JP5110509B2 - 米飯加工食品用包装体及び米飯加工食品用包装袋 - Google Patents

米飯加工食品用包装体及び米飯加工食品用包装袋 Download PDF

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Description

本発明は、例えばシート状の海苔等のシート状食品と、おにぎり等の米飯加工食品とを分離した状態で包装するための米飯加工食品用包装体、及び、この米飯加工食品用包装体によって米飯加工食品を包装した米飯加工食品用包装袋に関する。
従来、おにぎり等の米飯加工食品と該米飯加工食品に巻く海苔等のシート状食品とを接触させずに包装し、米飯加工食品が食される時点でシート状食品を巻くように構成された米飯加工食品用包装袋が周知である。このような米飯加工食品用包装袋においては、米飯加工食品の水分によってシート状食品が湿気ることを防止すべく、シート状食品を米飯加工食品と隔てて収容可能な米飯加工食品用包装体が用いられる。
かかる米飯加工食品用包装体は、幅方向に分割可能な外シートと、シート状食品を介して外シートに重ね合わされ、外シートとともに幅方向に分離可能な内シートとを備え、シート状食品を囲むように外シートと内シートとがシールされるとともに、米飯加工食品を挟むように二つ折りに曲げられるものであり、米飯加工食品とシート状食品とは、内シートによって隔てて収容されることとなる。
最も一般的な米飯加工食品用包装袋では、外シートを幅方向に分割する分割手段として、外シートの長手方向に沿って配置されるカットテープが用いられる(例えば、特許文献1)。この一般的なカットテープ式の米飯加工食品用包装袋の開封手順を説明する。
まず、外シートをカットテープによって分割する。次に、米飯加工食品用包装袋の正面(概して商品の名称や絵柄等の表示が消費者の目を引く態様でなされている)に向かって左側を保持した上で、米飯加工食品用包装袋の正面に向かって右側の外シート及び内シートを摘み、右側に引っ張って取り除く。このとき、シート状食品は直接的に引っ張られないため、左側に残される。これによって、米飯加工食品及びシート状食品の右側部分が一体化する。
最後に、米飯加工食品及びシート状食品を一体化させた右側部分を保持した上で、左側の外シート及び内シートを摘み、左側に引っ張って取り除く。これによって、シート状食品及び米飯加工食品が全体的に一体化する(即ち、米飯加工食品がシート状食品に巻かれる)。
ところで、米飯加工食品用包装袋としては、外シートの分割手段としてカットテープを用いるもの以外にも、ハーフカットを用いたものが提案されている(例えば、特許文献2)。具体的には、かかるハーフカット式の米飯加工食品用包装袋においては、外シートの全長に亘って長手方向に沿うハーフカットが形成される。
かかるハーフカット式の米飯加工食品用包装袋の開封手順を説明する。基本的には、カットテープ式の米飯加工食品用包装袋と同様に、左側よりも先に右側から外シート及び内シートを取り除くのであるが、ハーフカットは、不測の衝撃によって破断することのないよう形成される場合が多いため、単純に左右に引っ張ったのではうまく外シートを分割することができない。従って、ハーフカットに対して局所的に力を作用させる必要がある。
特許文献2の米飯加工食品用包装袋であれば、米飯加工食品用包装袋の上部に対して引っ張り力を作用させる。具体的には、米飯加工食品用包装袋の左側を保持した上で、米飯加工食品用包装袋の右側上端部を摘み、右側若しくは右側下方に引っ張る。すると、ハーフカットの上端部に大きな引張り力が集中的に作用し、この部分からハーフカットが裂け始める。
そのまま斜め下方に向かって引っ張り力を作用させ続けると、ハーフカットの上端部から始まった開裂が下方まで伝播し、右側の外シート及び内シートが左側と分離(若しくは、分裂)して取り除かれる。このとき、シート状食品は左側の外シート及び内シートに挟まれた状態で間接的に保持されているため、取り除かれることなく残される。これによって、米飯加工食品及びシート状食品の右側部分が一体化する。
最後に、米飯加工食品及びシート状食品を一体化させた右側部分を保持した上で、左側の外シート及び内シートを摘み、左側に引っ張って取り除く。これによって、シート状食品及び米飯加工食品が全体的に一体化する。
かかるハーフカット式の米飯加工食品用包装袋であれば、外シートを分割する動作と、米飯加工食品及びシート状食品を一体化しつつ外シート及び内シートを取り除く動作とを集約して一連の動作で簡単に行うことができる。しかも、カットテープ等必要となる部品の点数を減らすこともできる。
特開2006−264757号公報 特開2007−6761号公報
ところで、上述のような従来の米飯加工食品用包装体は、外シート及び内シートが幅方向中央部を中心として左右対称に形成されるものである。また、米飯加工食品用包装体は、米飯加工食品を挟むように折り曲げられると幅方向に沿う曲げ部が形成されるものであり、シート状食品もこの曲げ部において曲げられる。
そのような米飯加工食品用包装袋に対して上述した一般的な開封手順で開封を行うと、最初、米飯加工食品とシート状食品とが内シートによって隔てられて完全に分離している状態から、右側の外シート及び内シートが引っ張られることとなる。従って、シート状食品に作用する力をコントロールしにくく、不測の力が作用して、特に、曲げ部においてシート状食品が破れてしまうおそれがある。
その具体的な原因としては、例えば次のようなことが考えられる。まず、右側の外シート及び内シートを取り除く際には、外シート及び内シートは相対変位しない状態で一体的に引き抜かれる一方、シート状食品はその間に挟み込まれた状態で相対変位するため、シート状食品が引きちぎられる状況が起こり得る。特に、外シート及び内シートを上述のように斜め下方に引っ張った場合や、斜め上方に引っ張った場合には、シート状食品が無理に折り曲げられることとなり、シート状食品が一層破れやすい。
そこで、本発明は、米飯加工食品用包装袋を開封するに当たり、シート状食品が破れてしまうのを好適に防止することのできる米飯加工食品用包装体及び米飯加工食品用包装袋を提供することを目的とする。
本発明に係る米飯加工食品用包装体は、幅方向に分割可能な外シートと、シート状食品を介して外シートに重ね合わされ、外シートとともに幅方向に分離可能な内シートとを備え、シート状食品を囲むように外シートと内シートとがシールされるとともに、米飯加工食品を挟むように折り曲げられる米飯加工食品用包装体であって、内シート前記米飯加工食品を挟むように折り曲げられると幅方向に沿う曲げ部が形成される長手方向部位は、その他の長手方向部位よりも幅方向一端部側に偏った幅方向一端側部位で分離するよう構成され、前記内シートのその他の長手方向部位は、幅方向中央部で分離するよう構成されていることを特徴とする。
上記構成からなる米飯加工食品用包装体によれば、完成した米飯加工食品用包装袋の右側から先に外シート及び内シートを取り除く一般的な方法で開封する場合、右側の外シート及び内シートを引っ張った際に、曲げ部においてシート状食品に作用する力を従来のものに比べて小さくすることができる。
また、外シートには、幅方向に分割可能とすべく、長手方向に沿ってハーフカットが形成される構成が好ましい。
かかる外シートがハーフカット式の米飯加工食品用包装体であれば、内シートを幅方向一端部側に偏った幅方向一端側部位で分離させることでシート状食品を破れにくくすることができるという効果を発揮させつつも、開封動作が簡単であるというハーフカット式の米飯加工食品用包装体の利点を活かすことができる。
また、内シートの前記曲げ部が形成される長手方向部位における幅方向一端側部位には、内シートを幅方向一方側及び他方側に隔てる切れ目が存在し、該切れ目によって画成される舌状部位が形成され、該切れ目を覆う被覆部が設けられる構成が好ましい。
従って、内シートを切れ目の位置で確実に分離させることができる。ただし、内シートに切れ目が存在すると、切れ目位置では微視的には米飯加工食品とシート状食品とが隔てられていないため、米飯加工食品によってシート状食品が湿気てしまうおそれがある。その点、上記米飯加工食品用包装体であれば、切れ目を覆うように被覆部が設けられるため、米飯加工食品の湿気がシート状食品に到達することを阻止でき、シート状食品が湿気てしまうことを好適に防止できる。
また、内シートは、単一のシート体で構成され、前記切れ目は、内シートに形成された切り込みとして設けられるとともに、少なくとも前記その他の長手方向部位には、長手方向に沿ってハーフカットが形成される構成が好ましい。
従って、前記切れ目を除いて内シートの表側と裏側とが連通するような部分が存在しなくなり、シート状食品の湿気が米飯加工食品に到達し得る可能性を小さく抑えつつも、切り込みの位置で内シートを確実に分離させることが可能となる。
また、外シートと内シートとの間には、少なくとも前記曲げ部が形成される長手方向部位で且つ少なくともシート状食品の幅方向一端縁部に対応する部位に、外シートと内シートとを離間した状態に維持する離間部が備えられる構成が好ましい。
このようにすれば、曲げ部におけるシート状食品の幅方向一端縁部の近傍には、離間部の厚み分の隙間が確保される。そして、右側の外シート及び内シートを取り除く際にシート状食品が外シート及び内シートに挟まれ得る状態となったとしても、離間部は、外シート及び内シートに対する引っ張り力をシート状食品に作用させにくくするように機能する。このため、シート状食品が破れてしまうことを有効に防止できる。
また、離間部は、外シート及び内シートの少なくとも幅方向一端部に長手方向に沿って介装されるテープ状の離間部材によって構成されるものが好ましい。
このようにすれば、テープ状の離間部材が有する長さの範囲に亘って離間部材の厚み分の隙間を確保することができる。
また、米飯加工食品用包装袋としては、上記米飯加工食品用包装体によって米飯加工食品が包装された米飯加工食品用包装袋であって、米飯加工食品は、その底部を内シートの前記曲げ部が形成される長手方向部位に対応させて配置される構成が好ましい。
米飯加工食品用包装袋は、米飯加工食品の底部の形状に応じて曲げ部が形成されるものであるため、米飯加工食品の底部を内シートの長手方向部位に対応させて配置することで、開封の際にシート状食品が破れにくい米飯加工食品用包装袋を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、米飯加工食品用包装袋を開封するに当たり、シート状食品が破れてしまうのを好適に防止することができる。
以下に、本発明に係る米飯加工食品用包装体及び米飯加工食品用包装袋の実施形態について、図面に基づいて説明する。
米飯加工食品用包装袋1は、図1に示すように、おにぎり等の米飯加工食品3と該米飯加工食品3に巻く海苔等のシート状食品4とを接触させずに包装するものである。かかる米飯加工食品用包装袋1に用いられる米飯加工食品用包装体2は、図2及び図3に示すように、二つ折りに畳んだ状態で米飯加工食品3を包み込める大きさの長方形状の外シート(若しくは、表フィルム)10と、シート状食品4を介して外シート10に重ね合わされる内シート(若しくは、裏フィルム)20とを備え、シート状食品4を囲むように外シート10と内シート20とがシールされる。なお、米飯加工食品3には、三角形状や樽形状などに握られた各種おにぎりの他、鮨なども含まれる。また、シート状食品4には、シート状の海苔の他、畳鰯なども含まれる。
この米飯加工食品用包装体2は、米飯加工食品用包装袋1として完成させるべく、米飯加工食品3を挟むように折り曲げられ、図1に示すように、幅方向に沿う曲げ部Bが形成される。即ち、曲げ部Bは、米飯加工食品3を包装した際に該米飯加工食品3の底部3aに対応する部位に形成される。また、米飯加工食品用包装体2は、長手方向両端部2a,2a同士を重ね合わせるように二つ折りに曲げられるため、前記曲げ部Bが形成される部位は、外シート10及び内シート20の長手方向中央部位2bとなる。なお、以下、原則として、外シート10、内シート20及びシート状食品4に基づいて長手方向及び幅方向を定めるものとするが、紛らわしいと考えられる場合には、米飯加工食品用包装体2(若しくは、外シート10、内シート20及びシート状食品4)の長手方向を縦方向、幅方向を横方向と表現することがある。
図2に示すように、外シート10には、幅方向に分割可能とすべく、長手方向に沿ってハーフカット11が形成される。ハーフカット11は、外シート10の長手方向一端縁から他端縁にかけて(具体的には、全長に亘って)形成される。また、ハーフカット11は、外シート10の幅方向中央部に形成される。従って、幅方向から引っ張り力が加えられると、外シート10は、左右に二分される態様で分割される。
外シート10の長手方向端縁部のうち、ハーフカット11の端部11aが位置する部位には、切欠12が形成される。即ち、ハーフカット11の端部11aが切欠12の中に位置するように構成される。具体的には、切欠12は、湾曲形状を有する。これにより、外シート10に幅方向から引っ張り力が加えられた際には、その引っ張り力をハーフカット11の端部11aに集中的に作用させることができる。ただし、切欠12は、V字形状を有するものであってもよく、また、外シート10には切欠12が設けられないものであってもよい。
図3及び図4に示すように、内シート20は、前記曲げ部Bに対応する長手方向中央部位2bにおいて、その他の長手方向部位(即ち、長手方向両側部位2c,2c)よりも幅方向一端部2d側に偏った幅方向一端側部位2eで分離するよう構成される。即ち、内シート20が分離する際の境界となる境界Lのうち、前記長手方向中央部位2bにおける部分(以下、境界の長手方向中央部位における部分)Lbは、その他の長手方向両側部位2c,2cよりも幅方向一端部2d側に偏った前記幅方向一端側部位2eに設定されることとなる。
具体的には、長手方向中央部位2bの幅方向一端側部位2eには、内シート20を幅方向一方側及び他方側に隔てる切れ目21が存在する。従って、前記内シート20は、長手方向中央部位2bにおいては、前記切れ目21を境界に幅方向の一方側及び他方側に分離する。即ち、前記境界Lの長手方向中央部位2bにおける部分Lbは、切れ目21によって構成される。
前記切れ目21は、長手方向の所定長さ範囲に亘って形成される。具体的には、前記切れ目21は、長手方向に沿う縦部21aと、該縦部21aの両端部から幅方向他方側に向かって延びる横部21bとを備える。縦部21aは、中央部ほど幅方向一端縁側に膨出する湾曲形状に形成される。また、横部21bは、縦部21aの両端部から内シート20の幅方向中央部2fに向かって延びるように形成される。具体的には、横部21bは、幅方向に沿って設けられる。従って、内シート20には、切れ目21によって画成される舌状部位23が形成される。
また、内シート20は、単一のシート体で構成される。そして、前記長手方向中央部位2bに存在する切れ目21は、内シート20に形成された切り込みとして設けられる。
また、内シート20には、長手方向に沿ってハーフカット22が形成される。ハーフカット22は、内シート20の長手方向一端縁から他端縁にかけて(具体的には、全長に亘って)形成される。また、ハーフカット22は、内シート20の幅方向中央部2fに形成される。従って、幅方向から引っ張り力が加えられると、内シート20は、全体として見た場合に左右に二分される態様で分割される。
具体的には、前記切れ目21は、前記内シート20の幅方向中央部2fに形成されるハーフカット22を超える位置まで形成される。これにより、内シート20は、長手方向両側部位2c,2cのハーフカット22から長手方向中央部位2bの切れ目21に至るように延びる境界Lに沿って分離することとなる。即ち、前記境界Lの長手方向両側部位2cにおける部分Laは、ハーフカット22によって構成される。ただし、前記切れ目21は、ハーフカット22と同位置(即ち、ハーフカット22と接続する位置)まで形成されるものであってもよい。また、ハーフカット22の開裂が切れ目21に誘導されるものであれば、ハーフカット22と切れ目21とが接続していないものであってもよい。
また、内シート20の長手方向両端部2a,2aのうち、ハーフカット22の端部22aが位置する部位には、切欠24が形成される。即ち、ハーフカット22の端部22aが切欠24の中に位置するように構成される。具体的には、切欠24は、湾曲形状を有する。これにより、内シート20に幅方向から引っ張り力が加えられた際には、その引っ張り力をハーフカット22の端部22aに集中的に作用させることができる。ただし、切欠24は、V字形状を有するものであってもよく、また、切欠が設けられないものであってもよい。
また、米飯加工食品用包装体2には、前記切れ目21を覆う被覆部30が設けられる。具体的には、切れ目21は、被覆部材31によって覆われる。被覆部材31は、横方向一端部31aが切れ目21よりも幅方向(若しくは、横方向)一端部側に至るように配置される。被覆部材31は、内シート20のうち前記境界Lより幅方向他方側の部分26に対してのみ固定され、境界Lより横方向一方側の部分25に対しては固定されない。
具体的には、被覆部材31は、横方向他端部31bを熱融着や接着等によって内シート20に固定される。また、被覆部材31は、左側部分を内シート20のうち横方向他方側の部分26に弱く熱融着される。この弱熱融着部を31cで示す。なお、被覆部材31は、内シート20の裏側に配置されるものであるが、表側であってもよい。ここで、内シート20の有する面のうち、シート状食品4と対向する側を表側、米飯加工食品3と対向する側を裏側とする。
被覆部材31は、前記切れ目21を覆うべく、該切れ目21の長手方向(若しくは、縦方向)寸法よりも大きい幅(即ち、縦方向寸法)を有する。具体的には、切れ目21の横方向両端縁間間隔(即ち、縦方向間隔)よりも大きい幅寸法(即ち、縦方向寸法)を有する。このように、被覆部材31は、前記舌状部位23よりも大きく形成される。
また、外シート10と内シート20との間には、長手方向中央部位2bで且つシート状食品4の幅方向一端縁部4aに対応する部位に、一対のシート(即ち、外シート及び内シート)10,20同士を離間した状態に維持する離間部40が備えられる。具体的には、離間部40は、シート状食品4の幅方向両端縁部4a,4bに対応して一対配置される。これにより、図4に示されるように、外シート10と内シート20とは、シート状食品4の幅方向一端縁部4aに対応する部分において、互いに密接しないよう離間され、シート状食品4の幅方向両端縁部4a,4bを収容する隙間(空間)Sが大きく確保される。
具体的には、離間部40は、外シート10と内シート20との間に介装される離間部材41によって構成される。離間部材41は、長尺なテープ状を有する。また、離間部材41は、外シート10の幅方向両端部10a,10b、及び、内シート20の幅方向両端部20a,20bにおいて、それぞれ重なり合うように二つずつ設けられ、各離間部材41は、それぞれ外シート10及び内シート20に弱く熱融着される。なお、この弱熱融着部を42で示す。離間部材41は、少なくともシート状食品4の全長に対応する長さ、好ましくは、米飯加工食品用包装体2の全長に対応する長さを有する。さらに具体的には、前記離間部材41は、前記シート状食品4の幅よりも大きい間隔をおいて配置される。従って、前記シート状食品4の幅方向両端縁部4a,4bは、離間部材41の幅方向端縁41a,41bと対向する状態となる。
なお、離間部材41は、外シート10及び内シート20の原反を長手方向に繰り出しつつ接合する方法と同様に、離間部材41の原反を繰り出しつつこれら一対のシート10,20に接合する方法によって形成されるものである。
そして、上記構成からなる外シート10及び内シート20が間にシート状食品4を挟んで重ね合わされ、外周部分がヒートシールなどによって帯状にシールされることにより(網点で図示する。)、シート状食品4が密封される。外シート10、内シート20及びシート状食品4は、それぞれの長手方向中央部及び幅方向中央部を概ね一致させて配置される。なお、外シート10及び内シート20の外周部分であっても、各ハーフカット11,22と交差する部分はシールされない。
次に、上記構成からなる米飯加工食品用包装体2を用いて米飯加工食品3を包装し、米飯加工食品用包装袋1とする態様について説明する。まず、米飯加工食品用包装体2の内シート20における被覆部材31の上に、米飯加工食品3を載置する。次に、幅方向に沿う曲げ部Bが形成されるように、米飯加工食品用包装体2を長手方向に二つ折りにする。そして、二つ折りにした際に対向することとなった米飯加工食品用包装体2の幅方向両端縁部同士をシールし、長手方向両端部2a,2a同士をシールする。すると、図1に示すような正面視四角形状の米飯加工食品用包装袋1が完成する。
次に、上記構成からなる米飯加工食品用包装袋1の開封手順について、図5に基づいて説明する。まず、図5(A)に示すように、米飯加工食品用包装袋1の正面(概して商品の名称や絵柄等の表示が消費者の目を引く態様でなされている)に向かって右側上端部1aを右手で、左側上端部1bを左手で保持する。
次に、まず、米飯加工食品用包装袋1の左側を左手で保持しつつ左側上端部1bを摘んだ上で、米飯加工食品用包装袋1の右側上端部1aを右手で摘み、右側若しくは右側下方に引っ張る。すると、ハーフカット11,22の上端部に大きな引張り力が集中的に作用し、この部分からハーフカット11,22が裂け始める。ここで、米飯加工食品用包装袋1におけるハーフカット11,22の上端部とは、外シート10のハーフカット11の両端部11a,11a及び内シート20のハーフカット22の両端部22a,22aが該当する。
そのまま斜め下方に向かって引っ張り力を作用させ続けると、右側の外シート10及び内シート20が左側と分離していく。このとき、外シート10及び内シート20の間に配置されたシート状食品4は、左側の外シート10及び内シート20に挟まれた状態で間接的に保持されているため、取り除かれることなく残される。やがて、ハーフカット11,22の上端部から始まった開裂が下方まで伝播し、米飯加工食品用包装袋1の下方部分に位置する切れ目21に到達する。
ここまでは一連の動作として行われるため、ハーフカット11,22の開裂が米飯加工食品用包装袋1の下部に到達した際には、引っ張り力は右斜め下方に向いている。従って、外シート10は右斜め下方に取り除かれる。一方、内シート20も右斜め下方に取り除かれるのであるが、シート状食品4の曲げ部Bが形成される長手方向部位においては、内シート20は、幅方向一端側部位(即ち、切れ目21)で分離する。このため、図5(B)に示すように、曲げ部Bが形成される長手方向部位においては、内シート20の大部分(即ち、前記舌状部位23)は、外シート10及び内シート20を分離した際に残される左側部分とともに残される。このようにして、米飯加工食品3とシート状食品4とが、米飯加工食品3の底部3aの右側部分を除いて一体化される。
最後に、シート状食品4と一体化された米飯加工食品3の右側を右手で保持し、左側の外シート10及び内シート20を左側に引き抜く。このようにして、米飯加工食品3とシート状食品4とが全体的に一体化される。
以上のように、本実施形態に係る米飯加工食品用包装体2及び米飯加工食品用包装袋1によれば、米飯加工食品用包装袋1を開封するに当たり、シート状食品4が破れてしまうのを好適に防止することができる。
即ち、上記米飯加工食品用包装体2においては、内シート20は、米飯加工食品3を挟むように折り曲げられると幅方向に沿う曲げ部Bが形成される長手方向部位2bにおいて、その他の長手方向部位2cよりも幅方向一端部2d側に偏った幅方向一端側部位2eで分離するよう構成される。
従って、完成した米飯加工食品用包装袋1の右側から先に外シート10及び内シート20を取り除く一般的な方法で開封する場合、右側の外シート10及び内シート20を引っ張った際に、曲げ部Bにおいてシート状食品4に作用する力を従来のものに比べて小さくすることができる。
具体的には、内シート20の舌状部位23が左側部分とともに残されるため、右側の外シート10及び内シート20を取り除く際には、シート状食品4の長手方向中央部且つ幅方向端縁部においては、シート状食品4と内シート20とは相対変位しない。従って、シート状食品4は、外シート10と内シート20とに挟まれた状態で引っ張られないか、若しくは引っ張られにくくなり、シート状食品4が破断するのを防止することができる。
また、上記米飯加工食品用包装体2においては、外シート10には、幅方向に分割可能とすべく、長手方向に沿ってハーフカット11が形成される。従って、内シート20を幅方向一端部2d側に偏った幅方向一端側部位2eで分離させることでシート状食品4を破れにくくすることができるという効果を発揮させつつも、開封動作が簡単であるというハーフカット式の米飯加工食品用包装体2の利点を活かすことができる。
また、上記米飯加工食品用包装体2は、内シート20の前記曲げ部Bが形成される長手方向部位2bにおける幅方向一端側部位2eには、内シート20を幅方向一方側及び他方側に隔てる切れ目21が存在し、該切れ目21を覆う被覆部30が設けられる。
従って、内シート20を切れ目21の位置で確実に分離させることができる。ただし、内シート20に切れ目21が存在すると、切れ目21位置では微視的には米飯加工食品3とシート状食品4とが隔てられていないため、米飯加工食品3によってシート状食品4が湿気てしまうおそれがある。その点、上記米飯加工食品用包装体2であれば、切れ目21を覆うように被覆部30が設けられるため、米飯加工食品3の湿気がシート状食品4に到達することを阻止でき、シート状食品4が湿気てしまうことを好適に防止できる。
また、上記米飯加工食品用包装体2は、内シート20が単一のシート体で構成され、前記切れ目21は、内シート20に形成された切り込みとして設けられるとともに、少なくとも前記その他の長手方向部位2cには、長手方向に沿ってハーフカット22が形成される。
従って、前記切れ目21を除いて内シート20の表側と裏側とが連通するような部分が存在しなくなり、シート状食品4の湿気が米飯加工食品3に到達し得る可能性を小さく抑えつつも、切り込みの位置で内シートを確実に分離させることが可能となる。
また、上記米飯加工食品用包装体2においては、外シート10と内シート20との間には、少なくとも前記曲げ部Bが形成される長手方向部位2bで且つ少なくともシート状食品4の幅方向一端縁部4aに対応する部位に、外シート10と内シート20とを離間した状態に維持する離間部40が備えられる。
従って、曲げ部Bにおけるシート状食品4の幅方向端縁部4aの近傍には、離間部40の厚み分の隙間Sが確保される。そして、右側の外シート10及び内シート20を取り除く際にシート状食品4が外シート10及び内シート20に挟まれ得る状態となったとしても、離間部40は、外シート10及び内シート20に対する引っ張り力をシート状食品4に作用させにくくするように機能する。このため、シート状食品4が破れてしまうことを有効に防止できる。
また、上記米飯加工食品用包装体2においては、離間部40は、外シート10及び内シート20の少なくとも幅方向一端部に長手方向に沿って介装されるテープ状の離間部材41によって構成される。従って、テープ状の離間部材41が有する長さの範囲に亘って該離間部材41の厚み分の隙間Sを確保することができる。
また、離間部材41が米飯加工食品用包装体2の全長に対応する長さを有するものであるため、外シート10及び内シート20の原反を長手方向に繰り出しつつ接合していく一連の製造工程に、テープ状の離間部材41の原反を繰り出しつつ接合する工程を加えればよく、製造が容易となる。
また、米飯加工食品用包装袋1においては、米飯加工食品3は、その底部3aを内シート20の前記曲げ部Bが形成される長手方向部位2bに対応させて配置されるものである。ここで、米飯加工食品用包装袋1は、米飯加工食品3の底部3aの形状に応じて曲げ部Bが形成されるものであるため、このようにすることで、開封の際にシート状食品4が破れにくい米飯加工食品用包装袋1を得ることができる。
なお、本発明に係る米飯加工食品用包装体及び米飯加工食品用包装袋は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態に係る米飯加工食品用包装袋1は、米飯加工食品用包装体2を二つ折りに折り曲げて正面視四角形状に完成されるものであったが、これに限定されるものではなく、三角形状の米飯加工食品3の形状に合わせて折り曲げて三角形状に完成されるものであってもよい。
また、上記実施形態に係る米飯加工食品用包装体2は、前記切れ目21が切り込みとして設けられるとして説明したが、これ以外にも、前記切れ目21がミシン目として設けられるものであってもよい。また、内シート20を別々のシート体によって構成し、これらシート体の端縁同士を対向させて(即ち、付き合わて)配置することにより、内シート20に切れ目21が存在する構成としたものであってもよい。
また、上記実施形態に係る米飯加工食品用包装体2は、内シート20の曲げ部Bとなる前記長手方向中央部位2bの幅方向一端側部位に切れ目21が存在するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、切れ目21に代えてハーフカットが設けられるものであってもよい。かかる構成であれば、上述のような被覆部が不要となる。具体的には、図6(A)に示す米飯加工食品用包装体102のように、内シート120の長手方向一端部から他端部に及ぶハーフカット122が設けられるものであってもよい。この場合、前記内シート120が分離する際の境界L’は、ハーフカット122によって画成されることとなる。
また、上記実施形態では、前記境界Lの長手方向中央部位2bにおける部分Lbは、該部分Lbの長手方向両端部から内シート20の幅方向中央部に向かう部分が幅方向に沿うように設けられるもの(具体的には、切れ目21の横部21bが幅方向に沿って形成されるもの)として説明したが、これに限定されるものではなく、境界L’は、図6(A)にハーフカット122を用いて例示されるように、境界L’の長手方向中央部位2bにおける部分L’bは、該部分L’bの長手方向両端部から幅方向中央部に向かう部分が幅方向に傾斜して設けられるものであってもよい。
また、内シート20は、曲げ部Bが形成される長手方向部位において幅方向一端側部位2eで分離するよう構成されるものであればよい。例えば、図6(B)に示すように、内シート220は、端縁部225a,226a同士を重ね合わせて配置される構成される一対のシート体225,226によって構成されるものであってもよい。この場合の境界L”は、一対のシート体225,226の端縁部225a,226aの重ね合わせ部分となる。
かかる米飯加工食品用包装体202は、一方のシート体225は、幅方向一方側に凹む凹部225bを曲げ部Bが形成される長手方向部位2bに有するとともに、他方のシート体226は、幅方向一方側に突出する凸部226bを曲げ部Bが形成される長手方向部位2bに有するものであってもよい。好ましくは、かかる凹部225b及び凸部226bのうちいずれか一方が他方より大きく形成され、しかも、大きく形成される方を有するシート体が小さく形成される方を有するシート体よりもシート状食品4に近い側に配置される。図5(B)に示す米飯加工食品用包装体2では、左側のシート体226の凸部226bが右側のシート体225の凹部225bよりも大きく形成され、左側のシート体226が右側のシート体225よりもシート状食品4に近い側に配置される。
また、上記実施形態においては、米飯加工食品用包装袋1は、右側下方に引っ張り力を加えることで上部から下部に開封するものであったが、下部に開封開始手段が設けられ、右側上方に引っ張り力を加えることで下部から上部に開封する米飯加工食品用包装袋であってもよい。
このような米飯加工食品用包装袋であっても、開封の際に曲げ部に不測の力が作用してシート状食品が破れてしまうおそれがある。特に、開封の際に右側の外シート及び内シートを真っ直ぐ右側に引っ張ることができない場合には、シート状食品が破れてしまう可能性が高まる。例えば上端部がヒートシールされている場合などには、外シートを完全に分割することができず、上端部が繋がったままの状態となり、右側の外シート及び内シートを真っ直ぐ右側に引っ張ることができない状況が考えられる。このため、かかる米飯加工食品用包装体若しくは米飯加工食品用包装袋に対しても、本発明の構成は有効である。
また、ハーフカットは、米飯加工食品用包装袋の搬送中や消費者が手に取った際に加えられる衝撃によって破断してしまうことを懸念して比較的浅めに形成される場合があるが、浅めに形成されると内シートが分離しにくいものとなってしまう場合もある。その点、下方から開封する米飯加工食品用包装袋では、切れ目をきっかけとしてハーフカットを容易に破断させる構成を採用することもできる。
さらに、本発明の構成は、外シート10の分割手段としてハーフカット11が形成された米飯加工食品用包装体2若しくは米飯加工食品用包装袋1に限らず、カットテープが設けられたもの等であっても同様に有効である。即ち、カットテープが設けられたものであっても、カットテープに対応する位置にヒートシールが形成されたりテープが貼着されることなどによって、外シートを完全に分割することができない場合がある。
また、上記実施形態においては、曲げ部Bが形成される長手方向部位は長手方向中央部位2bであるとして説明したが、曲げ部は、米飯加工食品用包装体が折り曲げられる部分(若しくは、米飯加工食品が配置される位置)に応じて変動するものであり、従って、曲げ部が形成される長手方向部位は長手方向中央部位に限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、被覆部30が被覆部材31を用いて構成されるものであったが、この他にも、例えば、内シートの長手方向中央部を幅方向他端側に突出させて形成し、これを折り返したものであってもよい。同様に、上記実施形態においては、離間部40が離間部材41によって構成されるものであったが、この他にも、例えば、外シート及び/又は内シートを幅広に形成し、その幅方向端部を折り返して構成されるものであってもよい。
そして、上記離間部40は、米飯加工食品用包装体2の幅方向両端部に設けられるものであったが、シート状食品4の幅方向一端縁部4aに対応する部位(即ち、米飯加工食品用包装体2の幅方向一端部)のみに設けられるものであってもよい。また、上記離間部材41は、米飯加工食品用包装体2の幅方向両端部にそれぞれ二つずつ設けられるものであったが、離間部材41の個数は適宜変更可能であり、例えば一つのみ設けられるものであってもよい。
また、上記実施形態においては、被覆部30が内シート20の幅方向他端部から切れ目21よりも幅方向一端部側にまで至る程度の長さを有するものとして説明したが、図7に示すように、米飯加工食品用包装体302は、被覆部330がより長く形成され、折り返し端部331が切れ目321よりも幅方向一端部側に位置するように被覆部330を幅方向他端部側に折り返して構成され、しかも、米飯加工食品3が被覆部330の幅方向他端部側に折り返された部分の上に載置されるものであってもよい。このようにすれば、左側の外シート310及び内シート320を摘み左側に引っ張って取り除く際に、同時に引き抜かれる被覆部330によって米飯加工食品3が割れること等を防止できる。即ち、外シート310及び内シート320を左側に引っ張ると、被覆部330が米飯加工食品3の底部3aから剥離する態様で取り除かれるため、米飯加工食品3に引っ張り力が作用しにくくすることができる。
本発明の一実施形態に係る米飯加工食品用包装体を用いて完成された米飯加工食品用包装袋の斜視図を示す。 同実施形態に係る米飯加工食品用包装体の分解斜視図を示す。 同実施形態に係る米飯加工食品用包装体を内シート側から見た平面図を示す。 同実施形態に係る米飯加工食品用包装体のX−X線断面図を示す。 同実施形態に係る米飯加工食品用包装体を用いて完成された米飯加工食品用包装袋を開封する手順を示す斜視図であって、(A)は開封前の状態、(B)は右側の外シート及び内シートを取り除いた状態を示す。 (A)は本発明のその他の実施形態に係る米飯加工食品用包装体を内シート側から見た平面図を示し、(B)は本発明のさらにその他の実施形態に係る米飯加工食品用包装体を内シート側から見た平面図を示す。 本発明のさらにその他の実施形態に係る米飯加工食品用包装体を示す断面図であって、(A)は開封前の状態、(B)は右側の外シート及び内シートを取り除いた状態、(C)は左側の外シート及び内シートを取り除いている状態を示す。
符号の説明
1…米飯加工食品用包装袋、1a…右側上端部、1b…左側上端部、2…米飯加工食品用包装体、2a…長手方向端部、2b…長手方向中央部位、2c…長手方向両側部位、2d…幅方向一端部、2e…幅方向一端側部位、2f…幅方向中央部、3…米飯加工食品、3a…底部、4…シート状食品、4a…幅方向端縁部、4b…幅方向端縁部、10…外シート、10a,10b…幅方向両端部、11…ハーフカット、11a…ハーフカットの端部、12…切欠、20…内シート、20a,20b…幅方向両端部、21…切れ目、21a…縦部、21b…横部、22…ハーフカット、22a…ハーフカットの端部、23…舌状部位、24…切欠、25…横方向一方側の部分、26…幅方向他方側の部分、30…被覆部、31…被覆部材、31a…横方向一端部、31b…横方向他端部、31c…弱熱融着部、40…離間部、41…離間部材、41a,41b…幅方向端縁、102…米飯加工食品用包装体、120…内シート、122…ハーフカット、202…米飯加工食品用包装体、220…内シート、225…シート体、225a…端縁部、225b…凹部、226…シート体、226a…端縁部、226b…凸部、310…外シート、320…内シート、321…切れ目、330…被覆部、331…折り返し端部、B…曲げ部、L…境界、La…境界の長手方向中央部位における部分、Lb…境界の長手方向両側部位における部分、L’…境界、L’b…境界の長手方向両側部位における部分、L”…境界、S…隙間

Claims (7)

  1. 幅方向に分割可能な外シートと、シート状食品を介して外シートに重ね合わされ、外シートとともに幅方向に分離可能な内シートとを備え、シート状食品を囲むように外シートと内シートとがシールされるとともに、米飯加工食品を挟むように折り曲げられる米飯加工食品用包装体であって、
    内シート前記米飯加工食品を挟むように折り曲げられると幅方向に沿う曲げ部が形成される長手方向部位は、その他の長手方向部位よりも幅方向一端部側に偏った幅方向一端側部位で分離するよう構成され、
    前記内シートのその他の長手方向部位は、幅方向中央部で分離するよう構成されていることを特徴とする米飯加工食品用包装体。
  2. 外シートには、幅方向に分割可能とすべく、長手方向に沿ってハーフカットが形成されることを特徴とする請求項1に記載の米飯加工食品用包装体。
  3. 内シートの前記曲げ部が形成される長手方向部位における幅方向一端側部位には、内シートを幅方向一方側及び他方側に隔てる切れ目が存在し、該切れ目によって画成される舌状部位が形成され、
    該切れ目を覆う被覆部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の米飯加工食品用包装体。
  4. 内シートは、単一のシート体で構成され、
    前記切れ目は、内シートに形成された切り込みとして設けられるとともに、
    少なくとも前記その他の長手方向部位には、長手方向に沿ってハーフカットが形成されることを特徴とする請求項3に記載の米飯加工食品用包装体。
  5. 外シートと内シートとの間には、少なくとも前記曲げ部が形成される長手方向部位で且つ少なくともシート状食品の幅方向一端縁部に対応する部位に、外シートと内シートとを離間した状態に維持する離間部が備えられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の米飯加工食品用包装体。
  6. 離間部は、外シート及び内シートの少なくとも幅方向一端部に長手方向に沿って介装されるテープ状の離間部材によって構成されることを特徴とする請求項5に記載の米飯加工食品用包装体。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載された米飯加工食品用包装体によって米飯加工食品が包装された米飯加工食品用包装袋であって、
    米飯加工食品は、その底部を内シートの前記曲げ部が形成される長手方向部位に対応させて配置されることを特徴とする米飯加工食品用包装袋。
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