JP2010079557A - 住宅用火災警報器および火災警報システム - Google Patents

住宅用火災警報器および火災警報システム Download PDF

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Abstract

【課題】火災警報器が出力する警報メッセージから火災状況を判断できるようにする。
【解決手段】火災要因を監視して検出信号を出力するセンサ部12a、12bと、緊急性に応じて区分された複数の警報メッセージを予め登録した警報メッセージ格納部13と、検出信号を、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも高い第2の閾値と比較する比較判別部12と、検出信号が第1の閾値を超えた後、更に第2の閾値を超えるまでの時間に基づいて、警報メッセージ格納部13に登録された警報メッセージを選択して出力させる制御部14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、煙センサあるいは温度センサを有し、火災要因として、煙、あるいは熱を検出して警報を出力する住宅用火災警報器、および火災警報システムに関する。
従来、住宅用火災警報器は、火災の煙や熱を検知して、例えば、「ピーピー、火事です。火事です」というような警報メッセージを出力するものであった。このような警報器の例として、次の特許文献には、煙検知部で測定された煙濃度信号に基づいて、警報を出力する構成の火災警報器が記載されている。
特開2004-227452号公報
しかしながら、従来の警報器は、火災時には常に同一の警報メッセージを出力するため、居住者は、その警報メッセージから火災状況を判断できず、迅速かつ適切な対処をするのは困難であった。そこで、本発明は、警報メッセージから火災状況を判断できるようにすることを課題とする。
本発明による住宅用火災警報器は、火災要因を監視して検出信号を出力するセンサ部と、緊急性に応じて区分された複数の警報メッセージを予め登録した警報メッセージ格納部と、
前記検出信号を、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも高い第2の閾値と比較する比較判別部と、前記検出信号が前記第1の閾値を超えた後、更に第2の閾値を超えるまでの時間に基づいて、前記警報メッセージ格納部に登録された警報メッセージを選択して出力させる制御部とを備える。
より具体的な構成では、前記制御部は、前記検出信号が前記第1の閾値を越えたあと、予め設定した基準時間が経過するまでに、第2の閾値を越えたときには、緊急性の高い警報メッセージを出力させる一方、前記検出信号が前記第1の閾値を越えた後、前記基準時間が経過してから、第2の閾値を越えたときには、緊急性の低い警報メッセージを出力させる警報監視モードを開始し、かつ該警報監視モードの実行中に、前記検出信号が、第2の閾値を越えずに、第1の閾値よりも低下したときには、前記警報監視モードを解除する構成としてもよい。
また、本発明による火災警報システムは、前記警報器を複数台備え、これらの警報器は、無線、あるいは有線で相互に接続され、連動して警報メッセージを出力する。
本発明による住宅用火災警報器では、火災要因の検出信号が第1の閾値を超えてから、更に第2の閾値を超えるまでの時間に基づいて、警報メッセージのいずれかを選択して出力するので、火災の緊急性に応じて複数種類の警報メッセージを予め用意しておけば、 居住者は、出力された警報メッセージから緊急性を直ちに判断して、初期消火をする、あるいは避難する等の適切な対処ができる。
また、本発明による火災警報システムは、発報した警報器と同様に、他の警報器も火災の緊急性に応じた警報メッセージを出力することになるので、離れた部屋いる居住者も、火災の緊急性を直ちに判断できる。
本発明は、煙センサあるいは温度センサを有し、火災要因として、煙、あるいは熱を検出して警報を出力する住宅用火災警報器に適用できる。また、そのような複数台の警報器が無線、あるいは有線で相互に接続され、連動して警報を出力する火災警報システムにも適用できる。以下、火災要因として煙を検出する警報器を実施例として、本発明を説明する。
図1は、実施例の回路的な構成を示した機能ブロック図、図2(a)〜図2(c)は、それぞれ実施例を正面、側面、裏面側から見た外観図である。
警報器1は、天井面あるいは壁面に固定されるベース部1aと、このベース部1aに着脱自在に装着される本体部1bとで構成されている。そして、電気的な構成要素として、電源電池11と、発光部12aおよび受光部12bからなる煙センサと、煙センサが出力した検出信号、つまり煙の濃度信号を、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも高い第2の閾値と比較する比較判別部12と、制御プログラム等を格納したメモリ13と、制御プログラムに従って各部を制御するマイクロコントローラからなる制御部14と、複数種類の警報メッセージが予め登録された警報メッセージ格納部15と、発光ダイオード等からなる表示部16と、スピーカSPを駆動して警報メッセージを出力する音声出力部17と、警報停止操作を受け付ける操作部18と、無線あるいは有線によって他の警報器1と制御信号を送受信する通信部19を備えている。
ベース部1aの樹脂パネルには、固定用のネジ孔20が形成され、本体部1bは皿状の樹脂パネルの中央に、発光部12aと受光部12bとを内蔵した検知ヘッド21が設けられており、検知ヘッド21の周囲には、操作部18を構成する押釦18aが露出し、スピーカSPのための通音孔22が形成されている。なお、押釦18aと引紐23は連動するようになっている。また、押釦18aは透光性の樹脂からなり、表示部16の発光ダイオードが組み込まれている。
検知ヘッド21は、光を遮断ししつつ空気の通過を許容するラビリンス壁に囲まれた検知室内部に煙センサを収容した構成である。煙センサは、例えば、発光ダイオードによる発光部12aと、ホトダイオードによる受光部12bとからなり、発光部12aから照射された光は、検知室内に侵入した煙粒子によって反射され、その反射光が受光部12bで光電変換される動作原理になっている。なお、ラビリンス壁は、防虫、保護カバーによって覆われている。比較判別部12は、受光部12bが出力した濃度信号を第1の閾値、および第1の閾値よりも高い第2の閾値と比較して、濃度信号が、第1の閾値を超えた時点、および第2の閾値を超えた時点で制御部14に通知する。
警報メッセージ格納部15は、不揮発性のメモリ等で構成され、例えば、「ピーピー、感知器が作動しました。火元を確認して下さい」という緊急性の低い警報メッセージと、「ピーピー、感知器が作動しました。大至急避難してください」という緊急性の高い警報メッセージというように、複数の警報メッセージが予め登録されている。
制御部14は、メモリ13に格納されている制御プログラムに従って各部を制御するが、特に本発明によれば、比較判別部12からの通知によって、タイマを作動させることで、濃度信号が第1の閾値を超えてから、更に第2の閾値を超えるまでの時間を計測し、計測した時間に基づいて、警報メッセージ格納部15に登録された警報メッセージのいずれかを選択して音声出力部17から出力開始させ、それと同時に、表示部16を点灯、あるいは点滅させる。なお、警報メッセージは、緊急性に応じて、いくつ用意しておいてもよい。
より簡単な具体例では、制御部14は、濃度信号が第1の閾値を越えたあと、予め設定した基準時間が経過するまでに、第2の閾値を越えたときには、緊急性の高い警報メッセージを出力させる一方、濃度信号が第1の閾値を越えた後、同基準時間が経過してから、第2の閾値を越えたときには、緊急性の低い警報メッセージを出力させる警報監視モードを開始し、この警報監視モードの実行中に、濃度信号が、第2の閾値を越えずに、第1の閾値よりも低下したときには、警報監視モードを解除する構成としてもよい。なお、例えば、基準時間は1分、第1の閾値は5%/m、第2の閾値は10%/mとしてもよい。また、緊急性の低い警報メッセージを選択した場合には、表示部16を遅い周期で点滅させ、緊急性の高い警報メッセージを選択した場合には、表示部16を早い周期で点滅させてもよい。また、煙濃度が第1の閾値を超えた時点で、予備的な警報メッセージ(火災警報)をいったん出力すると共に、上記の警報監視モードを開始するようにしてもよい。
このようにすれば、居住者は、警報メッセージから火災の緊急性を直ちに判断して、初期消火する、あるいは避難する等の適切な対処が可能になる。また、このような警報器1の複数台からなる火災警報システムを構成したときには、発報した警報器1と同様に、他の警報器1も、火災の緊急性に応じた警報メッセージを出力することになるので、離れた部屋いる居住者も、火災の緊急性を直ちに判断できる。
図3は、実施例の動作を示した濃度信号の波形図で、この例では火災の進行が遅いので、濃度信号は緩慢に上昇している。図中、時刻T1で、比較判別部12は、濃度信号が第1の閾値を超えたことを制御部14に通知する。これを受けて、制御部14は時間の計測を開始する。その後、時刻T2で、比較判別部12は、濃度信号が第2の閾値を超えたことを制御部14に通知する。この通知により、制御部14は時間計測を終了する。そして、計測した時間に基づいて、警報メッセージ格納部15に登録された警報メッセージのいずれかを選択して出力させる。ここでは、時刻T1から時刻T2までの時間が基準時間よりも長いことを想定しており、そのため、緊急性の低い警報メッセージが出力される。
図4は、上記と同様の濃度信号の波形図であるが、この例では、火災の進行が早いので、濃度信号は急激に上昇している。ここでは、時刻T1から時刻T2までの時間が基準時間よりも短いことを想定しており、そのため、緊急性の低い警報メッセージが出力される。
なお、上記の構成では、制御部14は、濃度信号が第1の閾値を超えてから、更に第2の閾値を超えるまでの時間を計測していたが、変形例として、濃度信号が第1の閾値を超えてから、更に第2の閾値を超えるまでの濃度信号の積分量に基づいて、警報メッセージを選択する構成としてもよい。
図5は、この変形例の動作を示した濃度信号の波形図で、図中の斜線部分の面積が、その積分量に相当している。制御部14は、濃度信号が第2の閾値を超えた時点で、積分量を所定値と比較して、所定以上であれば、緊急性の低い警報メッセージを選択して出力させるが、所定値未満では、緊急性の高い警報メッセージを選択して出力させる。
実施例の回路的な構成を示した機能ブロック図である。 (a)〜(c)は、それぞれ実施例を正面、側面、裏面側から見た外観図である。 実施例の動作を示した濃度信号の波形図である。 実施例の動作を示した濃度信号の他の波形図である。 変形例の動作を示した濃度信号の波形図である。
符号の説明
1 警報器
12 比較判別部
12a、12b センサ部
13 警報メッセージ格納部
14 制御部
17 音声出力部

Claims (3)

  1. 火災要因を監視して検出信号を出力するセンサ部と、
    緊急性に応じて区分された複数の警報メッセージを予め登録した警報メッセージ格納部と、
    前記検出信号を、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも高い第2の閾値と比較する比較判別部と、
    前記検出信号が前記第1の閾値を超えた後、更に第2の閾値を超えるまでの時間に基づいて、前記警報メッセージ格納部に登録された警報メッセージを選択して出力させる制御部とを備えた住宅用火災警報器。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記検出信号が前記第1の閾値を越えたあと、予め設定した基準時間が経過するまでに、第2の閾値を越えたときには、緊急性の高い警報メッセージを出力させる一方、前記検出信号が前記第1の閾値を越えた後、前記基準時間が経過してから、第2の閾値を越えたときには、緊急性の低い警報メッセージを出力させる警報監視モードを開始し、かつ該警報監視モードの実行中に、前記検出信号が、第2の閾値を越えずに、第1の閾値よりも低下したときには、前記警報監視モードを解除する構成にしている住宅用火災警報器。
  3. 請求項1または2に記載の住宅用火災警報器を複数台備え、これらの警報器は、無線、あるいは有線で相互に接続され、連動して警報メッセージを出力する火災警報システム。
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