JP2015120096A - 液体塗布装置、画像形成システム及び液体塗布装置の制御方法 - Google Patents

液体塗布装置、画像形成システム及び液体塗布装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転するローラによって液体を供給して対象物に塗布する液体塗布装置において、対象物への液体の塗布が不十分となってしまうことを防ぐこと。【解決手段】対象物への液体の塗布を開始する際に、スクイーズローラ212が回転することによって供給パン213内におけるスクイーズローラ212の周囲の液面に偏りが生じた状態における液面高さが、液体が対象物に十分塗布されるように予め定められた液面高さになるように、供給パン213に対して液体を補充した後に液体の塗布を開始するように制御する。【選択図】図3

Description

液体塗布装置、画像形成システム及び液体塗布装置の制御方法に関し、特に、塗布するべき液体の供給の制御に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる画像形成装置においては、滲み、濃度変動、色調変動や裏写りといった印刷品質に影響する状態を回避して印刷品質を向上するため、インクの色材を凝集させるための処理液を前処理によって塗布する技術が一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1においては、処理液の入った容器に浸された状態で設けられるスクイーズローラが処理液に浸された状態で回転することにより、塗布ローラに対して処理液が供給される構成となっている。
このような機構において、スクイーズローラによって塗布ローラに処理液が供給されることにより処理液が消費されるため、上述した容器に対して随時処理液を補充する必要がある。その一態様として、所定の液面高さ毎に応じて複数設けられたセンサにより容器中の処理液の液面の高さを検知する方法が用いられる。
しかしながら、スクイーズローラが回転することにより、その回転方向によって容器内でも液面に差が生じる。例えば、スクイーズローラの表面が上から下に向かう方向の液面はローラ表面の移動に応じて液面が下方に下がる。これに対して、スクイーズローラの表面が下から上に向かう方向の液面はローラ表面の移動に応じて液面が上方に上がる。
このようなスクイーズローラの回転に応じた液面の偏りにより、スクイーズローラが十分に処理液に浸った状態ではなくなってしまい、その結果ロール紙への処理液の塗布が不十分となってしまう。尚、このような問題は、画像形成装置における処理液の塗布機構に限らず、回転するローラによって液体を供給して塗布する液体塗布装置であれば同様に問題となり得る。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、回転するローラによって液体を供給して対象物に塗布する液体塗布装置において、対象物への液体の塗布が不十分となってしまうことを防ぐことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、対象物に対して液体を塗布する液体塗布装置であって、塗布するべき液体が入った容器に浸された状態で回転することにより、対象物に液体を塗布する液体塗布部に対して、前記塗布するべき液体を供給する供給ローラと、前記容器に対して前記液体を補充する液体補充部と、装置の動作を制御する制御部とを含み、前記制御部は、前記対象物への前記液体の塗布を開始する際に、前記供給ローラが回転することによって前記容器内における前記ローラの周囲の液面に偏りが生じた状態における液面高さが、前記液体が前記対象物に十分塗布されるように予め定められた液面高さになるように、前記容器に対して前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、回転するローラによって液体を供給して対象物に塗布する液体塗布装置において、対象物への液体の塗布が不十分となってしまうことを防ぐことが可能となる。
本発明の実施形態に係る前処理液塗布装置を含む画像形成システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る前処理液塗布装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理液残量の検知機構を示す図である。 本発明の実施形態に係る前処理液塗布装置の制御構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理液残量の液面変動を示す図である。 本発明の実施形態に係る前処理液塗布装置の制御動作を示すフローチャートである。 本実施形態の比較例に係る前処理液塗布装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る前処理液塗布装置による効果を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理液補充期間の決定に係る情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る前処理液塗布装置の制御動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、ロール紙を用いるインクジェットタイプの画像形成装置を含む画像形成システムにおいて、画像形成装置による画像形成出力の前に紙面上に液体を塗布する液体塗布装置を特徴として説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成システム全体の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、ロール状に巻かれたロール紙Sを送り出す前処理機1、前処理機1から送り出されたロール紙Sの表面に液体を塗布する前処理液塗布装置2、前処理液塗布装置2によって液体が塗布されたロール紙に対して色材を吐出して画像を形成するインクジェットプリンタ本体3及び画像が形成された用紙を巻き取る後処理機4を含む。即ち、本実施形態においては、前処理液塗布装置2が液体塗布装置として機能する。
図1に示すような構成において、本実施形態に係る要旨は、前処理液塗布装置2においてロール紙表面に塗布される液体の残量検知の構成にある。前処理液塗布装置2においては、ロール紙Sの表面を改質するための改質剤である処理液をロール紙に塗布する。処理液がロール紙Sの表面全体に塗布されることにより、インクジェットプリンタ本体3においてロール紙S表面に吐出されたインクの水分が速やかにロール紙Sに浸透すると共に色成分が増粘し、更に乾燥も早められる。
これにより、ロール紙S状に吐出されたインクの滲み、濃度変動、色調変動、裏写り等が防止されて印刷品質が高められると共に、乾燥のために要する時間が短縮することによって印刷の生産性が向上される。即ち、処理液が定着剤として機能する。尚、本実施形態においては、前処理液塗布装置2によって処理液が塗布される対象としてロール紙を例として説明するが、材質としては紙に限らず、フィルムやプラスチックシート等でも良い。
次に、本実施形態に係る前処理液塗布装置2の構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、本実施形態に係る前処理液塗布装置2は、前処理機1から搬送されたロール紙を装置内で搬送するための複数の搬送ローラ21a、21b(以降、総じて「搬送ローラ21」とする)を含む。搬送ローラ21によって構成されるロール紙の搬送経路において、ロール紙の表面に処理液を塗布する表面塗布装置210、裏面に処理液を塗布する裏面塗布装置220が夫々設けられている。
図3は、本実施形態に係る表面塗布装置210の構成を示す図である。尚、図3においては表面塗布装置210を例として説明するが、裏面塗布装置220も同一の構成を有する。図3に示すように、表面塗布装置210は、円筒状の塗布ローラ211、この塗布ローラ211に塗布液を薄膜化して転写するスクイーズローラ212によって構成される。即ち、塗布ローラ211が、対象物であるロール紙に対して液体を塗布する液体塗布部であり、スクイーズローラ212が、塗布部である塗布ローラ211に対して処理液を供給する供給ローラである。また、スクイーズローラ212は処理液を入れておく容器状の供給パン213内の処理液に浸された状態で設けられている。
供給パン213の処理液が満たされる容器は、チューブ214で液面の高さを計測するセンサ217に接続している。センサ217も供給パン213と同様に処理液を入れておく容器状の形態を有する。供給パン213の底面とセンサ217の底面とがチューブ214によって接続されており、これにより、供給パン213の液面高さとセンサ217の液面高さとは同一となる。
センサ217には、内部の処理液の制御上限に対応する液面Lに対応する液面センサ221、処理液の制御下限に対応する液面Lに対応する液面センサ223及び液面LとLとの中間に対応する液面Lに対応する液面センサ222が設けられており、異なる複数の液面の高さを検知可能である。処理液の制御上限とは、供給パン213に補充可能な処理液の限界量に対応する。また、制御下限とは、供給パン213に最低限補充しておくべき処理液の量に対応する。
また、供給パン213には処理液補充路215が設けられている。処理液補充路215には処理液補充弁216が設けられており、この処理液補充弁216及び処理液補充路215を介して供給パン213に処理液が補充される。即ち、処理液補充路215及び処理液補充弁216が液体補充部として機能する。図3に示す液面センサ221〜223の検知結果に基づいて処理液補充弁216が制御され、液面Lを下回らず、且つ液面Lを超えないように処理液が補充される。
次に、本実施形態に係る前処理液塗布装置2の制御構成について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る前処理液塗布装置2の制御構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係る前処理液塗布装置2においては、コントローラ230が装置各部の構成を制御するように構成されている。
コントローラ230は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM(Read Only Memory)や不揮発性メモリ並びにNV−RAM(Non Volatile−Random Access Memory)や光学ディスク等の不揮発性記録媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムに従ったCPU(Central Processing Unit)の演算によって構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ230が構成される。
図4に示すように、コントローラ230は、主制御部231、搬送制御部232、センサ制御部233、弁制御部234及び塗布制御部235を含む。主制御部231は、コントローラ230に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ230の各部に命令を与える。搬送制御部232は、主制御部231の制御に従い、搬送ローラ21の回転を制御し、ロール紙を搬送させる。
センサ制御部233は、上述した液面センサ221、222、223が出力する検知信号を取得し、主制御部231に入力する。弁制御部234は、主制御部231の制御に従い、処理液補充弁216の開閉を制御し、供給パン213への処理液の補充を制御する。塗布制御部235は、主制御部231の制御に従い、スクイーズローラ212及び塗布ローラ211の回転を制御し、スクイーズローラ212から塗布ローラ211への処理液の補充及び塗布ローラ211による処理液の塗布を制御する。
このような構成において、本実施形態に係る要旨は、弁制御部234による処理液の補充制御にある。まず、本実施形態において解決するべき課題の詳細について、図5を参照して説明する。図5は、図3に示す表面塗布装置210の構成において、スクイーズローラ212及び塗布ローラ211が回転している場合の液面の状態の例を示す図である。
図5に示すように、スクイーズローラ212が図中で時計回りに回転すると共に塗布ローラ211が図中で反時計回りに回転すると、スクイーズローラ212の回転に従い、供給パン213内の処理液の液面に偏りが生じることとなる。スクイーズローラ212の表面は、処理液に浸かっている状態において図中右から左に移動する。そのため、供給パン213内の処理液は、図5に示すように、図中左側に偏り、図中においてスクイーズローラ212の右側の液面が左側の液面よりも低くなる。この液面の変動は、スクイーズローラ212の回転が高速であるほど大きくなる。
図5に示すように液面が変動した状態で処理液の塗布を行うと、スクイーズローラ212が十分処理液に浸った状態ではないため、スクイーズローラ212から塗布ローラ211への処理液の供給が不十分となる。その結果、ロール紙への処理液の塗布が不十分となってしまう。これが本実施形態において解決するべき課題である。
ここで、スクイーズローラ212の回転により、チューブ214付近には負圧がかかる。これにより、センサ217側の処理液がチューブ214を介して供給パン213側に引き込まれ、センサ217側の液面が実際よりも低くなる。即ち、図5に示すような状態は、センサ217によって検知することが可能である。
本実施形態に係る前処理液塗布装置2においては、センサ217による検知結果を用いて、図5に示すようなロール紙への処理壁の塗布が不十分となってしまうような状態での処理液の塗布を回避するための制御を行うことが要旨の1つである。本実施形態に係る前処理液塗布装置2の制御について以下に説明する。
図6は、本実施形態に係る前処理液塗布装置2における主制御部231の動作を示すフローチャートである。図6に示すように、主制御部231は、液体塗布処理の開始に際して、液面センサ221によって処理液が検知されているか、即ち、液面Lの検知があるか否かを、センサ制御部233を介して確認する(S601)。
S601の判断の結果、液面Lが検知されていない場合(S601/NO)、主制御部231は弁制御部234に処理液補充弁216を制御させ、供給パン213に処理液を補充させる(S603)。その後、主制御部231は、S601からの処理を繰り返す。
他方、液面Lが検知されていた場合(S601/YES)、主制御部231は、動作開始の準備が整っていると判断し、塗布制御部235にスクイーズローラ212の回転制御を開始させる(S602)。これにより、図5において説明したように、液面に偏りが生じる。
このように液面に偏りが生じた状態において、主制御部231は、液面センサ222によって処理液が検知されているか、即ち、液面Lの検知があるか否かを、センサ制御部233を介して確認する(S604)。即ち、本実施形態に係る前処理液塗布装置2においては、スクイーズローラ212を回転させ、液面に偏りが生じた状態においても、処理液がロール紙に十分塗布されるような量の処理液が供給パン213内に補充されているか否かを確認する。
S604の判断の結果、液面Lが検知されていない場合(S604/NO)、主制御部231は弁制御部234に処理液補充弁216を制御させ、供給パン213に処理液を補充させる(S606)。その後、主制御部231は、S604からの処理を繰り返す。
他方、液面Lが検知されていた場合(S604/YES)、主制御部231は、液面に偏りが生じた状態においても、処理液がロール紙に十分塗布されるような量の処理液が供給パン213内に補充されていると判断し、搬送制御部232に搬送ローラ21の回転制御を開始させ、ロール紙への処理液の塗布を開始させる(S606)。
このように、本実施形態に係る前処理液塗布装置2においては、ロール紙に対する処理液の塗布を開始する前にスクイーズローラ212を回転させ、供給パン213内部の液面に偏りを生じさせた状態でセンサ217における液面の検知結果を参照し、処理液が問題なく塗布可能な検知結果が得られた時点で処理液の塗布を開始する。
ここで、本実施形態に係る前処理液塗布装置2の制御に対する比較例として、従来技術に係る制御の動作について説明する。図7は、従来技術に係る処理液の補充制御動作を示すフローチャートである。図7においては、便宜的に、図4に示すコントローラ230が制御を行うものとして説明を行う。図7に示すように、主制御部231は、液体塗布処理の開始に際して、液面センサ221によって処理液が検知されているか、即ち、液面Lの検知があるか否かを、センサ制御部233を介して確認する(S701)。
S701の判断の結果、液面Lが検知されていない場合(S701/NO)、主制御部231は弁制御部234に処理液補充弁216を制御させ、供給パン213に処理液を補充させる(S702)。その後、主制御部231は、S701からの処理を繰り返す。
他方、液面Lが検知されていた場合(S701/YES)、主制御部231は、動作開始の準備が整っていると判断し、通常の処理液の塗布動作に移る。通常の処理液の塗布動作において、主制御部231は、まず主制御部231は、液面センサ222によって処理液が検知されているか、即ち、液面Lの検知があるか否かを、センサ制御部233を介して確認する(S703)。
S703の判断の結果、液面Lが検知されていない場合(S703/NO)、主制御部231は弁制御部234に処理液補充弁216を制御させ、供給パン213に処理液を補充させる(S705)。その後、主制御部231は、S703からの処理を繰り返す。
他方、液面Lが検知されていた場合(S703/YES)、主制御部231は、塗布制御部235にスクイーズローラ212の回転制御を開始させると共に搬送制御部232に搬送ローラ21の回転制御を開始させ、ロール紙への処理液の塗布を開始させる(S704)。
図7に示す制御によれば、S701において液面Lが検知されてS703に進むと、この時点でまだスクイーズローラ212は回転を開始していないため、当然液面Lが検知され、S704に進んで処理液の塗布が開始される。ここで、図5において説明したように液面に偏りが生じると、液面Lが検知されなくなり、処理液の塗布を開始してすぐの状態であるにも関わらず次のS703のタイミングで“NO”となる可能性がある等、処理液の供給状態が安定しない。
図8(a)は、図6に示す制御を行った場合における処理液の供給状態の時系列変化を示す図である。他方、図8(b)は、図7に示す制御を行った場合における処理液の供給状態の時系列変化を示す図である。図8(a)、(b)の横軸は時間であり、縦軸は供給パン213に供給されている処理液の液量を示す。
まず、図6に示す制御を行った場合について説明する。図6に示す制御を開始すると、図8(a)に示すように、液面Lが検知されるまで処理液の補充が実行され、時間経過に従って供給パン213内の液量が増加していく。そして、スクイーズローラ212未回転時の液面Lに相当する液量L1idlingに達すると、タイミングtにおいてスクイーズローラの回転が介されると共に、S604、S606の処理によって更に処理液が補充され、供給パン213内の液量が更に増加していく。
そして、供給パン213内の影響が、タイミングtにおいてスクイーズローラ回転時の液面Lに相当する液量L2rollingに達すると、処理液の塗布が開始される。以降、処理液の消費とそれに応じた処理液の補充が繰り返され、液量L2rollin付近で安定した供給状態が保たれる。即ち、処理液の塗布が開始された後は、液量L2rollin付近で安定した供給状態が保たれる。
換言すると、液量L2rollingが、スクイーズローラ212が回転することによって供給パン213内の液面に偏りが生じた状態であっても、処理液が対象物であるロール紙に対して十分塗布されるように予め定められた液面高さを示す値である。
これに対して、図7に示す制御を行った場合、図8(b)に示すように、液面Lが検知されるまで処理液の補充が実行され、時間経過に従って供給パン213内の液量が増加していくことは図8(a)と同様である。そして、スクイーズローラ212未回転時の液面Lに相当する液量L1idlingに達すると、スクイーズローラ212が回転していない状態においては、液面Lは当然満たされているため、このタイミングtにおいてスクイーズローラの回転が介されると共に処理液の塗布が開始される。
S704において塗布が介された後も、S703、S705の処理によって更に処理液が補充され、供給パン213内の液量が更に増加していく。この間、既に処理液の塗布は開始されており、塗布による処理液の消費があるため、図8(a)のタイミングtからタイミングtの間よりも処理液の増加は遅い。そして、供給パン213内の影響が、タイミングtにおいてスクイーズローラ回転時の液面Lに相当する液量L2rollingに達すると、以降、処理液の消費とそれに応じた処理液の補充が繰り返され、液量L2rollin付近で安定した供給状態が保たれる。
即ち、図7の制御の場合には、ロール紙に対する処理液の塗布がタイミングtにおいて開始された後、タイミングtまでは供給パン213内の処理液の液量が安定しておらず、ロール紙に対する処理液の塗布が不十分になる可能性がある。これに対して、本実施形態に係る図6の制御の場合には、タイミングt以降においてスクイーズローラ212を回転させた状態で液面を検知し、その検知結果に従って処理液を補充した後に塗布を開始するため、ロール紙に対する処理液の塗布が不十分になるような状態を回避することが出来る。
以上説明したように、本実施形態に係る前処理液塗布装置2を含む画像形成システムにおいては、回転するローラによって液体を補充して対象物に塗布する液体塗布装置において、対象物への液体の塗布が不十分となってしまうことを防ぐことが可能となる。
尚、上記実施形態においては、一般的な処理の前提として、まずはスクイーズローラ212が停止した状態において液面Lが検知されるまで処理液を補充し、その後スクイーズローラ212を回転させた状態で液面Lの検知を行う場合を例として説明した。しかしながらこれは一例であり、本実施形態に係る要旨は、液面に偏りが生じた状態においても、処理液がロール紙に十分塗布されるような量の処理液が供給パン213内に補充されている状態で処理液の塗布を開始することにある。従って、図6のS601、S602の処理を省略し、最初からスクイーズローラ212の回転を開始しても良い。
また、上記実施形態においては、ロール紙に対する処理液の塗布を前提として説明したが、これは一例である。即ち、ロール紙以外であっても、回転するローラによって液体を供給して対象物に液体を塗布する場合であれば、同様の問題が生じるため、本実施形態を適用することにより同様に課題を解決することが可能である。
但し、図5において説明した課題は、スクイーズローラ212が高速で回転する程顕著になる。そして、高速な回転が必要とされるのは、液体を塗布する対象物の搬送が高速な場合であり、その一態様としてロール紙が挙げられる。即ち、上述した前処理液塗布装置2の制御態様を適用する対象としてロール紙を用いた画像形成システムは意義が大きい。
実施の形態2.
実施の形態1においては、スクイーズローラ212を回転させた状態においてセンサ217による検知結果を参照する場合を例として説明した。しかしながら、これは、液面に偏りが生じた状態においても、処理液がロール紙に十分塗布されるような量の処理液が供給パン213内に供給されている状態を実現するための1つの手段である。本実施形態においては、他の手段により上記の状態を実現する態様について説明する。
スクイーズローラ212が停止した状態で液面Lが検知された状態から処理液の補充を開始し、スクイーズローラ212を回転させた状態において液面Lが検知されるまでに要する処理液の補充期間は、実施の形態1においては、図8(a)に示すタイミングtからタイミングtまでの期間(以降、期間t12とする)である。
即ち、この期間t12が予め判明していれば、スクイーズローラ212の回転を開始せずとも、液面Lが検知されるまで処理液を補充した後、更に期間t12の間処理液を補充することによって、液面に偏りが生じた状態においても、処理液がロール紙に十分塗布されるような量の処理液が供給パン213内に補充されている状態を実現することが出来る。本実施形態においては、そのような手法により課題を解決する。
図9は、上述した期間t12の環境に応じた変化を示す図である。図9に示すように、上述した期間t12は、主に環境温度及びスクイーズローラ212の回転速度によって決定される。従って、図9に示すように、T、T、Tといった環境温度、装置の動作温度と、P、P、P、Pといった回転速度とのマトリクスに応じてA11〜A43のような処理液補充期間を予め定めておくことにより、環境温度やスクイーズローラ212の回転速度等の動作状況に最適な処理液補充期間を決定することが出来る。即ち、図9に示す情報が、処理液がロール紙に対して十分塗布されるように予め定められた液面高さになるまでに要する液体補充部の制御量が設定された制御量情報として用いられる。
尚、図9に示すような表は、実施の形態1の図6において説明した動作のうちS601〜S604において“YES”となるまでの動作を、環境温度T、T、Tと回転速度P、P、P、Pとの組み合わせ毎に行い、夫々の期間t12を計測することによって求められた処理液補充期間A11〜A43を関連付けて記憶することにより、生成することが可能である。
図10は、本実施形態に係る前処理液塗布装置2の制御動作を示すフローチャートである。尚、本実施形態に係る前処理液塗布装置2の制御構成は、図4において説明した構成と同様であるが、上述した環境温度を検知するためのセンサを更に含む。
図10に示すように、主制御部231は、液体塗布処理の開始に際して、液面センサ221によって処理液が検知されているか、即ち、液面Lの検知があるか否かを、センサ制御部233を介して確認する(S1001)。
S601の判断の結果、液面Lが検知されていない場合(S1001/NO)、主制御部231は弁制御部234に処理液補充弁216を制御させ、供給パン213に処理液を補充させる(S1002)。その後、主制御部231は、S1001からの処理を繰り返す。
他方、液面Lが検知されていた場合(S1001/YES)、主制御部231は、環境温度及びスクイーズローラの回転速度を取得し、その取得結果に応じて図9に示す情報に基づき処理液補充期間を決定する(S1003)。環境温度は、上述したセンサによって取得可能である。また、主制御部231は、塗布制御部235がスクイーズローラ212を回転制御するためのパラメータ値として設定されている値を参照することにより、スクイーズローラの回転速度を取得する。このパラメータ値は、コントローラ230を構成するハードウェアである記憶媒体に保存されている。
補充期間を決定した主制御部231は、S1002と同様の制御により更に処理液補充を実行する(S1004)。主制御部231は、S1003において決定した期間に達するまで処理液の補充を継続し(S1005/NO)、S1003において決定した期間に達すると(S1005/YES)、搬送制御部232に搬送ローラ21の回転制御を開始させ、ロール紙への処理液の塗布を開始させる(S1006)。
以降、主制御部231は、液面センサ222によって処理液が検知されているか、即ち、液面Lの検知があるか否かを、センサ制御部233を介して確認し(S1007)、液面L2が検知されている限り(S1007/YES)、そのままの制御状態を継続する。他方、S1007の判断の結果、液面Lが検知されていない場合(S1007/NO)、主制御部231は弁制御部234に処理液補充弁216を制御させ、供給パン213に処理液を補充させる(S1008)。
このような処理によっても、処理液の供給についてのタイムチャートは、図8(a)と同様になる。但し、実施の形態1においては、タイミングtにおいてスクイーズローラ212の回転を開始させるのに対して、本実施形態においては、タイミングt2においてスクイーズローラ212の回転を開始させることが異なるが、いずれの場合においてもタイミングtにおいて処理液の塗布が開始されることは同一であり、実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
尚、上記実施形態においては、一般的な処理の前提として、まずはスクイーズローラ212が停止した状態において液面Lが検知されるまで処理液を補充し、その後、図9に示す情報に基づいて決定された処理液補充期間の処理液の補充を行う場合を例として説明した。しかしながらこれは一例であり、例えば供給パン213が空の状態から液量L2rollinに達するまでの時間を、図9に示す情報における処理液補充期間A11〜A43として設定しても良い。
このような方法は、供給パン213内に処理液が残留している場合には、供給パン213内の処理液を一度空にする必要があり、処理液の無駄になる。これに対して、上述したように、液量L1idlingまで処理液を補充した状態を基準として図9に示すような情報を生成することにより、供給パン213内の処理液の残量に関わらず適用可能であるというメリットがある。
また、上記実施形態においては、主制御部231が、図9に示す情報に基づいて処理液補充期間を決定し、決定した処理液補充期間に応じて処理液を補充する場合を例として説明した。このような態様は、例えば、図3に示す処理液補充弁216を制御する期間を設定するのみで良く、簡易な構成で実現可能である。
しかしながら、これは一例であり、例えば、図9に示す情報において、液量L2rollinに達するまでの補充量を設定しても良い。このような態様は、例えば処理液補充弁216において、供給パン213内に補充された処理液の量を測定可能であれば、主制御部231は、図10のS1005において処理液の補充期間ではなく、処理液の補充量を監視することにより、同様に実現可能である。
いずれの場合においても、図9に示す情報の意義は、環境温度やスクイーズローラ212の回転速度のような装置の動作状態に応じて、液量L2rollinに達するまでに要する処理液の補充制御量が設定されていることである。そして、そのような情報があれば、主制御部231は、実施の形態1のようにスクイーズローラ212を回転させた状態でセンサ217の検知結果を監視することなく、処理液がロール紙に十分塗布されるように供給パン213内に処理液を補充することが出来る。
1 前処理機
2 前処理液塗布装置
3 インクジェットプリンタ本体
4 後処理機
21、21a、21b 搬送ローラ
210 表面塗布装置
211 塗布ローラ
212 スクイーズローラ
213 供給パン
214 チューブ
215 処理液補充路
216 処理液補充弁
217 センサ
221、222、223 液面センサ
231 主制御部
232 搬送制御部
233 センサ制御部
234 弁制御部
235 塗布制御部
特開2012−214019号公報

Claims (8)

  1. 対象物に対して液体を塗布する液体塗布装置であって、
    塗布するべき液体が入った容器に浸された状態で回転することにより、対象物に液体を塗布する液体塗布部に対して、前記塗布するべき液体を供給する供給ローラと、
    前記容器に対して前記液体を補充する液体補充部と、
    装置の動作を制御する制御部とを含み、
    前記制御部は、前記対象物への前記液体の塗布を開始する際に、前記供給ローラが回転することによって前記容器内における前記ローラの周囲の液面に偏りが生じた状態における液面高さが、予め定められた液面高さになるように、前記容器に対して前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする液体塗布装置。
  2. 前記容器における前記液体の液面の高さを検知するセンサを含み、
    前記制御部は、前記液面の高さの検知結果に基づき、前記供給ローラを回転させた状態の前記容器における前記液面の高さが、前記予め定められた液面高さになるまで前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の液体塗布装置。
  3. 前記センサは、前記容器における異なる複数の液面の高さを検知可能であり、
    前記制御部は、前記液面の高さの検知結果に基づき、前記供給ローラを停止させた状態において、前記予め定められた液面高さよりも高い液面高さになるまで前記液体を補充した後に前記供給ローラの回転を開始させ、前記供給ローラを回転させた状態の前記容器における前記液面の高さが、前記予め定められた液面高さになるまで前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする請求項2に記載の液体塗布装置。
  4. 前記制御部は、前記予め定められた液面高さになるまでに要する前記液体補充部の制御量が設定された制御量情報に基づいて前記液体補充部の制御量を決定し、決定した制御量に従って前記容器に対して前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の液体塗布装置。
  5. 前記制御量情報は、装置の動作状態に応じて前記液体補充部の制御量が設定された情報であり、
    前記制御部は、装置の動作状態に応じて前記制御量情報を参照することにより前記液体補充部の制御量を決定することを特徴とする請求項4に記載の液体塗布装置。
  6. 前記制御量情報は、装置の動作温度と前記供給ローラの回転速度との組み合わせに応じて前記液体補充部の制御量が設定された情報であり、
    前記制御部は、装置の動作温度及び前記供給ローラの回転速度に応じて前記制御量情報を参照することにより前記液体補充部の制御量を決定することを特徴とする請求項5に記載の液体塗布装置。
  7. 記録媒体に対して色材を吐出することにより画像形成出力を行う画像形成装置と、画像形成出力の前に前記記録媒体に対して液体を塗布する液体塗布装置とを含む画像形成システムであって、
    前記液体塗布装置は、
    塗布するべき液体が入った容器に浸された状態で回転することにより、対象物に液体を塗布する液体塗布部に対して、前記塗布するべき液体を供給する供給ローラと、
    前記容器に対して前記液体を補充する液体補充部と、
    装置の動作を制御する制御部とを含み、
    前記制御部は、前記対象物への前記液体の塗布を開始する際に、前記供給ローラが回転することによって前記容器内における前記ローラの周囲の液面に偏りが生じた状態における液面高さが、予め定められた液面高さになるように、前記容器に対して前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする画像形成システム。
  8. 対象物に対して液体を塗布する液体塗布装置の制御方法であって、
    前記液体塗布装置は、
    塗布するべき液体が入った容器に浸された状態で回転することにより、対象物に液体を塗布する液体塗布部に対して、前記塗布するべき液体を供給する供給ローラと、
    前記容器に対して前記液体を補充する液体補充部とを含み、
    前記対象物への前記液体の塗布を開始する前に前記容器に対する前記液体の補充を開始し、
    前記供給ローラが回転することによって前記容器内における前記ローラの周囲の液面に偏りが生じた状態における液面高さが、予め定められた液面高さになるように、前記容器に対して前記液体を補充した後に前記液体の塗布を開始するように制御することを特徴とする液体塗布装置の制御方法。
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