JP3165005U - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】きれいにハーフカットでき、再封も可能な菓子等の食品の包装袋を提供する。【解決手段】前面側のシート11の表面に、上縁ヒートシール部16よりも所定高さだけ下方にずれた位置に備えられた感圧粘着剤層17の表面は、帯状プラスチックフィルム13で覆われる。上縁ヒートシール部16の下端と感圧粘着剤層17の上端との間に、後面側のシート12の裏面に感圧粘着剤層17の上端とほぼ平行に左右の縁の間に渡す様にティアテープ18が貼り付けられ、ティアテープ18の上端位置をノッチ先端とするVノッチ31,32を形成すると共に、上縁の中央にもVノッチ33を形成している。また、後面側のシート12の外面に、開封・再封方法説明表示印刷41が施されている。【選択図】 図1

Description

本考案は、密封性が高く改ざん防止性を備えると共に、開封も再封も容易な包装袋に関する。
従来、再封性を備えた包装袋の提案が種々なされている(例えば、特許文献1〜3)。
これら特許文献1〜3の包装袋は、密封された状態の包装袋の一部を切り取ることで初めて開封可能とすることで改ざん防止性を有し、菓子等の食品の包装にも適する。
特開2000−272633号公報 実開平6−71453号公報 特開2006−199343号公報
しかし、特許文献1の包装袋は再封のための雄係合部18と雌係合部20を備えた構造で(図5(A)参照)、ファスナー部品が必要となり、製造工程が複雑でコスト高になるという問題がある。
特許文献2の包装袋は袋の内側面の再閉鎖部15で再封を行う構造で(図5(B)参照)、開封して菓子等を取り出す際に、菓子自体が再閉鎖部15の粘着剤に付着して取り出し難くしたり、菓子の粉が再閉鎖部15の粘着剤に付着して再封し難くするという問題がある。
特許文献3の包装袋も袋の上部内面の粘着性樹脂層23で再封を行う構造であるため(図5(C)参照)、特許文献2と同様の問題がある。
本考案の目的は、菓子等の食品の包装にも適する高い密封性と改ざん防止性を有し、かつ、内容物の取り出しがスムーズに実行でき、再封性能を損ない難い包装袋を提供することにあり、特に、菓子などの内容物を片手で振り出して取り出せるハーフカット開封を容易に実施できる様にすることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本考案の包装袋は、プラスチックフィルム製の前面側のシート及び後面側のシートの上縁及び左右の縁を互いに熱融着されて下縁を開口とされると共に、さらに以下の構成を備えることを特徴とする。
(1)前記前面側のシートの表面には、前記上縁のヒートシール部よりも所定高さだけ下方にずれた位置に感圧粘着剤を幅方向に帯状に付着させた感圧粘着剤層を備えていること。
(2)前記感圧粘着剤層の表面は、該感圧粘着剤層の全幅よりも広幅の帯状プラスチックフィルムで覆われていること。
(3)前記後面側のシートの裏面に、前記上縁のヒートシール部の下端と前記感圧粘着剤層の上端との間に、該感圧粘着剤層の上端とほぼ平行に左右の縁の間に渡す様にティアテープが貼り付けられていること。
(4)前記ティアテープの両端付近を先端とするノッチ又は切り込みを袋の側面縁に形成すると共に、袋の上縁の中央部に下向きのノッチ又は切り込みをも形成してあること。
本考案の包装袋によれば、下縁開口を上に向けて充填装置に袋をセットし、内容物を収納して下縁開口をヒートシールすれば密封状態とする。開封に当たっては、上縁のノッチ又は切り込みから縦に引き裂くと共に、側面縁のノッチ又は切り込みから中程まで引き裂くことにより、ハーフカットで開封することができる。この際、ティアテープを備えていることにより、縦に引き裂く際に引き裂き過ぎることがなく、その後の横方向の引き裂きもティアテープが案内となってきれいに横方向に引き裂くこともできる。なお、もちろん、ティアテープに沿ってフルカットできれいに開封することもできる。そして、フルカット、ハーフカットのいずれかによって開封した後は、帯状プラスチックフィルムを剥がして前面側のシートが谷となる様に前方に折ることで、感圧粘着剤層を前面側のシートに粘着させて再封することも、前面側のシートが山となる様に後方に巻き込む様にして感圧粘着剤層を後面側のシートに粘着させて再封することもできる。感圧粘着剤層は前面側のシート表面に形成されているので、内容物を取り出す際に感圧粘着剤層に内容物自体又はその粉などが付着しない。また、感圧粘着剤層は、帯状プラスチックフィルムによって覆われているので、開封前に粘着性能を損なうこともない。また、引き裂かないと開封できないことから、高い密封性と改ざん防止性を備える。
ここで、本考案の包装袋は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(5)前記上縁のノッチ又は切り込みから縦に引き裂くと共に、前記側面縁のノッチ又は切り込みから中程まで引き裂くことにより、ハーフカットで開封する方法と、再封する方法の例示とを説明する開封説明表示を備えていること。
こうした表示をすることにより、本考案の包装袋の備えるハーフカットによる開封という特徴を利用者に容易に理解させることができる。
本考案の包装袋によれば、ハーフカットを容易に実施でき、内容物の取り出しをスムーズに実行でき、再封性能を損ない難いという効果が発揮され、菓子等の食品の包装にも適する。
実施例1の包装袋を示し、(A)は正面図、(B)は背面図である。 実施例1の包装袋の再封方法説明表示の内容を示す説明図である。 実施例1の包装袋への内容物充填方法を示す説明図である。 実施例1の包装袋の開封方法を示す説明図である。 従来例の説明図である。
以下に、本考案を実施するための形態を、いくつかの実施例に基づいて説明する。
実施例1の包装袋10は、図1に示す様に、前面側のシート11の表面に、上縁ヒートシール部16の下端から所定高さだけ下方の位置を上端とする様に感圧粘着剤を2列帯状にコーティングして形成された感圧粘着剤層17を備える。この感圧粘着剤層17の表面は、帯状プラスチックフィルム13で覆われている。また、上縁ヒートシール部16の下端と感圧粘着剤層17の上端との間に、後面側のシート12の裏面に感圧粘着剤層17の上端とほぼ平行に左右の縁の間に渡す様にティアテープ18が貼り付けられている。そして、このティアテープ18の上端位置をノッチ先端とするVノッチ31,32を形成すると共に、上縁の中央にもVノッチ33を形成している。また、後面側のシート12の外面に、開封・再封方法説明表示印刷41が施されている。
開封・再封方法表示印刷41は、図2に示す様に、Vノッチ31からVノッチ32にかけて幅方向に引き裂くフルカット開封方法41a、開封後の袋の上部を前方へ折り曲げて前面側のシート11の表面に感圧粘着剤層17を押し付ける再封方法41b,41cに加えて、開封後の袋の上部を後方へ丸める様に折り返して後面側のシート12の表面に前記感圧粘着剤層17を押し付ける再封方法41dを表示したものとなっている。また、Vノッチ33から縦に引き裂く共にVノッチ31から中程まで横方向にも引き裂くハーフカット開封方法41eも表示している。
こうして製造された包装袋10は、図3に示す様に、下端開口20を上に向けて、自動充填装置などによって内容物21,22,23を収納した後、下端開口20をヒートシールして閉じる。これにより、内容物21,22,23は密封状態に収納された状態となる。帯状プラスチックフィルム13が感圧粘着剤層17を覆っているので、内容物21等を収納する際に、感圧粘着剤層17に内容物の粉などが付着して粘着性能を損なう事態が防止される。よって、菓子などの様に湿気を避けるべき内容物に対しても使用することができる。
この様にして内容物21等を収納した包装袋10から内容物21等を取り出す際には、開封方法41aに従って、Vノッチ31からVノッチ32にかけて横へ引き裂く様にして開封することができる。この引き裂きの際、ティアテープ18の作用により、包装袋10の上縁ヒートシール部16の直ぐ下の部分が横方向に直線状に切り裂かれ、袋が開口する。
また、ハーフカット開封方法41eに従って、Vノッチ33から縦に引き裂くと共に、Vノッチ31から幅方向中程まで引き裂いてハーフカットによる開封をすることもできる。Vノッチ33からの縦に引き裂く際にティアテープ18があることで引き裂き過ぎることがなく、その後のVノッチ31から中程までの引き裂きにおいてもティアテープ18の作用によって直線状に引き裂くことができるので、ハサミを用いなくても、きれいにハーフカット開封を実行することができる。ハーフカット開封とした場合、図4に示す様に、袋を片手でもって振り出す様にして中身をさわることなく適量の内容物を小皿などに取り出すことができる。また、内容物の一部を取り出した後、残りをとっておく場合は、帯状プラスチックフィルム13を剥がして感圧粘着剤層17を露出させ、再封方法41b,cに従って単純に折り返して再封することもできるし、再封方法41dに従って、後に丸め込む様にして再封することもできる。
この結果、本実施例によれば、菓子などを一部消費した後に、残りを再封して保存することができると共に、残量に応じて折ることができるので、袋の内部にできるだけ空気が残らない様に再封することができる。また、開封・再封方法説明表示印刷41が施されていることにより、ハーフカットで開封する方法や、裏側に巻き込む様にして再封する方法を利用者に容易に理解させることができる。裏側に巻き込む再封方法では、折り目19a,19bが複数箇所となるので、再封後の湿気等の進入をより的確に防止することができる。
なお、包装袋10は、例えば、ポリオレフィン系樹脂製の帯状プラスチックフィルム(例としてサントックス社製のOPPフィルム厚さ30μ、同社製CPPフィルム厚さ30μなど。)を用いる場合、感圧粘着剤としてはエチレン系共重合体系のもの(例として日本エヌシー株式会社製の商品名「デュロタック9Z910」、同「インスタントロック ZM105T」、同「インスタントロック ZM105BD」など。)を、用いることができる。
以上、本考案の実施例を説明したが、本考案はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々に実施することができる。
本考案は内容物の一部を取り出して使用し、残りを保存したいときに利用でき、食品や雑貨、また薬品分野のPTP(Press Through Package)など、各種物品を収納するための包装袋として利用できる。
10・・・包装袋
11・・・前面側のシート
12・・・後面側のシート
13・・・帯状プラスチックフィルム
16・・・上縁ヒートシール部
17・・・感圧粘着剤層
18・・・ティアテープ
19,19a,19b・・・折り目
20・・・下端開口
21,22,23・・・内容物
31〜33・・・Vノッチ
41・・・再封方法説明表示印刷
42・・・再封方法説明表示ラベル
43・・・再封方法説明表示シート

Claims (2)

  1. プラスチックフィルム製の前面側のシート及び後面側のシートの上縁及び左右の縁を互いに熱融着されて下縁を開口とされると共に、さらに以下の構成を備えることを特徴とする包装袋。
    (1)前記前面側のシートの表面には、前記上縁のヒートシール部よりも所定高さだけ下方にずれた位置に感圧粘着剤を幅方向に帯状に付着させた感圧粘着剤層を備えていること。
    (2)前記感圧粘着剤層の表面は、該感圧粘着剤層の全幅よりも広幅の帯状プラスチックフィルムで覆われていること。
    (3)前記後面側のシートの裏面に、前記上縁のヒートシール部の下端と前記感圧粘着剤層の上端との間に、該感圧粘着剤層の上端とほぼ平行に左右の縁の間に渡す様にティアテープが貼り付けられていること。
    (4)前記ティアテープの両端付近を先端とするノッチ又は切り込みを袋の側面縁に形成すると共に、袋の上縁の中央部に下向きのノッチ又は切り込みをも形成してあること。
  2. さらに、以下の構成をも備えることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
    (5)前記上縁のノッチ又は切り込みから縦に引き裂くと共に、前記側面縁のノッチ又は切り込みから中程まで引き裂くことにより、ハーフカットで開封する方法と、再封する方法の例示とを説明する開封説明表示を備えていること。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231531A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Saitou Mokuzai Kogyo Kk 構造用集成材の縦継ぎ方法及び縦継ぎ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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