JP7304700B2 - 警報器 - Google Patents
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Description
監視センサ部と、
音声を出力する音声出力部と、
前記監視センサ部の検出結果に基づいて前記監視対象事象が存在していると判定した場
合に、前記音声出力部から前記監視対象事象の存在を報知させる警報判定モードで動作可
能な動作制御部と、
前記監視センサ部及び前記音声出力部及び前記動作制御部に電力を供給可能な電源部と
を備える警報器であって、
前記動作制御部は、
前記電源部からの電力供給が開始された後、前記監視センサ部が正常に動作するか否か
を検証する事象監視検証モードで動作し、
前記事象監視検証モードで動作している間の所定のタイミングで、人為的に前記監視対象事象を発生させることを促す音声を前記音声出力部から出力させ、
前記事象監視検証モードにおいて前記監視センサ部が正常に動作すると判定した後、前
記警報判定モードで動作する点にある。
定モードで動作するのに先立って、監視センサ部が正常に動作するか否かを検証する事象
監視検証モードで動作する。つまり、事象監視検証モードにおいて監視センサ部が正常に
動作すると確認されない限り、警報判定モードでの動作が行われない。
従って、監視センサ部が監視対象事象を正常に検出できることが確認された後で使用さ
れる警報器を提供できる。
上記特徴構成によれば、警報器の設置者などに対して、人為的に監視対象事象を発生さ
せることを促すことができる。
そこで本特徴構成では、動作制御部は、事象監視検証モードで動作している間に、監視センサ部の出力が、所定の基準値以下の状態と基準値より大きい状態との間で遷移した場合、監視センサ部が正常に動作すると判定する。その結果、警報器の使用が行われる前に、設置者などによって監視センサ部が監視対象事象を正常に検出できることの確認が確実に行われるようになる。
図1は、物体検出センサを備える第1実施形態の警報器10の構成を示す図である。図示するように、警報器10は、監視対象事象を検出する監視センサ部15と、音声を出力する音声出力部20と、監視センサ部15の検出結果に基づいて監視対象事象が存在していると判定した場合に、音声出力部20から監視対象事象の存在を報知させる警報判定モードで動作可能な動作制御部としての制御部14と、監視センサ部15及び音声出力部20及び制御部14に電力を供給可能な電源部16とを筐体11に備える。加えて、本実施形態の警報器10は、警報器10で取り扱われる情報を記憶する記憶部18、警報器10の使用者等へ提供する情報を表示する表示部19なども筐体11に備える。警報器10の筐体11は、床部材2と天井部材1とで上下が仕切られた部屋4の天井部材1の側に設置されている。
監視センサ部15は、例えば、ガス漏れ監視センサ、及び、CO(一酸化炭素)監視センサ、火災監視センサなどのセンサを有して構成される。監視センサ部15の検出結果は制御部14に伝達される。監視センサ部15がガス漏れ監視センサを有する場合、監視センサ部15が検出する監視対象事象は検出対象ガスが所定レベル以上存在することである。監視センサ部15がCO監視センサを有する場合、監視センサ部15が検出する監視対象事象はCOが所定レベル以上存在することである。監視センサ部15が火炎監視センサを有する場合、火災に伴い発生する煙や光や熱などが存在することである。
赤外線検出部13から出力される電気信号は、制御部14へと伝達される。
物体検出センサが動作している場合、赤外線放出部12は検知領域3に向けて赤外線を放出し、赤外線検出部13は検知領域3の方向から入射する赤外線を受光する。そして、赤外線検出部13から出力される電気信号(検出値)は制御部14へと伝達される。このとき、赤外線を強く反射する物体(人体を含む)が検知領域3に存在していなくても、例えば検知領域3に含まれる床部材2によっても赤外線が反射されるため、赤外線検出部13は赤外線を検出し続け、その赤外線の強度に応じた電気信号を制御部14へと伝達し続けている。
警報器10は、電源部16からの電力供給が開始された後、上述した警報判定モードではなく、先ずは事象監視検証モードで動作する。具体的には、制御部14は、電源部16からの電力供給が開始された後、監視センサ部15が正常に動作するか否かを検証する事象監視検証モードで動作し、事象監視検証モードにおいて監視センサ部15が正常に動作すると判定した後、警報判定モードで動作する。この場合、制御部14は、事象監視検証モードで動作している間に、監視センサ部15の出力が、所定の基準値以下の状態と基準値より大きい状態との間で遷移した場合、監視センサ部15が正常に動作すると判定する。
警報器10は、電源部16からの電力供給が開始された後、上述した存否判定モードではなく、先ずは物体検出検証モードで動作する。具体的には、制御部14は、電源部16からの電力供給が開始された後、検知領域3での物体の存否を正常に判定できる否かを検証する物体検出検証モードで動作し、物体検出検証モードにおいて検知領域3での物体の存否を正常に判定できると判定した後、存否判定モードで動作する。この場合、制御部14は、物体検出検証モードで動作している間に、基準値と赤外線検出部13での検出値との比較結果に基づいて、検知領域3で物体が存在している状態及び検知領域3で物体が存在していない状態の両方を確認した場合、検知領域3での物体の存否を正常に判定できると判定する。
第2実施形態の警報器10は通信機能を備える点で上記実施形態と異なっている。以下に、第2実施形態の警報器10について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
そこで本実施形態では、後述するように、制御部14は、存否判定モードで動作するのに先立って、通信部21と他の通信装置との間での通信状態が良好であるか否かを判定する通信状態判定モードで動作する。
制御部14は、電源部16からの電力供給が開始された後、工程#31において検知領域3での物体の存否を正常に判定できるか否かを検証する。上記実施形態と同様に、物体検出センサが搭載されている警報器10の設置者は、この物体検出検証モードの実行中に、物体検出センサの検知領域3への侵入及び退出を行う。そうすると、工程#31において制御部14は、基準値と赤外線検出部13での検出値との比較結果に基づいて、検知領域3で物体が存在している状態及び検知領域3で物体が存在していない状態の両方を確認できるので、検知領域3での物体の存否を正常に判定できると判定する。そして、次に工程#33において制御部14は、通信状態判定モードへ移行する旨の音声を音声出力部20から出力させる。つまり、この音声を聞いた者は、物体検出検証モードでの動作が正常に終了したことを認識できるので、通信状態判定モードへ移行する旨の音声というのは、物体検出検証モードでの動作が正常に終了した旨の音声とも言える。但し、制御部14は、工程#33を終了したとしても、以下に説明する通信状態判定モードが終了しない限り、物体検出センサを存否判定モードで動作させない。
それにより、警報器10の設置者は、警報器10への電力供給を停止した後、警報器10を別の場所へ移設すると考えられる。
<1>
上記実施形態では、物体検出センサ及び警報器10の構成について具体例を挙げて説明したが、それらの構成は適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、警報器10が電源スイッチ17を備える例を示したが、電源スイッチ17が設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では検知領域3が一つである場合を例示したが、検知領域3は複数であってもよい。
上記実施形態(別実施形態を含む)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
2 床部材
3 検知領域
4 部屋
10 警報器
11 筐体
12 赤外線放出部
13 赤外線検出部
14 制御部
15 監視センサ部
16 電源部
17 電源スイッチ
18 記憶部
19 表示部
20 音声出力部
21 通信部
Claims (3)
- 監視対象事象を検出する監視センサ部と、
音声を出力する音声出力部と、
前記監視センサ部の検出結果に基づいて前記監視対象事象が存在していると判定した場合に、前記音声出力部から前記監視対象事象の存在を報知させる警報判定モードで動作可能な動作制御部と、
前記監視センサ部及び前記音声出力部及び前記動作制御部に電力を供給可能な電源部とを備える警報器であって、
前記動作制御部は、
前記電源部からの電力供給が開始された後、前記監視センサ部が正常に動作するか否かを検証する事象監視検証モードで動作し、
前記事象監視検証モードで動作している間の所定のタイミングで、人為的に前記監視対象事象を発生させることを促す音声を前記音声出力部から出力させ、
前記事象監視検証モードにおいて前記監視センサ部が正常に動作すると判定した後、前記警報判定モードで動作する警報器。 - 前記動作制御部は、前記事象監視検証モードで動作している間に、前記監視センサ部の出力が、所定の基準値以下の状態と前記基準値より大きい状態との間で遷移した場合、前記監視センサ部が正常に動作すると判定する請求項1に記載の警報器。
- 前記動作制御部は、前記事象監視検証モードでの動作が正常に終了した旨の音声を前記音声出力部から出力させる請求項1又は2に記載の警報器。
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JP2020112868A JP2020112868A (ja) | 2020-07-27 |
JP7304700B2 true JP7304700B2 (ja) | 2023-07-07 |
Family
ID=71667973
Family Applications (1)
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JP2019001262A Active JP7304700B2 (ja) | 2019-01-08 | 2019-01-08 | 警報器 |
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Citations (2)
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JP2009053910A (ja) | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Hochiki Corp | ガス警報器 |
JP2016148884A (ja) | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 警報器 |
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2019
- 2019-01-08 JP JP2019001262A patent/JP7304700B2/ja active Active
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