JPH09155656A - ナット回転装置及び組立方法 - Google Patents

ナット回転装置及び組立方法

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Publication number
JPH09155656A
JPH09155656A JP32078195A JP32078195A JPH09155656A JP H09155656 A JPH09155656 A JP H09155656A JP 32078195 A JP32078195 A JP 32078195A JP 32078195 A JP32078195 A JP 32078195A JP H09155656 A JPH09155656 A JP H09155656A
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JP
Japan
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nut
bolt
pan
rotating device
tightening
Prior art date
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Application number
JP32078195A
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English (en)
Inventor
Morikazu Kitazawa
澤 守 一 北
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09155656A publication Critical patent/JPH09155656A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高能率で安全であり構造が簡単で取扱いの容
易なナット回転装置を提供することである。 【解決手段】 ボルト(2)にナット(3、9)を螺合
させるためのナット回転装置において、ナットの外端部
に不回転的結合されるナット受け皿部(21)と、ナッ
ト受け皿部(21)に接続されナット受け皿部(21)
を回転させる駆動モータ(27)とを備えることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナット回転装置及
び組立方法に係り、特にターボ機械や蒸気タービンの高
圧ないし中圧ケーシングの水平フランジ締結用ボルト・
ナットの締結及び分解作業に使用する動力式の大口径の
ボルト・ナットに使用するナット回転装置及び組立方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年発電用大容量蒸気タービンでは、効
率向上のため高圧、高温化がますます進んでおりタービ
ンケーシング特に高圧及び中圧ケーシングは、それに耐
え得る頑強さが求められている。
【0003】一般にタービンケーシングは、組立て、分
解の容易さを考慮して水平で上下半に分割出来る構造に
なっていて、組立て時は上下半ケーシングをボルト・ナ
ットで締結し一体にする。従って上記のケーシングの頑
強さの要求は、内部圧力の増大に因るケーシング開口力
に対抗するためのボルト・ナットの口径の増大をも招き
公称径7インチ(約178mmのボルト・ナットも使わ
れ始めている。公称径4インチ(約102mm)でもボ
ルトで約40kg、ナットで10kg有り、7インチと
もなると長さにもよるがボルトで約150〜220k
g、ナットで55kgにもなるため、通常これらの大口
径ボルト・ナットを組み込む時は、手作業では無理で何
等かの動力を補助に用いた作業になる。なおこれら大口
径のボルト・ナットは、慣例的にそのネジサイズのイン
チ呼称で呼んでおり通常1/2インチごとにサイズが準
備されており、使用部位、使用条件で使い分けている。
【0004】図12に従来の一般的なケーシング水平フ
ランジ組立て作業手順を示す。図12(a)に示すよう
に、まず架台1上に横たえたボルト2にナット3を回転
治具4を用いて手回しで捩じ込んで取付ける。
【0005】次に図12(b)に示すように、このボル
ト・ナットを小型クレーン等で吊り上げ上半ケーシング
5の所定のボルト穴6へ挿入する。この作業を繰り返し
全てのボルト・ナットを上半ケーシング5に組み込む。
【0006】次に図12(c)に示すように、上半ケー
シング5を大型クレーンで吊り上げ、組立て準備の終了
している下半ケーシング7の上へ移動し、吊り下ろす。
下半ケーシング7にも、上半ケーシング5と相対する位
置にボルト穴8が設けられているため各ボルト下側先端
部分2aがボルト穴8を貫通して図示の様に下半ケーシ
ング7より突き出ることになる。
【0007】この各ボルト下側先端部分2aに下半側ナ
ット9を取付けるわけであるが従来このために図12
(d)に示す治具10を用いている。
【0008】治具10はナット受け皿10a、吊り下げ
用チェーン10b、持ち手10cより構成され、まず吊
り下げ用チェーン10bをボルトの中心に設けられた貫
通孔に通しておきそれを下半側ナット9を載せたナット
受け皿10aに連結する。
【0009】持ち手10cを持った上の作業者Aと下で
ナット受け皿10aを支える作業者B(図示せぬ)が協
力してナット9を所定のボルト先端位置2aまで持ち上
げナット9をボルト2に掛ける。ネジ数ピッチ分捩じ込
めばナットの落下の危険は無いため治具10を分解しナ
ット9を手で回して捩じ込む。この作業をボルト・ナッ
トの数分だけ繰り返しボルト・ナットの取り付け作業が
完了する。タービン定期解放点検時にはほぼこの逆の操
作手順で重量の有るナットの取外しを行うことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
によるケーシングの水平フランジ用ボルト・ナットの締
結及び分解時のナット取り付け、取り外し作業は次の問
題を抱えている。
【0011】(1)クレーン等を補助的に使用するもの
の基本的に全て手作業で且つ最低2人の作業員が一致協
力して行わなければならないため能率が悪く、タービン
の組み立て工程、分解工程を遅らす要因になる場合すら
ある。
【0012】(2)同じ理由で、汚くきつく臭く、いわ
ゆる典型的な3K職になっており、深刻な若年労働力の
減少の要因の一つである。
【0013】蒸気タービンの大容量化、高温、高圧化が
進めば進むほど水平フランジ用ボルト・ナットも大口径
化し、この問題は今後ますます深刻化する可能性があ
る。
【0014】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題を解消し、高能率で安全であり構造が簡単で取
扱いの容易なナット回転装置及び組立方法を提供するこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明によるナット回転装置は、ボルトにナット
を螺合させるためのナット回転装置において、前記ナッ
トの外端部に不回転的結合されるナット受け皿部と、前
記ナット受け皿部に接続され前記ナット受け皿部を回転
させる駆動モータとを備えることを特徴とする。
【0016】また、締め付け対象物の締め付け用ボルト
挿通孔に挿入されて懸垂されるボルトの下端にナットを
螺合させるためのナット回転装置において、前記ボルト
の軸方向内部を通過する索条の下端に着脱可能に取り付
けられて前記ナットをその下面から支持し前記ナットの
外端部に不回転的結合されるナット受け皿部と、前記ナ
ット受け皿部に接続され前記ナット受け皿部を回転させ
る駆動モータとを備えることを特徴とする。
【0017】また、締め付け対象物の複数の締め付け用
ボルト挿通孔に挿入されて懸垂される複数のボルトの下
端にナットを螺合させるためのナット回転装置であっ
て、横方向に延設された腕部を有し所定位置に立設され
る支柱と、前記ボルトの軸方向内部を通過する索条の下
端に着脱可能に取り付けられて前記ナットをその下面か
ら支持し前記ナットの外端部に不回転的結合されるナッ
ト受け皿部と、前記ナット受け皿部に接続され前記ナッ
ト受け皿部を回転させる駆動モータとを備え、前記索条
を前記腕部に被締めつけ対象のボルトに対応した位置に
懸垂支持するようにしたことを特徴とする。
【0018】また、締め付け対象物の複数の締め付け用
ボルト挿通孔に挿入されて懸垂される複数のボルトの下
端にナットを螺合させるためのナット回転装置であっ
て、横方向に延設された腕部を有し所定位置に立設され
る支柱と、前記ボルトの軸方向内部を通過する索条の下
端に着脱可能に取り付けられて前記ナットをその下面か
ら支持し前記ナットの外端部に不回転的結合されるナッ
ト受け皿部と、前記ナット受け皿部に接続され前記ナッ
ト受け皿部を回転させる駆動モータとを備え、前記ナッ
ト受け皿部と前記索条は複数個設けられ、前記複数の索
条を前記複数の締め付け用ボルト挿通孔の配列間隔に対
応する間隔をおいて前記腕部に懸垂支持するようにした
ことを特徴とする。
【0019】また、好適には、前記支柱を、前記締め付
け用ボルト挿通孔の上端位置に立設するようにする。
【0020】また、好適には、前記支柱を、前移動可能
な台車上に立設するようにする。
【0021】また、好適には、前記索条を上昇または下
降させる索条駆動手段を備える。
【0022】また、好適には、前記索条はチェーンであ
る。
【0023】また、本発明による組立方法は、締め付け
対象物の締め付け用ボルト挿通孔にボルトを挿入し前記
ボルトの上端部と下端部に上側ナットと下側ナットを螺
合させ、締め付け対象物を組み立てる組立方法におい
て、前記上側ナットの外端部に上側ナット受け皿部を不
回転的結合させ、前記上側ナット受け皿部に駆動モータ
を接続しこの駆動モータを駆動させて前記上側ナットを
前記ボルトの上端部に螺合し、前記上側ナットを索条を
介して引き上げ前記ボルトを前記締め付け用ボルト挿通
孔に挿入し、前記上側ナットを前記締め付け用挿通孔の
上端部に当接させて前記ボルトを懸垂支持し、前記ボル
トの軸方向内部に前記索条を通過させてその索条の下端
に下側ナット受け皿部を取り付けてこの下側ナット受け
皿部を懸垂支持するとともに前記下側ナットを前記下側
ナット受け皿部上に載置し、前記下側ナットの外端部に
前記下側ナット受け皿部を不回転的結合させ、前記下側
ナット受け皿部に駆動モータを接続しこの駆動モータを
駆動させて前記下側ナットを前記ボルトの下端部に螺合
させることを特徴とする。
【0024】本発明では、ボルトに螺合させるナットの
外端部にナット受け皿部を不回転的結合し、このナット
受け皿部に駆動モータを接続しナット受け皿部を回転さ
せるようにしたので、人力によるのではなく動力的にナ
ットをボルトに螺合させることが可能になる。
【0025】また、締め付け対象物の締め付け用ボルト
挿通孔に挿入されて懸垂されるボルトの軸方向内部にチ
ェーン等の索条を通過させ、その索条の下端に着脱可能
にナット受け皿部を取り付けてナットをその下面から支
持し、ナット受け皿部をナットの外端部に不回転的結合
させ、ナット受け皿部に駆動モータを接続しナット受け
皿部を回転させてナットをボルトに螺合するようにした
ので、人力によるのではなく動力的にナットをボルトに
螺合させることが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
る動力式ナット回転装置の実施形態例について説明す
る。
【0027】図1に、本発明による動力式ナット回転装
置の第1実施形態例の概念図を示す。この実施形態例は
縦型動力式ナット回転装置である。
【0028】図1(a)においてナット受け皿21がチ
ェーンホイスト22で吊り下げられ、チェーンホイスト
22はスタンド23に吊り下げられる。スタンド23
は、支持棒24を介して被作業ボルト・ナットの近傍の
ボルトの中心孔に仮固定される。
【0029】チェーンホイスト22は、コントローラ2
5で作業者の手元で遠隔操作される。一方、ナット受け
皿21の下面に、図1(b)に示すようにソケット26
を介してエアモータ27を取付けてナット受け皿21を
回転させることが出来るようになっている。
【0030】本実施形態例では、図12で説明したよう
に従来上側の作業者Aがナット吊り上げ治具9で人力で
持ち上げていたものが、チェーンホイスト22でナット
吊り上げ、吊り下ろしが行われる。この操作は、コント
ローラ25による遠隔のしかも軽作業である。下半側ナ
ット9がボルト先端部2aに掛かった後、ソケット26
をナット受け皿21の下面に装着し、エアモータ27を
取付けてエア駆動で下半側ナット9を回すものである。
【0031】次に、図3乃至図6を参照して本実施形態
例の詳細構造について説明する。
【0032】図4に示すように、パイプ23a、23b
とエルボ23cとステー23dで構成されたスタンド2
3にスリング28を介してチェーンホイスト22が吊り
下げられている。スタンド23を構成しているパイプ2
3aの開放端には、スリング28が外れないようにキャ
ップ29を取付けてある。またスタンド23を構成する
もう一つのパイプ23bの開放端には、支持棒24が差
し込めるようになっている。
【0033】チェーンホイスト22には、その操作用コ
ントローラ25とロードチェーン30が設けられてい
る。ロードチェーン30の先端は心棒31の一方の端に
ピン32で繋がれる。図3(a),(b)に示すよう
に、心棒31の他方の端は、雄ネジが切られておりナッ
ト受け皿21の中心孔に通した後六角ナット33で止め
る。
【0034】図3(a)に示すように、ナット受け皿2
1は、搭載するナットの大きさに応じ4種類(それぞれ
4インチ、5インチ、6インチ、7インチナット用)の
基本サイズがそれぞれのナットの内径φBに合わせて用
意されておりその中間サイズ(41/2 インチ、51/2 イ
ンチ、61/2 インチ用)には拡張リング34をそれぞれ
1/2 インチ小さい基本サイズのナット受け皿21に嵌め
て用いる。これは、ユーザーが準備しておくべきナット
受け皿21の種類を最小限にしその負担を減らそうとい
う配慮である。
【0035】図3(b)に図3(a)のA部詳細に示す
ように、ナット受け皿21の下面内側にはスラスト軸受
35を埋め込んでありナット受け皿21がネット9を搭
載した状態で(図5参照)スムーズに回転するように工
夫されている。止め輪36によってスラスト軸受35の
ナット受け皿21からの脱落を防いでいる。スラスト軸
受35の外周側には2本のピン37(180°対称に配
置)が有り図5(a)に示すソケット26がこのピン3
7と交合する。
【0036】次に図5(a)及び図6を参照して、ソケ
ット26を介したナット受け皿21とエアモータ27の
関係を説明する。図5(a)は組立分解図を示し、図6
は組立完成図を示す。
【0037】図5(b),(c)に示すように、ソケッ
ト26はエアモータ27の四角の突起38に合う角穴3
9を持つ。ソケット26の角穴39の外周には、Oリン
グ40用の半円溝41とピン42挿入用穴43が形成さ
れている。
【0038】図5(a)及び図6に示すように、エアモ
ータ27はレギュレータ44に接続され、レギュレータ
44へはカプラ45を介して接続されたエアホース46
より作動用空気が送られる。作動用空気源としては、特
に特殊なものは不要で通常の作業用空気で十分である。
【0039】次に本実施形態例の作用について説明す
る。なおこの発明要素は実際はタービン組立て作業ない
しその定検作業のなかで使われて有用性を発揮するもの
であるため使用手順詳細は、後述の実施形態例で説明す
るとしてここでは構成要素の基本作用のみ述べる。
【0040】チェーンホイスト22はその一部であるロ
ードチェーン30をコントローラ25の操作で自在に巻
き上げ、巻き下ろし出来、ロードチェーン30の下に繋
がれたナット受け皿21に搭載されたナットを従来の治
具での人手に変わり電動任意の高さに昇降させることが
出来る。
【0041】さらにナット受け皿21の下側のピン37
にソケット26を交合させソケット26にエアモータ2
7の四角の突起38を差し込み、抜け止めのためピン4
2をピン挿入用穴43に差し込み、さらにピン42の抜
け止めのためソケットの半円溝41にOリング40を取
り付ける。これでエアモータ27の作動準備が完了し、
エアホース46より空気がエアモータ27へ供給される
と四角の突起38部分が回転し始めその回転トルクはソ
ケット26を介してナット受け皿21を回転させナット
9をボルト2へ捩じ込むことができる。作業速度即ちナ
ット回転速度は、レギュレータ44の空気量調整で制御
出来る。
【0042】以上説明したように、本実施形態例の構成
によれば、従来2人の人手で行われていたナット掛けの
重労働を一人のしかもコントローラの操作およびエアモ
ータの運転という軽作業にすることができ、省力化、安
全化が図ることができる。
【0043】次に、図2(a),(b),(c)を参照
して本発明による動力式ナット回転装置の第2実施形態
例について説明する。
【0044】図2(b),(c)には本実施形態例に係
る横型動力式ナット回転装置の概略図が示されている。
図2(b)において、架台1の上においたボルト2にナ
ット3を掛けるわけであるがナット2には、本発明によ
るナット受け皿50が蝶ネジ51で固定できようになっ
ている。ナット受け皿50にはソケット52を介してエ
アモータ53を取り付けることが出来る。このエアモー
タ53は、第1実施形態例の縦型動力式ナット回転装置
に使われるエアモータ27と基本的に同ような物であ
る。
【0045】先に説明したように従来は、架台1の上に
おいたボルト2に掛けられたナット3を回転治具4を用
いて回し捩じ込むわけであるが、本実施形態例のナット
回転装置では、エアモータ53の駆動力でナット3をボ
ルト2に短時間で労せずに取付けることが出来る。
【0046】次に、図7(a),(b)及び図8を参照
して、本実施形態例の横型動力式ナット回転装置の詳細
構造を説明する。図7(a)は組立分解図を示し、図8
は組立完成図を示す。
【0047】図7(a)においてボルト2に取り付けよ
うとするナット3にナット受け皿50が蝶ネジ51で固
定される。ナット受け皿50は心棒50a、ブロック5
0b、受け皿本体50cよりなっており、受け皿本体5
0cの底部は、ソケット52と嵌まり合う構造を有し、
ブロック50bは、ナット3の溝と組立状態に示すよう
に嵌まり合う形状を持つ。
【0048】図7(a)に示すように、ソケット52
は、エアモータ53の四角の突起54と嵌まり合う四角
のへこみ55を持っていて、ソケット52の四角のへこ
み55へエアモータ53の四角の突起54が挿入された
後ピン56を挿入して固定する。受け皿本体50cには
蝶ネジ51用の穴が開いているが、図7(b)に示すよ
うに受け皿本体50cは3対のピッチ円の異なる穴を持
っていて3種類のナットサイズに対し1種類の受け皿で
済む工夫がなされている。
【0049】エアモータ53はレギュレータ44に接続
されレギュレータ44へはカプラ45を介して接続され
たエアホース46より作動用空気が送られる。
【0050】次に本実施形態例による横型動力式ナット
回転装置の作用を説明する。
【0051】ナット受け皿50は、ボルト2へ取付けよ
うとしているナット3へ蝶ネジ51で固定される。ナッ
ト受け皿50を取付けたナット3は、受け皿の心棒50
aをガイドにしてボルト2へ掛けられる。
【0052】次に受け皿本体50cの底部にソケット5
2が嵌め込まれ、さらに先に説明したようにエアモータ
53が取付けられる。エアホース46より空気がエアモ
ータ53へ供給されると四角の突起部分54が回転し始
めその回転トルクはソケット52を介してナット受け皿
50を回転させナット3をボルト2へ動力で捩じ込むこ
とができる。作業速度即ちナット回転速度は、レギュレ
ータ44の空気量調整で制御できる。
【0053】本実施形態例の構成によれば、従来人手で
行われていたナット掛けの重労働をエアモータの運転と
いう軽作業にすることができ、省力化、安全化を図るこ
とができる。
【0054】次に、図9(a),(b),(c),
(d),(e)を参照して本発明による動力式ナット回
転装置を用いたタービン組み立て及び分解方法について
説明する。
【0055】図9(a),(b),(c)では作業手順
を3つに分けて、順番に図示している。図9(a)にお
いてまず架台1上に横たえたボルト2にナット3を、受
け皿50、ソケット52、エアモータ53を主構成要素
とする図9(d)に示す横型動力式ナット回転装置を用
いて動力で捩じ込んで取付ける。
【0056】図9(b)に示すように、このボルト・ナ
ット2、3を小型クレーン等で吊り上げ上半ケーシング
5の所定のボルト穴6へ挿入する。この作業を繰り返し
て全てのボルト・ナット2、3を上半ケーシング5に組
み込む。
【0057】次に、図9(c)に示すように、上半ケー
シング5を大型クレーンで吊り上げ、組立て準備の終了
している下半ケーシング7の上へ移動し、吊り下ろす。
下半ケーシング7にも、上半ケーシング5と相対する位
置にボルト穴8が設けられているため各ボルト下側先端
部分2aがボルト穴8を貫通して図9(c)に示すよう
に下半ケーシング7より突き出ることになる。この各ボ
ルト下側先端部分2aに下半側ナット9を取付けるわけ
であるが、このために先に図1、及び図3乃至図6で説
明した図9(e)に示す縦型動力式ナット回転装置を用
いる。
【0058】図9(c)に示すようにチェーンホイスト
22によりナット受け皿21の上にナット9が吊り下げ
られボルト先端位置2aまでホイスト22をコントロー
ラ25で操作してボルト2に掛ける。ネジ数ピッチ分捩
じ込んだ後、ソケット26を介してエアモータ27を取
り付けエア駆動でナット9を捩じ込む。
【0059】この作業を大口径ボルト・ナットの数分だ
け繰り返しボルト・ナットの取り付け作業が完了する。
タービン定期解放点検時にはほぼこの逆の操作手順でナ
ットの取り外しを行うことになる。
【0060】以上説明したように、本発明による動力式
ナット回転装置を用いてタービン組み立て及び分解を行
うことにより、従来全ての手作業で行われていたケーシ
ングへのボルト挿入前のナット掛け、ケーシングへのボ
ルト挿入後の下半側ナット掛けを全て動力式に行うこと
ができ、大幅に省力でき、作業安全化に大きく貢献する
ことができる。試算によると従来作業のナット掛け作業
時間を100とした時、本発明による動力式ナット回転
装置を用いることにより、これが20から40に低下す
る。
【0061】次に、本発明による動力式ナット回転装置
を用いたタービン組み立て及び分解方法の他の実施態よ
う例を図10(a),(b)を参照して説明する。
【0062】図9(c)に示した実施形態例では縦型動
力式ナット回転装置を一組用いてこれを順繰りに使用し
ている例を示したが、図10(a)に示す本実施形態例
では、縦型動力式ナット回転装置を複数個用意しケーシ
ング下半側ナット掛け作業をさらに高能率化したことを
特徴とする。
【0063】図10(a)の例では3組並列使用した場
合を示し、理論的には作業能率は一組の場合の3倍にな
る3個並列で使用するためのにスタンド23を一部変更
する。
【0064】水平方向のパイプ23aを図9(e)に示
した場合より長くし、且つ片持ち構造では強度的に厳し
いのでティー23fを介して支柱23eを近房のボルト
穴に立て物干し竿状にしてパイプ23aにスリング28
a、28b、28cを介してチェーンホイスト22a、
22b、22cを設置する。これら各ナット回転装置の
構造や機能は前述した物と全く同一のため説明を省略す
る。
【0065】本実施形態例の構成によれば、用いる縦型
動力式ナット回転装置の個数に比例して作業能率を上げ
ることができる。
【0066】次に、本発明による動力式ナット回転装置
を用いたタービン組み立て及び分解方法のさらに他の実
施態よう例を図11(a),(b)を参照して説明す
る。
【0067】図9(c)に示した実施形態例では縦型動
力式ナット回転装置はスタンド23を近房のボルト穴を
使って設置して用いるが、本実施形態例では、このスタ
ンド23を全く独立した可働台車60に取り付ける構造
にしたことを特徴とする。
【0068】図11(a)において縦型動力式ナット回
転装置用のチェーンホイスト22はスタンド23の水平
パイプ23aに吊り下げられるわけであるがこのスタン
ド23は今までの実施形態例と異なり、支持棒24を介
して可動台車60上に固定される。可動台車60は、車
輪61を有するのでハンドル62を持って大人一人で十
分移動させることができる。
【0069】本実施形態例の構成によれば、スタンド2
3を独立させたことで縦型動力式ナット回転装置を移動
させる時は単に台車60を少し移動させるだけでよく、
スタンド23を別のボルト穴に移動させる必要が無く、
この分の作業時間ロスが低減出来る。
【0070】なお、上述の実施形態例の説明として索条
としてチェーンを採用した場合を説明したが、チェーン
に限らず綱や紐等の索条であってもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、ボルトに螺合させるナットの外端部にナット受け皿
部を不回転的結合し、このナット受け皿部に駆動モータ
を接続しナット受け皿部を回転させるようにしたので、
人力によるのではなく動力的にナットをボルトに螺合さ
せることが可能になる。
【0072】また、締め付け対象物の締め付け用ボルト
挿通孔に挿入されて懸垂されるボルトの軸方向内部にチ
ェーン等の索条を通過させてこの索条の下端に着脱可能
にナット受け皿部を取り付けてナットをその下面から支
持し、ナット受け皿部をナットの外端部に不回転的結合
させ、ナット受け皿部に駆動モータを接続しナット受け
皿部を回転させてナットをボルトに螺合するようにした
ので、ナットをボルトに人力ではなく動力的に螺合させ
ることが可能になる。この結果、大口径のボルトとナッ
トを螺合する作業の高能率化、省力化及び作業安全性を
大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナット回転装置の実施形態例の全
体構造を示す斜視図。
【図2】本発明による他の実施形態例のナット回転装置
の使用状態を説明する図であり、第1の段階(a)、第
2の段階(b)、第3の段階である組立状態(c)を示
す斜視図。
【図3】本発明によるナット回転装置の実施形態例を説
明する図であり、ナット受け皿を示す一部切り欠き斜視
図(a)、(a)における部分Aの拡大図(b)。
【図4】本発明によるナット回転装置の実施形態例を説
明する斜視図。
【図5】本発明によるナット回転装置の実施形態例を説
明する分解図(a)と、ソケット26の側面図(b)と
平面図(c)。
【図6】図5(a)に対応するナット回転装置の組立状
態を示す一部切り欠き斜視図。
【図7】本発明による他の実施形態例のナット回転装置
の組立分解図(a)とナット受け皿の蝶ネジ用の穴位置
を説明する平面図。
【図8】図7(a)に対応するナット回転装置の組立状
態を示す一部切り欠き斜視図。
【図9】本発明による実施形態例のナット回転装置の使
用状態を説明する図であり、第1の段階(a)、第2の
段階(b)、第3の段階(c)、第1の段階(a)に使
用するナット回転装置(d)、及び第3の段階(c)に
使用するナット回転装置(e)を示す斜視図。
【図10】本発明による他の実施形態例のナット回転装
置の使用状態を説明する斜視図(a)と、使用するナッ
ト回転装置を示す図6と同ようの図。
【図11】本発明によるさらに他の実施形態例のナット
回転装置の使用状態を説明する斜視図(a)と、使用す
るナット回転装置を示す図6と同ようの図。
【図12】従来技術によるタービンケーシング組み立て
作業を説明する図であり、第1の段階(a)、第2の段
階(b)、第3の段階(c)、及び第3の段階(c)で
使用する従来のナット回転装置(d)を示す斜視図。
【符号の説明】
1 架台 2 ボルト 3 上半ナット 4 回転治具 5 上半ケーシング 6 上半ボルト穴 7 下半ケーシング 8 下半ボルト穴 9 下半ナット 10 治具 10a ナット受け皿 10b チェーン 10c 持ち手 21 ナット受け皿 22 チェーンホイスト 23 スタンド 23a パイプ 23b パイプ 23c エルボ 23d ステイ 23e 支柱 23f ティー 24 支持棒 25 コントローラ 26 ソケット 27 エアモータ 28 スリング 29 キャップ 30 ロードチェーン 31 心棒 32 ピン 33 六角ナット 34 拡張リング 35 スラスト軸受 36 止め輪 37 ピン 38 突起 39 角穴 40 Oリング 41 半円溝 42 ピン 43 ピン挿入穴 44 レギュレータ 45 カプラー 46 エアホース 50 ナット受け皿 50a 心棒 50b ブロック 50c 受け皿本体 51 蝶ネジ 52 ソケット 53 エアモータ 60 可動台車 61 車輪 62 ハンドル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルトにナットを螺合させるためのナット
    回転装置において、前記ナットの外端部に不回転的結合
    されるナット受け皿部と、前記ナット受け皿部に接続さ
    れ前記ナット受け皿部を回転させる駆動モータとを備え
    ることを特徴とするナット回転装置。
  2. 【請求項2】締め付け対象物の締め付け用ボルト挿通孔
    に挿入されて懸垂されるボルトの下端にナットを螺合さ
    せるためのナット回転装置において、前記ボルトの軸方
    向内部を通過する索条の下端に着脱可能に取り付けられ
    て前記ナットをその下面から支持し前記ナットの外端部
    に不回転的結合されるナット受け皿部と、前記ナット受
    け皿部に接続され前記ナット受け皿部を回転させる駆動
    モータとを備えることを特徴とするナット回転装置。
  3. 【請求項3】締め付け対象物の複数の締め付け用ボルト
    挿通孔に挿入されて懸垂される複数のボルトの下端にナ
    ットを螺合させるためのナット回転装置であって、横方
    向に延設された腕部を有し所定位置に立設される支柱
    と、前記ボルトの軸方向内部を通過する索条の下端に着
    脱可能に取り付けられて前記ナットをその下面から支持
    し前記ナットの外端部に不回転的結合されるナット受け
    皿部と、前記ナット受け皿部に接続され前記ナット受け
    皿部を回転させる駆動モータとを備え、前記索条を前記
    腕部に被締めつけ対象のボルトに対応した位置に懸垂支
    持するようにしたことを特徴とするナット回転装置。
  4. 【請求項4】締め付け対象物の複数の締め付け用ボルト
    挿通孔に挿入されて懸垂される複数のボルトの下端にナ
    ットを螺合させるためのナット回転装置であって、横方
    向に延設された腕部を有し所定位置に立設される支柱
    と、前記ボルトの軸方向内部を通過する索条の下端に着
    脱可能に取り付けられて前記ナットをその下面から支持
    し前記ナットの外端部に不回転的結合されるナット受け
    皿部と、前記ナット受け皿部に接続され前記ナット受け
    皿部を回転させる駆動モータとを備え、前記ナット受け
    皿部と前記索条は複数個設けられ、前記複数の索条を前
    記複数の締め付け用ボルト挿通孔の配列間隔に対応する
    間隔をおいて前記腕部に懸垂支持するようにしたことを
    特徴とするナット回転装置。
  5. 【請求項5】前記支柱を、前記締め付け用ボルト挿通孔
    の上端位置に立設するようにしたことを特徴とする請求
    項3または請求項4のいずれか一項に記載のナット回転
    装置。
  6. 【請求項6】前記支柱を、前移動可能な台車上に立設す
    るようにしたことを特徴とする請求項3または請求項4
    のいずれか一項に記載のナット回転装置。
  7. 【請求項7】前記索条を上昇または下降させる索条駆動
    手段を備えることを特徴とする請求項2乃至請求項6の
    いずれか一項に記載のナット回転装置。
  8. 【請求項8】前記索条はチェーンであることを特徴とす
    る請求項2乃至請求項7のいずれか一項に記載のナット
    回転装置。
  9. 【請求項9】締め付け対象物の締め付け用ボルト挿通孔
    にボルトを挿入し前記ボルトの上端部と下端部に上側ナ
    ットと下側ナットを螺合させ、締め付け対象物を組み立
    てる組立方法において、前記上側ナットの外端部に上側
    ナット受け皿部を不回転的結合させ、前記上側ナット受
    け皿部に駆動モータを接続しこの駆動モータを駆動させ
    て前記上側ナットを前記ボルトの上端部に螺合し、前記
    上側ナットを索条を介して引き上げ前記ボルトを前記締
    め付け用ボルト挿通孔に挿入し、前記上側ナットを前記
    締め付け用挿通孔の上端部に当接させて前記ボルトを懸
    垂支持し、前記ボルトの軸方向内部に前記索条を通過さ
    せてその索条の下端に下側ナット受け皿部を取り付けて
    この下側ナット受け皿部を懸垂支持するとともに前記下
    側ナットを前記下側ナット受け皿部上に載置し、前記下
    側ナットの外端部に前記下側ナット受け皿部を不回転的
    結合させ、前記下側ナット受け皿部に駆動モータを接続
    しこの駆動モータを駆動させて前記下側ナットを前記ボ
    ルトの下端部に螺合させることを特徴とする組立方法。
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