JP7236401B2 - ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。 - Google Patents

ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。 Download PDF

Info

Publication number
JP7236401B2
JP7236401B2 JP2020012707A JP2020012707A JP7236401B2 JP 7236401 B2 JP7236401 B2 JP 7236401B2 JP 2020012707 A JP2020012707 A JP 2020012707A JP 2020012707 A JP2020012707 A JP 2020012707A JP 7236401 B2 JP7236401 B2 JP 7236401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustor
gas turbine
locking member
transferring
lifting jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020012707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021116792A (ja
Inventor
浩之 中村
智也 峯村
悦弘 加藤
Original Assignee
株式会社中部プラントサービス
有限会社カトメン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中部プラントサービス, 有限会社カトメン filed Critical 株式会社中部プラントサービス
Priority to JP2020012707A priority Critical patent/JP7236401B2/ja
Publication of JP2021116792A publication Critical patent/JP2021116792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7236401B2 publication Critical patent/JP7236401B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、燃焼器を保守点検するためガスタービン本体から取り出し載置台へ移送する天井クレーンに付設される吊治具に関するものである。
火力発電所では圧縮機と燃焼器で高温・高圧力のガスを生成し、タービンを駆動して回転動力を得るガスタービンが多く使用されている。
燃焼器は、2つの部品例えば、ヘッドエンド(重量約600kg)とユニボディ(重量約400kg)から構成され、ガスタービン本体前方の軸心回りに所定の傾斜角で複数個(10~20個)配置されている。
燃焼器は、稼働中、高温高圧にさらされるので、耐久性に難があり、その性能を維持するため、一定時間稼働毎にガスタービン本体から取り出して点検し、補修または部品の取替が行われている。
燃焼器を取り出す場合は、燃焼器のフランジ面に係止部材を取り付け、燃焼器の軸線方向へ引き出す必要があるが、各燃焼器がガスタービンの軸線に対して先細りの放射状に取り付けられているため、各燃焼器ごとにフランジ面の角度と引き出す方向が異なる。
このため、燃焼器を簡便に引き出すための種々の手段が開発されており、燃焼器のフランジの上方に燃焼器を引き出す吊持フレームを設置したもの(特許文献1)や、天井クレーンに燃焼器の把持手段と角度調整手段を備え各燃焼器に対応できるようにしたもの(特許文献2)などがある。
特許文献1の取出し装置は、出願人が開発したもので、燃焼器のフランジに取り付けられる取付用ベースフランジと、該ベースフランジ側に回転自在に支持した回転盤と、該回転盤側に基端部を固定し、先端部を燃焼器の上方へ向かって張り出す吊持フレームを備えたもので、該吊持フレームに沿って吊り部材を前後移動させることにより燃焼器を引き出している。
また、特許文献2の燃焼器組立装置は、逆コ字状に形成された水平アームと垂直なアームとからなるクレーンアーム部に把持手段を搭載し、これに燃焼器の傾斜角に調節する調節部を設けている。
特開2000-53370公報 特開2015-25450公報
特許文献1の措置においては、係止部材を燃焼器へ取り付けて、吊持フレームに沿って吊り部材を前後移動させることにより、簡便に燃焼器を取り出すことができる。しかしながら、この燃焼器取出装置は、燃焼器毎に取出し装置を取り出す燃焼器の上方へ設置する必要があり、この作業は足場を組み立てて行うこととなり、組立設置作業に多くの時間を必要とする。また、取出した燃焼器を載置台へは台車やクレーンを用意して移送しなければならない。
これに対して、特許文献2の燃焼器組立装置では、それぞれの燃焼器に対して、角度や位置が調整できるので、燃焼器ごとに行う付帯作業は少ない。
しかしながら、把持部材を燃焼器のフランジ面に位置調整するため、第1~第3調節ユニットを備えているので装置が大型で重量も大きなものとなっており、この装置を使うには、燃焼器付近の構造物や配管などを取り外してスペースを確保する必要がある。また、この調節ユニットは手動ハンドルの操作で行うので、労力がかかり多くの時間を要する。なお、この調節ユニットで燃焼器を把持した状態で載置台へ天井クレーンで移送することは、吊荷のバランスが悪く無理があり、他の移送手段が必要となる。
一台のガスタービンにおいて、各燃焼器取出して載置台へ移送し、点検および補修を行い、ガスタービンへ組み付けるには多くの作業者を必要とし、ガスタービンを長期間停止しなければならない。
特に、ガスタービンの周りは機材や配管が多数敷設されており、燃焼器を取出すに際しては、これらを取り除いて必要なスペースを確保しなければならない。
また、特許文献1または特許文献2の装置を使用すれば、燃焼器の取出しと組み付けは容易となるが、載置台への移送は他の移送手段によることとなり、移送手段への積替え作業および移送路の確保をしなければならず、作業が中断するといった問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、燃焼器周りの機材および配管の撤去や足場の組立などの付帯する工事を極力へらすとともに、簡素な装置でしかも短期間に燃焼器の取出しから載置台への移送まで、作業が中断することなく安全にできるガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具およびガスタービン燃焼器取出し移送方法を提供することを目的とする。
本発明のガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具は、上記の目的を達成するため次の手段を採った。すなわち、ガスタービンのケーシング外周部に複数個取り付けられた燃焼器を取り出して載置台へ移送するため天井クレーンに吊持される燃焼器用吊治具であって、四隅がチェーンブロックで天井クレーンのフックに吊持される矩形の水平枠と、該水平枠の長辺の一方の中央に固設された垂直な縦柱と、該縦柱の下端に固設された他方の長辺中央へ向いた水平な軸心を有する旋回ドライブと、該旋回ドライブに連結され該燃焼器のフランジ面と連結するための係止部材とからなり、該旋回ドライブは入力軸に携帯用電動モータを連結して回動させるウオーム減速機とその出力軸に取り付けられた取付材とからなり、該係止部材は中心部にスラスト軸受を備えて該取付材に回動可能に取り付けられるとともに該係止部材の回動をロックする手段を備えたことを特徴としている。
本発明のガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具(以下、本吊治具という)は、天井クレーンに吊持される水平枠に固設された縦柱の下端に、旋回ドライブを設け、これに燃焼器と連結する係止部材を設け、燃焼器をガスタービン本体から取出し、載置台への移送を連続して行うものである。
なお、この明細書において、前後左右の方向は、水平枠の短辺の延長方向へ縦柱が移動する方向を前後といい、長辺の延長方向へ移動する方向を左右というものとする。また、燃焼器は、上記のようにヘッドエンドとユニボディに分割されるが、本吊治具の係止部材はいずれとも連結できるように構成しているので、ヘッドエンドおよびユニボディに対しても特に区別せず、単に燃焼器というものとする。
水平枠の大きさは、特に限定しないが、吊荷の大きさ程度でよい。縦柱の長さは、天井クレーンの位置とガスタービンの高さによって適宜のものとすればよい。
旋回ドライブは、縦柱の下端に固設されたウオーム減速機とその出力軸に取り付けられた取付材とで構成されている。ウオーム減速機は携帯用電動機を連結して駆動させるもので、減速比は1/50~1/100のものでよい。
ウオーム減速機の入力軸に携帯用電動機を連結して作動させれば取付材が回動する。
そして、取付材には燃焼器のフランジ面と連結するための係止部材がスラスト軸受を介して、手動で回動可能に設けられ、また、回動を摩擦でロックする機能が備えられている。
ガスタービンの下側中央寄りに位置する2~3個の燃焼器は、圧縮機の影になり係止部材が届かないので、この燃焼器を取り外す場合は、請求項2に記載のように、縦柱と旋回ドライブの間に延長部材を取り付けて係止部材を前方へ位置させるとよい。なお、前方への移動は40~50cmで十分である。
本吊治具を用いて燃焼器をガスタービン本体から取出し載置台へ移送する作業は、請求項3に記載のように、行なうとよい。すなわち、本吊治具の水平枠の四隅をチェンブロックを介して天井クレーンのフックで吊持して天井クレーンの前後左右への移動と縦柱の上下の移動で縦柱の下端をガスタービンの燃焼器の近傍へ移動させ、旋回ドライブを作動させて燃焼器のフランジ面に係止部材を対向させ、係止部材を回動可能にして取付穴の位置合わせを行い、ボルトで係止部材を燃焼器のフランジ面へ連結する第1工程と、天井クレーンを移動させて燃焼器をガスタービンのケーシングから抜き出して、該旋回ドライブと係止部材を回動させて燃焼器の吊り姿勢を変えて狭隘な場所を通り抜ける第2工程と、スペースのあるところで、旋回ドライブを作動させて燃焼器のフランジ面が上方へ向いたほぼ垂直な姿勢にして載置台へ移送する第3工程とからなることを特徴とする。
縦柱は垂直に保持されるようにチェンブロックを適宜に操作する。
旋回ドライブを作動させると燃焼器の姿勢が変化し、重心の位置が移動するので吊芯の位置も変わるが、水平枠は釣り合いがとられているので、吊荷が振られたり、縦柱が大きく傾くことは避けられる。
旋回ドライブを作動させる場合は、携帯用電動機をウオーム減速機の入力軸へ連結して、短時間作動させ、回動した状態を確かめながら、繰り返し作動させて吊荷の姿勢を変えるとよい。特に、第2工程における吊荷の姿勢を変えて狭隘な航路を通り抜ける作業では、吊荷が周囲のものに接触しないように注意をして行う必要がある。
上記のように、本発明の吊治具は、天井クレーンに吊持される水平枠に固設された縦柱の下端に旋回ドライブを介して燃焼器を取り付ける係止部材を備え、燃焼器をガスタービン本体から取出して載置台へ移送するもので、旋回ドライブは入力軸に携帯用電動モータを連結して回動させるウオーム減速機とその出力軸に取り付けられた取付材とからなり、該係止部材は、該取付材に取り付けられ中心部にスラスト軸受と回動ロック手段を備えたので、係止部材を縦柱の近くに設置でき、コンパクトなものとなり、燃焼器に係止部材を連結して取り出す作業に複雑な操作を必要としない。
また、ガスタービン近傍の機器や配管を取り外してスペースをつくる必要がなく、専用の燃焼器取出し装置の設置や足場の組立作業を必要とせず、取り出した燃焼器を吊持したまま載置台へ移送できるので、吊荷の積替えなどの作業で中断することなく保守点検期間を従来に比べ、大幅に短縮できる。
また、ガスタービンの平面視圧縮器に隠れる位置にある燃焼器については、請求項2に記載のように、縦柱と旋回ドライブの間に延長部材を取り付けて係止部材を前方へ位置させれば、該燃焼器を同様に取り出すことができる。
また、本吊治具を用いてガスタービンの燃焼器の取出して載置台へ移送する作業は、請求項3に記載のように、旋回ドライブと係止部材を回動させて燃焼器の吊り姿勢を変えて狭隘な航路を通り抜け(第2工程)、スペースのあるところで、燃焼器のフランジ面が上方を向いたほぼ垂直な姿勢として載置台上へ移動(第3工程)すれば、燃焼器を安定した状態で短時間に移送が行え、ガスタービン周りの機材や配管の取り外しが最小限(燃料配管の取り外しなど)でよく、工期を大幅に短縮できる。
本発明の本吊治具の実施の形態を示す全体斜視図である。 同、(a)は図1の正面図で、(b)は側面図である。 同、図2(a)のB部詳細を示す図で、(b)は側面図である。 同、(a)は載置台の正面図で、(b)は側面図である。また、(c)は燃焼器を垂直に載置した状態を示す側面図である。 同、本吊治具の使用状態を示す全体斜視図である。 同、(a)は本吊治具に延長部材を取り付けた正面図で、(b)は斜視図である。
以下、本吊治具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本吊治具の全体を示す斜視図であり、図2は、正面図および側面図である。 また、図3は、旋回ドライブおよび係止部材の詳細を示す図である。
本吊治具10は、水平枠11に固設された垂直な縦柱12の下端に旋回ドライブ14が設けられ、この出力軸に取付材が回動可能に設けられ、これに燃焼器1のフランジ面1aと連結するための係止部材16が設けられている。
水平枠11は、長辺11aと短辺11bとで構成され、四隅にはチェンブロック5を連結するための吊金具11cが付設されている。なお、水平枠11の大きさは、ここでは、1500mm×800mmとしている。
縦柱12は上端を水平枠11の一方の長辺11aの中央に固設され、水平枠11の四隅から縦柱12へ斜めのステー11dが固設されている。
縦柱12は、ここでは、長さ5000mmとしており、下端には、座板13が固設され、これに、旋回ドライブ14が固設されている。
旋回ドライブ14は、ウオーム減速機14aとその出力軸に連結された取付材14bとからなり、ウオーム減速機14aは、ここでは、減速比が1/60のものとしている。
これを作動させるときは、入力軸に別途用意した携帯用電動機20を連結する。このように、動力源を別体としたので、電線などの引き回しを必要とせずコンパクトにできる。
係止部材16は、取付材14bにスラスト軸受17を介して設けられ、燃焼器1のフランジ面に形成されたボルト孔と連結するためのボルト孔を備えた3方向へ伸びた腕16aが付設されている。なお、係止部材16は、スラスト軸受17により手動による回動が可能であるが、必要なときのみ回動させるように摩擦で停止するロック手段17a(図示してない)が設けられている。
本吊治具は、このように構成されているので、天井クレーンの前後左右への移動と、上下移動および携帯用電動機20を連結操作して旋回ドライブ14を回動させることにより係止部材16を燃焼器1のフランジ面に対向させることができる。なお、天井クレーンの操作は、係止部材の近くで移動状態を見ながらリモコンで操作すると作業が簡便である。また、この場合必要があれば、縦柱12を手動で回動させる。
また、燃焼器1のボルト孔と係止部材16のボルト孔を合致させてボルトで連結する場合は、ロック手段17aを開放して、係止部材16を回動可能し手動で回動させる。
燃焼器1をケーシングから引き出す作業と、載置台へ移送する作業は、燃焼器1を吊持したまま連続して行う。この場合狭隘な場所を通るときなど必要により旋回ドライブを操作して吊荷の姿勢を変え必要がある。なお、燃焼器1の姿勢をフランジ面が上端に位置させれば、吊荷の重心が水平枠11のほぼ中央に位置するので、振られることもなく安定した移送ができるので、狭隘な場所以外ではこの姿勢にする。
移送した燃焼器1は保守点検のため載置台に置かれるが、載置台30は例えば、図4に示すように、溝形鋼を溶接で組み立てられ、燃焼器1を(a)(b)のように横向きに置いたり、(c)のように縦向きに置くことができる。保守点検作業は燃焼器1を横向きにして行い、吊持するときは縦向きにする。
次に、請求項3の発明の実施の形態を説明する。
このガスタービン燃焼器取出し移送方法は、本吊治具を用いてガスタービン本体から燃焼器を取出して、中断せずに載置台へ移送する作業であり、本吊治具10の係止部材16を燃焼器1のフランジ面に連結する第1工程と、燃焼器1をガスタービン本体から取出して旋回ドライブを作動させて燃焼器1の吊り姿勢を変えながら狭隘な場所を通過する第2工程と、燃焼器1のフランジ面を上端にして垂直な状態として載置台へ移送する第3工程とから構成される。
この作業では、本吊治具10の縦柱12が垂直に維持されるようにチェンブロックを適宜操作することが重要である。また、燃焼器の吊り姿勢を変える場合は、周囲の状況に十分注意しなければならない。
第1工程では、天井クレーンと旋回ドライブの作動によって係止部材を燃焼器のフランジ面に位置合わせをして係止部材を回動させてボルトで連結するが、各燃焼器ごとにフランジ面の角度が異なるのでその都度天井クレーンと旋回ドライブを操作する必要がある。
本吊治具10では、ガスタービンの燃焼器1の殆どに対して近づけることができ、取り出すことができるが、最下端部にある2~3個は圧縮機の影になり、係止部材16が届かない。この燃焼器を取り出す場合は、図6に示すように、縦柱12と旋回ドライブ14の間に延長部材25を固設する。このように構成することにより、縦柱12が圧縮機と干渉するのを防止でき、上記の場合と同様に燃焼器1の取出し、移送ができる。なお、延長部材25の長さはここでは40cmとしている。
第2工程では、引き出したときの燃焼器1の姿勢は図5に示すように、安定性の良いものではないが、狭隘な場所であるので、旋回ドライブ14と作動させて、必要により係止部材16をも回動させて燃焼器1の姿勢を変えて構造物などに当たらないように通り抜ける 。
そして、第3工程では、スペースのある場所へ抜けたら旋回ドライブを操作して燃焼器1のフランジ面が上端に位置するように、燃焼器1の姿勢を変える。この姿勢は吊荷の重心が水平枠11のほぼ中央に位置するので、振られるこもなく最も安定した吊荷状態といえる。
1 燃焼器
1a フランジ面
5 チェンブロック
10 吊治具
11 水平枠
11a 長辺
11b 短辺
11c 吊金具
11d ステー
12 縦柱
13 座板
14 旋回ドライブ
14a ウオーム減速機
14b 取付材
16 係止部材
16a 腕
17 スラスト軸受
17a ロック手段
20 携帯用電動機
25 延長部材

Claims (3)

  1. ガスタービンのケーシング外周部に複数個取り付けられた燃焼器を取り出して載置台へ移送するため天井クレーンに吊持される燃焼器用吊治具であって、四隅がチェンブロックで天井クレーンのフックに吊持される矩形の水平枠と、該水平枠の長辺の一方の中央に固設された垂直な縦柱と、該縦柱の下端に固設された他方の長辺中央へ向いた水平な軸心を有する旋回ドライブと、該旋回ドライブに連結され該燃焼器のフランジ面と連結するための係止部材とからなり、該旋回ドライブは入力軸に携帯用電動モータを連結して回動させるウオーム減速機とその出力軸に取り付けられた取付材とからなり、該係止部材は中心部にスラスト軸受を備えて該取付材に回動可能に取り付けられるとともに該係止部材の回動をロックする手段を備えたことを特徴とするガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具。
  2. 前記複数の燃焼器のうち平面視圧縮器に隠れる位置に取り付けられた2~3個の燃焼器を取り出すため、前記縦柱と前記旋回ドライブの間に延長部材を取り付けて前記係止部材を前方へ位置させることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具。
  3. 請求項1記載のガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具の水平枠の四隅を、チェンブロックを介して天井クレーンのフックで吊持して天井クレーンの前後左右への移動と前記縦柱の上下の移動で前記縦柱の下端をガスタービンの燃焼器の近傍へ移動させ、前記旋回ドライブを作動させて燃焼器のフランジ面に前記係止部材を対向させ、前記係止部材を回動可能にして取付穴の位置合わせを行い、ボルトで前記係止部材を燃焼器のフランジ面へ連結する第1工程と、天井クレーンを移動させて燃焼器をガスタービンのケーシングから抜き出して、前記旋回ドライブと前記係止部材を回動させて燃焼器の吊り姿勢を変えて狭隘な場所を通り抜ける第2工程と、スペースのあるところで、前記旋回ドライブを作動させて燃焼器のフランジ面が上方へ向いたほぼ垂直な姿勢にして載置台へ移送する第3工程とからなることを特徴とするガスタービン燃焼器取出し移送方法。
JP2020012707A 2020-01-29 2020-01-29 ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。 Active JP7236401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020012707A JP7236401B2 (ja) 2020-01-29 2020-01-29 ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020012707A JP7236401B2 (ja) 2020-01-29 2020-01-29 ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021116792A JP2021116792A (ja) 2021-08-10
JP7236401B2 true JP7236401B2 (ja) 2023-03-09

Family

ID=77174378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020012707A Active JP7236401B2 (ja) 2020-01-29 2020-01-29 ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7236401B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107949A (ja) 1998-09-30 2000-04-18 Toshiba Fa Syst Eng Corp 燃焼器部品供給装置
JP2015534036A (ja) 2012-11-07 2015-11-26 シーメンス エナジー インコーポレイテッド 産業用ガスタービンのためのモジュール式ドロップイントランジションアセンブリおよび組み込みのための方法
US20160263715A1 (en) 2015-03-12 2016-09-15 Ansaldo Energia Switzerland AG Turbine part replacing apparatus
US20190010026A1 (en) 2017-06-28 2019-01-10 General Electric Company Turbomachine component handling assembly

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2955218B2 (ja) * 1995-10-19 1999-10-04 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器交換装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107949A (ja) 1998-09-30 2000-04-18 Toshiba Fa Syst Eng Corp 燃焼器部品供給装置
JP2015534036A (ja) 2012-11-07 2015-11-26 シーメンス エナジー インコーポレイテッド 産業用ガスタービンのためのモジュール式ドロップイントランジションアセンブリおよび組み込みのための方法
US20160263715A1 (en) 2015-03-12 2016-09-15 Ansaldo Energia Switzerland AG Turbine part replacing apparatus
US20190010026A1 (en) 2017-06-28 2019-01-10 General Electric Company Turbomachine component handling assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021116792A (ja) 2021-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9486899B2 (en) Method for positioning of equipment
US9322504B2 (en) Apparatus and system for positioning of equipment
WO2012051828A1 (zh) 风机整体安装旋转抱举机构
WO2018188323A1 (zh) 一种平台装置
US8667678B2 (en) Assembly apparatus for assembling and dismantling a turbomachine rotor composed of rotor disks
JP5912828B2 (ja) 立坑掘削揚土方法及び立坑掘削揚土装置
JP2009504920A (ja) 銑樋の構成部品としてのハンドリング装置
JP7236401B2 (ja) ガスタービン燃焼器取出し移送用吊治具および取出し移送方法。
TWI778089B (zh) 用於在豎爐中安裝和/或拆卸壁板的裝置及其安裝方法
JP3418346B2 (ja) 重量物の脱着用支持装置
JP6741267B2 (ja) 吊り具
JPH09155656A (ja) ナット回転装置及び組立方法
AU2004259609B2 (en) A mill relining apparatus
JP3405537B2 (ja) ニューマチックケーソン
JP3049406B2 (ja) ハンドリング装置とこれを用いた躯体の構築方法
US10830104B2 (en) Exhaust collector railing removal tool
JP4914130B2 (ja) クライミングクレーン
JP3717911B2 (ja) ヘリコプタによる鉄塔解体方法及び作業用治具
JP2008222411A (ja) 連節ブロック用の吊具および連節ブロックの施工方法
JP3231309U (ja) パイプレール搬送装置
CN220745186U (zh) 一种重型阀门拆装运输设备
JPH10152981A (ja) 昇降式足場
JP7113577B1 (ja) 水底均し装置
JP3207812B2 (ja) ポンプ用メインテナンス装置
JPH07229383A (ja) ボーリングロッドの建込み方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7236401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150