JP5106939B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ヘッドユニットの設置の自由度を向上させることが可能なレーザ加工装置を提供するところにある。
本発明によれば、光ファイバケーブルを、その軸方向を中心に回転させることができるから、当該軸方向に回転しない構成に比べて、更に柔軟に光ファイバケーブルを所望の引き出し方向に引き出すことができる。
偏向手段としては例えば電気光学効果や、音響光学効果等を利用する構成であってもよいが、本発明によれば反射ミラーを利用する構成であるから比較的に簡単な構成とすることができる。しかも、専用の反射ミラーを設けることなく既存のレーザ走査用のミラーを利用して偏向手段の実現を図ることができる。
本発明の実施形態1について図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態のレーザマーキング装置4(レーザ加工装置の一例)は図1に示すように、いわゆるヘッド分離型のものであって、本体ユニット1とヘッドユニット2とを備えており、本体ユニット1により生成されたレーザ光Lを、ヘッドユニット2を介して加工対象物Wに照射することで、そこに文字・記号・図形等をマーキング(加工)するものである。
本体ユニット1は、信号用半導体レーザ10と、3つの励起用半導体レーザ11A〜11Cと、希土類ドープ光ファイバ12と、制御手段13と、入出力手段14とを備えている。図1において一点鎖線で囲まれた部分がレーザ光源5である。信号用半導体レーザ10はドライバ20を介して制御手段13により駆動され、波長1060nm帯の赤外線レーザをパルス発振する。励起用半導体レーザ11A〜11Cはドライバ21A〜21Cを介して制御手段13により駆動されて、波長960nm帯のレーザ光Lをそれぞれ所定のレーザ出力で連続発振する。
ヘッドユニット2には、本体ユニット1から導出された上記光ファイバケーブルFの先端部が接続される接続部70が設けられている。この接続部70は、図1,2に示すように、ヘッドユニット2内において所定の回転軸X1を中心に回転可能に設けられた、例えば円盤状の回転体71に取付金具72を介して固定されている。回転体71の回転によって接続部70が回転し、これによりヘッドユニット2からの光ファイバケーブルFの引き出し方向を変更することができる。従って、接続部70及び回転体71が接続手段の一例である。
上述したように、光ファイバケーブルFはガラスファイバを保護チューブ22で覆った構成になっており、屈曲が難しく、曲げ半径が大きい(例えば100〜150mm)。本実施形態のヘッドユニット2は一辺が約200mmの直方体であり、これを加工対象物Wの近傍に配置する場合には上記曲げ半径によってヘッドユニット2の設置の自由度が制約される。
図4は実施形態2を示す。前記実施形態との相違は、連動手段の構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図5は実施形態3を示す。前記実施形態1との相違は、接続手段の構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図6,7は関連技術を示す。前記実施形態1との相違は、接続手段及び偏向手段の構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図8は実施形態4を示す。前記実施形態1との相違は、偏向手段の構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)「レーザ光源」には、YAGレーザなどの固体レーザ、炭酸ガスレーザ等の気体レーザや、液体レーザであってもよい。
2,2',2"…ヘッドユニット
4…レーザマーキング装置(レーザ加工装置)
5…レーザ光源
13…制御手段
30…コリメータレンズ(照射部)
40…ガルバノミラー装置(照射部)
41…ガルバノミラー(ミラー)
50…fθレンズ(照射部)
70,90,91,100…接続部(接続手段)
71…回転体(接続手段)
73…反射ミラー
102…反射ミラー(反射体)
F…光ファイバケーブル
L…レーザ光
W…加工対象物
X1、X3、X4…回転軸
Y…中心軸(照射部における同一光路)
Claims (3)
- レーザ光を発するレーザ光源を有し、光ファイバケーブルが導出された本体ユニットと、前記光ファイバケーブルの先端部に接続され、当該光ファイバケーブルからのレーザ光を加工対象物に照射して加工を施す照射部を有するヘッドユニットとを備え、
前記ヘッドユニットには、前記光ファイバケーブルを、互いに異なる複数の引き出し方向に接続可能な接続手段と、
前記接続手段での前記複数の引き出し方向それぞれに接続される光ファイバケーブルからのレーザ光を前記照射部における同一光路上に導く偏向手段と、を備え、
前記接続手段は、前記複数の引き出し方向に直交する所定の回転軸を中心に回転可能に設けられる接続部を有して構成されている、レーザ加工装置。 - 請求項1に記載のレーザ加工装置であって、
前記接続手段は、前記光ファイバケーブルを、当該光ファイバケーブルの軸方向を中心に回転可能に保持する構成である、レーザ加工装置。 - 請求項1または請求項2に記載のレーザ加工装置であって、
前記照射部は、ミラーと、前記ミラーを回転制御して前記加工対象物上における前記レーザ光の照射点を移動させる制御手段とを備え、
前記偏向手段は、前記ミラーの向きを変位させることで前記光ファイバケーブルからのレーザ光を前記同一光路上に導く構成とされ、
前記制御手段は、前記ミラーの回転制御範囲を前記偏向手段による変位分だけずらして制御する、レーザ加工装置。
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