JP5115300B2 - 基材密着性良好なシリコーン粘着剤組成物およびシリコーン粘着テープ - Google Patents

基材密着性良好なシリコーン粘着剤組成物およびシリコーン粘着テープ Download PDF

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Description

本発明は、シリコーン粘着剤組成物に関し、さらに詳しくは、プライマー処理を行わずとも基材密着性に優れた性能を有するシリコーン粘着剤組成物、およびシリコーン粘着テープに関するものである。
従来、耐熱粘着テープではポリエステルフィルムやポリイミドフィルムなどのプラスチックフィルム基材に、耐熱性に優れたシリコーン粘着剤を塗布積層し構成されたものが使用されている。このような粘着テープは通常、ロール状に巻き取られているが、使用時に強く巻き戻した場合、シリコーン粘着剤層が基材から剥離してしまうようなことがあった。また、粘着テープを切断するときに、基材のみ引き裂かれ、シリコーン粘着剤層が切断されず糸を引くように伸びたり、基材からシリコーン粘着剤層が浮き上がるようなことがあった。このように従来のシリコーン粘着剤は、基材からの剥離と糸引きの問題を有していた。
このような接着剤を粘着テープに使用すると問題となる場合があり、シリコーン粘着剤とプラスチックフィルム基材との密着性が十分とは言い難いものであった。そこで、一般的には接着向上剤としてカーボンファンクショナルシラン系のプライマー組成物を塗布後、シリコーン粘着剤を処理し、フィルム基材とシリコーン粘着剤との密着性を改善する方法が採用されていた。しかしながらその基材密着性は満足できるものではなかった。
また一方、シリコーン粘着剤をプラスチックフィルムに密着させるためにオルガノポリシロキサンを用いたプライマー組成物が数多く提案されている。例えば特許文献1には分子鎖両末端に水酸基を含有するジオルガノポリシロキサン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン及び有機カルボン酸錫塩からなるプライマー組成物が、特許文献2には分子鎖両末端に水酸基を含有するジオルガノポリシロキサン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、加水分解性シリル基含有ビニル系及び/またはアクリル共重合体、及び有機カルボン酸錫塩からなるプライマー組成物が提案されている。
しかしながら、いずれのプライマー組成物を使用しても満足な密着性が得られない場合がある。さらに、プライマー処理を行うには,プライマー処理後に粘着剤塗工を行う必要がある。そのためには、プライマーと粘着剤をインラインで塗工する特別な塗工装置を使用するか、一度プライマー塗工した基材に再度粘着剤を塗工するといった二段塗工を行う必要があり、これらはいずれも生産性およびコストの点で不利である。
特公昭54−44017号公報 特公平6−39584
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、プライマー処理を不要とし、シリコーン粘着剤塗工のみで基材密着性が良好なシリコーン粘着剤組成物、及びこれを用いたシリコーン粘着テープを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、従来のシリコーン粘着剤組成物に低粘度のアルケニル基含有シリコーンオイルを特定量加えた組成物が、シリコーン粘着テープにした場合に、基材密着性に優れ、好適に用いることができることを見出し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、(A)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、25℃における粘度が10,000mPa・s以上である、直鎖状ジオルガノポリシロキサン 20〜80質量部
(B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素原子数1から10の1価炭化水素基である。) (A)及び(B)成分の合計が100質量部となる量
(C)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、アルケニル基含有量が0.015〜0.15モル/100gであり、25℃での粘度が20〜500mPa・sであるジオルガノポリシロキサン (A)及び(B)成分の合計100質量部に対して0.5〜20質量部
(D)1分子内に2個以上のSiH基を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (A)成分中のアルケニル基と(C)成分中のアルケニル基の総和に対する(D)成分中のSiH基のモル比が0.5〜20となる量、
(E)反応制御剤 (A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計100質量部に対して0〜8.0質量部、及び
(F)白金系触媒 有効量
を含有する付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物を提供する。
また、本発明は、プラスチックフィルムと、該プラスチックフィルムの少なくとも1面に積層された上記シリコーン粘着剤組成物の硬化物層とを有することを特徴とする粘着テープを提供する。
本発明のシリコーン粘着剤組成物は、基材密着性能に優れる粘着テープを与え、この粘着テープは、耐熱シリコーンテープや電子部品マスキング用テープとして好適に使用することができる。
本発明の基材密着性を有するシリコーン粘着剤組成物は、従来のシリコーン粘着剤組成物に、低粘度のアルケニル基含有ポリオルガノシロキサンを特定量含有するものである。本発明のシリコーン粘着剤組成物は、付加反応硬化型オルガノポリシロキサン組成物である。
本発明のシリコーン粘着剤組成物は(A)〜(F)成分を含む。以下、(A)〜(F)成分を詳述する。
<(A)成分>
(A)成分は1分子中に2個以上のアルケニル基を含有する実質的に直鎖状のジオルガノポリシロキサンであり、下記式(1)又は(2)で示されるものであることが好ましい。
R2 (3-a)XaSiO-(R2XSiO)m-(R2 2SiO)n-SiR2 (3-a)Xa (1)
R2 2(HO)SiO-(R2XSiO)m+2-(R2 2SiO)n-SiR2 2(OH) (2)
(式中、R2は夫々独立して脂肪族不飽和結合を有さない1価炭化水素基、Xは夫々独立してアルケニル基含有1価有機基、aは0〜3の整数、好ましくは1、mは0以上の数、そしてnは100以上の数であり、aとmは同時に0になることはなく、m+nは式(1)又は(2)のポリジオルガノシロキサンの25℃における粘度を10,000mPa・s以上、好ましくは50,000mPa・s以上、より好ましくは1,000,000mPa・s以上にする数である。上記粘度の上限については特に制限はなく、通常25℃において自己流動性のない生ゴム状のポリジオルガノシロキサンを与える数であってもよい。)
上記式中、R2としては、炭素原子数1〜10の1価炭化水素基が好ましく、例示すると、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;フェニル基、トリル基などのアリール基などであり、特にメチル基等のアルキル基又はフェニル基が好ましい。
Xのアルケニル基含有1価有機基としては、炭素原子数2〜10の有機基が好ましく、ビニル基、アリル基、ヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基;アクリロイルプロピル基、アクリロイルメチル基、メタクリロイルプロピル基等の(メタ)アクリロイルアルキル基;アクリロキシプロピル基、アクリロキシメチル基、メタクリロキシプロピル基、メタクリロキシメチル基等の(メタ)アクリロキシアルキル基;シクロヘキセニルエチル基、ビニルオキシプロピル基などのアルケニル基含有1価炭化水素基が挙げられ、特に、工業的にはビニル基が好ましい。
このアルケニル基含有直鎖状ジオルガノポリシロキサンの性状はオイル状又は生ゴム状であればよい。
(A)成分の粘度は25℃において、オイル状のものであれば10,000mPa・s以上、特に50,000mPa・s以上が好ましい。10,000mPa・s未満では硬化物の架橋が進み柔軟性を損ない、その結果、粘着力が発現しない場合があるため不適当である。また、生ゴム状のものであれば(通常、25℃での粘度は1,000,000mPa・s以上、特に10,000,000mPa・s以上である)、30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が100,000mPa・s以下であるのが好ましい。100,000mPa・sを越えると、組成物が高粘度となりすぎて製造時の撹拌が困難になる。(A)成分は2種以上を併用してもよい。
このアルケニル基含有直鎖状ジオルガノポリシロキサンのアルケニル基含有量は0.0005〜0.01モル/100g、好ましくは0.0005〜0.007モル/100g、さらに好ましくは0.001〜0.005モル/100gの範囲である。アルケニル基含有量が0.0005モル/100g未満では得られる粘着剤組成物の硬化性が十分ではなく、0.01モル/100gを超えると硬化物の柔軟性が低下することにより、粘着力が不十分となる。
<(B)成分>
(B)成分はR SiO0.5単位(Rは前記の通り)およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.5〜1.7、好ましくは0.6〜1.2であるポリオルガノシロキサンである。(B)成分の代表的なものは、R SiO0.5単位とSiO単位のみから実質的に構成される。R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.5未満では粘着力やタックが低下することがあり、1.7を越えると粘着力や保持力が低下することがある。OH基を含有していてもよく、OH基含有量は4.0質量%以下のものが好ましい。OH基が4.0質量%を超えると粘着剤の硬化性が低下するため好ましくない。
(B)成分は2種以上を併用してもよい。また、本発明の特性を損なわない範囲でRSiO1.5単位及び/又はR SiO単位を(B)成分中に含有させることも可能である。
(A)成分及び(B)成分は単純に混合したものを用いてもよいし、(A)成分が次式(2):
R2 2(HO)SiO-(R2XSiO)m+2-(R2 2SiO)n-SiR2 2(OH) (2)
(m及びnは上記と同じ数を表し、R2及びXは上記と同じ基を示す。)
のジオルガノポリシロキサンを含有する場合、(A)成分及び(B)成分を縮合反応生成物として使用してもよい。縮合反応を行うには、トルエンなどの溶剤に溶解した(A)及び(B)成分の混合物を、アルカリ性触媒を用いて室温乃至還流下で反応させればよい。
(A)及び(B)成分の配合質量比は20/80〜80/20とすればよく、特に30/70〜70/30とするのが好ましい。(A)成分のポリジオルガノシロキサンの配合質量比が20/80より低いと粘着剤組成物の粘着力や保持力が低下し、80/20を越えると粘着力やタックが低下する。
<(C)成分>
(C)成分の1分子中に2個以上のアルケニル基含有ジオルガノポリシロキサンとしては、下記式(3)又は(4)で示されるものが好ましい。
R3 (3-b)YbSiO-(R3YSiO)-(R3 2SiO)-SiR3 (3-b)Yb (3)
R3 (3-b)YbSiO-(R3YSiO)-(R3 2SiO)-(R3 1SiO1.5)-(SiR3 (3-b)Ybr+1 (4)
(式中、Rは夫々独立して脂肪族不飽和結合を有さない1価炭化水素基、Yは夫々独立してアルケニル基含有1価有機基であり、bは0〜3の整数、好ましくは1であり、pは0以上の数、そしてqは3以上の数であり、bとpは同時に0になることはなく、p+q及びp+q+rは、それぞれ式(3)及び式(4)のポリジオルガノシロキサンの25℃における粘度が20〜500mPa・sとなる数である。)
上記式中、Rとしては、炭素原子数1〜10の1価炭化水素基が好ましく、例示すると、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;フェニル基、トリル基などのアリール基などが挙げられ、特にメチル基等のアルキル基又はフェニル基が好ましい。
Yのアルケニル基含有1価有機基としては、炭素原子数2〜10のものが好ましく、ビニル基、アリル基、ヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基;アクリロイルプロピル基、アクリロイルメチル基、メタクリロイルプロピル基等の(メタ)アクリロイルアルキル基;アクリロキシプロピル基、アクリロキシメチル基、メタクリロキシプロピル基、メタクリロキシメチル基等の(メタ)アクリロキシアルキル基;シクロヘキセニルエチル基、ビニルオキシプロピル基などのアルケニル基含有1価炭化水素基が挙げられ、特に、工業的にはビニル基が好ましい。
(C)成分の粘度は25℃において、20mPa・s〜500mPa・s、更に40〜500mPa・sが好ましく、特に100〜500mPa・sが好ましい。500mPa・sを超えると粘着剤組成物の密着性が不十分となり,20mPa・s未満ではその硬化物の柔軟性が低下することにより粘着力および密着性が低下する。(C)成分は2種以上を併用してもよい。
この低粘度アルケニル基含有ジオルガノポリシロキサンのアルケニル基含有量は0.015〜0.15モル/100g((C)成分量)であり、好ましくは0.015〜0.08モル/100g、さらに好ましくは0.02〜0.08モル/100gの範囲である。アルケニル基含有量が0.015モル/100g未満では粘着剤組成物の密着性向上が十分ではなく、0.15モル/100gを超えるとその硬化物の柔軟性が低下することにより、粘着力および密着性が不十分となる。
このアルケニル基含有ジオルガノポリシロキサンは直鎖状であっても分岐状であってよい。
このアルケニル基含有ジオルガノポリシロキサンのアルケニル基は分子鎖末端であっても分子鎖内のみであってもよいが、分子鎖末端がアルケニル基で封鎖されているものが好ましい。分子鎖末端アルケニル基は反応性がよく、短時間で反応を完結することができるからである。
(C)成分の添加量は、(A)成分と(B)成分の混合物100質量部に対し好ましくは0.5〜20質量部、より好ましくは2〜10質量部、特に好ましくは5〜10質量部である。0.5質量部以下では粘着剤組成物に十分な密着性が得られず、20質量部を超えると粘着力および密着性が低下する。
(C)成分はシリコーン粘着剤組成物の製造時に他の(A)、(B)、(D)、(F)
成分及び必要に応じて(E)成分と共に添加してもよいし、市販されている既存の付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物に架橋剤成分(D)と共に添加してもよい。
<(D)成分>
(D)成分は架橋剤であり、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)を少なくとも2個、好ましくは3個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンである。直鎖状、分岐状、又は環状のものを使用できる。
(D)成分として、下記式(5)及び(6)のものを例示することができるが、これらのものに限定されない。
Figure 0005115300

(式中、Rは夫々独立して炭素原子数1から10の1価炭化水素基、cは0または1であり、x及びyは整数であり、2c+x≧2、かつx+yは式(5)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンの25℃における粘度が1〜5,000mPa・sとなる数を示し、好ましくはx+y≧4、更に好ましくは200≧x+y≧8の整数を示す。sは2以上の整数、tは0以上の整数で、かつs+t≧3、好ましくは8≧s+t≧3の整数を示す。)
(D)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンの25℃における粘度は、1〜5,000mPa・sであることが好ましく、5〜500mPa・sであるのがさらに好ましい。このオルガノハイドロジェンポリシロキサンは2種以上の混合物でもよい。
(D)成分の使用量は、(A)成分中のアルケニル基量と(C)成分中のアルケニル基量の総和に対する(D)成分中のSiH基のモル比(SiH基/アルケニル基)が0.5〜20、特に2.0〜10.0の範囲となるように配合することが好ましい。このSiH基とアルケニル基とのモル比が0.5未満では架橋密度が低くなり、これに伴い粘着剤層が硬化しないことがあり、20を超えると架橋密度が高くなりすぎ、十分な粘着力及びタックが得られないことがある。また、該モル比が20を越えると処理液の使用可能時間が短くなる場合がある。
<(E)成分>
(E)成分は反応制御剤であり、シリコーン粘着剤組成物を調合ないし基材に塗工する際に、加熱硬化前に処理液が増粘やゲル化を起こさないようにするために必要に応じて任意に添加するものである。具体例としては、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル−1−ペンチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、1−エチニルシクロヘキサノール、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ブチン、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ペンチン、3,5−ジメチル−3−トリメチルシロキシ−1−ヘキシン、1−エチニル−1−トリメチルシロキシシクロヘキサン、ビス(2,2−ジメチル−3−ブチノキシ)ジメチルシラン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン、1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニルジシロキサンなどが挙げられ、好ましいのは1−エチニルシクロヘキサノール、及び3−メチル−1−ブチン−3−オールである。
(E)成分の配合量は、通常(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計100質量部に対して0〜8.0質量部の範囲であればよく、好ましくは0.01〜8.0質量部、特に0.05〜2.0質量部であるのが好ましい。8.0質量部を超えるとシリコーン粘着剤組成物の硬化性が低下することがある。0.01質量部以上であると反応制御の効果が十分発揮される。
<(F)成分>
(F)成分は白金系触媒(即ち、白金族金属触媒)であり、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、塩化白金酸とアルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン化合物との反応物、塩化白金酸とビニル基含有シロキサンとの反応物などが挙げられる。
(F)成分の添加量は有効量であり、通常(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計に対し、白金分(質量換算)として1〜5,000ppmであり、5〜2,000ppmであるのが好ましい。1ppm未満ではシリコーン粘着剤組成物の硬化性が低下し、架橋密度が低くなり、保持力が低下することがあり、5,000ppmを超えると処理浴の使用可能時間が短くなる場合がある。
なお、(C)成分および(D)成分の混合物を市販の付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物に添加して用いてもよい。この場合,(C)成分中のアルケニル基量に対する(D)成分中のSiH基のモル比が0.5〜5、特に1〜4の範囲となるように配合することが好ましい。このアルケニル基とSiH基のモル比が0.5未満では架橋密度が低くなり、これにともない粘着剤層が硬化しないことがあり、5を超えると架橋密度が高くなりすぎ、十分な粘着力及びタックが得られないことがある。また、5を越えると処理液の使用可能時間が短くなる場合がある。さらに任意に(E)成分を追加することもできる。
<任意成分>
本発明のシリコーン粘着剤組成物には、上記各成分以外に任意成分を添加することができる。例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルジフェニルシロキサンなどの非反応性のポリオルガノシロキサン;フェノール系、キノン系、アミン系、リン系、ホスファイト系、イオウ系、チオエーテル系などの酸化防止剤;トリアゾール系、ベンゾフェノン系などの光安定剤;リン酸エステル系、ハロゲン系、リン系、アンチモン系などの難燃剤;カチオン活性剤、アニオン活性剤、非イオン系活性剤などの帯電防止剤;塗工の際の粘度を下げるための溶剤として、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、ヘキサン、オクタン、イソパラフィンなどの脂肪族系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸イソブチルなどのエステル系溶剤、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶剤、又はこれらの混合溶剤などが使用される。
<基材>
上記のように配合されたシリコーン粘着剤組成物は、種々の基材に塗工し、所定の条件にて硬化させることにより粘着剤層を得ることができる。
基材としては、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどのプラスチックフィルム;アルミニウム箔、銅箔などの金属箔;和紙、合成紙、ポリエチレンラミネート紙などの紙;布;ガラス繊維;これらのうちの複数を積層してなる複合基材が挙げられる。
これらの基材と粘着層の密着性をさらに向上させるために、任意に、プライマー処理、コロナ処理、エッチング処理、又はプラズマ処理した基材を用いることもできる。
塗工方法は、公知の塗工方式を用いて塗工すればよく、コンマコーター、リップコーター、ロールコーター、ダイコーター、ナイフコーター、ブレードコーター、ロッドコーター、キスコーター、グラビアコーター、スクリーン塗工、浸漬塗工、キャスト塗工などが挙げられる。
塗工量は、硬化したあとの粘着剤層の厚みが2〜200μm、特に3〜100μmとなる量であることが好ましい。
硬化条件は、通常80から130℃で30秒〜3分であるが、この限りではない。
上記のように基材に本発明のシリコーン粘着剤組成物を直接塗工して粘着テープを製造してもよいし、剥離コーティングを行った剥離フィルムや剥離紙に塗工し、硬化を行った後、上記の基材に貼り合わせる転写法により粘着テープを製造してもよい。
本発明のシリコーン粘着剤組成物を用いて製造した粘着テープによる被着体としては、特に限定されないが、次のものを例示できる:ステンレス、銅、鉄などの金属;表面がメッキ処理や防錆処理されたこれらの金属;ガラス、陶磁器等のセラミックス;ポリテトラフロロエチレン、ポリイミド、エポキシ樹脂、ノボラック樹脂などの樹脂;さらにこれらのうちの複数が複合されて構成された複合体。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、例中の部は質量部、%は質量%を示し、特性値は下記の試験方法による測定値を示す。また、Meはメチル基、Viはビニル基を表す。
粘着力
付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物溶液を、厚み25μm、幅25mmのポリイミドフィルムに硬化後の厚みが30μmとなるようにアプリケータを用いて塗工した後、130℃、1分の条件で加熱し硬化させ、粘着テープを作成した。
この粘着テープをステンレス板に貼りつけ、重さ2kgのゴム層で被覆されたローラーを1往復させることにより圧着した。室温で約20時間放置した後、該粘着テープの端を少し剥がして把持し、引っ張り試験機を用いて300mm/分の速度で180゜の角度の方向に該粘着テープをステンレス板から引き剥がすのに要する最小の力(N/25mm)を測定した。
基材密着性
粘着力の測定に用いた粘着テープと同様の作成方法で、粘着テープを作成した。該粘着テープの粘着層の基材からの剥離は、フィルム基材の25mm幅の側方に2mmの切込みを入れた後、粘着テープの両側を引っ張ってフィルム基材を2つに分離した状態で、更に両側より引っ張り、粘着層がフィルム基材より浮き上がるかどうか(以下「剥がれ」と記載)を確認し、その結果を表1に、粘着剤が全面にわたり浮き上がった粘着テープを×、一部浮き上がったものを△、浮き上がりが認められなかったものを○と記載した。
さらに糊切れ性は、上記と同様に基材フィルムにだけ切れ目を入れ、粘着テープ(積層体のまま)を左右に引っ張り、粘着剤層が該切れ目の上の箇所で左右に引っ張られて伸びて、ある所で切れるまでの粘着剤層の伸び量(mm,以下「伸び」と記載)を測定した。糊切れ性が良好であれば粘着剤の伸びは短くなる。
[実施例1]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、およびトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が60mPa・s、ビニル基含有量が0.065モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを5質量部、次式の架橋剤(0.97部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比2.5)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppm(白金質量換算、以下同様)となる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[実施例2]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、およびトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が400mPa・s、ビニル基含有量が0.018モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを5質量部、次式の架橋剤(0.69部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比4.6)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[実施例3]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が200mPa・s、ビニル基含有量が0.070モル/100gである分岐状のポリジメチルシロキサンオイルを5質量部、次式の架橋剤(1.00部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比2.4)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[比較例1]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、次式の架橋剤(0.58部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比9.7)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[比較例2]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が10mPa・s、ビニル基含有量が0.25モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを5質量部、次式の架橋剤(1.91部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比1.5)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[比較例3]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度1000mPa・s、ビニル基含有量が0.013モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを5質量部、次式の架橋剤(0.46部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比3.7)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[比較例4]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度300mPa・s、ビニル基含有量が0.18モル/100gである分岐状のポリジメチルシロキサンオイルを5質量部、次式の架橋剤(1.67部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比1.7)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppm(白金質量換算、以下同様)となる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[実施例4]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が400mPa・s、ビニル基含有量が0.018モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを0.5質量部、次式の架橋剤(0.59部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比3.9)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[実施例5]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が400mPa・s、ビニル基含有量が0.018モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを20質量部、次式の架橋剤(1.02部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比2.4)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金系触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
[比較例5]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの25℃での粘度が27,000mPa・sであり、0.0015モル/100gのメチルビニルシロキサン単位を有し、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基含有ポリジメチルシロキサン(40部)、MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液(100部)、及びトルエン(26.7部)からなる溶液に、分子鎖両末端がSiMeVi基で封鎖された、25℃での粘度が400mPa・s、ビニル基含有量が0.018モル/100gである直鎖状のポリジメチルシロキサンオイルを30質量部、次式の架橋剤(1.23部、SiH基:組成物中のケイ素結合Vi基のモル比2.1)、及びエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(100部)にトルエン(50部)及び白金触媒を上記混合物中のシロキサン成分の合計に対して40ppmとなる量で添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤組成物の粘着力及び基材密着性を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005115300

Claims (4)

  1. (A)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、25℃における粘度が10,000mPa・s以上である、直鎖状ジオルガノポリシロキサン 20〜80質量部
    (B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素原子数1から10の1価炭化水素基である。) (A)及び(B)成分の合計が100質量部となる量
    (C)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、アルケニル基含有量が0.015〜0.15モル/100gであり、25℃での粘度が20〜500mPa・sであるジオルガノポリシロキサン (A)及び(B)成分の合計100質量部に対して0.5〜20質量部
    (D)1分子内に2個以上のSiH基を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (A)成分中のアルケニル基と(C)成分中のアルケニル基の総和に対する(D)成分中のSiH基のモル比が0.5〜20となる量、
    (E)反応制御剤 (A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計100質量部に対して0〜8.0質量部、及び
    (F)白金系触媒 有効量
    を含有する付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物。
  2. 前記(C)成分のジオルガノポリシロキサンの両末端がアルケニル基で封鎖されていることを特徴とする請求項1記載のシリコーン粘着剤組成物。
  3. 前記(E)成分の反応制御剤の配合量が(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計100質量部に対して0.01〜8.0質量部であることを特徴とする請求項1又は2記載のシリコーン粘着剤組成物。
  4. プラスチックフィルムと、該プラスチックフィルムの少なくとも1面に積層された請求項1〜3のいずれか1項記載のシリコーン粘着剤組成物の硬化物層とを有することを特徴とする粘着テープ。
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