JP2006018621A - 火災感知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 警報を発する信号の元となる火災感知器に、警報を発する光源を一体化する。
【解決手段】 本体が略円筒状または略円錐状に形成される火災感知器において、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部にLEDを用いた警報発光部が設けられている。設置面として天井面等に設けられる火災感知器の下端部分に警報発光部を設けたので、部屋内等の監視区域に対して広く警報光を発することができる。投受光素子を備える暗箱からなる煙検出部または熱検出素子を突出させて該熱検出素子を保護するプロテクタが形成される熱検出部が設けられ、暗箱の底面部またはプロテクタに警報発光部が形成されるので、火災発生時の煙検出または熱検出の邪魔とはならない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、火災感知器に関し、とくに火災警報として発光部の点滅動作による警報が行える火災感知器に関する。
火災感知器を利用した自動火災報知設備では、従来から火災警報として音響鳴動が全館一斉鳴動や設定された地区毎の区分鳴動によって行われ、建物内に居る在館者に対して、音を利用した聴覚に訴える警報を行っていた。こういった警報音の利用は、音だけでは警報の内容が分からないことから、近年、音声を利用する音声警報が行われている。
このような火災警報は、音声であっても聴覚を刺激しなければ、警報の機能を果たせず、お年寄りや聴覚障害者などにとっては、判断しづらいものである。そのため、例えば個人の住宅向けのセキュリティ装置として、警報を警報音や警報光で発することが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−250182号公報
このようなフラッシュライト等による警報光は、居住者に見えるように発光させなければならないので、部屋の壁や天井面に光源となる器具を設置しなければならない。このような光源は、通常の照明器具とは別に設置されることとなるので、設備的に過度に感じられ、施工の際も面倒に思われてしまい、利用が進みにくい。
したがって、この発明では、警報を発する信号の元となる火災感知器に、警報を発する光源を一体化することを目的としている。
この発明の請求項1に係る火災感知器は、本体が略円筒状または略円錐状に形成される火災感知器において、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部にLEDを用いた警報発光部が設けられていることを特徴とするものである。
そして、この発明の請求項2に係る火災感知器は、火災感知器は煙感知器であり、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部に、投受光素子を備える暗箱からなる煙検出部が設けられ、該暗箱の底面部に警報発光部が形成されるものである。
また、この発明の請求項3に係る火災感知器は、火災感知器は熱感知器であり、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部に、熱検出素子を突出させて該熱検出素子を保護するプロテクタが形成される熱検出部が設けられ、該プロテクタに警報発光部が形成されるものである。
さらに、この発明の請求項4に係る火災感知器は、警報発光部は、火災感知器が信号線を介して接続される火災受信機からの電源線が接続され、該火災受信機からの電源供給開始により、または、前記火災感知器の火災検出時にオンされるスイッチ回路のオン動作により、LEDの発光動作を行うものである。
また、この発明の請求項5に係る火災感知器は、警報発光部は、火災感知器が接続される火災受信機からの信号線に接続され、該火災受信機から前記信号線への高電圧の電源供給開始により、または、前記高電圧の電源供給とともに前記火災感知器の火災検出時にオンされるスイッチ回路のオン動作により、LEDの発光動作を行うものである。
請求項1に係る火災感知器では、設置面として天井面等に設けられる火災感知器の下端部分に警報発光部を設けたので、部屋内等の監視区域に対して広く警報光を発することができる。
そして、請求項2に係る火災感知器は、煙感知器であって、周囲に流入口が形成される煙検出部としての暗箱に対し、底面側に警報発光部を配置しても、火災発生時の煙検出の邪魔とはならない。
また、請求項3に係る火災感知器は、熱感知器であって、バイメタルやサーミスタ等が突出された周囲を覆うプロテクタに対して、警報発光部を設けても、火災発生時の熱検出の邪魔とはならない。
さらに、請求項4に係る火災感知器は、警報発光部の電源として火災受信機からの電源線が接続され、火災感知器の信号線とは別配線することで、発光用の電源のオンオフと火災信号とが混同しない。
また、請求項5に係る火災感知器は、火災感知器の信号線に、警報発光部の電源線を共用させて省配線となっており、電源状態によってオンオフすることで、信号線の状態と電源線の状態とを簡単に区別することができる。
実施形態1
図1は、本発明の一実施形態である光電式煙感知器S1の構造を示す断面図、図2は、その底面図である。
この実施形態1の火災感知器は、暗箱10に流入する煙を検出する光電式煙感知器S1であって、図1および図2に示されるように、本体となるケース50の外観は、略円錐形の下端部分に略円筒状の暗箱10が配置されており、その暗箱10の底面側であってかつケース50の下端部分に、白色の高輝度LED(発光ダイオード)61が複数設けられた警報発光部60が形成されている。
なお、ケース50の内部に、プリント基板1が配置され、裏カバー30に覆われて回路スペースが形成されている。そして、詳細に説明しないが、ケース50は感知器ベース72に嵌合されて装着されている。また、火災表示灯69がケース50の底面側に露出して設けられていて、火災を判別した感知器を区別できるようになっている。
また、暗箱10は、内部に煙検出用の発光素子14および受光素子8を備えており、詳細に示さないが、直接対向しないように配置されている。そして、暗箱10の外周に形成された煙流入口12からラビリンス構造を抜けて、暗箱10内に流入する煙によって発生する、発光素子14からの発光に基づく散乱光を受光素子8が検出することにより、煙の存在を検出する構造となっている。なお、暗箱10の上下面は開口がなく、その内部には、外周方向から煙が流入するように形成されている。
そして、警報発光部60は、ケース50によって配置が保持されて下方に開放する略擂り鉢状の支持台62が暗箱10の底面側に配置されていて、その支持台62の中央部分に複数の高輝度LED61が配置されている。この高輝度LED61は、詳細に示さないが、それぞれプリント基板1に接続されている。支持台62の開口部分にはほぼ透明の窓部材63が設けられ、高輝度LED61を保護している。また、この窓部材63は、正面方向に強い高輝度LED61の光を広く分散させるように形成されている。
このように、警報発光部60が暗箱10の底面側に形成されていることにより、暗箱10への煙流入の邪魔とはならず、下方に向いて高輝度LED61が発光することができるので、この煙感知器S1が設置される天井等から室内に向けて効率よく発光することができ、聴覚の機能が十分でない障害者が存在する場合にも、火災警報を知らせることができる。
このような実施形態1における光電式煙感知器S1では、本体としてのケース50が略円筒状または略円錐状に形成される火災感知器において、その底面部または先端部のような本体の下端部分に高輝度LED61を用いた警報発光部60が設けられているので、設置面として天井面等に設けられる火災感知器から、部屋内等の監視区域に対して広く警報光を発することができる。
そして、光電式煙感知器S1は、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部に、投受光素子を備える暗箱10からなる煙検出部が設けられ、暗箱10の底面部に警報発光部60が形成されるものであって、周囲に流入口が形成される煙検出部としての暗箱10に対し、底面側に警報発光部60を配置しても、暗箱10の流入口を塞がないので、火災発生時の煙検出の邪魔とはならない。
実施形態2
図3は、本発明の一実施形態であるサーミスタ式熱感知器S2の構造を示す側面図である。
この実施形態2の火災感知器は、サーミスタ2によって周囲の温度を検出するサーミスタ式熱感知器S2であって、図3に示されるように、本体となるケース51の外観は、略円筒形でその底面側に、熱検出部としてのサーミスタ2が突出するように配置されており、そのサーミスタ2を保護するためのプロテクタ21が形成され、そのプロテクタ21の下端部分に、実施形態1と同様の白色の高輝度LED66が複数設けられた警報発光部65が形成されている。
なお、ケース51の内部には、図示しないが、プリント基板が配置され、裏カバー等によって回路スペースが形成されている。そして、図3には示していない感知器ベースに嵌合されて装着されるものである。
また、プロテクタ21は、ケース51と一体に成形されるもので、ケース51の底面から複数の脚部22が立設されて、その先端部分を連結するリング部23が設けられ、枠状に形成される。そして、枠状のプロテクタ21を気流が容易に抜け、火災発生時には熱気流がサーミスタ2に当たり、サーミスタ2が感熱することとなる。
そして、警報発光部65は、プロテクタ21とともにケース51に一体に成形され、そのプロテクタ21のリング部23に連結されて、プロテクタ21の下方側に配置されて、実施形態1と同様に、下方に開放する略擂り鉢状の支持台67に形成されていて、その支持台67の中央部分に複数の高輝度LED66が配置されている。なお、支持台67の開口部分にはほぼ透明の窓部材68が設けられ、高輝度LED66を保護している。また、この窓部材68も光を広く分散させるように形成されている。
このように、警報発光部65がプロテクタ21の下方側に形成されていることにより、サーミスタ2に当たる熱気流の邪魔とはならず、下方に向いて高輝度LED66が発光することができるので、実施形態1と同様に、この熱感知器S2が設置される天井等から室内に向けて効率よく発光することができ、聴覚の機能が十分でない障害者が存在する場合にも、火災警報を知らせることができる。
このような実施形態2におけるサーミスタ式熱感知器S2では、本体としてのケース51が略円筒状または略円錐状に形成される火災感知器において、その底面部または先端部に高輝度LED66を用いた警報発光部65が設けられているので、設置面として天井面等に設けられる火災感知器から、部屋内等の監視区域に対して広く警報光を発することができる。
そして、サーミスタ式熱感知器S2は、サーミスタ2等が突出された周囲を覆うプロテクタ21に対して、警報発光部65を設けても、火災発生時の熱検出の邪魔とはならない。
実施形態3
図4は、本発明の一実施形態である高輝度LEDによる警報発光部を備える火災感知器S3を示すブロック構成図である。
この実施形態3の火災感知器S3は、図4に示されるように、光電式の煙検出部やサーミスタ式の熱検出部である検出回路81と、検出回路81からの出力に基づいて火災を判別する処理回路82と、処理回路82が火災と判別するときの出力に基づいて火災信号を端子C、Lを介して信号線に出力する出力回路83と、電源線からの電源供給を端子F1、F2を介して受けるときに複数設けられてよい高輝度LED84から警報光を点滅発光させる警報発光部としての点滅回路85と、を備えている。
なお、この実施形態3の火災感知器S3の構造は、上記の実施形態1あるいは実施形態2のように、本体の底面部または先端部に高輝度LED84が設けられるものである。
この火災感知器S3では、火災の発生時に、検出回路81からの出力に基づいて処理回路82が火災と判別し、いわゆるスイッチング動作等を行う出力回路83を作動させて、端子C、Lを介して火災信号を、図示しない火災受信機に対して送出する。なお、出力回路83には、図示しないが火災表示灯を含んでおり、火災信号の送出に合わせて外部に火災を検出したことを表示できるようになっている。
信号線を介して火災信号を受けた火災受信機は、地区音響鳴動等の詳細に説明しない通常の火災動作を行うとともに、警報光の発光制御のために複数設けられるうちで必要となる電源線に電源供給を開始して、端子F1、F2に電源供給する。
端子F1、F2に電源が供給された火災感知器S3は、電源に基づいて点滅回路85が起動して高輝度LED84に高輝度で点滅発光させて、警報光による火災警報動作を行うこととなる。
このように、火災感知器S3では、図示しない火災受信機からの電源線への電源供給により警報光による警報動作が行われるので、図示しないが建物を警報エリアに区画するときに各エリア毎に電源線を配線して、その電源線を選択して電源供給することによって、所望のエリアに対して警報光を発することができる。
実施形態4
図5は、本発明の一実施形態である高輝度LEDによる警報発光部を備える火災感知器S4を示すブロック構成図である。
この実施形態4の火災感知器S4は、図5に示されるような構成を備え、検出回路81、出力回路83および点滅回路85については図4に示されているものと同様であり、説明を省略する。
そして、火災感知器S4には、図4に示される処理回路82に対応する処理回路86と、この処理回路86によって電源供給の開閉が行われるスイッチ回路87と、が設けられている。
この処理回路86は、図4の処理回路82と同様に、検出回路81からの出力に基づい火災を判別し、火災の場合に出力回路83を作動させて、火災信号を送出させ、さらに、出力回路83を作動させると同時に、常時開放しているスイッチ回路87を閉成するように制御するものである。
そして、スイッチ回路87は、図示しない火災受信機からの電源が端子F1、F2に供給されている状態で、高輝度LED84を点滅させる点滅回路85に、その電源を印加するのを常時遮断するものであり、処理回路86からの作動出力によって閉成して、電源を点滅回路85に供給開始する。これによって、高輝度LED84を高輝度で点滅発光させて、警報光による火災警報動作を行うこととなる。
なお、この実施形態4の火災感知器S4の構造も、上記実施形態3と同様に、本体の底面部または先端部に高輝度LED84が設けられるものである。
この火災感知器S4では、上記実施形態3の火災感知器S3と同様に、火災の発生時に、検出回路81からの出力に基づいて処理回路86が火災と判別し、いわゆるスイッチング動作等を行う出力回路83を作動させて、端子C、Lを介して火災信号を、図示しない火災受信機に対して送出する。
端子F1、F2には、予め図示しない火災受信機から、警報光の発光制御のための電源線による電源供給が行われていて、出力回路83への出力と同様に行われる処理回路86の作動出力によってスイッチ回路87が閉成し、その電源供給によって点滅回路85が起動し、高輝度LED84に高輝度で点滅発光させて、警報光による火災警報動作を行う。
このように、火災感知器S4では、図示しない火災受信機からの電源線による電源供給をスイッチ回路86の閉成により行って警報光による警報動作が行われるので、実施形態3とは異なり、火災を検出した火災感知器S4のみが、設置された場所において警報光を発することができる。
また、火災感知器S4の出力回路83に信号受信手段を設け、その出力を処理回路86に入力できるようにしておくと、図示しない火災受信機からの起動信号を出力回路83が検出してそれを処理回路86が識別し、警報光の発光制御が必要な場合に、スイッチ回路87に作動出力を行うことで、火災を検出していない火災感知器S4にも、警報光を発光させることができる。
なお、この場合、複数設けられる各火災感知器S4を個々に区別するための番号設定等を行い、図示しない火災受信機が番号指定によって個々の火災感知器S4を選択して警報光の発光制御が可能となり、また、この番号設定をエリア毎にしておくことで、エリア毎に警報光の発光制御が可能となる。
このように、火災感知器S4では、図示しない火災受信機からの電源線による電源供給をスイッチ回路87の開閉により警報光による警報動作が行われるので、そのスイッチ回路87の開閉制御によって所望の火災感知器S4に対して警報光を発光させることができる。
実施形態5
図6は、本発明の一実施形態である高輝度LEDによる警報発光部を備える火災感知器S5を示すブロック構成図である。
この実施形態5の火災感知器S5は、図6に示されるような構成を備え、検出回路81、処理回路82、出力回路83および点滅回路85については図4に示されているものと同様であり、説明を省略する。
そして、火災感知器S5には、図示しない火災受信機からの信号線が接続される端子C、Lに過大な電圧による電源供給があっても内部回路を保護する保護回路88と、端子C、Lに設定レベル以上の電圧で電源供給があるときに電源を通過させるゲート回路89と、が設けられている。
なお、この実施形態5の火災感知器S5の構造も、上記実施形態3と同様に、本体の底面部または先端部に高輝度LED84が設けられるものである。
端子C、Lに接続される信号線は、いわゆるスイッチング動作によって端子C、L間を低インピーダンス状態にする火災信号を出力する場合には、図示しない建物の所定のエリア毎に信号線が配線され、そのエリアに該当する火災感知器S5が接続される。
この火災感知器S5では、上記実施形態3の火災感知器S3と同様に、火災の発生時に、検出回路81からの出力に基づいて処理回路82が火災と判別し、いわゆるスイッチング動作等を行う出力回路83を作動させて、端子C、Lを介して火災信号を、図示しない火災受信機に対して送出する。
そして、図示しない火災受信機が、実施形態3のように火災信号を受信したときに、常時の電源電圧として例えば12Vを供給している場合、それよりも高い電圧、例えば18Vの電圧を信号線に供給することにより、端子F1、F2に高い電圧が供給されてゲート回路89を通過して点滅回路85に電源供給が開始される。これによって、高輝度LED84を高輝度で点滅発光させて、警報光による火災警報動作を行うこととなる。なお、この信号線を利用した高い電圧供給は、信号線に接続されている火災感知器S5が火災信号を出力している状態が前提であり、この火災信号出力中は、端子C、L間が上記のように低電圧に維持されているので、図示しない火災受信機からの高い電圧の供給は行うことができない。そのため、図示しない火災受信機は、信号線への電源供給を一旦遮断して、再度電源投入を行うことにより、火災を検出した火災感知器S5を復旧させて、さらに、再投入時の電源電圧を高くすることによって、信号線に高い電圧を供給することができる。そして、この高い電圧のゲート回路89通過を処理回路82に出力して、出力回路83の制御を禁止させる必要がある。
端子C、Lからの電源をゲート回路89を通過させ、その電源供給によって点滅回路85が起動し、高輝度LED84に高輝度で点滅発光させて、警報光による火災警報動作を行う。
また、火災を検出したエリア以外のエリアに対して警報光による火災警報を行う場合には、図示しない火災受信機は、該当エリアへの信号線に、上記のような高い電圧を直接供給すれば、各火災感知器S5の端子C、Lに高い電圧を印加することができ、火災を検出していない火災感知器S5にも、警報光を発光させることができる。
このように、火災感知器S5では、図示しない火災受信機からの信号線への高い電源供給により警報光による警報動作が行われるので、図示しないが建物を警報エリアに区画するときに各エリア毎に信号線を配線して、その信号線を選択して電源供給することによって、所望のエリアに対して警報光を発することができ、別途電源線を配線する必要はない。
なお、上記実施形態3、4、5について、個々に火災感知器に回路ブロックを構成するように示したが、これらの回路ブロックを組合せてもよい。また、各火災感知器の火災信号の出力をいわゆるスイッチング動作をするように説明したが、それ以外に、火災受信機と伝送信号を利用して情報を送受信するいわゆるR型システムにおいて、伝送信号の情報として火災信号やいわゆるアナログ信号を出力する場合であってもよく、点滅回路を起動するエリア毎あるいは個々の火災感知器毎の起動信号を送信するようにしてもよい。さらに、いわゆる火災警報器として、火災信号を出力する代わりに火災感知器自体のブザーを鳴動するものであってもよく、電池式やコンセント式として、端子C、L等に電源供給するするように適用することもできる。
また、各実施形態において、自動試験機能付きであることが好ましい。例えば、煙検出部あるいは熱検出部となる検出回路の出力が安定的に得られているかどうかを所定時間にわたって判別することで、処理回路において機能異常を判別することができる。その結果は、信号線を介して何らかの異常信号を送出したり、外部への表示灯を点滅等の異常状態を示す表示をさせればよい。これによって、熱感知器や煙感知器において、加煙試験器や加熱試験器を感知器に当てる必要はなく、下端部分に有る警報発光部のこの作業による破損を防止できる。
なお、各実施形態において、警報発光部に白色の高輝度LEDを用いているが、白色に限定されず、警報としての周囲を促せればそれに限らず、黄色や赤色、青色や緑色であってもよい。
実施形態1の火災感知器の断面図。 図1の外観を示す底面図。 実施形態2の火災感知器の断面図。 実施形態3の火災感知器のブロック回路図。 実施形態4の火災感知器のブロック回路図。 実施形態5の火災感知器のブロック回路図。
符号の説明
10 暗箱
21 プロテクタ
50 本体
60、65 警報発光部
61、66、84 LED

Claims (5)

  1. 本体が略円筒状または略円錐状に形成される火災感知器において、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部にLEDを用いた警報発光部が設けられていることを特徴とする火災感知器。
  2. 火災感知器は煙感知器であり、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部に、投受光素子を備える暗箱からなる煙検出部が設けられ、該暗箱の底面部に警報発光部が形成される請求項1の火災感知器。
  3. 火災感知器は熱感知器であり、略円筒状の底面部または略円錐状の先端部に、熱検出素子を突出させて該熱検出素子を保護するプロテクタが形成される熱検出部が設けられ、該プロテクタに警報発光部が形成される請求項1の火災感知器。
  4. 警報発光部は、火災感知器が信号線を介して接続される火災受信機からの電源線が接続され、該火災受信機からの電源供給開始により、または、前記火災感知器の火災検出時にオンされるスイッチ回路のオン動作により、LEDの発光動作を行う請求項1の火災感知器。
  5. 警報発光部は、火災感知器が接続される火災受信機からの信号線に接続され、該火災受信機から前記信号線への高電圧の電源供給開始により、または、前記高電圧の電源供給とともに前記火災感知器の火災検出時にオンされるスイッチ回路のオン動作により、高輝度の発光動作を行う請求項1の火災感知器。

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