JP5326960B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
そこで、特許文献1に記載の発明では、幅方向全域でベルトに接触してベルトと共に従動回転するステアリングロールを設けるとともに、このステリングロールをベルトの斜行状態に応じて傾動させることにより、ベルトの斜行を抑制又は矯正している。
1.画像形成装置の概略構造
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、記録用紙やOHPシート等の記録シート(以下、用紙という。)に現像剤像を転写することにより、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されており、この画像形成部5は、4つのプロセスカートリッジ7、転写ローラ8、露光器9及び定着器11等から構成されている。
2.1.ベルトユニットの概要
ベルトユニット13は、図2〜図4に示すように、転写ベルト14、駆動ローラ15、従動ローラ16、メインフレーム17及びサブフレーム18等から構成されており、このベルトユニット13は、装置本体に対して着脱可能に組み付けられている。
傾動機構21は、従動ローラ16の軸方向(以下、軸方向D2という。)が駆動ローラ15の軸方向に対して傾くように従動ローラ16(回転軸16A)を変位させるための機構であり、具体的には、図5に示すように、サブフレーム18、摺動フランジ22、傾動軸受23、及び傾斜フレーム24等から構成されている。
また、傾斜面24Aは、図7に示すように、傾動軸受23側に面しているとともに、摺動フランジ22側から傾斜フレーム24側に向かう向きの力が傾動軸受23に作用したときに、ボス部23A、23Bと傾斜面24Aとの接点にてボス部23A、23B(傾動軸受23)を感光ドラム7A側(本実施形態では、上方側)に移動させる向きの力が発生するように傾斜している。
展張面14A上を搬送される用紙は、図1に示すように、ベルトユニット13より下方側に設けられた給紙トレイ12から供給されるので、給紙トレイ12からベルトユニット13に至る用紙の搬送経路Loは、用紙の搬送方向を略180度転向させるようにU字状に構成されている。
4.1.転写ベルトの斜行抑制作動
例えば、転写ベルト14が摺動フランジ22側から傾斜フレーム24側に斜行すると、転写ベルト14の端部が摺動フランジ22に接触して、摺動フランジ22が傾動軸受23側に押圧されるので、摺動フランジ22と傾動軸受23とが接触し、図8に示すように、摺動フランジ22側から傾斜フレーム24側に向かう向きの力(以下、この力を斜行力F1という。)が傾動軸受23に作用する。
上述したように、本実施形態では、従動ローラ16を傾動させることより、斜行力F1を打ち消す逆斜行力F3を発生させて転写ベルト14の斜行を抑制しているが、従動ローラ16を駆動ローラ15に対して相対的に傾動させると、以下のような原理にて転写ベルト14が斜行する。なお、以下の説明は、理解を容易にするために、詳細な部分の説明は省き、その概略のみ説明したものである。
本実施形態では、従動ローラ16を傾動させるので、前述したように、転写ベルト14の斜行を抑制することができる。このとき、傾動機構21は、仮想平面S1より感光ドラム7A側の範囲又は仮想平面S1上に展張面14Aが位置するように従動ローラ16を傾動させ、かつ、展張面14Aが仮想平面S1を挟んで感光ドラム7Aと反対側の範囲に位置しないように従動ローラ16を傾動させるので、展張面14Aが感光ドラム7Aから離間するように変位することはない。
本実施形態では、駆動ローラ15が特許請求の範囲に記載された第1ローラに相当し、従動ローラ16が特許請求の範囲に記載された第2ローラに相当し、傾動機構21が特許請求の範囲に記載された傾動手段に相当する。
第1実施形態では、傾動機構21が従動ローラ16の軸方向片側のみに設けられていたが、本実施形態は、図11に示すように、軸方向両側に傾動機構21を設けたものである。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、従動ローラ16はテンションローラを兼ねるローラであったが、本実施形態は、図12に示すように、従動ローラ16とは別にテンションローラ26を設け、このテンションローラ26の軸方向一端側又は両端側に傾動機構21を設けたものである。
本実施形態は、第3実施形態の変形例である。具体的には、本実施形態では、テンションローラ26は転写ベルト14に張力を付与する機能のみ有し、傾動機構21は従動ローラ16の軸方向一端側又は両端側に設けられている。
上述の実施形態では、ダイレクトタンデム方式の画像形成装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、中間転写方式の画像形成装置にも適用できる。
7A…感光ドラム、7C…プロセスカートリッジ、8…転写ローラ、9…露光器、
11…定着器、12…給紙トレイ、13…ベルトユニット、
14…転写ベルト、14A…展張面、15…駆動ローラ、15A…駆動歯車、
16…従動ローラ17…メインフレーム、17A…長穴、17B…内壁面、
17C…支持ピン、17D…ストッパ、18…サブフレーム、18A…長穴、
18B…内壁面、18C…突条、19A、19B…軸受ブロック、19C…溝部、
20A、20B…コイルバネ、21…傾動機構、22…摺動フランジ、
23…傾動軸受、23A…ボス部、24…傾斜フレーム、24A…傾斜面、
25…突入ガイド。
Claims (5)
- 複数種類の現像剤像を重ね合わせて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
無端状のベルトと、
前記ベルトが架け渡され、軸方向が互いに略平行となるように配設された第1ローラ及び第2ローラと、
前記ベルトのうち前記第1ローラ及び第2ローラにより張架された展張面に対して対向配置され、転写される現像剤像が担持される複数本の感光ドラムと、
前記第2ローラの軸方向が前記第1ローラの軸方向に対して傾くように前記第2ローラを変位させることにより、前記ベルトの斜行を抑制する傾動手段と、
前記第2ローラを前記第1ローラから離間させる向きの力を前記第2ローラの軸方向一端側に作用させる第1付勢手段と、
前記第2ローラを前記第1ローラから離間させる向きの力であって、前記第1付勢手段が作用させる力の大きさと異なる大きさの力を前記第2ローラの軸方向他端側に作用させる第2付勢手段とを備え、
前記複数本の感光ドラムのうち隣り合う感光ドラムと前記ベルトとの接線を含む仮想の平面を仮想平面と呼ぶとき、
前記傾動手段は、前記展張面が前記仮想平面上、又は前記仮想平面より前記感光ドラム側のみに位置するように前記第2ローラを変位させ、
前記第1付勢手段が作用させる力の大きさと前記第2付勢手段が作用させる力の大きさとが異なることにより前記ベルトが斜行しようとする向きと、前記傾動手段により前記第2ローラを変位させることによって前記ベルトが斜行しようとする向きとが逆向きとなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1ローラを回転可能に支持するフレームを備え、
前記傾動手段は、
前記フレームに対して揺動可能に連結され、前記第2ローラを支持する揺動アーム、及び
前記展張面が前記感光ドラムから離間する向きに変位するように前記揺動アームが揺動することを規制する規制手段
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記規制手段は、前記揺動アーム又は前記第2ローラに衝突することにより、前記第2ローラの変位を機械的に規制するストッパにて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトは、ガイドレス無端ベルトにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
- 前記複数本の感光ドラムに担持された現像剤像が、前記展張面上を搬送される記録シートに直接的に転写される請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
前記第2ローラは、前記第1ローラより記録シートの搬送方向上流側に配設されており、
さらに、前記仮想平面より前記感光ドラム側には、搬送されてきた記録シートを前記展張面のうち前記第2ローラ側に導くとともに、前記仮想平面に対して傾斜した方向から前記展張面に突入させる突入ガイドが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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