JP2009240560A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡用光源装置において、レーザ光の可干渉性を低減させると共に、機械的手段を用いずに、スペックル低減を視認レベルで安価に実現する。
【解決手段】レーザ光源8a乃至8dと、強度変調手段6a乃至6dと、強度変調されたレーザ光L1乃至L4を射出する第1光導波路3a乃至3dとを有する、レーザモジュール2a乃至2dと、第2光導波路5と、白色光源20と、白色光WLを導波させる第3光導波路21とを備えた内視鏡用光源装置1において、第1光導波路3a乃至3dの出射端部3e乃至3hを密接するように束ねて、レーザ光L1乃至L4を光射出領域15から射出させる。
この光射出領域15に第2光導波路5を光学的に接続し、レーザ光L1乃至L4を導波させる。第2光導波路5と第3光導波路21の出射端5c、21aを内視鏡照明部31aに配置する。第2光導波路5のコア5bは、光射出領域15よりも大きいものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は内視鏡に使用される光源装置に関するものである。
従来、内視鏡の光源装置においては、キセノンランプやハロゲンランプ等を使用し、この光をガラス製のライトガイドを導波させていた。また、回転するフィルタを介して、これらの光から所望の波長を選択し、波長による視認性の差を利用した光源装置も存在する。近年では、内視鏡を使用した生体観察において、生体組織に所定波長領域の励起光としてのレーザ光を照射し、生体内在組織が発する蛍光を検出することにより病変組織の局在、浸潤範囲を観察する方法や、多波長のレーザを照射することで、生体組織を観察する方法が知られている。そのため、内視鏡用光源装置としてレーザ光源が使用される。この内視鏡用光源装置には均一な照射光が要求されるが、レーザ光源を用いた内視鏡用光源装置においては、レーザ光の有する可干渉性により照明のムラ(以下、スペックルという)が発生することにより、照明性能が劣化する虞がある。また、蛍光観察をする場合には、強度処理等の画像処理をすることにより、取得画像の画質を著しく低下させる虞もある。
このスペックルを低減する技術として、特許文献1には、単一コアのマルチモード光ファイバの中間部付近を振動させることにより、スペックルを低減する技術が提案されている。また、特許文献2には、マルチモード光ファイバに屈曲を形成し、導波するレーザ光の位相を制御する光位相制御手段を設けることによりスペックルを低減する技術が提案されている。さらに、特許文献3には、レーザ光を各光ファイバ長の差がコヒーレント長以上であるマルチモード光ファイバからなる光ファイババンドルに入射させ、この光ファイババンドルの出射端からレーザ光を取り出すことにより、スペックルを低減する技術が提案されている。
特開2003−156698号公報 特開2004−295130号公報 特開平6−167640号公報
しかしながら、スペックルは、レーザ光の可干渉性が要因であり、特許文献1及び2に提案されている技術においては、レーザ光の可干渉性の低減が十分でない場合には、マルチモード光ファイバでの多モード間結合に変調を与えてもスペックルの低減は視認されない可能性がある。すなわち、特許文献1及び2に提案されている技術において、本願発明者は、マルチモード光ファイバを導波するレーザ光の残留偏波成分が大きいと、スペックル低減が視認されないことを見出した。本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
また、特許文献1及び2に提案されている技術では、機械的駆動手段によりマルチモード光ファイバに変調を与えるため、内視鏡用光源装置の振動や耐久性の問題を考慮する必要がある。さらに、特許文献3に開示されている技術では、各ファイバ長の差がコヒーレント長以上であるファイババンドルの製作は困難であり、内視鏡用光源装置のコストアップになる虞がある。
本発明は、上記事情に鑑み、内視鏡用光源装置において、レーザ光の可干渉性を低減させると共に、機械的駆動手段を用いずに、スペックル低減を視認レベルで安価に実現することを目的とするものである。
以上の課題を解決するために、本発明による第1の内視鏡用光源装置は、複数のレーザ光源と、このレーザ光源からのレーザ光をそれぞれ強度変調する複数の強度変調手段と、強度変調されたレーザ光源からのレーザ光を各々受けて出射端から射出する複数の第1光導波路とを有する、複数のレーザモジュールと、入射端が、第1光導波路の出射端近傍において密接するように束ねられた第1光導波路の光射出領域に光学的に接続され、各第1光導波路から射出されたレーザ光が入射する、光射出領域よりも大きいコアを有する単一の第2光導波路と、白色光源と、この白色光源からの白色光を導波させる第3光導波路とを備え、第2光導波路と第3光導波路の各出射端を内視鏡照明部に位置せしめてなることを特徴とする。
本発明による第2の内視鏡用光源装置は、単一のレーザ光源と、このレーザ光源からのレーザ光を強度変調する単一の強度変調手段と、強度変調されたレーザ光源からのレーザ光を各々受けて出射端から射出する複数の第1光導波路とを有する、単一のレーザモジュールと、入射端が、第1光導波路の出射端近傍において密接するように束ねられた第1光導波路の光射出領域に光学的に接続され、各第1光導波路から射出されたレーザ光が入射する、光射出領域よりも大きいコアを有する単一の第2光導波路と、白色光源と、この白色光源からの白色光を導波させる第3光導波路とを備え、第2光導波路と第3光導波路の各出射端を内視鏡照明部に位置せしめてなることを特徴とする。
ここで、第1及び第2の内視鏡用光源装置における「密接するように束ねられた第1光導波路」とは、出射端が同一平面を形成するように、且つ該平面において各第1光導波路が他の第1光導波路との隙間が最小となるように配列させた第1光導波路を意味するものである。上記「光射出領域」とは、前述の配列された各第1光導波路におけるレーザ光が射出される領域を意味するものである。上記「内視鏡照明部」とは、体腔内に挿入する内視鏡の挿入部の先端近傍で、被検体に内視鏡用光源装置からの光を照射する部分を意味するものである。
また、本発明の第1の内視鏡用光源装置においては、強度変調手段が位相制御手段を有していてもよい。
また、本発明の内視鏡用光源装置においては、第2光導波路が、この第2光導波路の入射端における光軸が光射出領域の中心軸とオフセットした位置で、束ねられた第1光導波路と接続され、このオフセット位置での光出射領域が、第2光導波路の入射端でのコア内に位置するようにしてもよい。
ここで、「光軸」とは、導波路の長手方向に延びるコア中心の軸を意味するものである。上記「光射出領域の中心軸」とは、第1光導波路の各光軸に対して平行で、各光軸同士において中心に位置する軸を意味するものであるが、厳密な中心に限定されず、中心位置近傍をも含むものである。上記「オフセットした位置」とは、中心軸と第2光導波路との光軸が略平行であって、各軸の略垂直な面において光射出領域の中軸と第2光導波路の光軸が一定の距離を有した位置であることを意味するものである。上記「コア内に位置」とは、光射出領域を第2光導波路の入射端のコアに投影した場合に、投影された光射出領域が第2光導波路の入射端のコアの内部に含まれる位置にあることを意味するものである。
また、本発明の内視鏡用光源装置において、第1光導波路が光ファイバであって、この光ファイバのコア径が60μmであり、第2光導波路がマルチモード光ファイバであって、このマルチモード光ファイバのコア径が、205μm、230μmのいずれかであってもよい。さらに、第2光導波路は、この第2光導波路から出射したレーザ光の残留偏波成分が30%程度以下となるファイバ長を有するものであってもよい。
本発明の第1の内視鏡用光源装置によれば、複数のレーザ光源からのレーザ光を強度変調する複数の強度変調手段を有しているため、機械的手段を用いずに変調を与えることが可能であると共に、複数の第1光導波路が予め強度変調された各レーザ光を受けて、各出射端近傍で密接するように束ねられて形成された光射出領域から射出し、この光射出領域と光学的に接続された、この光射出領域よりも大きいコアを有する単一の第2光導波路を導波することで、各レーザ光の残留偏波成分が小さくなり、可干渉性が低減された状態で第2光導波路の出射端において各レーザ光のスペックルパターンが重畳され、出射端でのレーザ光のスペックル低減が視認できる。
本発明の第2の内視鏡用光源装置によれば、単一のレーザ光源からのレーザ光を強度変調する単一の強度変調手段を有しているため、機械的手段を用いずに変調を与えることが可能であると共に、複数の第1導波路が予め強度変調された単一のレーザ光を受けて、各出射端近傍で密接するように束ねられて形成された光射出領域から射出し、この光射出領域と光学的に接続された、この光射出領域よりも大きいコアを有する単一の第2光導波路を導波することで、各レーザ光の残留偏波成分が小さくなり、可干渉性が低減された状態で第2光導波路の出射端において各レーザ光のスペックルパターンが重畳され、出射端でのレーザ光のスペックル低減が視認できる。
なお、本発明の第1の内視鏡用光源装置によれば、強度変調手段が位相制御手段を有する場合には、強度変調された各レーザ光の位相制御が可能であり、出射端からの視認レベルでスペックル低減されたレーザ光の光強度を平均化できる。
以下、本発明の内視鏡用光源装置の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態である内視鏡用光源装置の概略構成図である。第1の実施形態において、内視鏡用光源装置1は、図1に示すように、4台のレーザモジュール2a乃至2dと、このレーザモジュール2a乃至2dが有する光ファイバ3a乃至3dの出射端3e乃至3hの近傍を束ね、光コネクタ4を介して光学的に接続されるマルチモード光ファイバ5と、白色光源20と、この白色光源20からの白色光WLを導波させるライトガイド21とから構成される。ここで、光ファイバ3a乃至3d及びマルチモード光ファイバ5は石英製ガラスファイバであり、従来のガラス製ライトガイドを導波させるよりも低損失となる。
内視鏡30は、体腔内Bに挿入される挿入部31と、該挿入部31を走査する操作部32と、ユニバーサルケーブル33により構成されている。マルチモード光ファイバ5及びライトガイド21は内視鏡30の内部をユニバーサルケーブル33、操作部32、挿入部31の先端近傍の内視鏡照明部31aまで挿通し、照明レンズ34を介して、体腔内Bに向けて、出射端5cからレーザ光L5及び出射端21aから白色光WLを照射させる。また、内視鏡光源装置1は、本実施形態において、一例として4台のレーザモジュールを有する構成として説明するが、これに限定されるものではなく、複数のレーザモジュールを有する構成であればよい。
次に、レーザモジュール2a乃至2dについて説明する。このレーザモジュール2a乃至2dは、変調信号Msを発生する信号発生器6a乃至6dと、この変調信号Msが入力されるレーザドライバ7a乃至7dと、該レーザドライバ7a乃至7dからの駆動電流Idにより駆動されるレーザ光源8a乃至8dと、このレーザ光源8a乃至8dからのレーザ光Lを集光させて光ファイバ3a乃至3dに入射させる集光光学系9a乃至9dとを備えている。
信号発生器6a乃至6dは、前述したように、所望の電圧出力の変調信号Msを発生させることが可能であり、具体的には、CCDを使用してのスペックル低減の観察においては、フレームレート以上の10Hz程度でものよいが、10MHz以上の正弦波、矩形波等をも発生することが可能である。すなわち、各種ランプの光から所望の波長を選択する場合の様にフィルタの回転速度の制限がないため、変調スピードを上げることが可能である。各変調信号Msは、本実施形態において、一例として1Vp−p、1KHzの正弦波として説明するが、これに限定されるものではない。ここで、信号発生器6a乃至6dは、位相制御手段6e乃至6hを有することにより、各変調信号Msの位相差が等間隔となるように調整することも可能である。位相制御手段6e乃至6hは、本実施形態において、一例として4台の信号発生器6a乃至6dの各変調信号Msの位相差が90度となるように制御するものとするが、これに限定されるものではない。
レーザドライバ7a乃至7dは、信号発生器6a乃至6dからの変調信号Msを電圧/電流変換すると共に、ゲイン調整を行うものである。ここで、レーザ光源8a乃至8dには、後述するように、閾値電流Ithが存在し、この閾値電流Ithよりも小さい電流が供給されても、レーザ光源8a乃至8dはレーザ光L1乃至L4を射出しない。そのため、レーザドライバ7a乃至7dは、バイアス電流Ibをレーザ光源8a乃至8dに供給すると共に、このバイアス電流Ibに信号発生器6a乃至6dからの変調信号Msに応じた電流を重畳させて、この電流を駆動電流Idとしてレーザ光源8a乃至8dに供給する。
レーザ光源8a乃至8dは、図示しないレーザパッケージを内蔵し、駆動電流Idが閾値電流Ithを越えた場合に、駆動電流Idの大きさに応じて光強度Pを有するレーザ光L1乃至L4を射出するものである。図2は、レーザモジュールからのレーザ光の光強度と駆動電流との相関図である。図2に示すように、駆動電流Idのt1〜t7の変動に応じて、レーザ光Lの光強度Pがt1〜t7と強度変調される。ここで、強度変調されたレーザ光Lの光強度Pの最大値と最小値との比を変調度とする。レーザ光源8a乃至8dは、本実施形態においては、一例として波長405nm、100mWのレーザ光L1乃至L4を射出するが、これに限定されるものではない。
光ファイバ3a乃至3dは、レーザ光源8a乃至8dの強度変調されたレーザ光L1乃至L4が集光光学系9a乃至9dにより集光されて入射され、該レーザ光L1乃至L4を導波するものである。光ファイバ3a乃至3dは、一例としてコア径60μm、外形80μm,ファイバ長が1mの4本のマルチモード光ファイバとしても良いが、これに限定されるものではない。すなわち、後述するマルチモード光ファイバ5に接続される場合にあっては、光ファイバ3a乃至3dは、光源ユニット7a乃至7dからレーザ光L1乃至L4を導波させるものであればよく、コア径が10μm程度のシングルモード光ファイバであってもよい。
次に、本発明の内視鏡用光源装置1に使用されるマルチモード光ファイバ5について説明する。本発明者は、図3に示すような測定系10を使用して、60μm、205μm、230μmの三種類のコア径を有するマルチモード光ファイバ5から射出したレーザ光L1の残留偏波成分RPとファイバ長LEとの相関を測定した。
測定系10は、光ファイバ3aの代わりに前述のマルチモード光ファイバ5を有するレーザモジュール2a、マルチモード光ファイバからのレーザ光L1を平行光にする出力側レンズ11、偏光子12、パワーメータ13から構成される。図3において、内視鏡用光源装置1と同一の部位には同一の番号を付し、その説明は省略する。なお、図3においては、レーザモジュール2aの信号発生器6a及びレーザドライバ7aは省略している。
残留偏波成分RPの測定は、レーザモジュール3aから出射したレーザ光L1が、前述のマルチモード光ファイバ5に入射され、導波された光L1が出力側レンズ11を介して偏光子12に入射する。偏光子12通過後のレーザ光L1のパワーを測定し、図3に示すように、マルチモード光ファイバ5に外乱を与えることにより、レーザ光L1のパワー変動を測定する。すなわち、残留偏波成分RPとは、残留偏波成分RP(%)= 最小パワー/最大パワー で定義されるものである。また、偏光子12を除き、パワーメータ13の代わりに偏波アナライザを使用することで、レーザ光L1の可干渉性を偏光度(DOP Degree of polarization)を測定することにより、精度よく測定することも可能である。
ここで、偏光度DOPとは、偏光度DOP=(S +S +S 0.5/S で定義されるものであり、Sは全光パワー、Sは直線偏波成分、Sは傾き成分、Sは円偏波成分を示すものである。
図4は、測定系10による、前述した三種類のコア径を有するマルチモード光ファイバ5から射出されたレーザ光Lの残留偏波成分RPとファイバ長LEとの相関を示す図である。図4に示すように、コア径60μm、ファイバ長LE1m(図中ポイントA)では、マルチモード光ファイバ5から射出されたレーザ光L1の残留偏波成分は、48%程度であり、コア径60μm、ファイバ長LE6m(図中ポイントB)およびコア径205μm、ファイバ長LE3m(図中ポイントC)においては、マルチモード光ファイバ5から射出されたレーザ光L1の残留偏波成分は、13%程度となる。
次に、前述の図中ポイントA乃至Cにおけるコア径およびファイバ長LEを有するマルチモード光ファイバ5の曲げ部分に振動を与えた場合の近視野像NFP(Near Field Pattern)について説明する。ここで、近視野像NFPは、内視鏡用光源装置1のマルチモード光ファイバ5の出射端5cにNFP測定系を接続することにより観測した。
図4においては、図中ポイントA乃至Cでのコア径およびファイバ長LEを有するマルチモード光ファイバ5を使用した場合の近視野像NFPをも示している。この図4が示すように、残留偏波成分RPが48%程度(図中ポイントA)の場合は、振動を与えることによる、近視野像NFPでのスペックル低減は、視認レベルでの確認は困難であるが、残留偏波成分RPが13%程度(図中ポイントBおよびC)の場合は、振動を与えることによる、近視野像NFPのスペックル低減は視認レベルとなる。なお、ポイントBおよびCにおける近視野像NFPが、左図が振動前、右図が振動中の近視野像NFPを示している。
本発明者は、前述の方法により、60μm、205μm、230μmの三種類のコア径を有するマルチモード光ファイバ5の近視野像NFPの観測を繰り返した結果、マルチモード光ファイバ5が、このマルチモード光ファイバ5から射出されるレーザ光L1の残留偏波成分RPを30%程度以下となるファイバ長LEを有する場合には、外乱を与えることによるスペックル低減は視認レベルとなることを見出した。ここで、前述のとおり、残留偏波成分RPが15%程度以下の場合には、近視野像NFPのスペックル低減は十分な視認レベルであり、この残留偏波成分RPがさらに小さい場合には、より高感度、高密度のCCD等の撮影素子を用いての近視野像NFPの観察においてもスペックル低減は視認レベルとなる。
また、マルチモード光ファイバ5の、ファイバ長LEが長い程、コア径が大きい程、並びに曲げ部の曲げ径が小さい程、スペックル低減の視認が容易であることも見出した。さらに、マルチモード光ファイバから射出したレーザ光Lの残留偏波成分RPが小さい程、与える振動の振幅が小さくてもよいことも見出した。これは、近視野像NFPの横モードに対して変調を与える場合において、横モードがモード変調およびモード間結合を生じやすい形態、すなわち、残留偏波成分RPが小さい程、マルチモード光ファイバ5の、ファイバ長LEが長い程、コア径が大きい程、曲げ部の曲げ径が小さい程、スペックル低減に効果があることを示している。
したがって、本発明のマルチモード光ファイバ5は、このマルチモード光ファイバ5から射出されたレーザ光Lの残留偏波成分RPが、30%程度以下、望ましくは15%程度以下となるようなコア径およびファイバ長LEを有するマルチモード光ファイバ5である。すなわち、マルチモード光ファイバ5は、一例としてコア径205μm、外形250μm、ファイバ長3mのマルチモード光ファイバとしてもよいが、これに限定されるものではない。
次に、光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続について説明する。前述したように、各光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5とは光コネクタ4を介して着脱自在に光学的に接続される。図5は、光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続面での断面図である。図6は、光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続面近傍の側断面図である。図6においては、光ファイバ3a乃至3dを図5の矢印A方向、マルチモード光ファイバ5を図5の矢印B方向からの断面を用いて接続状態を示している。図5及び図6においては、光ファイバ3a乃至3dをコア径60μm、外形80μmの4本のマルチモード光ファイバ、マルチモード光ファイバ5をコア径205μm、外形250μmとしている。
光ファイバ3a乃至3dは、図5の左図が示すように、光軸LP1乃至LP4が平行であって、各出射端が同一平面となり、且つ各隙間が最小となるように配列し、光コネクタ4のファイバ固定穴4aに挿入し、接着剤等により固定されてファイババンドル部14が形成されている。接着剤は、使用するレーザ光源8a乃至8dに合わせた耐熱温度を有するものが好ましい。このファイババンドル部14は、光ファイバ3a乃至3dのコア3i乃至3lからの光が射出される光射出領域15と、この光射出領域15の中心位置に、光軸LP1乃至LP4と平行な中心軸15aを形成する。また、この光射出領域15は研磨加工が施されている。なお、その端面形状は、接続損失が少なくなる形状であれば特に制限されず、半球面状や平面状等が挙げられる。ファイババンドル部14は、本実施形態において、4本の光ファイバ3a乃至3dを各光軸LP1乃至LP4が正方形を構成するように配列し、熱硬化性のエポキシ樹脂により、径200μmのファイバ固定穴4aに固定されて形成される。
マルチモード光ファイバ5は、ファイババンドル部14と同様に、図5の右図が示すように、入射端5aを光コネクタ4のファイバ固定穴4bに挿入されて接着剤等を用いて固定される。マルチモード光ファイバ5は、本実施形態において、熱硬化性のエポキシ樹脂により、径250μmのファイバ固定穴4bに固定される。
ファイババンドル部14とマルチモード光ファイバ5との接続においては、ファイババンドル部14の光射出領域15がマルチモード光ファイバ5のコア5b内となるように接続する。すなわち、損失を防止するため、光射出領域15をマルチモード光ファイバ5の入射端5aに投影した場合に、光射出領域15がコア5bの内部となるように接続するものである。また、本実施形態においては、図6の示すように、ファイババンドル部14の光射出領域15の中心軸15aと、マルチモード光ファイバ5の光軸LP5とが同軸となるように配列されている。
次に、光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続の他の実施形態について説明する。図7は、他の実施形態での光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続面における断面図である。図8は、他の実施形態での光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続面近傍の側断面図である。また、図7及び図8においては、光ファイバ3a乃至3dをコア径60μm、外形80μmのマルチモード光ファイバ、マルチモード光ファイバ5をコア径230μm、外形250μmのマルチモード光ファイバとしている。なお、図7及び図8において、図5及び図6と同一の部位には同一の番号及び符号を付し、その説明は省略する。
光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5とは、他の実施形態において、図7及び図8が示すように、光射出領域15の中心軸15aとマルチモード光ファイバ5の光軸LP5とがオフセットした状態で接続するものである。すなわち、中心軸15aと光軸LP5とが平行であって、所定の距離を有する状態で接続される。これにより、光射出領域15からの強度変調されたレーザ光L1乃至L4が、マルチモード光ファイバ5内において、光路長差を有して導波することになり、マルチモード光ファイバ5から射出されるレーザ光L5の残留偏波成分RPが低減される。具体的には、一例として光ファイバ3a乃至3d側の光コネクタのファイバ固定孔4aを径220μmとしてファイババンドル部14を形成することが可能である。また、オフセットした位置での接続であっても、図6の示すように、光射出領域15は、マルチモード光ファイバ5のコア5b内部となるように接続されるものである。
なお、本実施形態においては、光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5とは光コネクタ4を介して接続されるが、これに限定されるものではない。融着により固定することも可能である。
次に、内視鏡用光源装置1の第1の実施形態の作用について説明する。信号発生器6a乃至6dから各変調信号Msがレーザドライバ7a乃至7dに入力されると、レーザドライバ7a乃至7dは、バイアス電流Ibに、この変調信号Msを重畳させて変調した駆動電流Idをレーザ光源8a乃至8dに出力する。
レーザ光源8a乃至8dは、駆動電流Idが閾値電流Ithを越えた場合に、駆動電流Idの電流量に基づいて光強度Pが変調されたレーザ光L1乃至L4を出射する。この強度変調されたレーザ光L1乃至L4は、光ファイバ3a乃至3dを導波し、ファイババンドル部14から光コネクタ4を介してマルチモード光ファイバ5に入射される。
マルチモード光ファイバ5に入射された強度変調されたレーザ光L1乃至L4は、マルチモード光ファイバ5を導波することにより残留偏波成分RPが低減され、レーザ光L1乃至L4の有する各スペックルパターンが密な状態となって出射端5cにおいて、強度変調されたレーザ光L1乃至L4のスペックルパターンが重畳されたレーザ光L5が射出される。
また、位相制御手段6e乃至6hにより各変調信号Msの位相差が等間隔となるように制御することで、図9の示すように、レーザモジュール2a乃至2dからのレーザ光L1乃至L4の光強度の位相差が等間隔となり、レーザ光L5はレーザ光L1乃至L4の光強度Pが平均化する。なお、レーザ光L5は、レーザ光L1乃至L4が重畳されたものであり、各種ランプの光から所望の波長を選択する場合の様に光の一部を使用するのではないため、光強度Pの低減が少なくなる。
次に、本発明の内視鏡用光源装置の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の実施形態と同じ部位について、同じ番号を付し、その説明は省略する。図10は、本発明の第2の実施形態である内視鏡用光源装置の概略構成図である。第2の実施形態において、内視鏡用光源装置1は、図10に示すように、1台のレーザモジュール2aと、このレーザモジュール2aが有する4本の光ファイバ3a乃至3dと、この光ファイバ3a乃至3dの出射端3e乃至3hの近傍を束ね、光コネクタ4を介して光学的に接続されるマルチモード光ファ5と、白色光源21と、この白色光源21からの白色光WLを導波させるライトガイド21から構成される。すなわち、1台のレーザモジュール2aからのレーザ光L1を4本の光ファイバ3a乃至3dで受け、レーザ光L1を分波し、出射端3e乃至3hにおいて合波している点においてのみ相違する。また、第2の実施形態において、4本の光ファイバ3a乃至3dを使用しているが、複数本の光ファイバを使用すればよく、これに限定されるものではない。また、第2の実施形態において信号発生器6aは、位相変調手段6eを必ずしも有する必要はない。また、光ファイバ3a乃至3dとマルチモード光ファイバ5との接続についても、第1の実施形態と同一でありその説明を省略する。
第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様に、光強度Pが変調されたレーザ光L1が、分波されて光ファイバ3a乃至3dを導波し、ファイババンドル部14から光コネクタ4を介して、分波された各レーザ光L1がマルチモード光ファイバ5に入射される。マルチモード光ファイバ5に入射された強度変調され、分波された各レーザ光L1は、マルチモード光ファイバ5を導波することにより残留偏波成分RPが低減され、分波された各レーザ光L1の有するスペックルパターンが密な状態となって出射端5cにおいて、強度変調され、分波された各レーザ光L1のスペックルパターンが重畳されたレーザ光L5が射出される。その他の作用は、第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
図11は、内視鏡用光源装置1の第1の実施形態のスペックル低減の実験結果を示す図である。図11の左図は、強度変調前のレーザ光L5のマルチモード光ファイバ5の出射端5cでの近視野像NFP、図11の右図は、強度変調されたレーザ光L5のマルチモード光ファイバ5の出射端5cでの近視野像NFPを示す図である。
本実験においては、光ファイバ3a乃至3dとして、コア径60μm、外形80μm、ファイバ長1mの4本の光ファイバ3a乃至3dによりファイババンドル部14を形成し、コネクタ4を介して、コア径205μm、外形250μmのマルチモード光ファイバ5に接続している。また、信号発生器6a乃至6dからの変調信号Msとしては、前述したように、1Vp−p、1KHzの正弦波を使用し、変調度は50%である。図11の右図が示すように、マルチモード光ファイバ5を導波することで、レーザ光L1乃至L4の残留偏波成分RPが小さくなり、マルチモード光ファイバ5の出射端5cでのスペックルパターンが密になり、強度変調の影響が大きくなる。すなわち、残留偏波成分RPが小さくなると、マルチモード光ファイバ5の導波後において、スペックルパターンピッチが細かくなり、レーザ光L1乃至L4の可干渉距離が小さくなることで、強度変調の影響が大きくなりスペックル低減が視認できることが本実験において確認された。
本発明の第1の実施形態は、レーザモジュール2a乃至2dからのレーザ光L1乃至L4がマルチモード光ファイバ5に入射し、このマルチモード光ファイバ5での多モード間結合及びモード変調により、マルチモード光ファイバ5を導波後のレーザ光L1乃至L4の残留偏波成分RPが低減し、スペックルパターンが密となり可干渉距離が短くなることで、レーザ光L1乃至L4の可干渉性が十分に低減される。この密となったスペックルパターンが内視鏡照明部21aに配置されたマルチモード光ファイバ5の出射端5cにおいて重畳し、スペックルパターンが均一化された状態において、各スペックルパターンが強度変調されることにより、レーザ光L5の近視野像NFPでのスペックル低減が視認できる。
本発明の第2の実施形態は、レーザモジュール2aからのレーザ光L1を4本の光ファイバ3a乃至3dで分波し、この分波されたレーザ光L1がマルチモード光ファイバ5に入射し、このマルチモード光ファイバ5での多モード間結合及びモード変調により、マルチモード光ファイバ5を導波後のレーザ光L1の残留偏波成分RPが低減し、スペックルパターンが密となり可干渉距離が短くなることで、分波されたレーザ光L1の可干渉性が十分に低減される。この密となったスペックルパターンが内視鏡照明部21aに配置されたマルチモード光ファイバ5の出射端5cにおいて重畳し、スペックルパターンが均一化された状態において、各スペックルパターンが強度変調されることにより、レーザ光L5の近視野像NFPでのスペックル低減が視認できる。
また、本発明の第1及び第2の実施形態は、信号発生器の各変調信号Msをレーザドライバにおいて、バイアス電流Ibと重畳し、この変調された駆動電流Idにより、レーザ光源から変調されたレーザ光が射出されるため、変調手段に機械的駆動手段が使用しておらず、内視鏡用光源装置1での振動や、耐久性の問題を考慮する必要性が少ない。
また、本発明の第1及び第2の実施形態は、各ファイバ長LEの差がコヒーレント長以上であるファイババンドルも使用していないため、製作が容易であり、コストアップの問題も生じない。
また、本発明の第1の実施形態は、位相制御手段6e乃至6hを有することで、マルチモード光ファイバ5の出射端5cから出射されるレーザ光L5が、レーザ光L1乃至L4の各光強度Pの位相差が等間隔となった状態で重畳されることにより、レーザ光L5の光強度Pが平均化できる。
なお、本発明の第1及び第2の実施形態でのレーザ光L5は、励起光としての蛍光観察用途、多波長での生体組織を観察用途にも使用できるものである。
したがって、本発明の内視鏡用光源装置1は、レーザ光の可干渉性を低減させると共に、機械的駆動手段を用いずに、スペックル低減を視認レベルで安価に実現できるものである。
本発明の内視鏡用光源装置の第1の実施形態の概略構成図 レーザ光の光強度と駆動電流との相関図 レーザ光の残留偏波成分の測定系の概略構成図 レーザ光の残留偏波成分とマルチモード光ファイバのファイバ長との相関図 各光ファイバとマルチモード光ファイバとの接続面での断面図 各光ファイバとマルチモード光ファイバとの接続面近傍での側断面図 他の実施形態での各光ファイバとマルチモード光ファイバとの接続面での断面図 他の実施形態での各光ファイバとマルチモード光ファイバとの接続面近傍での側断面図 各レーザ光及びマルチモード光ファイバ5から射出するレーザ光の光強度を示す図 本発明の内視鏡用光源装置の第2の実施形態の概略構成図 本発明のスペックル低減の実験結果を示す図
符号の説明
L1、L2、L3、L4、L5 レーザ光
LP1、LP2、LP3、LP4、LP5 光軸
RP 残留偏波成分
LE ファイバ長
WL 白色光
1 内視鏡用光源装置
2a、2b、2c、2d レーザモジュール
3a、3b、3c、3d 第1光導波路、光ファイバ
3e、3f、3g、3h 出射端部
3i、3j、3k、3l コア
5 第2光導波路、マルチモード光ファイバ
5a 入射端
5b コア
5c 出射端
6a、6b、6c、6d 強度変調手段、信号発生器
6e、6f、6g、6h 位相制御手段
8a、8b、8c、8d レーザ光源
15 光射出領域
15a 中心軸
20 白色光源
21 第3光導波路
21a 出射端
31a 内視鏡照明部

Claims (6)

  1. 複数のレーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ光をそれぞれ強度変調する複数の強度変調手段と、強度変調された前記レーザ光源からのレーザ光を各々受けて出射端から射出する複数の第1光導波路とを有する、複数のレーザモジュールと、
    入射端が、前記第1光導波路の出射端近傍において密接するように束ねられた前記第1光導波路の光射出領域に光学的に接続され、前記各第1光導波路から射出されたレーザ光が入射する、前記光射出領域よりも大きいコアを有する単一の第2光導波路と、
    白色光源と、
    該白色光源からの白色光を導波させる第3光導波路とを備え、
    前記第2光導波路と前記第3光導波路の各出射端を内視鏡照明部に位置せしめてなることを特徴とする内視鏡用光源装置。
  2. 単一のレーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ光を強度変調する単一の強度変調手段と、強度変調された前記レーザ光源からのレーザ光を各々受けて出射端から射出する複数の第1光導波路とを有する、単一のレーザモジュールと、
    入射端が、前記第1光導波路の出射端近傍において密接するように束ねられた前記第1光導波路の光射出領域に光学的に接続され、前記各第1光導波路から射出されたレーザ光が入射する、前記光射出領域よりも大きいコアを有する単一の第2光導波路と、
    白色光源と、
    該白色光源からの白色光を導波させる第3の光導波路とを備え、
    前記第2光導波路と前記第3光導波路の各出射端を内視鏡照明部に位置せしめてなることを特徴とする内視鏡用光源装置。
  3. 前記強度変調手段が、さらに位相制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
  4. 前記第2光導波路が、該第2光導波路の前記入射端における光軸が前記光射出領域の中心軸とオフセットした位置で、前記束ねられた第1光導波路と接続され、
    該オフセット位置での前記光射出領域が、前記第2光導波路の前記入射端でのコア内に位置することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の内視鏡用光源装置。
  5. 前記第1光導波路が、光ファイバであって、該光ファイバのコア径が60μmであり、
    前記第2光導波路が、マルチモード光ファイバであって、該マルチモード光ファイバのコア径が、205μm、230μmのいずれかであることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の内視鏡用光源装置。
  6. 前記第2光導波路が、該第2光導波路から出射したレーザ光の残留偏波成分が30%程度以下となるファイバ長を有することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用光源装置。
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