JP6360673B2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器 Download PDF

Info

Publication number
JP6360673B2
JP6360673B2 JP2013232293A JP2013232293A JP6360673B2 JP 6360673 B2 JP6360673 B2 JP 6360673B2 JP 2013232293 A JP2013232293 A JP 2013232293A JP 2013232293 A JP2013232293 A JP 2013232293A JP 6360673 B2 JP6360673 B2 JP 6360673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
threshold value
led light
color
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013232293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015094982A (ja
Inventor
聡子 濁川
聡子 濁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2013232293A priority Critical patent/JP6360673B2/ja
Publication of JP2015094982A publication Critical patent/JP2015094982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6360673B2 publication Critical patent/JP6360673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、火災感知器に関し、特に、火災時に防火対象物内に居る人々に、防火対象物内から避難する警報光などの機能を備えた火災感知器に関する。
火災発見のため、熱式または煙式等の火災感知器によって、温度又は煙濃度を検出し、自動的に火災判定し火災報知する自動火災報知設備が設置されている。この火災報知設備には、火災報知を防火対象物内の人々に知らせるため、すなわち、火災報知するため、例えば、地区音響装置、非常放送設備等の警報装置が設置されている。そして、これらに接続された火災受信機は、火災感知器からの火災報知信号に基づいて警報装置を動作させるように制御し、火災発生を報知する。
警報ブザー、フラッシュライトなどの警報装置を感知器とは別個に配置することは、美観を損なう場合がある。特許文献1は、感知器本体の内底面にスピーカを収容させた火災感知器を提案している。この特許文献1の火災感知器は、感知器本体から音や音声を発している。また既築建物に警報装置を新たに設置する場合にあっては、配線の処理も極めて困難である。そこで、特許文献2は、感知器本体の外周部にフラッシュライト、スピーカ等を収容させた火災感知器を提案している。
特開2008−134876号公報 特開2012−014742号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、スピーカ又はフラッシュライト等による警報するのみで、防火対象物内の居室などがどのような状態であるか又は防火対象物でどのように避難すればよいか等を防火対象物内の人々に提示していない。
本発明は、上記事由に鑑みて、火災発生時に、防火対象物で自身のいる位置からどのように避難すればよいか、又は自身が居る居室の状態を知らせることのできる火災感知器を提供することにある。
第1の観点の火災感知器は、監視する領域に設置されて火災による現象を検出する火災感知器である。この火災感知器は、感知器本体の中央部で且つ先端部、あるいは外部の筐体に配置され、少なくとも第1色及び該第1色とは異なる第2色を発光する発光部と、火災による現象を検出する検出部と、検出部による検出値がしきい値を超えているか否かを判断し、超えている場合には発光部に第1色を点灯させるとともに感知器報知信号を伝送線へ出力させ、伝送線を介して感知器報知信号を受信すると、検出部による検出値がしきい値を超えているか否かを判断し、超えている場合には発光部に第1色を点灯させ、超えていない場合には発光部に第2色を点灯させ、伝送線を介して感知器報知信号を受信するまでは、検出部による検出値がしきい値を超えていない場合に発光部に第2色を点灯させない制御部と、を備える。
第2の観点の火災感知器の感知器本体は、略円筒形状もしくは略円錐形状に形成されており、検出部は、感知器本体の先端部に配置される発光部を外し、先端側に配置されている。
第3の観点の火災感知器の発光部は、第1色および第2色に加えて複数色の発光が行え、制御部は、検出部による検出値が複数色に対応する複数のしきい値と比較し、各しきい値との関係で適切な色で発光部に点灯させる。
第4の観点の火災感知器は、発光部の発光色に対応したメッセージを出力するように制御部に制御される発音部を備える。
本発明の火災感知器又は自動火災報知設備は、火災発生時に、防火対象物で自身のいる位置からどのように避難すればよいか、又は今居る居室等の状態を知らせることができる。
本発明による火災感知器10を示した平面図及び側面図である。 図1のA−A断面の概略図である。 火災受信機100に接続された火災感知器10の概念図である。 最初の感知器報知信号が発報されるまでのしきい値TH1と、感知器報知信号が発報された後のしきい値TH1及びTH2を例示した表である。 火災感知器のフローチャートであり、火災感知器10Bからの感知器報知信号に基づいて他の火災感知器10A、10C及び10Eが作動する例である。 火災受信機100に接続された火災感知器10及び光警報器の概念図である。 火災感知器及び光警報器のフローチャートであり、火災受信機100からの感知器報知信号に基づいて他の火災感知器10A、10C及びそれらの光警報機55が作動する例である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態である火災感知器10であり、図1(a)はZ軸方向から見た平面図であり、図1(b)はY軸方向から見た平面図である。図2は、図1のA−A断面の概略断面図である。
火災感知器10は、図2に示されるように、感知器本体11とベース19とからなる。感知器本体11は、ネジ止め等により天井面又は壁面に固定されたベース19に装着されて着脱可能なように構成される。感知器本体11は、その全体形状が、略円筒形状もしくは略円錐形状に形成されている。感知器本体11は、大別して、半球状の拡散カバー12、第1筐体14及び第2筐体18からなる。火災感知器10が建物の天井面又は壁面に取り付けられた際には、半球状の拡散カバー12が建物内で下向き又は横向きに突出している。
拡散カバー12は、透明又は半透明のガラス又はプラスチック材料からなる。図1(a)に示されるように、この拡散カバー12の内側には、3つのLED光源L10、3つのLED光源L20、3つのLED光源L30がX軸方向に配置される。図2に示されるように、LED光源L10、LED光源L20及びLED光源L30は、プリント基板41に配置され、そのプリント基板41が第1筐体14に取り付けられている。LED光源L10、LED光源L20及びLED光源L30は、それぞれ異なる発光色であり、例えばLED光源L10の発光色は赤色であり、LED光源L20の発光色は橙色であり、LED光源L30の発光色は緑色である。本実施形態では、LED光源L10、LED光源L20及びLED光源L30の数量は3つずつとしたが、発光光量又は注意喚起のために適宜数量は変更しもよい。また、LED光源L10、LED光源L20及びLED光源L30の各発光色も互いに異なれば適宜変更してもよいし、LED光源L10及びLED光源L20の2色だけでもよい。プリント基板41は、後述するように条件によって、点灯又は点滅するLED光源L10〜L30を変更するための制御部42を実装している。
図2に示されるように、プリント基板41の+Z軸側には、火災に起因よる現象を検出する検出部43が備えられている。つまり、検出部43は、LED光源を外して円筒形状もしくは円錐形状の先端側に配置され、詳細に示さないが、外形が略円筒状の光学台であって、その外周がいわゆるラビリンス構造で外光を遮断しながら外気流が通じ、そのラビリンス構造の内側に、投受光部が形成されて、いわゆる散乱光式に煙を検出する煙検出部としての構成が設けられている。さらに、投受光部と同様にCOセンサや熱検出素子としてのサーミスタが設けられている。この検出部43に通じるように、第1筐体14の円周に周辺環境導入口15が形成され、その周辺環境導入口15には、防虫網22が取り付けられている。火災に起因よる物理現象は、例えば、煙、熱、赤外線放射、紫外線放射、一酸化炭素等の燃焼生成ガス等があり、検出部43として対象は上記に限らず、必要に応じて検出部43の構成を変更することができるが、単独のものでも良い。検出部43はこれらの少なくとも一つを検出し検出信号DD(図3を参照。)を出力する。
第1筐体14の+Z軸側に配置された第2筐体18は、その内部に、音声メッセージを発音するスピーカもしくは複数の音色を発音する電子ブザー等の発音部45、及び火災感知器10の周辺の音を集音するマイク47を備えている。さらに第2筐体18は、その内部に、火災感知器10の周辺の画像を撮影する撮影部であるカメラ49を備えている。本実施形態では、カメラ49は第2筐体18内に円周方向に90度間隔で4つ配置される。広角の画像を撮影できるなら2又は3つ配置されていてもよい。各カメラ49のレンズ方向には、第2筐体18が切り欠かれており、その切り欠かれた部分に透明窓32が配置される。
また、図2に示されるように、第1筐体14内に、LED光源L10〜L30及び制御部42用の電池BTが配置され、第2筐体18内に、発音部45及びマイク47用の電池BTが配置される。
図2に示されるように、LED光源L10〜L30が検出部43の−Z軸方向に形成されていることにより、LED光源L10〜L30が周辺環境導入口15から入る気流の邪魔とはならない。また、拡散カバー12が天井面から下方又は壁面から横方向に向いてL10、L20、又はL30が発光するため、天井面又は壁面から室内に向けて赤色、橙色又は緑色を効率よく発光することができる。このため、聴覚の機能が十分でない障害者が存在する場合にも、火災警報を知らせることができる。
図3は、防火対象物である地下1階地上3階建てのビルに、地上1階から地上3階まで複数の火災感知器10(10A〜10F)が配置された概念図である。地下1階に火災受信機100が配置され、地上1階には火災感知器10A及び10Bが設置され、地上2階には火災感知器10C及び10Dが設置され、地上3階には火災感知器10E及び10Fが設置されている。火災感知器10(10A〜10F)は、伝送線50を介して火災受信機100に接続されている。火災感知器10Aは、内部ブロック図が描かれている。ここで、火災感知器10は、伝送線50を介して電源供給を受けており、検出部43に関係する火災感知器として必要な部分は伝送線50を電源として稼働している。そして、火災感知器10内に、LED光源L10〜L30及び制御部42用の電池BTや発音部45及びマイク47用の電池BTが設けられていて、伝送線50からの電源を過剰に使用しない構成となっている。なお、各部の電源に関し、当然必要量が保持できなければならないが、例えば伝送線50を介して十分に供給されるなら各電池BTは不要とでき、また、カメラ49用の電池を必要であれば設ければよく、また、常時は商用電源を利用するようにしても良い。
なお、図3には詳細に示さないが、火災報知設備として必要な機器は設置されていて、例えば、地区音響装置を用いる場合には、地区音響装置が設置されて直接火災受信機100によって制御されてもよく、また、中継器を介して伝送線50に接続されて伝送信号によって制御されてもよい。また、防排煙機器を用いる場合も同様に中継器を介して伝送線50に接続されて伝送信号によって制御される。
火災感知器10(10A〜10F)の制御部42は、LED光源L10〜L30、検出部43、発音部45、マイク47及びカメラ49に接続されている。そして制御部42は検出部43で検出された火災に起因する物理現象(例えば、煙)の信号を受信し記憶し、検出部43からの検出信号DDに基づいて、LED光源L10〜L30、発音部45、マイク47、カメラ49を制御する。また、制御部42は、所定のしきい値(例えば後述するしきい値TH1)を超える出力を得るときに火災受信機100及び他の火災感知器10へ感知器報知信号を送信する。つまり、感知器報知信号は、所定のしきい値を超えたことで各火災感知器にLED光源の制御開始を示す信号である。なお、感知器報知信号は、火災受信機100の伝送制御に従って、必要な火災感知器から火災受信機100が受信し、さらに火災受信機100から各火災感知器へ送信する場合が多い。しかしここでは火災受信機100がタイミングをとらず、必要な火災感知器が信号を送信し、他の火災感知器がその信号を受信する形式としている。
火災受信機100には総合操作盤102及び火災モニタ盤104が接続されている。総合操作盤102は、火災感知器10(10A〜10F)のビル内の配置位置を表示し、また、発音部45、マイク47及びカメラ49を個々に操作できる。火災モニタ盤104は、カメラ49からの映像を表示する。
次に、火災感知器10(10A〜10F)のしきい値について説明する。図4は、各しきい値THを例示した表である。各火災感知器10A〜10Fの制御部42は、しきい値TH1及びしきい値TH2が設定されている。本実施形態の検出部43は、煙センサ機能、一酸化炭素センサ機能及び温度センサ機能を有しており、制御部42は、しきい値を煙センサ機能、一酸化炭素センサ機能及び温度センサ機能毎に有している。
本実施形態では、図4の上段に示される表のように、火災感知器10(10A〜10F)のいずれかが最初に感知器報知信号を発報する際にはしきい値TH1を使用する。火災感知器10(10A〜10F)のいずれかがしきい値TH1を超えたと判断した後、他の火災感知器10は、図4の下段に示される表で、LED光源30、マイク47及びカメラ49を動作させる。
感知器報知信号を発報された後は、各火災感知器10(10A〜10F)のいずれか一つのセンサの値がしきい値TH1又はTH2に達することで、しきい値TH1又はTH2を超えたと判断する。
図4の上段に示される表のように、火災感知器10(10A〜10F)のいずれかが最初に感知器報知信号を発報する際にはしきい値TH1を使用する。例えば、最初に火災感知器10Bの煙センサ機能がしきい値TH1を超えた場合に、火災感知器10Bの制御部42が感知器報知信号を発報するとともに、LED光源20(橙色)を点灯させ、マイク47及びカメラ49の電源をONさせる。その後、他の火災感知器10A,10C〜10Fは、図4の下段に示される表で、LED光源、マイク47及びカメラ49を作動させる。
図4の下段に示される表について説明する。しきい値TH1以下は、危険度が”低”であり、例えば、煙は5%/m未満、一酸化炭素は500ppm未満、温度は温度上昇10℃/分未満(以下、℃/minと表示する)である。しきい値TH1を超え且つしきい値TH2以下は、危険度が”中”であり、例えば、煙は5%/m以上10%/m未満、一酸化炭素は500ppm以上500ppm未満、温度は温度上昇10℃/min以上30℃/min未満である。しきい値TH2を超えると、危険度が”高”であり、例えば、煙は10%/m以上、一酸化炭素は1000ppm以上、温度は温度上昇30℃/min以上である。
危険度が”低”の場合、LED光源30(緑色)が点灯し、発音部45(音声内容:なし、または、「感知器が作動しました。避難してください。」等)、マイク47及びカメラ49が作動する。危険度が”中”の場合、LED光源20(橙色)が点灯し、発音部45(音声内容:「感知器が作動しました。避難してください。」等)、マイク47及びカメラ49が作動する。危険度が”高”の場合、LED光源10(赤色)が点灯し、発音部45(音声内容:「すぐに避難してください。」等)、マイク47及びカメラ49が作動する。なお、危険度が”低”又は”中”の場合でも、マイク47及びカメラ49が作動したが、必ずしもその必要はない。例えば危険度が”高”の場合のみに、マイク47及びカメラ49が作動してもよい。そして危険度が”低”又は”中”の場合には、総合操作盤102(図1を参照。)を使って操作者が、マイク47及びカメラ49を作動するようにしてもよい。
図4の上段及び下段の表の説明では、煙センサ機能、一酸化炭素センサ機能及び温度センサ機能のいずれか一つのセンサがしきい値TH1又はTH2を超えた場合について説明した。しかしこれに限られるのではなく、2つのセンサ機能の組み合わせた算出値がしきい値TH1又はTH2に達したら、しきい値TH1又はTH2を超えたと判断してもよいし、3つのセンサ機能の値を組み合わせた場合の算出値がしきい値TH1又はTH2に達したら、しきい値TH1又はTH2を超えたと判断してもよい。
火災感知器10(10A〜10F)の動作について説明する。図5は、火災感知器10A、火災感知器10B、火災感知器10C及び火災感知器10Eのフローチャートである。火災感知器10D及び火災感知器10Fは、火災感知器10C及び火災感知器10Eと同じ階に設置されて同じ動作となるため、説明を割愛する。本実施形態では、各火災感知器10A〜10Fの各検出部43は、検出信号DDを出力する。各火災感知器10(10A〜10F)の検出部43の検出信号DDを、DD−A〜DD−Fと呼ぶ。
図3に描かれているように、ビルの地上1階で且つ火災感知器10Bの近傍で火災FRが発生していると仮定する。火災感知器10Bの検出部43は、検出信号DD−Bを出力する。検出信号DD−Bは、小さい値から徐々に上昇していき、後述するしきい値TH1に近づいていく。この時点では、火災感知器10A、10Bないし10Fの検出部43の検出信号DDが、しきい値TH1を超える信号を出していない。LED光源L10などは点灯したり、発音部45、マイク47又はカメラ49が作動したりしない(図4の上段の表を参照)。
ステップS11にて、火災感知器10Bの検出部43の検出信号DD−Bがしきい値TH1を超えると、制御部42は、LED光源L20(橙色)を点灯させる(ステップS12)。発音部45は、「感知器が働きました。避難してください。」と記憶された音声で警報を出し、マイク47及びカメラ49が作動する(図4の上段の表を参照)。さらに、制御部42は、他の火災感知器10A,10C及び10Eに、火災感知器10Bの検出信号DD−Bがしきい値TH1を超えたことを示す感知器報知信号を送信する(ステップS13)。
そして、図5には点線で示されているが、検出信号DD−Bは、さらに上昇していき、しきい値TH2を超えると(ステップS14)、制御部42は、LED光源L10(赤色)を点灯させる(ステップS16)。しきい値TH2を超えなければ(ステップS14)、LED光源L20(橙色)を点灯させつづける(ステップS15)。発音部45は、「すぐに避難してください。」と記憶された音声で警報を出す。さらに、制御部42は、他の火災感知器10A,10C及び10Eに、火災感知器10Bの検出信号DD−Bがしきい値TH2を超えたことを示す感知器報知信号を送信する(ステップS17)。
火災感知器10A、10C及び10Eの各制御部42は、感知器報知信号を受信してそれぞれ、ステップS21からS25、ステップS31からS35及びステップS41からS45を行う。別言すれば図4の下段に示した表の作動を開始する。
火災感知器10Aの制御部42は、火災感知器10Aの検出部43から出力されている検出信号DD−Aとしきい値TH1とを比較する(ステップS21)。そして、検出信号DD−Aがしきい値TH1より小さければ、LED光源L30を点灯させる(ステップS22)。検出信号DD−Aがしきい値TH1より大きければ、検出信号DD−Aとしきい値TH2とを比較する(ステップS23)。そして、検出信号DD−Aがしきい値TH2より小さければ、LED光源L20を点灯させる(ステップS24)。検出信号DD−Aがしきい値TH1より大きければ、LED光源L10を点灯させる(ステップS25)。図3で示されたように、火災感知器10Aは、地上1階で火災感知器10Bの近傍に設置されているため、例えば、検出信号DD−Aがしきい値TH1より大きくしきい値TH2より小さいと仮定すると、LED光源L20(橙色)が点灯する。このとき、発音部45は、「感知器が作動しました。避難してください。」と記憶された音声で警報を出す。なお、感知器報知信号には、送信元である火災感知器10Bの感知器アドレスが含まれている。この感知器アドレスに基づいて受信した火災感知器10Aはその送信元から自己との位置関係を識別することもできる。そのため、発音部45は、「隣の部屋で、感知器が作動しました。避難してください。」と音声で警報を出すことも可能である。
火災感知器10Cの制御部42は、火災感知器10Cの検出部43から出力されている検出信号DD−Cとしきい値TH1とを比較する(ステップS31)。そして、検出信号DD−Cがしきい値TH1より小さければ、LED光源L30を点灯させる(ステップS32)。検出信号DD−Cがしきい値TH1より大きければ、検出信号DD−Cとしきい値TH2とを比較する(ステップS33)。そして、検出信号DD−Cがしきい値TH2より小さければ、LED光源L20を点灯させる(ステップS34)。検出信号DD−Cがしきい値TH1より大きければ、LED光源L10を点灯させる(ステップS35)。例えば図3で示されたように、火災感知器10Cは、地上2階に設置され検出信号DD−Cがしきい値TH1より小さいと仮定すると、LED光源L30(緑色)が点灯する。このとき、発音部45は、「感知器が作動しました。避難してください。」と記憶された音声で警報を出す。なお、感知器報知信号に含まれる火災感知器10Bの感知器アドレスに基いて、「下階で、感知器が作動しました。避難してください。」と音声で警報を出すことも可能である。
火災感知器10Eの制御部42は、火災感知器10Eの検出部43から出力されている検出信号DD−Eとしきい値TH1とを比較する(ステップS41)。そして、検出信号DD−Eがしきい値TH1より小さければ、LED光源L30を点灯させる(ステップS42)。検出信号DD−Eがしきい値TH1より大きければ、検出信号DD−Eとしきい値TH2とを比較する(ステップS43)。そして、検出信号DD−Eがしきい値TH2より小さければ、LED光源L20を点灯させる(ステップS44)。検出信号DD−Eがしきい値TH1より大きければ、LED光源L10を点灯させる(ステップS45)。このとき、発音部45は、「感知器が働きました。避難してください。」と記憶された音声で警報を出す。なお、感知器報知信号に含まれる火災感知器10Bの感知器アドレスに基いて、「○階で、感知器が作動しました。避難してください。」と音声で警報を出すことも可能である。
なお、感知器報知信号として、しきい値TH1を超えた時点で送信されているが、この実施の形態では火災とされるレベルが煙濃度5%/mであって、この時点で感知器が作動した場合の火災信号とし、危険度が大のレベルでは非常事態的な信号として、信号内容で危険度を区別することもできる。ここで、火災とされるレベルは煙濃度10%/mとすることもでき、その場合、煙濃度5%/mのレベルは火災警報としての予報レベル(プレアラーム)とすることもでき、予報段階からLED発光を開始させてもよい。なお、LED発光を建物全体で開始させるレベルは、火災とされるレベルに合わせる必要はなく、別のレベルに設定してもよい。
上記フローチャートの説明において、LED光源L10〜L30の点灯及び発音部45について説明したが、図4で説明したとおり、火災感知器10A、10C及び10Eの各制御部42は、感知器報知信号を受信した時点で、マイク47及びカメラ49が作動する。図3から図5から理解できるように、防火対象物内に居る人は、LED光源の色や又は発音部45の音声で自分自身のいる場所の状態を知ることができるとともに、LED光源30(緑色)が点灯している方向に避難すればよいことがわかる。また、マイク47が作動するため、マイク47に向かって避難方法を尋ねることもできる。
また、上記実施の形態において、各火災感知器が火災感知器10Bの感知器報知信号に基づいて検出信号DDと各しきい値TH1、2との対比を行うように説明したが、検出信号DDと各しきい値TH1、2との対比を常時行うようにしてもよく、その結果に基づき、常時LED光源の色を選択して発光していてもよい。なお、このとき、LED光源を点灯させる場合の発光量を抑え、消費電流を低減させることが好ましい。
(第2実施形態)
図6は、地下1階地上3階建てのビルに、地上1階から地上3階まで複数の火災感知器10(10A〜10F)及び光警報器55が配置された概念図である。一つの光警報器55は、その内部ブロック図が描かれている。光警報器55以外は、図3で説明した構造と同じであるため、同じ機器番号の説明を割愛する。
光警報器55は、火災感知器10と親子関係になった光警報器である。第2実施形態では、一つの火災感知器10に2つの光警報器55が接続されている。光警報器55は、半球状の拡散カバー12、第3筐体58及びLED光源L10〜L30からなる。第3筐体58は天井面又は壁面に取り付けられたベース(不図示)に取り付けられる。光警報器55のLED光源L10〜L30は、第1実施形態のLED光源L10〜L30と同じである。光警報器55は、拡散カバー12が天井面から下方又は壁面から横方に向いてL10、L20、又はL30が発光することができるので、天井面又は壁面から室内に向けて赤色、橙色又は緑色を効率よく発光することができる。
光警報器55が建物の天井面又は壁面に取り付けられた際には、半球状の拡散カバー12が建物内で下向き又は横向きに突出している。光警報器55は、LED光源L10〜L30用の電池等(不図示)が配置されている。
次に火災感知器10及び光警報器55の動作について説明する。図7は、火災感知器10及び光警報器55のフローチャートである。図5のフローチャートと異なり、火災受信機100からの感知器報知信号に基づいて他の火災感知器10A、10C及びそれらの光警報器55が作動する例である。
図6に描かれているように、ビルの地上1階で且つ火災感知器10Bの近傍で火災FRが発生していると仮定する。火災感知器10Bの検出部43は、検出信号DD−Bを出力する。検出信号DD−Bは、小さい値から徐々に上昇していき、後述するしきい値TH1に近づいていく。この時点では、火災感知器10A、10B及び10Cの検出部43の検出信号DDが、しきい値TH1を超える信号を出してなく、LED光源L10などが点灯したり、カメラ49等が作動したりしない。
ステップS51にて、火災感知器10Bの検出部43の検出信号DD−Bがしきい値TH1を超えると、制御部42は、感知器報知信号を火災受信機100に送信する。火災受信機100は、火災発生と判断するとともに感知器報知信号をすべての火災感知器10に送信する(ステップS52)。このとき、火災受信機100が火災発生と判断するのは、感知器報知信号のレベルが危険度中で煙濃度5%以上等の状態としていからであり、例えば、しきい値TH1が煙濃度3%等であれば、予報のような火災の前兆状態と判断してもよい。
火災感知器10Bの制御部42は、LED光源L20(橙色)を点灯させるとともに(ステップS53)、他の火災感知器10A及び10Cに、親子関係の光警報器55のLED光源L20を点灯させる(ステップS54)。
そして、図7には点線で示されているように、検出信号DD−Bは、さらに上昇していき、しきい値TH2を超えると(ステップS55)、制御部42は、LED光源L10(赤色)を点灯させる(ステップS56)。しきい値TH2を超えなければ(ステップS55)、LED光源L20(橙色)を点灯させつづける(ステップS53)。さらに、制御部42は、火災受信機100に、火災感知器10Bの検出信号DD−Bがしきい値TH2を超えたことを示す感知器報知信号を送信する。
火災感知器10A及び10Cの各制御部42は、火災受信機100からの火災信号を受信してそれぞれ、ステップS61からS68及びステップS71からS78を行う。
火災感知器10Aの制御部42は、火災感知器10Aの検出部43から出力されている検出信号DD−Aとしきい値TH1とを比較する(ステップS61)。そして、検出信号DD−Aがしきい値TH1より小さければ、制御部42は、LED光源L30を点灯させ(ステップS62)、親子関係の光警報器55のLED光源L30を点灯させる(ステップS63)。検出信号DD−Aがしきい値TH1より大きければ、制御部42は、火災受信機100に、火災感知器10Aの検出信号DD−Aがしきい値TH1を超えたことを示す感知器報知信号を送信する。次に制御部42は、検出信号DD−Aとしきい値TH2とを比較する(ステップS64)。そして、検出信号DD−Aがしきい値TH2より小さければ、LED光源L20を点灯させ(ステップS65)、親子関係の光警報器55のLED光源L20を点灯させる(ステップS66)。検出信号DD−Aがしきい値TH1より大きければ、制御部42は、火災受信機100に、火災感知器10Aの検出信号DD−Aがしきい値TH2を超えたことを示す感知器報知信号を送信する。次に制御部42は、LED光源L10を点灯させ(ステップS67)、親子関係の光警報器55のLED光源L10を点灯させる(ステップS68)。例えば、検出信号DD−Aがしきい値TH1より大きくしきい値TH2より小さいと仮定すると、LED光源L20(橙色)及び親子関係の光警報器55のLED光源L20(橙色)を点灯させる。
火災感知器10Cの制御部42は、火災感知器10Cの検出部43から出力されている検出信号DD−Cとしきい値TH1とを比較する(ステップS71)。そして、検出信号DD−Cがしきい値TH1より小さければ、LED光源L30を点灯させ(ステップS72)、親子関係の光警報器55のLED光源L30を点灯させる(ステップS73)。検出信号DD−Cがしきい値TH1より大きければ、制御部42は、火災受信機100に、火災感知器10Cの検出信号DD−Cがしきい値TH1を超えたことを示す感知器報知信号を送信する。次に制御部42は、検出信号DD−Cとしきい値TH2とを比較する(ステップS74)。そして、検出信号DD−Cがしきい値TH2より小さければ、LED光源L20を点灯させる(ステップS75)、親子関係の光警報器55のLED光源L20を点灯させる(ステップS76)。検出信号DD−Cがしきい値TH1より大きければ、制御部42は、火災受信機100に、火災感知器10Cの検出信号DD−Cがしきい値TH2を超えたことを示す感知器報知信号を送信する。次に制御部42は、LED光源L10を点灯させ(ステップS77)、親子関係の光警報器55のLED光源L10を点灯させる(ステップS78)。例えば検出信号DD−Cがしきい値TH1より小さいと仮定すると、LED光源L30(緑色)親子関係の光警報器55のLED光源L30(緑色)を点灯させる。
第2実施形態において、発音部45からの音声について説明していないが、第1実施形態と同様な音声を出すようにしてよい。
第1及び第2実施形態において、各火災感知器10による光警報器55の制御機構は、詳細に説明しないが、有線であり、無線で制御すると、伝送線50以外の光警報器55への配線が不要となり、簡便なシステムとなる。また、各光警報器55を直接伝送線50に接続し、各火災感知器10からの情報に基づいて火災受信機100が各光警報器55に制御信号を送出して発光制御してもよい。この場合、火災受信機100は、各火災感知器10と同様、各光警報器55を個別に認識して制御可能とするとともに、あらかじめ火災感知器10と光警報器55との関係を設定するデータを保有していなければならない。
なお本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形することができる。例えば、さらに火災感知器10は、高輝度の白色LED光源をさらに有していてもよく、火災発生時にLED光源L10(赤色)を点灯させるだけでなく、高輝度の白色LED光源をフラッシュライトのように激しく点滅させてもよい。このようにフラッシュライトが点滅することで、聴覚の機能が十分でない障害者が火災を更に認識しやすくできる。
また、LED光源L10〜L30の発光制御は危険度として複数のしきい値を設定している。第1および第2実施形態では、火災とするレベルを中心とすると、下側が1段で上側が2段とするための設定になっているが、この段数を増加させ、すなわち、しきい値設定を増加してLED光源も追加して、火災とするレベルから上下に複数段設定することで、火災とすべき場所での危険度と火災とされない場所での危険度をそれぞれ複数段に区別することが可能となる。
10(10A〜10F):火災感知器
11:感知器本体
12:拡散カバー
14:第1筐体
15:周辺環境導入口
17:開口
18:第2筐体
19:ベース
22:保護カバー
41:プリント基板
42:制御部
45:発音部
47:マイク
49:カメラ
50:伝送線
55:光警報器
58:第3筐体
100: 火災受信機
102: 総合操作盤
104: 火災モニタ盤
BT:電池
DD:検出信号
L10、L20、L30: LED光源(赤色)、LED光源(橙色)、LED光源(緑色)

Claims (3)

  1. 監視する領域に設置されて火災による現象を検出し、伝送線を介して火災受信機に接続されている火災感知器において、
    感知器本体の中央部で且つ先端部、あるいは外部の筐体に配置され、少なくとも第1色及び該第1色とは異なる第2色を発光する発光部と、
    前記火災による現象を検出する検出部と、
    前記検出部による検出値がしきい値を超えているか否かを判断し、超えている場合には前記発光部に前記第1色を点灯させるとともに感知器報知信号を前記伝送線へ出力させ、前記伝送線を介して感知器報知信号を受信すると、前記検出部による検出値がしきい値を超えているか否かを判断し、超えている場合には前記発光部に前記第1色を点灯させ、超えていない場合には前記発光部に前記第2色を点灯させ、前記伝送線を介して感知器報知信号を受信するまでは、前記検出部による検出値がしきい値を超えていない場合に前記発光部に前記第2色を点灯させない制御部と、を備えることを特徴とする火災感知器。
  2. 前記発光部は、第1色および第2色に加えて複数色の発光が行え、前記制御部は、前記検出部による検出値が前記複数色に対応する複数のしきい値と比較し、各しきい値との関係で適切な色で前記発光部に点灯させる請求項1の火災感知器。
  3. 前記発光部の発光色に対応したメッセージを出力するように前記制御部に制御される発音部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の火災感知器。
JP2013232293A 2013-11-08 2013-11-08 火災感知器 Active JP6360673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232293A JP6360673B2 (ja) 2013-11-08 2013-11-08 火災感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232293A JP6360673B2 (ja) 2013-11-08 2013-11-08 火災感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015094982A JP2015094982A (ja) 2015-05-18
JP6360673B2 true JP6360673B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=53197364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232293A Active JP6360673B2 (ja) 2013-11-08 2013-11-08 火災感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6360673B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101807264B1 (ko) * 2015-12-30 2018-01-10 주식회사 스마트파워 IoT 기반의 단독형 소방 감지기
CN105957294A (zh) * 2016-07-11 2016-09-21 太原科技大学 一种智能防火报警系统
EP3270362B1 (de) 2017-02-07 2019-01-02 Siemens Schweiz AG Brandmelder mit einer messkammer und mit einem schaltungsträger zur gemeinsamen anordnung eines brandsensors der messkammer sowie zumindest eines weiteren sensors zur erfassung einer messgrösse in der umgebung ausserhalb des brandmelders
JP6896538B2 (ja) * 2017-07-10 2021-06-30 ホーチキ株式会社 警報装置
JP6898191B2 (ja) * 2017-09-26 2021-07-07 ニッタン株式会社 表示灯
KR101900203B1 (ko) * 2017-10-27 2018-11-08 호서대학교 산학협력단 화재 감지기 및 이를 포함하는 지능형 자동화재탐지 시스템
KR101911371B1 (ko) 2018-04-20 2018-10-25 윈텍정보(주) 부가기능 확장형 화재감지기
EP3644290B1 (en) 2018-10-23 2020-10-21 Axis AB Emergency notification system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06308221A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 障害物検出装置に適用される表示装置
JP3817780B2 (ja) * 1996-07-03 2006-09-06 豊田合成株式会社 異常接近警告表示装置
JP4471675B2 (ja) * 2004-02-05 2010-06-02 東京瓦斯株式会社 警報器
JP2005352932A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hochiki Corp 煙感知器
JP2006018621A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器
JP5209992B2 (ja) * 2008-03-03 2013-06-12 大阪瓦斯株式会社 警報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015094982A (ja) 2015-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6360673B2 (ja) 火災感知器
JP5491381B2 (ja) 警報器
US20130169430A1 (en) Apparatus and method for smoke detection & alarm
JP3147873U (ja) 警報器
JP2008204393A (ja) 照明システム
JP2019508791A (ja) 照明兼用火災感知装置
KR102580356B1 (ko) 비상대피 알림 및 안내 시스템
JP5908047B2 (ja) 照明装置及び非常時照明システム
JP6310243B2 (ja) 自動火災報知設備
JP3147874U (ja) 警報器
JP6396750B2 (ja) 火災感知器又は火災警報器
JP3148429U (ja) 警報器
JP2009259228A (ja) 警報器
KR20160104157A (ko) 소화기 받침대
JP5638879B2 (ja) 照明装置及び非常時照明システム
JP5944971B2 (ja) 非常時照明システム
JP5351073B2 (ja) 警報器
KR20100000252A (ko) 멀티 소방 피난 유도장치
TWM607121U (zh) 消防警示系統
JP2010079557A (ja) 住宅用火災警報器および火災警報システム
JP2015095420A (ja) 照明制御装置及び照明システム
JP2006302203A (ja) 火災報知器
KR20200097182A (ko) 화재 발생 시 탈출을 용이하게 돕는 탈출용 마이크
JP3148639U (ja) 警報器
JP2010146391A (ja) 警報器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160302

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6360673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150