JP5352381B2 - 火災警報器 - Google Patents

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本発明は、住宅の天井面あるいは壁面に設置される火災警報器の改良に関する。
従来、住宅用の火災警報器としては、火災要因として煙濃度を検知する煙式火災警報器が主に用いられてきた。また、火災要因として、煙濃度と熱の両方を検知する複合タイプの火災警報器も開発されている。
そのような複合タイプの火災警報器の従来例として、次の特許文献1には、誤報が多いものの早期発見ができる煙検出部と、誤報が少なく動作が遅い熱検出部とを設け、煙により警報を発した場合に、音響停止スイッチを押すと音響を停止し、所定時間は煙によっては再動作せず、熱によってのみ動作する構成の火災警報器が開示されている。
特開2006-031449号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている火災警報器では、火災の煙により、警報が出力された後、炎が上がっていったん煙が減少すると、火災が収まったと誤判断して、警報を止めてしまう場合がある。このようなことが起きると、居住者が混乱して、被害が大きくなってしまうことも考えられる。
そこで、本発明は、火災の煙により、警報が出力された後、いったん煙が減少しても、火災が継続している限り、警報を継続させるようにした火災警報器を提供することを目的とする。
本発明による火災警報器は、煙濃度を検知する煙検知部と、熱を検知する熱検知部と、前記熱検知部の作動を許可あるいは禁止する熱検知部制御手段と、火災警戒中は、前記煙検知部を作動させて、煙火災の有無を判断し、そこで煙火災ありと判断すると、警報を出力させると共に、前記熱検知部制御手段によって、前記熱検知部の作動を開始して、その後は、熱火災の有無を判断し、そこで熱火災ありと判断している間は、警報を継続させる制御部とを備える。なお、ここで煙火災は、煙濃度によって火災が想定される状態を意味し、熱火災は、熱によって火災が想定される状態を意味している。
また、上記において、熱火災なしと判断している間の警報音声と、熱火災ありと判断している間の警報音声とが異なるようにしてもよい。具体的には、前者は火元の確認を促す警報音声とし、後者は避難を促す警報音声とするのが望ましい。
本発明によれば、火災の煙により警報が出力された後は、煙がいったん減少したとしても、熱が検知されている限り、警報が継続されるので、居住者が戸惑うこともなく、安全性が向上する。また、熱検知部は、火災が発生した後でしか作動しないので、消費電力も抑えられる。
また、熱火災なしと判断している間の警報音声と、熱火災ありと判断している間の警報音声とが異なる構成では、居住者は、それを聞くだけで火災状態がわかるので、適切な行動をすることができ、安全性が向上する。
は、実施例の基本的な回路構成を示した機能ブロック図である。 は、実施例の全体的な外観を示した斜視図である。 は、実施例の基本動作の手順を示したフローチャートである。 は、実施例の動作の例を示したタイムチャートである。
実施例は、住戸の天井面あるいは壁面に設置される火災警報器1であって、基本的な構成として、電源電池11と、煙濃度を検知する煙検知部12と、周囲の熱を検知する熱検知部13と、熱検知部13の作動を許可あるいは禁止する熱検知部制御手段14と、所定の警報を出力する警報回路部15と、警報停止操作等を受け付ける操作部16と、作動状態を示す表示ランプ17と、これらの各部を制御する制御部18等とを備えている。
なお、実施例の本体2の内部には、警報回路部15、制御部18等を実装した回路基板と、電源電池11とが収容されており、本体2の表面には、煙検知部12、熱検知部13を収容した検知ヘッド3と、操作部16を構成する押し釦と、警報回路部15を構成するスピーカの音声を通過させる通音孔とが設けられている。
煙検知部12は、遮光しつつ光の通過を許容するラビリンス壁で囲われた検知空間に、発光ダイオード等で構成された発光部と、ホトダイオード等で構成された受光部とを適宜配置し、発光部から照射された光が煙粒子によって反射された反射光を、受光部で光電変換して検知信号として出力する仕組みである。ラビリンス壁の外側には防虫カバーが被せられ、更に、検知ヘッド3のカバーによって覆われている。
熱検知部13は、例えばサーミスタ等の感熱素子によって構成されており、検知ヘッド3の表面に露出している。
熱検知部制御手段14は、例えばバイポーラトランジスタ等の能動素子で構成し、熱検知部13への電力供給を制御すればよい。
表示ランプ17は、例えば発光ダイオード等で構成できる。動作の例としては、警報出力中は点灯させ、電源電池11が消耗してくれば点滅されればよい。
次いで、実施例の基本動作を説明する。以下では、便宜上、煙濃度によって火災が想定される状態を煙火災、熱によって火災が想定される状態を熱火災と呼ぶ。
まず、最初の火災警戒、すなわち火災が発生していない段階では、制御部18は、検知動作として、煙検知部12のみを作動させて、煙火災の有無を繰り返し判断する。
このとき煙火災ありと判断すると、警報回路部15から警報を出力させると共に、熱検知部制御手段14によって、熱検知部13の作動を開始させて、その後は、熱火災の有無を判断する。なお、このとき、煙検知部12は作動させていても、作動させていなくてもよい。
その結果、熱火災ありであれば、警報を継続させ、その後の検知動作では、熱火災の有無を判断する。そこで熱火災ありと判断している間は、警報を継続させる。一方、熱火災なしと判断した場合は、熱検知部制御手段14によって、熱検知部13の作動を禁止して、最初の火災警戒に戻る。
このような基本動作とすれば、火災の煙により警報が出力された後は、煙がいったん減少したとしても、熱が検知されている限り、警報が継続されるので、居住者が戸惑うこともなく、安全性が向上する。また、熱検知部13は、火災が発生した後でしか作動しないので、消費電力も抑えられる。
なお、警報出力中に、操作部16で警報停止操作がなされると、警報を直ちに中止して所定時間待機したのち、最初の火災警戒に戻る。
また、実施例は、電源電池11によって作動するが、電池寿命を延ばすためには、火災警戒中、煙検知部12を作動させる検知動作と、煙検知部12や警報回路部15等への電力を遮断した節電状態とを所定の間隔で繰り返すようにしてもよい。具体的には、例えば、検知動作は1秒間、待機状態は30秒間にしてもよい。
また、警報に関しては、熱火災なしと判断している間の警報音声と、熱火災ありと判断している間の警報音声とを異ならせてもよい。つまり、前者では、煙のみの初期火災が想定されるので、「ピー、ピー、火事です、火事です。火元を確認して下さい」のような確認を促す警報音声とし、後者では、かなりの炎を伴った火災が想定されるので、「ヒュー、ヒュー、火事です、火事です。至急避難してください」のような避難を促す警報音声とすれば、居住者はその音声に従って適切な行動をすることが可能になるので、安全性が向上する。
図3のフローチャート101〜107は、上記基本動作を図示したものである。
図4のタイムチャートは、実施例の動作例として、煙濃度、温度の時間変化と、警報の出力状態を時間変化とを示している。図中、煙閾値は、煙火災を判断するための閾値、熱閾値は、熱火災を判断するための閾値である。
この例は、コンロで調理中に油が発火した場合の火災例で、チャートの開始時直後から煙が発生して、時刻T1では、煙濃度が煙閾値を越えている。実施例は、これを煙火災ありと判断して、警報を開始している。その後、時刻T2では、天ぷら油に引火して温度が急激に上昇して、時刻T3では熱閾値を越えている。実施例は、これを熱火災ありと判断し、それ以降は、熱火災ありと判断している間、警報を継続させる。そのため、時刻T4で、煙濃度が煙閾値を下回っても、警報は継続されている。
1 火災警報器
12 煙検知部
13 熱検知部
14 熱検知部制御手段
18 制御部

Claims (2)

  1. 煙濃度を検知する煙検知部と、熱を検知する熱検知部と、
    前記熱検知部の作動を許可あるいは禁止する熱検知部制御手段と、
    火災警戒中は、前記煙検知部を作動させて、煙火災の有無を判断し、そこで煙火災ありと判断すると、警報を出力させると共に、前記熱検知部制御手段によって、前記熱検知部の作動を開始して、その後は、熱火災の有無を判断し、そこで熱火災ありと判断している間は、警報を継続させる制御部とを備えた火災警報器。
  2. 請求項1において、
    熱火災なしと判断している間の警報音声と、熱火災ありと判断している間の警報音声とが異なることを特徴とした火災警報器。
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