JP6662681B2 - 地下回収型上向きシールドクライムダウン工法 - Google Patents
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Description
2 主トンネル坑
4 立坑
5 カッタ
6 駆動部
7 内殻
8 外殻
Claims (10)
- 主トンネル坑内より分岐シールド機を上向きに発進させながら立坑を構築し、しかる後、前記分岐シールド機を再使用すべく回収するための地下回収型上向きシールドクライムダウン工法であって、
前記分岐シールド機を、カッタ及びその駆動部を一体に設けた内殻と、その内殻を収容する外殻とを備えて構成し、
前記カッタは、外径が前記内殻の外径と同じかそれ以下に形成されたカッタ中央部と、前記カッタ中央部に脱着可能に設けられ外径が前記外殻の外径と同じかそれ以上に形成されたカッタ外延部とを備え、
前記分岐シールド機で掘進するときは前記カッタ中央部と前記カッタ外延部とで地山を掘削し、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、前記カッタ中央部から前記カッタ外延部を取り外すと共に内殻を外殻から取り外し、そのカッタ外延部と前記内殻とを構築した立坑から反力を取りながら立坑を通して降下させて前記主トンネル坑内に回収することを特徴とする地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 主トンネル坑内より分岐シールド機を上向きに発進させながら立坑を構築し、しかる後、前記分岐シールド機を再使用すべく回収するための地下回収型上向きシールドクライムダウン工法であって、
前記分岐シールド機を、カッタ及びその駆動部を一体に設けた内殻と、その内殻を収容する外殻とを備えて構成し、
前記外殻の下端には、テールフレームが取り外し可能に設けられ、前記外殻には、分岐シールド機を推進させるシールドジャッキが前記テールフレーム内に延出して設けられ、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、内殻を外殻から取り外し、その内殻を構築した立坑から反力を取りながら立坑に沿って降下させて前記主トンネル坑内に回収することを特徴とする地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 主トンネル坑内より分岐シールド機を上向きに発進させながら立坑を構築し、しかる後、前記分岐シールド機を再使用すべく回収するための地下回収型上向きシールドクライムダウン工法であって、
前記分岐シールド機を、カッタ及びその駆動部を一体に設けた内殻と、その内殻を収容する外殻とを備えて構成し、
前記外殻には、分岐シールド機を推進させるシールドジャッキが取り外し可能に設けられると共に取り外した前記シールドジャッキを径方向内方にガイドするガイド装置が設けられ、前記内殻には、前記ガイド装置にガイドされて径方向内方に移動された前記シールドジャッキが移設されるジャッキホルダが設けられ、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、内殻を外殻から取り外し、その内殻を構築した立坑から反力を取りながら立坑に沿って降下させて前記主トンネル坑内に回収することを特徴とする地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 前記内殻を前記主トンネル坑内に回収する際、前記立坑直下の前記主トンネル坑内に、複数の仮セグメントを組み立てて仮設台を仮設し、前記内殻が前記仮設台に至ったとき、前記ジャッキホルダに移設されたシールドジャッキを前記仮設台上に載せ、前記仮設台を上側から順次解体しつつ解体後の前記仮設台上に前記シールドジャッキを盛り替えて前記内殻を降下させる請求項3に記載の地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。
- 主トンネル坑内より分岐シールド機を上向きに発進させながら立坑を構築し、しかる後、前記分岐シールド機を再使用すべく回収するための地下回収型上向きシールドクライムダウン工法であって、
前記分岐シールド機を、カッタ及びその駆動部を一体に設けた内殻と、その内殻を収容する外殻とを備えて構成し、
前記外殻と前記内殻には、これら外殻及び内殻を結合するためのピンが脱着可能に設けられ、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、前記外殻及び前記内殻から前記ピンを抜いて前記外殻と前記内殻との結合を解除すると共に内殻を外殻から取り外し、その内殻を構築した立坑から反力を取りながら立坑に沿って降下させて前記主トンネル坑内に回収することを特徴とする地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 前記分岐シールド機の内殻の中央下部には予め回収用ジャッキが設けられ、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、前記回収用ジャッキの基端側と伸縮端側に、半径方向に伸縮して立坑のトンネル壁に係脱する上下の盛替え装置を構築し、上下の盛替え装置で立坑から反力を取って前記内殻を支持しつつ回収用ジャッキを伸ばして前記内殻を降下させる請求項1から5のいずれかに記載の地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 主トンネル坑内より分岐シールド機を上向きに発進させながら立坑を構築し、しかる後、前記分岐シールド機を再使用すべく回収するための地下回収型上向きシールドクライムダウン工法であって、
前記分岐シールド機を、カッタ及びその駆動部を一体に設けた内殻と、その内殻を収容する外殻とを備えて構成し、
前記内殻の中央下部には予め回収用ジャッキが設けられ、
前記立坑のトンネル壁はRCセグメントを組み立てて形成され、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、内殻を外殻から取り外すと共に前記回収用ジャッキの基端側と伸縮端側に、半径方向に伸縮して前記トンネル壁に係脱する上下の盛替え装置を構築し、かつ、前記回収用ジャッキの基端側と伸縮端側に、前記トンネル壁に沿って走行するガイドローラを設置し、上下の盛替え装置で立坑から反力を取って前記内殻を支持しつつ回収用ジャッキを伸ばして前記内殻を降下させて前記主トンネル坑内に回収することを特徴とする地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 主トンネル坑内より分岐シールド機を上向きに発進させながら立坑を構築し、しかる後、前記分岐シールド機を再使用すべく回収するための地下回収型上向きシールドクライムダウン工法であって、
前記分岐シールド機を、カッタ及びその駆動部を一体に設けた内殻と、その内殻を収容する外殻とを備えて構成し、
前記内殻の中央下部には予め回収用ジャッキが設けられ、
前記立坑のトンネル壁は鋼製セグメントを組み立てて形成され、
前記分岐シールド機が目的の到達部へ到達した後、内殻を外殻から取り外すと共に前記回収用ジャッキの基端側と伸縮端側に、半径方向に伸縮して前記トンネル壁に係脱する上下の盛替え装置を構築し、かつ、前記回収用ジャッキの基端側と伸縮端側に、前記トンネル壁に沿って滑る固定ソリを設置し、上下の盛替え装置で立坑から反力を取って前記内殻を支持しつつ回収用ジャッキを伸ばして前記内殻を降下させて前記主トンネル坑内に回収することを特徴とする地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。 - 前記トンネル壁はセグメントを組立てて形成され、前記盛り替え装置は、前記セグメントからの反力で前記分岐シールド機の自重を受けるための反力ジャッキを有する請求項6から8のいずれかに記載の地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。
- 前記外殻と前記内殻との間には、止水用のシールが設けられる請求項1から9のいずれかに記載の地下回収型上向きシールドクライムダウン工法。
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