JP6608581B2 - 包装体及び包装体の製造方法 - Google Patents
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Description
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
工程S1:基材41の一方の面上に粘着剤層42を有するタックシート40を、粘着剤層42を介して容器本体20のフランジ部22(凸状部23)に剥離可能に貼付する。
工程S2:フランジ部22、及びフランジ部22に貼付されたタックシート40の基材41の他方の面を蓋材30(長尺体30z)に溶着する。工程S2では、工程S3でカットされて蓋材30に加工される長尺体30zを用いることが好適である。長尺体30zの容器本体20と対向する内面には、上記シーラント層が形成されている。
工程S3:容器本体20に溶着された長尺体30zをカットして蓋材30を形成し、不要な部分を切断カス17として除去する。
図10に示す容器50は、略直方体状(略有底長四角箱状)の容器本体51と、平面視略矩形形状のシートである蓋材52とを備える。容器本体51は、平面視略矩形形状の開口部53、及び開口部53の周縁に形成されたフランジ部54を有する。容器50において、タックシート40は、容器本体51の角の1つに位置するフランジ部54の上面に剥離可能に貼付され、蓋材52の内面の角の1つに溶着されている。タックシート40が溶着された蓋材52の角の1つが、開封時に摘まれる開封部となる。
図12に示す容器60は、平面視略正方形状の容器本体61と、容器本体61よりもやや大きく形成されたシートである蓋材62とを備える。蓋材62は、端縁部の一部が外側に張り出して形成された略半円形状の摘み部68を有する。容器本体61は、容器本体20と同様に、開口部64の周縁に形成されたフランジ部65を有する。一方、フランジ部65は、摘み部68に対応する部分に凸状部を有さず、開口部64側に張り出した凸状部66を有する。
図13に示す軟包材容器70は、互いに重ね合わされた表面シート71(第1部材)及び裏面シート72(第2部材)を備える。表面シート71及び裏面シート72の端縁部には、溶着部73が形成されている。これにより、1次開封前において容器内部が密閉されている。軟包材容器70は、開封手段として、溶着部73に形成されたノッチ74を有する。ノッチ74から表面シート71及び裏面シート72を切断することにより、軟包材容器70を開封して鎖線で示す開口予定部75に開口部を形成することができる。
Claims (8)
- 開口部、及び前記開口部の周縁に形成されたフランジ部を有する容器本体と、前記開口部を塞ぐ蓋材とを備えた包装体において、
前記容器本体は、前記フランジ部の一部が外側に突出して形成された凸状部を有し、
前記蓋材は、端縁部の一部が外側に張り出して形成された摘み部を有し、
基材の一方の面上に粘着剤層を有し、前記凸状部と前記摘み部との間に設けられたタックシートを備え、
前記タックシートは、前記凸状部に対して前記粘着剤層により剥離可能に貼付され、
前記フランジ部と前記蓋材との溶着部は環状に形成され、前記溶着部には、第1溶着部と、前記第1溶着部よりも前記タックシートの近くに形成され、かつ前記第1溶着部よりも細い幅で形成された第2溶着部とが含まれ、
前記タックシートは、環状の前記溶着部の外側において前記溶着部から離れて配置され、第3溶着部を介して前記摘み部の内面に前記基材の他方の面が接着されており、
前記タックシートと前記溶着部との間には非溶着部が形成され、
前記第3溶着部を介した前記タックシートと前記蓋材との接着強度は、前記粘着剤層を介した前記タックシートと前記容器本体との接着強度よりも強い、包装体。 - 開口部、及び前記開口部の周縁に形成されたフランジ部を有する容器本体と、前記開口部を塞ぐ蓋材とを備えた包装体において、
基材の一方の面上に粘着剤層を有し、前記容器本体と前記蓋材との間に設けられたタックシートを備え、
前記タックシートは、前記容器本体の前記フランジ部に対して前記粘着剤層により剥離可能に貼付され、前記蓋材の内面に対して前記基材の他方の面が溶着され、
前記タックシートは、前記容器本体と前記蓋材との間に位置する本体部と、前記容器本体と前記蓋材との間から延出して前記容器本体のみに接着される延出部とを有する、包装体。 - 前記タックシートは、少なくとも前記延出部において、前記本体部側から前記延出部側に凸となるように形成された切断補助線を有する、請求項2に記載の包装体。
- 開口部、及び前記開口部の周縁に形成されたフランジ部を有する容器本体と、前記開口部を塞ぐ蓋材とを備えた包装体において、
前記容器本体は、前記フランジ部の一部が外側に突出して形成された凸状部を有し、
前記蓋材は、端縁部の一部が外側に張り出して形成された摘み部を有し、
基材の一方の面上に粘着剤層を有し、前記凸状部と前記摘み部との間に設けられたタックシートを備え、
前記タックシートは、前記凸状部に対して前記粘着剤層により剥離可能に貼付され、前記摘み部の内面に対して前記基材の他方の面が溶着されており、
前記凸状部には、前記タックシートが貼着される部分に、前記タックシートの全体が嵌る凹部が設けられている、包装体。 - 開口部、及び前記開口部の周縁に形成されたフランジ部を有する容器本体と、前記開口部を塞ぐ蓋材とを備えた包装体において、
前記容器本体は、前記フランジ部の一部が外側に突出して形成された凸状部を有し、
前記蓋材は、端縁部の一部が外側に張り出して形成された摘み部を有し、
基材の一方の面上に粘着剤層を有し、前記凸状部と前記摘み部との間に設けられたタックシートを備え、
前記タックシートは、前記凸状部に対して前記粘着剤層により剥離可能に貼付され、前記摘み部の内面に対して前記基材の他方の面が溶着されており、
前記フランジ部と前記蓋材との溶着部には、第1溶着部と、第2溶着部とが形成され、前記第1溶着部と前記第2溶着部の間に非溶着部が設けられている、包装体。 - 前記蓋材の内面は、前記フランジ部の全周に亘って溶着されており、
前記タックシートは、当該溶着部に囲まれた領域の外側に設けられている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の包装体。 - 前記タックシートには、印刷層が形成されており、
前記蓋材は、少なくとも当該印刷層に対応する部分が透明である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装体。 - 開口部、及び前記開口部の周縁に形成されたフランジ部を有する容器本体と、前記容器本体の前記開口部を塞ぐ蓋材とを備え、前記フランジ部に凹部が設けられた包装体の製造方法であって、
基材の一方の面上に粘着剤層を有するタックシートを、前記粘着剤層を介して前記フランジ部の前記凹部が設けられた部分に、前記タックシートの全体が前記凹部に嵌るように剥離可能に貼付した後、
前記フランジ部、及び前記フランジ部に貼付された前記タックシートの前記基材の他方の面を前記蓋材に溶着する、包装体の製造方法。
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