JP5092096B2 - 壁紙糊付機における自動糊供給方法及びその装置 - Google Patents

壁紙糊付機における自動糊供給方法及びその装置 Download PDF

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Description

この発明は、インテリア施工用の壁紙糊付機における自動糊供給に関するものである。さらに詳しくは、糊量検知装置を使用しなくても、糊の残量を適切に算出し、その補充の指示に応じて糊を自動供給する壁紙糊付機における自動糊供給方法及びその装置に関するものである。
従来より、原反ロールから引き出した壁紙に糊箱内の糊をローラーよって自動的に塗布することのできる壁紙糊付機は公知である。たとえば、図1に示したように、原反ロール7から引き出した壁紙Aの両側端をスリッター8で裁断して巾寸法を決めたのち、検尺ローラー5により長さを測定しながら送り込みローラー9によって糊付ローラー3に送り、糊箱1内の糊を糊上げローラー2を介して、またはこれを介することなく直接的に糊付ローラー3に付着させ、ドクターローラー4により糊量を調整した後に、この糊付ローラー3によって壁紙Aに糊付けするように構成されている。
このような糊付機は糊付け作業に伴い減少した糊を補充するため、糊付機本体とは別体の糊供給装置10から必要量の糊を自動供給する自動供給機構が備えられている。
このような糊供給機構を備えた自動糊付機は、糊付作業に伴いある程度糊が減少すると、糊供給装置10から糊箱1の底面等に接続されたホース11を通して糊を補充する。この糊補充のために糊箱1の糊の残量を検知する必要があり、重量センサーで糊箱1の重量を測定したり(特許文献1)、また、液面センサーで糊の液面高さを測定したり(特許文献2)する方法が採られている。
以下、従来の糊自動供給方法について説明する。
糊箱1内の糊の液面は糊付作業時には糊上げローラー2や糊付ローラー3の回転により、壁紙の進行方向の液面が高くなる。このため、糊箱1内に充填される糊の量は糊付作業時に高くなった液面が糊箱の壁面を超えない範囲に制限される。
糊付作業中に糊が減少し、糊切れ時の高さの手前の高さまで液面が減少した時点で糊の補充を開始する。また、補充した液面の高さが満タン高さの手前の高さに達した時点で糊の補充を停止する。図14は糊箱の重量を重量センサーで測定した場合の糊の供給を示したグラフである。
図15に示す糊自動供給の場合は、糊箱1内に満たされた糊の液面高さが、糊付作業に伴い、減少したことを液面センサー等で検知して、糊供給装置を起動させ糊の補充を行うもので、糊箱1内に満タン高さに満たされた糊の液面高さ(図15の(a)の状態)が、糊付作業に伴い、液面が降下し、センサーSnがOFFとなった時点(図15の(b)の状態)で、糊供給装置を起動させ糊の補充を行うものである。この場合、液面高さが上昇し制御領域上限センサーSnに接触した時点で、糊供給装置を停止させ糊の補充を完了するのである。
実開平7−44675号公報 特開2001−300378号公報
このような壁紙糊付機は内装工事の施工現場で使用されるが、糊付作業時に壁紙糊付機が設置される場所は必ずしも水平ではなく、一方、壁紙糊付機は施工現場間の移動を容易にするため軽量化されており、機械自体にレベル出し装置を有していない。そのため、壁紙糊付機が水平に設置されない場合が多く、糊箱内部の糊の移動が生じ、重量センサーや液面センサーによる測定が不正確な結果を招いている。また、施工現場間の移動や輸送時に糊箱が振動するため、センサーが壊れたり、また狂ったりすることがあり、センサーの精度の維持が困難である。また、糊箱1内に取り付けられた液面センサーは清掃等の目的で糊付機本体から糊箱1を取り出すときには糊箱1から取り外さなければならず、通常この種の液面センサーには電気信号を取り出すための電線が接続されているため、その取り外しや、その後の取り扱いは一層煩雑なものとなる。
本発明は、上記課題を解決するため、壁紙糊付機に供給される壁紙に糊付される糊量による糊の減少分を制御装置を介して自動補充する壁紙糊付機における自動糊供給方法であって、制御装置は、糊供給装置に起動/停止指令を出す為の入力手段、糊供給装置に起動/停止指令を出す出力手段糊の粘度・壁紙の幅・塗布厚み及び糊付け長さで規定される糊付け可能長さが記憶される記憶部と、
糊付けされた壁紙の長さに応じて発生する検尺パルスから糊付した壁紙長を算出する算出手段、糊供給量補正手段を有し、糊箱の満タン高さの液面から一定量減少した制御領域上限高さと、糊切れ高さから一定量補充した制御領域下限高さにより規定される制御糊量を予め定め、糊供給装置を起動し、制御糊量の糊を補充するための起動時間を求め記憶部に記憶させ前記制御糊量と糊付けされる糊厚等から塗布可能壁紙長さを算出して警告長さを求め前記記憶部に記憶させ、糊が塗布された壁紙の糊付け長さが、前記警告長さに達すると、制御部は、前記起動時間で糊供給装置を起動させて、予め定めた一定量の糊を補充し、糊供給量補正手段は、補充量が制御領域上限高さより増減している場合には制御領域上限高さになるように糊供給装置の起動時間を補正することを特徴とする。
また、入力手段は、糊補充量の不足、過多及び適正等を入力するスイッチ手段を有し、起動時間を補正することを特徴とする。
また、糊供給装置の起動時間の補正は、糊供給の過不足が確認されると、不足スイッチまたは過多スイッチを押すステップと、糊供給の起動スイッチを押し、制御領域上限高さまで糊を補充するステップと、前記ステップにおいて制御領域上限高さまでに糊を補充するに要した時間を測定するステップと、前記ステップにより測定した時間から起動時間を補正する時間を求めるステップからなることを特徴とする。
また、入力手段は、起動時間を自動修正するおまかせ設定スイッチを有し、おまかせ設定スイッチを押し、不足スイッチまたは過多スイッチを押すと、一定時間起動時間を増減し、制御領域下限高さを上下に移動させることを特徴とする。
また、糊付長さが警告長に達すると警告を発することを特徴とする。
また、壁紙糊付機に供給される壁紙に糊付される糊量による糊の減少分を制御装置を介して自動補充する壁紙糊付機における自動糊供給装置であって、制御装置は、糊供給装置に起動/停止指令を出す為の入力手段、糊供給装置に起動/停止指令を出す出力手段糊の粘度・壁紙の幅・塗布厚み及び糊付け長さで規定される糊付け可能長さが記憶される記憶部と、糊付けされた壁紙の長さに応じて発生する検尺パルスから糊付した壁紙長を算出する算出手段、糊供給量補正手段を有し、糊箱の満タン高さの液面から一定量減少した制御領域上限高さと、糊切れ高さから一定量補充した制御領域下限高さにより求められる制御糊量を予め定め、糊供給装置を起動し、制御糊量の糊を補充するための起動時間を求め記憶部に記憶させる手段、前記制御糊量と糊付けされる糊厚等から塗布可能壁紙の長さを算出して警告長さを求め前記記憶部に記憶させ、糊が塗布された壁紙の糊付け長さが、前記警告長さに達すると、制御部は、前記起動時間で糊供給装置を起動させて、予め定めた一定量の糊を補充し、糊供給量補正手段は、補充量が制御領域上限高さより増減している場合には制御領域上限高さになるように糊供給装置の起動時間を補正することを特徴とする。
本発明の壁紙糊付機における自動糊供給方法は、糊補充のために糊の残量の検知、あるいは糊の補充量を検知するための、重量センサー、液面センサー等の糊量検知センサーを有していないので、従来の壁紙糊付機のように輸送時の振動等によるセンサーの誤動作や、使用時の据え付け面の水平に気を配る必要が無く、また、液面センサーを有する壁紙糊付機のように、清掃時等に糊箱を取り出す際に糊箱から電線の付いた糊検知センサーの取り外しや、糊付時におけるセンサーの取り付けをする必要がなく、また、センサーの誤動作による糊供給の不足、過多が発生せず、かつ糊は制御領域上限高さ下限高さで規定される制御領域内において自動供給されるので糊供給の過不足によるトラブルが発生しない自動糊供給方法と装置を提供することができる。
以下、図1〜図12を用い、本発明の自動糊供給方法及びその装置について説明する。図1は壁紙糊付機の概要図、図2は糊付機の断面と糊補充時の制御領域上限高さ、下限高さと制御領域を規定する説明図、図3は制御装置の機能ブロック図、図4は糊厚と糊付量の関係説明図、図5は糊補充における制御糊量と補充時間の関係説明図、図6は糊供給装置の起動時間を決めるフロー図、図7は制御糊量に糊補充をするフロー図、図8は糊補充量を補正するフロー図、図9〜図11は糊補充時における制御糊量と補充時間の関係説明図、図12は壁紙の幅の読み取り手段を示す概要図である。以下の説明において図1は背景技術における説明を引用し、説明を省略する。以下本発明の実施の形態を説明する。
図2は、壁紙糊付機の糊箱1の断面図を示し、糊箱1の上端部まで糊を入れると約6Kg入れることができ(具体的には出願人が製造販売している壁紙糊付機「ATHLEAD FLEX」)、図中の斜線部は、壁紙糊付機を稼働させて、壁紙の裏面に糊を塗布しつつ壁紙を搬送させることによる糊の消費と、糊供給装置による糊の補充を行っていった場合の糊箱内部の糊の液面の高さの変位を4つの段階に分けて、その意味づけをしたものである。
図において、Heは 糊切れ高さで、糊箱1が空の状態から糊を0.5Kg補充した時の、糊箱内の糊の液面高さであり、「糊切れ高さHe 」と定め、糊切れ高さHeは、糊の液面の高さが糊上ローラー2の最下部付近にあり、糊上ローラー2は糊を汲み上げることができず、壁紙の裏面に糊がかすれて塗布される状態である。
Hlは、制御領域下限高さで、糊箱1が空の状態から糊を1.5Kg補充した時の、糊箱内の糊の液面高さを示し、これを「制御領域下限高さHl」と定める。
Hhは、制御領域上限高さで、糊箱1が空の状態から糊を4.5Kg補充した時の、糊箱内の糊の液面高さを示し、これを「制御領域上限高さHh」と定める。
Hfは、満タン高さで、糊箱1が空の状態から糊を5.5Kg補充した時の、糊箱内の糊の液面高さを示し、これを「満タン高さHf」と定める。
液面の高さが「糊切れ高さHe 」から「満タン高さHf 」の間にあれば、糊は糊箱1の外へ溢れることなく、また壁紙Aの裏面に糊がかすれることなく塗布されるので、これを「有効領域」と定め、液面の高さがこの間で変位する糊の量を「有効糊量」と定義する。
つまり、満タン高さ5.5Kgから糊切れ高さHeにおける糊の補充量0.5Kgを減じた糊量5.0Kgが「有効糊量」である。
液面の高さが「制御領域下限高さHl」から「制御領域上限高さHh」までの間を「制御領域」と定め、この「制御領域」の範囲内に液面の高さがある状態の糊の量を「制御糊量」と定め、液面の高さがこの間で変位する糊の量を「制御糊量」と定義する。
つまり、4.5Kgから1.5Kgを減じた量3.0Kgが「制御糊量」である。
一方、壁紙の裏面の単位面積あたりに塗布されていく糊の量は、「糊の塗布厚みt」が厚い程多く、薄いほど少なく、また、「糊の粘度V」が濃いほど多く、薄いほど少ない。糊の消費量は「糊の塗布厚みt」と「糊の粘度V」の2つの条件により定まる量であり、これに「壁紙の幅B」と「糊を塗布した壁紙の長さ」とにより定まる面積を乗算した糊量が糊箱から減少していく。
「糊の塗布厚みt」は、糊上ローラー2により糊箱内部から汲み上げられ、糊付ローラー3に転写された糊を、ドクターローラー4と糊付ローラー3との隙間を可変設定することにより任意に定めることができる。ドクターローラー4と糊付ローラー3との隙間tは、通常0.5mm〜2.5mmの範囲であり、使用される糊の粘度Vは通常4200Cp〜11,000Cpの範囲である。
粘度Vが4200Cpの糊を使った場合と、8500Cpの糊を使った場合と、11000Cpの糊を使った場合とについて、ドクターローラー4と糊付ローラー3との隙間を0.5mm〜2.5mmの範囲で設定を変化させていった場合に、壁紙の裏面に塗布される糊の量を単位平方m当たりのg数で表したものが図4に示しているグラフである。
本発明の壁紙糊付機の糊箱の有効糊量は5kgであり、制御糊量は3kgである。
図4のグラフより、糊粘度v=4200Cpの糊を糊厚t=2.0mmのときの単位平方m当たりのg 数は、160gr/mである。これは、下記の計算式により、「壁紙の幅B」が1メートルの壁紙の裏面に「糊付することができる長さLK(メートル数)」に換算することができる。

(式1)LK=3,000gr÷160gr/m = 18.75m
Figure 0005092096
表1は、この計算式によって求めた、「糊の粘度V」と「糊の塗布厚みt」とで定まる塗布量と「糊付することができる長さLKメートル数」を示し、
縦欄において、
極薄い粘度、4000cP 以上 6000cP未満、
薄い粘度、6000cP 以上 8000cP未満、
濃い粘度、8000cP 以上10000cP未満、
極濃い粘度、10000cP 以上12000cP未満
に分類し、
横欄において、糊付ローラー3とドクターローラー4の隙間を、
0.05mm以上1.0mm未満、
1.0mm 以上1.5mm未満、
1.5mm 以上2.0mm未満、
2.0mm 以上2.5mm未満、
2.5mm 以上3.0mm未満
に分類している。
本発明では、表1に示す「糊の粘度V」と、「糊の塗布厚みt」、「糊付け長」及び「壁紙の幅」で規定される「糊付可能長さLK」を予め図3に示す壁紙糊付機の制御部に記憶させておく。
また、表1は、「壁紙の幅B」を1mとした場合の「糊付可能長さLKメートル数」である。
一方、裏面に糊が塗布された壁紙の長さは、検尺ローラー5の回転により発生する検尺パルスを制御部内の演算部により逐次加算され、この逐次加算された長さを「糊付け壁紙長さLCメートル数」と定義する。
図3は本発明の制御部の機能ブロック図であり、制御部は出力部(表示部)、入力部、演算部、記憶部を備え、入力部では、次回に行う、不足、丁度よい、過多、おまかせ、割り込み、糊供給装置の起動/停止をスイッチで入力でき、予め壁紙の幅、糊の厚み、糊の粘度及びこれらから求められる糊付け可能長さ(警告長さ)が入力されている。
演算部は、CPUを使用したマイコンであり、検尺ローラー5が回転したときに発生する検尺パルスから糊付した壁紙の長さを算出したり、入力部からの信号を受けてモーターを回転/停止させる。記憶部は、ROMとRAMから構成され、壁紙糊付機の各部の動作に関係するパラメータを記憶している。
本発明の壁紙糊付機を使用して、糊付け作業を行う場合の、本発明の壁紙糊付機の処理の流れを、図5〜図7に従って説明する。
図5のグラフは、糊供給装置を起動/停止させながら、糊を糊箱1に補充させて糊付け作業を行う場合の、壁紙糊付機の制御部内の演算部及び記憶領域が認識している糊箱内の糊の液面高さの変位を表している。
図5の縦軸は糊箱内の糊の液面の高さを表しており、横軸は複数のローラーが回転して壁紙に糊を塗布している状態の時だけ進ませている時間軸で、LKは警告長さ、LCは糊付けした壁紙の長さ、STは糊供給装置の駆動時間、LC=LKは警告出力である。
内装施工現場において作業者が糊付け作業を開始する前に、糊供給装置10の供給用ホース11の先端を、壁紙糊付機の糊箱1の底面に接続して糊供給装置10を運転させて、糊箱1の中に糊を充填する作業が行われる。糊箱1の中の糊の量(液面の高さ)は、図5のグラフのPE(エンプティ)の位置にある。
この状態から、作業者が壁紙糊付機の制御部内の「割り込みスイッチ(図示せず)」を押し、壁紙糊付機の複数のローラーを回転させながら、「初期補充スイッチ(図示せず)」を押せば、壁紙糊付機の制御部は、糊供給装置を15秒間運転させた後に糊供給装置の運転を停止させる。
この動作により、 図5のグラフのPE(エンプティ)からQ1まで、つまり、糊箱1の中の糊の高さが「制御領域上限高さHh」になるまで、つまり4.5Kg糊が補充される。
本発明の壁紙糊付機に接続して使用する糊供給装置は、1秒間に0.3Kgの糊を糊箱1に補充する能力を有し、4.5Kg補充するには15秒間要する。この様に、糊供給装置を運転させる時間を予め定めることにより、糊の補充量が定められる。
糊箱1の中に糊が補充されると、糊付けをする条件が表1から選択され、糊の粘度、糊付ローラー3とドクターローラー4の隙間及び「壁紙の幅」が壁紙糊付機の制御部の入力スイッチ(図示せず)から入力される。
次に、作業者が、糊の粘度は「極濃い粘度」で、塗布厚みは「1.5mm」で、「壁紙の幅が1m」という初期設定(「糊付可能長さ(警告長さLK)」=20m)で、総長さが50m巻きの壁紙原反をセットして糊を塗布していく動作フローを図7のフロー図に基づき説明する。
「極濃い粘度」の糊は通常塗布厚み1.5mm以下で糊付けされ、図7は、糊箱内の糊が減少して液面の高さが「制御領域下限高さHl」になった時(つまり糊重量が1.5Kgになった時)に、糊供給装置を運転させて制御糊量分3Kg補充して液面を「制御領域上限高さHh」までの高さに戻すという補充動作を繰り返しながら、糊箱1に糊を補充していく動作を示す。制御糊量が3Kgであるため、制御糊量分供給するために糊供給装置を起動する時間STは10秒間であることを予め設定している。
糊箱内の糊の液面の高さが図5のQ1の位置にある状態で、ステップ11で、作業者が壁紙糊付機の制御部(入力部)から、糊付をしたい壁紙の長さを入力して、「スタートスイッチ(図示せず)」を押し、図7の処理フローがスタートする。
糊付する壁紙の長さは、床から天井までを1枚で貼る場合は約230cm、窓から下の場合は約90cm等、その都度長さを変更し入力されるが、本実施例では、具体的な数値を用いて判りやすく説明する為に、300cmの長さを繰り返し糊付けする場合を例に挙げて説明する。
ステップ11で、糊付したい壁紙の長さ、糊付け可能長さLKを入力し、糊付けを開始する。
ステップ12で、壁紙糊付機の制御部は複数のローラーを回転させて壁紙の裏面に糊を塗布しながら壁紙を排出していく。この時、壁紙糊付機の制御部は、検尺ローラー5で発生する検尺パルスから糊付した壁紙の長さを逐次加算し、加算されている長さの合計値「糊付け壁紙長さLC(メートル数)」を求める。(1枚目の糊付けが終わった直後は、LC=3mとなり、2枚目の糊付けが終わった直後は、LC=6mとなる。)
ステップ13で、逐次加算された糊付け壁紙長さLCが、「糊付可能長さ(警告長さLK)」=20mに達したかどうかを判定して、達していなければ、ステップ15に進む。
ステップ15で糊付けされた壁紙の長さ(LCではない)が、ステップ11で壁紙糊付機の制御部(入力部)に入力した糊付をしたい壁紙の長さと一致すれば、ステップ16に進み、一致していなければステップ12へ戻り、一致するまでステップ12〜ステップ15を繰り返す。
つまり、ステップ11で作業者が入力した値が300cmであり、糊を塗布した壁紙の長さが150cmの状態であれば、ステップ12へ戻る。糊を塗布した壁紙の長さが300cmに達すれば複数のローラーを停止して、ステップ16に進む。
ステップ16で、補正を行わなければステップ11へ戻る。ステップ16では、作業者が、糊付して排出された1枚目の壁紙をカッターナイフなどで切断する為に複数のローラーは停止して壁紙の搬送は行っていない状態である。この時、糊箱内の糊の液面の高さは図5のQ1からP1の間で、ほとんどQ1の近くの位置にある。
なお、糊箱内の糊の液面の高さの変位を表す図5のグラフの横軸からは、複数のローラーが停止して、作業者が壁紙をカッターナイフで切断している時間は削除している。
次に、糊付けをする壁紙の長さを壁紙糊付機の制御部(入力部)に入力して、再び「スタートスイッチ(図示せず)」を押すと、図7のステップ11からの処理が始まる。
ステップ13で、糊付け壁紙長さLCが糊付可能長さ(警告長さLK)=20mと一致すれば、ステップ14に進む。
つまり、長さが300cmの壁紙ばかりの糊付けを繰り返すならば、6.67枚を糊付けすることができるので、7枚目の糊付け動作においてステップ11からステップ16を実行中に、液面の高さがP1に達するからである。
この時、壁紙糊付機の制御部は、実際の糊箱内の糊の液面の高さが図5のグラフのP1の位置に到達していることを推定している。
ステップ14では、壁紙糊付機の制御部は、予め定めていた「糊供給装置を運転する時間ST」=10秒間だけ糊供給装置を運転させて3Kgの糊を壁紙糊付機の糊箱に充填して、液面を「制御御領域下限高さHl」から「制御領域上限高さHh」まで上昇させた後、「糊を供給した回数n 」を1つカウントアップして壁紙糊付機の制御部内の記憶部に記憶し、逐次加算してきた「糊付け壁紙長さLC」を0リセットしてステップ15に戻るが、高速で糊付けをしている場合は、糊を補充している時間STが10秒に達する前に7枚目の糊付けが300cmに達するので、複数のローラーを停止させ、糊の補充も途中で停止させ、残り時間分は8枚目の糊付けを実行中に補充する。
なお、運転させた糊供給装置の停止は別の処理(図示せず)により、時間STが合計で10秒に達した時に行う。
この様に、ステップ11〜ステップ16の処理を繰り返し実行していく過程で、「糊付け壁紙長さLC」が「糊付可能長さ(警告長さLK)」=20mと一致した時、つまり、図5の液面の高さの推定値がP2に達した時にも同様に、壁紙糊付機の制御部は、予め定めていた「糊供給装置を運転する時間ST」=10秒間だけ糊供給装置を運転させて3Kgの糊を壁紙糊付機の糊箱1に充填して、液面を「制御御領域下限高さHl」から「制御領域上限高さHh」まで(図5のQ2)上昇させた後、「糊を供給した回数n 」を1つカウントアップして壁紙糊付機の制御部内の記憶部に、逐次加算してきた「糊付け壁紙長さLC」を0リセットしてステップ15に戻る動作を繰り返すことにより、図5で示す糊の液面をQ3、P3、Q4、P4、Q5、P5、Q6、P6と変位させながら、壁紙の裏面に糊を適正量塗布し、また、糊箱1から糊が溢れることなく、糊付けを実行する。実際には糊付作業を実施しながら、すなわち糊を消費しながら供給するため、制御糊量を供給した液面の高さはQ2の位置となっている。
また、一日に糊付する長さは多い場合で約80mである。これを「極濃い粘度」と「厚み1.5mm」と「壁紙の幅1m」の条件で終日行った場合には、80m/警告長さLK20m=4という計算で、つまり、図5のQ1,Q2,Q3,Q4までの糊量を消費して、一日の作業の終わりにはP4の「制御御領域下限高さHl」から糊箱の底部までの1.5Kgの糊が糊箱に残る。
また、壁紙糊付機の制御部が推定している糊量の変位と実際の糊箱内の糊量の変位とに差異が生じることがあっても、糊不足に陥り壁紙の裏面に糊が適正量塗布されないことがない様にする為に、「糊切れ高さHe]から糊量を1Kg増やした液面を「制御御領域下限高さHl」と定めている。この1Kgの糊量で長さ6.3mの糊付けができる。
また、糊過多に陥り糊が糊箱から溢れることがない様にする為に、「満タン高さHf」から糊量を1Kg減じた液面を「制御領域上限高さHh」と定めている。
図8に示す本実施例は、糊補充が不足、または過多が生じた場合の処理フローを示す。
ホテルの大ホール等の同一階で壁紙を貼る場合で、壁紙の枚数と長さが多い現場では、数人の内装施工職人が共同で1台の壁紙糊付機を使って連続して糊付けし、糊付けする長さが、一日に200mを越える場合がある。この場合、10回以上の糊の補充を行う必要があり、1回当たりの補充誤差が蓄積されて、糊箱の中の実際の糊量と、壁紙糊付機の制御部が推定している糊量との差異が大きくなり、糊不足あるいは糊過多に陥る場合がある。
また、内装施行現場では、工事現場の電源(電力会社から供給されている商用電源、単相交流100V)を、電源ケーブル延長用のドラムで引っ張り、壁紙糊付機や電気ストーブや他の電動工具を稼働させることがある。この為、壁紙糊付機及び糊供給装置に供給される電圧は80V近くに低下することがあり、また、120V近くまで上昇することがある。また、同一の糊供給装置を使用して糊を補充する場合でも、糊供給装置の糊を溜める容器いっぱいに糊がある時と、底部付近まで低下してきたときとでは、単位時間あたりの補充量が変わる場合がある。
本実施例では、この様な要因により、壁紙糊付機の制御部内の演算部及び記憶部の糊箱内の糊の液面高さの変位(図5の変位)と、実際の糊箱内の糊の変位とに差異が生じ、図7のステップ17で供給量の補正を実行する場合の処理を、図8の処理フローと図9、図10を用いて説明する。
図8のフロー図は、糊供給装置を起動/停止させつつ、壁紙の裏面に糊を塗布していく処理を繰り返す過程で、推定している糊箱内の糊の液面高さが、図5の制御領域下限高さの位置に達した時に、糊付け途中の1枚が300cmに達した後に、糊付けする処理動作を一時中断させて、実際の糊箱内の糊の液面高さとの間に差異が生じていないかどうかを、作業者が目視確認をして、差異が生じていれば、その差異が不足であれば不足分を加算した時間だけ糊供給装置を運転させて、あるいは、その差異が過多であれば過多分を減算した時間だけ糊供給装置を運転させる様に、予め定めた糊供給装置を運転する時間を、壁紙糊付機の制御部に修正させる為の処理の流れである。
図7のステップ17から、図8のステップ21に分岐した後、糊付け途中の1枚が300cmに達した後、作業者が、糊箱内の糊の液面高さを糊箱1に設けた窓6から目視、あるいは、図7のステップ11からステップ16の処理を実行している最中に糊箱内の糊の液面高さを糊箱1に設けた窓6から目視確認しておいて、糊の供給状態に応じて制御装置に設けた「不足」スイッチ、「丁度よい」スイッチ、「次回に行う」スイッチ、「過多」スイッチのいずれかを押す。
糊不足あるいは糊過多に陥りそうになっていなければ、作業者はステップ26で「丁度よい」スイッチを押す。「丁度よい」スイッチが押されたら、壁紙糊付機の制御部は、ステップ27で「糊を供給した回数n 」を0リセットして、ステップ28で図8へ分岐してきた元の処理の続きへ戻る。この「糊を供給した回数n 」とは、「糊付け壁紙長さLC」が「糊付可能長さ(警告長さLK)」と一致して、図7のステップ14の糊補充処理を実行した回数である。この回数は、差異を細かく修正したい場合は、回数n を少なく(例えば3)、あまり細かく修正したくない場合は、回数nを多く(例えば5)設定すれば良い。回数nは制御部に設けた入力部から予め設定することができる。
補正を設定していて、糊不足あるいは糊過多に陥りそうになっている場合でも、作業者があと数枚の糊付けをすれば、今セットしている壁紙の原反1本を使い切るので、使い切った後、次の原反にセット替えする時に補正を行う方が作業効率が良いと考える時等に、ステップ32の「次回に行う」スイッチを押す。
「次回に行う」スイッチが押されたら、壁紙糊付機の制御部は何も処理を実行しないで、この図8に分岐してきた元の処理の続きへ戻る。
この場合、壁紙糊付機の制御部は「糊を供給した回数n 」を0リセットしないまま、図7のステップ11へ戻り、「糊付した壁紙の長さLC」が「糊付けできる長さ(警告長さLK)」と一致しているが、糊の補充は行わないで、ステップ15へ進む。
「糊を供給した回数n 」が、作業者が入力部から予め設定した回数と一致したままなので、ステップ12に戻り、次の1枚の糊付けが終われば、図7のステップ16から再び、図8のステップ21へ分岐してくる。
糊の供給不足が確認され、ステップ22で「不足」スイッチを押した場合には、作業者が糊箱の中の糊量を目視しながら、壁紙糊付機の制御部内の「時間ST測定スイッチ」を押してから、ステップ23で「糊供給装置の起動スイッチ」を押して、糊供給装置を起動させて、「制御領域上限高さHh」まで糊を補充する為に、図6のステップ1へ分岐した後、図8のステップ24に戻る。
図9のグラフは、壁紙糊付機の制御部が図5で示したグラフの様に糊供給装置を運転/停止させつつ、壁紙の裏面に糊を塗布していく処理を繰り返す過程で、「実際の糊箱内の糊の液面高さ」が、「図5のグラフで推定している糊箱内の糊の液面高さ」よりも低い状態(糊不足)に陥った場合の、「実際の糊箱内の糊の液面高さ」の変位を表している。
「推定している糊箱内の糊の液面高さ」が図5のP1に達した時に、糊供給装置を(「糊供給装置を運転する時間ST」)=10秒の間だけ運転させて糊を補充したところ糊箱の中に残っていた糊量は、推定していた糊量よりも少なく、補充後の糊箱内部の糊量は不足し、P2の時点でも同様に糊箱内部の糊量は不足し、P3の時点ではβの量の糊が不足している場合について説明する。
この不足分を修正する為に、作業者は糊箱内の糊の液面の高さを目視しながら、「糊供給装置の起動スイッチ」を押して、ローラの駆動を停止させた状態で糊供給装置を起動させて、Q4の高さつまり、「制御領域上限高さHh」まで糊箱に糊を補充するが、その後「追加補充スイッチ(図示せず)」を押して、複数のローラーを回転させながら糊供給装置を運転させる。この時、壁紙を糊付機から外して、壁紙を糊付はしていない状態でローラーを駆動する。
次にステップ24で、作業者が「糊供給装置の起動スイッチ」を押したことで壁紙糊付機の制御部は「ストップウォッチ」を起動させて、糊供給装置によって糊箱内に糊をP3からQ4まで補充する。作業者は補充されている糊の液面の高さを目視しながら「制御領域上限高さHh」まで糊を補充し、「制御領域上限高さHh」に達した時点で「糊供給装置の起動スイッチ」を押すことにより糊供給装置を停止させ、かつ「ストップウォッチ」を停止させて、糊の補充に要した時間T1(T1=P3からQ4まで糊を供給する時間−10秒で算出)を測定し(図9の糊量βを補充するための時間)、この測定した時間T1を3で割った時間(3回補充した為、1回分の値に修正する)を「糊供給装置を運転する時間ST」に加算して、P4以後に、「糊供給装置を運転する時間ST」とする。つまり、次回の補充からは、「糊供給装置を運転する時間ST」を10秒+T1/3秒に修正する。この補充が終わった後、壁紙を糊付ローラーに接触させて上部の蓋を閉めて次の糊付けを開始する。
なお、補充時において、図9のグラフの横軸は複数のローラーが回転して壁紙を搬送して壁紙に糊を塗布している状態の時だけ進ませている時間軸であるので、Q4での糊の補充は壁紙を搬送していない状態で補充しているので、βの糊量を補充している時間は、グラフ上では停止している(垂直で表している)。
以上の説明では、作業者が「糊供給装置の起動スイッチ」を押し、壁紙糊付機の制御部は「ストップウォッチ」を起動させて、βの糊量を補充している時間を正確に測定して補正時間を決定する動作にて説明したが、この操作を何度か繰り返すと、βの糊量を補充する時間T1がどれくらいの時間になるのか作業者はおおよそ予測することができる。そのため、T1の時間を「ストップウォッチ」を起動させずに入力部から補正時間(T1)を入力すれば、補正した「糊供給装置を運転する時間ST」10秒+T1/3秒を算出するような機能を設けておいてもよい。このような実施形態を採用することで、壁紙を糊付けしない状態にしたり、また、壁紙に糊付するようにセットし直したりするという手間を軽減し、効率的に糊付作業ができるようになる。補正時間(T1)を入力するには、入力部において、T1を入力する画面を呼び出し、糊付する壁紙の長さを入力するための数字キーを使用して入力するように構成しておくとよい。
次にステップ25で、図7のステップ11、12を実行し、次の壁紙に糊付けして、図8のステップ21に戻り、「不足」スイッチ、「丁度よい」スイッチ、「次回に行う」スイッチ、「過多」スイッチのいずれかが選択されて押される。
図10のグラフは、壁紙糊付機の制御部が図5で示したグラフの様に糊供給装置を運転/停止させつつ、壁紙の裏面に糊を塗布していく処理を繰り返す過程で、「実際の糊箱内の糊の液面高さ」が、「図5のグラフで推定している糊箱内の糊の液面高さ」よりも高い状態(糊過多)に陥った場合の、「実際の糊箱内の糊の液面高さ」の変位を表している。
「推定している糊箱内の糊の液面高さ」が図5のP1に達した時に、糊供給装置を「糊供給装置を運転する時間ST」の間だけ起動させて、「制御糊量」分の糊を補充したところ、糊箱の中に残っていた糊量は、推定していた糊量よりも多く、補充後の糊箱内部の糊量は多く、P2の時点でも同様に糊箱内部の糊量は多く、P3の時点ではST間だけ起動するとδだけ糊が多く補充されることとなる。
この過多分を修正する為に作業者は、糊箱内の糊の液面の高さを目視しながら、「糊供給装置の起動スイッチ」を押して、糊供給装置を起動させて、図10のQ4の高さまで、つまり、「制御領域上限高さHh」まで糊箱に糊を補充させ、壁紙糊付機の制御部は「ストップウォッチ」を再び起動させて、糊をP3からQ4まで補充するのに要した時間T2を測定する(図10の糊量δを補充するための時間)。そして制御部は次に、この測定した時間T2を「糊供給装置を運転する時間ST」から減算し、3で割った時間(3回補充した為、1回分の値に修正する)を演算し、補充1回の時間に対する補正時間(10−T2)/3を算出する。「糊供給装置を運転する時間ST」から補充1回分の補正時間を減算して、P4以後に、「糊供給装置を運転する時間ST」とする。
つまり、次回の補充からは、制御部は、「糊供給装置を運転する時間ST」を10秒−(10−T2)/3秒に修正する。
本実施例は、壁紙に糊を塗布する動作を継続させた状態で、作業者が糊不足であるという情報を入力すれば、制御部が「糊供給装置を運転する時間ST」を自動修正して糊を補充した後、次回からの「制御領域下限高さHl」を変更する方法の補正処理である。
図11は、「おまかせ設定スイッチ」により、おまかせモードが設定され、壁紙糊付機の制御部が糊を補充しつつ糊付け作業を続けた場合の、実際の糊箱内の糊の液面の変位を示している。以下の説明において、図11において点P9は「糊切れ高さHe」以上で「制御領域下限高さHl」以下のどこかにあり、不足している分の糊の重量は1Kgであると推定し、この1Kg補充するには1.34秒を要し、本実施例の説明ではこれを2秒と仮定する。
Q9からP9の間の糊付け作業中に作業者が、糊不足の状態に陥りそうになったことに気がついて「不足スイッチ」を押すと、壁紙糊付機の制御部は、今糊付け途中の1枚が300cmに達していなくても、糊供給装置を(「糊供給装置を運転する時間ST」=10秒)+2秒の12秒間運転させて、3.6Kgの糊を補充して、糊箱内部の糊の液面の高さをQ10の高さ(「制御領域上限高さHh」まで)に戻した後、壁紙糊付機の制御部は「制御領域下限高さHl」を10%上へ移動させる。つまり、「糊切れ高さHe」から1.5Kg糊量が増えた時の液面高さを「制御領域下限高さHl」と定め直す。
言い換えれば、「制御領域上限高さHh」は以前のままで「制御領域下限高さHl」を10%上へ移動させたので、P10以後では「制御領域上限高さHh」の糊量から2.5Kg減少した時(つまり、「糊切れ高さHe」から1.5Kg糊が多い状態)に糊を補充していくので、P1からP8までの液面高さよりも、P10からP12の液面高さは上昇している。
図11のグラフの右端に「余裕」と記している様に、「糊切れ高さHe」からの余裕を設けた状態(P10〜P13)から糊を補充するので、壁紙糊付機の制御部が推定している糊の量よりも、実際の糊の量が少なくなる傾向の差異を生じる条件での糊付け作業でも、実際の糊量が「糊切れ高さHe」よりも低くなり糊がかすれて塗布されることがない様にすることができるのである。
この後、P13、P14と続けて行く途中で、P14の手前で再び「不足スイッチ」が押されたら、壁紙糊付機の制御部は糊供給装置を(「糊供給装置を運転する時間ST」=10秒)+2秒の12秒間運転させて3.6Kgの糊を補充して、糊箱内部の糊の液面の高さをQ10の高さ(「制御領域上限高さHh」まで)に戻した後、壁紙糊付機の制御部は「制御領域下限高さHl」を更に10%上へ移動させるとともに、P14以後の「糊供給装置を運転する時間STも10%増やして補充する糊量も増やす様に修正する。
逆に「過多スイッチ」が押された場合には、壁紙糊付機の制御部は、「制御領域下限高さHl」を下へ10%移動させて過多分を消費させた後の糊補充時に(「糊供給装置を運転する時間ST」=10秒)−2秒間の補充をすることにより、「制御領域上限高さHh」を10%下へ移動させた後、下へ10%移動させていた「制御領域下限高さHl」をもとの位置へ戻し、「制御領域上限高さHh」から2.5Kg消費した時に補充を行う様に修正する。
実施例2は、差異が生じた場合に、壁紙に糊を塗布する動作が停止した状態で、作業者が供給時間の過不足値を指示して、次回の補充からは修正した「糊供給装置を運転する時間ST」分だけ糊供給装置を運転させて補充する補正処理であるが、実施例3は、差異が生じた場合に、壁紙に糊を塗布する動作を継続させた状態で、作業者が糊不足であるという情報を入力すれば、制御部が「糊供給装置を運転する時間ST」を自動修正して糊を補充した後、次回からの「制御領域下限高さHl」を変更する、あるいは「制御領域上限高さHh」を変更する。
同様の方法で、「制御領域上限高さHh」を上へ「制御領域下限高さHl」を上へ同時に移動させ、また、「制御領域上限高さHh」を下へ「制御領域下限高さHl」を下へ同時に移動させ、また、「制御領域上限高さHh」を下へ「制御領域下限高さHl」を上へ同時に移動させることで補正処理することができる。
本実施例は糊供給装置の補充時間の個別設定をする方法である。
実施例1においては、糊箱が空の状態から「制御領域上限高さHh」まで4.5Kgの糊を補充する為には、15秒間糊供給装置を運転させ、「制御領域下限高さHl」から「制御領域上限高さHh」までの3Kgの糊を補充する為には、10秒間糊供給装置を運転させたが、特殊な糊を使用したり、また、作業者が所有している糊供給装置が特殊であったり、極めて老朽化して単位秒間当たりの補充量が異なる場合に、「糊供給装置を運転する時間ST」を個別に設定することが必要となり、その個別設定方法を 図6のフローに沿って説明する。
次に本実施例における処理フローを説明する。
図6は、糊供給装置を起動させる時間STを得るためのフローを示す。
作業者が壁紙糊付機の制御部内の「時間ST測定スイッチ」を押し、ステップ1において、「糊供給装置の起動スイッチ」を押すと、壁紙糊付機の制御部は、糊供給装置を起動させ、ステップ2において、ローラーを回転させて糊供給装置を起動させ、ステップ3で糊供給装置を起動させた時間を測定する為の「ストップウォッチ」を起動させる。
ステップ4で糊供給装置を停止させる指令が出されていると、ステップ5で作業者が充填された糊の量を見ながら、糊箱内の糊の液面の高さが「制御領域上限高さHh」に達していると、ステップ5で「糊供給装置の起動スイッチ」を再び押して糊供給装置を停止させる。この直後に、壁紙糊付機の制御部は、糊供給装置を起動させていた時間を測定する為の「ストップウォッチ」を停止させる。この時の糊箱内の糊の液面の高さは、図5グラフのQ1の位置にある。
この処理により、糊箱内の糊の液面を「制御領域下限高さHl」から「制御領域上限高さHh」に上昇させる為に、つまり、糊箱内に「制御糊量」に相当する量の糊を補充するために、糊供給装置が必要とする起動時間STを求めることができるので、この「ストップウォッチ」が測定した時間を壁紙糊付機の制御部に「糊供給装置を起動させる時間ST」として記憶させる。
糊箱の中の糊量(液面の高さ)は、図5のグラフのPE(エンプティ)の位置にある。この状態から、作業者が壁紙糊付機の制御部内の「割り込みスイッチ」を押し、ステップ2で壁紙糊付機の複数のローラーを回転させながら、「糊供給装置の起動スイッチ」を押して、糊供給装置を起動させて、糊供給装置の糊容器内の糊を壁紙糊付機の糊箱に充填していく。( 図5のグラフのPE(エンプティ)からP0まで)
作業者が、充填されていく糊の量を、糊箱1に設けられた窓6などから見ながら、「制御領域下限高さHl」まで糊を補充した後、糊供給装置の起動スイッチを再び押して、糊供給装置を一旦停止させる。
この時の液面の高さは、図5のP0の位置にある。
次にステップ3で「時間ST測定スイッチ」を押してから、再び、「糊供給装置の起動スイッチ」を押すと、壁紙糊付機の制御部は、糊供給装置を起動させるとともに、糊供給装置を起動させている間の時間を測定する為の「ストップウォッチ」を起動させる。
次にステップ4で糊箱内の糊の液面の高さが「制御領域上限高さHh」に達すると、ステップ5で「糊供給装置の起動スイッチ」を再び押して糊供給装置を停止させる。この直後に、壁紙糊付機の制御部は、糊供給装置を起動させていた間の時間を測定する為の「ストップウォッチ」を停止させる。この時の糊箱内の糊の液面の高さは、図5グラフのQ1の位置にある。
この処理により、糊箱内の糊の液面は、「制御領域下限高さHl」から「制御領域上限高さHh」に上昇し、つまり、糊箱内に「制御糊量」に相当する量の糊を補充するために、糊供給装置が必要とする起動時間STを求めることができるので、この「ストップウォッチ機能」が測定した時間を壁紙糊付機の制御部に「糊供給装置を運転する時間ST」として記憶させる。
この作業により、壁紙糊付機を工場から出荷するときに制御部に記憶させておいた標準の「糊供給装置を運転する時間ST」に変えて、作業者個々の糊付け作業条件による個別な「糊供給装置を運転する時間ST」を定めることができる。
本実施例は、実施例1〜4に記載した自動糊供給装置において、ドクターローラー4と糊付ローラー3との隙間を自動的に制御部が読込むことができるようにした装置に関する。
図13に示すように、ドクターローラー4の軸13aと同軸上に扇形の偏芯カムの第1歯車13を設け、前記第1歯車を回転させる手回しつまみを軸支する軸14aに第2歯車14を設け、前記第2歯車14をポテンションメータ16(回転型の抵抗器で、回転角度に比例した抵抗値が得られるもの)に取設した第3歯車15に噛合する様に設け、ドクターローラー4と糊付ローラー3との隙間を0.05mm〜3.0mmの範囲で設定を変化させる場合に、ポテンションメータ16(回転型の抵抗器)が、10度から310度回転する様にし(この間に得られる抵抗値の変化は100オームから3.1Kオームに変化になる)、手回しつまみの停止位置に比例した抵抗値を得、壁紙糊付機の制御部がこの抵抗値の変化を電圧の変化に変換して、更にA/D変換することにより、隙間の0.05mm〜3.0mmの変化に比例したデジタル値を得て、現在設定されているドクターローラー4と糊付ローラー3の間隔を自動的に読みとることができる。
この様にすることにより、糊付けをする条件が、表1に定めたいずれであるか、つまり、糊の粘度は「極薄い粘度」か、あるいは、「薄い粘度」か、「濃い粘度」か、「極濃い粘度」のいずれであるかと、糊付ローラーとドクターローラーの隙間が「1.0mm」、「1.5mm」、「2.0mm」、「2.5mm」、「3.0mm」のいずれであるかと、「壁紙の幅」がいくらであるかを、壁紙糊付機の制御部の入力スイッチ(図示せず)から入力したが、糊の粘度と壁紙幅だけを入力すればよい。
本実施例は、実施例1〜4に記載した自動糊供給装置において、図12に示すように壁紙の幅を読みとる手段を有している。壁紙を壁紙糊付機の中央にセットすることは壁紙糊付機を使用する上での約束事となっている。図12では、壁紙の幅を裁断するスリッターを通過した後で、壁紙の幅を読みとる為に壁紙の有無を検知する為のセンサー12を3個配置している。このセンサーは変調した赤外線を照射して被検知物体から反射してくる赤外線の有無により被検知物体の有無を検知するフォトマイクロセンサーである。
センサー12aは中央から340mm端の位置に下向きに取り付け、センサー12bは中央から390mm端の位置に下向きに取り付け、センサー12cは中央から440mm端の位置に下向きに取り付けられている。
センサー12aとセンサー12bとセンサー12cが物体(壁紙)を検知している時は、880mm〜1000mmの幅の壁紙に糊付していると判定し、センサー12aとセンサー12bが物体を検知している時は、780mm〜880mmの幅の壁紙に糊付していると判定し、センサー12aだけが物体(壁紙)を検知している時は、680mm以下の幅の壁紙に糊付していると判定する。
また、設置するセンサーの数を増やせばもっと細かく壁紙の幅を読みとることができるが、この様に3段階の幅の違いを読みとるだけで十分な糊補充精度は得られる。
この様にすることにより、糊付けをする条件が、表1に定めたいずれであるか、つまり、糊の粘度は「極薄い粘度」か、あるいは、「薄い粘度」か、「濃い粘度」か、「極濃い粘度」のいずれであるかと、糊付ローラーとドクターローラーの隙間が「1.0mm」、「1.5mm」、「2.0mm」、「2.5mm」、「3.0mm」のいずれであるかと、「壁紙の幅」がいくらであるかを、壁紙糊付機の制御部の入力スイッチ(図示せず)から入力したが、糊の粘度と糊付ローラーとドクターローラーの間隔の設定値だけを入力すればよい。
壁紙糊付機の概要図。 糊補充時の制御領域上限高さ、下限高さを規定する説明図。 制御装置の機能ブロック図。 糊厚と糊付量の関係説明図。 糊補充における制御糊量と補充時間の関係説明図。 糊供給装置の起動時間を決めるフロー図。 制御糊量に糊補充をするフロー図。 糊補充を補正するフロー図。 糊補充時における制御糊量と補充時間の関係説明図。 糊補充時における制御糊量と補充時間の関係説明図。 糊補充時における制御糊量と補充時間の関係説明図。 壁紙の幅の読み取り手段を示す概要図。 糊厚の読み取り手段を示す概要図。 従来の糊供給装置の動作を示す概要図。 従来の糊供給装置を示す概要図。
符号の説明
1 糊箱
2 糊上げローラー
3 糊付けローラー
4 ドクターローラー
5 検尺ローラー
6 窓
7 原反ロール
8 スリッター
9 送り込みローラー
10 糊供給装置
11 ホース
12 センサー
13 第1歯車
14 第2歯車
15 第3歯車

Claims (8)

  1. 壁紙糊付機に供給される壁紙に糊付される糊量による糊の減少分を制御装置を介して自動補充する壁紙糊付機における自動糊供給方法であって、
    制御装置は、糊供給装置に起動/停止指令を出す為の入力手段
    糊供給装置に起動/停止指令を出す出力手段
    糊の粘度・壁紙の幅・塗布厚み及び糊付け長さで規定される糊付け可能長さが記憶される記憶部と、
    糊付けされた壁紙の長さに応じて発生する検尺パルスから糊付した壁紙長を算出する算出手段
    糊供給量補正手段を有し、
    糊箱の満タン高さの液面から一定量減少した制御領域上限高さと、糊切れ高さから一定量補充した制御領域下限高さにより規定される制御糊量を予め定め、糊供給装置を起動し、制御糊量の糊を補充するための起動時間を求め記憶部に記憶させ前記制御糊量と糊付けされる糊厚等から塗布可能壁紙長さを算出して警告長さを求め前記記憶部に記憶させ、糊が塗布された壁紙の糊付け長さが、前記警告長さに達すると、制御部は、前記起動時間で糊供給装置を起動させて、予め定めた一定量の糊を補充し、糊供給量補正手段は、補充量が制御領域上限高さより増減している場合には制御領域上限高さになるように糊供給装置の起動時間を補正することを特徴とする壁紙糊付機における自動糊供給方法。
  2. 入力手段は、糊補充量の不足、過多及び適正等を入力するスイッチ手段を有し、起動時間を補正することを特徴とする請求項1記載の壁紙糊付機における自動糊供給方法。
  3. 糊供給装置の起動時間の補正は、糊供給の過不足が確認されると、不足スイッチまたは過多スイッチを押すステップと、糊供給の起動スイッチを押し、制御領域上限高さまで糊を補充するステップと、前記ステップにおいて制御領域上限高さまでに糊を補充するに要した時間を測定するステップと、前記ステップにより測定した時間から起動時間を補正する時間を求めるステップからなることを特徴とする請求項1または2記載の壁紙糊付機における自動糊供給方法。
  4. 入力手段は、起動時間を自動修正するおまかせ設定スイッチを有し、おまかせ設定スイッチを押し、不足スイッチまたは過多スイッチを押すと、一定時間起動時間を増減し、制御領域下限高さを上下に移動させることを特徴とする請求項1または2記載の壁紙糊付機における自動糊供給方法。
  5. 糊付長さが警告長に達すると警告を発することを特徴とする請求項1または2記載の壁紙糊付機における自動糊供給方法。
  6. 壁紙糊付機に供給される壁紙に糊付される糊量による糊の減少分を制御装置を介して自動補充する壁紙糊付機における自動糊供給装置であって、
    制御装置は、糊供給装置に起動/停止指令を出す為の入力手段
    糊供給装置に起動/停止指令を出す出力手段
    糊の粘度・壁紙の幅・塗布厚み及び糊付け長さで規定される糊付け可能長さが記憶される記憶部と、
    糊付けされた壁紙の長さに応じて発生する検尺パルスから糊付した壁紙長を算出する算出手段
    糊供給量補正手段を有し、
    糊箱の満タン高さの液面から一定量減少した制御領域上限高さと、糊切れ高さから一定量補充した制御領域下限高さにより求められる制御糊量を予め定め、糊供給装置を起動し、制御糊量の糊を補充するための起動時間を求め記憶部に記憶させる手段、前記制御糊量と糊付けされる糊厚等から塗布可能壁紙の長さを算出して警告長さを求め前記記憶部に記憶させ、糊が塗布された壁紙の糊付け長さが、前記警告長さに達すると、制御部は、前記起動時間で糊供給装置を起動させて、予め定めた一定量の糊を補充し、糊供給量補正手段は、補充量が制御領域上限高さより増減している場合には制御領域上限高さになるように糊供給装置の起動時間を補正することを特徴とする壁紙糊付機における自動糊供給装置。
  7. 請求項6に記載された壁紙糊付機における自動糊供給装置において、ドクターローラーの軸と同軸上に偏芯カムに取設された第1歯車を設け、前記第1歯車を回転させる回転部材を軸支する回転軸に、ポテンションメータに設けた第3歯車と噛合する第2歯車を設け、ドクターローラーと糊付ローラーとの間隔の変位により、ポテンションメータを回転させ、回転部材の停止位置に比例した抵抗値を得、抵抗値をA/D変換することによりドクターローラーと糊付ローラーの間隔を自動的に読み取るようにした壁紙糊付機における自動糊供給装置。
  8. 請求項6に記載された壁紙糊付機における自動糊供給装置において、壁紙の幅を読み取るためのフォトマイクロセンサーを壁紙糊付機の中心位置から一定距離離れた位置を起点として、壁紙糊付機の側部に向けて一定間隔で3個以上設けた壁紙糊付機における自動糊供給装置。
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