JP2016148884A - 警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池式の警報器100において、本体1に隠された電源スイッチの操作が困難な設置後において、点検を容易に行うことができるようにする。【解決手段】警報を停止するための点検停止スイッチ13の操作を利用する。設置後において、点検停止スイッチ13が短押しされたら、EEPROM15に記憶しているデータにより、「故障です」、「電池切れです」、「有効期間がきれてます」等の音声鳴動を行う。点検停止スイッチ13が長押しされたらガス警報、CO警報の鳴動を行う。点検停止スイッチ13が長々押しされたら、自動初期点検処理を行い、このときは、故障の検出等を行わない。【選択図】図1

Description

本発明は、監視領域における異常発生を検出して異常発生を警報する警報器に関する。
従来、警報器として例えば特許第4721664号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この警報器は、商用電源により動作するものであり、例えばガス漏れが検出されて警報出力時には、ガスメータ等に有電圧出力を行ってガスの遮断等を行えるものである。
また、この商用電源を利用する警報器(ACタイプの警報器)では、電源投入時にガスセンサの安定待ちや各種故障検出などの自動初期点検処理を行っており、通常の監視状態として使用可能となるのは、電源投入から略60秒後のものがある。さらに、自動初期点検処理の終了後は、点検モード処理が起動され、ガスセンサの故障確認を容易に行うことが可能となっていた。さらに、警報器を設置後の運転中に、点検業者等によるガスかけ点検を行う際には、電源プラグを抜き差しすることで自動初期点検処理が開始され、警報器の状態の再確認と、ガスセンサの点検を容易に行うことができるようになっている。
また、電池で動作する電池式の警報器では、電源スイッチを搭載しており、この電源スイッチのオン操作で電池からの通電により動作し、上記同様に自動初期点検処理、及び点検モード処理の動作を行う。
特許第4721664号公報
ところで、前記電池式の警報器では、電源スイッチがオフとされると、保安機器として動作しなくなるため、この電源スイッチはユーザーが容易に操作できないような構造になっている。例えば、警報器の本体に電源スイッチを収納するとともに、本体のはめ殺しの蓋等で電源スイッチを隠すような構造となっている。このため。点検業者で実施する点検時に、自動初期点検処理の機能を利用した警報器の状態確認や、ガスかけ点検によるガスセンサの点検を容易に行うことが困難であり、この点で改良の余地を残している。
本発明は、警報器において、例えば本体に隠された電源スイッチの操作が困難な設置後において、点検を容易に行うことができるようにすることを課題とする。
請求項1の警報器は、監視領域における異常発生を検出して異常発生を警報する警報器であって、通電開始時に自動初期点検処理を行うようにした警報器において、外部から操作可能な点検操作手段を設け、該点検操作手段の所定の操作により前記自動初期点検処理を開始するようにしたことを特徴とする。
請求項2の警報器は、請求項1に記載の警報器であって、前記自動初期点検処理は、前記警報器の各機器要素の故障検出を行って該機器要素の故障有無状態を記憶手段に記憶する処理を含み、該自動初期点検処理は、前記点検操作手段の前記所定の操作により開始した場合には、前記機器要素の故障検出を行わずに、前記記憶手段に記憶されている前記故障有無状態を通知することを特徴とする。
請求項3の警報器は、請求項1または2に記載の警報器であって、前記点検操作手段が、前記所定の操作と異なる態様の操作により前記警報を停止する停止操作手段を兼ねていることを特徴とする。
請求項1の警報器によれば、当該警報器の設置時に、通電開始により自動初期点検処理が行われるが、設置後は、点検操作手段の所定の操作により自動初期点検処理を開始するので、例えば本体に隠された電源スイッチの操作が困難な設置後の点検を容易に行うことができる。
請求項2の警報器によれば、請求項1の効果に加えて、自動初期点検処理を点検操作手段の前記所定の操作により開始した場合には、機器要素の故障検出を行わずに記憶手段に記憶されている故障有無状態を通知するので、故障検出動作による前記電池の消耗を防止することができる。
請求項3の警報器によれば、請求項1または2の効果に加えて、点検操作手段、警報を停止する停止操作手段を兼ねているので、部品点数を低減できる。
本発明の実施形態の警報器としてのガス警報器の要部ブロック図である。 同実施形態のガス警報器の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る自動初期点検処理における動作の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る点検スイッチ処理における短押し点検の正常時の動作の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る点検スイッチ処理における短押し点検の故障時の動作の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る点検スイッチ処理における短押し点検の電池低下時の動作の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る点検スイッチ処理における短押し点検の有効期限経過時の動作の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る点検スイッチ処理における長押し点検の動作の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る点検スイッチ処理における長々押し自動初期点検の一例を示すタイムチャートである。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の警報器としてのガス警報器の要部ブロック図、図2は同ガス警報器の外観を示す正面図である。この実施形態のガス警報器100は乾電池で動作する電池式警報器であり、LPガスや都市ガスのガス漏れを検出して警報を発するとともに、COガス(一酸化炭素ガス)の警報濃度を検出して警報を発するものである。
ガス警報器1は、略矩形状に形成されており、監視領域の壁や天井等に設置される。なお、監視領域とは、ガス警報器100の監視が可能な設置場所である部屋、範囲等を示している。
図1に示すように、このガス警報器100は、マイコン等で構成された制御部10と、ガス漏れを検知するためのガスセンサ11と、COガスを検出するためのCOセンサ12と、「点検操作手段」としての点検停止スイッチ13と、電池電圧を検出するための電池電圧入力回路14と、「記憶手段」としてのEEPROM15と、警報器の状態を表示する緑色のLED16aと、黄色のLED16bと、赤色のLED16cと、電池の状態を表示するLCD表示器17aを駆動するLCD駆動回路17と、スピーカ18aから音声を出力するための音声出力回路18と、外部コンピュータと通信を行うための通信インターフェース(I/F)部19と、電池20aにより当該ガス警報器100の電源を投入する電源スイッチ20と、を備えている。
図2に破線で示すように、本体ケース1の内部には、ガスセンサ11、COセンサ12、点検停止スイッチ13、LED16a,16b,16c、LCD表示器17a、スピーカ18a、電池20aが収容されている。本体ケース1の正面と右上部側面には外気を取り込む通気孔1a,1bが形成されており、通気孔1aの近傍にガスセンサ11が配置されるとともに、通気孔1bの近傍にCOセンサ12が配置されている。また、本体ケース1の左下部正面には放音孔1cが形成され、この放音孔1cの近傍にスピーカ18aが配置されている。本体ケース1の正面下部には点検停止スイッチ13の操作部1dが設けられており、この操作部1dには「警報停止」と記されている。また、本体ケース1の正面右側には、各LED16a,16b,16cの表示窓1e、LCD表示器17aの表示窓1fが設けられ、表示窓1eの横には、LED16aに対応して「おしらせ」と記され、LED16bに対応して「CO」と記され、16cに対応して「ガス」と記されている。
電池20aにより電源を投入するための前記電源スイッチ20は、本体ケース1内に収容されるとともに、本体ケース1の背面に「嵌め殺し」により隠されている。そして、出荷から取り付けまでは電源スイッチ20により電源オフ状態とされ、取り付け時に業者等により電源スイッチ20がオンとされる。
次に、上述した構成による制御部10の制御による実施形態の動作及び処理について説明する。この実施形態のガス警報器100は「自動初期点検処理」、「点検モード処理」、「点検スイッチ処理」の各動作を行う。なお、以下の説明で、「電池電圧チェック」は電池電圧入力回路14の入力を検査することを示し、「PC通信入力チェック」は通信インターフェース部19の入力を検査することを示す。「LED」はLED16a,16b,16cを示し、「スピーカ音声回路チェック」は、スピーカ18aと音声出力回路18を検査することを示す。
(自動初期点検処理)自動初期点検処理は、電源スイッチ20のオン操作で電池20aからの通電により動作を開始する。そして、電源スイッチ20による電源投入時に、電池電圧チェック起動表示を行うとともに、起動音を鳴動させ、その後、点検動作を開始しガスセンサ11やCOセンサ12等の各種機器要素の故障診断を行う。なお、このときは、点検停止スイッチ13の「長々押し」による操作で再起動することもできる。
図3は自動初期点検処理時の動作の一例を示すタイミングチャートである。まず、100msの回路電圧チェックと100msのPC通信入力チェックを行い(a.)、この200msにて電源安定後、時計タイマを起動する。また、サブクロック発信が安定する1秒待ちの間にEEPROM15(データフラッシュ)から初期値を読み出し、チェックする(b.)。そして、サブクロック発信が安定する1秒待ちの後、疑似負荷による電池電圧チェック(c.)、スピーカ音声回路チェック(d.)を行うとともに、LED16a,16b,16cを全点灯(f.〜h.)させる。電池電圧チェックは、LED点灯と音声より先に疑似負荷をかけることで電池消耗時の繰り返し動作を防止する。LEDの全点灯中には、起動音「ピ」の鳴動(e.)により、スピーカ18aの断線と、音声出力回路18のチェックをする。
次に、自動初期点検処理の実行中であることを示すために緑色のLED16aの2Hzの点滅を開始する(f.)。この点滅は30秒間継続し、その間にガスセンサ11とCOセンサ12の1秒毎の安定待ち駆動を開始する(j.)。そして、37秒間のガスセンサの安定待ち駆動中に、ガスセンサ駆動回路、COセンサベース電圧による故障チェックを行う(i.)。
自動初期点検処理の30秒の経過終了により、鳴動原因表示を行う(f.〜h.)。なお、鳴動原因表示の終了後に、各種チェック結果を以下のように音声鳴動する。正常終了時は「正常です」と、故障検出時は「ピピピ、故障です、販売店に連絡してください」と、電池電圧低下時は「ピ、電池切れです、販売店に連絡してください」と、有効期限経過時は「有効期限がきれています、販売店に連絡してください」と、それぞれ音声鳴動する。そして、音声鳴動終了後、3分30秒間の「点検モード処理」の動作とする。
(点検モード処理)上記の電源投入で開始される自動初期点検処理の後の点検モード処理では、予め燃焼排ガスから採取した水素ガスとCOガスを用い、ガスCO警報点検を行う。この点検モード中は、点検性の向上を目的として、「警報開始時間」及び「警報解除時間」の短縮を図る。ガス警報では、高濃度警報後、低濃度警報の状態により待機状態(警報解除)とする。また、水素ガスの検出によりメタン警報とする。CO警報では、特定のガス濃度の変化時に警報を解除する。また、LED表示遅延時間と、低濃度鳴動遅延時間を設けない。なお、警報は点検停止スイッチ13の操作により停止することができる。
(点検スイッチ処理)点検スイッチ処理は、通常の監視状態において点検停止スイッチ13の操作により動作を開始する。この動作は、点検停止スイッチ13が3秒未満だけ短く押された場合(以下、「短押し」という。)と、点検停止スイッチ13が3秒以上で6秒未満だけ押された場合(以下、「長押し」という。)と、点検停止スイッチ13が6秒以上長く押された場合(以下、「長々押し」という。)と、で処理動作を変える。そして、長々押し操作時に、前記の電源投入で開始される自動初期点検処理を簡略化した自動初期点検処理を行う。
図4は点検スイッチ処理における短押し点検の正常時の動作の一例を示すタイムチャートである。図4(A)は鳴動履歴が無い場合、図4(B)は鳴動履歴が有る場合であり、両者の違いは鳴動原因表示の態様である。まず、点検停止スイッチ13のオン操作が有ると(a.)、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、起動音「ピ」の鳴動(c.)を行う。そして、点検停止スイッチ13のオン操作が3秒以内に終了すると、LED16a,16b,16cを全点灯(d.〜f.)させて鳴動原因表示を行う。鳴動原因表示が終了すると、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、「正常です」の音声鳴動(c.)を行う。
ここで、最後に確定した警報状態はEEPROM15に記憶しておき、この最後の警報判定時の時間値(日時)が、現在から10日(240時間)以内でなければ鳴動履歴無しと見なして図4(A)の動作をする。また、現在から10日(240時間)以内であれば鳴動履歴有りと見なして図4(B)の操作をする。すなわち、鳴動原因表示において、図4(A)の場合は、LED16a,16b,16cを0.5秒点灯するが、図4(B)の場合は、鳴動原因に対応するLEDを1秒点灯する。図4(B)の例では、ガス警報有りの場合であって、緑色のLED16aと黄色のLED16bを0.5秒点灯するとともに、赤色のLED16cを1秒点灯している。なお、CO警報の場合は黄色のLED16bを1秒点灯する。
図5は点検スイッチ処理における短押し点検の故障時の動作の一例を示すタイムチャートである。故障時には、緑色のLED16aを0.5秒周期で3回点滅する動作を所定周期で繰り返し、故障であることがLED表示されている(d.)。点検停止スイッチ13のオン操作が有ると(a.)、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、起動音「ピ」の鳴動(c.)を行う。さらに、スピーカ音声回路チェック(b.)を行い、緑色のLED16aの3回点滅(d.)とともに、「ピピピ 故障です、販売店に連絡してください」と音声鳴動する(c.)。そして、緑色のLED16aの3回点滅の所定周期の動作以外は行わない。
図6は点検スイッチ処理における短押し点検の電池低下時の動作の一例を示すタイムチャートである。電池低下時には、緑色のLED16aを0.5秒の1回点滅する動作を所定周期で繰り返し、電池低下であることがLED表示されている(d.)。点検停止スイッチ13のオン操作が有ると(a.)、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、起動音「ピ」の鳴動(c.)を行う。さらに、スピーカ音声回路チェック(b.)を行い、緑色のLED16aの1回点滅(d.)とともに、「ピ 電池切れです、販売店に連絡してください」と音声鳴動する(c.)。そして、緑色のLED16aの1回点滅の所定周期の動作以外は行わない。
図7は点検スイッチ処理における短押し点検の有効期限経過時の動作の一例を示すタイムチャートである。まず、点検停止スイッチ13のオン操作が有ると(a.)、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、起動音「ピ」の鳴動(c.)を行う。さらに、スピーカ音声回路チェック(b.)を行い、「有効期限が切れています、販売店に連絡してください」と音声鳴動する(c.)。そして、その他の動作は行わない。
図8は点検スイッチ処理における長押し点検の動作の一例を示すタイムチャートである。まず、点検停止スイッチ13のオン操作が有ると(a.)、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、起動音「ピ」の鳴動(c.)を行う。そして、点検停止スイッチ13のオン操作が3秒経過すると、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、長押し確定音「ピピッ」の鳴動(c.)を行う。点検停止スイッチ13のオン操作が6秒以内に終了すると、スピーカ音声回路チェック(b.)を行い、赤色のLED16cの1秒周期の点滅(e.)を7.5秒継続する。そして、この7.5秒の点滅の間にガス警報音を鳴動する(c.)。また、この赤色のLED16cの7.5秒の点滅が終了すると、スピーカ音声回路チェック(b.)を行い、黄色のLED16bの1秒周期の点滅(f.)を7.5秒継続する。そして、この7.5秒の点滅の間にCO警報音を鳴動する(c.)。そして、この黄色のLED16bの7.5秒の点滅が終了すると、1秒置いて「ピ」の鳴動(c.)を行う。
図9は点検スイッチ処理における長々押し点検の一例を示すタイムチャートである。まず、点検停止スイッチ13のオン操作が有ると(a.)、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、起動音「ピ」の鳴動(c.)を行う。そして、点検停止スイッチ13のオン操作が3秒経過すると、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、長押し確定音「ピピッ」の鳴動(c.)を行う。さらに、点検停止スイッチ13のオン操作が6秒経過すると、スピーカ音声回路チェック(b.)を行うとともに、長々押し確定音「ピピピッ」の鳴動(c.)を行う。
次に、自動初期点検処理の実行中であることを示すために緑色のLED16aの2Hzの点滅を開始する(d.)。この点滅は図3に示す自動初期点検処理と同様に30秒間継続するが、ガスセンサ11とCOセンサ12の1秒毎の安定待ち駆動は行わず、ガスセンサ11とCOセンサ12で5秒毎に測定を行う。また、この30秒間にCOセンサ故障チェックを行う(g.)。そして、自動初期点検処理の30秒の経過終了により、鳴動原因表示を行う(d.〜f.)。なお、鳴動原因表示の終了後に、EEPROM15に各種チェック結果が記録されている場合には、以下のように音声鳴動する。正常終了時は「正常です」と、故障検出時は「ピピピ、故障です、販売店に連絡してください」と、電池電圧低下時は「ピ、電池切れです、販売店に連絡してください」と、有効期限経過時は「有効期限がきれています、販売店に連絡してください」と、それぞれ音声鳴動する。そして、音声鳴動終了後、3分30秒間の「点検モード処理」の動作とする。
以上のように、点検停止スイッチの長々押しにより自動初期点検処理の動作をするので、警報器の状態をユーザーが容易に確認することができる。したがって、警報器の日常点検が容易になる。また、長々押しによる自動初期点検処理では、電源スイッチ20での電源投入時の自動初期点検処理よりも低消費電力、短時間で警報器の確認が可能となる。
なお、点検モードは実施しなくてもよい。この場合は、ユーザーの日常点検時に、さらに不要な消費電力の増加が避けられ、警報器の電池寿命を延ばすことができる。
実施形態では、電池で動作する電池式の警報器を例に説明したが、商用電源を利用する警報器(ACタイプの警報器)にも本発明は適用できる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
10 制御部
11 ガスセンサ
12 COセンサ
13 点検停止スイッチ(点検操作手段)
15 EEPROM(記憶手段)
100 ガス警報器(警報器)

Claims (3)

  1. 監視領域における異常発生を検出して異常発生を警報する警報器であって、通電開始時に自動初期点検処理を行うようにした警報器において、
    外部から操作可能な点検操作手段を設け、該点検操作手段の所定の操作により前記自動初期点検処理を開始するようにしたことを特徴とする警報器。
  2. 前記自動初期点検処理は、前記警報器の各機器要素の故障検出を行って該機器要素の故障有無状態を記憶手段に記憶する処理を含み、該自動初期点検処理は、前記点検操作手段の前記所定の操作により開始した場合には、前記機器要素の故障検出を行わずに、前記記憶手段に記憶されている前記故障有無状態を通知することを特徴とする請求項1に記載の警報器。
  3. 前記点検操作手段が、前記所定の操作と異なる態様の操作により前記警報を停止する停止操作手段を兼ねていることを特徴とする請求項1または2に記載の警報器。
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