JP5095523B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球が始動口に入球することによって大当たりの抽選を行うパチンコ遊技機に関するものである。
昨今のパチンコ遊技機は、始動口に遊技球が入賞することによって大当たり抽選を行い、大当たりに当選した場合は特別遊技状態である大当たり状態に移行するように構成されている。大当たり状態においては、ソレノイドの作動により大入賞口が所定期間開放されるか、或いは所定期間に規定数の遊技球の入賞が検出されるまで継続的に開閉することで第1ラウンドとして動作する。以下同様のラウンド動作が所定ラウンド数(当選した大当たりの内容に応じて、例えば最高16ラウンド)繰り返され、このような大当たり状態の期間中に多数の遊技球を獲得できるようにしたものである。大当たり遊技時のラウンド回数は、始動口の入賞を契機に内部的に抽選を行って決定するようにしている。
上記したようなパチンコ遊技機では、図柄表示器において特別図柄が変動表示されているときに始動口に遊技球が入球すると、その入球を契機に発生した特別図柄を変動表示させる権利(以下、保留球と称する)を、最大4個メモリに記憶できるように構成されている。ところが、メモリに最大個数(4個)の保留球が記憶されている状態のときに遊技球が始動口に入球した場合は、その入球によって発生すべき保留球が無効になる。このため、メモリに最大個数の保留球が記憶されている状態では、遊技者が発射ハンドルから手を離して遊技球の発射を停止するなどしていた。
そこで、従来のパチンコ遊技機では、例えば変動表示する特別図柄がハズレ図柄であって、且つ、保留球が4個(或いは3個)の場合は変動表示時間を短縮することで、遊技者が遊技球の発射を停止することなく、保留球が無効になるのを極力防止するようにしていた。
また、近年のパチンコ遊技機は、遊技盤に第1始動口と第2始動口とを備えたものが主流になりつつある。例えば、特許文献1には、遊技領域に第1始動口及び第2始動口が設けられており、第1始動口に遊技球が入賞したことが検出されると、それに基づいて第1抽選手段による抽選を行い、また第2始動口に遊技球が入賞したことが検出されると、それに基づいて第2抽選手段による抽選を行うようにした遊技機が開示されている。
特開2007−29242公報
ところで、上記特許文献1に示した第1始動口と第2始動口とを備えたパチンコ遊技機の中には、第1始動口への入球により発生した保留球と、第2始動口への入球により発生した保留球をそれぞれ4個ずつ、最大8個の保留球を保留できる遊技機がある。この種の遊技機では、最大8個の保留球を保留できるパチンコ遊技機では、特別図柄の変動時間を最大保留個数を基準に決定するようにしていた。例えば、変動表示する特別図柄がハズレ図柄であって、且つ、保留球が6個〜8個の場合は変動表示時間の短縮を図るようにしていた。
また、第1始動口への入球により発生した保留球と、第2始動口への入球により発生した保留球とが同時に保留されている状態では、例えば、第2始動口に係る保留球を優先的に消化するようにした遊技機などもある。第2始動口に係る保留球を優先的に消化するのは、一般に第2始動口は可動入賞装置によって構成され、通常遊技状態においては第1始動口より入球し難く、逆に遊技者に有利な確率変動遊技(以下、確変遊技と称する)状態や、時間短縮遊技(以下、時短遊技と称する)状態においては第1始動口より入球し易くなっている。つまり、第2始動口は、遊技者に有利な遊技状態のときに遊技球が入球し易い構成になっている。このため、第2始動口の保留球を優先的に消化すると、遊技者に有利な遊技状態のときに効率よく遊技を進行することができるからである。
図19は、従来のパチンコ遊技機における保留球と特別図柄の変動時間の関係を示した図である。なお、図19は第1始動口の保留球と第2始動口の保留球とを夫々4個ずつ保留可能で、且つ、第2始動口に係る保留球を優先的に処理することが可能なパチンコ遊技機とする。
この図19に示す保留ランプ表示器200は、第1始動口の保留球と第2始動口の保留球の個数を表示する表示器であり、図19(a)では第1始動口の保留球201a〜201dと第2始動口の保留球202a〜202dとがそれぞれ最大個数(4個)保留されている状態が示されている。この場合、これ以降に新たな保留球が発生しなければ、優先的に処理が行われる第2始動口の保留球202a〜202dのうち、1個目〜3個目までの保留球202a〜202dの特別図柄は変動表示時間が短く設定され、4個目以降の保留球202d及び保留球201a〜201dの特別図柄は変動表示時間が長く設定されることになる。つまり、この場合は、第2始動口の保留球202a〜202dのうち、1個目〜3個目までの保留球202a〜202cの特別図柄については変動表示時間を短く設定することで、遊技者に有利な第2始動口に係る保留球を効率よく消化するようにしていた。
しかしながら、図19(b)に示すように第1始動口に係る保留球が1個又は2個の場合は、第2始動口に係る保留球202a〜202dが最大個数(4個)保留されている状態であっても、保留球の全体の個数が変動表示時間の短縮を図る保留球の条件を(この場合は保留個数が6個以上)を満たさなくなるため、特別図柄の変動表示時間が長くなってしまうという問題点があった。つまり、実際には非優先始動口である第1始動口の保留個数によって優先始動口である第2始動口の保留球を効率よく消化することができないという問題点があった。
特に、上記図19(b)に示した状態は、第1始動口と、第2始動口及び大入賞口との配置位置が大きく異なる場合、例えば第1始動口が遊技盤の中央、第2始動口及び大入賞口が遊技盤の右側領域に配置されている場合において生じるおそれがあった。
本発明は、上記したような点を鑑みてなされたものであり、非優先始動口の保留個数に関わらず、優先始動口を効率よく消化することが可能なパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
即ち、本発明の第1の形態は、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が入球し難い第1状態と入球し易い第2状態とに作動し得る第2始動口と、特別図柄を変動表示可能な特別図柄変動表示手段と、前記第1始動口または前記第2始動口への遊技球の入球を契機に特別図柄を変動表示する変動時間を選択する変動パターン選択手段と、前記変動パターン選択手段により選択された変動時間で前記特別図柄変動表示手段に特別図柄を変動表示させる制御を行う特別図柄変動制御手段と、前記特別図柄変動制御手段により特別図柄が変動表示させられているときに、前記第1始動口に遊技球が入球した個数及び前記第2始動口に遊技球が入球した個数を記憶して、当該入球を契機とする特別図柄の変動表示を開始させる権利を留保する特別図柄保留記憶手段と、前記第2始動口が前記第2状態に作動し難い通常遊技状態または前記第2状態に作動し易い特定遊技状態に何れかで遊技を制御する遊技状態制御手段と、を備え、前記特別図柄変動制御手段は、前記特別図柄保留記憶手段に前記第2始動口に遊技球が入球した個数が記憶されている場合に、当該第2始動口への遊技球の入球を契機とする特別図柄の変動表示の制御を優先して行い、前記変動パターン選択手段は、変動時間として所定の時間に設定される長変動時間または前記所定の時間よりも短い時間に設定される短変動時間の何れかを選択するものであり、前記遊技状態制御手段により前記通常遊技状態で遊技が制御されているときは、前記特別図柄保留記憶手段に記憶されている前記第1始動口に遊技球が入球した個数及び前記第2始動口に遊技球が入球した個数の全個数が所定個数以上の場合に前記短変動時間を選択し、前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態で遊技が制御されているときは、前記特別図柄保留記憶手段に記憶されている前記第1始動口に遊技球が入球した個数に関わらず、前記第2始動口に遊技球が入球した個数が所定個数以上の場合に前記短変動時間を選択することを特徴とする
本発明によれば、遊技状態制御手段により通常遊技状態で遊技が制御されているときは、特別図柄保留記憶手段に記憶されている第1始動口に遊技球が入球した個数及び第2始動口に遊技球が入球した個数の全個数が所定個数以上の場合に短変動時間を選択し、遊技状態制御手段により特定遊技状態で遊技が制御されているときは、特別図柄保留記憶手段に記憶されている第1始動口に遊技球が入球した個数に関わらず、第2始動口に遊技球が入球した個数が所定個数以上の場合に短変動時間を選択することにより、特定遊技状態中は、第1始動口へ遊技球が入球した個数に関わらず、第2始動口への遊技球の入球により発生した特別図柄の変動表示を開始させる権利を効率よく消化することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。
この図1に示すパチンコ遊技機100は、矩形形状の枠101を有し、この枠101の窓孔に対して遊技盤10が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤10の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤10の下部には遊技球を貯留する受け皿部102と、この受け皿部102の遊技球を発射する発射レバー103等が設けられている。
受け皿部102の上面には、例えば遊技者自身に操作を行わせて遊技に対する参加感を演出する演出ボタン104が設けられている。また、図示しないが受け皿部102の上面には遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン、受け皿部102内の遊技球を下方から外部に抜くための球抜きボタン等が設けられている。
遊技盤10の裏面には、液晶画面、主制御基板とサブ制御基板等、遊技の進行、演出に関わる裏部品を組み付けた合成樹脂製の機構板(何れも図示せず)が開閉自在に装着されている。遊技盤10における遊技領域10aの周囲には、発射レバー103を操作することにより発射装置から発射された遊技球を遊技領域10aの上部に案内したり、アウト口18に案内したりする外レールR1及び内レールR2が設けられている。
遊技盤10のほぼ中央には、画像表示器11が配置されている。画像表示器11は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルにより構成され、通常動作状態の時は、特別図柄に応じた画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時は、それぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。画像表示器11の下方には、可変入賞装置12が配置されている。
可変入賞装置12は、上始動口13と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ(以下、「電チュー」と称する)14とを備えて構成される。上始動口13の内部には、特別図柄表示器21の特別図柄を変動表示する権利を発生させる第1始動口スイッチ(SW)13a(図2参照)が設けられている。また電チュー14の内部には、特別図柄表示器21の特別図柄を変動表示する権利を発生させる第2始動口スイッチ(SW)14a(図2参照)が設けられている。
また、画像表示器11の左側には、後述する普通図柄表示器23を作動させるためのゲート15が設けられている。ゲート15は、その内部にゲートスイッチ(SW)15a(図2参照)が設けられており、遊技球がゲートSW15aを通過したときに、所定時間作動して停止するようになっている。そして所定態様で停止したときに電チュー14を所定時間、開成動作するように構成されている。
可変入賞装置12の下方には、特別遊技状態の一つである大当り状態のときに開成状態になる大入賞口16が設けられている。
さらに遊技盤10の遊技領域10aには、普通入賞口17が設けられていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
また、遊技盤10の右側下方の遊技領域外には、特別図柄の変動と表示を行う特別図柄表示器21及び普通図柄の変動と表示を行う普通図柄表示器23が設けられている。特別図柄表示器21は、特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を静止させることにより大当たりに当選した否か表示するようにしている。
特別図柄表示器21の特別図柄が変動中に第1始動口スイッチSW13aまたは第2始動口SW14aによって遊技球の入球が検知された場合は、当該入球によって得られる特別図柄の変動表示を開始させる権利(保留球)をそれぞれ4個、最大8個留保可能に構成される。この保留球の留保数は、特別図柄保留ランプ24により表示される。
またゲート15の普通図柄が変動中にゲートSW15aを通過した場合も、ゲートSW15aの通過によって得られる普通図柄の変動表示を開始させる権利が最大4個留保される。この権利は普通図柄保留ランプ26により表示される。
図2は、本実施形態のパチンコ遊技機全体の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
この図2に示す遊技制御装置には、主制御基板として、遊技の進行を制御するメイン制御基板111が設けられている、また副(サブ)制御基板として、演出制御基板121、画像制御基板131、ランプ制御基板141、払出制御基板151等が設けられている。
メイン制御基板111は、メインCPU112、ROM113、及びRAM114を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。
メイン制御基板111には、上始動口13に設けられた第1始動口SW13a、電チュー14に設けられた第2始動口SW14a、電チュー14を開閉動作させるための電チューソレノイド14b、ゲート15に設けられたゲートSW15a、大入賞口16に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW16aが接続されている。また大入賞口16の開閉扉を開閉動作させるための大入賞口ソレノイド16b、普通入賞口SW17a、特別図柄保留ランプ24、普通図柄保留ランプ26、特別図柄表示器21、普通図柄表示器23等が接続されている。
またメイン制御基板111には、演出制御基板121及び払出制御基板151が接続されている。
演出制御基板121は、CPU122、ROM123、RAM124、RTC(リアルタイムクロック)125を有し、遊技演出全体の制御を行う。このため、演出制御基板121には、画像制御基板131、ランプ制御基板141、及び演出ボタン104が接続されている。
画像制御基板131は、CPU132、ROM133、RAM134を有し、演出制御部121の指示に基づいて画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板131には画像表示器11及びスピーカ105が接続されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144を有し、盤ランプ145や枠ランプ146、可動役物147等の制御を行う。
払出制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154を有し、遊技球を払い出す払出装置の払出駆動モータ155等の駆動制御を行う。
図3は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機の遊技制御基板の機能ブロック図である。
メイン制御基板111のROM113は、始動口処理手段31、ゲート処理手段32、特別図柄制御手段33、普通図柄制御手段34、大当たり制御手段35、及び電チュー制御手段36等を備えている。
また、メイン制御基板111のRAM114は、特別図柄保留記憶手段42、特別図柄用変動パターンテーブル43を備えている。
始動口処理手段31は、第1始動口である上始動口13と第2始動口である電チュー14に関する各種処理を行う。ゲート処理手段32は、ゲート15に関する各種処理を行う。
特別図柄制御手段33は、特別図柄表示器21に表示する特別図柄に関する各種制御を行う。このため、特別図柄制御手段33には、変動パターンテーブル選択手段37、保留球選択手段38、変動パターン選択手段39、及び特別図柄変動制御手段40が設けられている。
変動パターンテーブル選択手段37は、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口13への遊技球の入球個数に応じて、後述する特別図柄用変動パターンテーブル43に設けられている複数の特別図柄用の変動パターンテーブルの中から何れか1つの変動パターンテーブルを選択する。
保留球選択手段38は、特別図柄保留記憶手段42に電チュー14への入球による保留球があるときは、この電チュー14への入球による保留球を優先的に選択する。つまり、本実施形態では、上始動口13を非優先始動口、電チュー14を優先始動口として、電チュー14への入球による保留球を優先的に処理するようにしている。
変動パターン選択手段39は、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている遊技球全ての入球個数、つまり上始動口13及び電チュー14の入球個数に応じて、変動パターンテーブル選択手段37により選択された変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。
特別図柄変動制御手段40は、変動パターン選択手段39により選択された変動パターンに基づいて、特別図柄表示器21に変動表示させる特別図柄の制御を行う。
普通図柄制御手段34は、普通図柄表示器23に普通図柄を表示させるための各種制御を行う。
大当たり制御手段35は、遊技球が上始動口13の始動口SW13a或いは電チュー14内の第2始動口SW14aを通過したときに取得した乱数に基づいて大当たりに当選したか否かの判定を行い、大当たりに当選したと判定したときに、特典遊技として確率変動を付与した確率変動大当たりゲームや、時短遊技を付与した時短大当たりゲームを実行するための各種大当たり制御を行う。
電チュー制御手段36は、普通図柄表示器23に所定の普通図柄が表示されたときに、電チュー14を遊技状態に応じて所定時間の開放する制御を行う。
特別図柄保留記憶手段42は、特別図柄表示器21により特別図柄が変動表示されているときに、上始動口13の第1始動口SW13a又は電チュー14の第2始動口SW14aにより遊技球の入球を検知したときに、検知した個数を記憶すると共に、遊技球の入球を契機とする特別図柄の変動表示を開始させる権利を保留球として保留して記憶する。
特別図柄用変動パターンテーブル43には、特別図柄表示器21に特別図柄を変動表示する際の変動パターンを格納した複数の変動パターンテーブルが設けられている。
本実施形態では、複数の変動パターンテーブルとして、第1〜第6変動パターンテーブル45a〜45fという6個の変動パターンテーブルが設けられている。
第1変動パターンテーブル45aは、確変遊技状態或いは時短遊技状態といった遊技者に有利な遊技状態で、時短特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口13に係る保留球(以下、「第1特図保留球」と称する)が「0個」のときに、上記変動パターンテーブル選択手段37により選択されるテーブルである。
第2変動パターンテーブル45bは、上記同様、遊技者に有利な遊技状態で、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている第1特図保留球が「1個」のときに変動パターンテーブル選択手段37により選択されるテーブルである。
同様に、第3変動パターンテーブル45cは、遊技者に有利な遊技状態で、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている第1特図保留球が「2個」のときに変動パターンテーブル選択手段37により選択されるテーブル、第4変動パターンテーブル45dは、遊技者に有利な遊技状態で、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている第1特図保留球が「3個」のときに変動パターンテーブル選択手段37により選択されるテーブル、第5変動パターンテーブル45eは、遊技者に有利な遊技状態で、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている第1特図保留球が「4個」のときに変動パターンテーブル選択手段37により選択されるテーブルである。
また、第6変動パターンテーブルは、通常遊技状態のときに、上記変動パターンテーブル選択手段37により選択されるテーブルである。
第1〜第6変動パターンテーブル45a〜45fでは、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている全保留球個数と変動パターンとがそれぞれ対応付けて記憶されている。
例えば、第1変動パターンテーブル45aでは、保留球個数「1」に変動時間が長い変動パターンAが、保留球個数「2〜4」に変動時間が短い変動パターンBがそれぞれ対応付けて記憶されている。
第2変動パターンテーブル45bでは、保留球個数「1、2」に変動時間が長い変動パターンAが、保留球個数「3〜5」に変動時間が短い変動パターンBがそれぞれ対応付けて記憶されている。
第3変動パターンテーブル45cでは、保留球個数「1〜3」に変動時間が長い変動パターンAが、保留球個数「4〜6」に変動時間が短い変動パターンBがそれぞれ対応付けて記憶されている。
第4変動パターンテーブル45dでは、保留球個数「1〜4」に変動時間が長い変動パターンAが、保留球個数「5〜7」に変動時間が短い変動パターンBがそれぞれ対応付けて記憶されている。
第5変動パターンテーブル45eでは、保留球個数「1〜5」に変動時間が長い変動パターンAが、保留球個数「6〜8」に変動時間が短い変動パターンBがそれぞれ対応付けて記憶されている。
さらに、第6変動パターンテーブル45fでは、保留球個数「1、2」に変動時間が長い変動パターンAが、保留球個数「3〜8」に変動時間が短い変動パターンBがそれぞれ対応付けて記憶されている。
図4〜図8は、本実施形態のパチンコ遊技機が確変遊技状態または時短遊技状態のときの保留球個数と変動時間の関係を示した図であり、図4は第1特図保留球が0個ときの保留球と変動時間との関係をそれぞれ示した図、図5は第1図保留球が1個ときの保留球と変動時間との関係をそれぞれ示した図、図6は第1特図保留球が2個ときの保留球と変動時間との関係をそれぞれ示した図、図7は第1特図保留球が3個ときの保留球と変動時間との関係をそれぞれ示した図、図8は第1特図保留球が4個ときの保留球と変動時間との関係を図である。
第1特図保留球が0個の場合は、図4に示すように特別図柄保留記憶手段42に記憶されている電チュー14に係る保留球(以下、「第2特図保留球」と称する)が2個〜4個のときは特別図柄の変動パターン(変動時間)が短く、第2特図保留球が1個のときのみ変動パターンが長くなる。
第1特図保留球が1個の場合は、図に示すように特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口14及び電チュー14に係る全ての保留球が3個〜5個のときは特別図柄の変動パターンが短く、全保留球が2個(又は1個)のときに変動パターンが長くなる。
第1特図保留球が2個の場合は、図6に示すように特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口14及び電チュー14に係る全ての保留球が4個〜6個のときは特別図柄の変動パターンが短く、全保留球が3個(又は2個)のときに変動パターンが長くなる。
第1特図保留球が3個の場合は、図7に示すように特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口14及び電チュー14に係る全ての保留球が5個〜7個のときは特別図柄の変動パターンが短く、全保留球が4個(又は3個)のときに変動パターンが長くなる。
第1特図保留球が4個の場合は、図8に示すように特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口14及び電チュー14に係る全ての保留球が6個〜8個のときは特別図柄の変動パターンが短く、全保留球が5個(又は4個)のときに変動パターンが長くなる。
このように本実施形態のパチンコ遊技機では、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている上始動口13の遊技球の入球個数(保留球)に応じて、変動パターンテーブル選択手段37により特別図柄用変動パターンテーブル43の複数の変動パターンテーブル45a〜45eの中から何れか一つの変動パターンテーブルを選択する。さらに、特別図柄保留記憶手段42に記憶されている遊技球の全入球個数(全保留球個数)に応じて、変動パターン選択手段39により、変動パターンテーブル選択手段37において選択された特別図柄用変動パターンテーブル43から変動パターンを選択する。そのうえで、選択した変動パターンに基づいて、特別図柄変動制御手段41により、特別図柄表示器21に変動表示させる特別図柄の制御を行うようにした。
このように構成すると、上始動口13への遊技球の入球により発生した特別図柄の変動表示を開始させる権利(保留球)の個数に関わらず、電チュー14への遊技球の入球により発生した特別図柄の変動表示を開始させる権利を効率よく消化することが可能になる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機は、特別図柄保留記憶手段42に電チュー14への入球が記憶されている場合は、保留球選択手段38により電チュー14への遊技球の入球を契機とする特別図柄の変動表示を開始させる権利を優先して選択し、特別図柄変動制御手段41により特別図柄表示器21に変動表示させる特別図柄の制御を行うようにしたので、電チュー14へ遊技球が入球し易くなる確変/時短遊技状態において、電チュー14への遊技球の入球を契機とする特別図柄の変動表示を開始させる権利を効率よく消化することが可能になるという利点がある。
また、本実施形態のパチンコ遊技機では、特別図柄変動パターンテーブル43を、特別図柄保留記憶手段42に記憶された上始動口13への遊技球の入球個数ごとに設けるようにしたので、各変動パターンテーブル45a〜45eにおいて、変動パターンと特別図柄保留記憶手段42に記憶された全保留球個数とを対応付けておけば、電チュー14の保留球を効率よく消化する変動パターンを簡単に作成することができる。
以下、これまで説明した本実施の形態のパチンコ遊技機の動作を実現するために遊技制御装置のメイン制御基板111が実行する処理の一例について説明する。なお、以下に説明する処理は、メイン制御基板111のメインCPU112がROM113に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。
[タイマ割込処理]
図9はメインCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、割込処理として、乱数更新処理(S1)、始動口SW処理(S2)、ゲートSW処理(S3)、特別図柄処理(S4)、普通図柄処理(S5)、大入賞口処理(S6)、電チュー処理(S7)、賞球処理(S8)、出力処理(S9)を行った後、繰り返し初期値乱数の更新を行う(S10)を行う。
以下、メインCPUがタイマ割込処理において実行する各種処理について説明する。
[第1始動口SW処理]
図10はメインCPUが実行する第1始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、第1始動口SW13aがONであるか否かの判定を行い(S21)、第1始動口SW13aがONであると判定した場合は(S21:Yes)、第1始動口SW13aの検知回数をカウントした第1始動口検知カウンタのカウント値U1が、U1<4であるか否かの判定を行う(S22)。カウント値U1が「4」より小さい場合は(S22:Yes)、カウント値U1に「1」を加算する(S23)。
次に、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を取得してRAM114に格納する(S24)。この後、賞球3個コマンドをセットして(S25)、メイン処理に戻る。なお、ステップS22において、カウント値U1が「4」であると判定した場合は(S22:No)、ステップS25に移行して、賞球3個コマンドをセットしてメイン処理に戻る。また、ステップS21において、第1始動口SW13aがONでないと判定した場合は(S21:No)、そのままメイン処理に戻る。
[第2始動口SW処理]
図11はメインCPUが実行する第2始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、第2始動口SW14aがONであるか否かの判定を行い(S31)、第2始動口SW14aがONであると判定した場合は(S31:Yes)、第2始動口SW14aの検知回数をカウントした第2始動口検知カウンタのカウント値U2が、U2<4であるか否かの判定を行う(S32)。カウント値U2が「4」より小さい場合は(S32:Yes)、カウント値U2に「1」を加算する(S33)。
次に、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を取得してRAM114に格納する(S34)。この後、賞球3個コマンドをセットして(S35)、メイン処理に戻る。なお、ステップS32において、カウント値U2が「4」であると判定した場合は(S32:No)、ステップS35に移行して、賞球3個コマンドをセットしてメイン処理に戻る。また、ステップS31において、第2始動口SW14aがONでないと判定した場合は(S31:No)、そのままメイン処理に戻る。
[ゲートSW処理]
図12はメインCPUが実行するゲートSW処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、ゲート15のゲートSW15aがONであるか否かの判定を行い(S41)、ゲートSW15aがONであると判定した場合は(S41:Yes)、ゲートSW15aの検知回数をカウントしたゲートカウンタのカウント値Gが、G<4であるか否かの判定を行う(S42)。カウント値Gが「4」より小さい場合は(S42:Yes)、カウント値Gに「1」を加算し(S43)、当たり乱数を取得してRAM114に格納して(S44)、メイン処理に戻る。なお、ゲートSW15aがONでない場合(S41:No)、またはカウント値G<4の場合も(S42:No)、メイン処理に戻る。
[特図変動処理]
図13はメインCPUが実行する特別図柄処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、大当たり中であるか否かの判定を行い(S51)、大当たり中でないと判定した場合は(S51:No)、特別図柄表示器21の特別図柄が変動中であるか否かの判定を行う(S52)。特別図柄が変動中であると判定した場合は(S52:Yes)、次に変動時間が終了したか否かの判定を行い(S53)、変動時間が終了したと判定した場合は(S53:Yes)、特別図柄表示器21に対して変動停止コマンドをセットして(S54)、変動を停止させる(S55)。この後、変動時間をリセットし(S56)、後述する停止中処理(S57)を実行してメイン処理に戻る。
なお、ステップS51において、大当たり中であると判定した場合(S51:Yes)、或いはステップS53において、変動時間が終了していないと判定した場合も(S53:No)、メイン処理に戻る。
一方、ステップS52において、特別図柄が変動中でないと判定した場合は(S52:No)、第2始動口SW14aの検知回数をカウントした第2始動口検知カウンタのカウント値U2が、U2≧1であるか否かの判定を行い(S58)、カウント値U2が≧1であると判定した場合は(S58:Yes)、カウント値U2を「1」減算して(S59)、大当たり判定処理を実行する(S60)。
また、ステップS58において、カウント値U2が≧1でないと判定した場合は(S58:No)、次に第1始動口SW13aの検知回数をカウントした第1始動口検知カウンタのカウント値U1が、U1≧1であるか否かの判定を行い(S61)、カウント値U1が≧1であると判定した場合は(S61:Yes)、カウント値U1を「1」減算して(S62)、大当たり判定処理を実行する(S60)。
ステップS60において大当たり判定処理を実行後は、変動パターン選択処理を実行し(S63)、対応する特別図柄表示器に変動開始コマンドをセットする(S64)、この後、特図表示器の変動を開始させ(S65)、変動時間の計測を開始して(S66)、メイン処理に戻る。なお、ステップS61において、カウント値U1が≧1でないと判定した場合は(S61:No)、そのままメイン処理に戻る。
[変動パターン選択処理]
図14はメインCPUが実行する変動パターン選択処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、大当たり乱数から大当たりであるか否かの判定を行い(S71)、大当たりであると判定した場合は(S71:Yes)、大当たり用テーブルをセットし(S72)、セットした大当たり用テーブルを用いて変動パターンを選択して(S73)、メイン処理に戻る。
一方、ステップS71において、大当たりでないと判定した場合は(S71:No)、次に、遊技状態が確変/時短遊技状態であるか否かの判定を行う(S74)。ここで、遊技状態が確変/時短遊技状態であると判定した場合は(S74:Yes)、次に第1始動口検知カウンタのカウント値U1が「0」であるか否かの判定を行い(S75)、カウント値U1が「0」であると判定した場合は(S75:Yes)、第1変動パターンテーブルをセットする(S76)。次に、ステップS77においてRAM114に記憶されている全ての保留球個数(U1+U2)を参照する。この後、ステップS73において、参照した全保留球個数に基づいて、第1変動パターンテーブルから変動パターンを選択して、メイン処理に戻る。
また、ステップS75において、カウント値U1が「0」でないと判定した場合は(S75:No)、次にカウント値U1が「1」であるか否かの判定を行い(S78)、カウント値U1が「1」であると判定した場合は(S78:Yes)、第2変動パターンテーブルをセットして(S79)、ステップS77の処理に進む。従って、この場合は、ステップS73において、参照した全保留球個数に基づいて、第2変動パターンテーブルから変動パターンを選択することになる。
また、ステップS78において、カウント値U1が「1」でないと判定した場合は(S78:No)、次にカウント値U1が「2」であるか否かの判定を行い(S80)、カウント値U1が「2」であると判定した場合は(S80:Yes)、第3変動パターンテーブルをセットして(S81)、ステップS77の処理に進む。従って、この場合は、ステップS73において、参照した全保留球個数に基づいて、第3変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。
また、ステップS88において、カウント値U1が「2」でないと判定した場合は(S88:No)、次にカウント値U1が「3」であるか否かの判定を行い(S82)、カウント値U1が「3」であると判定した場合は(S82:Yes)、第4変動パターンテーブルをセットして(S83)、ステップS77の処理に進む。従って、この場合は、ステップS73において、参照した全保留球個数に基づいて、第4変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。また、ステップS82において、カウント値U1が「3」でないと判定した場合は(S82:No)、第4変動パターンテーブルをセットして(S84)、ステップS77の処理に進む。従って、この場合は、ステップS73において、参照した全保留球個数に基づいて、第5変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。
一方、ステップS74において、遊技状態が確変/時短遊技状態でないと判定した場合、つまり通常遊技状態であると判定した場合は(S74:No)、第6変動パターンテーブルをセットして、ステップS77の処理に進む。従って、この場合は、ステップS73において、参照した全保留球個数に基づいて、第6変動パターンテーブルから変動パターンを選択する。
[大当たり判定処理]
図15はメインCPUが実行する大当たり判定処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、先ず大当たり乱数の判定を行う(S101)。そして続くステップS102において、大当たり乱数により大当たりであると判定した場合は(S102:Yes)、次に大当たり図柄乱数の判定を行う(S103)。そして続くステップS104において、大当たり図柄乱数により確変図柄であると判定した場合は(S104:Yes)、大当たり図柄として確変図柄をセットして(S105)、処理を終了する。
またステップS104において確変図柄でないと判定した場合は(S104:No)、大当たり図柄として通常図柄をセットして(S106)、処理を終了する。
また、ステップS102において、大当たりでないと判定した場合は(S102:No)、ハズレ図柄をセットして(S107)、処理を終了する。
[停止中処理]
図16はメインCPUが実行する特図停止中処理を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、大当たりであるか否かの判定を行う(S111)。大当たりであると判定した場合は(S111:Yes)、大当たりが特典遊技として確率変動(確変)を付与した大当たりであるか否かの判定を行い(S112)、確変大当たりであると判定した場合は(S112:Yes)、確変遊技状態にセットする(S113)。この後、大当たり開始コマンドをセットし(S114)、大当たりを開始して(S115)、処理を終了する。一方、ステップS112において、確変大当たりでないと判定した場合は(S112:No)、時間短縮遊技(時短遊技)状態にセットする(S116)。この後、時短カウンタのカウント値Jを「100」にセットして(S117)、ステップS114に進む。
また、ステップS111において、大当たりでないと判定した場合は(S111:No)、次に時短カウンタJの値が「0」であるか否かの判定を行い(S118)、時短カウンタJの値が「0」であれば(S118:Yes)、処理を終了し、時短カウンタJの値が「0」でなければ(S118:No)、時短カウントJを「1」減算する(S119)。この後、再び時短カウント値Jが「0」であるか否かの判定を行い(S120)、時短カウント値Jが「0」であれば(S120:Yes)、遊技状態を通常遊技状態にセットして(S121)、処理を終了する。またステップS120において時短カウント値Jが「0」でなければ(S120:No)、通常遊技状態にセットすることなく処理を終了する。
[電チュー処理]
図17はメインCPUが実行する電チュー処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、電チュー14が作動中である補助遊技中であるか否かの判定を行い(S131)、補助遊技中であれば(S131:Yes)、次にオープニング中であるか否かの判定を行う(S132)。ここで、オープニング中であると判定した場合は(S132:Yes)、オープニング時間が経過したか否かの判定を行い(S133)、オープニング時間経過していると判定した場合は(S133:Yes)、次に確変/時短中であるか否かの判定を行う(S134)。そして、確変/時短中であれば(S134:Yes)、電チュー14の開放時間を3.5秒にセットし(S135)、確変/時短中でなければ(S134:No)、電チュー14の開放時間を0.2秒にセットする(S136)。この後、電チュー14を開放する(S137)。
次に、電チュー14の開放時間が経過したか否かの判定を行い(S138)、電チュー14の開放時間が経過したと判定した場合は(S138:Yes)、電チュー14を閉口して(S139)、補助遊技を終了して(S140)、メイン処理に戻る。
なお、ステップS132において、オープニング中でないと判定した場合は(S132:No)、ステップS138に移行する。また、ステップS131において、補助遊技中でないと判定した場合(S131:No)、ステップS133においてオープニング時間が経過していないと判定した場合(S133:No)、或いはステップS138において電チュー14の開放時間が経過していないと判定した場合は(S138:No)、メイン処理に戻る。
[普通図柄処理]
図18はメインCPUが実行する普通図柄処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、補助遊技中であるか否かの判定を行い(S141)、補助遊技中でなければ(S141:No)、普通図柄が変動中であるか否かの判定を行う(S142)。普通図柄が変動中であると判定した場合は(S142:Yes)、次に変動時間が終了したか否かの判定を行い(S143)、変動時間が終了したと判定した場合は(S143:Yes)、変動を停止する(S144)。
次に、変動時間をリセットし(S145)、普通図柄の停止図柄が当たり図柄であるか否かの判定を行う(S146)。停止図柄が当たり図柄であると判定した場合は(S146:Yes)、補助遊技を開始して(S147)、メイン処理に戻る。
なお、ステップS143において、変動時間が終了していないと判定した場合、或いはステップS146において、停止図柄が当たり図柄でない場合はメイン処理に戻る。
一方、ステップS142において、普通図柄が変動中でないと判定した場合は(S142:No)、ゲートSW15aのゲートカウンタのカウント値Gが、G≧1であるか否かの判定を行い(S148)、カウント値Gが≧1である場合は(S148:Yes)、カウント値Gを「1」減算する(S149)。この後、普通図柄用の当たり乱数の判定を行い(S150)、当たり乱数が当たりであれば(S151:Yes)、普通図柄表示器23に当たり図柄をセットし(S152)、そうでなければハズレ図柄をセットして(S153)する。
次に、確変/時短遊技状態であるか否かの判定を行い(S154)、確変/時短遊技状態であれば(S154:Yes)、普通図柄表示器23の変動時間を3秒にセットし(S155)、確変/時短遊技状態でなければ(S154:No)、普通図柄表示器23の変動時間を29秒にセットする(S156)。
この後、普通図柄表示器23の変動を開始させ(S157)、変動時間の計測を開始してメイン処理に戻る。なお、ステップS148において、カウント値Gが≧1でないと判定した場合は(S148:No)、メイン処理に戻る。
このような処理を遊技制御装置が実行することにより、上述した本実施形態のパチンコ遊技機の動作を実現することができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機全体の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の遊技制御基板の機能ブロック図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において第1特図保留球が0個のときの第2特図保留球と変動時間との関係を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において第1特図保留球が1個のときの第2特図保留球と変動時間との関係を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において第1特図保留球が2個のときの第2特図保留球と変動時間との関係を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において第1特図保留球が3個のときの第2特図保留球と変動時間との関係を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において第1特図保留球が4個のときの第2特図保留球と変動時間との関係を示した図である。 メインCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する第1始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する第2始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行するゲートSW処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する特別図柄処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する変動パターン選択処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する大当たり判定処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する特図停止中処理を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する電チュー処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する普通図柄処理の一例を示したフローチャートである。 従来のパチンコ遊技機における保留球と特別図柄の変動時間の関係を示した図である。
符号の説明
10…遊技盤、12…可変入賞装置、13…上始動口、14…電チュー、21…特別図柄表示器、22…特別図柄表示器、23…普通図柄表示器、24…特別図柄保留ランプ、26…普通図柄保留ランプ、31…始動口処理手段、32…ゲート処理手段、33…特別図柄制御手段、34…普通図柄制御手段、35…大当たり制御手段、36…電チュー制御手段、37…変動パターンテーブル選択手段、38…保留球選択手段、39…変動パターン乱数選択手段、40…変動パターン決定手段、41…特別図柄変動制御手段、42…特別図柄保留記憶手段、43…特別図柄用変動パターンテーブル、45a〜45e…第1変動パターンテーブル〜第5変動パターンテーブル、100…パチンコ遊技機、111…メイン制御基板、112…メインCPU、113…ROM

Claims (1)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
    遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が入球し難い第1状態と入球し易い第2状態とに作動し得る第2始動口と、
    特別図柄を変動表示可能な特別図柄変動表示手段と、
    前記第1始動口または前記第2始動口への遊技球の入球を契機に特別図柄を変動表示する変動時間を選択する変動パターン選択手段と、
    前記変動パターン選択手段により選択された変動時間で前記特別図柄変動表示手段に特別図柄を変動表示させる制御を行う特別図柄変動制御手段と、
    前記特別図柄変動制御手段により特別図柄が変動表示させられているときに、前記第1始動口に遊技球が入球した個数及び前記第2始動口に遊技球が入球した個数を記憶して、当該入球を契機とする特別図柄の変動表示を開始させる権利を留保する特別図柄保留記憶手段と、
    前記第2始動口が前記第2状態に作動し難い通常遊技状態または前記第2状態に作動し易い特定遊技状態に何れかで遊技を制御する遊技状態制御手段と、を備え、
    前記特別図柄変動制御手段は、
    前記特別図柄保留記憶手段に前記第2始動口に遊技球が入球した個数が記憶されている場合に、当該第2始動口への遊技球の入球を契機とする特別図柄の変動表示の制御を優先して行い、
    前記変動パターン選択手段は、
    変動時間として所定の時間に設定される長変動時間または前記所定の時間よりも短い時間に設定される短変動時間の何れかを選択するものであり、
    前記遊技状態制御手段により前記通常遊技状態で遊技が制御されているときは、前記特別図柄保留記憶手段に記憶されている前記第1始動口に遊技球が入球した個数及び前記第2始動口に遊技球が入球した個数の全個数が所定個数以上の場合に前記短変動時間を選択し、
    前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態で遊技が制御されているときは、前記特別図柄保留記憶手段に記憶されている前記第1始動口に遊技球が入球した個数に関わらず、前記第2始動口に遊技球が入球した個数が所定個数以上の場合に前記短変動時間を選択することを特徴とする遊技機。
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