JP5104081B2 - 包装袋 - Google Patents

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本発明は、スライスチーズ、スライスハム、クッキー、シート状シップ剤などの固体状の内容物を包装するための包装袋に関し、さらに詳しくは、手で容易に所定位置から直線状に開封することが可能で、かつ広い開口が可能なために内容物の取り出し適性にも優れる包装袋に関する。
従来から、包装袋においては開封を容易にするために種々の工夫がなされている。その一つとして、包装袋のシール部の外側縁にV、U字形状、あるいは、5角形状などのノッチや切欠を設け、このノッチや切欠を開封開始端として容易に開封できるようにしたものがある。またその他に、包装袋のシール部の外側縁近傍に多数の穿孔を設け、多数の穿孔を設けたシール部の任意の外側縁から容易に開封ができるようにしたものもある。
これらのものは、いずれも包装袋の開封を容易にするためのものであるが、包装袋はその形態や、そこに収納される内容物の形状、さらにはそれを構成する包装材料の種類などが異なるため、個々の状況に応じて適宜の開封適性を付与することが求められている。
例えば、スライスチーズやスライスハムなどの多くは、ピロータイプの包装袋に複数枚が充填されて包装されているが、包装されている上記したような内容物を包装袋から取り出す場合には、一般的に、包装袋の上下端部のシール部に設けられているノッチの部分から開封することになる。このとき、袋サイズに余裕が無い場合には、内容物の形状の影響を受けて開封方向が外側に曲がって袋を縦断する開封が出来ず、内容物の取り出しに必要な開口部が得られなかったり、あるいは開封方向が内側に曲がり、開封時にかかる応力に負けて内容物が変形するといった不具合を生じることがあり、容易に、かつ安定した開封ができるようにするための工夫が強く求められている。
ピロータイプの包装袋の易開封技術として、例えば特許文献1に開示のような方法がある。これは袋本体の折り返し部2点と、この2点を結ぶ直線が交わる背貼りシール部に複数列の切り込みを入れることにより、この一方の側端部を開封開始点としてそこから容易に開封できるようにした技術である。しかし、この方法では、胴部1周+背貼りシール部を切り取るため、内容物はこの開封線より内側に収まることが必要であり、内容物サイズに対し包材余剰部を広く取らなければならず、包材コスト・輸送コストの面で不利であると共に、所定位置から直線状の大きな開口で確実に開封することが難しい。
また開封時に全ての内容物を使い切らなかった場合には、開封口が大きく開いているため、残っている内容物が乾燥し易く、その保存性が悪くなるという問題も発生する。このような問題に対処すべく、PEチャックの使用や再封性シーラントの使用により再封性を付与することが考えられるが、これらの方法は材料コストを上昇させることになり、さらには包装設備の改善を要したり、種々の技術的課題を解決しなければならなといった問題点が発生する。
特開2006−341932号公報
本発明は、以上のような状況に鑑みなされたものであり、手で容易に所定位置から直線状に開封することが可能で、かつ広い開口が可能なために内容物の取り出し適性にも優れるピロータイプの包装袋の提供を目的とする。
以上のような課題を解決するためになされ、請求項1に記載の発明は、ヒートシールにより融着可能なシーラント樹脂層を有するフィルム積層体がそのシーラント樹脂層が最内層となるようにセットされていると共に、合掌貼りされた背貼りシール部と、その背貼りシール部に直交する上下端部の端部シール部とで貼り合されてなるピロータイプの包装袋であって、そのピロー状の胴部には背貼りシール部の付け根部分に沿って一列または複数列の直線状またはミシン目状のハーフカット線が上部の端部シール部から下部の端部シール部に渡って形成されており、このハーフカット線が交わる上部と下部の端部シール部のいずれかが包装袋を開封するための開封開始端部となっていて、その開封開始端部から他端の端部シール部までがハーフカット線に沿って切り離されることにより胴部の一部が開口し、開封できるようになっており、
前記ハーフカット線が背貼りシール部の谷折れ側にレーザー加工によりフィルム積層体の少なくとも一つの層に形成され、
前記フィルム積層体のシーラント樹脂層が上下端部の端部シール部において10N/15mm以下の強度で剥離可能な状態で貼り合わされていて、開封の際には、胴部がハーフカット線の部分から切り離されると共に、切り離された胴部の内、背貼りシール部が設けられている側の胴部の上下端部にある端部シール部のシール状態が解放されることにより、封筒状に開封できるようになっており、
前記背貼りシール部のハーフカット線側に位置する側面の一部または全面に粘着層が設けられており、この粘着層を胴部表面に粘着させて再封できるようになっていることを特徴とする包装袋である。
さらにまた、請求項記載の発明は、請求項1に記載の包装袋において、胴部に再封用粘着シールが添付されており、この再封用粘着シールにより背貼りシール部を胴部に固着せしめることにより再封できるようになっていることを特徴とする。
さらにまた、請求項記載の発明は、請求項1または2に記載の包装袋において、前記開封開始端部に胴部の開口方向の指示が表示されていることを特徴とする。
さらにまた、請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の包装袋において、前記開封開始端部に積層体を貫通する切り込みが設けられていることを特徴とする。
本発明の包装袋は下記の様な効果を有する。
1.充填・流通適性に優れ、従来の包装袋と同等に取扱うことが出来る。
2.直線状の大きな開口を確保して常に安定した開封を可能とする。
3.内容物に対して袋サイズに余裕が無い場合でも、収納してある内容物の形状に影響さ
れずに常に安定した開封が行える。
4.大きな開口で開封可能であることから、内容物の取り出しに必要な開口部を十分に得ることが出来る。
5.再封可能であることから、初回開封時に全ての内容物を使い切らなかった場合にも、保存性良好な状態で再封することができる。また、PEチャックの使用や再封性シーラントの使用などと比べ、材料コストが増大せず、包装設備の改善も必要としない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照に説明する。図1には、本発明の包装袋の概略の構成が示してある。そして、図3には、図1に示すような包装袋の概略の断面構成が示してある。
図示の包装袋1は、ヒートシールにより融着可能なシーラント樹脂層を有するフィルム積層体2がそのシーラント樹脂層が最内層となるようにセットされていると共に、合掌貼りされた背貼りシール部3と、その背貼りシール部3に直交する上下端部の端部シール部4、5とで貼り合されてなるピロータイプの包装袋であって、そのピロー状の胴部には背貼りシール部3の付け根部分に沿って一列または複数列の直線状またはミシン目状のハーフカット線が上部の端部シール部から下部の端部シール部に渡って形成されており、このハーフカット線が交わる上部と下部の端部シール部4、5のいずれかが包装袋を開封するための開封開始端部となっていて、その開封開始端部から他端の端部シール部までがハーフカット線に沿って切り離されることにより胴部の一部が開口し、開封できるようになっている。
図1と図3に示す包装袋においては、ハーフカット線が背貼りシール部3の谷折れ側に設けられているために図示されていない。要するに、図1においては、ハーフカット線が背貼りシール部に隠れて見えないため表示されていない。また、図3においては、図面が小さくて明示されていないが、ハーフカット線は矢印Aの先端部分に設けられていることになる。包装体1のハーフカット線6の形成状態は、後述する図4を参照されたい。すなわち、ハーフカット線6は、背貼りシール部3の付け根の部分に沿って上部の端部シール部4から下部の端部シール部5に渡って形成されている。また、9は再封用粘着シールであって、再封の際にはこの再封用粘着シール9により背貼りシール部3を胴部に固着せしめることにより再封できるようになっている。
一方、図2に示す包装袋21は、ヒートシールにより融着可能なシーラント樹脂層を有するフィルム積層体22がそのシーラント樹脂層が最内層となるようにセットされていると共に、合掌貼りされた背貼りシール部23と、その背貼りシール部23に直交する上下端部の端部シール部24、25とで貼り合されてなるピロータイプの包装袋であって、そのピロー状の胴部には背貼りシール部23の付け根部分に沿って一列または複数列の直線状またはミシン目状のハーフカット線26が上部の端部シール部24から下部の端部シール部25に渡って形成されており、このハーフカット線26が交わる上部と下部の端部シール部24、25のいずれかが包装袋21を開封するための開封開始端部となっていて、その開封開始端部から他端の端部シール部までがハーフカット線26に沿って切り離されることにより胴部の一部が開口し、開封できるようになっている。図示はしていないが、開封開始端部に胴部の開口方向を指示する表示を設けておいてもよい。
図2に示す包装袋21の構成は上述した範囲では図1に示す包装袋1と同じであるが、背貼りシール部23のハーフカット線26側に位置する側面の一部または全面に粘着層29が設けられており、再封の際にはこの粘着層29を胴部表面に粘着させて再封できるようになっている点で異なっている。
このような構成になる本発明の包装袋において、それを構成するフィルム積層体は、フィルム基材に少なくともシーラント樹脂層が積層されてなるものである。
シーラント樹脂層は、熱によって溶融し相互に融着し得る、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンープロピレン共重合体などの樹脂を主体としてなるものである。
このシーラント樹脂層は単層または多層で、例えば、面々シール強度を1N/15mm以下に強度調整してあることが好ましい。従って、異なる樹脂を分散させて凝集力を適宜に低減させてなるポリマーアロイなどを用い、押し出し法により、あるいはフィルム化して接着層を介して積層して設ければよい。そして、その厚みは10〜100μm程度、好ましくは15〜70μmの範囲に納まるように設定すればよい。
また、このシーラント樹脂層を積層するフィルム基材としては、フィルム積層体を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的に優れた性質を有する合成樹脂製フィルムを用いることができる。具体的には、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系などの樹脂からなる合成樹脂製フィルムを用いることができる。また、このような合成樹脂製フィルムの内層側には一般的に印刷が施されることが多いことから、所定の印刷適性を有していることが好ましい。このような場合には二軸方向に延伸した延伸合成樹脂製フィルムが好適に用いられる。また、このような合成樹脂製フィルムの厚みは基本素材としての強度、剛性などが必要最低限に保持され得る範囲にあればよく、コストも考慮すると9〜25μm程度の範囲に設定することが好ましい。さらに、前記した合成樹脂製フィルムには、必要に応じてポリ塩化ビニリデンを塗工したり、アルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウムなどの無機物からなる蒸着層を形成させてガスバリアー性を付与するようにしてもよい。
さらに、本発明に用いられるフィルム積層体としては、シーラント樹脂層とフィルム基材の間に中間層を設けた構成のものであってもよい。この中間層は、通常前記したシーラント樹脂層とフィルム基材だけでは包装袋を構成するフィルム積層体に要求される機能を十分に果たすことができない場合などに設けられる。このような機能としては、気体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性などであり、包装袋として要求されるこれらの機能をこの中間層を設けることで達成する。
この中間層の構成材料としては、例えば、アルミニウム、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などからなるフィルムあるいはこれらにポリ塩化ビニリデンを塗工したフィルムないしはアルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウムなどの無機物の蒸着薄膜層を施したフィルムあるいはポリ塩化ビニリデンなどのフィルム、あるいは、紙、セロハン、合成紙などを用いることができる。また、これらの構成材料の一種ないしはそれ以上を組み合わせて使用することもできる。尚、上記構成材料からなる中間層の厚みは、包装袋として要求される機能を満たすことができる範囲のものであればよく、必要に応じて適宜に設定することができる。
一方、ハーフカット線は、フィルム積層体のフィルム基材の表面から積層体を貫通しない深さ、あるいは、フィルム積層体中にガスバリア層が存在する場合にはガスバリア層まで達しない深さとする。ハーフカット線の加工は、レーザービーム加工、表面に切れ刃を
有するロール(ロータリーダイロール)、ナイフ、カッターなどを用いる物理的穿孔法、あるいは加熱した針を押しつけるニードルパンチ法、エンボスロール法、研磨ロール、砥石、研磨テープなどを用いてフィルムを溶融し穿孔する熱溶融穿孔法、コロナ放電、プラズマ放電などを利用した加工法などの種々の方法によって行うことができ、これらの方法から適宜の方法を選択して直線状またはミシン目状のハーフカット線を、背貼りシール部の付け根部分に沿って形成すればよい。
他方、再封シール用に使用される粘着層もしくは再封用シールの粘着層の形成に使用される粘着剤としては、例えば天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル樹脂系粘着剤、ポリビニルエーテル樹脂系粘着剤、ウレタン樹脂系粘着剤、シリコーン樹脂系粘着剤などが挙げられる。
合成ゴム系粘着剤の具体例としては、スチレン−ブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴム、イソブチレン−イソプレンゴム、イソプレンゴム、スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレンブロック共重合体、エチレン−酢酸ビニル熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
また、アクリル樹脂系粘着剤の具体例としては、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリロニトリルなどの単独重合体若しくは共重合体などが挙げられる。ポリビニルエーテル樹脂系粘着剤の具体例としては、ポリビニルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテルなどが挙げられる。さらに、シリコーン樹脂系粘着剤の具体例としては、ジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。これらの粘着剤は、1種単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
粘着層の積層手法としては、特に制限なく種々の方法を用いることができる。例えばエアーナイフコーター、ブレードコーター、バーコーター、グラビアコーター、ロールコーター、カーテンコーター、ダイコーター、コンマコーター、スクリーンコーター、マイヤーバーコーター、キスコーターなどが挙げられる。粘着層の厚みは、通常10〜100μm程度の範囲、より好ましくは15〜50μmにあればよい。
尚、背貼りシール部表面に設けた粘着層の上には、剥離紙を貼り合わせておいてもよい。剥離紙としては、例えば上質紙、グラシン紙、ポリエチレンシート紙、ポリプロピレンシート紙、ポリエステルフィルムなどにアンカーコートしたもの、またはシリコーンなどの剥離剤をコーティング処理したものが挙げられる。
以上、本発明の包装袋の構成について述べたが、次に包装袋の開封方法と再封方法について図面を参照に説明する。
図4は、図1並びに図3においてその構成を詳述した本発明の包装袋1を開封し、さらに再封するときの状態を示している。開封に当たっては、まず、ハーフカット線6が交わる下部の端部シール部5の開封開始端部7から他端の端部シール部4までの部分をハーフカット線6に沿って切り離すことにより胴部の一部を開口させる(図4a参照)。そして、背貼りシール部3が位置する側の胴部の上下端部にある端部シール部4−1、5−1のシール状態を解放させることにより、封筒状に開封する(図4b参照)。
開封して内容物8を取り出したら、包装体1の胴部の所定位置に添付されている再封用粘着シール9を用い、背貼りシール部3を胴部に固着せしめることにより再封を行う(図4b、c参照)。
なお、開封開始端部には、例えば、そこからの開封が容易に行えるようにするための切り込みが積層体を貫通するように設けられていてもよい。
本発明の包装袋の概略の構成を示す説明図である。 本発明の他の包装袋の概略の構成を示す説明図である。 本発明の包装袋の概略の断面構成を示す説明図である。 本発明の包装体を利用した開封と再封の様子を示す説明図である。
符号の説明
1、21・・包装袋
2、22・・フィルム積層体
3、23・・背貼りシール部
4、5、24、25・・端部シール部
6、26・・ハーフカット線
7・・開封開始端部
8、28・・内容物
9・・再封用粘着シール
29・・粘着層

Claims (4)

  1. ヒートシールにより融着可能なシーラント樹脂層を有するフィルム積層体がそのシーラント樹脂層が最内層となるようにセットされていると共に、合掌貼りされた背貼りシール部と、その背貼りシール部に直交する上下端部の端部シール部とで貼り合されてなるピロータイプの包装袋であって、そのピロー状の胴部には背貼りシール部の付け根部分に沿って一列または複数列の直線状またはミシン目状のハーフカット線が上部の端部シール部から下部の端部シール部に渡って形成されており、このハーフカット線が交わる上部と下部の端部シール部のいずれかが包装袋を開封するための開封開始端部となっていて、その開封開始端部から他端の端部シール部までがハーフカット線に沿って切り離されることにより胴部の一部が開口し、開封できるようになっており、
    前記ハーフカット線が背貼りシール部の谷折れ側にレーザー加工によりフィルム積層体の少なくとも一つの層に形成され、
    前記フィルム積層体のシーラント樹脂層が上下端部の端部シール部において10N/15mm以下の強度で剥離可能な状態で貼り合わされていて、開封の際には、胴部がハーフカット線の部分から切り離されると共に、切り離された胴部の内、背貼りシール部が設けられている側の胴部の上下端部にある端部シール部のシール状態が解放されることにより、封筒状に開封できるようになっており、
    前記背貼りシール部のハーフカット線側に位置する側面の一部または全面に粘着層が設けられており、この粘着層を胴部表面に粘着させて再封できるようになっていることを特徴とする包装袋。
  2. 胴部に再封用粘着シールが添付されており、この再封用粘着シールにより背貼りシール部を胴部に固着せしめることにより再封できるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記開封開始端部に胴部の開口方向の指示が表示されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
  4. 前記開封開始端部に積層体を貫通する切り込みが設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の包装袋。
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