JP5110844B2 - 塗装金属材料および塗膜の製法 - Google Patents
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〔化学式1〕 H2C=CHCOO−R1−OCOHC=CH2
ただし、R1は炭素数12以下の炭化水素化合物
〔化学式2〕 H2C=CHCO−R2−OCOHC=CH2
ただし、R2は(CH2CH2O)n、2≦n≦4で示されるポリエチレングリコール系化合物
〔化学式3〕 H2C=CHCOO−R3
ただし、R3は炭素数12以下の水酸基含有炭化水素系化合物
非結晶性ポリエステル系重合体は、厚膜タイプの塗膜に柔軟性を付与するために重要な構成要素である。非結晶性ポリエステル系重合体は、多塩基酸と多価アルコールを減圧状態で、水分を取り除きながらエステル化反応して得られる。エステル化反応の方法としては、直接エステル化法またはエステル交換法がある。
(メタ)アクリル系単量体は、塗料において上記の非結晶性ポリエステル系重合体の溶剤として機能させるものであり、1種を単独で用いることもできるが、2種以上の化合物からなる(メタ)アクリル系単量体の混合物を使用することが望ましい。ただし、本発明ではポリエステル系重合体との溶解性を得るために、(メタ)アクリル系単量体混合物の10質量%以上を下記化学式1〜3のいずれかで表される化合物で構成させる。(メタ)アクリル系単量体として1種類の化合物を使用する場合は、その化合物が下記化学式1〜3のいずれかで表される化合物とする。
〔化学式1〕 H2C=CHCOO−R1−OCOHC=CH2
ただし、R1は炭素数12以下の炭化水素化合物
〔化学式2〕 H2C=CHCO−R2−OCOHC=CH2
ただし、R2は(CH2CH2O)n、n≦4で示されるポリエチレングリコール系化合物
〔化学式3〕 H2C=CHCOO−R3
ただし、R3は炭素数12以下の水酸基含有炭化水素系化合物
ポリテトラメテレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,4ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、3−メチル1,5ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、2−ブチル−2−エチルー1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、2−メチル−1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレートなど。
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレートなど。
2−ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールモノ(メタ)アクリレートなど。
非結晶性ポリエステル系重合体と1種以上の(メタ)アクリル系単量体の配合割合は、質量割合で、[非結晶性ポリエステル系重合体]:[1種以上の(メタ)アクリル系単量体]=10:90〜90:10の範囲で選定される。既重合の非結晶性ポリエステル系重合体の配合量が少なすぎると、硬化時に相対的に多くなった(メタ)アクリル系単量体の揮発量が多くなり、気泡が生じて塗膜の平滑性が劣化しやすい。逆に既重合の非結晶性ポリエステル系重合体の配合量が多すぎると塗料の粘度が上昇し、塗装工程で不具合が生じやすくなる。
(メタ)アクリル系単量体の重合には、熱ラジカル重合開始剤が使われる。酸化物系、アゾ系等の熱ラジカル重合開始剤が使用可能であるが、過酸化物系熱重合開始剤の使用が好ましい。重合開始剤は単独で用いてもよいし、2種類以上を併用して用いてもよい。ナフテン酸コバルト、ジメチルアニリン等の分解促進剤の併用も可能である。重合開始剤は、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計量100質量部に対し、0.1〜5質量部、好ましくは0.3〜3質量部の割合で配合される。重合開始剤の配合量が少ないと硬化に時間がかかり、(メタ)アクリル系単量体の揮発分が多くなり効果的でない。逆に重合開始剤の配合量が過剰だと、反応時に多量の気泡が発生し、ワキ、肌荒れ等の塗膜欠陥が生じやすくなる。
架橋剤は、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計量100質量部に対し、0.1〜20質量部、好ましくは0.5〜10質量部の割合で配合される。架橋剤の配合量が少なすぎると塗膜の強度が低下し、逆に多すぎると塗膜の柔軟性が損なわれ、また発泡の原因にもなる。架橋剤には、イソシアネート系、エポキシ系、アジリジン系、金属キレート系、メラミン樹脂系、シランカップリング剤系等があり、単独あるいは2種類以上を組み合わせて添加される。
メラミン樹脂系架橋剤としては、メチル化メラミン樹脂、ブチル化メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等が挙げられる。
シランカップリング剤系架橋剤としては、グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシラン、クロロプロピルトリメトキシシラン等がある。
加工時の衝撃付加で塗膜に生じる割れを防止するために、分子量500以上の可塑剤を塗料に配合してもよいが、本発明の対象であるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は既重合体として非結晶性ポリエステル重合体を使うことにより柔軟性が向上しているので、可塑剤を必ずしも配合させる必要はない。可塑剤を使用しない場合、可塑剤が表面にブリードすることはなく、ベタツキ性は生じない。
顔料は必要に応じて塗料に配合される。顔料には、体質顔料、無機・有機の着色顔料、防錆顔料がある。体質顔料としては、炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸バリウム等が例示される。無機着色顔料としては、チタン白、硫化亜鉛、鉛白、黄色酸化鉄、酸化クロム、亜鉛華、カーボンブラック、モリブデン赤、パーマネントレッド、ベンガラ、黄土、クロムグリーン、紺青、群青、アルミ粉末、銅合金粉末等が例示される。有機着色顔料としては、ハンザエロー、フタロシアニングリーン、フタロシアニンブルー、フラバンスロンイエロー、インダンスレンブルー等が例示される。必要に応じ防錆顔料を添加してもよい。個々の顔料は、必要とする肉持ち、防錆性能、色調に応じて単独で、あるいは2種以上を組み合わせて添加される。
充填材、酸化防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤等の添加材も、必要に応じて塗料に配合される。
各成分を配合したポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、塗布段階における粘度が0.1〜10Pa・s、好ましくは0.2〜0.5Pa・sの範囲に粘度が調整される。粘度が低すぎる塗料では塗布後硬化までに流動して均−な塗膜が得られず、粘度が高すぎる塗料では塗布時に塗りすじ等が生じ、塗腹から気泡が抜け難くなる。粘度は非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の配合比により調整できる。
上記の塗料は、種々の基体の上に塗布され、乾燥・焼付けの工程を経て厚膜タイプの塗膜となる。代表的な基体として金属板や金属箔が挙げられ、鋼板、鋼箔、アルミニウム(合金)板、アルミニウム(合金)箔、銅(合金)板、銅(合金)箔など種々のものが基体になりうる。鋼板の場合は、例えばZnめっき鋼板、Zn−Al系めっき鋼板、Zn−Al−Mg系めっき鋼板、Alめっき鋼板、ステンレス鋼板等が使用できる。これらの塗装原板は、下地金属に対する防食作用や塗膜密着性を向上させるため、適宜化成処理される。
また、上記のポリエステル変性熱重合型アクリル塗料の塗布に先立って、塗装原板を下塗り塗装してもよい。下塗り塗装では、例えば化成処理した塗装原板にアクリル変性エポキシ樹脂塗料を塗布・焼付けすることにより下塗り塗膜を形成することが好ましい。アクリル変性エポキシ樹脂塗膜は、エポキシ系やポリエステル系の下塗り塗膜に比較して良好な塗膜密着性を得る上で有利である。下塗り塗料には、必要に応じ防錆顔料を配合させたものを使用する。上記の各種めっき鋼板を塗装原板に使用し、アクリル変性エポキシ樹脂を下塗り塗装に使用する場合だと、その塗料に配合させる防錆顔料は樹脂100質量部に対し10〜30質量部とすることが効果的である。
所定組成に調整された上記のポリエステル変性熱重合型アクリル塗料を被塗装物に塗布し、乾燥・焼付け工程を経ることにより厚膜タイプでありながら柔軟性のあるポリエステル変性熱重合型アクリル塗膜が構築される。塗料の塗布には、ロールコート、カーテンコート、ダイコート、ナイフコート等が採用でき、塩化ビニル塗膜の作製と同様な条件下で厚膜塗装が可能である。このため、新たな設備を必要とすることなく、経済的である。この塗料の塗布量は、乾燥膜厚が100μm以上になるように設定される。この塗料の場合、100μm未満の膜厚では、重合開始剤の分解により発生したラジカルが空気中の酸素と結合して消失し、重合硬化不足になりやすい。塗膜厚さの上限は特に規制されないが、乾燥膜厚で概ね400μm程度以下の範囲で良好な結果が得られる。
本発明対象の非結晶性ポリエステル系重合体として東洋紡製バイロンGK680、GK890、550、BX1001、630を、比較対象の非結晶性ポリエステル系重合体として東洋紡製バイロンGK360、GK130、GK640を、同じく比較対象の結晶性ポリエステル系重合体として東洋紡製バイロンGM−440、GA−6300をそれぞれ用意した。また、比較対象のアクリル系重合体として、三菱レイヨン製ダイヤナールBR101を用意した。表1に、これら11種類の重合体の特性を示す。
〔単量体〕
前記化学式1〜3のいずれかに属する(メタ)アクリル系単量体として、
・MPDA:3−メチル−1,5ペンタンジオールジアクリレート
・HDDA:1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
・4HBA:4−ヒドロキシブチルアクリレート
を用意した。前記化学式1〜3のいずれにも属しない(メタ)アクリル系単量体として、
・LA:ラウリルアクリレート
・IBXA:イソボルニルアクリレート
・IOA:イソオクチルアクリレート
を用意した。
これらの(メタ)アクリル系単量体を組み合わせて、7種類の(メタ)アクリル系単量体混合物を調製した。表2に、各混合物における単量体の配合比を示す。
上記7種類の(メタ)アクリル系単量体混合物から選択された1種類の混合物80gをビーカーにとり、これに上記11種類の重合体から選択された1種類の重合体20gを加え、50℃に加熱して24時間撹拌し、溶解性を調べた。両者が完全に溶解した組み合わせを○、完全には溶解しなかった組み合わせを×と表示した。全ての組み合わせについて結果を表3に示す。
重合体と(メタ)アクリル系単量体との溶解混合物100質量部に対し、イソシアネート架橋剤(旭化成ケミカルズ株式会社製、K6000)10質量部、熱ラジカル重合開始剤として有機過酸化物(日本油脂株式会社社製、パーオクタO)2.0質量部、酸化チタン顔料40質量部を添加し分散混合することにより、塗料1〜6を調製した。このうち塗料1〜5は本発明例に該当するポリエステル変性熱重合型アクリル塗料であり、塗料6は比較例の熱重合アクリル塗料である。
塗料1にさらに数平均分子量2000のポリエステル系可塑剤(W−2050:大日本インキ化学工業株式会社製、W−2050)5.0質量部を添加して本発明例に該当するポリエステル変性熱重合型アクリル塗料(塗料7)を調製した。
別途、以下の方法で比較例の熱重合アクリル塗料(塗料8)を調製した。
撹拌機、温度計、窒素ガス導入管、冷却管を備えた0.2リットルの四ツ口フラスコに、(メタ)アクリル系単量体としてメタクリル酸メチル(MMA)70質量部、アクリル酸2−エチルヘキシル(2−EHA)20質量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル(2−HEA)10質量部、分子量調整剤としてn−ドデシルメルカプタン(NDM)1.2質量部を入れ、窒素ガス気流中で55℃になるまで昇温した後、加熱を停止した。次いで、重合開始剤として2,2'−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)(和光純薬株式会社製、V−70)0.06質量部を混合し、55〜110℃の温度域で温度制御をしながら部分重合させた。
基材として5%Al−Znめっき鋼板を用意し、Ni置換処理後の塗布型クロメート処理で化成処理皮膜を形成した。化成処理された塗装原板にアクリル変性エポキシ樹脂をロールコートし、220℃×100秒の加熱で乾燥膜厚5μmの下塗り塗膜を形成した。
上記の下塗り塗膜の上に、塗料1〜8をそれぞれナイフコートで塗布し、塗料1〜7については150℃×90秒の加熱により、また塗料8については200℃×120秒の加熱により、いずれも乾燥膜厚200μmの塗膜層(上層)を形成した。各塗料の粘度は0.5〜2.5Pa・sの範囲にあり、塗布および焼付けにおいて問題はなかった。
得られた各塗装鋼板から試験片を切り出し、鉛筆硬度試験、ベタツキ試験、曲げ試験、表面外観試験に供した。
鉛筆硬度試験では、JIS K5600−5−4に規定されている引っかき硬度(鉛筆法)で塗膜の表面硬度を測定した。鉛筆硬度が4B以下を合格と判定した。
ベタツキ試験では、塗膜表面を指で触り、タックのある塗膜を×(不良)、タックのない塗膜を○(良好)、若干タックが感じられる塗膜を△(やや不良)と評価し、○評価を合格と判定した。
曲げ試験では、JIS K5600−5−1に準拠して直径2mmのマンドレルでT曲げを実施した(2R曲げ)。曲げ加工終了直後、および曲げ加工終了から1日後の時点において、曲げ部外側にある塗膜を観察し、塗膜に割れが認められるものを×(不良)、割れは無いが、深いしわが認められ用途によっては問題となりうるものを△(やや不良)、割れが無く、しわが生じていないか、問題にならない程度に軽微なしわが認められるものを○(良好)と評価し、○評価を合格と判定した。
表面外観は目視により気泡の内在等による表面肌荒れが生じていないものを○(良好)、それ以外を×(不良)と評価し、○評価を合格と判定した。
結果を表4に示す。
Claims (12)
- 金属材料の表面に、下記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料を重合硬化させた塗膜を有する塗装金属材料。
(X)重量平均分子量1000〜40000、ガラス転位温度Tgが−20〜60℃、30℃における比重1.23以下の化合物からなる非結晶性ポリエステル系重合体Aと、1種以上の(メタ)アクリル系単量体Bが、A:B=10:90〜90:10の質量割合で配合され、さらに過酸化物系熱ラジカル重合開始剤および架橋剤としてポリイソシアネートが添加された塗料であって、前記(メタ)アクリル系単量体のうち10質量%以上が下記化学式1〜3のいずれかで表される化合物で構成されている、ポリエステル変性熱重合型アクリル塗料。
〔化学式1〕 H2C=CHCOO−R1−OCOHC=CH2
ただし、R1は炭素数12以下の炭化水素化合物
〔化学式2〕 H2C=CHCO−R2−OCOHC=CH2
ただし、R2は(CH2CH2O)n、2≦n≦4で示されるポリエチレングリコール系化合物
〔化学式3〕 H2C=CHCOO−R3
ただし、R3は炭素数12以下の水酸基含有炭化水素系化合物 - 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、過酸化物系熱ラジカル重合開始剤が、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計100質量部に対し、0.1〜5質量部配合されているものである請求項1に記載の塗装金属材料。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、ポリイソシアネートが、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計100質量部に対し、0.1〜20質量部配合されているものである請求項1または2に記載の塗装金属材料。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、さらに顔料が、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計100質量部に対し、0.1〜100質量部配合されているものである請求項1〜3のいずれかに記載の塗装金属材料。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、さらに可塑剤が添加されているものである請求項1〜4のいずれかに記載の塗装金属材料。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、粘度が0.1〜10Pa・sに調整されているものである請求項1〜5のいずれかに記載の塗装金属材料。
- 下記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料を基体表面に塗布し、未重合(メタ)アクリル系単量体の2質量%以上を揮発させながら重合硬化させて造膜する塗膜の製法。
(X)重量平均分子量1000〜40000、ガラス転位温度Tgが−20〜60℃、30℃における比重1.23以下の化合物からなる非結晶性ポリエステル系重合体Aと、1種以上の(メタ)アクリル系単量体Bが、A:B=10:90〜90:10の質量割合で配合され、さらに過酸化物系熱ラジカル重合開始剤および架橋剤としてポリイソシアネートが添加された塗料であって、前記(メタ)アクリル系単量体のうち10質量%以上が下記化学式1〜3のいずれかで表される化合物で構成されている、ポリエステル変性熱重合型アクリル塗料。
〔化学式1〕 H2C=CHCOO−R1−OCOHC=CH2
ただし、R1は炭素数12以下の炭化水素化合物
〔化学式2〕 H2C=CHCO−R2−OCOHC=CH2
ただし、R2は(CH2CH2O)n、2≦n≦4で示されるポリエチレングリコール系化合物
〔化学式3〕 H2C=CHCOO−R3
ただし、R3は炭素数12以下の水酸基含有炭化水素系化合物 - 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、過酸化物系熱ラジカル重合開始剤が、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計100質量部に対し、0.1〜5質量部配合されているものである請求項7に記載の塗膜の製法。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、ポリイソシアネートが、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計100質量部に対し、0.1〜20質量部配合されているものである請求項7または8に記載の塗膜の製法。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、さらに顔料が、非結晶性ポリエステル系重合体と(メタ)アクリル系単量体の合計100質量部に対し、0.1〜100質量部配合されているものである請求項7〜9のいずれかに記載の塗膜の製法。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、さらに可塑剤が添加されているものである請求項7〜10のいずれかに記載の塗膜の製法。
- 前記Xで示されるポリエステル変性熱重合型アクリル塗料は、粘度が0.1〜10Pa・sに調整されているものである請求項7〜11のいずれかに記載の塗膜の製法。
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