JP5113949B1 - ホイールローダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ホイールローダのトランスミッションにおいて、自然潤滑によって各部に十分な潤滑油を供給する。
【解決手段】このホイールローダのトランスミッション20は、第1油溜まり部P1と、第2油溜まり部P2と、連通油路OP1と、横孔84と、縦孔85a,85bと、を有している。第1油溜まり部P1は、被潤滑部の上方に設けられ、飛散した潤滑油を溜める。第2油溜まり部P2は、第1油溜まり部P1の下方で出力軸41の端部に設けられ、第1油溜まり部P1からの潤滑油を溜める。連通油路OP1は第1油溜まり部P1と第2油溜まり部P2とを連通する。横孔84は、回転軸に軸方向に延びて形成され、第2油溜まり部P2と連通する。縦孔85a,85bは、出力軸41に形成されて横孔84と連通しており、出力軸41の回転が所定回転数より低いときに第2油溜まり部P2に溜まった潤滑油を被潤滑部に導く。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホイールローダ、特に、走行と停止とを繰り返して作業を行うホイールローダに関する。
ホイールローダは、主に掘削作業を行うための車両であり、車体フレーム、作業機、前後のタイヤ、運転室等を備えている。また、車体フレームは、フロントフレームとリアフレームと連結部とを有しており、フロントフレームは連結部によってリアフレームに対して左右方向に回動自在に連結されている。
このようなホイールローダは、前後進の切換や変速を行うために、油圧式のトランスミッションを備えている。そして、このトランスミッションには、入力軸、中間軸、出力軸等の回転軸や、これらの軸に装着された油圧式クラッチ装置、ギア、駐車ブレーキ等が設けられている。
このように、トランスミッションの内部には、クラッチ装置及びブレーキ装置を含む摩擦部や、軸受等の摺動部、スプラインによる係合部が設けられているので、これらの部分に潤滑油を供給することが必要である。
そこで、特許文献1に示されるような油圧システムや、特許文献2に示されるような構成が提供されている。
特許文献1に示された油圧システムでは、クラッチに作動油を供給する高圧回路から分岐するトランスミッション潤滑回路が設けられ、さらに、ステアリング潤滑回路から分岐するトランスミッション潤滑応援回路が設けられている。このトランスミッション潤滑応援回路はトランスミッション潤滑回路に接続されている。また、これらの回路によって潤滑された油は、トランスミッションケースに溜められ、その後ステアリング装置に戻される。
また、特許文献2に示されたトランスミッションでは、パワーステアリング機構のドレン油によってクラッチを強制潤滑することにより、低コストでクラッチの潤滑を実現するようにしている。
さらに、特許文献3には、自動変速装置の給油装置として、自動変速装置の上方に、ギアによって掻き上げられたトランスミッション内の潤滑油を収集する樋を配置することが示されている。そして、この樋で収集された潤滑油を、重力の作用によって各摺動部に給油するようにしている。
特開2010−174971号公報 特開2001−227563号公報 特開平6−249324号公報
ホイールローダのトランスミッションにおいて、入力軸については、特許文献1及び2に示されるように、ポンプによって強制的に潤滑油を供給し、各部を潤滑している場合が多い。出力軸等を有する出力部についても同様に強制潤滑することも考えられるが、この場合は、潤滑油供給用のオイルポンプの容量を大きくする必要があり、また回路の追加によりコストが増加する。
そこで、トランスミッションのケース底部にある出力軸等のスプライン係合部分については、ケース底部に溜まった潤滑油をギアの回転等によって掻き上げ、飛散した潤滑油によって自然潤滑を行っている場合が多い。
ここで、ホイールローダにおいては、低速で作業を行うことが多い。特に、長時間にわたって低速作業を行うような状況では、従来の自然潤滑では各部に十分な潤滑油が供給されにくい。特に、ホイールローダの駐車ブレーキは、トランスミッションのケースの端部に装着されており、従来の自然潤滑では、駐車ブレーキ装置を構成するブレーキプレートやスプライン係合部に対して十分な潤滑を行うことができない。
従来の自然潤滑によってスプライン係合部分等を良好に潤滑するためには、ケース内の潤滑油の油面レベルをスプライン係合部にまで上げる必要がある。しかし、このような構成では、回転する部材による潤滑油の攪拌抵抗が大きくなり、動力のロスが増加する。
本発明の課題は、ホイールローダのトランスミッションにおいて、自然潤滑によって各部に十分な潤滑油を供給できるようにすることにある。
本発明のホイールローダにおける代表的な作業として、Vシェープ作業がある。このVシェープ作業とは、以下のような作業である。
すなわち、ある位置で掘削を行い、その後、ブームを上昇させてバケット内の土砂などの積荷を持ち上げつつ、同時に車両を後進させる。その後、トランスミッションを後進から前進に切り替え、ブームをさらに上げつつ同時に車両を前進させて、ダンプトラックにアプローチし、そして、バケットをダンプさせてダンプトラック上に排土する。その後、空荷状態で後進と前進を行って掘削位置へ再び戻る。
以上のように、Vシェープ作業中における車速は、ある車速(以下、「分岐車速」と記す)を境として、分岐車速より低い低速と、分岐車速以上の車速とが交互に推移する。
そこで本発明では、このホイールローダの特徴的な作業を利用して、自然潤滑でありながら強制潤滑と同様な潤滑が行えるようにしている。
すなわち、本発明の第1側面に係るホイールローダは、エンジンと、作業機と、前後進の切換及び変速を行うトランスミッションと、を備えている。作業機は、エンジンの駆動によって発生される圧油によって駆動される。トランスミッションは、ケースと、ケースの底部に配置された出力軸及び出力軸の外周部に配置された被潤滑部と、を有している。トランスミッションは、第1油溜まり部と、出力フランジと、第2油溜まり部と、連通油路と、横孔と、潤滑油路と、を有している。第1油溜まり部は、被潤滑部の上方に設けられるとともに出力軸の軸方向に沿って所定の長さを有し、飛散した潤滑油を溜める。出力フランジは出力軸の一端にスプライン係合されている。第2油溜まり部は、第1油溜まり部の下方で、出力軸の一端の端面と、出力軸の端面と軸方向に所定の隙間をあけて出力フランジに固定されたキャップと、の間の軸端部スペースで構成され、第1油溜まり部からの潤滑油を溜める。連通油路は、ケースに形成され、第1油溜まり部と第2油溜まり部とを連通する。横孔は、出力軸の中心部に軸方向に延びて形成され、第2油溜まり部に連通する。潤滑油路は、出力軸の外周面から径方向に延びて形成された縦孔を有し、横孔と連通する。そして、潤滑油路は、出力軸の回転が所定の回転数より低いときに第2油溜まり部に溜まった潤滑油を被潤滑部に導く。
ここで、「所定の回転数」とは、第2油溜まり部に対する第1油溜まり部の位置エネルギと、出力軸の回転による第2油溜まり部内の潤滑油の運動エネルギ(遠心力によって発生する)との大小関係によって定まる回転数である。具体的には、運動エネルギの方が位置エネルギより大きい場合は、第2油溜まり部内の潤滑油は第2油溜まりの円周壁内部に押し付けられ、連通油路内を押し戻されることになり、横孔内へ供給されない。以上のように、運動エネルギの方が位置エネルギより大きくなる境界の回転数が「所定の回転数」である。
このホイールローダでは、車両が走行している場合等において、トランスミッションのケース内に飛散した潤滑油が第1油溜まり部に溜められる。そして、ホイールローダのVシェープ作業中において、速度が所定速度より低い場合、すなわち出力軸の回転が所定の回転数より低いときには、第1油溜まり部に溜められた潤滑油は、重力の作用によって下方の第2油溜まり部に導かれ、さらに横孔及び縦孔を有する潤滑油路を経由して被潤滑部に給油される。
ここでは、自然潤滑でありながら、ホイールローダのVシェープ作業中の低速時に、第1油溜まり部に溜められた潤滑油の位置エネルギを利用して被潤滑部に強制的に潤滑油が供給される。したがって、自然潤滑では潤滑油が供給されにくい個所にも、潤滑油を供給することができる。
また、第1油溜まり部に溜められた潤滑油は、ケースに形成された連通油路を介して第2油溜まり部に導かれるので、外部に両油溜まり部を連通させるための配管が不要になる。
さらに、出力軸の軸端部に存在するスペースを利用して第2油溜まり部としているので、特別なスペースが不要になる。
本発明の第側面に係るホイールローダは、第側面のホイールローダにおいて、トランスミッションは、ケースの側部に装着され、出力軸にスプラインによって係合された駐車ブレーキをさらに有している。そして、縦孔は横孔と駐車ブレーキのスプライン係合部とを連通する。
ケースの側部に装着され、出力軸にスプライン係合された駐車ブレーキは、上方に入力側の機構や部材が配置されていない場合が多い。したがって、駐車ブレーキには自然潤滑によって潤滑油を供給することは困難である。
そこで、この第側面のホイールローダでは、駐車ブレーキのスプライン係合部に縦孔を介して潤滑油が供給されるようにしている。
本発明の第側面に係るホイールローダは、第1又は第2側面のホイールローダにおいて、第1油溜まり部は、ケースの内壁に一体形成され、内壁とともに断面U字形状を有する。
ここでは、ケースの内壁を利用して第1油溜まり部を形成しているので、簡単な構成で第1油溜まり部を形成できる。
本発明の第側面に係るホイールローダは、第から第側面のいずれかのホイールローダにおいて、トランスミッションは、出力軸の上方に回転軸及びギアを含み、潤滑油が供給される入力機構をさらに有している。また、第1油溜まり部は入力機構からの飛散油及びケース底部から掻き上げられた飛散油を溜める。
一般的に、入力機構に対しては強制潤滑される場合が多い。そして、入力機構を潤滑した潤滑油は、ケース底部に落下し、あるいは回転部材によって飛散される。
そこで、これらの潤滑油を第1油溜まり部に溜めるようにしている。このため、効率良く潤滑油を第1油溜まり部に溜めることができ、結果的に出力軸部分を良好に潤滑することができる。
以上のように本発明では、ホイールローダのトランスミッションにおいて、重力を利用した自然潤滑によって、各部に十分な潤滑油を供給することができる。
本発明の一実施形態によるホイールローダの側面図。 トランスミッションの一部の断面図。 トランスミッションの潤滑構造を示す断面図。 フロントケースとリアケースの外観斜視図。 ホイールローダのVシェープ作業中の車速の推移を示す図。 車速と潤滑油の供給との関係を示す図。
[ホイールローダの全体構成]
本発明の一実施形態によるホイールローダ1の全体構成を図1に示している。なお、図1はホイールローダ1の側面図である。
ホイールローダ1は、車体フレーム2、作業機3、1対のフロントタイヤ4、運転室5、エンジンルーム6、及び1対のリアタイヤ7を備えている。
車体フレーム2は、いわゆるアーティキュレート構造であり、フロントフレーム11とリアフレーム12と連結部13とを有している。フロントフレーム11は、リアフレーム12の前方に配置されており、連結部13によってリアフレーム12に対して左右方向に回動自在に連結されている。リアフレーム12には、エンジン及びトランスミッション等の駆動系が搭載されている。
作業機3はリフトアーム15とバケット16とを有している。リフトアーム15及びバケット16は図示しない油圧ポンプから供給される圧油によって駆動される。リフトアーム15は、基端がフロントフレーム11に回動自在に支持されている。バケット16はリフトアーム15の先端部に回動自在に取り付けられている。
運転室5は、リアフレーム12上に載置されており、内部には、ステアリング操作のためのハンドルやジョイスティック、作業機を操作するための操作部材、各種の表示装置等が配置されている。
[トランスミッション]
<全体構成>
このホイールローダに搭載されるトランスミッションは、2つの油圧モータから入力されるトルクを出力軸に伝達するものである。具体的には、トランスミッションは、第1及び第2油圧モータを有している。第1油圧モータはクラッチ機構を介して第1入力軸に連結され、第2油圧モータは直接第2入力軸に連結されている。また、第1入力軸には大減速比の遊星歯車機構が設けられている。
そして、作業時等のように大トルクが必要な場合は、クラッチ機構がオンされ、第1及び第2油圧モータから、それぞれが連結された入力軸を介してトルクが入力される。一方、高速で走行するような場合は、第1入力軸に設けられたクラッチ機構がオフされ、高速走行用の第2油圧モータのみからのトルクが第2入力軸を介して入力される。
以下、図2を用いてトランスミッションの全体構成について説明する。図2に示すように、トランスミッション20は、フロントケース21及びリアケース22と、これらのケース21,22に収納された入力部23と、出力部24と、リアケース22の後部に装着された駐車ブレーキ25と、を有している。
<入力部>
入力部23は、前述のように、2つの油圧モータと、2つの変速機構と、を有している。2つの変速機構のそれぞれは、入力軸及び変速用のギア機構を有し、対応する油圧モータから出力軸にトルクを伝達する。図2では、2つの変速機構のうちの一方の機構の一部のみを示している。図2に示された変速機構は、第1入力軸31と、図示しないクラッチ機構及び遊星歯車機構(一部のみを示している)と、入力ギア35と、を有している。
第1入力軸31は、スプライン係合を介して第1油圧モータ(図示せず)の出力軸に連結されている。そして、第1入力軸31に入力されたトルクは、図示しないクラッチ機構を介して遊星歯車機構のリングギア32に入力される。リングギア32には複数の遊星ギア33が噛み合っており、複数の遊星ギア33はキャリア34に回転自在に支持されている。キャリア34には入力ギア35が固定されている。入力ギア35は、リアケース22に固定されたエンドカバー36に軸受を介して回転自在に支持されている。
<出力部>
出力部24は、出力軸41と、出力ギア42と、を有している。
出力軸41は、ケース21,22の底部に配置されており、一端部がフロントケース21に軸受を介して回転自在に支持され、軸方向中間部がリアケース22に軸受を介して回転自在に支持されている。出力軸41の一端部外周面にはフランジ係合用の第1スプライン41aが形成され、他端部外周面には同様にフランジ係合用の第2スプライン41bが形成されている。第2スプライン41bは第1スプライン41aに比較して軸方向長さが長く形成されている。また、出力軸41の軸方向中間部には、ギア係合用の第3スプライン41cが形成されている。
出力軸41の第1スプライン41aには第1出力フランジ43がスプライン係合され、第2スプライン41bには第2出力フランジ44がスプライン係合されている。第1出力フランジ43はプレート45及びボルト46によって出力軸41の一方の端面に固定されている。また、第2出力フランジ44の開口部には、キャップ47が嵌め込まれ、キャップ47と出力軸41の他方の端面41dとの間には所定の隙間G1が形成されている。
出力ギア42は第3スプライン41cにスプライン係合されている。出力ギア42には、図2に示す入力ギア35と、図示されていない他の入力ギアとが噛み合っている。なお、出力ギア42の下部側周囲を取り囲むように、バッフルプレート48が設けられている。
<駐車ブレーキ>
駐車ブレーキ25は、リアケース22の第2出力フランジ44側の側面に装着されている。駐車ブレーキ25は、ハウジング51と、カバー52と、ハブ53と、固定リング54と、複数のブレーキプレート55と、ピストン56と、複数の皿ばね57と、を有している。
ハウジング51は、概略リング状に形成されており、カバー52とともにリアケース22の側面に複数のボルト60によって固定されている。カバー52はハウジング51の端面に固定されている。カバー52の内周部と第2出力フランジ44の外周面との間には、ダストシール61及びオイルシール62が設けられている。なお、ダストシール61及びオイルシール62は、第1出力フランジ43側にも同様に設けられている。
以上のようなハウジング51とカバー52とによって形成された空間に、ハブ53、固定リング54、複数のブレーキプレート55、ピストン56、複数の皿ばね57が収納されている。
ハブ53はリング状に形成されており、内周面に形成されたスプラインが出力軸41の第2スプライン41bにスプライン係合している。また、ハブ53の外周面には複数の歯が形成されている。
固定リング54は、ハブ53の外周側において、ボルト64によってリアケース22の側面に固定されている。固定リング54の内周面には複数の歯が形成されている。
複数のブレーキプレート55は、ハブ53に係合する第1プレートと、固定リング54に係合する第2プレートと、を有する。すなわち、第1プレートの内周部には複数の歯が形成されており、この歯がハブ53の外周面に形成された歯と噛み合っている。また、第2プレートの外周部には複数の歯が形成されており、この歯が固定リング54の内周面に形成された歯と噛み合っている。第1プレートの両側面には摩擦部材が設けられている。
ピストン56は、リング状で、かつ筒状に形成されており、ハウジング51の内周面に沿って軸方向に移動自在に配置されている。ピストン56の外周面とハウジング51の内周面との間には、ピストン56を作動させるための作動油が供給される油室65が形成されている。
複数の皿ばね57は、ピストン56の内周部において、ピストン56とカバー52との間に配置されている。複数の皿ばね57は圧縮された状態でセットされている。したがって、油室65に作動油が供給されていない状態では、ピストン56は複数の皿ばね57によって複数の第1プレートと第2プレートとを互いに押圧している。
以上のような構成の駐車ブレーキ25では、油室65に作動油が供給されていない状態では、ブレーキオンであって、出力軸41の回転は制動されている。一方、油室65に作動油が供給されると、ピストン56は複数のブレーキプレート55から離れる側に移動させられる。このため、ブレーキプレート55を構成する第1プレートと第2プレートとの押圧が解除され、ブレーキがオフとなる。この状態では、出力軸41に対する制動が解除される。
[潤滑構造]
図3にトランスミッション20に設けられた潤滑構造の一部を抽出して示している。この実施形態では、入力部23については、オイルポンプから供給される潤滑油によって、強制的に潤滑される。一方、出力部24については、入力部23から落下、飛散された潤滑油及び出力ギア42等によって飛散させられた潤滑油によって潤滑される。以下、これらの潤滑構造について、具体的に説明する。
図2に示すように、エンドカバー36には潤滑油供給用の第1孔71が軸方向に形成されている。この第1孔71は、第1入力軸31の中心軸と同軸に形成された第2孔72に連通している。図示しないオイルポンプからこれらの孔71,72を通して供給された潤滑油は、各部の隙間や径方向に形成された孔を通して、軸受や摺動部に供給される。また、第1入力軸31の中心部にも軸方向に第3孔73が形成されており、この第3孔73及び径方向に形成された孔(図示せず)を通して、第1入力軸31に設けられたクラッチ機構等に潤滑油が供給される。
図3に示すように、出力部24を潤滑するために、第1油溜まり部P1と、第2油溜まり部P2と、横孔84と、潤滑用の油路OP1,OP2と、が設けられている。
第1油溜まり部P1は、主に、入力部23に供給されて飛散した潤滑油を溜める部分である。第1油溜まり部P1は、図3及び図4に示すように、フロントケース21及びリアケース22の内壁に一体形成され、内壁とともに断面U字形状を有している。より詳細には、フロントケース21には、第1油溜まり部P1の底部P1a及び側部P1bの一部と、前壁P1fと、が形成されている。また、リアケース22には、第1油溜まり部P1の底部P1a及び側部P1bの大部分と、後壁P1rと、が形成されている。そして、フロントケース21とリアケース22とを、互いに合わせ面21a,22aで合わせることによって、底部P1a、側部P1b、ケース内壁面、及び前後の壁P1f,P1rによる断面U字形状の第1油溜まり部P1が形成されている。なお、後壁P1rの下部には、軸方向に貫通する第4孔74が形成されている。
第2油溜まり部P2は、前述のように、第2出力フランジ44に装着されたキャップ47と出力軸41の端面41dとの間に形成された隙間G1である。
横孔84は、出力軸41の中心部に軸方向に沿って形成されており、出力軸41の一端面41dから所定の深さを有している。すなわち、横孔84の一端は隙間G1に開口している。
潤滑用の油路は、第1油溜まり部P1に溜められた潤滑油を第2油溜まり部P2に導く連通油路OP1と、第2油溜まり部P2に溜められた潤滑油を各部に導くための供給油路OP2と、を有している。
連通油路OP1は、前述の第4孔74と、第5孔75〜第9孔79と、を有している。第5孔75は、駐車ブレーキ25のハウジング51に軸方向に貫通して形成されており、第4孔74に連通している。第6孔76は、駐車ブレーキ25のカバー52に軸方向に沿って形成されており、第5孔75に連通している。第6孔76はハウジング51の合わせ面から所定の深さに形成されている。第7孔77は、カバー52に径方向に沿って形成されており、カバー52の外周面から内周側に向かって所定の深さを有している。第7孔77の途中に第6孔76が連通している。第8孔78は、カバー52の皿ばね57を支持する面から軸方向に所定の深さで形成されており、第7孔77に連通している。第9孔79は第8孔78とカバー52の内周部とを連通している。
第9孔79が開口している部分には所定の空間G2が形成されている。具体的には、出力軸41の外周面と、第2出力フランジ44の先端面と、カバー52の内周部に配置されたシール部材80と、によって、環状の空間G2が形成されている。この空間G2に第9孔79が連通している。
なお、シール部材80の端面には、スナップリング81が設けられており、空間G2に溜められた潤滑油が、出力軸41の第2スプライン41bを通してシール部材80側に漏れるのを抑えている。
また、第2出力フランジ44のスプライン内歯の一部は削除されて欠歯部分が設けられており、この欠歯部分と出力軸41により形成された隙間を主として隙間G1と空間G2とが連通している。
供給油路OP2は第1及び第2縦孔85a,85bを有している。第1縦孔85aは、出力軸41の軸方向中間部に径方向に形成されている。この第1縦孔85aは、出力ギア42の端部でかつ第3スプライン41cの端部の出力軸41の外周面と、横孔84とを連通している。第2縦孔85bは、第1縦孔85aの側方において径方向に形成されている。この第2縦孔85bは、ハブ53の内周面でかつ第2スプライン41bの端部の出力軸41の外周面と、横孔84とを連通している。
[出力部の潤滑について]
ここでは、特に、Vシェープ作業を行っている場合の出力部24の潤滑作用について説明する。
Vシェープ作業とは、前述した通りであり、図5にVシェープ作業時の車速の推移を示している。この図4に示した例では、(1)〜(4)の1サイクルの作業が30秒程度で実行される。具体的には、ステップ(1)では、空荷で前進し、掘削作業を行う。ステップ(2)では、バケット内の土砂などの積荷を持ち上げつつ、同時に車両を後進させる。ステップ(3)では、積荷を保持したまま前進し、ダンプトラックにアプローチしてダンプトラックに排土する。ステップ(4)では、空荷状態で後進し、方向切替を行って掘削位置へ再び戻る。
以上のようなVシェープ作業中においては、図5に示すように、車速は、分岐車速を境として、分岐車速より低い低速と、分岐車速以上の車速とが交互に推移する。この分岐車速は、出力軸41の回転によって第2油溜まり部P2の潤滑油に生じる遠心力(運動エネルギ)と、第1油溜まり部P1に溜められた潤滑油の位置エネルギと、が釣り合う車速である。ここでは、図5において斜線で示す領域、すなわち分岐車速より低い車速で走行している時間帯において、各部が潤滑されることになる。したがって、1サイクル30秒のVシェープ作業中の半分程度の時間において、潤滑効果があることになる。
この分岐車速についてより詳細に説明する。第1油溜まり部P1に溜められた潤滑油は、各孔74〜79、隙間G2、第2スプライン41bを通して第2油溜まり部P2に導かれる。そして、この第2油溜まり部P2に溜められた潤滑油は、横孔84及び2つの縦孔85bを通して各部に潤滑される。この場合の、各部に潤滑油を押し流す圧力は、第1油溜まり部P1に溜められた潤滑油の位置エネルギ(以下、「潤滑油の供給ヘッド」と記す)である。
一方、出力軸41が回転すると、第2油溜まり部P2に溜められた潤滑油に遠心力が作用する。そして、出力軸41の回転数が所定回転数以上になると、潤滑油の供給ヘッドよりも第2油溜まり部P2の潤滑油に作用する遠心力(以下、「遠心油圧」と記す)の方が大きくなる。すると、第2油溜まり部P2の隙間G1では、外周部に潤滑油が移動し、隙間G1の中心部分及び横孔84には潤滑油が存在しなくなる。
以上のような状況において、潤滑油の供給ヘッドと第2油溜まり部P2(隙間G1)の潤滑油の遠心油圧とが同じときの車速(出力軸41の回転数)が分岐車速である。
図6に、車速と潤滑油の供給との関係を示している。図6において、OHは潤滑油の供給ヘッド、すなわち、出力軸41の横孔84に潤滑油を流入させる圧力を示している。また、CPは走行(回転)による遠心油圧、すなわち横孔84への流入を妨げる圧力を示している。
この図6から明らかなように、分岐車速より低速の領域(図6左側)では、潤滑油の供給ヘッドOHが遠心油圧CPより大きく、各部が潤滑される。具体的には、第1油溜まり部P1に溜められた潤滑油は、第4孔74〜第9孔79を介して隙間G2に導かれる。また、隙間G2からは第2スプライン41bを介して第2油溜まり部P2の隙間G1に導かれる。そして、隙間G1の潤滑油は、供給ヘッドによって、横孔84を流れ、さらに第1及び第2縦孔85a,85bを介してスプライン係合部や摺動部、さらには駐車ブレーキ25の複数のブレーキプレート55部分に供給される。
一方で、分岐車速以上(図6右側)になると、遠心油圧CPの方が潤滑油の供給ヘッドOHより大きくなり、隙間G1の潤滑油は外周部に移動してしまい、隙間G1の中心部及び横孔84には潤滑油は存在しなくなる。このため、この車速領域では、各部は潤滑されない。
なお、この分岐車速以上の車速領域では、潤滑油はギア等の回転部材によって各部に飛散される。また、入力部23に強制的に供給された潤滑油もケース21,22内に飛散される。これらの飛散された潤滑油は、第1油溜まり部P1に溜められる。この分岐車速以上の車速領域で第1油溜まり部P1に溜められた潤滑油が、分岐車速より低い低速領域において出力部24の各部の潤滑に用いられる。
図5において、斜線の時間領域において、出力部24の各部が第1及び第2油溜まり部P1,P2に溜められた潤滑油によって潤滑される。
[特徴]
(1)ホイールローダの特徴的な作業形態を利用して出力部24の各部及び駐車ブレーキ25を潤滑するので、自然潤滑では潤滑油が供給されにくい個所に十分に潤滑油を供給することができる。
(2)ケース21,22の内壁を利用して第1油溜まり部P1を形成しているので、簡単な構成で第1油溜まり部P1を形成できる。
(3)第1油溜まり部P1と第2油溜まり部P2とを、リアケース22や駐車ブレーキ25のハウジング51等に形成された油路によって連通しているので、両油溜まり部を連通させるための配管が不要になる。
(4)出力軸41の軸端部に存在する隙間G1を利用して第2油溜まり部P2としているので、特別なスペースが不要になる。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)前記実施形態では、トランスミッションの出力部を潤滑するようにしたが、中間軸等を含む他の機構にも同様の潤滑構造を適用することができる。
)潤滑油路は、前記実施形態の縦孔85a,85bに限定されない。各部材の間に形成された隙間等であってもよい。
1 ホイールローダ
3 作業機
20 トランスミッション
21 フロントケース
22 リアケース
23 入力部
24 出力部
25 駐車ブレーキ
41 出力軸
43,44 出力フランジ
47 キャップ
51 ハウジング
71〜79 孔(油路)
84 横孔
85a,85b 縦孔
P1 第1油溜まり部
P2 第2油溜まり部
G1 隙間

Claims (4)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの駆動によって発生される圧油によって駆動される作業機と、
    ケースと、前記ケースの底部に配置された出力軸及び前記出力軸の外周部に配置された被潤滑部と、を有し、前後進の切換及び変速を行うトランスミッションと、
    を備え、
    前記トランスミッションは、
    前記被潤滑部の上方に設けられるとともに前記出力軸の軸方向に沿って所定の長さを有し、飛散した潤滑油を溜める第1油溜まり部と、
    前記出力軸の一端にスプライン係合された出力フランジと、
    前記第1油溜まり部の下方で、前記出力軸の一端の端面と、前記出力軸の端面と軸方向に所定の隙間をあけて前記出力フランジに固定されたキャップと、の間の軸端部スペースで構成され、前記第1油溜まり部からの潤滑油を溜める第2油溜まり部と、
    前記ケースに形成され、前記第1油溜まり部と前記第2油溜まり部とを連通する連通油路と、
    前記出力軸の中心部に軸方向に延びて形成され、前記第2油溜まり部に連通する横孔と、
    前記出力軸の外周面から径方向に延びて形成された縦孔を有し、前記横孔と連通する潤滑油路と、
    を有し、
    前記潤滑油路は、前記出力軸の回転が所定の回転数より低いときに前記第2油溜まり部に溜まった潤滑油を前記被潤滑部に導くことを特徴とする、
    ホイールローダ。
  2. 前記トランスミッションは、前記ケースの側部に装着され、前記出力軸にスプラインによって係合された駐車ブレーキをさらに有し、
    前記縦孔は前記横孔と前記駐車ブレーキのスプライン係合部とを連通する、
    請求項に記載のホイールローダ。
  3. 前記第1油溜まり部は、前記ケースの内壁に一体形成され、前記内壁とともに断面U字形状を有する、請求項1又は2に記載のホイールローダ。
  4. 前記トランスミッションは、前記出力軸の上方に回転軸及びギアを含み、潤滑油が供給される入力機構をさらに有し、
    前記第1油溜まり部は前記入力機構からの飛散油及び前記ケース底部から掻き上げられた飛散油を溜める、
    請求項1から3のいずれかに記載のホイールローダ。
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