JP5093035B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
すなわち、ベルトに滑りが発生しない程度の高い張力を常にベルトに付与し続けると、図4に示すように、ベルトBのうち駆動ローラR1及び従動ローラR2に接触していた部分に、これらローラの外周形状に沿うような曲がり癖や永久歪みが発生する可能性がある。そして、ベルトに曲がり癖等が発生すると、ベルトの送り精度(移動精度)が低下してしまい、画像形成に悪影響を及ぼしてしまう可能性がある。
また、請求項1に記載の発明では、回転抵抗付与手段は、従動ローラと一体的に回転する回転体、及び回転体に回転抵抗を付与するダンピング手段を有して構成されており、さらに、回転軸は、ダンピング手段が回転体に回転抵抗を付与する際に発生する反力により、ベルトに発生する張力が増大する向きの力を受けることも特徴とする。
なお、従動ローラで発生する回転抵抗値は、請求項2に記載の発明のごとく、駆動ローラとベルトとの接触部で滑りが発生する限界抵抗値の略50%となるように設定することが望ましい。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す中央断面図であり、図2(a)は本実施形態に係るベルトユニット13の特徴を示す図であり、図2(b)は図2(a)の右側面図であり、図3(a)〜図3(d)は、第1基準線Loと第2基準線L2とのなす角と反力F1との関係を示す図である。
2.1.画像形成装置の概略構造
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、記録用紙やOHPシート等の記録シート(以下、用紙という。)に現像剤像を転写することにより、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されており、この画像形成部5は、周知のごとく、プロセスカートリッジ7、露光器9及び定着器11等から構成されている。
3.1.ベルトユニットの概要
ベルトユニット13は、転写ベルト13A、駆動ローラ13B、従動ローラ13C、並びに駆動ローラ13B及び従動ローラ13Cを保持するフレーム(図示せず。)等から構成されており、このベルトユニット13は、装置本体に対して着脱可能に組み付けられている。
回転抵抗付与機構16は、従動ローラ13Cの回転時に従動ローラ13Cに回転抵抗を付与する回転抵抗付与手段であり、この回転抵抗付与機構16は、図2(a)に示すように、従動ローラ13Cの軸方向両端側に設けられ、かつ、従動ローラ13Cと一体的に回転する抵抗回転体16A、及びこの抵抗回転体16Aに回転抵抗を付与するダンパー16B等から構成されている。
本実施形態では、前述したように、駆動ローラ13Bが回転して転写ベルト13A及び従動ローラ13Cが回転すると、従動ローラ13Cには大きな負荷(回転抵抗)が作用する。このため、駆動ローラ13Bは、従動ローラ13Cに作用する大きな負荷(回転抵抗)に逆らって転写ベルト13Aを強制的に回転させるので、転写ベルト13Aに大きな張力が発生する。
このとき、従動ローラ13Cの回転軸13Dは、その軸方向と略直交する方向に変位可能に支持されているので、反力F1により従動ローラ13Cが駆動ローラ13Bから離間するように変位する。したがって、転写ベルト13Aの張力が増大するので、効果的に転写ベルト13Aの滑りを抑制できる。
上述の実施形態では、従動ローラ13Cはテンションローラを兼ねるものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、従動ローラ13Cとは別にテンションローラを設けてもよい。
11…定着器、13…ベルトユニット、13A…転写ベルト、13B…駆動ローラ、
13C…従動ローラ、13D…回転軸、15…転写ローラ、
16…回転抵抗付与機構、16A…抵抗回転体、16B…ダンパー、
16D…歯車部。
Claims (3)
- 画像形成手段と、
無端状のベルトと、
前記ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
前記駆動ローラとの間で前記ベルトが架け渡され、前記ベルトの回転と共に従動回転する従動ローラと、
前記従動ローラの回転時に前記従動ローラに回転抵抗を付与する回転抵抗付与手段と、
前記ベルトに張力を発生させる向きの力を前記従動ローラの回転軸に作用させる付勢手段とを備え、
前記従動ローラの回転軸が当該回転軸の軸方向と略直交する方向に変位可能に支持され、かつ、前記回転軸が前記付勢手段から前記ベルトに張力を発生させる向きの力を受けることにより、前記従動ローラは、前記ベルトに張力を発生させるテンションローラとして機能し、
前記回転抵抗付与手段は、前記従動ローラと一体的に回転する回転体、及び前記回転体に回転抵抗を付与するダンピング手段を有して構成され、
前記ダンピング手段は、前記回転体の外周部に形成された歯車部に噛み合って回転しながら前記回転体に回転抵抗力を付与し、
さらに、前記ダンピング手段は、当該ダンピング手段と前記回転体との噛み合い部で発生する反力により、前記従動ローラの回転軸に対して前記ベルトに発生する張力が増大する向きの成分が含まれるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記従動ローラで発生する回転抵抗値が、前記駆動ローラと前記ベルトとの接触部で滑りが発生する限界抵抗値の略50%となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトは、熱可塑性エラストマー製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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JP2008254040A JP5093035B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008254040A JP5093035B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
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JP5093035B2 true JP5093035B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
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Family Applications (1)
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- 2008-09-30 JP JP2008254040A patent/JP5093035B2/ja active Active
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