JP2009282619A - 警報器対応システムメータ - Google Patents

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Mitsuo Nanba
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Abstract

【課題】通信手段及び自己診断手段を備えた警報器に自己診断開始指示を送信し、警報器の自己診断結果を受信して外部に送信する構成とした警報器対応システムメータを提供すること。
【解決手段】通信手段26及び自己診断手段25を備えた警報器27(24、30)に対し、定期的あるいは外部からの要求により自己診断開始信号を出力し、警報器27(24、30)からの自己診断結果を外部通信手段40に出力して外部に通信したり、宅内表示装置38に表示するような信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスの使用流量を計測するガスメータと屋内に設置された異常警報器との連携において、事故の防止のための処置を行う装置に関するものである。
従来、この種の警報器対応システムメータとしては、ガス遮断装置が知られていた(例えば特許文献1参照)。以下、その構成について図13を参照しながら説明する。
図13に示すように、たとえば半年に一度程度の定期検査を行うために、制御部5は、外部信号受信手段6により外部から検査指示信号を受信すると、検査開始信号を出力してガス発生手段7から所定量の疑似ガスを噴射させ、ガス警報器テストモードに移行する。このガス警報器テストモードは、ガス発生手段7から疑似ガスを噴射した後の所定時間内はガス警報器3からガス漏れ信号が出力されても異常判断して遮断弁2によりガスを遮断しない動作モードである。このガス警報器テストモードにおいて、ガス発生手段7のガス噴射によりガス入り空気を吸入したガス警報器3が、ガス漏れ信号を出力するか否かにより、ガス警報器3が正常動作するか否かを判定する。
また、制御部5は、検査開始信号を出力してから所定時間、たとえば、10秒以内までの間にガス警報器3からガス漏れ信号を入力しなかった場合は、ガス警報器3が正常に動作しないと判断して、報知手段4にガス警報器異常信号を出力する。ガス警報器異常信号を入力した報知手段4は、外部のセンタにガス警報器3が正常動作しないとの異常警告を送出する。
また、前記所定時間内にガス警報器3からガス漏れ信号を入力すると、ガス警報器3は正常動作を行うと判断し、報知手段4にガス警報器正常信号を出力する。ガス警報器正常信号を入力した報知手段4は、外部のセンタに正常信号を出力することになっていた。
特開平8−121628号公報
しかしながら、前記従来の構成では、検査時に警報器の周りにガス臭を発生させる疑似ガス及び疑似ガスを噴出するガス発生手段が警報器の数だけ必要であり、また、定期的に検査をおこなう場合には、疑似ガスの量に限りがあるため、検査の間隔を短くできないため、その間に警報器が故障した場合にはガス漏れ等が発生しても検出できないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、通信手段及び自己診断手段を備えた警報器に自己診断開始指示を送信し、警報器の自己診断結果を受信して外部に送信する構成とした警報器対応システムメータを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の警報器対応システムメータは、ガス供給管に接続され、ガスの供給や遮断を行う遮断手段と、遮断手段を制御する制御手段と、通信手段及び自己診断手段を備えた火災警報器、ガス警報器、CO警報器の少なくともいずれか1つ以上の警報器と情報通信する通信手段と、外部との通信が可能な外部通信手段と、通信手段を備えた宅内表示装置との通信が可能な宅内通信手段とを備え、制御手段は、定期的に通信手段に自己診断開始信号を出力し、警報器からの自己診断結果を通信手段から入力し、自己診断結果を外部通信手段に出力して外部に通信したり、宅内表示装置に表示したりする構成としたものである。
本発明の警報器対応システムメータによれば、疑似ガス及びガス発生手段が不要となり、また自己診断の間隔を短くすることができ、また、警報器の異常時には外部に知らせたり、在宅者に知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができる。
第1の発明は、ガス供給管に接続され、ガスの供給や遮断を行う遮断手段と、前記遮断手段を制御する制御手段と、通信手段及び自己診断手段を備えた火災警報器、ガス警報器、CO警報器の少なくともいずれか1つ以上の警報器と情報通信する通信手段と、外部との通信が可能な外部通信手段とを備え、前記制御手段は、定期的に前記通信手段に自己診断開始信号を出力し、前記警報器からの自己診断結果を前記通信手段から入力し、自己診断結果を前記外部通信手段に出力して外部に通信する構成にしたものである。これにより、警報器の自己診断結果を外部に記録でき、警報器の異常時には外部に知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、前記警報器の自己診断結果が異常な場合だけ前記外部通信手段に出力して外部に通信する構成にしたものである。これにより、外部との通信回数が低減され、警報器対応システムメータの電池の消耗を抑えて寿命を長く保つことができ、また、警報器の異常時には外部に知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第3の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、前記警報器の自己診断結果を結果記憶手段へ追加記憶しておき、外部からの自己診断結果要求信号を受信した場合に、前記結果記憶手段から自己診断結果履歴を読み出し、前記外部通信手段に出力して外部に通信する構成にしたものである。これにより、外部との通信回数が低減され、警報器対応システムメータの電池の消耗を抑えて寿命を長く保つことができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第4の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、通信手段を備えた宅内表示装置との通信が可能な宅内通信手段に前記警報器の自己診断結果を出力して、宅内表示装置に通信する構成にしたものである。これにより、在宅者に警報器の診断状況を確実に知らせることが可能となり、異常時には的確な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第5の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、前記警報器の自己診断結果が異常な場合だけ前記宅内通信手段に出力して宅内表示装置に通信する構成にしたものである。これにより、宅内表示装置との通信回数が低減され、警報器対応システムメータの電池の消耗を抑えて寿命を長く保つことができ、また、警報器の異常時には在宅者に異常を知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第6の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、外部からの自己診断要求信号を受信した場合に、前記通信手段に自己診断開始信号を出力し、前記警報器に自己診断実施及び結果送信を指示し、正常/異常に関わらず自己診断結果を前記外部通信手段に出力して外部に通信する構成にしたものである。これにより、ガス事業者が外部から自由に警報器の自己診断を行うことができ、警報器の異常時には在宅者に異常を知らせたり、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第7の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、前記宅内表示装置からの自己診断要求信号を受信した場合に、前記通信手段に自己診断開始信号を出力し、前記警報器に自己診断実施及び結果送信を指示し、正常/異常に関わらず自己診断結果を前記宅内通信手段に出力して宅内表示装置に通信する構成としたものである。これにより、在宅者が自由に警報器の自己診断を行うことができ、宅内表示装置に表示される自己診断結果を確認し、異常時には迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、正常時には安心してガスを使用でき、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第8の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、前記警報器からの自己診断結果が異常の場合は、合計流量遮断の設定流量減、増加流量遮断の設定流量減、使用時間遮断の設定時間短縮の少なくともいずれか1つ以上をおこなう構成としたものである。これにより、警報器の異常時には、修理あるいは交換するまでの間もガスを使用でき、また、保安機能を高めることで、最低限の使い勝手及び安全性を確保することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第9の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、前記警報器からの自己診断結果が異常の場合は、前記遮断手段に出力し、ガスを遮断する構成としたものである。これにより、修理、交換までの間の不安全な状態を回避することができ、また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
第10の発明は、第1から第9のいずれか1つの発明に記載の警報器対応システムメータの全てもしくは一部として、コンピュータを機能させるプログラムである。そして、プログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明のプログラムの少なくとも一部を容易に実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
本発明は、第1の発明から第9の発明の要部を実施の形態とすることにより本発明の目的を達成できるので、各請求項に対応する実施の形態の詳細を、以下に図面を参照しながら説明し、本発明を実施するための最良の形態の説明とする。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに同一作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における警報器対応システムメータの構成図で、図2は同警報器対応システムメータのブロック図、図3はCO警報器のブロック図、図4は同警報器対応システムメータの警報器自己診断時の処理を示すフローチャートである。
図1と図2において警報器対応システムメータは、流路17に流れるガスの流量を計測する流量計測手段としての超音波流量計測手段18と、異常を検出すればガスを遮断する遮断手段19と、外部の情報検知手段と情報通信する通信手段20と、遠隔の管理センターと情報通信を行う外部通信手段40と、宅内表示装置38と情報通信する宅内通信手段31とを備えたガスメータ21と、自己診断手段22と通信手段23を備えた火災を検知する火災警報器24と、自己診断手段25と通信手段26を備えた可燃流体や有毒流体を検出するガス警報器27と、自己診断手段28と通信手段29を備えた一酸化炭素(以下、COと記載する)の濃度を検出するCO警報器30とを備え、前記火災警報器24とガス警報器27とCO警報器30の少なくともいずれか1つ以上の警報器と情報通信し、ガスメータ21が処置を選択する制御手段32を備えた構成とした。ここで、33は流路17に接続されたガス給湯機,ガス調理器,ガスファンヒータ等のガス機器、34はFF式石油暖房機、石油ファンヒータ等のガス以外の機器である。
また、図3に示すCO警報器30からの信号を受信した場合は、ガスの使用量の有無をガスメータ21の超音波流量計測手段18が瞬時に判定し、ガスが使用されていると判定すれば、即ガス遮断を行うことで、すぐにガスを遮断することができ、安全性を向上させた保安処理を行うことができる。超音波流量計測手段18を用いることで、低流量のガス使用でも瞬時に判別することができ、ガスを素早く遮断することができる。ここで、36はCOセンサである。
以上のように構成された警報器対応システムメータについて、以下警報器の自己診断時の処理に関して、その動作について説明する。
図4において、制御手段32はステップ(以下、Sと表示する)1で、所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過した場合は、S2で警報器に自己診断開始信号を出力する。S3で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS7へ進む。S3で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S4)、正常であった場合は、S5で診断結果として正常情報を格納する。S3で警報器からの応答がない場合、あるいは、S4で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S7)、S6へ進む。S6では格納した診断結果を外部通信手段40に出力し、外部へ通信する。
以上のように、本実施の形態においては、警報器の自己診断結果を外部へ通信することにより、外部に警報器の自己診断結果を記録でき、警報器の異常時には外部に知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図5に示すS8からS13の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図5において、制御手段32は、S8で所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過した場合は、S9で警報器に自己診断開始信号を出力する。S10で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS12へ進む。S10で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S11)、正常でない場合は、S12へ進む。S10で警報器からの応答がない場合、あるいは、S11で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S12)、格納した診断結果を外部通信手段40に出力し、外部へ通信する(S13)。
以上のように、本実施の形態においては、警報器の自己診断結果が異常な場合のみ外部と通信することにより、外部との通信回数が低減され、警報器対応システムメータの電池の消耗を抑えて寿命を長く保つことができ、また、警報器の異常時には外部に知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における警報器対応システムメータの自己診断結果要求受信時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図6に示すS14からS23の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図6において、制御手段32は、S14で、所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過していない場合はS21へ進み、所定時間経過した場合は、S15で警報器に自己診断開始信号を出力する。S16で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS20へ進む。S16で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S17)、正常であった場合は、S18で診断結果として正常情報を格納する。S16で警報器からの応答がない場合、あるいは、S17で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S20)、S19へ進む。S19では格納した診断結果を結果記憶手段39に追加記憶する。
S21で、外部通信手段40からの出力により自己診断結果要求があったかどうか判定し、自己診断結果要求があった場合、結果記憶手段39から記憶した診断結果履歴を読み出し(S22)、読み出した診断結果履歴を外部通信手段40に出力し、外部へ通信する(S23)。
以上のように、本実施の形態においては、外部から警報器の自己診断結果要求があった場合のみ外部と通信することにより、外部との通信回数が低減され、警報器対応システムメータの電池の消耗を抑えて寿命を長く保つことができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図7に示すS24からS30の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図7において、制御手段32は、S24で、所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過した場合は、S25で警報器に自己診断開始信号を出力する。S26で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS30へ進む。S26で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S27)、正常であった場合は、S28で診断結果として正常情報を格納する。S26で警報器からの応答がない場合、あるいは、S27で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S30)、S29へ進む。S29では格納した診断結果を宅内通信手段31へ出力して宅内表示装置38へ通信し、宅内表示装置38へ警報器の自己診断結果を表示する。
以上のように、本実施の形態においては、在宅者に警報器の診断状況を確実に知らせることが可能となり、異常時には的確な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態5における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図8に示すS31からS36の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図8において、制御手段32は、S31で所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過した場合は、S32で警報器に自己診断開始信号を出力する。S33で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS35へ進む。S33で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S34)、正常でない場合は、S35へ進む。S33で警報器からの応答がない場合、あるいは、S34で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S35)、格納した診断結果を宅内通信手段31へ出力して宅内表示装置38へ通信し、宅内表示装置38へ警報器の異常情報を表示する。
以上のように、本実施の形態においては、警報器の自己診断結果が異常の場合のみ宅内表示装置と通信することにより、宅内表示装置との通信回数が低減され、警報器対応システムメータの電池の消耗を抑えて寿命を長く保つことができ、また、警報器の異常時には在宅者に異常を知らせることにより、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態6)
図9は、本発明の実施の形態6における警報器対応システムメータの自己診断結果要求受信時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図9に示すS37からS43の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図9において、制御手段32は、S37で、外部からの自己診断要求を受信したかどうかを判定し、外部からの自己診断要求を受信した場合は、S38で警報器に自己診断開始信号を出力する。S39で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS43へ進む。S39で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S40)、正常であった場合は、S41で診断結果として正常情報を格納する。S39で警報器からの応答がない場合、あるいは、S40で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S43)、S42へ進む。S42では格納した診断結果を外部通信手段40に出力し、外部へ通信する。
以上のように、本実施の形態においては、ガス事業者が外部から自由に警報器の自己診断を行うことができ、警報器の異常時には在宅者に異常を知らせたり、迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態7)
図10は、本発明の実施の形態7における警報器対応システムメータの自己診断結果要求受信時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図10に示すS44からS50の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図10において、制御手段32は、S44で、在宅者が宅内表示装置38のスイッチ(図示略)を操作する事による宅内表示装置38からの自己診断要求を受信したかどうかを判定し、宅内表示装置38からの自己診断要求を受信した場合は、S45で警報器に自己診断開始信号を出力する。S46で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS50へ進む。S46で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S47)、正常であった場合は、S48で診断結果として正常情報を格納する。S46で警報器からの応答がない場合、あるいは、S47で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S50)、S49へ進む。S49では格納した診断結果を宅内通信手段31へ出力して宅内表示装置38へ通信し、宅内表示装置38へ診断結果を表示する。
以上のように、本実施の形態においては、在宅者が自由に警報器の自己診断を行うことができ、宅内表示装置に表示される自己診断結果を確認し、異常時には迅速な対処ができることで重大な事故を未然に防止することができ、安全性を向上することができ、正常時には安心してガスを使用できる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態8)
図11は、本発明の実施の形態8における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図11に示すS51からS60の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図11において、制御手段32は、S51で所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過した場合は、S52で警報器に自己診断開始信号を出力する。S53で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS57へ進む。S53で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S54)、正常であった場合は、S55で診断結果として正常情報を格納し、S56へ進む。S53で警報器からの応答がない場合、あるいは、S54で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S57)、S58で合計流量遮断の設定流量を減らし、S59で増加流量遮断の設定流量を減らし、S60で使用時間遮断の設定時間を短縮し、S56へ進む。S56では格納した診断結果を外部通信手段40に出力し、外部へ通信する。
なお、本実施形態においては、S58、S59、S60の処理を全て処理したが、少なくともいずれか1つ以上をおこなえばよく、また、新たな保安機能が追加された場合には、追加された機能の設定値を変更するものと組み合わせて処理してもよい。
以上のように、本実施の形態においては、警報器の異常時には、修理あるいは交換するまでの間もガスを使用でき、また、保安機能を高めることで、最低限の使い勝手及び安全性を確保することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
(実施の形態9)
図12は、本発明の実施の形態9における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図2に示す制御手段32とプログラムのみが異なるだけで、警報器対応システムメータのブロック図は図2と同一である。すなわち、制御手段32は図12に示すS61からS68の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図12において、制御手段32は、S61で所定時間が経過したかどうかを判定し、所定時間経過した場合は、S62で警報器に自己診断開始信号を出力する。S63で警報器からの応答があったかどうか判定し、応答がなければS67へ進む。S63で警報器からの応答があった場合は、警報器の自己診断結果が正常かどうか判定し(S64)、正常であった場合は、S65で診断結果として正常情報を格納し、S66へ進む。S63で警報器からの応答がない場合、あるいは、S64で警報器の自己診断結果が正常でない場合は、診断結果として異常情報を格納し(S67)、S68で遮断手段19に出力し、遮断弁を閉動作させ、ガスを遮断し、S66へ進む。S66では格納した診断結果を外部通信手段40に出力し、外部へ通信する。
以上のように、本実施の形態においては、警報器の異常時にはガスを遮断することにより、修理、交換までの間の不安全な状態を回避することができる。また、警報器との通信をおこなうことにより、通信の健全性の確認もできる。
以上のように、本発明にかかる警報器対応システムメータは、警報器の自己診断結果を外部に送信したりや宅内表示装置に表示することができ、また、通信の健全性も併せて確認できることから、通信機能を搭載した機器や各種センサー機器に対しても適用できる。
本発明の実施の形態1〜9における警報器対応システムメータの構成図 本発明の実施の形態1〜9における警報器対応システムメータのブロック図 本発明の実施の形態1〜9におけるCO警報器のブロック図 本発明の実施の形態1における警報器対応システムメータの警報器自己診断時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における警報器対応システムメータの自己診断結果要求受信時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態6における警報器対応システムメータの自己診断結果要求受信時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態7における警報器対応システムメータの自己診断結果要求受信時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態8における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態9における警報器対応システムメータの所定時間経過時の処理を示すフローチャート 従来のガス遮断装置のブロック図
符号の説明
17 流路
18 超音波流量計測手段
19 遮断手段
20、23、26、29 通信手段
21 ガスメータ
22、25、28 自己診断手段
24 火災警報器
27 ガス警報器
30 CO警報器
31 宅内通信手段
32 制御手段
33 ガス機器
34 ガス以外の機器
38 宅内表示装置
40 外部通信手段

Claims (10)

  1. ガス供給管に接続され、ガスの供給や遮断を行う遮断手段と、前記遮断手段を制御する制御手段と、通信手段及び自己診断手段を備えた火災警報器、ガス警報器、CO警報器の少なくともいずれか1つ以上の警報器と情報通信する通信手段と、外部との通信が可能な外部通信手段とを備え、前記制御手段は、定期的に前記通信手段に自己診断開始信号を出力し、前記警報器からの自己診断結果を前記通信手段から入力し、自己診断結果を前記外部通信手段に出力して外部に通信することを特徴とする警報器対応システムメータ。
  2. 制御手段は、前記警報器の自己診断結果が異常な場合だけ前記外部通信手段に出力して外部に通信することを特徴とする請求項1記載の警報器対応システムメータ。
  3. 制御手段は、前記警報器の自己診断結果を結果記憶手段へ追加記憶しておき、外部からの自己診断結果要求信号を受信した場合に、前記結果記憶手段から自己診断結果履歴を読み出し、前記外部通信手段に出力して外部に通信することを特徴とする、請求項1または2記載の警報器対応システムメータ。
  4. 制御手段は、通信手段を備えた宅内表示装置との通信が可能な宅内通信手段に前記警報器の自己診断結果を出力して、宅内表示装置に通信することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータ。
  5. 制御手段は、前記警報器の自己診断結果が異常な場合だけ前記宅内通信手段に出力して宅内表示装置に通信することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータ。
  6. 制御手段は、外部からの自己診断要求信号を受信した場合に、前記通信手段に自己診断開始信号を出力し、前記警報器に自己診断実施及び結果送信を指示し、正常/異常に関わらず自己診断結果を前記外部通信手段に出力して外部に通信することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータ。
  7. 制御手段は、前記宅内表示装置からの自己診断要求信号を受信した場合に、前記通信手段に自己診断開始信号を出力し、前記警報器に自己診断実施及び結果送信を指示し、正常/異常に関わらず自己診断結果を前記宅内通信手段に出力して宅内表示装置に通信することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータ。
  8. 制御手段は、前記警報器からの自己診断結果が異常の場合は、合計流量遮断の設定流量減、増加流量遮断の設定流量減、使用時間遮断の設定時間短縮の少なくともいずれか1つ以上をおこなうことを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータ。
  9. 制御手段は、前記警報器からの自己診断結果が異常の場合は、前記遮断手段に出力し、ガスを遮断することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータ。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の警報器対応システムメータの全てもしくは一部として、コンピュータを機能させるプログラム。
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