JP2009199487A - 警報器 - Google Patents

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JP2009199487A JP2008042434A JP2008042434A JP2009199487A JP 2009199487 A JP2009199487 A JP 2009199487A JP 2008042434 A JP2008042434 A JP 2008042434A JP 2008042434 A JP2008042434 A JP 2008042434A JP 2009199487 A JP2009199487 A JP 2009199487A
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Tomohiro Suzuki
智広 鈴木
Takeaki Hiramatsu
剛彰 平松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】周囲環境の異常警報および防犯警報を出力することができ、且つ、施工が容易な警報器を提供する。
【解決手段】周囲環境の異常を検知する異常検知部1と、異常が検知された際に警報音を出力する報知部2とを備えた警報器であって、周囲環境に存在する人体を検知する人体検知部4と、防犯モードに移行させる防犯セット部とを警報器と一体に備えており、防犯モードに移行された場合において、人体検知部4で人体が検知された際に報知部2から警告音を出力するようになした警報器。
【選択図】図1

Description

本願発明は、周囲環境の異常を検知して警報する警報器に関するものである。
従来から、周囲環境の異常を検知する警報器として、火災警報器、ガス漏れ警報器等の種々の警報器が知られている。これらの警報器は、火災等の周囲環境に異常が生じた場合にのみ活用されるものであり、通常時においては全く活用されていない機器であった。
一方、特許文献1には、火災による環境異常を検知して警報する火災警報器において、防犯センサからの移報入力を受けて防犯用の警報を出力するものが示されている。この警報器は移報端子が設けられており、移報端子は侵入者の検知等を行う防犯センサと信号線を介して接続される。そして、防犯センサが防犯異常を検知した際に、移報信号が警報器へと伝送され、警報器は移報信号の入力を受けて防犯警報を出力する。
したがって、この警報器は火災警報の出力と共に防犯警報の出力も行うことができるため、より有効に活用することができる。
特開2003−132455号公報
しかし、前記した特許文献1に記載の警報器では、防犯異常を検知する防犯センサを警報器とは別に設置する必要があり、また、警報器と防犯センサとの間を信号線で接続する必要があるため、施工が容易でないうえに周囲環境の美観を損ねる虞があった。
本願発明は、係る課題を解決するためになしたものであり、その目的は、周囲環境の異常警報および防犯警報を出力することができ、且つ、施工が容易な警報器を提供することにある。
請求項1に係る発明の警報器は、周囲環境の異常を検知する異常検知部と、異常が検知された際に警報音を出力する報知部とを備えた警報器であって、周囲環境に存在する人体を検知する人体検知部と、防犯モードに移行させる防犯セット部とを警報器と一体に備えており、防犯モードに移行された場合において、人体検知部で人体が検知された際に報知部から警告音を出力するようになしている。
請求項2に係る発明の警報器は、異常検知部は、火災またはガス漏れを周囲環境の異常として検知するものであることを特徴としている。
請求項3に係る発明の警報器は、通常の操作を行うことで前記警報音の停止または異常検知部の機能試験を実行させる操作部を備えており、この操作部に別の操作を行うことで防犯セットするようになしたことを特徴としている。
請求項1に係る発明の警報器によれば、人体検知部が警報器と一体に備えられているため、周囲環境の異常を検知して警報する機能と防犯異常を検知して警報する機能とが一つの警報器で実現することができる。よって、防犯センサを別途取り付ける場合に比べて、施工が容易になるものである。
請求項2に係る発明の警報器によれば、警報器は火災またはガス漏れを周囲環境の異常として検知するものであるため、検知対象の性質から天井や壁面の比較的高い位置に設置されることが望ましいものである。よって、周囲環境の異常検知性能に悪影響を与えることなく、高い位置に設置することでき、より広範囲の人体検知が可能となる。
請求項3に係る発明の警報器によれば、警報器に通常設けられている警報音の停止または火災検知部の機能試験を実行させる操作部をそのまま防犯セットするための操作部として利用することができ、防犯機能の搭載に伴う製造コストの増加を抑えることができる。
図1、2は、本願発明に対応した一実施形態である警報器を示している。この警報器は、周囲環境の異常を検知する異常検知部1と、異常が検知された際に警報音を出力する報知部2とを備えた警報器であって、周囲環境に存在する人体を検知する人体検知部4と、防犯モードに移行させる防犯セット部とを警報器と一体に備えており、防犯モードに移行された場合において、人体検知部4で人体が検知された際に報知部2から警告音を出力するようになしている。また、この警報器は、通常の操作を行うことで警報音の停止または異常検知部1の機能試験を実行させる操作部3を備えており、この操作部3に別の操作を行うことで防犯セットがなされるようになっている。
以下、この実施形態の警報器を、より具体的詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の警報器の基本構成を示すブロック図であり、図2は、警報器の外観構成を示す斜視図である。本実施形態における警報器は、周囲環境の煙濃度を検出することで火災の検知を行うと共に、防犯セット時においては、周囲環境の人体検知を行うことで侵入者の検知および警報を行うものである。
図1より、この警報器は警報器本体Aの中に、煙濃度を検出する火災検知部1と、警報音および警告音を出力する報知部2と、各種操作に使用される操作スイッチ(操作部)3と、人体検知部4と、駆動源となる電源部5と、各部の制御を行う制御部6とを備えている。
ここで、警報器本体Aは、各構成部品を収納する容器であり、図2に示すようにプラスチックなどにより略円盤状に形成され、警報器本体Aの内部に収納された火災検知部1に外気を導入する開口7を備えている。この警報器本体Aは、天井や壁等の構造物に取り付けられる。
火災検知部1は、周囲環境の煙を検出するセンサからなり、従来用いられているものと同様の構成であるため詳しくは図示しないが、煙感知室内に発光素子と受光素子とを有した構造になっている。そして、所定周期で発光素子を駆動して、その発光を煙感知室内に流入して来た煙粒子に当て、煙粒子からの散乱光を受光素子で受光して電気信号に変換させて、煙濃度を検出している。
報知部2は、火災検知部1で検出した煙濃度が所定値以上になったときに、制御部6からの制御を受けて音声により警報音を出力するスピーカで構成されており、例えば、「ヒュー、ヒュー、火事です、火事です」といった警報音を出力する。スピーカから出力される警報音は操作スイッチ3を押すことで停止することができる。
人体検知部4は、熱線センサ等の人体検知に使用されるセンサからなり、周囲環境に人体が存在するか否かを示す信号を制御部6へと伝送している。電源部5は、警報器全体に電力供給するものであり、電池からなるものや、家庭用の交流電力を受けてなるものがある。
制御部6は、ICなどで構成される電子部品を実装したプリント基板(不図示)で構成されており、火災検知部1、人体検知部4、操作スイッチ3からの信号を受けて報知部2からの音出力等の各種の制御を行う。
操作スイッチ3は、通常の押し操作が行われると、火災警報の出力時には警報停止がなされ、通常時においては火災検知部1の機能試験が行われる。一方、通常時において長押し操作が行われると、制御部6は防犯モードへと移行する。そして、防犯モード時において、人体検知部4により人体の検知がなされると、制御部6は報知部2を制御して警告音を出力させる。
なお、防犯モードへ移行させる方法については、操作スイッチ3を所定回数連続で押し操作する等の長押し以外の他の方法であってもよい。また、操作スイッチ3を押した使用者が人体検知されることで警告音が出力されないように、防犯モードへの移行は操作スイッチ3が押されてから1分程度経過した後に行うことが望ましい。よって、本実施形態では、操作スイッチ3および制御部6が防犯セット部となる。
この警報器の防犯機能を使用するにあたっては、使用者は外出時に警報器の操作スイッチ3を押すことで防犯のセットを行うことができる。そして、外出中に使用者の建物内に侵入者が現れて警報器により人体検知がなされると、警報器の報知部2から警告音が出力され侵入者を威嚇することで犯罪による被害を抑止することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る警報器によれば、人体検知部4が警報器と一体に備えられているため、周囲環境の異常を検知して警報する機能と防犯異常を検知して警報する機能とが一つの警報器で実現することができる。よって、防犯センサを別途取り付ける場合に比べて、施工が容易になるものである。
また、この警報器は、周囲環境の煙を検出して火災を検知するものであるため、天井や壁面の比較的高い位置に設置されることが望ましいものである。そして、熱線センサ等からなる人体検知部4も天井等の高い位置に設置されることで、より広範囲の周囲環境で人体検知を行えるものである。よって、この警報器は、火災検知性能に悪影響を与えることなく高い位置に設置することでき、より広範囲の人体検知が可能となる。
また、警報器に通常設けられている警報音の停止または火災検知部1の機能試験を実行させる操作スイッチ3をそのまま防犯セットするための操作スイッチ3として利用することができ、防犯機能の搭載に伴う製造コストの増加を抑えることができる。
なお、本実施形態の操作部は、押し操作を行う操作スイッチ3として説明したが、引き紐を引き操作することで各種機能を実行するものであってもよい。引き紐の場合は、引き操作の時間が長い場合には防犯セットを行うようにすることで、上記効果と同様の効果を奏する。また、防犯セット専用の操作部を別途設けることもできるが、この場合は、請求項3の効果は奏さない。
また、本実施形態では、異常検知として煙濃度を検出することで火災検知する警報器を説明したが、異常検知として、熱検出による火災検知や、一酸化炭素等の有害なガスを検知するガス漏れ検知を行う警報器であっても同様の効果を奏するものである。
本願発明の一実施形態である警報器を示すブロック図。 同警報器の外観を示す斜視図。
符号の説明
1 火災検知部(異常検知部)
2 報知部
3 操作スイッチ(操作部)
4 人体検知部
5 電源部
6 制御部

Claims (3)

  1. 周囲環境の異常を検知する異常検知部と、異常が検知された際に警報音を出力する報知部とを備えた警報器であって、
    周囲環境に存在する人体を検知する人体検知部と、防犯モードに移行させる防犯セット部とを警報器と一体に備えており、
    防犯モードに移行された場合において、人体検知部で人体が検知された際に報知部から警告音を出力するようになした警報器。
  2. 異常検知部は、火災またはガス漏れを周囲環境の異常として検知するものであることを特徴とする請求項1記載の警報器。
  3. 通常の操作を行うことで前記警報音の停止または異常検知部の機能試験を実行させる操作部を備えており、この操作部に別の操作を行うことで防犯セットするようになしたことを特徴とする請求項1または2記載の警報器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016522390A (ja) * 2012-09-21 2016-07-28 グーグル インコーポレイテッド ハザード検出器のための選択可能なレンズボタンおよびそのための方法

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