JP4586231B2 - 変速機 - Google Patents

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    • F16H37/04Combinations of toothed gearings only
    • F16H37/042Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement
    • F16H37/046Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement with an additional planetary gear train, e.g. creep gear, overdrive

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の変速機として、ミッションケース内にメインシャフトとカウンタシャフトとを収容した、所謂二軸式のタイプが知られている。この種の変速機であって、トレーラを牽引する大型トラクタ等に用いられるものは、多段性(10段〜16段程度)を確保するために、メインシャフトにメイン変速ギヤ機構とレンジ変速ギヤ機構とを直列に接続している。そして、メイン変速ギヤ機構を収容するメインケース(ミッションケースの一部)内に潤滑用のオイルを貯留し、メインシャフトの側方にカウンタシャフトを配置したものが一般的である。
【0003】
このように、メインシャフトの側方にカウンタシャフトを配置した横置き型変速機においては、メインケース内に貯留されるオイルの油面は、通常、両シャフトのセンター付近まである。よって、仮に、メイン変速ギヤ機構を収容するメインケースとレンジ変速ギヤ機構を収容するレンジケースとが隔壁によって仕切られていても、その隔壁に連通穴を設ければ、メインケース内のオイルの一部がレンジケース内に流れ込んで、レンジ変速ギヤ機構のギヤおよびコーンシンクロ機構によって掻き揚げられるため、それらの潤滑は問題なく確保できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
他方、カウンタシャフトがメインシャフトの側方ではなく下方に配置された縦置き型変速機では、メインケース内のオイルの油面は、カウンタシャフトの中心かそのやや上の所までしかない。よって、かかる縦置き型変速機においては、メインシャフトに設けられるレンジ変速ギヤ機構のギヤおよびコーンシンクロ機構は油面より上側となるため、オイル掻き揚げによる潤滑ができない。
【0005】
このため、オイルポンプ(カウンタシャフト等で駆動される)によってオイルをレンジ変速ギヤ機構のギヤおよびコーンシンクロ機構に供給しなければならないが、エンジン低回転時には供給量が不足しがちになることが考えられる。また、レンジ変速ギヤ機構への供給油量分だけ、オイルポンプのポンプ容量を大きくしなければならず、コストアップに繋がる。
【0006】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、カウンタシャフトをメインシャフトの下方に配置した縦置き型変速機であってもレンジ変速ギヤ機構にオイルを掻き揚げ供給できる変速機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ミッションケース内に、メインシャフトと、該メインシャフトの下方カウンタシャフトと、オイルポンプとを有し、上記メインシャフトにレンジ変速ギヤ機構を設けた変速機であって、上記ミッションケースを、メイン変速ギヤ機構を収容するメインケースと上記レンジ変速ギヤ機構を収容するレンジケースとから少なくとも構成し、上記レンジ変速ギヤ機構が、ギヤ機構とコーンシンクロ機構とを有し、上記レンジケースが上記ギヤ機構を収容する第1のレンジケースと、上記コーンシンクロ機構を収容する第2のレンジケースとを有し、第2のレンジケース内の底部に、上記レンジ変速ギヤ機構によって掻き揚げられるオイルを貯留する油溜り部を設け、上記第1のレンジケース内のオイルの油面が上記カウンタシャフトの高さに設定され、上記第2のレンジケース内の上記油溜り部のオイルの油面が上記第1のレンジケース内のオイルの油面より高い上記コーンシンクロ機構の一部を浸漬する高さに設定されていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、レンジケース内の底部に設けた油溜り部のオイルが、回転するレンジ変速ギヤ機構によって掻き揚げられるため、カウンタシャフトをメインシャフトの下方に配置した縦置き型変速機であっても、レンジ変速ギヤ機構にオイルを掻き揚げ供給できる。
【0009】
また、上記レンジ変速ギヤ機構が、コーンシンクロ機構を有し、上記油溜り部に貯留されたオイルの油面が、そのコーンシンクロ機構の一部を浸漬する高さに設定されていることが好ましい。こうすれば、レンジ変速ギヤ機構のコーンシンクロ機構の潤滑を確保できる。
【0010】
また、上記油溜り部に、カウンタシャフトの回転によって駆動されるオイルポンプを、オイルの油面下に配置することが好ましい。こうすれば、油溜り部をオイルの貯留のみならずオイルポンプの収納スペースとしても利用することになるため、変速機全体を小型化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0012】
図1は本実施形態に係る変速機(自動変速機)の概要図である。
【0013】
図1に示すように、この自動変速機はオートクラッチ1を有する。オートクラッチ1は、エンジンEと変速機2(トランスミッション)との間に介設されたクラッチ3と、クラッチ3を断接するクラッチアクチュエータ(図示せず)と、クラッチアクチュエータに断接指令を与えるコントロールユニット(図示せず)とを備え、発進時・変速時・停止時にコントロールユニットから発せられる断接指令に基きクラッチアクチュエータを作動させ、クラッチ3をその都度適宜断接するものである。
【0014】
クラッチ3は、エンジンEのクランクシャフトCに接続されたフライホイール6(ドライブプレート)と、そのフライホイール6に対向配置されたドリブンプレート7と、ドリブンプレート7をフライホイール6との間に挟むプレッシャプレート8とを有する。クラッチアクチュエータは、コントロールユニットから発せられる断接指令に基き、プレッシャプレート8をフライホイール6側とその反対側とに適宜移動制御し、クラッチ3を接・断してエンジンEの出力を変速機2に対してオン・オフする。
【0015】
図1に示すように、変速機2は、ドリブンプレート7に連結されたインプットシャフト9と、それと同軸に配置されたメインシャフト10と、それと同軸に配置されたアウトプットシャフト11と、それらシャフト9、10、11と平行に配置されたカウンタシャフト12とを備えている。インプットシャフト9には、スプライン13が固設されていると共に、インプットギヤ14が軸支されている。インプットギヤ14には、スプライン15が固設されている。
【0016】
カウンタシャフト12には、インプットギヤ14に噛合するインプットカウンタギヤ16と、4速カウンタギヤ17と、3速カウンタギヤ18と、2速カウンタギヤ19と、1速カウンタギヤ20と、リバースカウンタギヤ21とが、夫々固設されている。他方、メインシャフト10には、4速カウンタギヤ17に噛合する4速メインギヤ22と、3速カウンタギヤ18に噛合する3速メインギヤ23と、2速カウンタギヤ19に噛合する2速メインギヤ24と、1速カウンタギヤ20に噛合する1速メインギヤ25と、リバースカウンタギヤ21にアイドルギヤ26を介して噛合するリバースメインギヤ27とが、夫々軸支されている。
【0017】
4速メインギヤ22の左右両側にはスプライン28、29が夫々固設されており、3速メインギヤ23の左方にはスプライン30が固設されており、2速メインギヤ24の右方にはスプライン31が固設されており、1速メインギヤ25の左方にはスプライン32が固設されており、リバースメインギヤ27の右方にはスプライン33が固設されている。また、メインシャフト10には、スプライン29、30の間に位置してスプライン34が固設され、スプライン31、32の間に位置してスプライン35が固設され、スプライン33の右方に位置してスプライン36が固設されている。
【0018】
スプライン13には、隣接するスプライン13、15(13、28)同士を噛合接続するか中央のスプライン13にのみ噛合するスリーブ37が設けられ、スプライン34には、隣接するスプライン34、29(34、30)同士を噛合接続するか中央のスプライン34にのみ噛合するスリーブ38が設けられ、スプライン35には、隣接するスプライン35、31(35、32)同士を噛合接続するか中央のスプライン35にのみ噛合するスリーブ39が設けられ、スプライン36には、隣接するスプライン33、36同士を噛合接続するかスプライン36にのみ噛合するスリーブ40が設けられている。
【0019】
スリーブ37には、通常のコーンシンクロ機構(図示せず)が設けられているが、スリーブ38、39、40には、コーンシンクロ機構が設けられていない。よって、スリーブ37で変速するときには、スリーブ37とスプライン15、28との回転が合ってなくとも変速できるが、スリーブ38、39、40で変速するときには、スリーブ38とスプライン29、30との回転が合っていないと変速できず、スリーブ39とスプライン31、32との回転が合っていないと変速できず、スリーブ40とスプライン33との回転が合っていないと変速できない。
【0020】
図1に示すように、メインシャフト10の右方端部には、遊星歯車機構41のサンギヤ42が固設されている。サンギヤ42の周りには、複数の遊星ギヤ43が配置されている。各遊星ギヤ43は、キャリヤ44によって纏めて軸支されている。これら遊星ギヤ43の外側には、リングギヤ45が配置されている。リングギヤ45にはスプライン46が固設され、ミッションケース部材47にはスプライン48が固設されている。キャリヤ44にはアウトプットシャフト11が固設され、アウトプットシャフト11にはスプライン49が固設されている。
【0021】
スプライン46、48、49には、隣接するいずれかのスプライン46、48(46、49)同士を噛合接続するスリーブ50が設けられている。スリーブ50には、通常のコーンシンクロ機構(図示せず)が設けられている。よって、スリーブ50で変速するときには、スリーブ50とスプライン46、48(46、49)との回転が合ってなくとも変速できる。なお、各スリーブ38、39、40には上述したようにコーンシンクロ機構を設けていないので、その分だけ変速機2の軸長を短くできる。
【0022】
また、各スリーブ37、38、39、40、50には、図示しないシフトフォークが係合され、コントロールユニットから指令を受けて作動するギヤシフトユニットによって、適宜軸方向に移動されるようになっている。例えば、スリーブ37がスプライン13上に位置するときには(ニュートラル位置)、インプットシャフト9の回転はインプットギヤ14に伝わらず、カウンタシャフト12、メインシャフト10およびアウトプットシャフト11は停止状態となる。
【0023】
スリーブ37がスプライン15、13上に移動されると、インプットシャフト9の回転がインプットギヤ14およびインプットカウンタギヤ16を介してカウンタシャフト12に増速されて伝わり、全てのカウンタギヤ16〜21およびメインギヤ22〜27が回転する。また、スリーブ37がスプライン13、28上に切換移動されると、インプットシャフト9の回転が4速メインギヤ22および4速カウンタギヤ17を介してカウンタシャフト12に減速されて伝わり、全てのカウンタギヤ16〜21およびメインギヤ22〜27が切換前より減速されて回転する。
【0024】
ここで、各スリーブ38、39、40が各スプライン34、35、36上の位置(ニュートラル位置)であると、各メインギヤ22〜27はメインシャフト10上を空回りするのみであり、メインシャフト10が回転することはないが、スリーブ39がスプライン35、32上に位置すると1速となり、メインシャフト10が1速相当で回転する。同様に、スリーブ39がスプライン35、31上に位置すると2速となり、スリーブ38がスプライン34、30上に位置すると3速となり、スリーブ38がスプライン34、29上に位置すると4速となり、夫々、メインシャフト10が2速相当、3速相当、4速相当で回転する。
【0025】
このとき、メインシャフト10の右方端部に固設されたサンギヤ42は、メインシャフト10と同速度で回転し、遊星ギヤ43およびリングギヤ45を回転させる。そして、スリーブ50がスプライン48、46上の位置のとき、サンギヤ42の回転数が遊星歯車機構41の所定の減速比で減速されてアウトプットシャフト11に伝達され、スリーブ50がスプライン46、49上の位置のとき、サンギヤ42の回転が直結状態でアウトプットシャフト11に伝達される。
【0026】
このように上記トランスミッション2は、図1に示すスプリット変速ギヤ機構51で2段変速され、その下流側のメイン変速ギヤ機構52で4段変速され、その下流側のレンジ変速ギヤ機構53で2段変速され、結局2×4×2=16段変速となる。オートクラッチ1は、上記トランスミッション2をギヤシフトユニットによって変速操作するとき、または車両の発進・停止時に、コントロールユニットから発せられる断接指令に基きクラッチアクチュエータを作動し、クラッチ3をその都度適宜断接するものである。
【0027】
さて、本実施形態においては、図1に示すように、各スリーブ37、38、39、40、50の位置を検出してギヤ段がニュートラル位置であることを検出するニュートラルスイッチ(図示せず)を有する。ニュートラルスイッチは、各スリーブ37、38、39、40、50を軸方向に移動させるシフトフォークの位置に基いて現在のギヤ段がニュートラル位置であるか否かを検出し、その検出結果をコントロールユニットに送るものである。
【0028】
ここでいうギヤ段がニュートラル位置とは、スリーブ37がスプライン13、15(又は13、28)上に位置され、スリーブ38がスプライン34上に位置され、スリーブ39がスプライン35上に位置され、スリーブ40がスプライン36上に位置され、スリーブ50がスプライン46、48(又は46、49)上に位置されている状態をいう。
【0029】
このようなニュートラルの状態で、クラッチ3を繋ぎエンジンEを仮想アクセルによって空吹しすると、各メインギヤ22〜27および各スプライン28〜33が回転される。これにより、シフトダウン時に、それら各スプライン28〜33の回転を、各スリーブ38〜40の回転と合わせる(シンクロさせる)べく高めることができる。
【0030】
すなわち、コントロールユニットは、変速時(シフトダウン時)に、一旦クラッチ3を切ってギヤをニュートラル位置にしてクラッチ3を繋ぎ、エンジンEを空吹しして変速すべきメインギヤ22〜27の回転を変速に用いるスリーブ38、39又は40の回転に合わせた後、再びクラッチ3を切って変速に用いる変速スリーブ38、39又は40を変速すべきメインギヤ22〜27のスプライン29〜33に噛合させる、というダブルクラッチによるシンクロ制御を有する。
【0031】
このように、コントロールユニットがダブルクラッチによるシンクロ制御を行い、変速すべきメインギヤ22〜27の回転を変速に用いるスリーブ38〜40の回転に合わせているので、上述したように本実施形態にかかる変速機2では各スリーブ38、39、40に一般的なコーンシンクロ機構を設けていないものの、スムーズに引っ掛かりなく変速できるのである。
【0032】
なお、各スリーブ38、39、40に、コーンシンクロ機構を設けてもよいことは勿論である。また、スリーブ37、50には、上述したようにコーンシンクロ機構を設けている。また、上記仮想アクセルは、上述のようにコントロールユニットからの指令を受け、シフトダウン時等に適宜エンジンEを空吹しするものである。
【0033】
他方、シフトアップ時には、変速すべきメインギヤ22〜27のスプライン28〜33の回転の方が、変速に用いるスリーブ38〜40の回転よりも高い場合が多い。この場合、カウンタシャフト12の端部に設けられたカウンタシャフトブレーキ58を作動させ、変速すべきメインギヤ22〜27のスプライン28〜33の回転を減速調節し、変速に用いるスリーブ38〜40の回転と合わせている。こうしたカウンタシャフトブレーキ58によるシンクロ制御によって、シフトアップ時にも、各スリーブ38、39、40に一般的なコーンシンクロ機構を設けていないものの、スムーズに引っ掛かりなく変速できるのである。
【0034】
このようにカウンタシャフト12の回転数を調節するカウンタシャフトブレーキ58は、シフトアップ毎に作動されるため、耐焼付性・耐久性・信頼性を確保すべく、オイルが供給される湿式タイプが採用されている。図1に示すように、オイル62は、ミッションケース61内の底部に貯留されており(ドットで示す)、ミッションケース61内の各ギヤの静止時に、図1に仮想線で示す油面62aとなっている。油面62aが傾いているのは、変速機2が車両に縦置きされ、エンジンE側が高くなるように傾斜されているからである。
【0035】
ミッションケース61は、メイン変速ギヤ機構52およびスプリット変速ギヤ機構51を収容するメインケース61aと、クラッチ3およびカウンタシャフトブレーキ58を収容するクラッチケース61bと、レンジ変速ギヤ機構53を収容するレンジケース61cとから構成される。かかるミッションケース61内には、図1に示すように、クラッチケース61bとメインケース61aとを仕切る隔壁65と、メインケース61aとレンジケース61cとを仕切る隔壁66と、が設けられている。
【0036】
これら隔壁65、66には、前記メインシャフト10とカウンタシャフト12とが、図示しない軸受を介して軸支されている。ここで、カウンタシャフト12は、メインシャフト10の下方に配置されている。すなわち、メインシャフト10とカウンタシャフト12とは、上下二段に配置されている。そして、ミッションケース61内のオイル62の油面62aは、図1に示すように、下段に配置されたカウンタシャフト12の中心近傍までの高さとなっている。
【0037】
本発明の特徴とするところは、図1および図2に示すように、レンジケース61c内を、隔壁67によって、遊星歯車機構41を収容する第1レンジケース71と、コーンシンクロ機構(図示せず)を備えたスリーブ50およびスプライン48、46、49を収容する第2レンジケース72とに分け、その第2レンジケース72の底部に、オイル62を貯留する油溜り部73を設け、その油溜り部73内のオイル62の油面62bを、レンジ変速ギヤ機構53のスリーブ50およびスプライン46、49によって掻き揚げられる高さに設定した点にある。
【0038】
詳しくは、油溜り部73内のオイル62の油面62bは、スリーブ50およびスプライン46、49が回転している場合に、コーンシンクロ機構(図示せず)を備えたスリーブ50およびスプライン48、46、49の一部を浸漬する高さに設定されている。より詳しくは、油面62bは、図3に示すように、コーンシンクロ機構のシンクロスリーブの下部の外径83および内径84を僅かに上回る高さとなっている。
【0039】
すなわち、第1レンジケース71および第2レンジケース72内のオイル62は、図示しないリターン通路を通ってメインケース61aに戻されるようになっており、リターン通路の通路抵抗は、スリーブ50およびスプライン46、49が回転している場合に、油溜り部73内のオイル62の油面62bがコーンシンクロ機構(図示せず)を備えたスリーブ50およびスプライン48、46、49の一部を浸漬する高さとなるように、設定されている。なお、オイル62は、基本的にはメインケース61a内に貯留される。
【0040】
メインケース61a内のオイル62は、カウンタシャフト12に接続されたオイルポンプ68に、図3に示す吸込管通路74a、74bを介して吸い込まれる。オイルポンプ68は、油溜り部73内にオイル62の油面62b下に配置されており、図3に示す吸込管通路74a、74bから吸い込んだオイルを加圧して吐出通路75から吐出する。吐出通路75から吐出されたオイルは、ミッションケース61の外面に形成された通路(図示せず)を通って図2に示すオイル入口76に導かれる。
【0041】
オイル入口76に導かれたオイルは、その一部が図示しない通路を通ってメインシャフト10内のオイル通路77に導かれ、残りが図示しない通路を通ってカウンタシャフト12内のオイル通路78に導かれる。オイル通路78に導かれたオイルは、図1に示すようにカウンタシャフト12の端部に設けられたカウンタシャフトブレーキ58に供給される。
【0042】
他方、オイル通路77に導かれたオイルは、図2中左方に向かうものが各メインギヤ22〜27をメインシャフト10に軸支する軸受部79に供給され、図2中右方に向かうものがオイルギャラリ80、通路81、82を介してスリーブ50のコーンシンクロ機構(図示せず)に供給される。コーンシンクロ機構(図示せず)に供給されたオイルは、落滴して第2レンジケース72内の油溜り部73に貯留される。その後、油溜り部73内のオイルは、図示しないリターン通路を通ってメインケース61aに戻されるようになっている。
【0043】
ここで、リターン通路の通路抵抗は、スリーブ50およびスプライン46、49が回転している場合(オイルポンプ68が作動している場合)に、オイルギャラリ80からのオイル供給量を考慮したとき、油溜り部73内のオイル62の油面62bがコーンシンクロ機構(図示せず)を備えたスリーブ50およびスプライン48、46、49の一部を浸漬する高さとなるように、設定されているのである。また、油面62bになるように、リターン通路の位置(高さ)を調整してもよい。
【0044】
なお、図1の例では、第1レンジケース71内にもオイル62が貯留されるようになっているが、第1レンジケース71内にはオイル62を貯留することなく、第2レンジケース72内にのみオイル62を貯留するようにしてもよい。この場合であっても、オイルポンプ68は、図3に示す吸込管通路74a、74bを介してメインケース61a内のオイル62を吸い込むため、問題なくオイル62を吸い込める。
【0045】
また、隔壁66、67に連通孔(図示せず)を設けて、各ギヤの静止時に、メインケース61a内に収容されたオイル62の油面62aの延長線上に、第1レンジケース71内のオイル62の油面62aおよび油溜り部73(第2レンジケース72)内のオイル62の油面62bが位置するようにしてもよい。
【0046】
この場合、隔壁67に設けられる連通孔の孔径は、スリーブ50およびスプライン46、49が回転している場合(オイルポンプ68が作動している場合)に、オイルギャラリ80からのオイル供給量を考慮したとき、油溜り部73内のオイル62の油面62bがコーンシンクロ機構(図示せず)を備えたスリーブ50およびスプライン48、46、49の一部を浸漬する高さまで高まるように、設定されている。
【0047】
以上説明したように本実施形態は、ミッションケース61内に、メインシャフト10を収容すると共にその下方にカウンタシャフト12を収容した変速機2であって、ミッションケース61を、メイン変速ギヤ機構52を収容するメインケース61aとレンジ変速ギヤ機構53を収容するレンジケース61cとから少なくとも構成し、レンジケース61c内の底部に、レンジ変速ギヤ機構53の回転するスリーブ50およびスプライン46、49によって掻き揚げられるオイル62を貯留する油溜り部73を設けたものである。
【0048】
この変速機2によれば、レンジケース61c内の底部に設けた油溜り部73のオイル62が、回転するレンジ変速ギヤ機構53のスリーブ50およびスプライン46、49によって掻き揚げられるため、カウンタシャフト12をメインシャフト10の下方に配置した縦置き型変速機2であって、メインケース61a内のオイル62の油面62aがカウンタシャフト12の中心近傍迄の高さのものでも、レンジ変速ギヤ機構53のスリーブ50のコーンシンクロ機構(図示せず)にオイルを供給できる。
【0049】
すなわち、メンシャフト10とカウンタシャフト12とを上下二段に配置した縦置き型変速機2の場合には、通常、メインケース61a内のオイル62の油面62aがカウンタシャフト12の中心近傍迄の高さであるため、レンジ変速ギヤ機構53のスリーブ50およびスプライン46、49がオイル62の油面62a上方となって、これらスリーブ50等によってはオイルを掻き揚げることができないのであるが、本発明によれば、レンジケース61c内に油溜り部73を設け、その油面62bをレンジ変速ギヤ機構53の回転するスリーブ50およびスプライン46、49によって掻き揚げられる高さに設定したので、スリーブ50およびスプライン46、49、48によってオイル62を掻き揚げることができ、スリーブ50等を跳ね揚げたオイルで潤滑できるのである。
【0050】
特に、スリーブ50のコーンシンクロ機構(図示せず)を十分潤滑できるため、スリーブ50を用いた変速時のギヤ鳴りを抑制できる。また、レンジ変速ギヤ機構53のスリーブ50に係合されるシフトフォーク(図示せず)の係合部にも、掻き揚げられたオイルが供給されるため、その係合部の耐摩耗性を向上させることができる。また、このようにレンジ変速ギヤ機構53のスリーブ50等を跳ね揚げられたオイルで潤滑できるので、その分だけオイルギャラリ80からの給油量を減らすことができ、更には省略でき、オイルポンプ68のポンプ容量を小さくできる。
【0051】
また、油溜り部73に、カウンタシャフト12の回転によって駆動されるオイルポンプ68を、オイル62の油面下62bに配置しているので、油溜り部73をオイル62の貯留のみならずオイルポンプ68の収納スペースとしても利用することになり、変速機2全体を小型化できる。
【0052】
なお、本発明は、図4に示す構造の変速機2に限定されるものではなく、メンシャフト10とカウンタシャフト12とを上下二段に配置した通常の二軸式の4速または5速ミッション等に適用してもよい。また、オイルポンプ68は、油溜り部73以外に配置しても構わない。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る変速機によれば、カウンタシャフトをメインシャフトの下方に配置し、上記メインシャフトにレンジ変速ギヤを設けた縦置き型変速機であっても、上記レンジ変速ギヤ機構にオイルを跳ね上げによって供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す変速機の説明図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図3(a) は図2の部分拡大図、図3(b) は図2の III-III線断面図である。
【符号の説明】
2 変速機
10 メインシャフト
12 カウンタシャフト
52 メイン変速ギヤ機構
53 レンジ変速ギヤ機構
61 ミッションケース
61a メインケース
61c レンジケース
62 オイル
62a 油面
62b 油面
68 オイルポンプ
73 油溜り部
83 コーンシンクロ機構のシンクロスリーブの外径
84 コーンシンクロ機構のシンクロスリーブの内径

Claims (2)

  1. ミッションケース内に、メインシャフトと、該メインシャフトの下方カウンタシャフトと、オイルポンプとを有し、上記メインシャフトにレンジ変速ギヤ機構を設けた変速機であって、上記ミッションケースを、メイン変速ギヤ機構を収容するメインケースと上記レンジ変速ギヤ機構を収容するレンジケースとから少なくとも構成し、上記レンジ変速ギヤ機構が、ギヤ機構とコーンシンクロ機構とを有し、上記レンジケースが上記ギヤ機構を収容する第1のレンジケースと、上記コーンシンクロ機構を収容する第2のレンジケースとを有し、第2のレンジケース内の底部に、上記レンジ変速ギヤ機構によって掻き揚げられるオイルを貯留する油溜り部を設け、上記第1のレンジケース内のオイルの油面が上記カウンタシャフトの高さに設定され、上記第2のレンジケース内の上記油溜り部のオイルの油面が上記第1のレンジケース内のオイルの油面より高い上記コーンシンクロ機構の一部を浸漬する高さに設定されていることを特徴とする変速機。
  2. 上記オイルポンプが、上記第2のレンジケース内のオイルの油面下に配置され、上記カウンタシャフトの回転によって駆動される請求項1記載の変速機。
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