JP2008062258A - レーザ加工用パラメータ調整装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 焦点距離を調整可能なレーザ光を2次元走査させて加工面に照射するレーザ加工装置100のためのパラメータを決定するレーザ加工用パラメータ調整装置130であって、レーザ加工装置100の3次元設置位置を補正するための補正演算用パラメータをユーザが指定する調整量入力部200と、レーザ加工装置100を基準とする2次元走査のための基準面BS、及び、補正演算用パラメータに基づいて求められる加工面WSを3次元表示する3D表示手段220とを備えて構成される。また、調整量入力部200は、基準面BSに対する加工面WSの傾きを補正するための補正演算用パラメータをユーザが指定する傾き調整部203を有している。
【選択図】 図23
Description
レーザ出力部1は、レーザ光Lを3次元スキャンさせることができるレーザ照射装置であり、レーザ発振部10、ビームエキスパンダ11、走査部12、集光レンズ13及びスキャナ駆動回路16によって構成される。レーザ発振部10内のレーザ媒質32から放出される誘導放射光としてのレーザ光Lは、ビームエキスパンダ11及び走査部12を順に経由した後、集光レンズ13によってワークWの加工面上に集光される。この集光レンズ13にはfθレンズが用いられる。
レーザ制御部2は、レーザ出力部1の動作を制御する制御装置であり、メモリ部21、制御部22、励起光発生部23及び電源24によって構成される。メモリ部21は、入力部3から入力された設定データやその他の制御データを保持する記憶手段であり、例えばROM、RAMなどの半導体メモリが用いられる。
入力部3は、レーザ加工装置100の動作に関する様々な設定データをユーザが入力するための入力装置であり、キーボード、タッチパネル、マウスなどを用いることができる。例えば、レーザ加工装置100の動作条件や印字内容などがユーザによって入力され、入力部3からレーザ制御部2へ出力される。なお、図示しないが、入力部3で入力された設定データを確認したり、レーザ制御部2の状態等を表示するための表示部を別途設けることもできる。
図2は、図1の励起光発生部23の内部の一例を示した斜視図である。この励起光発生部23は、光学的に接合された励起光源25及び励起光集光部26をケーシング27内に固定して構成される。励起光源25は、レーザ発振部10に供給する励起光を生成する光源装置であり、その放熱は、熱伝導性の良い真鍮などの金属からなるケーシング27によって効率的に行われている。この例では、励起光源25として、複数の半導体レーザダイオード素子を直線状に並べたレーザダイオードアレイが使用され、各素子で生成されたレーザ光が直線上に並んだ平行光として、励起光集光部26へ出力される。励起光集光部26は、フォーカシングレンズなどで構成され、励起光源25からの励起光を光ファイバケーブル28へ入射させている。光ファイバ28は、励起光発生部23及びレーザ発振部10を光学的に結合している励起光の伝送路である。
図3は、図1のレーザ発振部10の一構成例を示した図である。レーザ発振部10は、励起光をレーザ媒質32に照射し、その誘導放出光を共振器内で増幅して、レーザ光を生成するレーザ発振装置である。光ファイバーケーブル28を介して、励起光発生部23から入力された励起光は、入射レンズ30によってレーザ媒質32内に集光され、レーザ媒質32から誘導放射光が放出される。この誘導放射光は、対向配置された入射ミラー31及び出力ミラー35で反射され、レーザ媒質32に再び入射される。
レーザ媒質32には、例えば、Nd:YVO4(ネオジウムイオンをドープしたイットリューム・バナジウム酸塩)を用いることができる。この場合、Nd:YVO4の吸収スペクトルの中心波長である809nmの波長を有する励起光が用いられる。また、希土類をドープしたYAG、LiSrF、LiCaF、YLF、NAB、KNP、LNP、NYAB、NPP、GGGなどをレーザ媒質32として用いることもできる。更に、このような固体レーザ媒質に波長変換素子を組み合わせて、出力されるレーザ光Lの波長を任意の波長に変換することもできる。
図4は、図1のビームエキスパンダ11の一構成例を示した図である。図中の(a)は、ビームエキスパンダ11をレーザ光Lの光軸方向から見た図であり、図中の(b)は、レーザ光Lの光軸を含む面で切断した場合の断面図である。
図5は、図1の走査部12の一構成例を示した斜視図である。走査部12は、一対のガルバノミラー14a,14bと、これらのガルバノミラー14a,14bをそれぞれ回動させるガルバノモータ15a,15bとを備えている。ガルバノミラー14a及び14bは、レーザ光を反射させる全反射ミラーであり、ガルバノモータ15a,15bの回転軸にそれぞれ取り付けられている。ガルバノモータ15a,15bには、例えばステッピングモータが用いられ、スキャナ駆動回路16からの駆動信号に基づいて、両ガルバノミラー14a,14bが干渉しない範囲において、その回転角を自在に変化させることができる。
図6及び図7は、ビームエキスパンダ11を用いたZ軸方向のスキャン動作に関する説明図であり、ビームエキスパンダ11及び走査部12を含む走査系が示され、集光レンズ13は省略されている。ここでは、ビームエキスパンダ11内の入射レンズ40及び出射レンズ41間の距離が短くなれば、レーザ光Lのビーム径が大きくなる場合について説明する。
このレーザ加工装置100は、赤色光などの可視光をワークWに照射し、ワークW上にディスタンスポインタを表示させることができる。ディスタンスポインタは、照射面までの距離に応じて形状が変化する視認可能なパターンであり、その照射距離を指定することができ、ワークWまでの距離(ワーキングディスタンス)が上記照射距離に一致している場合に特徴的な形状となる。このため、ワークW上にディスタンスポインタを表示させることによって、ワーキングディスタンスが、予め指定された照射距離に一致しているかを視覚的に確認することができる。
図12は、XY軸スキャンと焦点距離との関係を示した説明図であり、Z軸を含む面内におけるレーザ光の光路の一例が模式的に描かれている。また、図13は、加工面WS上の異なる位置における印字状態の一例が示されている。これらの図は、XY平面からなる加工面WSに対し印字加工を行った場合の様子が示されており、従来のレーザ加工装置を用いた例が(a)に、本実施の形態によるレーザ加工装置100を用いた例が(b)にそれぞれ示されている。
本実施の形態によるレーザ加工装置100は、設置時の位置決め作業も簡略化することができる。従来のレーザ加工装置では、レーザ光Lの焦点距離が固定されているため、レーザ光Lを照射しているマーキングヘッド110からワークWまでのワーキングディスタンスと焦点距離とを合致させなければならず、マーキングヘッド110の設置時に煩雑な調整作業が必要であった。
図22に、3次元印字可能なレーザマーカのシステム構成を示す。この図に示すレーザ加工システムは、マーキングヘッド110と、コントローラ120と、レーザ加工条件設定装置130とを備える。マーキングヘッド110は、ワークWへレーザ光Lを照射する装置であり、図1のレーザ出力部1に相当する。コントローラ120は、マーキングヘッド110の制御装置であり、図1のレーザ制御部2に相当する。レーザ加工条件設定装置130は、コントローラ120に対し、テスト印字条件を含むレーザ加工条件を指示するためのユーザ端末であり、図1の入力部3に相当する。
図23は、レーザ加工条件設定装置130の要部について一構成例を示した図である。このレーザ加工条件設定装置130は、マーキングヘッド110の設置位置補正機能を有するユーザ端末であり、調整量入力部200、パラメータ算出部210、3D表示制御部220、ディスタンスポインタ制御部230、サンプル印字制御部240、ガイド表示制御部250、印字パターン生成部260及び座標変換部270を備えて構成される。
加工面WS上の任意の異なる3点について基準座標が与えられれば、加工面WSの基準面BSに対するZ軸オフセット△Z、X軸回転角△θx、Y軸回転角△θyを求めることができる。これに加えて、X軸、Y軸オフセット△X、△Y及びZ軸回転角△θzが与えられれば、加工座標を基準座標に変換することが可能となる。
m×X+n×Y+k×Z+d=0 (1)
ただし
m=(Ay−By)×(Cz−Bz)−(Az−Bz)×(Cy−By)
n=(Az−Bz)×(Cx−Bx)−(Ax−Bx)×(Cz−Bz)
k=(Ax−Bx)×(Cy−By)−(Ay−By)×(Cx−Bx)
d=−(m×Ax+n×Ay+k×Az)
m×p+k×q+d=0
q=−(m×p+d)/k (2)
従って、Y軸回転角△θyは、次式(3)のように求めることができる。
tan(△θy)=−(q+d/k)/p
=m/k
△θy=arctan(m/k) (3)
Ax'=(Ax×cos(△θy))−((Az+d/k)×sin(△θy))
Ay'=Ay
Az'=(Ax×sin(△θy))−((Az+d/k)×cos(△θy))
Bx'=(Bx×cos(△θy))−((Bz+d/k)×sin(△θy))
By'=By
Bz'=(Bx×sin(△θy))−((Bz+d/k)×cos(△θy))
Cx'=(Cx×cos(△θy))−((Cz+d/k)×sin(△θy))
Cy'=Cy
Cz'=(Cx×sin(△θy))−((Cz+d/k)×cos(△θy))
m'×X+n'×Y+k'×Z=0 (4)
ただし
m'=(Ay'−By')×(Cz'−Bz')−(Az'−Bz')×(Cy'−By')
n'=(Az'−Bz')×(Cx'−Bx')−(Ax'−Bx')×(Cz'−Bz')
k'=(Ax'−Bx')×(Cy'−By')−(Ay'−By')×(Cx'−Bx')
n'×s+k'×t=0
t=−n'×s/k (5)
従って、X軸回転角△θxは、次式(6)のように求めることができる。
tan(△θx)=t/s
=−n'/k'
△θx=arctan(−n'/k') (6)
Px'=Px
Py'=Py×cosθx
Pz'=Py×sinθx
Px''=(Px'×cosθy)+(Pz'×sinθy)
Py''=Py'
Pz''=(Px'×sinθy)+(Pz'×cosθy)+(−d/k)
△X=Px''−Px
△Y=Py''−Py
△Z=Pz''
サンプル印字は、ワークWの加工面上に、印字条件を段階的に異ならせた複数のサンプルパターンを印字し、印字状態が最適であったサンプルパターンをユーザに選択させることによって、最適な印字条件を決定する方法である。その際、サンプルパターンごとにレーザ光の焦点距離を段階的に異ならせれば、これらのサンプルパターンが印字された領域までの距離が得られる。更に、同じ加工面WS上の異なる3つの印字領域のそれぞれについて、このようなサンプル印字を行えば、それぞれの印字領域までの距離が得られ、マーキングヘッド110に対する加工面WSの傾きが得られる。
図26は、レーザ加工条件設定装置130のディスプレイ上に表示される機器設定ダイアログ300が示されている。この機器設定ダイアログ300は、コントローラ120について様々な初期設定を行うためのユーザインターフェースであり、ユーザが選択可能な複数のタブを備えている。この図では、機器設定タブが選択されている状態が示されている。この機器設定タブには、オフセット値を指定してレーザ強度を調整するパワーオフセット設定部301や、オフセット値を指定してレーザ光Lの走査速度を調整するスキャンスピードオフセット設定部302や、設置位置補正を行うための設置位置補正欄303が設けられている。
図27は、設置位置調整ダイアログ320の一例を示した図である。この設置位置調整ダイアログ320は、ユーザが選択可能な焦点距離調整タブ330と、傾き調整タブ340と、面内位置調整タブ350とを備えている。なお、設定モード選択部304において基本設定が選択されている場合には、傾き調整タブ340の選択が禁止される。また、設置位置調整ダイアログ320は、いずれのタブ330〜350が選択されている場合であっても、3D表示部321及び補正結果表示部325が表示されている。
図31は、焦点距離調整タブ330の一例を示した図である。焦点距離調整タブ330では、ディスタンスポインタを用いて確認しながら、Y軸上における基準面BSから加工面WSまでの距離(加工面距離)を指定する距離調整手段であり、図23の焦点距離調整部202に相当する。この焦点距離調整タブ330内には、3D表示部321及び補正結果表示部325に加えて、点灯指示部331、ダイアログ起動ボタン332及び加工面距離表示部333が設けられている。点灯指示部331は、ユーザ操作によって、ディスタンスポインタの点灯及び消灯を切り替えることができるトグルスイッチである。ダイアログ起動ボタン332は、ディスタンスポインタ設定ダイアログを起動するための起動ボタンである。加工面距離表示部333には、加工面距離が表示される。
図34〜図38は、傾き調整タブ340の一例を示した図である。傾き調整タブ340では、サンプル印字又は調整値入力によって、加工面の傾きを指定する傾き調整手段であり、図23の傾き調整部203に相当する。傾き調整タブ340内には、3D表示部321及び補正結果表示部325に加えて、調整モードを切り替え選択するための調整方法選択部341と、傾き調整を行うための傾き調整部342とが配置されている。調整方法選択部341では、サンプル印字モードと、調整値入力モードのいずれかを選択することができる。また、傾き調整部342内の構成は、調整モードの選択結果によって異なり、図34、図35には、調整値入力モードが選択された場合、図36〜38には、サンプル印字モードが選択された場合がそれぞれ示されている。
調整値入力モードでは、ともに加工面WS上にある基準軸Rと調整点Pjをユーザが指定するとともに、この基準軸Rを中心として加工面WSを回転させたときの上記調整点Pjにおける高さ(Z座標)の変動量を調整値としてユーザが指定することによって、加工面WSの傾きが指定される。一般に、加工面WSの傾きを指定する際、加工面WSの角度を指定するよりも、加工面WS上の任意の点における高さを指定する方が、ユーザにとって理解しやすく調整作業が容易となる。このため、調整値入力モードでは、加工面WSの傾きをユーザに指定させるために、加工面WSの傾きによって生ずる調整点Pjの高さの変動量を調整値として入力させている。
図36は、調整方法選択部341でサンプル印字モードを選択した場合のダイアログが示されている。ダイアログ起動ボタン421は、サンプル印字設定ダイアログを起動するためのダイアログ起動ボタンである。トリガボタン422は、レーザ光Lの照射を開始するための操作ボタンであり、印字中断ボタン423は、レーザ光Lの照射を停止させるための操作ボタンである。印字モード選択部424は、ガイド光G及びレーザ光Lのいずれかを選択するための選択手段である。印字モード選択部424でガイド光Gを選択すれば、レーザ光Lの照射時と全く同様にしてガイド光Gが照射される。このため、レーザ光Lの照射前に、ガイド光Gによって加工位置を事前に確認することができる。印字結果入力部425は、サンプル印字後に、その結果を入力するための入力欄である。サンプル印字の実行前はグレーアウトされており、印字結果の入力が禁止されている。
図39は、面内位置調整タブ350の一例を示した図である。面内位置調整タブ350では、基準面上の位置と加工面上の位置とを対応づける面内位置調整を行う面内位置調整手段であり、図23の面内位置調整部204に相当する。面内位置調整タブ350内には、3D表示部321及び補正結果表示部325に加えて、パラメータ入力部351〜353と、適用ボタン354が設けられている。
2 レーザ制御部
3 入力部
10 レーザ発振部
11 ビームエキスパンダ
12 走査部
14a X軸スキャナ(ガルバノミラー)
14b Y軸スキャナ(ガルバノミラー)
100 レーザ加工装置
110 マーキングヘッド
120 コントローラ
130 レーザ加工条件設定装置
200 調整量入力部
201 パラメータ入力部
202 焦点距離調整部
203 傾き調整部
204 位置オフセット調整部
210 パラメータ算出部
220 3D表示制御部
230 ディスタンスポインタ制御部
240 サンプル印字制御部
250 ガイド光表示制御部
260 印字パターン生成部
270 座標変換部
300 機器設定ダイアログ
303 設置位置補正欄
304 設定モード選択部
305 ダイアログ起動ボタン
306 パラメータ入力部
320 設置位置調整ダイアログ
321 3D表示部
322〜324 視点移動手段
325 補正結果表示部
330 焦点距離調整タブ
331 点灯指示部
332 ダイアログ起動ボタン
333 加工面距離表示部
340 傾き調整タブ
341 調整方法選択部
342 傾き調整部
350 面内位置調整タブ
351〜353 パラメータ入力部
354 適用ボタン
400 ディスタンスポインタ設定ダイアログ
401 数値指定部
402 スライド手段
410 軸指定方法選択部
411 基準軸選択部
412 基準点入力部
413 調整点指定部
414 調整値入力部
415 調整用スライド手段
416 適用ボタン
421 ダイアログ起動ボタン
422 トリガボタン
423 印字中断ボタン
424 印字モード選択部
425 印字結果入力部
426 パターン選択部
427 焦点距離表示部
428 適用ボタン
430 サンプル印字設定ダイアログ
434 フォーカス調整条件設定部
BO 基準原点
BS 基準面
G ガイド光
G1〜G3 印字領域
GP ガイドパターン
L レーザ光
Ld1,Ld2 焦点距離
P ポインタ光
Pj 調整点
PP ポインタパターン
Pr1,Pr2 基準点
R 基準軸
Rd1,Rd2 レンズ間距離
SP サンプルパターン
W ワーク
WO 加工原点
WS 加工面
△X X軸オフセット
△Y Y軸オフセット
△Z Z軸オフセット
△θx X軸回転角
△θy Y軸回転角
△θz Z軸回転角
Claims (8)
- 焦点距離を調整可能なレーザ光を2次元走査させて加工面に照射するレーザ加工装置のためのパラメータを決定するレーザ加工用パラメータ調整装置において、
上記レーザ加工装置の3次元設置位置を補正するための補正演算用パラメータをユーザが指定するパラメータ指定手段と、
上記レーザ加工装置を基準とする2次元走査のための基準面、及び、上記補正演算用パラメータに基づいて求められる加工面を3次元表示する表示手段とを備え、
上記パラメータ指定手段は、上記基準面に対する上記加工面の傾きを補正するための補正演算用パラメータをユーザが指定する傾き調整手段からなることを特徴とするレーザ加工用パラメータ調整装置。 - 上記傾き調整手段が、
上記加工面上の基準軸、上記加工面上の調整点、及び、上記調整点における調整量をユーザが指定するユーザ指定手段と、
上記基準軸を中心として上記加工面を傾けて、上記調整点の高さを上記調整量だけ変動させる補正演算用パラメータを求めるパラメータ算出手段とを有し、
上記表示手段が、上記基準面及び加工面とともに、上記基準軸及び調整点を3次元表示することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工用パラメータ調整装置。 - 上記基準面上の点を中心として、上記表示手段の視点を全方位に変更可能な第1の視点制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工用パラメータ調整装置。
- 上記表示手段は、上記基準面及び加工面とともに、上記レーザ加工装置の設置位置を3次元表示することを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工用パラメータ調整装置。
- 予め定められた2以上の方位のいずれかをユーザに選択させる方位選択手段と、
上記表示手段の視点を上記方位選択手段によって選択された方位へ移動させる第2の視点制御手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工用パラメータ調整装置。 - 上記パラメータ指定手段が、
上記加工面までの距離をユーザが指定するための距離調整手段と、
ユーザによって指定された上記加工面までの距離に基づいて、補正演算用パラメータを求めるパラメータ算出手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工用パラメータ調整装置。 - 上記パラメータ指定手段が、上記基準面上の位置及び上記加工面の位置を対応づける補正演算用パラメータをユーザが指定するための面内位置調整手段からなることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工用パラメータ調整装置。
- 焦点距離を調整可能なレーザ光を2次元走査させて加工面に照射するレーザ加工装置のためのパラメータを決定するパラメータ調整装置用のコンピュータプログラムであって、
上記レーザ加工装置の3次元設置位置を補正するための補正演算用パラメータをユーザが指定するパラメータ指定ステップと、
上記レーザ加工装置を基準とする2次元走査のための基準面、及び、上記補正演算用パラメータに基づいて求められる加工面を3次元表示する表示ステップとを実行するための手順であって、
上記パラメータ指定ステップは、上記基準面に対する上記加工面の傾きを補正するための補正演算用パラメータをユーザが指定する傾き調整ステップからなることを特徴とするコンピュータプログラム。
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