JP4799876B2 - 液体圧送機構 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、特別にオイルポンプ等の液体ポンプを装備することなく、低コストで、簡単な構造により、オイルポンプ等と同程度の揚程で液体を上方位置に供給できる液体圧送機構を提供することである。
前記ロータに1つの液体室を形成し、該液体室は、ロータの回転により前記吐出口に周期的に連通する吐出側開口と、前記吸い込み口に常時連通する吸い込み側開口と、ロータの回転により前記液体室内の液体を前記吐出側開口から前記吐出口へ撥ね出す撥ね出し面を有し、前記ケーシングの前記吸い込み口及び前記ロータの前記吸い込み側開口は、前記ケース内の液体の液面より下方に位置し、常時前記液体で満たされており、前記ロータは、一回転の行程中、前記吐出口に連通する区間と、前記吐出口を閉塞する区間と、が設定されている。
(ギヤ式変速機の概略)
図1〜図9は、本発明に係る撥ね出し方式の液体圧送機構を、車輌用ギヤ式変速機の潤滑油圧送機構として利用した例を示している。図1は、車輌用変速機ケース1の縦断面略図であるが、本発明にとって最小限必要な部分のみを簡略化して示しており、実際には図示していない幾つかの変速軸、変速ギヤ群及びシフト機構が備えられている。この図1において、変速機ケース1内の底部には、一定レベルL1の潤滑油Sが貯留されると共に、該潤滑油Sに浸漬される低い位置に下側の変速軸(回転軸)5が配置されており、該下側の変速軸5は、軸芯方向(軸方向又は軸長方向)の両端部が一対の軸受6により変速機ケース1の端壁に回転可能に支持されると共に、車輌運転中は、常時回転するようになっている。前記一対の軸受6のうち、少なくとも後述する潤滑油圧送機構20を配置する側の軸受(図の左側の軸受)6は、シール付き軸受となっている。
上側の変速軸7の軸芯部には、軸芯方向に延びる潤滑油供給通路15が形成されており、該潤滑油供給通路15の軸芯方向の一端(図1の左端)は開放され、他端(図1の右端)は閉塞され、軸芯方向の途中には、径方向の外方に延びて前記各ニードル軸受12、13の嵌合部分に連通する潤滑油供給孔16、17がそれぞれ形成されている。
潤滑油圧送機構20は、下側の変速軸5の一端部に固定されたロータ21と、該ロータ21を囲むケーシング22を備えている。該ケーシング22は、ロータ21の径方向の外周面を囲む円筒状内周面23を有する第1のケーシング部材22aと、ロータ21の軸方向の端面を囲む端面24を有する第2のケーシング部材22bとを備えており、第1のケーシング部材22aの上端部には、ロータ21の外周面に対して開口する吐出口25が形成され、該吐出口25は、変速機ケース1の一端壁内に形成された油路27を介して前記上側の変速軸7の潤滑油供給通路15の開放端部に連通している。第2のケーシング部材22bには、ロータ21の軸芯部分に対して軸芯方向に開口する吸い込み口26が形成され、該吸い込み口26の下端は変速機ケース1の底部の潤滑油S内に開口している。
(1)エンジン運転中、図1のロータ21は、常時回転する下側の変速軸5と一体に回転する。図9の連通終了位置から図3の連通開始位置までの回転範囲では、吐出側開口35はケーシング22の内周面23によって閉塞されているので、潤滑油は吐出口25へは吐出されない。
図10は、撥ね出し方式の潤滑油圧送機構20のロータ21の変形例であり、液体室33の撥ね出し面38を、回転方向Rの前方に突出する円弧形に形成している。
図11は、撥ね出し方式の潤滑油圧送機構20の別の実施の形態であり、前記図1〜図9の実施の形態の構造に加え、上側の変速軸7の潤滑油供給通路15に、補助移送機構として螺旋溝を有するスクリュー体40を設けている。該スクリュー体40は、上側の変速軸7の潤滑油供給通路15の一端部内に圧入され、変速軸7と一体に回転するようになっており、スクリュー体40の回転により、油路27からの潤滑油を、潤滑油供給通路15内へ速やかに送り込む。前記スクリュー体40の螺旋溝の溝深さは、スクリュー体40の軸部分40aの径よりも大きく形成されており、これにより、大きな移送容量を確保している。
図12〜図17は、本発明に係る掻き込み方式の液体圧送機構を、車輌用ギヤ式変速機の潤滑油圧送機構20として利用した例を示している。前記図1〜図9の撥ね出し方式と比較して、潤滑油圧送機構20の構造及び該潤滑油圧送機構20から上側の変速軸7の潤滑油供給通路15までの潤滑油経路は異なるが、他の構成はほぼ同じであり、同じ名称の部品には同じ符号を付し、共通の構造についての詳しい説明は省略する。
(1)エンジン運転中、図12のロータ21は下側の変速軸5と一体に回転する。前記図17の連通終了位置から図14の連通開始位置までの回転範囲では、掻き込み側開口52はケーシング22の内周面23で閉塞されているので、潤滑油Sは掻き込まれない。
図18〜図23は、本発明に係る掻き込み撥ね出し方式の液体圧送機構を、車輌用ギヤ式変速機の潤滑油圧送機構20として利用した例を示している。前記図1〜図9の撥ね出し方式と比較して、潤滑油圧送機構20の構造は異なるが、他の構成は同じであり、同じ名称の部品には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
(1)エンジン運転中、図18のロータ21は下側の変速軸5と一体に回転する。図23の連通終了位置から図20の連通開始位置までの回転範囲では、少なくとも掻き込み側開口66がケーシング22の内周面23で閉塞されているので、潤滑油は液体室61には掻き込まれない。
(1)前記いずれの実施の形態も、車輌用ギヤ式変速機の潤滑に用いる潤滑油圧送機構として利用した例であるが、工作機械の動力伝達系における冷却油又は潤滑油の圧送用に利用することも可能であり、その他、各種動力伝達系における液体圧送機構として利用することができる。
5 変速軸(回転軸の一例)
10、11 変速ギヤ
12、13 ニードル軸受
15 潤滑油供給通路
16、17 潤滑油孔
20 潤滑油圧送機構(液体圧送機構の一例)
21 ロータ
22 ケーシング
23 内周面
24 端面
25 吐出口
26 吸い込み口
33 液体室
35 吐出側開口
36 吸い込み側開口
38 撥ね出し面
42 潤滑油供給通路
44 吐出口
46 掻き込み口
50 液体室
52 掻き込み側開口
53 吐出側開口
54 掻き込み面
60 掻き込み口
61 液体室
62 吐出側開口
63 撥ね出し面
66 掻き込み側開口
67 掻き込み面
Claims (3)
- ケース内の液体に浸漬されている回転軸の軸端部にロータを固定すると共に、該ロータの径方向の外周面及び軸芯方向の端面を囲むケーシングを配置し、
前記ロータの外周面を囲むケーシング内周面に吐出口を形成すると共に、前記ロータの端面を囲むケーシング端面に吸い込み口を形成し、
前記ロータに1つの液体室を形成し、
該液体室は、ロータの回転により前記吐出口に周期的に連通する吐出側開口と、前記吸い込み口に常時連通する吸い込み側開口と、ロータの回転により前記液体室内の液体を前記吐出側開口から前記吐出口へ撥ね出す撥ね出し面を有し、
前記ケーシングの前記吸い込み口及び前記ロータの前記吸い込み側開口は、前記ケース内の液体の液面より下方に位置し、常時前記液体で満たされており、
前記ロータは、一回転の行程中、前記吐出口に連通する区間と、前記吐出口を閉塞する区間と、が設定されている、ことを特徴とする液体圧送機構。 - 前記液体室は、軸芯部に部分円筒状の吸い込み空間部を有すると共に、該吸い込み空間部から径方向の外方に向けて概ね扇状に広がっており、
前記液体室の径方向外方端に前記吐出側開口が形成され、前記吸い込み空間部の軸芯方向の一端に前記吸い込み側開口が形成され、前記液体室の回転方向の後端面が、前記液体室内の液体を上方に撥ね出す撥ね出し面となっており、前記液体室の回転方向の前端面は、湾曲状に形成されている、請求項1に記載の液体圧送装置。 - ケース内の液体に浸漬されている回転軸の軸端部にロータを固定すると共に、該ロータの径方向の外周面及び軸芯方向の端面を囲むケーシングを配置し、
前記ケーシングに吐出口を形成すると共に吸い込み口を形成し、
前記ロータに1つの液体室を形成し、
該液体室は、ロータの回転により前記吐出口及び前記吸い込み口のいずれか一方に周期的に連通する一方の開口と、前記吐出口及び前記吸い込み口のいずれか他方に常時連通する他方側の開口と、前記ロータの回転により前記液体室内の液体を前記吐出側の開口から前記吐出口へ押し出す面を有し、
前記ケーシングの前記吸い込み口及び前記ロータの前記吸い込み側の開口は、前記ケース内の液体の液面より下方に位置し、常時前記液体で満たされており、
前記ロータは、一回転の行程中、前記吐出口に連通する区間と、前記吐出口を閉塞する区間と、が設定されていることを特徴とする液体圧送機構。
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