JP5107272B2 - 温度補償回路 - Google Patents

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Description

本発明は、温度補償回路に関し、例えば、無線通信機に使用されるものである。
無線通信機において、特に送信系のパワーアンプ(高周波電力増幅器)では、温度補償が必要となる。
一般的に、エミッタ接地アンプのゲインに関する温度特性をフラットにしたい場合は、アンプに流れる電流をPTAT(Proportional to Absolute Temperature)電流、即ち絶対温度に比例する温度特性を有する電流にする。これにより、ゲインの温度特性は理論上はフラットになるといわれている。このため、この手法はエミッタ接地アンプにおいてよく用いられる温度補償手法の一つである。
しかし高周波信号では、実際にはアンプの温度特性は、高温においてゲイン低下という現象が起こる。その理由として、トランジスタのFt(遮断周波数)やメタルの抵抗値増加等、様々な要因が重なってゲインの低下が起きていると考えられる。この結果、従来は高温におけるゲインの温度補償が不十分であった。
特許文献1に開示された技術によれば、信号ラインをダイオードでクランプし、そのダイオードに流れる電流を調整することにより高温時でのゲイン低下を防止している。しかし、高周波信号を処理する回路においては、ダイオードにより生じる損失が大きいので不向きである。このため、この従来技術によっても高温時におけるゲインの低下を防ぐことはできなかった。
そのため、高温におけるゲインの温度補償を行うことが可能な温度補償回路の提供が待望される。特に、ゲインの低下は様々な要因に起因すると考えられるため、温度補償の微調整が可能な温度補償回路の提供が待望される。
特開2005−2941号公報
本発明は、高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことが可能で、且つ、温度補償の微調整が可能な温度補償回路を提供することを目的とする。
本発明の一の態様は例えば、所定温度に到達するまでの低温領域では、絶対温度に比例して増加する電流値を有し、前記所定温度以上の高温領域では、前記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有するバイアス電流を出力するバイアス回路と、前記バイアス電流が供給される制御端子を有するトランジスタとを備え、前記バイアス回路は、絶対温度に比例して増加する第1の電流を生成する第1の電流生成回路と、前記低温領域では電流が流れず、前記高温領域では電流が流れる第2の電流を生成する第2の電流生成回路と、前記第2の電流を制御する制御回路であって、前記第2の電流の大きさを調整するための外部抵抗を接続可能な接続端子を有する制御回路とを備え、前記バイアス回路は、前記第1の電流と前記第2の電流とが加算された第3の電流を生成し、前記バイアス電流として、前記第3の電流又は前記第3の電流に依存した第4の電流を出力することを特徴とする温度補償回路である。
本発明の別の態様は例えば、所定温度に到達するまでの低温領域では、絶対温度に比例して増加する電流値を有し、前記所定温度以上の高温領域では、前記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有するバイアス電流を出力するバイアス回路と、前記バイアス電流が供給される制御端子を有するトランジスタとを備え、前記バイアス回路は、絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第1の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子を有する第1のトランジスタと、絶対温度に依存しない電流値又は電圧値を有する第2の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子を有する第2のトランジスタと、絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第3の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子を有する第3のトランジスタと、絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第4の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子と、絶対温度に比例して増加する第1の電流が流れる主端子とを有する第4のトランジスタと、前記第2のトランジスタの主端子に接続された制御端子と、前記第3のトランジスタの主端子に接続された第1の主端子と、第2の主端子とを有する第5のトランジスタと、前記第1のトランジスタの主端子に接続された制御端子と、前記第3のトランジスタの前記主端子に接続された第1の主端子と、前記低温領域では電流が流れず、前記高温領域では電流が流れる第2の電流が流れる第2の主端子とを有する第6のトランジスタと、前記第3の制御電流又は制御電圧を前記第3のトランジスタに供給し、前記第2の電流の大きさを調整するための外部抵抗を接続可能な接続端子を有する制御回路とを備え、前記バイアス回路は、前記第1の電流と前記第2の電流とが加算された第3の電流を生成し、前記バイアス電流として、前記第3の電流又は前記第3の電流に依存した第4の電流を出力することを特徴とする温度補償回路である。
本発明の温度補償回路によれば、高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことが可能であり、且つ、温度補償の微調整が可能である。
第1実施形態の温度補償回路の構成を示す回路図である。 バイアス電流の温度特性を示したグラフである。 図1の温度補償回路のゲインの温度特性を示したグラフである。 図1のバイアス回路の構成を示す回路図である。 第1の電流の温度特性を示したグラフである。 第2の電流の温度特性を示したグラフである。 ノードN1及びN2の電位の温度特性を示したグラフである。 バイアス電流の温度特性を示したグラフである。 第2実施形態のバイアス電流生成回路の構成を示す回路図である。 第3実施形態のバイアス電流生成回路の構成を示す回路図である。
本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の温度補償回路の構成を示す回路図である。図1の温度補償回路は、バイアス回路101と、パワーアンプに相当するトランジスタTrとを備える。
トランジスタTrは、バイポーラトランジスタであり、バイアス回路101に接続されたベース端子と、電源端子に接続されたコレクタ端子と、グラウンド線GNDに接続されたエミッタ端子とを有する。トランジスタTrは、ここではNPN型のバイポーラトランジスタであるが、PNP型のバイポーラトランジスタであっても構わない。
バイアス回路101は、バイアス電流IBを出力する回路である。バイアス電流IBは、バイアス回路101から出力され、トランジスタTrのベース端子に供給される。トランジスタTrのエミッタ端子からは、出力電流IOが出力される。
出力電流IOは、バイアス電流IBにより制御される。バイアス回路101は、トランジスタTrにより駆動される回路の性能保証範囲内で、ゲインの温度特性がフラットになるように、バイアス電流IBを調整する。
バイアス電流IBの調整方法を、図2を参照して説明する。図2は、バイアス電流IBの温度特性を示したグラフである。図2の横軸は、絶対温度[K]を表し、図2の縦軸は、電流[A]を表す。
図2に示すように、バイアス電流IBは、所定温度t1までの低温領域では、絶対温度に比例して増加する電流値を有するよう調整される。即ち、低温領域におけるバイアス電流IBは、PTAT(Proportional To Absolute Temperature)電流となる。
一方、バイアス電流IBは、所定温度t1以上の高温領域では、上記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有するよう調整される。図2に示すように、高温領域におけるバイアス電流IBは、点線で示す比例関係よりも大きな電流値を有し、温度上昇に応じて、点線で示す比例関係に対し徐々に増加していく。
このようなバイアス電流IBをトランジスタTrに与えることで、図3のようなゲインが実現される。図3は、図1の温度補償回路のゲインの温度特性を示したグラフである。図3の横軸は、絶対温度[K]を表し、図3の縦軸は、ゲイン[dB]を表す。図3に示すように、本実施形態におけるゲインは、高温になるに従い低下する点線のような温度特性から、実線で示すように高温でもフラットな温度特性に修正される。
このように、本実施形態では、バイアス電流IBが、低温領域では絶対温度に比例して増加する電流値を有し、高温領域では上記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有するよう調整される。これにより、本実施形態では、低温領域でも高温領域でもフラットな温度特性を示すゲインが実現される。
なお、図2に示す所定温度t1は例えば、+25℃であり、図2に示す使用範囲は例えば、−40℃から+90℃である。この使用範囲とは、図1の温度補償回路が設けられたLSIが正常に動作可能な温度範囲を意味する。上述の性能補償範囲は、この使用範囲と同義である。
図4は、図1のバイアス回路101の構成を示す回路図である。図4には、バイアス回路101の回路構成に加え、トランジスタTrが示されている。
バイアス回路101は、第1〜第10のトランジスタTr1〜Tr10と、第1〜第7の抵抗R1〜R7と、ダイオードDとを含むバイアス電流生成回路111を備える。バイアス電流生成回路111は、バイアス電流IBを生成する回路である。
第1のトランジスタTr1は、P型のMOSFETであり、制御電圧VP1が供給されるゲート端子を有する。制御電圧VP1は、本発明の第1の制御電圧(又は制御電流)の例であり、絶対温度に対し線形に増加する電圧値を有する。即ち、制御電圧VP1は、絶対零度におけるVP1の値を0とする場合、PTAT電圧となる。
第2のトランジスタTr2は、P型のMOSFETであり、制御電圧VC2が供給されるゲート端子を有する。制御電圧VC2は、本発明の第2の制御電圧(又は制御電流)の例であり、絶対温度に依存しない電圧値を有する。即ち、制御電圧VC2は、絶対温度に応じて変化しないCTAT(Complementary To Absolute Temperature)電圧となっている。
なお、Tr1及びTr2のソース端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr1のドレイン端子は、抵抗R1及びR3を介して、ダイオードDのアノードに接続されており、Tr2のドレイン端子は、抵抗R2及びR3を介して、ダイオードDのアノードに接続されている。ダイオードDのカソードは、グラウンド線VDDに接続されている。
第3のトランジスタTr3は、NPN型のバイポーラトランジスタであり、制御電流IP3が供給されるベース端子を有する。制御電流IP3は、本発明の第3の制御電流(又は制御電圧)の例であり、絶対温度に対し線形に増加する電流値、詳細には、絶対温度に比例して増加する電流値を有する。即ち、制御電流IP3は、PTAT電流となっている。
第4のトランジスタTr4は、NPN型のバイポーラトランジスタであり、制御電流IP4が供給されるベース端子を有する。制御電流IP4は、本発明の第4の制御電流(又は制御電圧)の例であり、絶対温度に対し線形に増加する電流値、詳細には、絶対温度に比例して増加する電流値を有する。即ち、制御電流IP4は、PTAT電流となっている。
なお、Tr3及びTr4のベース端子は、互いに接続されている。また、Tr3のエミッタ端子は、抵抗R4を介してグラウンド線GNDに接続されており、Tr4のエミッタ端子は、抵抗R5を介してグラウンド線GNDに接続されている。
第5及び第6のトランジスタTr5及びTr6は、NPN型のバイポーラトランジスタであり、差動増幅器を構成している。Tr5のベース端子は、Tr2のドレイン端子に接続されており、Tr2から出力された電流が供給される。Tr5のベース端子は、Tr2のドレイン端子と抵抗R2との間のノードN2に接続されている。一方、Tr6のベース端子は、Tr1のドレイン端子に接続されており、Tr1から出力された電流が供給される。Tr6のベース端子は、Tr1のドレイン端子と抵抗R1との間のノードN1に接続されている。
なお、Tr5及びTr6のエミッタ端子は、互いに接続されると共に、Tr3のコレクタ端子に接続されている。また、Tr5のコレクタ端子は、電源線Vccに接続されており、Tr6のコレクタ端子は、Tr4のコレクタ端子に接続されている。
第7及び第8のトランジスタTr7及びTr8は、P型のMOSFETであり、カレントミラーを構成している。Tr7及びTr8のゲート端子は、互いに接続されている。また、Tr7及びTr8のソース端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr7のドレイン端子は、Tr4及びTr6のコレクタ端子に接続されると共に、Tr7及びTr8のゲート端子に接続されている。
第9及び第10のトランジスタTr9及びTr10は、NPN型のバイポーラトランジスタである。Tr9のエミッタ端子は、グラウンド線GNDに接続されており、Tr10のコレクタ端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr9のコレクタ端子及びTr10のベース端子は、互いに接続されると共に、Tr8のドレイン端子に接続されている。また、Tr9のベース端子及びTr10のエミッタ端子は、互いに接続されると共に、トランジスタTrのベース端子に接続されている。Tr10は、Tr9のベース電流の補償用に設けられている。
なお、Tr9のベース端子は、抵抗R6を介して、Tr10のエミッタ端子に接続されている。また、Trのベース端子は、抵抗R7を介して、Tr10のエミッタ端子に接続されている。Tr9は、Trと共にカレントミラーを構成している。
図4には、バイアス電流生成回路111内を流れる第1〜第3の電流I1〜I3及び電流IX1〜IX4が示されている。
第1の電流I1は、Tr4のコレクタ端子を流れる電流である。上述のように、Tr4のベース端子には、絶対温度に比例して増加する制御電流IP4が供給される。
よって、第1の電流I1は、図5のように、絶対温度に比例して増加する電流となる。図5は、第1の電流I1の温度特性を示したグラフである。なお、Tr4を含む回路部分は、本発明の第1の電流生成回路の例である。
一方、第2の電流I2は、Tr6のコレクタ端子を流れる電流である。上述のように、Tr1、Tr2のゲート端子にはそれぞれ、絶対温度に対し線形に増加する制御電圧VP1、絶対温度に依存しない制御電圧VC2が供給される。また、Tr3のベース端子には、絶対温度に比例して増加する制御電流IP3が供給される。また、Tr5、Tr6のゲート端子はそれぞれ、Tr2、Tr1のドレイン端子に接続されている。
よって、第2の電流I2は、図6のように、所定温度t1に到達するまでの低温領域では電流が流れず、所定温度t1以上の高温領域では電流が流れるような電流となる。図6は、第2の電流I2の温度特性を示したグラフである。図6に示す温度特性が実現されるプロセスの詳細については、後述する。高温領域における第2の電流I2は、図6に示すように、温度上昇に応じて増加していく。なお、Tr1からTr3、Tr5、及びTr6を含む回路部分は、本発明の第2の電流生成回路の例である。
また、第3の電流I3は、Tr7のドレイン端子を流れる電流である。上述のように、Tr7のドレイン端子は、Tr4及びTr6のコレクタ端子に接続されている。よって、第3の電流I3は、第1の電流I1と第2の電流I2とが加算された電流となる。よって、第3の電流I3は、図2に示す温度特性を有する電流となる。
また、電流IX1〜IX4はいずれも、第3の電流I3に依存した電流である。
電流IX1は、Tr8のドレイン端子を流れる電流である。上述のように、Tr7及びTr8は、カレントミラーを構成している。よって、電流IX1は、第3の電流I3に依存した電流、詳細には、第3の電流I3の電流値のn1倍の電流値を有する電流となる(n1は正の実数)。よって、電流IX1は、第3の電流I3と同様、図2に示す温度特性を有する電流となる。
また、電流IX2は、Tr9のエミッタ端子を流れる電流である。Tr9及びTr10へのベース電流を無視すると、電流IX2は、電流IX1の電流値と同じ電流値を有する電流となる。よって、電流IX2は、第3の電流I3と同様、図2に示す温度特性を有する電流となる。
また、電流IX3は、Tr9のベース端子を流れる電流である。よって、Tr9(及びTr)の電流増幅率をβとすると、電流IX3は、電流IX2の電流値の1/β倍の電流値を有する電流となる。よって、電流IX3は、第3の電流I3と同様、図2に示す温度特性を有する電流となる。
また、電流IX3及びIX4はそれぞれ、R6及びR7を流れる電流である。上述のように、Tr9及びTrは、カレントミラーを構成している。よって、電流IX4は、電流I3に依存した電流、詳細には、電流IX3の電流値のn2倍の電流値を有する電流となる(n2は正の実数)。よって、電流IX4は、第3の電流I3と同様、図2に示す温度特性を有する電流となる。
そして、バイアス電流生成回路111は、電流IX4を、バイアス電流IBとして出力する。これにより、バイアス電流IBは、図2に示す温度特性を有する電流となる。このように、本実施形態によれば、図2の温度特性を有するバイアス電流IBを生成することができる。電流IX4は、本発明の第4の電流の例である。バイアス電流生成回路111は、バイアス電流IBとして、第3の電流I3を出力してもよいし、第3の電流I3に依存した電流IX4以外の電流を出力してもよい。
ここで、図6の温度特性が実現されるプロセスの詳細について、図7を参照して説明する。図7は、ノードN1及びN2(図4)の電位の温度特性を示したグラフである。図7の横軸は、絶対温度[K]を表し、図7の縦軸は、電位[V]を表す。
ノードN1を流れる電流は、PTAT電流である。そのため、ノードN1の電位の温度特性は、図7に示す直線N1のように、温度とは無関係に一定値が維持されるフラットな特性となる。
一方、ノードN2を流れる電流は、CTAT電流である。そのため、ノードN2の電位の温度特性は、図7に示す直線N2のように、温度に対し線形に減少する単調減少の特性となる。
温度t11は、ノードN1の電位とノードN2の電位とが等しくなる絶対温度を表す。温度t11は、上述の所定温度t1よりも高温となる(即ちt1<t11)。
温度t1よりも低温の温度領域では、ノードN2の電位がノードN1の電位よりも十分に高くなっている。そのため、Tr5のコレクタ端子には電流が流れるが、Tr6のコレクタ端子には電流が流れない。よって、第2の電流I2の電流値は、0となる。
温度がt1に到達すると、Tr6のコレクタ端子に微小な電流が流れ始める。よって、第2の電流I2の電流値は、0から徐々に増加していく。
温度がさらにt11まで到達すると、ノードN1の電位とノードN2の電位とが等しくなる。この場合、Tr6のコレクタ端子を流れる電流の電流値は、Tr5のコレクタ端子を流れる電流の電流値と同じ値となる。
そして、温度t11よりも高温の温度領域では、ノードN2の電位がノードN1の電位よりも低くなる。この場合、Tr6のコレクタ端子を流れる電流の電流値は、Tr5のコレクタ端子を流れる電流の電流値よりも大きくなる。
このようなプロセスにより、第2の電流I2は、所定温度t1に到達するまでの低温領域では電流が流れず、所定温度t1以上の高温領域では電流が流れるような電流となる。
以下、図4に戻り説明を続ける。
図4に示すように、バイアス回路101は更に、第1〜第3の制御回路121〜123を備える。
第1の制御回路121は、制御電圧VP1をTr1に供給する回路である。第1の制御回路121は、絶対温度に対し線形に増加する電圧Vtを出力し、制御電圧VP1として、電圧VtをTr1に供給する。第1の制御回路121は例えば、バンドギャップ電圧生成回路を有し、電圧Vtとしてバンドギャップ電圧を出力する。
第2の制御回路122は、制御電圧VC2をTr2に供給する回路である。
第3の制御回路123は、制御電流IP3及びIP4をそれぞれ、Tr3及びTr4に供給する回路である。第3の制御回路123は、絶対温度に比例して増加する電流値を有する制御電流IP5を出力する。そして、第3の制御回路123は、図4に示すように、制御電流IP5の一部を、制御電流IP3としてTr3に供給し、制御電流IP5の残りの一部を、制御電流IP4としてTr4に供給する。こうして、制御電流IP5に依存した制御電流IP3及びIP4がそれぞれ、Tr3及びTr4に供給される。制御電流IP5は、本発明の第5の制御電流(又は制御電圧)の例である。また、第3の制御回路123は、本発明の制御回路の例である。
第3の制御回路123は、外部抵抗を接続可能な接続端子131を有する。図4では、接続端子131に接続された外部抵抗がRXで示されている。外部抵抗RXは、図1の温度補償回路が設けられたLSIの外部に配置されている。
図4に示す回路構成から理解されるように、外部抵抗RXの抵抗値は、制御電流IP5の電流値を通じて、制御電流IP3及びIP4の電流値に影響を与える。そして、制御電流IP3及びIP4の電流値はそれぞれ、第1及び第2の電流I1及びI2の電流値に影響を与える。よって、本実施形態では、外部抵抗RXの抵抗値を調整することにより、第1及び第2の電流I1及びI2の電流値を調整することができる。このように、第3の制御回路123は、第1の電流I1と第2の電流I2とを制御することができる。なお、これらの電流の調整の詳細については、後述する。
第3の制御回路123は更に、第11〜第14のトランジスタTr11〜Tr14と、第8及び第9の抵抗R8及びR9と、オペアンプOPとを備える。
オペアンプOPは、抵抗R8を介してグラウンド線GNDに接続された非反転入力端子と、接続端子131に接続された反転入力端子とを有する。非反転入力端子は、本発明の第1の入力端子の例であり、反転入力端子は、本発明の第2の入力端子の例である。オペアンプOPの非反転入力端子には、第3の制御回路123の外部から、絶対温度に対し線形に変化する電圧が供給される。
第11及び第12のトランジスタTr11及びTr12は共に、P型のMOSFETとなっている。Tr11及びTr12のゲート端子は、オペアンプOPの出力端子に接続されている。また、Tr11及びTr12のソース端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr11のドレイン端子は、接続端子131と、オペアンプOPの反転入力端子とに接続されている。
第13及び第14のトランジスタTr13及びTr14は共に、NPN型のバイポーラトランジスタとなっている。Tr13のエミッタ端子は、抵抗R9を介してグラウンド線GNDに接続されており、Tr14のコレクタ端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr13のコレクタ端子及びTr14のベース端子は、互いに接続されると共に、Tr12のドレイン端子に接続されている。また、Tr13のベース端子及びTr14のエミッタ端子は、互いに接続されると共に、Tr3及びTr4のベース端子に接続されている。Tr14は、Tr13のベース電流の補償用に設けられている。
また、第2の制御回路122は、第15及び第16のトランジスタTr15及びTr16と、第10の抵抗R10とを備える。
第15及び第16のトランジスタTr15及びTr16は共に、NPN型のバイポーラトランジスタとなっている。Tr15のコレクタ端子及びTr16のベース端子は、互いに接続されており、これらの端子には、第2の制御回路122の外部から、電圧Vtに依存した電流が供給される。また、Tr15のベース端子及びTr16のエミッタ端子は、互いに接続されると共に、抵抗R10を介してグラウンド線GNDに接続されている。また、Tr15のエミッタ端子は、グラウンド線GNDに接続されており、Tr16のコレクタ端子はTr2のゲート端子に接続されている。Tr16は、Tr15のベース電流の補償用に設けられている。
また、バイアス回路101は、第17〜第19のトランジスタTr17〜Tr19を備える。
第17及び第18のトランジスタTr17及びTr18は共に、P型のNOSFETとなっている。Tr17及びTr18のゲート端子には、第1の制御回路121から、電圧Vtが供給される。また、Tr17及びTr18のソース端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr17のドレイン端子は、オペアンプOPの非反転入力端子に接続されると共に、抵抗R8を介してグラウンド線GNDに接続されている。また、Tr18のドレイン端子は、Tr15のコレクタ端子及びTr16のベース端子に接続されている。
このように、Tr17は、電圧Vtに依存した電流及び電圧を、第3の制御回路123に供給する。同様に、Tr18は、電圧Vtに依存した電流及び電圧を、第2の制御回路122に供給する。
第19のトランジスタTr19は、P型のNOSFETとなっている。Tr19のソース端子は、電源線Vccに接続されている。また、Tr19のドレイン端子は、Tr18のコレクタ端子に接続されている。また、Tr19のゲート端子は、Tr2のゲート端子に接続されると共に、Tr18のコレクタ端子に接続されている。
以上のように、本実施形態によれば、図2に示す温度特性を有するバイアス電流IBを生成することができる。バイアス電流IBは、低温領域では絶対温度に比例して増加する電流値を有し、高温領域では上記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有する。
バイアス電流IBの温度特性は、第1及び第2の電流I1及びI2に依存している。このことを、図8を参照して説明する。図8は、図2と同様、バイアス電流IBの温度特性を示したグラフである。
第1の電流I1の温度特性は、図5に示されている。図5に示すように、第1の電流I1は、絶対温度に比例して増加する電流となる。一方、第2の電流I2の温度特性は、図6に示されている。図6に示すように、第2の電流I2は、所定温度t1に到達するまでの低温領域では電流が流れず、所定温度t1以上の高温領域では電流が流れるような電流となる。
よって、第1の電流I1の大きさは、図8にてαで示すように、点線で示す比例関係の傾きを決定する。そのため、本実施形態では、第1の電流I1の大きさを調整することにより、点線で示す比例関係の傾きを調整することができる。これは、低温領域におけるバイアス電流IBの温度変化率を調整することに相当する。
また、第2の電流I2の大きさは、図8にてβで示すように、点線で示す比例関係に対するバイアス電流IBの増加量を決定する。そのため、本実施形態では、第2の電流I2の大きさを調整することにより、点線で示す比例関係に対するバイアス電流IBの増加量を調整することができる。これは、高温領域におけるバイアス電流IBの補償量を調整することに相当する。
一方、本実施形態では、上述のように、外部抵抗RXの抵抗値を調整することにより、第1及び第2の電流I1及びI2の大きさ(電流値)を調整することができる。よって、本実施形態では、外部抵抗RXを調整することで、バイアス電流IBの温度特性を調整することができる。これにより、本実施形態では、バイアス電流IBの温度補償の微調整を行うことができる。
なお、温度補償の微調整では、低温領域におけるバイアス電流IBの温度変化率αの調整よりも、高温領域におけるバイアス電流IBの補償量βの調整が必要なことが多いと考えられる。そのため、本実施形態では、第1及び第2の電流I1及びI2の大きさのうち、第2の電流I2の大きさのみを、外部抵抗RXにより調整できるようにしてもよい。
また、図4のバイアス回路101では、第2の電流I2の大きさは、所定温度t1の高さも決定する。そのため、本実施形態では、第2の電流I2の大きさを調整することにより、所定温度t1の高さを調整することができる。
また、本実施形態では、Tr1は、制御電圧VP1により制御され、Tr3は、制御電流IP3により制御される。即ち、本実施形態では、Tr1とTr3とが、別々の制御信号により制御される。よって、本実施形態では、Tr1の制御に影響を与えることなく、バイアス電流IBの温度補償の微調整を行うことができる。
以上のように、本実施形態では、バイアス電流IBは、低温領域では絶対温度に比例して増加する電流値を有し、高温領域では上記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有する。そして、本実施形態では、外部抵抗RXの抵抗値を調整することにより、第1及び第2の電流I1及びI2の大きさを調整することができる。これにより、本実施形態では、高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことができると共に、温度補償の微調整を行うことができる。
なお、本実施形態では、Tr1〜Tr19はそれぞれ、バイポーラトランジスタでもMOSFETでも構わない。バイポーラトランジスタのベース端子は、本発明の制御端子の例であり、エミッタ端子及びコレクタ端子は、本発明の主端子の例である。バイポーラトランジスタは、PNP型でもNPN型でも構わない。同様に、MOSFETのゲート端子は、本発明の制御端子の例であり、ソース端子及びドレイン端子は、本発明の主端子の例である。MOSFETは、P型でもN型でも構わない。
以下、本発明の第2及び第3実施形態について説明する。第2及び第3実施形態は、第1実施形態の変形例であり、第2及び第3実施形態については、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
(第2及び第3実施形態)
図9は、第2実施形態のバイアス電流生成回路111の構成を示す回路図である。
図4では、Tr1及びTr2が、P型のMOSFETであるのに対し、図9では、Tr1及びTr2が、PNP型のバイポーラトランジスタとなっている。これに伴い、制御電圧VP1は、絶対温度に比例して増加する制御電流IP1に置き換えられ、制御電圧VC2は、絶対温度に依存しない制御電流IC2に置き換えられている。
図10は、第3実施形態のバイアス電流生成回路111の構成を示す回路図である。
図4では、Tr3及びTr4が、NPN型のバイポーラトランジスタであるのに対し、図10では、Tr3及びTr4が、N型のMOSFETとなっている。これに伴い、制御電流IP3、IP4、IP5は、絶対温度に対し線形に増加する制御電圧VP3、VP4、VP5に置き換えられている。なお、制御電流IP3、IP4、IP5には、IP3+IP4=IP5の関係が成り立つのに対し、制御電圧VP3、VP4、VP5には、VP3=VP4=VP5の関係が成り立つ。
なお、図10では、Tr3及びTr4がMOSFETであるため、R4及びR5は設けなくてもよい。また、Tr3及びTr4をMOSFETとする場合には、Tr13(図4参照)もMOSFETとすることが好ましい。この場合、R9(図4参照)は設けなくてもよい。
第2及び第3実施形態では、第1実施形態と同様、高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことができると共に、温度補償の微調整を行うことができる。
以上、本発明の具体的な態様の例を、第1から第3実施形態により説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
101 バイアス回路
111 バイアス電流生成回路
121 第1の制御回路
122 第2の制御回路
123 第3の制御回路
131 接続端子

Claims (3)

  1. 所定温度に到達するまでの低温領域では、絶対温度に比例して増加する電流値を有し、前記所定温度以上の高温領域では、前記絶対温度に比例した電流値よりもさらに増加した電流値を有するバイアス電流を出力するバイアス回路と、
    前記バイアス電流が供給される制御端子を有するトランジスタとを備え、
    前記バイアス回路は、
    絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第1の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子を有する第1のトランジスタと、
    絶対温度に依存しない電流値又は電圧値を有する第2の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子を有する第2のトランジスタと、
    絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第3の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子を有する第3のトランジスタと、
    絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第4の制御電流又は制御電圧が供給される制御端子と、絶対温度に比例して増加する第1の電流が流れる主端子とを有する第4のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタの主端子に接続された制御端子と、前記第3のトランジスタの主端子に接続された第1の主端子と、第2の主端子とを有する第5のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの主端子に接続された制御端子と、前記第3のトランジスタの前記主端子に接続された第1の主端子と、前記低温領域では電流が流れず、前記高温領域では電流が流れる第2の電流が流れる第2の主端子とを有する第6のトランジスタと、
    前記第3の制御電流又は制御電圧を前記第3のトランジスタに供給し、前記第2の電流の大きさを調整するための外部抵抗を接続可能な接続端子を有する制御回路とを備え、
    前記バイアス回路は、前記第1の電流と前記第2の電流とが加算された第3の電流を生成し、前記バイアス電流として、前記第3の電流又は前記第3の電流に依存した第4の電流を出力することを特徴とする温度補償回路。
  2. 前記制御回路は、前記第3及び第4の制御電流又は制御電圧をそれぞれ、前記第3及び第4のトランジスタに供給し、
    前記第1の電流の大きさと、前記第2の電流の大きさは、前記外部抵抗により調整可能であることを特徴とする請求項に記載の温度補償回路。
  3. 前記制御回路は、絶対温度に対し線形に変化する電流値又は電圧値を有する第5の制御電流又は制御電圧を出力し、前記第3のトランジスタに、前記第5の制御電流又は制御電圧に依存した前記第3の制御電流又は制御電圧を供給し、前記第4のトランジスタに、前記第5の制御電流又は制御電圧に依存した前記第4の制御電流又は制御電圧を供給する、ことを特徴とする請求項又はに記載の温度補償回路。
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