JP5097760B2 - 電池式火災警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、電源電池で作動し、温度検知部を所定の周期で作動させて火災を検知する火災警報器の改良に関する。
近時、住宅用の火災警報器は電源電池で作動するものが開発されているが、そのような製品では電源電池の長寿命化が特に望まれている。そのため、検知部を一定周期毎に作動させる構成として、消費電力を抑える場合も多い。
なお、次の特許文献1には、検知部の作動周期の設定に関する従来技術の例として、温度検出回路と、煙濃度検出回路とを備えた火災感知器において、温度検出回路、煙濃度検出回路の少なくとも一方の検知信号が所定の閾値を越えたときに、その閾値を越える以前より煙濃度検出回路を構成するLED素子の発光周波数をより短く変化させる構成が開示されている。
特開2003-067862号公報
しかしながら、検知部を一定周期毎に作動させる構成では、火災の検知や警報出力がその周期分だけ遅くなるという問題が生じる。そこで、本発明は、火災検知および警報の遅れを少なくし、かつ消費電力も抑えられる火災警報を提供することを目的とする。
本発明による火災警報器は、電源電池を有し、温度検知部を所定の周期で作動させ、その 温度と閾値とを比較して火災を判断する火災警報器において、火災を判断するための閾値 とは別に、温度検知部の作動周期を変更するための境界温度が予め設定されており、前記 検知温度が前記境界温度以上のときには、それ以外のときよりも短い周期で前記温度検知 部を作動させる制御部を備え、前記境界温度は、温度上昇時における値と、温度下降時に おける値とを異ならせたヒステリシスを有する。
本発明では、制御部は、検知温度が所定値以上の高温域のときには、検知温度が所定値未満の低温域のときよりも短周期で温度検知部を作動させるようにしている。これにより、火災検知および警報の遅れを少なくでき、かつ消費電力も抑えられる。
また、検知温度が低温域であっても、検知温度の上昇率が所定値以上のときには、温度検知部を短周期で作動させるので、天ぷら火災等の急速に炎が上がる火災でも、火災検知および警報の遅れを少なくできる。
は、実施例の基本構成を示したブロック図である。 は、実施例を表面側から見た外観図である。 は、実施例の裏面側から内部構造図である。 は、実施例の動作例を示した検知温度の遷移図である。 は、実施例の他の動作例を示した検知温度の遷移図である。
図1は、実施例の基本構成を示したブロック図である。この警報器1は、住宅の天井面あるいは壁面等に固定して使用される住宅用火災警報器であって、基本構成として、サーミスタ等で構成された温度検知部11と、警報停止操作等を受け付ける操作部12と、スピーカ13から警報を出力させる出力部14と、マイコン等で構成された制御部15と、各部に電源を供給する電源電池16とを備える。また、更に、アンテナ17を有し、他の警報器1との間で制御信号を送受信する無線部18を備えていてもよい。
図2は、実施例を表面側から見た外観図で、筐体1aの表面に、操作部12を構成する押し釦12aと、スピーカ13のための通音孔13aと、外気を導入するための通気孔11aとを備えている。通音孔13aの直下にはスピーカ13が収容され、通気孔11aの直下には温度検知部11が配置されている。また、押し釦12aは透光性樹脂等で形成されており、その内部には、装置の作動状態を示す表示ランプが収容されている。
図3は、実施例の裏面側から内部構造図で、筐体1aから裏面カバー(不図示)を外した状態を示している。図のように、筐体1aの内部には、電源電池16と、電源電池16から導出されたリード線を接続する電池コネクタ16aと、無線通信のためのチャネル設定スイッチ18aと登録釦18bが配置されている。なお、リード線は、製品出荷時には、電源電池16の無駄な消耗を防止するために、電池コネクタ16aが外された状態とされており、使用開始時にユーザによって電池コネクタ16aが接続される。
次いで、実施例の基本動作を説明する。警報器1は、温度検知部11を所定の周期で作動させ、その検知温度を閾値と比較して火災発生と判断すると、警報を出力する。また、このとき、他の警報器1に連動制御信号を伝送することで、連動して警報を出力させる。
その後、警報を出力中に、警報停止操作を受け付けると、所定期間は警報の出力を停止すると共に、他の警報器1に連動停止制御信号を伝送することで、連動した警報の出力を停止させる。
特に、実施例では、電源電池16の寿命を延ばすため、温度検知部11を所定の周期で作動させている。このようにすれば、作動時以外は、温度検知部11に給電しないので消費電力が抑えられる。しかしながら、例えば10秒毎に温度検知部11を作動させると、火災が発生したときに、その検知および警報が10秒遅れになる場合がある。
そのような問題を防止するため、実施例では、制御部15は、検知温度が予め設定した所定値以上の高温域のときには、検知温度が予め設定した所定値未満の低温域のときよりも短周期で温度検知部11を作動させるようにしている。例えば、温度が45°C以上の高温域では、1秒毎に温度検知部11を作動させ、温度が40°C未満の低温域では、温度検知部11を10秒毎に作動させる。これにより、火災検知および警報に遅延を生じさせず、かつ消費電力も抑えられる。ここで高温域と判断するための所定値、低温域と判断するための所定値は、同一であっても異なっていてもよい。また、電源投入直後は、低温域を想定して初期動作を開始してもよいし、高温域を想定して初期動作を開始してもよい。
また、検知温度上昇率が予め設定した所定値以上であれば、温度検知部11を短周期で作動させてもよい。このようにすれば、天ぷら火災等の急速に炎が上がる火災でも、火災検知および警報の遅れを少なくできる。
図4は、実施例の動作例を示した検知温度の遷移図である。ここでは、高温域と低温域との境界温度を45°Cに設定している。ただし、ヒシテリシス特性を持たせるため、温度上昇時は45°Cを上回った時点で高温域として、温度検知部11を次回から1秒毎に少なくとも10秒間は作動させ、温度下降時は40°Cを下回った時点で低温域として、温度検知部11を次回から10秒毎に作動させている。
また、火災を判断する温度は60°Cに設定している。ただし、ヒシテリシス特性を持たせるため、温度上昇時は60°Cを上回った時点で火災確定を判断し、温度下降時は55°Cを下回った時点で火災復旧を判断している。より具体的には、検出温度が例えば3回連続で60°C以上ならば火災確定を判断し、3回連続で55°C以下なら火災復旧を判断する。なお、火災確定を判断したときには、警報の出力を開始し、火災復旧を判断したときには、警報の出力を停止する。
図5は、実施例の他の動作例を示した検知温度の遷移図である。この例では、上記に加えて、温度上昇率が所定値以上のときには、温度検知部11を短周期で作動させるようにしている。具体的には、10秒間の温度上昇が18°C以上であれば、次の10秒間は、温度検知部11を1秒毎に作動させている。また、10秒間の温度上昇が15°C未満、または検知温度が40°C未満であれば、温度検知部11を次回から10秒毎に作動させている。
なお、上記実施例では、検知温度を高温域と低温域とに区別し、それらの温度域に対応した周期で温度検知部11を作動させているが、高温域、低温域の2種類の区別ではなく、中温域等、3種類以上に区別し、それらの温度域に対応した周期で温度検知部11を作動させるようにしてもよい。
1 火災警報器
11 温度検知部
16 電源電池
15 制御部

Claims (1)

  1. 電源電池を有し、温度検知部を所定の周期で作動させ、その温度と閾値とを比較して火災 を判断する火災警報器において、
    火災を判断するための閾値とは別に、温度検知部の作動周期を変更するための境界温度が 予め設定されており、前記検知温度が前記境界温度以上のときには、それ以外のときよりも短い周期で前記温度検知部を作動させる制御部を備え、
    前記境界温度は、温度上昇時における値と、温度下降時における値とを異ならせたヒステリシスを有する火災警報器。
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