JP5100417B2 - イオン伝導性材料及びその用途 - Google Patents

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Description

本発明は、イオン伝導性材料、並びに該材料を備えた非水電解質二次電池等に関するものである。
従来、リチウム二次電池の電解質としては、リチウムイオン導電性に優れる液体電解質が使用されていたが、液体電解質には、漏液、電極活物質の溶出などの問題があった。
近年、このような問題がない固体電解質、特に薄膜形成が容易な高分子固体電解質がリチウム二次電池の電解質として注目されている(特許文献1〜8参照)。
しかしながら、高分子電解質においてリチウムイオンといった小さなカチオンは、高分子鎖中の酸素原子等との相互作用が大きく。通常のリチウム塩(例えば、LiPF、LiBF、LiClO、LiCFSO等)を使用した場合、カチオンの輸率が低くなるという問題があった。
上記カチオンの輸率を向上させるため、イオン導電性高分子と、ポリメタクリル酸リチウム塩やポリスチレンスルホン酸リチウム塩等の高分子酸リチウム塩とを混合した電解質が知られている(例えば、特許文献9参照)。
特開昭62−219469号公報(1987年9月26日公開) 特開2006−210208号公報(2006年8月10日公開) 特開2006−032296号公報(2006年2月2日公開) 特開2002−304986号公報(2002年10月18日公開) 特開2002−050360号公報(2002年2月15日公開) 特開2001−283859号公報(2001年10月12日公開) 特開2000−021448号公報(2000年1月21日公開) 特開昭62−020263号公報(1987年1月28日公開) 特開2000−21448号公報(2000年1月21日公開)
しかしながら、特許文献9の電解質を用いた場合であっても、イオン伝導度の値は満足のいくものではなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、イオン伝導度のより高いイオン伝導性材料、並びに該材料を備えた非水電解質二次電池を実現することにある。
本発明者は上記課題を解決するために、より高いイオン伝導度を発現するイオン伝導性材料を実現させることについて、鋭意検討を行った。その結果、イオン伝導度を向上させるためにはイオン伝導性材料を構成する高分子酸の酸性度が強く(つまり、pKaが小さく)、Li当量が小さいほど、イオン伝導性材料のイオン伝導度が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明に係るイオン伝導性材料は、上記課題を解決するために、高分子酸リチウム塩を含有するイオン伝導性材料であり、上記高分子酸リチウム塩は、Li当量が185g/Li−mol以下であり、上記高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算した、pKaの最小値が4.5以下であることを特徴としている。
上記の構成によれば、イオン伝導性材料中のカチオン濃度が高く、pKaの低い高分子酸のリチウム塩を用いているため、イオン伝導度が高いイオン伝導性材料を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係るイオン伝導性材料は、非水二次電池用イオン伝導性材料であることが好ましい。
本発明に係る非水二次電池用電解質は、上記課題を解決するために、本発明に係る上記イオン伝導性材料を含有することを特徴としている。
上記の構成によれば、イオン伝導度が高い本発明の上記イオン伝導性材料を含有しているため、イオン伝導度が高い非水二次電池用電解質を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る非水電解質二次電池は、上記課題を解決するために、本発明の上記電解質と、正極と負極とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、イオン伝導度が高い本発明の上記電解質を備えているため、高出力密度の非水電解質二次電池を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係るイオン伝導性材料は、以上のように、高分子酸リチウム塩を含有するイオン伝導性材料であり、上記高分子酸リチウム塩は、Li当量が185g/Li−mol以下であり、上記高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算した、pKaの最小値が4.5以下であることを特徴としている。
このため、イオン伝導度が高いイオン伝導性材料を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る非水二次電池用電解質は、以上のように、本発明に係る上記イオン伝導性材料を含有することを特徴としている。
このため、イオン伝導度が高い非水二次電池用電解質を提供することができるという効果を奏する。
更には、本発明に係る非水電解質二次電池は、以上のように、非水電解液を含有する、本発明の上記電解質と、正極と負極とを備えることを特徴としている。
このため、高出力密度の非水電解質二次電池を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明について詳しく説明する。尚、「重量」は「質量」と同義語として扱い、「重量%」は「質量%」と同義語として扱う。また、範囲を示す「A〜B」は、A以上B以下であることを示し、「(メタ)アクリレート」や「(メタ)アクリル酸」等は、「アクリレート若しくはメタアクリレート」や「アクリル酸若しくはメタアクリル酸」等を意味する。
〔高分子酸リチウム塩のLi当量〕
本発明で用いられる高分子酸リチウム塩の「Li当量」は、Liイオン1モル当たりの高分子酸リチウム塩の式量であり、具体的には、高分子酸リチウム塩1モル中のLiイオンのモル数、高分子酸リチウム塩の式量(分子量)をそれぞれ求めることにより下記式
Li当量(g/Li−mol)=高分子酸リチウム塩の分子量/高分子酸リチウム塩中のLi濃度により算出することができる。
高分子酸リチウム塩の分子量は、ポリエチレンオキシドの標準分子量サンプルを用いて検量線を作成したGPC装置を用いて測定した重量平均分子量(Mw)の値を用いることができる。
高分子酸リチウム塩のLi濃度は、Liイオン標準濃度サンプルを用いて検量線を作成したイオンクロマト分析装置により求めることができる。具体的には、純度100%の塩化リチウム(LiCl)を1000mg/Lに超純水で希釈したものを検量線標準液とし、それを適宜超純水で希釈したものを用いて検量線用のLiイオン標準濃度サンプルとし、下記条件
使用機器 :イオンクロマトグラフシステムDX−500(日本ダイオネクス社製)
分離モード:イオン交換
検出器 :電気伝導度検出器CD−20
カラム :CS12A
で、イオンクロマト分析を行うことにより、検量線を作成することができる。高分子酸リチウム塩のLi濃度は、高分子酸リチウム塩0.1gをイオン交換水で1000倍に希釈し、その溶液を用いて、Liイオン標準濃度サンプルの測定と同様の上記条件でイオンクロマト分析を行い、上記検量線に基づいてLiイオン濃度を求めることができる。
〔高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算した、pKaの最小値〕
本発明で用いられる「高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算した、pKaの最小値」(以下、「高分子酸の最小pKa値」と記す)は、「ACD/pKa DB Version7.0」(Advanced Chemistry Development Inc.製)を用いて、高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算したpKa値である。上記計算の種類は「Apparent Constants, Approximated」を使用した。
尚、「ACD/pKa DB Version7.0」を用いて高分子酸の最小pKa値を算出できない場合には、「TURBOMOLE Version 5.8」(COSMO logic社製)を用いて、基底関数にTZVPを用いて構造最適化計算、並びにCOSMO-RS法計算を行い、「COSMO therm Version C2.1 Release 01.06」(COSMO logic社製)により、水溶媒中、25℃における、高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えた場合のpKaの計算を実施することにより求めることができる。
尚、高分子酸リチウム塩が複数の単量体により共重合されたものであり、高分子酸リチウム塩の繰り返し構造が複数ある場合は、各繰り返し構造に対して上記pKa値(各繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算したpKa値)を求め、該pKa値の最小pKa値を各繰り返し構造のモル含有割合で乗じたものの和を高分子酸の最小pKa値とすればよい。具体的には、例えば、高分子酸リチウム塩が繰り返し単位Aを70モル%、及び繰り返し単位Bを30モル%からなる場合、
高分子酸の最小pKa値=(繰り返し単位Aから算出した最小pKa値)×0.7+(繰り返し単位Bから算出した最小pKa値)×0.3
により高分子酸の最小pKa値を求めることができる。
〔イオン伝導性材料〕
本実施の形態に係るイオン伝導性材料は、高分子酸リチウム塩を含有するイオン伝導性材料であり、上記高分子酸リチウム塩は、Li当量が185g/Li−mol以下であり、上記高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算したpKaの最小値(高分子酸の最小pKa値)が4.5以下である。
本実施の形態に係るイオン伝導性材料としては、電解質や正極及び/又は負極に導電性を付与するための添加剤等が挙げられる。
上記高分子酸リチウム塩のLi当量は、より好ましくは170g/Li−mol以下であり、更に好ましくは160g/Li−mol以下であり、特に好ましくは150g/Li−mol以下である。
高分子酸リチウム塩のLi当量の上記範囲の下限値については特には限定されないが、より好ましくは30g/Li−molであり、更に好ましくは40g/Li−molであり、特に好ましくは50g/Li−molであり、最も好ましくは60g/Li−molである。
また、上記高分子酸の最小pKa値は、より好ましくは4.0以下であり、更に好ましくは3.0以下であり、特に好ましくは1.0以下であり、最も好ましくは0.0以下である。
上記高分子酸リチウム塩としては、上記Li当量が上記範囲内であり、且つ上記pKa値が上記範囲内であれば特には限定されない。上記高分子酸リチウム塩としては、アクリル酸若しくはそのリチウム塩(以下、「〜酸若しくはそのリチウム塩」は「〜酸(塩)」と記す)、メタクリル酸(塩)、マレイン酸(塩)、マレイン酸モノメチル(塩)、マレイン酸モノエチル(塩)、フマル酸(塩)、フマル酸モノメチル(塩)、フマル酸モノエチル(塩)、イタコン酸(塩)、イタコン酸モノメチル(塩)、イタコン酸モノエチル(塩)、メチレンマロン酸、メチレンマロン酸モノメチル、桂皮酸、クロトン酸、アリルスルホン酸(塩)、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸(塩)、スルホン酸(塩)化ポリアニリン、アクリロイルオキシアルキルホスホン酸(塩)、メタクリロイルオキシアルキルホスホン酸(塩)、アクリル酸ジシアノメチド(塩)、メタクリル酸ジシアノメチド(塩)、ビニルオキシスルホン酸(塩)、シトラコン酸(塩)、アコニット酸(塩)、メタリルスルホン酸(塩)、3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−プロパンスルホン酸(塩)、スルホエチル(メタ)アクリレート(塩)、スルホプロピル(メタ)アクリレート(塩)、2−ヒドロキシスルホプロピル(メタ)アクリレート(塩)、スルホエチルマレイミド(塩)等の酸基含有単量体の1以上を任意に組み合わせて(共)重合させた重合体が挙げられる。尚、上記酸基含有単量体としては、カルボン酸(塩)、スルホン酸(塩)、ホスホン酸(塩)、メチド酸(塩)等の酸基を含有する単量体であれば上記例示した単量体には限定されない。
尚、上記高分子酸リチウム塩は、酸基含有単量体のみを重合させた重合体である必要はなく、酸基を含有していない単量体を共重合させた重合体であってもよい。
酸基を含有していない単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシエトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、α−ヒドロキシメチルアクリル酸ブチル、ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート、等の単官能(メタ)アクリレート;N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、等の単官能(メタ)アクリルアミド;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、n−ノニルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、シクロへキシルビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、エトキシエチルビニルエーテル、メトキシエトキシエチルビニルエーテル、エトキシエトキシエチルビニルエーテル、メトキシポリエチレングリコールビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ポリエチレングリコールビニルエーテル、クロルエチルビニルエーテル、等の単官能ビニルエーテル;N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニル−N−メチルホルムアミド、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルホルムアルデヒド、N−ビニルアセトアミド、等の単官能N−ビニル化合物;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、アリルグリシジルエーテル、(メタ)アリルアルコールのエチレンオキシド付加物、イソプレノールのエチレンオキシド付加物等の単官能ビニル化合物;マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、メチレンマロン酸ジメチル、ケイ皮酸エチル、クロトン酸メチル、クロトン酸エチル、等の単官能α,β−不飽和化合物;メチルグリシジルエーテル、エチルグリシジルエーテル、プロピルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、2−エチルエキシルグリシジルエーテル、n−ノニルグリシジルエーテル、ラウリルグリシジルエーテル、シクロヘキシルグリシジルエーテル、メトキシエチルグリシジルエーテル、エトキシエチルグリシジルエーテル、メトキシエトキシエチルグリシジルエーテル、エトキシエトキシエチルグリシジルエーテル、メトキシポリエチレングリコールグリシジルエーテル、等の単官能エポキシ化合物;3−メチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、3−メチル−3−フェノキシメチルオキセタン、3−エチル−3−フェノキシメチルオキセタン、3−メチル−3−(2−エチルヘキシロキシメチル)オキセタン、等の単官能脂環式エーテル化合物;エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ブチレングリコールジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、シクロヘキサンジオールジアクリレート、シクロヘキサンジメタノールジアクリレート、ビスフェノールAアルキレンオキサイドジアクリレート、ビスフェノールFアルキレンオキサイドジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールプロパンテトラアクリレート、グリセリントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、エチレンオキサイド付加トリメチロールプロパントリアクリレート、エチレンオキサイド付加ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、エチレンオキサイド付加ペンタエリスリトールテトラアクリレート、エチレンオキサイド付加ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、等の多官能アクリレート;エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、ポリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ブチレングリコールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、ビスフェノールAアルキレンオキサイドジビニルエーテル、ビスフェノールFアルキレンオキサイドジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、ジトリメチロールプロパンテトラビニルエーテル、グリセリントリビニルエーテル、ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル、ジペンタエリスリトールペンタビニルエーテル、ジペンタエリスリトールヘキサビニルエーテル、エチレンオキサイド付加トリメチロールプロパントリビニルエーテル、エチレンオキサイド付加ジトリメチロールプロパンテトラビニルエーテル、エチレンオキサイド付加ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル、エチレンオキサイド付加ジペンタエリスリトールヘキサビニルエーテル、等の多官能ビニルエーテル;ジビニルベンゼン等の多官能ビニル化合物;等が挙げられる。これらは1種のみ用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記高分子酸リチウム塩としては、具体的には、表1に示す構造の重合体が挙げられる。
Figure 0005100417
表中、「*1」が付されているpKaの値は、「TURBOMOLE Version 5.8」(COSMO logic社製)を用い、基底関数にTZVPを用いて構造最適化計算、並びにCOSMO-RS法計算を行い、「COSMO therm Version C2.1 Release 01.06」(COSMO logic社製)により、水溶媒中、25℃におけるpKaの計算を実施することにより算出した値である。それ以外のpKaの値は、「ACD/pKa DB Version7.0」(Advanced Chemistry Development Inc.製)を用いて、高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算した値である。
尚、表1に例示した高分子酸リチウム塩は、全ての酸基がLi塩となっているが、本実施の形態に用いることができる高分子酸リチウム塩はこれらに限るものではない。Li当量が185g/Li−mol以下であり、高分子酸の最小pKa値が4.5以下であれば、全ての酸基がLi塩となっていなくても同様の効果が得られる。但し、表1に示す高分子酸リチウム塩のように、全ての酸基がLi塩となっている場合は、Li当量を最大限に低下させることが可能なので、特に効果が大きい。
また、表1に例示した高分子酸リチウム塩は、Li当量が185g/Li−mol以下であり、高分子酸の最小pKa値が4.5以下であれば、さらに高分子の主鎖及び/又は側鎖にアルキル基、オキシエチレン基等の置換基が置換されていてもよい。
但し、Li当量は、高分子酸リチウム塩の式量が小さい方が高くなるため、高分子の主鎖及び/又は側鎖に酸基以外の置換基が置換されていない方がより好ましい。
更には、単独重合では、Li当量が185g/Li−molより大きい、及び/又は高分子酸の最小pKa値が4.5より大きい高分子酸リチウムとなるモノマーであっても、他のモノマーと共重合させることによって、Li当量が185g/Li−mol以下であり、高分子酸の最小pKa値が4.5以下である高分子酸リチウムとすることができる。
例えば、単独重合した場合に得られる高分子酸リチウムのLi当量が213.18g/Li−molであり、高分子酸の最小pKa値が1.70である下記構造
Figure 0005100417
のモノマーAMPSLiと、単独重合した場合に得られる高分子酸リチウムのLi当量が78.00g/Li−molであり、高分子酸の最小pKa値が4.80である下記構造
Figure 0005100417
のモノマーLiAとを重合して得られる高分子酸リチウムは、表2に示すように、全モノマー中のモノマーLiAの含有量が約21モル%以上90モル%以下の範囲であれば、Li当量が185g/Li−mol以下であり、高分子酸の最小pKa値が4.5以下である高分子酸リチウムとなる。
Figure 0005100417
同様に、単独重合した場合に得られる高分子酸リチウムのLi当量が190.15g/Li−molであり、高分子酸の最小pKa値が−0.48である下記構造
Figure 0005100417
のモノマーSSLiと、LiAとを重合して得られる高分子酸リチウムは、表3に示すように、全モノマーLiAのモノマー中の含有量が約5モル%以上94モル%以下の範囲であれば、Li当量が185g/Li−mol以下であり、高分子酸の最小pKa値が4.5以下である高分子酸リチウムとなる。
Figure 0005100417
上記高分子酸リチウム塩は、例えば、上述した酸基含有単量体のリチウム塩を従来公知の方法で重合させることにより製造することができる。また、上述した酸基含有単量体を従来公知の方法で重合させた後、リチウム塩化することによっても製造することができる。
上記リチウム塩化を行う際に用いられるリチウム化試薬としては、例えば、炭酸リチウム、水酸化リチウム、リチウム金属等が挙げられ、高純度品が市販されており入手し易いという観点から炭酸リチウムがより好ましい。
上記高分子酸リチウム塩の分子量は特には限定されないが、500〜1,000万の範囲内であることが好ましく、500〜500万の範囲内であることがより好ましく、1,000〜100万の範囲内であることが更に好ましく、1,000〜50万の範囲内であることが特に好ましい。
本実施の形態に係るイオン伝導性材料は、上記高分子酸リチウム塩の他にイオン導電性高分子を含有してもよい。イオン導電性高分子としては、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、及びポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド共重合体等のポリアルキレンオキシドや、ポリメチルメタクリレート、並びにポリアクリロニトリル等が挙げられる。
本実施の形態に係るイオン伝導性材料における上記高分子酸リチウム塩の含有量は、1〜100重量%の範囲内であることが好ましく、10〜100重量%の範囲内であることがより好ましく、20〜100重量%の範囲内であることが更に好ましく、50〜100重量%の範囲内であることが特に好ましく、75〜100重量%の範囲内であることが最も好ましい。
また、本実施の形態に係るイオン伝導性材料における上記イオン導電性高分子の含有量は、0〜50重量%の範囲内であることが好ましく、0〜20重量%の範囲内であることがより好ましく、0〜15重量%の範囲内であることが更に好ましく、0〜10重量%の範囲内であることが特に好ましく、0〜5重量%の範囲内であることが最も好ましい。
本実施の形態に係るイオン伝導性材料の用途としては、例えば、一次電池、リチウム(イオン)二次電池や燃料電池等の充電及び放電機構を有する電池の他、電解コンデンサ、電気二重層キャパシタ、リチウムイオンキャパシタ、太陽電池、エレクトロクロミック表示素子等の電気化学デバイス等が挙げられる。これらは、一般的に、一対の電極とその間を満たすイオン伝導体とから構成される。
〔非水電解質二次電池〕
本実施の形態に係る非水電解質二次電池は、非水電解液を含有する、上述した電解質と、正極と負極とを備えている。
本実施の形態に係る非水電解質二次電池は、例えば「背景技術」で上述した特許文献12に記載されている従来公知の方法により製造することができる。
上記非水電解液としては、従来公知の非水電解液を用いることができ、特には限定されないが、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ビニレンカーボネート、ブチレンカーボネート等の環状炭酸エステルと、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジメトキシエタン、エトキシメトキシエタン等の低沸点溶媒との混合溶媒が挙げられる。
上記正極としては、従来公知の正極に用いられる材料を用いることができ、特には限定されないが、例えば、LiCoO、LiNiO、LiMnO、LiFeO等のリチウム含有遷移金属酸化物が挙げられる。
上記負極としては、従来公知の負極に用いられる材料を用いることができ、特には限定されないが、例えば、天然黒鉛及び人工黒鉛等の黒鉛、コークス、有機物焼成体等の炭素材料や、リチウム−アルミニウム合金、リチウム−マグネシウム合金、リチウム−インジウム合金、リチウム−タリウム合金、リチウム−鉛合金、リチウム−ビスマス合金等のリチウム合金や、チタン、錫、鉄、モリブデン、ニオブ、バナジウム及び亜鉛等の1種若しくは2種以上を含む金属酸化物並びに金属硫化物が挙げられる。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
〔製造例1〕高分子酸リチウム塩の合成
攪拌棒、温度計、ガス導入管、滴下漏斗及び冷却管を装着した4つ口フラスコに、ビニルオキシスルホン酸12.4g、脱水THF25.0gを加え、窒素気流下65℃で攪拌、還流させた。その後、重合開始剤である2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(和光純薬工業株式会社製:V−65)0.124gをTHF5gで希釈した溶液を、発熱に注意しながらゆっくり滴下した。65℃で4時間反応後、重合を完結させた。
得られた重合反応液に炭酸リチウム3.7gを加えて室温で2時間攪拌させ、反応を行った。反応液から未反応の炭酸リチウムを除くために、0.5μm親水性PTFEフィルターでろ過し、ろ液を凝縮、乾固させてポリビニルオキシスルホン酸リチウム(P−1)を得た。得られた化合物(P−1)の分子量をGPCにより測定したところ、数平均分子量(Mn)は13,000であり、重量平均分子量(Mw)は24,000であった。イオンクロマト(IC)法によるリチウムイオン濃度は192Li−mol/g−polymerであり、Li当量は125g/Li−molであった。また、高分子酸の最小pKa値は表1に示すように−3.43である。
〔実施例1〕
化合物(P−1)3重量部をエチレンカーボネート(EC)12重量部に添加混合して溶解させ、これを密封下で130℃にて30分加熱して均一な半固形状の粘性体を得た。得られた粘性体の25℃でのイオン伝導度は1.4×10−3S/cmであった。
〔製造例2〕高分子酸リチウム塩の合成
Figure 0005100417
(1)4−スチリルマグネシウムブロミドの合成
攪拌機、温度計、ガス導入管を備えた4つ口フラスコにマグネシウム6.2重量部を量り取り、真空下ヒートブラスター加熱で1晩攪拌を続けた後、窒素で解圧し、THF300重量部、微量のジブロモエタンを順次加え、攪拌した。
Mgの活性化による発熱が確認できたら、容器を0〜−20℃に冷却し、新たに設置した滴下ロートからブロモスチレン23.5重量部を滴下した。
反応熱による昇温を抑え、反応液の温度が0〜−20℃になるように冷媒温度と滴下速度とを調整しながら反応を継続させた。滴下終了後、室温まで昇温し、1晩攪拌させて反応を完結させた後、未反応のマグネシウム片を除去し、4−スチリルマグネシウムブロミドを得た。
(2)ジメトキシ−4−スチリル-ボランの合成
(1)で得られた4−スチリルマグネシウムブロミドを−78℃に冷却した後、THF90部に溶かしたB(OMe)17.4重量部の溶液を滴下し、−78℃で20分攪拌後、室温まで昇温し、1時間攪拌して反応を完結させた。
(3)カリウム トリフルオロ−4−スチリル−ボレートの合成
(2)で得られた反応液を0℃に冷却し、KHF50.2重量部を5回に分けて添加した後、水92.5重量部を加え30分間攪拌を継続し、更に室温まで昇温し、1晩攪拌を継続して反応を完結させた。
上記反応液を濃縮、乾固後、アセトンで抽出した溶液を濃縮、乾固、アセトン/エタノールから再結晶することによりカリウム トリフルオロ−4−スチリルボレートを得た。
(4)リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレートの合成
イオン交換樹脂(アンバーライトIR120B−H、オルガノ株式会社製)1000重量部をカラム管に充填し、超純水で十分洗浄後、LiOHの1mol/l水溶液10000重量部を通液し、イオン交換樹脂の酸をリチウムに置換した後、超純水で十分洗浄し過剰のLiOHを洗い流した。
5重量%に調製した(3)の水溶液1000重量部をイオン交換樹脂に通液し得られた水溶液を濃縮することで、20重量%のリチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート水溶液を得た。
得られた化合物のH−NMR測定結果を図1に、19F−NMR測定結果を図2に、IR測定結果を図3にそれぞれ示す。これらの結果から、リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレートが合成されていることが確認できた。
(5)ポリ(リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート)の合成
(4)で得た水溶液に窒素バブリング後、5重量%過硫酸アンモニウム水溶液1重量部を加え、70℃恒温槽中で3時間静置することにより重合反応を行い、ポリ(リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート)水溶液を得た。
得られた重合体のGPC分析の結果、数平均分子量(Mn)は19,000であり、重量平均分子量(Mw)は61,000であった。
また、得られた重合体のH−NMR測定結果を図4に、19F−NMR測定結果を図5に、13C−NMR測定結果を図6にそれぞれ示す。これらの結果から、ポリ(リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート)が合成されていることが確認できた。
〔実施例2〕
化合物(P−1)を用いる替わりに、製造例2の(5)で得られた水溶液を凝縮、乾固することで得られた重合体を用いたこと以外は実施例1と同様の方法で25℃でのイオン伝導度を測定したところ、2.1×10−3S/cmであった。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のイオン伝導性材料はイオン伝導度が高いため、非水電解質二次電池等の二次電池用電解質などの用途に好適に用いることができる。
リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレートのH−NMRの測定結果を示す図面である。 リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレートの19F−NMRの測定結果を示す図面である。 リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレートのIRの測定結果を示す図面である。 ポリ(リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート)のH−NMRの測定結果を示す図面である。 ポリ(リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート)の19F−NMRの測定結果を示す図面である。 ポリ(リチウム トリフルオロ−4−スチリルボレート)の13C−NMRの測定結果を示す図面である。

Claims (4)

  1. 高分子酸リチウム塩を含有するイオン伝導性材料であり、
    上記高分子酸リチウム塩は、Li当量が185g/Li−mol以下であり、
    上記高分子酸リチウム塩の繰り返し構造の両末端をメチル基とし、該高分子酸リチウム塩のLiカチオンをプロトンに置き換えて計算した、pKaの最小値が4.5以下であることを特徴とするイオン伝導性材料。
  2. 非水二次電池用イオン伝導性材料であることを特徴とする請求項1に記載のイオン伝導性材料。
  3. 請求項2に記載のイオン伝導性材料を含有することを特徴とする非水二次電池用電解質。
  4. 請求項3に記載の電解質と、正極と負極とを備えることを特徴とする非水電解質二次電池。
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