aを耐火レンガ11の目地部41に食い込ませることにより、楔状部材28aが食い込んだ目地部41a(以下、「食込み目地部」とする。)よりも上層の耐火レンガ11を、当該食込み目地部41aの両側部分の目地部41を介して階段状に分離させつつレンガ塊46として持ち上げながら、耐火レンガ11を解体する。
より具体的には、図9(a)〜(e)に示すように、各伸縮棒状部材29が収縮している状態から(図9(a)参照)、各伸縮棒状部材29を伸張して、楔状部材28aを耐火レンガ11の内面に当接させる(図9(b)参照)。楔状部材28aの先端が耐火レンガ11の内面に当接している状態から、伸縮棒状部材29を、これらの伸び量が好ましくは耐火レンガ11の厚さに相当する長さとなるように、食込み目地部41aに向けて伸張させことにより、楔状部材28aを食込み目地部41aに貫入させるように食い込ませる(図9(c)参照)。これによって、食込み目地部41aよりも上層の耐火レンガ11を、図8(b)に示すように、食込み目地部41aの両側部分の目地部41を介して階段状に分離させつつレンガ塊46として持ち上げる。なお、楔状部材28aは、食込み目地部41aの位置から上下にずれて、先端が耐火レンガ11自体に当接している状態となっている場合があるが、楔状部材28aの先端が耐火レンガ11に貫入されるのに従って、楔状部材28aは上方或いは下方に位置する食込み目地部41aに食い込むように誘導されてゆくことになる。
このようにして、階段状に分離されたレンガ塊46は、押し上げられるように持ち上げられて多少上部に動いた状態となり、レンガ塊46の全体のバランスが崩れ、煙突10の内側へと転倒した場合には、レンガ塊46は個々の耐火レンガ11に分離されながら下方へ落下する。このように耐火レンガ11が下方に落下したときは、各一対の伸縮棒状部材29の楔状部材28aの先端間の距離がその位置での内筒12の内径よりも小さくなるまで油圧シリンダ40を縮ませた後に、食込み目地部41aに楔状部材28aを食い込ませる複数層挟んだ次ぎの位置まで、耐火レンガ解体装置15を駆動本体部22と共に下方に移動させる。
また、レンガ塊46が多少上部に動いた状態でも全体のバランスがくずれない場合がある。レンガ塊46の全体のバランスがくずれても、レンガ塊46が外側に傾く場合には、外筒13にもたれかかってレンガ塊46は転倒しないことがある。このような場合には、レンガ塊46と共に耐火レンガ解体装置15とを上方に引き上げることで(図9(d)参照)、レンガ塊46のバランスがくずれて下方へ落下したら、各一対の伸縮棒状部材29の楔状部材28aの先端間の距離が内筒12の内径よりも小さくなるまで油圧シリンダ40を縮ませた後に、複数層挟んだ次ぎの食込み目地部41aの位置まで、耐火レンガ解体装置15を駆動本体部22と共に下方に移動させる。
さらに、耐火レンガ11のレンガ塊46を引き上げてもレンガ塊46が下方へ落下しないときは、引き上げたままの状態で、各一対の伸縮棒状部材29の楔状部材28aの先端間の距離が内筒12の内径よりも小さくなるまで油圧シリンダ40を縮ませる(図9(e)参照)。これによって、レンガ塊46は、下方に残置された内筒12の上端12aに衝突した後、個々の耐火レンガ11に分離されながら下方へ落下する。
そして、本実施形態によれば、これらによって、耐火レンガ11を積み上げて構成される内筒12の構造上弱い部分である目地部41を利用すると共に、目地部41が階段状に分離してゆく構造上の特性を利用して、耐火レンガ11をブロック状のレンガ塊46として効率良くスムーズに解体してゆことができると共に、楔状部材28aによって耐火レンガ11を押し上げて目地部41を確実に切ることができるので、内筒12の厚さが厚い煙突10の下部においても、耐火レンガ11を効率良く解体してゆくことが可能になる。
また、本実施形態では、図10に示すように、解体部材28として、楔状部材28aに替えて、先端部分に下方に折れ曲がったフック部分45を備える鍬状部材28bを伸縮棒状部材29に取り付けて、解体装置本体24とすることもできる。このような解体装置本体24では、図11に示すように、コンクリート造の外筒13と耐火レンガ造の内筒12との間の隙間14にフック部分45を上方から挿入係止して、耐火レンガ11を内側に引き倒すことにより、内筒12を上部から下部に向けて順次解体してゆくことが可能になる。
さらに、本実施形態では、楔状部材28aと鍬状部材28bとを、一対の伸縮棒状部材29の先端に選択的に配設して用いることもできる。楔状部材28aと鍬状部材28bとを選択的に配設する手段としては、例えば図12(a),(b)に示すように、楔状部材28aを覆うカバー体として、鍬状部材28bを伸縮棒状部材29の先端の接合フランジ部29aに接合する方法(図12(a)参照)や、伸縮棒状部材29の先端の接合フランジ部29aに、楔状部材28a及び鍬状部材28bの一方を取リ外して他方を接合する方法(図12(b)参照)等を採用することができる。
楔状部材28aと鍬状部材28bとを、伸縮棒状部材29の先端に選択的に配設可能とすることにより、例えば図13(a),(b)に示すように、例えば楔状部材28aによって解体されたレンガ11が外筒13の外側にこぼれ落ち易い煙突10の上端部(図13(a)参照)や、外筒13の老朽化が激しく、楔状部材28aによってレンガ11を解体する勢いで、外筒13をも壊して外側に落下させ易い煙突10の上端部等においては、鍬状部材28bを用いて内筒12の解体作業を行ない、他の部分は鍬状部材28bを用いて内筒12の解体作業を行なうことにより、より安全で且つ効率の良い内筒の解体作業を行うことが可能になる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の耐火レンガ解体装置15によれば、煙突10の横断方向に沿って背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガ11の解体部材18が取り付けられた少なくとも一対の伸縮棒状部材29を備える解体装置15を、その解体機能を効果的に発揮させることのできる状態で駆動本体部22にスムーズに着脱させることができる。
すなわち、本実施形態によれば、耐火レンガ解体装置15は、連結架台23と解体装置本体24とからなり、連結架台23は、駆動本体部22の回転接続台20に接続連結される接続架台25と、この接続架台25の下方に設けられて解体装置本体24を煙突10の横断方向に沿って配置した状態で支持する解体装置支持架台26と、解体装置支持架台26と接続架台25とを上下に所定の間隔を保持した状態で連結一体化すると共に、地上に設置した際の脚部となる少なくとも3本(本実施形態では4本)の脚柱フレーム27とからなるので、接続架台25を介して、耐火レンガ解体装置15を駆動本体部22の回転接続台20に交換可能な状態でスムーズに着脱させることが可能になる。また、解体装置本体24を支持する解体装置支持架台26と、接続架台25とは、脚柱フレーム27を介して上下に所定の間隔を保持した状態で連結一体化されているので、脚柱フレーム27の十分な剛性と耐力によって、解体によりのしかかってきたレンガ塊46等によって傾いたり、回転に支障を生じることなく当該レンガ塊46等を支持しつつ、且つ接続架台25や駆動用架台16に取付けた例えばテレビカメラや照明器具等の機器を耐火レンガ11の解体片や破砕片等によって損傷させることなく、解体装置本体24の機能を発揮させて、効率良く内筒の解体作業を行ってゆくことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、駆動本体部は、バックフォーを改造して形成したものである必要は必ずしもなく、解体装置本体は、ニ対の伸縮棒状部材を十字形状に2段に配置したものである必要は必ずしもない。
(a)は、本発明の好ましい一実施形態に係る煙突内部の耐火レンガ解体装置によって耐火レンガが解体される煙突を例示する斜視図、(b)は(a)のA−Aに沿った上部断面図、(c)は(a)のB−Bに沿った下部断面図である。 (a)は耐火レンガ解体装置を用いて内筒を解体してゆく状況を説明する略示断面図、(b)はコンクリート解体装置を用いて外筒を解体してゆく状況を説明する略示断面図である。 (a)は耐火レンガ解体装置を駆動本体部に連結した状態を示す側面図、(b)は(a)の状態から90°ずれた方向から見た側面図である。 (a)は連結架台の構成を説明する側面図及び上面図、(b)は(a)の状態から90°ずれた方向から見た側面図及び上面図である。 図4(b)のC−Cに沿った上面図である。 解体装置本体の上面図である。 解体装置本体の構成を説明する側面図、(b)は(a)の状態から90°ずれた方向から見た側面図及び上面図である。 (a)は解体装置本体を用いて耐火レンガを解体してゆく状況を説明する要部断面図、(b)は耐火レンガを解体してゆく状況を説明する内筒を内側から見た正面図である。 (a)〜(e)は、耐火レンガを解体してゆく作業手順を説明する要部断面図である。 解体部材として鍬状部材を取付けた解体装置本体の要部側面図である。 解体部材として鍬状部材を取付けた解体装置本体によって耐火レンガを解体してゆく作業手順を説明する要部断面図である。 (a)、(b)は、解体部材として楔状部材と鍬状部材を選択的に配設する方法を説明する要部側面図である。 (a)、(b)は、解体部材として楔状部材を用いた際の課題を説明する要部断面図である。
符号の説明
10 煙突
11 耐火レンガ
12 内筒
13 外筒
14 隙間(空気層)
15 耐火レンガ解体装置
16 駆動用架台
20 回転接続台
21 揚重機
22 駆動本体部
23 連結架台
24 解体装置本体
25 接続架台
25a 接続架台フレーム
25b 上部架台プレート
26 解体装置支持架台
26a 支持架台フレーム
26b 中間支持プレート
27 脚柱フレーム
28 解体部材
28a 楔状部材
28b 鍬状部材
29 伸縮棒状部材
32 コンクリート解体装置
36 連結リブプレート
37 駆動部連結リブプレート
40 油圧シリンダ
41 目地部
41a 食込み目地部
46 レンガ塊

Claims (5)

  1. 駆動用架台の上方に少なくとも駆動用の電源装置と油圧ポンプと遠隔操縦装置とを搭載すると共に、前記駆動用架台の下方に当該駆動用架台に対して回転可能に設けられた回転接続台を備え、揚重機から昇降可能に吊り下げられて用いられる駆動本体部に、着脱可能に連結して使用する煙突内部の耐火レンガ解体装置であって、
    該耐火レンガ解体装置は、連結架台と解体装置本体とからなり、
    前記連結架台は、前記回転接続台に接続連結される接続架台と、該接続架台の下方に設けられて前記解体装置本体を煙突の横断方向に沿って配置した状態で支持する解体装置支持架台と、該解体装置支持架台と前記接続架台とを上下に所定の間隔を保持した状態で連結一体化すると共に、地上に設置した際の脚部となる少なくとも3本の脚柱フレームとからなり、
    前記解体装置本体は、煙突の横断方向に沿って背向して伸縮すると共に、先端に耐火レンガの解体部材が取り付けられた少なくとも一対の伸縮棒状部材を含んでいる煙突内部の耐火レンガ解体装置。
  2. 前記解体部材が、先端部を耐火レンガの目地部に食い込ませて上下のレンガを分離させる楔状部材である請求項1に記載の煙突内部の耐火レンガ解体装置。
  3. 前記解体部材が、コンクリート造の外筒と耐火レンガ造の内筒との間の隙間にフック部分を上方から挿入係止して前記耐火レンガを内側に引き倒す鍬状部材である請求項1に記載の煙突内部の耐火レンガ解体装置。
  4. 前記解体装置支持架台と前記接続架台との間に保持される所定の間隔が、前記伸縮棒状部材の各伸縮工程で解体される前記耐火レンガの想定される前記楔状部材を食い込ませる目地部から耐火レンガの上端までの距離に応じて設定される請求項2に記載の煙突内部の耐火レンガ解体装置。
  5. 前記連結架台の接続架台に、前記解体装置本体による耐火レンガの解体作業状況を撮影するためのテレビカメラ及び照明器具が取付けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載の煙突内部の耐火レンガ解体装置。
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