JP2002301416A - 壁紙糊付機 - Google Patents
壁紙糊付機Info
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Abstract
る。 【解決手段】 壁紙糊付機において、上下に対向して配
されたロールでシート状壁装材を挟み込んで本体内部に
引き込むピンチロールとは別の検尺ロールを備えた検尺
手段と、この検尺手段による検知結果に基づいて前記駆
動手段を制御する制御手段とを備え、前記検尺手段は、
前記検尺ロールが前記壁装材の表面及び/又は裏面に接
し、壁装材の移動に伴って回転し、前記検尺ロールの回
転角度に応じた検尺信号を発生するものであり、前記制
御手段は、前記検尺信号に基づいて糊付け長さを検知す
ると共に、当該検知結果に基づいて前記駆動手段を制御
するもの。
Description
の壁装材(壁紙)を室内の壁面に貼り付けるために、壁
装材の裏面に糊を連続的に塗布する壁紙糊付機に関する
ものである。
から様々なものが知られている。これらは大別してシー
ト状壁装材を作業者の手で引き出して糊付する手動型の
もの及び壁装材をモータで自動送りする自動型のものに
分けられる。
た糊桶、本体後部からシート状壁装材を取り込むための
一対の上下ロールからなるピンチロール、ピンチロール
の出側でシート状壁装材の裏面に糊桶内の糊を転写する
糊付ロール、糊桶内の糊を糊付ロールの表面に移すため
に糊桶内に配置された糊上げロール、糊上げロールの引
き上げ側で糊付ロール表面の糊量を均一に制限するドク
ターロール、これら各ロールの連動回転伝達系、及び上
ロールの回転量からシート状壁装材の通過長さを測定す
る測長手段とを備えており、作業者は測長手段の表示か
ら必要長さを読みとって所要長の壁装材に糊を塗布して
いる。
されると測長手段の検出結果との比較制御によって自動
的にモータによる壁装材の送りを停止する機能を備えた
自動壁紙糊付機も市販されている。
精度が重要である。一般にその計測誤差はマイナス誤差
であってはならず、好ましくは、可能な限りゼロに近い
プラス誤差の範囲内に収まるように設計される。これ
は、測長結果がマイナス誤差であると、糊付された壁装
材の寸法が工事対象の壁面寸法に不足する事態を招きい
れ壁装材が無駄になるからであり、また余り大きなプラ
ス誤差は切り捨てるべき余剰寸法分が壁装材の無駄を増
やすことになるからである。
からシート状壁装材を取り込むための一対の上下ロール
からなるピンチロールがないため、表面接触回転型のア
ナログ検尺機が糊付機本体とは別に準備しなくてはなら
ない。これは、糊付機本体上部に壁装材の表面に当接し
つつ回転する回転体を備え、この回転体の回転数に応じ
た長さが単に表示されるものであり、作業者はこの検尺
機の表示を参考にしつつシート状壁装材を引き出しなが
ら糊付を行っていた。
壁紙糊付機では、ピンチロールの回転に応じた検尺装置
だった。即ち、ピンチロールの上下ロールがともにゴム
被覆などの弾性材からなる表層部を備えた細い金属芯の
弾性ロールであるため、壁装材の取り込みに必要なピン
チ力は充分であるものの、測長手段の検尺ロールとして
機能する上ロールが壁装材をピンチした際にその表層部
の弾性材に断面変形を生じ、その結果、測長に寄与する
上ロールの実効周長が増加して測長結果が実際よりも大
きな値(つまり実質的なプラス誤差)になる欠点があっ
た。
下ロールが軸撓みにより両端で接触すると上下ロールが
互いにゴム表面同士の接触で滑りを起こすことができな
くなり、一方で糊付ロールによって強い力で引っ張られ
ている壁装材との間に滑りを生じてしまい、測長結果が
実際よりも小さな値(つまり実質的なプラス誤差)にな
るという欠点でもあった。
壁装材自体の材質や種類ごとに誤差が異なる。このた
め、個別の使用時に誤差の調整が必要、誤差は材料の無
駄になる。マイナス誤差により貼着長さよりも短いと必
要分に不足するため、長めに設定しなくてはいけなかっ
た。特に、発泡材系の壁紙の場合には、状態によってそ
の誤差の量や安定度も悪化する。
解消して高い測長精度を達成できる壁紙糊付機を提供す
ることである。
明に係る自動壁紙糊付機は、糊付機本体内に、モータに
よる駆動手段により回転駆動される糊付けロールと、前
記糊付けロールにギアを介して連動されるロールを含む
複数のロールとを備え、前記ロールは、上下に対向して
配されたロールでシート状壁装材を挟み込んで本体内部
に引き込むピンチロールを含み、前記本体の後部から前
記ピンチロールにより引き入れられた前記壁装材を前記
複数のロールによって前方へ送り出しながら前記壁装材
の裏面に前記糊付けロールにより連続的に糊を塗布する
自動壁紙糊付機において、前記ピンチロールとは別の検
尺ロールを備えた検尺手段と、この検尺手段による検知
結果に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを備
え、前記検尺手段は、前記検尺ロールが前記壁装材の表
面及び/又は裏面に接し、壁装材の移動に伴って回転
し、前記検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生
するものであり、前記制御手段は、前記検尺信号に基づ
いて糊付け長さを検知すると共に、当該検知結果に基づ
いて前記駆動手段を制御するものである。
糊付機は、請求項1に記載の制御手段は、前記検尺手段
からの検知信号が検知されなくなったときに、壁装材の
終端部を特定する終端部検知手段を備えているものであ
る。
糊付機は、本体後部から引き入れられるシート状壁装材
を、前記本体の前面側から使用者が手で引き出すことに
より、本体内部に配設された糊付けロールを含む複数の
ロール間の所定の経路に添って移動させ、本体下部に配
設された糊桶内の糊を前記糊付けロールにより前記壁装
材の裏面に連続的に塗布する手動壁紙糊付機において、
前記壁装材の裏面に接する検尺ロールを備えた検尺手段
を備え、前記検尺手段は、前記検尺ロールが前記壁装材
の移動に伴って回転し、前記検尺ロールの回転角度に応
じた検尺信号を発生するものである。
糊付機は、糊付機本体内に、モータによる駆動手段によ
り回転駆動される糊付けロールと、前記糊付けロールに
ギアを介して連動されるロールを含む複数のロールとを
備え、前記ロールは、上下に対向して配されたロールで
シート状壁装材を挟み込んで本体内部に引き込むピンチ
ロールを含み、前記本体の後部から前記ピンチロールに
より引き入れられた前記壁装材を前記複数のロールによ
って前方へ送り出しながら前記壁装材の裏面に前記糊付
けロールにより連続的に糊を塗布する自動壁紙糊付機に
おいて、前記ピンチロールとは別の検尺ロールを備えた
検尺装置を備え、前記検尺装置は、前記検尺ロールが前
記壁装材の裏面に接しつつ壁装材の移動に伴って回転
し、前記検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生
するものである。
糊付機は、請求項4に記載の検尺装置の検尺結果に基づ
いて前記駆動手段を制御する制御装置を更に備えるもの
である。
糊付機は、請求項5に記載の制御装置は、前記検尺装置
からの検知信号が検知されなくなったときに、壁装材の
終端部を特定する終端部検知手段を備えているものであ
る。
糊付機は、糊付機本体内に、モータによる着脱自在の駆
動手段により回転駆動される糊付けロールと、前記糊付
けロールにギアを介して連動されるロールを含む複数の
ロールとを備え、前記ロールは、上下に対向して配され
たロールでシート状壁装材を挟み込んで本体内部に引き
込むピンチロールを含み、搬送される前記シート状壁装
材を搬送方向に沿って切断するスリッタ部を前記糊付機
本体後部に着脱自在に備え、本体の後部の前記スリッタ
部から予め定められた幅に切断しながら前記ピンチロー
ルにより引き入れられた前記壁装材を前記複数のロール
によって前方へ送り出しながら前記壁装材の裏面に前記
糊付けロールにより連続的に糊を塗布する自動壁紙糊付
機において、前記ピンチロールとは別の検尺ロールを本
体後部のスリッタ部に備えた検尺装置と、この検尺装置
による検知結果に基づいて前記駆動手段を制御する制御
装置とを備え、前記検尺装置は、前記検尺ロールが前記
壁装材の裏面に接しつつ壁装材の移動に伴って回転し、
前記検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生する
ものであり、前記制御装置は、前記検尺信号に基づいて
糊付け長さを検知すると共に、当該検知結果に基づいて
前記駆動手段を制御するものである。
糊付機は、請求項7に記載の検尺装置は、前記スリッタ
部の略中央位置に配され、前記検尺ロールへ壁装材の裏
面を押圧する押圧手段を壁装材の表面側に設けたもので
ある。
機は、シート状壁装材の搬送経路中に配置されたテンシ
ョンバーにより前記壁装材に所定のテンションを与えな
がら本体内部に引き込んで、本体内部に設けられた糊付
けロールにより前記壁装材の裏面に糊を塗布する壁紙糊
付機において、前記テンションバー近傍に検尺ロールを
備えた検尺装置を備え、前記テンションバーに前記壁装
材の表面を押圧する押圧手段を設け、前記検尺装置は、
前記検尺ロールが前記壁装材の裏面に接しつつ壁装材の
移動に伴って回転し、前記検尺ロールの回転角度に応じ
た検尺信号を発生するものである。
機において、ピンチロールとは別の検尺ロールを備えた
検尺手段と、この検尺手段による検知結果に基づいて糊
付機の駆動手段を制御する制御手段とを備える。好まし
い検尺手段とは、検尺ロールがシート状壁装材の表面及
び/又は裏面に接してこの壁装材の移動に伴って回転
し、検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生する
ものである。また、好ましい制御手段とは、検尺信号に
基づいて糊付け長さを検知すると共に、当該検知結果に
基づいて自動壁紙糊付機の駆動手段を制御するものであ
る。これにより、高い測長精度が達成できる。
装材を挟み込んで引き込むピンチロールとは別に設け
る。検尺手段は検尺ロールを備える。この検尺ロールは
自動壁紙糊付機によって前方へ送り出されるシート状壁
装材の表面又は裏面に当接され、壁装材の移動に伴って
回転しつつこの回転角度に応じた検尺信号を発する。従
って、検尺手段の設置箇所は、検尺ロールが壁装材の表
面に当接するのであれば糊付ロールよりも下流側及び上
流側を問わないが、壁装材の裏面に当接するのであれ
ば、糊付ロールよりも上流側(即ち、壁装材ロール側)
に設置される。
は裏面に当接されるが、シート状壁装材の表面に当接さ
れる場合には、設置場所について糊付ロールの上流側及
び下流側の限定はない長所があるが、表面に凹凸のある
壁装材等によっては正確な長さが計測できない短所があ
る。また、シート状壁装材の裏面に当接される場合に
は、裏面側(糊付け面)は紙なので表面の変形が殆どな
い。これは裏打ち紙が表装の化粧層によって強化され、
圧縮や伸縮に影響を受けないためだと考えられる。この
ことにより、壁紙表面の状態には左右されずに正確な長
さが計測できる長所があるが、検尺がのりで汚れないた
めに糊付ロールの上流側に設置場所が限定される短所が
ある。全ての壁装材について高い測長精度を達成するた
めには、好ましくは検尺ロールはシート状壁装材の裏面
に当接される。
でスリップしないように当接させる。即ち、壁装材に当
接する検尺ロールの少なくとも周面は滑り難い材質で構
成される。例えば、当接する検尺ロール自身又は周面部
をゴム系材質としたり、周面に多数のスパイク状の突起
を配したり、滑り難い樹脂組成を周面に配したりする。
また、検尺ロールは、好ましくはスリップしない程度の
適当な押圧力が付勢された状態で押圧される。尚、検尺
ロールを変形させたり、発泡材を表装に施した壁装材等
のように表面が変形する材質を施した壁装材を変形させ
たりするほどの押圧力では、測長誤差が生じるため、検
尺ロールの材質及び壁装材の材質に応じて、壁装材との
当接面でスリップせず、種々の材質を変形させない押圧
力を選択する。
壁装材の移動に伴って回転し、その回転角度に応じた検
尺信号を発生させる。即ち、検尺ロールの回転軸等に回
転角度を検出する検出手段を検尺手段に備え、この検出
手段の結果に応じた検尺長さを演算する演算手段とを検
尺手段又は制御手段に備えればよい。
る検知結果に基づいて糊付機の駆動手段を制御するもの
であればよく、例えば、検尺手段による検知結果によっ
て、制御手段に予め入力しておいた糊付長さに達した時
点で駆動手段の制御系統に停止命令を伝達する。この場
合、達した時点で駆動を停止するのではなく、予め設定
された長さ分だけ糊付機から壁装材を排出した後に停止
させるようにしてもよい。
御手段は、検尺手段からの検知信号が検知されなくなっ
たときに、壁装材の終端部を特定する終端部検知手段を
備える。これにより、所謂、壁装材の紙切れ状態を見知
することができる。従って、従来では壁装材の紙切れの
検出のために光電信号素子等のセンサーを壁装材の搬送
経路中に設置していたが、本発明の検尺手段が終端検知
手段として兼用できる。
検尺ロールが回転せずに検尺信号が途切れる。その途切
れた瞬間を検知して、壁装材の終端部と認識する。この
終端部検知手段によって、終端部を検知すると、装置を
止めるか、適当な長さの補正値分だけ送ってから止めれ
ばよい。即ち、検尺位置から送り出し位置までの長さ
は、装置の固有の補正値として持っている。このため、
終端部を検知したら、その時点で駆動を停止する場合に
は、好ましくは、停止と同時に、検知されなくなった時
点での終端部の検尺結果を表示する。更に、検尺位置か
ら排出位置(カット位置)までの長さを補正値として表
示するか、終端部の検尺結果に補正値を加えた修正値
(最後の壁装材の長さ)を表示する。また、終端部を検
知して、補正値分だけ駆動させて停止させる場合には、
好ましくは、修正値を表示させて作業者の誤認を解消す
るようにする。
おいて、作業者によって引出されるシート状壁装材の裏
面に接する検尺ロールを備えた検尺手段を備える。この
検尺手段は検尺ロールが前記壁装材の移動に伴って回転
し、前記検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生
するものである。これにより、高い測長精度が達成でき
る。
当接される。このため、シート状壁装材の裏面側(糊付
け面)は紙なので表面の変形(圧縮や伸縮)が殆どない
ため、表面の状態には左右されずに正確な長さが計測で
きるが、検尺がのりで汚れないために糊付ロールの上流
側に設置場所が限定される。
でスリップしないように当接させる。即ち、壁装材に当
接する検尺ロールの少なくとも周面は滑り難い材質で構
成される。例えば、当接する検尺ロール自身又は周面部
をゴム系材質としたり、周面に多数のスパイク状の突起
を配したり、滑り難い樹脂組成を周面に配したりする。
また、検尺ロールは、好ましくはスリップしない程度の
適当な押圧力が付勢された状態で押圧される。尚、検尺
ロールを変形させたり、発泡材を表装に施した壁装材等
のように表面が変形する材質を施した壁装材を変形させ
たりするほどの押圧力では、測長誤差が生じるため、検
尺ロールの材質及び壁装材の材質に応じて、壁装材との
当接面でスリップせず、種々の材質を変形させない押圧
力を選択する。
壁装材の移動に伴って回転し、その回転角度に応じた検
尺信号を発生させる。即ち、好ましくは、検尺ロールの
回転軸等に回転角度を検出する検出手段と、この検出手
段の結果に応じた検尺長さを演算する演算手段と、作業
者に計測した検尺長さを表示する表示手段とを備える。
おいて、ピンチロールとは別の検尺ロールを備えた検尺
装置を備える。好ましい検尺装置としては、検尺ロール
がシート状壁装材の裏面に接しつつ壁装材の移動に伴っ
て回転し、検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発
生するものである。これにより、高い測長制度が達成で
きる。
体化させる検尺装置に備えられ、ピンチロールとは異な
る。この検尺ロールはシート状壁装材の裏面に当接され
る。このため、シート状壁装材の裏面側(糊付け面)は
紙なので表面の変形が殆どない。これは裏打ち紙が表装
の化粧層によって強化され、圧縮や伸縮に影響を受けな
いためだと考えられる。このことにより、壁紙表面の状
態には左右されずに正確な長さが計測できるが、検尺が
のりで汚れないために糊付ロールの上流側に設置場所が
限定される。
でスリップしないように当接させる。即ち、壁装材に当
接する検尺ロールの少なくとも周面は滑り難い材質で構
成される。例えば、当接する検尺ロール自身又は周面部
をゴム系材質としたり、周面に多数のスパイク状の突起
を配したり、滑り難い樹脂組成を周面に配したりする。
また、検尺ロールは、好ましくはスリップしない程度の
適当な押圧力が付勢された状態で押圧される。尚、検尺
ロールを変形させたり、発泡材を表装に施した壁装材等
のように表面が変形する材質を施した壁装材を変形させ
たりするほどの押圧力では、測長誤差が生じるため、検
尺ロールの材質及び壁装材の材質に応じて、壁装材との
当接面でスリップせず、種々の材質を変形させない押圧
力を選択する。
壁装材の移動に伴って回転し、その回転角度に応じた検
尺信号を発生させる。即ち、検尺ロールの回転軸等に回
転角度を検出する検出手段を検尺装置に備え、この検出
手段の結果に応じた検尺長さを演算する演算手段を検尺
装置又は検尺ロールの回転角度に応じて発生する検尺信
号が送られる制御装置等に備えればよい。例えば、近年
販売している多くの自動糊付機では、モータ等の駆動手
段をコンピュータ制御しているが、この駆動手段を制御
する制御装置に、検尺装置の検尺信号に応じた検尺長さ
を演算する演算手段を兼ねさせてもよい。
の検尺結果に基づいて自動糊付機の駆動手段を制御する
制御装置を更に備える。例えば、検尺装置による検知結
果によって、制御装置に予め入力しておいた糊付長さに
達した時点で駆動手段の制御系統に停止命令を伝達す
る。この場合、達した時点で駆動を停止するのではな
く、予め設定された長さ分だけ糊付機から壁装材を排出
した後に停止させるようにしてもよい。
御装置は、検尺装置からの検知信号が検知されなくなっ
たときに、壁装材の終端部を特定する終端部検知手段を
備える。これにより、所謂、壁装材の紙切れ状態を見知
することができる。従って、従来では壁装材の紙切れの
検出のために光電信号素子等のセンサーを壁装材の搬送
経路中に設置していたが、本発明の検尺装置が終端検知
手段として兼用できる。
検尺ロールが回転せずに検尺信号が途切れる。その途切
れた瞬間を検知して、壁装材の終端部と認識する。この
終端部検知手段によって、終端部を検知すると、装置を
止めるか、適当な長さの補正値分だけ送ってから止めれ
ばよい。即ち、検尺位置から送り出し位置までの長さ
は、装置の固有の補正値として持っている。このため、
終端部を検知したら、その時点で駆動を停止する場合に
は、好ましくは、停止と同時に、検知されなくなった時
点での終端部の検尺結果を表示する。更に、検尺位置か
ら排出位置(カット位置)までの長さを補正値として表
示するか、終端部の検尺結果に補正値を加えた修正値
(最後の壁装材の長さ)を表示する。また、終端部を検
知して、補正値分だけ駆動させて停止させる場合には、
好ましくは、修正値を表示させて作業者の誤認を解消す
るようにする。
による着脱自在の駆動手段により回転駆動される糊付け
ロールと、糊付けロールにギアを介して連動されるロー
ルを含む複数のロールとを備え、この複数のロールは、
上下に対向して配されたロールでシート状壁装材を挟み
込んで本体内部に引き込むピンチロールを含み、搬送さ
れる前記シート状壁装材を搬送方向に沿って切断するス
リッタ部を前記糊付機本体後部に着脱自在に備え、本体
の後部の前記スリッタ部から予め定められた幅に切断し
ながら前記ピンチロールにより引き入れられた前記壁装
材を前記複数のロールによって前方へ送り出しながら前
記壁装材の裏面に前記糊付けロールにより連続的に糊を
塗布する自動壁紙糊付機において、前記ピンチロールと
は別の検尺ロールを本体後部のスリッタ部に備えた検尺
装置とこの検尺装置による検知結果に基づいて前記駆動
手段を制御する制御装置とを備え、検尺装置は、検尺ロ
ールが壁装材の裏面に接しつつ壁装材の移動に伴って回
転し、検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生す
るものであり、制御装置は、検尺信号に基づいて糊付け
長さを検知すると共に、当該検知結果に基づいて駆動手
段を制御するものである。これにより、高い測長精度が
達成できる。
部に備えられ、検尺ロールはピンチロールとは異なる。
多くの場合にスリッタ部は、糊付機の洗浄時には取り外
されるため、このスリッタ部に設けられた検尺装置も取
り外されることになるため、洗浄水等がかかることがな
く、故障も少ない。
中のシート状壁装材の裏面に当接される。このため、検
尺装置は、スリッタ部の切断刃の邪魔にならない位置、
好ましくは、スリッタ部の略中央位置に配される。ま
た、シート状壁装材の裏面側(糊付け面)は紙なので表
面の変形(圧縮や伸縮)が殆どないため、表面の状態に
は左右されずに正確な長さが計測できる。
でスリップしないように当接させる。即ち、壁装材に当
接する検尺ロールの少なくとも周面は滑り難い材質で構
成される。例えば、当接する検尺ロール自身又は周面部
をゴム系材質としたり、周面に多数のスパイク状の突起
を配したり、滑り難い樹脂組成を周面に配したりする。
また、検尺ロールは、好ましくはスリップしない程度の
適当な押圧力が付勢された状態で押圧される。好ましい
態様としては、検尺ロールへ壁装材の裏面を押圧する押
圧手段を壁装材の表面側に設ける。尚、検尺ロールを変
形させたり、発泡材を表装に施した壁装材等のように表
面が変形する材質を施した壁装材を変形させたりするほ
どの押圧力では、測長誤差が生じるため、検尺ロールの
材質及び壁装材の材質に応じて、壁装材との当接面でス
リップせず、種々の材質を変形させない押圧手段の押圧
力を調整する。
壁装材の移動に伴って回転し、その回転角度に応じた検
尺信号を発生させる。即ち、検尺ロールの回転軸等に回
転角度を検出する検出手段を検尺装置に備え、この検出
手段の結果に応じた検尺長さを演算する演算手段を検尺
装置又は検尺ロールの回転角度に応じて発生する検尺信
号が送られる制御装置等に備えればよい。例えば、近年
販売している多くの自動糊付機では、モータ等の駆動手
段をコンピュータ制御しているが、この駆動手段を制御
する制御装置に、検尺装置の検尺信号に応じた検尺長さ
を演算する演算手段を兼ねさせてもよい。
の検尺結果に基づいて自動糊付機の駆動手段を制御する
制御装置を更に備える。例えば、検尺装置による検知結
果によって、制御装置に予め入力しておいた糊付長さに
達した時点で駆動手段の制御系統に停止命令を伝達す
る。この場合、達した時点で駆動を停止するのではな
く、予め設定された長さ分だけ糊付機から壁装材を排出
した後に停止させるようにしてもよい。
御装置は、検尺装置からの検知信号が検知されなくなっ
たときに、壁装材の終端部を特定する終端部検知手段を
備える。これにより、所謂、壁装材の紙切れ状態を見知
することができる。従って、従来では壁装材の紙切れの
検出のために光電信号素子等のセンサーを壁装材の搬送
経路中に設置していたが、本発明の検尺装置が終端検知
手段として兼用できる。
検尺ロールが回転せずに検尺信号が途切れる。その途切
れた瞬間を検知して、壁装材の終端部と認識する。この
終端部検知手段によって、終端部を検知すると、装置を
止めるか、適当な長さの補正値分だけ送ってから止めれ
ばよい。即ち、検尺位置から送り出し位置までの長さ
は、装置の固有の補正値として持っている。このため、
終端部を検知したら、その時点で駆動を停止する場合に
は、好ましくは、停止と同時に、検知されなくなった時
点での終端部の検尺結果を表示する。更に、検尺位置か
ら排出位置(カット位置)までの長さを補正値として表
示するか、終端部の検尺結果に補正値を加えた修正値
(最後の壁装材の長さ)を表示する。また、終端部を検
知して、補正値分だけ駆動させて停止させる場合には、
好ましくは、修正値を表示させて作業者の誤認を解消す
るようにする。
したが、それ以外にも、好ましい態様としては、シート
状壁装材の搬送経路中に配置されたテンションバーの近
傍に検尺装置を配してもよい。また、押圧機構をテンシ
ョンバーと一体化させてもよい。
説明図である。図に示す通り、糊付機本体1を構成する
上部構体2及び下部構体3内に、複数のロールが互いに
ギアを介して配列されているものである。又、下部構体
3内には、糊を収容している糊桶4が備えられている。
下、クロスと記す)を糊付機本体1内に後部側から取り
込むためのピンチロールを構成する上側ピンチロール
(不図示)と、クロスに糊付機本体1の前部方向への送
り出し張力を付与するためのドライブロール12と、こ
れら上側ピンチロールとドライブロール12との間でク
ロスを上から押さえて追従回転する押さえロール11と
が、互いに所定間隔で平行に配列されるように、それぞ
れ上部構体2の側板に軸支されている。
ロール10と対になってピンチロールを構成する下側ピ
ンチロール(送り出しロール)(不図示)と、糊上げロ
ール(不図示)から転写された糊をクロス裏面に塗布す
る糊付けロール(不図示)と、糊付けロールに接して糊
量を調節するドクターロール(不図示)と、前記ドライ
ブロール12と共にクロスに適度な張力を与えて前部方
向へ送り出す均しロール16とが、互いに所定間隔を持
って平行に配列されるように、下部構体3の側板に軸支
されている。また糊上げロール(不図示)は、糊桶4の
内部両側面に軸支されている。
れており、駆動制御装置M内のモータの回転軸に、糊付
けロールの一端側の回転軸が連結されており、モータの
駆動によって糊付けロールが回転駆動される。駆動制御
装置Mへ入力された作動条件等の制御情報を含む作動命
令によって糊付けロールがモータによって回転駆動され
ると、糊付けロールにギアを介して連結されている他の
ロール(13〜16)も連動して回転駆動する。
け作業においては、まず、下部構体3に対して上部構体
2を開いた状態とし、糊付機本体1の後部に取付けられ
たスリッタ20を通過して所定幅に調整されるクロスの
先端を引き出し、その先端が本体全面側に垂れるように
クロスを下側ピンチロール,糊付けロール,均しロール
16の上に載せ、上部構体2を閉じ、クロスの挟み込み
状態を得る。
いて、駆動制御装置Mからの初期設定指令によって、初
期設定量だけ駆動が開始される。この初期駆動によって
ギアでそれぞれ連結された各ロールが所定の周速比で回
転を始めると、糊上げロールが糊桶4内の糊を載せ上げ
つつ、糊付けロールへ糊を転写する。糊付けロールの表
面へ転写された糊は、ドクターロールで所定量に調整さ
れたのち、押さえロール11を介して糊付けロールの頭
頂部に送られてくるクロスの裏面に転写塗布される。
長等の条件設定を駆動制御装置Mへ入力し、駆動制御装
置Mからの作動命令によってモータによる装置の回転駆
動が開始されると、裏面全面に糊付けされたクロスが、
本体前面から送り出され、所望の長さでカッタで切断さ
れる。この所望長さの糊付け済みクロスが所望枚数得ら
れたら、駆動制御装置Mからの停止命令によってモータ
が装置駆動を停止し、次のクロスの所望長さが入力さ
れ、作動命令が生じると再び装置駆動を始める。通常、
作業現場ではこの操作が繰り返し行われる。
図、図3は図2の正面図である。各図は壁紙糊付機1の
スリッタ部20の中央構成を示す。図2に示す通り、ス
リッタ部のステー面21中央部にステー切欠部22が穿
設され、このステー切欠部22から硬質ゴム製の検尺ロ
ール23の周の一部がステー面21から若干逸出した状
態となるように検尺ロール23の回転軸24が一組のブ
ラケット25で軸止されている。回転軸24の一端部に
は、多数の小さな磁石26が均等に配されたマグネット
フィン27が取付けてあり、マグネットフィン27の一
周縁部は一方のブラケット25に固定されたセンサ基盤
28に支えられたセンサ29で覆われている。
リッタ部20の下位位置でクロス幅方向に渡されたテン
ションバー30に一端が接合された押さえステー31が
押圧手段として配される。クロスはスリッタ部に搬送さ
れる際に所定のテンションを与えられるため、スリッタ
部20を備えた糊付機下部構体3とテンションバー30
との間に挟まれ、図3に示したステー面21を下から上
へ搬送される。このステー面21上を移動中にクロスの
両幅端縁部は、スリッタで所定の幅に切断され、中央部
では押さえステー31で検尺ロール24に押さえられな
がら検尺されることとなる。
の誘起電力変化を計測し、検尺ロール24の回転角度に
応じた検尺信号を発生する。検尺信号は図示しない配線
によって、駆動制御装置Mに送られ、この制御装置M内
の演算手段で検尺信号に応じた検尺長さを演算する。制
御装置Mには、糊付すべき糊付長さを予め入力してお
き、この糊付長さに達した時点で駆動手段の制御系統に
停止命令を伝達する。この場合、達した時点で駆動を停
止するのではなく、予め設定された長さ分だけ糊付機か
ら壁装材を排出した後に停止させるようにしてもよい。
知信号が検知されなくなったときに、壁装材の終端部を
特定する終端部検知手段を備える。これにより、所謂、
壁装材の紙切れ状態を見知することができる。即ち、検
尺装置Mでは、クロスが無くなると検尺ロール24が回
転せずにセンサ29からの検尺信号が途切れる。その途
切れた瞬間を検知して、クロスの終端部と認識する。
例の構成を示す説明図である。本実施例は、実施例1に
示したような自動壁紙糊付機の上部構体に配したもので
あるため、同様の構成については、同一の符号を伏す。
図4に示す通り、上部構体2内には、クロスCを糊付機
本体内に後部側から取り込むためのピンチロールを構成
する上側ピンチロール10と、クロスに糊付機本体1の
前部方向への送り出し張力を付与するためのドライブロ
ール12と、これら上側ピンチロール10とドライブロ
ール12との間でクロスを上から押さえて追従回転する
押さえロール11とが、互いに所定間隔で平行に配列さ
れるように、それぞれ上部構体2の側板に軸支されてい
る。
ロール10と対になってピンチロールを構成する下側ピ
ンチロール(送り出しロール)13と、糊上げロール
(不図示)から転写された糊をクロス裏面に塗布する糊
付けロール15と、糊付けロールに接して糊量を調節す
るドクターロール14と、前記ドライブロール12と共
にクロスに適度な張力を与えて前部方向へ送り出す均し
ロール16とが、互いに所定間隔を持って平行に配列さ
れるように、下部構体3の側板に軸支されている。また
糊上げロール(不図示)は、糊桶4の内部両側面に軸支
されている。
と同様に、ブラケット45に回転軸44の両端部を軸止
された検尺ロール43がある。回転軸44の一端部に
は、多数の小さな磁石46が均等に配されたマグネット
フィン47が取付けてあり、マグネットフィン47の一
周縁部は回転軸の一端部を支持するブラケット45に固
定されたセンサ基盤48に支えられたセンサ49で覆わ
れている。
には、送り出しロール13の上部野市部を覆う送り出し
ステー40が配されており、この送り出しステー40に
よってクロスCはテンションを与えられつつ上側ピンチ
ロール10と下側ピンチロール(送り出しロール)13
とにより引き入れられる。検尺ロール43が軸止される
ブラケット45は、自動壁紙糊付機の上部構体2を構成
する一対の横枠材41の後方材のほぼ中央に装着された
ブラケット固定具42に軸止されている。このため、検
尺ロール43は自身の重さによって送り出しステー40
上のクロスCの表面に当接する。これにより、検尺の際
にスリップしないように当接させることができる。
の誘起電力変化を計測し、検尺ロール44の回転角度に
応じた検尺信号を発生する。検尺信号は図示しない配線
によって、駆動制御装置Mに送られ、この制御装置M内
の演算手段で検尺信号に応じた検尺長さを演算する。制
御装置Mには、糊付すべき糊付長さを予め入力してお
き、この糊付長さに達した時点で駆動手段の制御系統に
停止命令を伝達する。この場合、達した時点で駆動を停
止するのではなく、予め設定された長さ分だけ糊付機か
ら壁装材を排出した後に停止させるようにしてもよい。
は、検尺装置からの検知信号が検知されなくなったとき
に、壁装材の終端部を特定する終端部検知手段を備えて
もよい。これにより、所謂、壁装材の紙切れ状態を見知
することができる。即ち、検尺装置Mでは、クロスが無
くなると検尺ロール44が回転せずにセンサ49からの
検尺信号が途切れる。その途切れた瞬間を検知して、ク
ロスの終端部と認識することができる。
を示す説明図である。図に示す通り、糊付機本体61に
は内部の糊桶上で開閉可能な上部構体62が後面側でヒ
ンジ接続されていて、クロスCは上部構体62の下を通
っている。
上方から押える2本の抑えロール71とドライブロール
72とが取付けられている。糊付機本体61の糊桶64
には、自身に付いた糊をクロスC裏面に転写塗布する糊
付ロール75と、クロスC裏面に転写塗布する糊の量を
調整するためのドクターロール74と、クロスC裏面に
塗布された糊を均一にならす均しロール76とが取付け
られている。
しロール76とは、互いにギアにより連動されている。
実際の操作は、クロスCの裏面を糊付ロール75、均し
ロール76に接触させ、クロスCの表面を抑えロール7
1とドライブロール72とに接触させる。クロスCを手
でもって前方に引き出す。この時の引き出しによって、
互いに連動したドライブロール72、糊付ロール75、
均しロール76が回動し、糊をクロスCに転写塗布す
る。
が切断面を斜めにして装着されている。このスリッター
の中央部には、図の波線円内に示した検尺装置が配され
ている。この検尺装置は実施例1と同様に、スリッタ部
80のステー面81中央部にステー切欠部が穿設され、
このステー切欠部から硬質ゴム製の検尺ロール83の周
の一部がステー面81から若干逸出した状態となるよう
に検尺ロール83の回転軸84が一組のブラケット85
で軸止されている。回転軸84の一端部には、多数の小
さな磁石86が均等に配されたマグネットフィン87が
取付けてあり、マグネットフィン87の一周縁部は一方
のブラケット85に固定されたセンサ基盤88に支えら
れたセンサ89で覆われている。
機(機械1)と、実施例2で示したクロスの表面を検尺
する自動壁紙糊付機(機械2)との寸法制度を計測し
た。比較した従来の自動壁紙糊付機は、クロス表面に接
するピンチロールを検尺ロールとしている自動壁紙糊付
機を用いた。詳しくは、図4に示した上側ピンチロール
10を検尺ロールとする自動壁紙糊付機(機械3)とク
ロスに対して垂直にピンチする上側ピンチロールを検尺
ロールとする自動壁紙糊付機(機械4)とを比較として
用いた。
泡クロスと発泡無クロスを4m機械に通して、実際の長
さを測定した。尚、個々の測長誤差を極力無くす為、セ
ンサーで停止した位置から測定を開始した。試験結果を
次の表1に示す。
ロールの測長バラツキが一番小さくなった。これはクロ
ス裏面が、紙面である為、ローラーを接触させても、伸
縮が無い事が要因であると思われた。
度を達成できる壁紙糊付機を得ることができるという効
果がある。
す説明図である。
施例の構成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 糊付機本体内に、モータによる駆動手段
により回転駆動される糊付けロールと、前記糊付けロー
ルにギアを介して連動されるロールを含む複数のロール
とを備え、 前記ロールは、上下に対向して配されたロールでシート
状壁装材を挟み込んで本体内部に引き込むピンチロール
を含み、 前記本体の後部から前記ピンチロールにより引き入れら
れた前記壁装材を前記複数のロールによって前方へ送り
出しながら前記壁装材の裏面に前記糊付けロールにより
連続的に糊を塗布する自動壁紙糊付機において、 前記ピンチロールとは別の検尺ロールを備えた検尺手段
と、この検尺手段による検知結果に基づいて前記駆動手
段を制御する制御手段とを備え、 前記検尺手段は、前記検尺ロールが前記壁装材の表面及
び/又は裏面に接し、壁装材の移動に伴って回転し、前
記検尺ロールの回転角度に応じた検尺信号を発生するも
のであり、 前記制御手段は、前記検尺信号に基づいて糊付け長さを
検知すると共に、当該検知結果に基づいて前記駆動手段
を制御するものであることを特徴とする自動壁紙糊付
機。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記検尺手段からの検
知信号が検知されなくなったときに、壁装材の終端部を
特定する終端部検知手段を備えているものであることを
特徴とする請求項1に記載の自動壁紙糊付機。 - 【請求項3】 本体後部から引き入れられるシート状壁
装材を、前記本体の前面側から使用者が手で引き出すこ
とにより、本体内部に配設された糊付けロールを含む複
数のロール間の所定の経路に添って移動させ、本体下部
に配設された糊桶内の糊を前記糊付けロールにより前記
壁装材の裏面に連続的に塗布する手動壁紙糊付機におい
て、 前記壁装材の裏面に接する検尺ロールを備えた検尺手段
を備え、 前記検尺手段は、前記検尺ロールが前記壁装材の移動に
伴って回転し、前記検尺ロールの回転角度に応じた検尺
信号を発生するものであることを特徴とする手動壁紙糊
付機。 - 【請求項4】 糊付機本体内に、モータによる駆動手段
により回転駆動される糊付けロールと、前記糊付けロー
ルにギアを介して連動されるロールを含む複数のロール
とを備え、 前記ロールは、上下に対向して配されたロールでシート
状壁装材を挟み込んで本体内部に引き込むピンチロール
を含み、 前記本体の後部から前記ピンチロールにより引き入れら
れた前記壁装材を前記複数のロールによって前方へ送り
出しながら前記壁装材の裏面に前記糊付けロールにより
連続的に糊を塗布する自動壁紙糊付機において、 前記ピンチロールとは別の検尺ロールを備えた検尺装置
を備え、 前記検尺装置は、前記検尺ロールが前記壁装材の裏面に
接しつつ壁装材の移動に伴って回転し、前記検尺ロール
の回転角度に応じた検尺信号を発生するものであること
を特徴とする自動壁紙糊付機。 - 【請求項5】 前記検尺装置の検尺結果に基づいて前記
駆動手段を制御する制御装置を更に備えることを特徴と
する請求項4に記載の自動壁紙糊付機。 - 【請求項6】 前記制御装置は、前記検尺装置からの検
知信号が検知されなくなったときに、壁装材の終端部を
特定する終端部検知手段を備えているものであることを
特徴とする請求項5に記載の自動壁紙糊付機。 - 【請求項7】 糊付機本体内に、モータによる着脱自在
の駆動手段により回転駆動される糊付けロールと、前記
糊付けロールにギアを介して連動されるロールを含む複
数のロールとを備え、 前記ロールは、上下に対向して配されたロールでシート
状壁装材を挟み込んで本体内部に引き込むピンチロール
を含み、 搬送される前記シート状壁装材を搬送方向に沿って切断
するスリッタ部を前記糊付機本体後部に着脱自在に備
え、 本体の後部の前記スリッタ部から予め定められた幅に切
断しながら前記ピンチロールにより引き入れられた前記
壁装材を前記複数のロールによって前方へ送り出しなが
ら前記壁装材の裏面に前記糊付けロールにより連続的に
糊を塗布する自動壁紙糊付機において、 前記ピンチロールとは別の検尺ロールを本体後部のスリ
ッタ部に備えた検尺装置と、この検尺装置による検知結
果に基づいて前記駆動手段を制御する制御装置とを備
え、 前記検尺装置は、前記検尺ロールが前記壁装材の裏面に
接しつつ壁装材の移動に伴って回転し、前記検尺ロール
の回転角度に応じた検尺信号を発生するものであり、 前記制御装置は、前記検尺信号に基づいて糊付け長さを
検知すると共に、当該検知結果に基づいて前記駆動手段
を制御するものであることを特徴とする自動壁紙糊付
機。 - 【請求項8】 前記検尺装置は、前記スリッタ部の略中
央位置に配され、 前記検尺ロールへ壁装材の裏面を押圧する押圧手段を壁
装材の表面側に設けたことを特徴とする請求項7に記載
の自動壁紙糊付機。 - 【請求項9】 シート状壁装材の搬送経路中に配置され
たテンションバーにより前記壁装材に所定のテンション
を与えながら本体内部に引き込んで、本体内部に設けら
れた糊付けロールにより前記壁装材の裏面に糊を塗布す
る壁紙糊付機において、 前記テンションバー近傍に検尺ロールを備えた検尺装置
を備え、 前記テンションバーに前記壁装材の表面を押圧する押圧
手段を設け、 前記検尺装置は、前記検尺ロールが前記壁装材の裏面に
(適当な押圧力が付勢された状態で)接し、壁装材の移
動に伴って回転し、前記検尺ロールの回転角度に応じた
検尺信号を発生するものであることを特徴とする壁紙糊
付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106677A JP2002301416A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 壁紙糊付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106677A JP2002301416A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 壁紙糊付機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002301416A true JP2002301416A (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18959137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001106677A Pending JP2002301416A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 壁紙糊付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002301416A (ja) |
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