JP5089134B2 - 遊技場における不正検出システム - Google Patents

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Description

この発明は、遊技場において、遊技台を制御する制御基板を交換したり、改竄したりする不正行為が行われた場合、そのことを検出するための不正検出システムに関する。
従来から、遊技によって不当な利益を得ようとする者が、閉店後などの遊技場に入り込んで、遊技台の制御基板を交換したり、改竄したりすることがあった。
このような不正が行われたことを検出するために、制御基板の取り付け部や、基板カバーに、セキュリティIDを発信するICを組み込んだ封印シールを取り付ける方法が知られている。
この封印シールは、貼付箇所からはがされると、通信機能が破壊されるなどして、正規のセキュリティIDを発信しなくなるようにしたものであって、制御基板を交換したり、改竄したりした後に、同じ封印シールを貼り直すことができないようにしている。例えば、制御基板の取り外しや基板カバーの開閉の際に、封印シールを剥がせば、封印シールから正規のセキュリティIDが発信されなくなるので、そのセキュリティIDを読み取れないことから、制御基板に対する不正操作を検出することができる。
具体的には、遊技場の閉店後に、店員が、ID読み取り装置で封印シールからセキュリティIDを読み取って、それが読み取れるかどうかによって正・不正を判断する。
そして、遊技台ごとにID読み取り装置を対応させて設置する方法や、携帯用のID読み取り装置を用いて、セキュリティIDを読み取る方法が知られている。
特に、携帯用のID読み取り装置を用いる場合には、1台のID読取装置で複数の遊技台に対応できるので、設備コストを低くできるというメリットがあり、店員は、移動しながら封印シールのセキュリティIDを読み取って、セキュリティIDが読み取れたかどうかを確認するようにしていた。
また、読み取ったIDが正規のものかどうかを判定するために、携帯用の読み取り装置で読み取ったセキュリティIDをサーバーへ送信し、サーバーで、正否を判定する方法も知られている。サーバーには、予め、封印シールのセキュリティIDを登録させておいて、上記ID読み取り装置からセキュリティIDが送信されたとき、送信されたセキュリティIDが、登録されているものと一致するかどうか判断するようにしている。そして、読み取ったIDが、登録済みのセキュリティIDではなかった場合には、警報などの異常信号を出力して異常を知らせる。
このように、ID読み取り装置で、遊技台ごとに封印シールのセキュリティIDを読み取って送信すると、そのたびに判定結果が出力されるようにしたシステムでは、異常の判定結果が出力された場合に、その場で、封印シールが貼付されている制御基板の取り付け部や、基板カバーなどを確認し、制御基板に対して不正操作が行なわれたかどうかを確認するようにしていた。
特開2000−288218号公報
封印シールが完全に破断していた場合や、基板カバーが外されたままになっている場合には、誰もが制御基板に対する何らかの操作があったことを確認することができるが、別の封印シールが貼られていたり、破損が小さかったりした場合には、本当に、制御基板が改竄されたのかどうかは、経験者でなければ見極めることが難しい。また、不正に交換されたり、改竄されたりした制御基板を、取り外したり、取り替えたりする作業は、誰でもできるものではなく、特別に許可された者だけが行なうことができる作業である。
また、遊技場内のレイアウトの変更で、新たな遊技台を設置した場合には、新たな遊技台に対応するセキュリティIDをサーバーに登録しなければならないが、新セキュリティIDをサーバーに登録するのが遅れた場合には、セキュリティIDを読み取った時点で異常と判断されてしまう。
このようなときに、IDの読み取り作業をしている者が、レイアウトの変更があったことを分かっていないと、混乱してしまうことになる。
また、携帯用のID読み取り装置で、セキュリティIDのみを読み取って、その時点で、正常か異常かの判定結果が、ID読み取り装置に表示されるようにした場合には、表示された判定結果がどの遊技台のものかということは、読み取り現場にいなければ分からない。
そのため、封印シールのセキュリティIDを読み取る作業は、遊技場のレイアウト変更などの情報を熟知していて、異常時に適切に対処できる者が行なわなければならなかった。
しかし、実際に制御基板が改竄されたり、交換されたりする不正の割合は、遊技場内の全遊技台数から見れば僅かである。このような僅かな異常のために、閉店後のセキュリティIDの読み取り作業を、常に、異常に対処できる人が行なわなければならないのでは効率が悪い。
この発明の目的は、制御基板に対する不正行為の検出のためのID読み取り作業と、不正事実の確認や対処とを別に行なうことができるようにし、専門家でなく、アルバイト従業員などの素人でも、上記読み取り作業を簡単にできるようにする不正検出システムを提供することである。
第1の発明は、遊技台の台番号などの設置位置情報を特定する台番号IDを、電気的または光学的に読み取り可能に記憶した台番号記憶媒体と、セキュリティIDを記憶した遊技台の制御基板用の封印シールと、上記台番号記憶媒体から台番号IDを読み取ることができ、かつ、上記封印シールからもセキュリティIDを読み取ることができ、携帯端末に設けたID読み取り部と、台番号IDとセキュリティIDと台番号などの設置位置情報とを対応させた対応テーブルを記憶した対応テーブル記憶部と、上記ID読み取り部および対応テーブル記憶部に接続し、上記携帯端末と無線通信を介して接続するデータ処理部と上記データ処理部が処理したデータを記憶するデータ記憶部と、上記携帯端末に設け上記データ処理部が出力する読み取り未完情報を表示する表示部とを備えるとともに、上記封印シールは、貼付箇所から剥がされた場合に、上記セキュリティIDの発信機能を失うか、あるいは、上記正規のセキュリティID以外の異常信号を発信する構成を備えている。
そして、第1の発明は、上記データ処理部が、上記ID読み取り部を介して入力された台番号IDを、この台番号IDと予め設定された入力タイミングでID読み取り部を介して入力されたセキュリティIDに対応付ける機能と、このID読み取り部から入力された台番号IDとセキュリティIDとの対応関係を上記対応テーブルの対応関係と対比して、両者が一致するか否か判定する機能と、上記両対応関係が一致するか否かの判定結果をデータ記憶部に記憶させる機能と、データ記憶部が記憶しているデータを出力させる機能と、不正があるかどうか確認すべき遊技台の台番号IDごとに、上記ID読み取り部を介して入力された当該台番号IDとセキュリティIDとの対応関係が上記対応テーブルと一致しているか否かを判定する機能と、上記台番号IDと読み取り部を介して入力されたセキュリティIDとの対応関係が上記対応テーブルの対応関係と一致しているか否か判定する機能と、上記対応関係が対応していると判定した場合に、上記台番号IDに対応するセキュリティIDの読み取りが完了したと判断する機能と、上記セキュリティIDの読み取りの完了の判断結果に基づいて、予め設定された不正の有無を確認すべき遊技台から読み取り未完の遊技台の台番号IDあるいは台番号のいずれか一方または両方を特定する機能と、この読み取り未完の遊技台の台番号IDまたは台番号のいずれか一方または両方を含む上記読み取り未完情報を上記表示部に表示させる機能とを備えた点に特徴を有する。
なお、上記表示部に表示させる台番号IDまたは台番号は、読み取り未完の遊技台に対応するものであるが、対応するもの全てを同時に表示しなくてもよい。例えば、次に確認すべき遊技台の台番号などを一台分ずつ表示させるようにしてもよい。
の発明は、上記第1の発明を前提とし、上記データ処理部が出力する読み取り未完の遊技台数を表示する表示部を上記携帯端末に設け、上記データ処理部は、不正があるかどうか確認すべき遊技台の台番号IDごとに、上記ID読み取り部を介して入力された当該台番号IDとセキュリティIDとの対応関係が上記対応テーブルと一致しているか否かを判定し、上記台番号IDと読み取り部を介して入力されたセキュリティIDとの対応関係が、上記対応テーブルの対応関係と一致している場合に上記台番号IDに対応するセキュリティIDの読み取りが完了したと判断するとともに、セキュリティIDの読み取りが完了したと判断するたびに、予め設定された不正の有無を確認すべき遊技台数から1を減算して読み取り未完の遊技台数を算出し、これを上記表示部に表示させる点に特徴を有する。
の発明は、上記第1または第2の発明を前提とし、上記携帯端末に表示部を設け、上記データ処理部は、読み取り部を介して読み取った台番号IDとセキュリティIDとの対応関係を上記対応テーブルと対比して、これらが一致しない場合には、上記読み取ったセキュリティIDが上記対応テーブル記憶部に記憶されているか否か検索し、上記セキュリティIDが対応テーブル記憶部に記憶されていた場合には、上記表示部に、上記セキュリティIDが移動した旨を表示させる点に特徴を有する。
の発明は、上記第1〜第の発明を前提とし、上記ID読み取り部と一体化した表示部を設け、データ処理部は、読み取り部を介して読み取った台番号IDとセキュリティIDとの対応関係を上記対応テーブルと対比して、これらが一致しない場合には、上記読み取ったセキュリティIDが上記対応テーブル記憶部に記憶されているか否か検索し、上記セキュリティIDが対応テーブル記憶部に記憶されていなかった場合には、上記表示部に、上記セキュリティIDが新規である旨を表示させる点に特徴を有する。
第1〜第の発明によれば、封印シールから発信されるセキュリティIDとともに、台番号記憶媒体から遊技台の設置位置を特定する台番号IDを読み取って、それらを対応付けて、対応テーブルと対比して、その結果をデータ記憶部に記憶させるようにしているので、IDの読み取り現場にいなくても、データ記憶部が記憶しているデータから、セキュリティIDの判定結果と遊技台の設置位置との関係を知ることができる。
つまり、台番号IDとセキュリティIDとの対応関係の判定結果を、データ記憶部に記憶させておくので、その記憶されたデータを出力することにより、IDの読み取り作業とは、別の場所や、別のタイミングで、正規のセキュリティIDを検出できなかった遊技台の位置を、台番号IDに対応する台番号などの設置位置情報から特定することができる。そのため、上記読み取り作業とは別に、不正操作が行なわれた可能性のある遊技台を確認したり、不正に操作された制御基板に対処したりすることもできる。
従って、IDの読み取り作業は、不正に対処することができない素人に任せることもできる。
また、この発明では、台番号記憶媒体から、遊技台の設置位置情報に対応付けた台番号IDを読み取ることによって、セキュリティIDに遊技台の設置位置情報を簡単に対応付けることができる。携帯端末に設けたID読み取り部の場合、1台で複数の遊技台に対応することができるが、ID読み取り部の位置が固定化されていないので、読み取ったIDに対応する遊技台の設置位置情報を、ID読み取り部から自動的に特定することができない。そのため、従来はID読み取り部で読み取ったIDに設置位置情報を対応付けるために、台番号などを手入力していたが、上記台番号記憶媒体を備えることにより、台番号などの手入力作業を不要にできる。
また、この発明では、上記読み取り完了とならなかった場合、読み取り未完として、携帯端末の表示部に表示されるので、セキュリティIDの読み損ないの可能性を考えて、読み取り操作を繰り返すことができる。
特に、表示部に読み取り未完の遊技台の台番号IDまたは台番号が表示されるので、これから読み取らなければならない遊技台や、読み損ないの可能性がある遊技台がどれなのか特定できる。
例えば、読み取り未完の遊技台の台番号IDや台番号を、表示部に1台分ずつ表示させるようにすれば、作業者は、表示された台番号の遊技台を次に読み取るべき遊技台として、よりスムーズに作業を進めることができる。
また、第2の発明では、読み取り完了となった遊技台数を、確認すべき遊技台数から減算して、その残数を表示するようにしているため、読み取り作業者は、IDの読み取り作業中に、その時点で読み取らなければならない遊技台の台数を認識することができる。作業者は、残数がゼロになれば、全ての読み取り作業が完了し、台番号IDとセキュリティIDとの対応関係にも異常がなかったことを知ることができる。一方で表示部に表示される残数がゼロにならなかった場合には、読み直してみることができ、読み損ないを減らすことができる。
の発明によれば、封印シールが貼付された遊技台が、元の設置位置から移動したことが分かる。遊技台のレイアウト変更を行なった場合、台番号IDとセキュリティIDとの対応関係が変わるが、そのことを対応テーブルに登録する前に、IDの読み取り作業を行なった場合などに、読み取ったIDの対応関係と対応テーブルとが一致しないことが起こるが、このような状況を不正と区別することができる。
の発明によれば、対応テーブルに登録されたいずれのセキュリティIDとも一致しないIDが読み取られた場合に、新規のIDを読み取ったことを表示することができる。これにより、新たな封印シールが貼付された遊技台、例えば、不正が行われた可能性と、新台が設置された可能性とを示すことができる。
図1〜図7に示す、この発明の第1実施形態は、遊技場内に設けた複数の遊技台1に対する不正行為を検出するためのシステムである。
図1は、遊技場において、遊技台を整列させた遊技島を示した図である。
通常の遊技場では、図1に示すように、基台2aとその上方に、図示しない連結部材を介して設けたランプ板2bからなるフレーム2内に、遊技台1および遊技媒体の払い出し装置3とを並列にして設置している。上記ランプ板2bは、呼び出しランプ4を固定するためのものであるが、遊技台1へ遊技媒体を供給する通路や、配線などを覆う役目も果たしている。
なお、図1では、一つの遊技島のみを示しているが、通常、遊技場内には、このような遊技島が複数設けられている。
そして、フレーム2のランプ板2bには、各遊技台1に対応する位置に、この発明の台番号記憶媒体にあたる台番号シール5を貼付している。この台番号シール5は、台番号IDを記憶し、それを発信するICシールである。そして、この台番号シール5は、個々の遊技台1の設置位置が特定できる箇所、すなわち、台番号シール5から読み取った台番号IDがどの遊技台のものか区別できる位置に貼付している。
なお、遊技台の台番号は、フレーム2に表示し、遊技場内の相対位置を示したものであって、特定の遊技台1に対応付けられたものではない。従って、この台番号が、この発明の設置位置情報であり、上記台番号IDはこの台番号に対応付けられている。そのため、台番号IDを記憶した台番号シール5も、遊技台1に貼付するのではなく、フレーム2や床など、遊技台1が移動しても移動しない箇所に貼付する。
この実施形態では、図1、図2に示すように、台番号シール5を、ランプ板2bの裏面であって、呼び出しランプ4の取り付け位置近傍に貼付している。台番号シール5をランプ板2bの裏面に貼付したのは、台番号シール5が、遊技者などに悪戯され難くするためである。ただし、ランプ板2bの表面に設け、台番号を記載し、台番号表示を兼ねてもよい。
また、図2は、遊技台1の背面を示した図であるが、遊技台の制御基板を覆った基板カバー6を遊技台の背面板1aに取り付けるとともに、基板カバー6と背面板1aにわたして封印シール7,8を貼り付けている。つまり、基板カバー6を外したり、開けたりするためには、封印シール7,8をはがさなければならない。ただし、封印シールは、基板カバー6に限らず、制御基板に手を加えるためには剥がさなければならない位置に貼付するようにすればよい。
これらの封印シール7,8は、それぞれ、セキュリティIDを記憶し、それを発信する機能を有するICを内蔵したシールで、一度貼付した状態から剥がすと、記憶しているセキュリティIDを発信しなくなるものである。具体的には、剥がす際の折り曲げ力によって、内部の発信回路が破壊するように構成されたものや、振動や外力を感知して、記憶しているセキュリティIDを消去したり、変更して正規のセキュリティIDの代わりに異常信号を発信したりするようにしたものなどがある。いずれにしても、一旦、剥がされると、正規のセキュリティIDが発信されることはない。このシステムでは、このような封印シール7,8が剥がされたかどうかによって、基板カバー6が外されたかどうかを検出するようにしている。
なお、上記台番号IDを記憶した台番号シール5も、この封印シール7,8のように構成し、剥がされたら台番号IDを発信しないようにしてもよい。
そして、図3は、上記のような遊技台1を設定した遊技場において、基板カバー6が外されたことを検出するためのシステム構成図である。
このシステムは、上記フレーム2に設けた台番号シール5と、基板カバー6に貼付した封印シール7,8と、これらのシールから台番号IDおよびセキュリティIDを読み取る機能を備えた携帯端末9と、この携帯端末9と無線通信によってデータをやり取りするサーバーSとを備えている。
上記携帯端末9は、制御部10と、これに接続したID読み取り部11、表示部12、データ送受信部13および操作部14を備えている。
制御部10は、不正を検出するためのIDの読み取り作業者によって上記操作部14を介して入力される指令信号や、サーバーSから受信した信号に基づいて、携帯端末9を制御する機能を有する。
上記ID読み取り部11は、読み取り開始状態において、上記各シール5,7,8に接近することによって、各シールからIDを読み取る機能を備えている。具体的には、携帯端末9を読み取り状態にしてシールに近づけて所定の操作をすると、ID読み取り部11から、問い合わせ信号が発信される。この問い合わせ信号に応じてシール内の発信回路が励起され各IDが発信される。ただし、各シールが、定期的にIDを発信する機能を備えたものでもよい。
また、表示部12は、携帯端末9のディスプレイであり、この発明のID読み取り部11と一体に設けた表示部である。
そして、この携帯端末9は、データ送受信部13を介して上記サーバーSとの間で、データの送受信を行なうようにしている。
さらに、サーバーSには、不正を検出するための処理を行なうデータ処理部15と、後で説明する対応テーブルを記憶した対応テーブル記憶部16と、データ処理部15で処理されたデータを記憶するデータ記憶部17とを備えている。
上記対応テーブル記憶部16には、台番号と台番号IDと、封印シール7,8のセキュリティIDとの対応関係を示した、例えば、図4に示すような対応テーブルを記憶させておく。このような、台番号と台番号IDとセキュリティIDとの対応関係は、遊技場にこのシステムを設置したときに、各シールからIDを読み取って、作成するようにする。例えば、上記携帯端末9を用いて読み取った各IDをサーバーSへ送ると、サーバーSが上記対応テーブルを作成し、対応テーブル記憶部16に記憶させることができる。なお、上記対応テーブルのうち、台番号と台番号IDとの対応関係は、遊技台の移動だけでは変化しないので、台番号と台番号IDとの対応付けは、システムの導入時や増台や減台をする場合のみ行なえば足りる。
次に、このシステムにおいて、上記基板カバー6が剥がされたかどうかを検出するための手順を説明する。
まず、IDの読み取り作業者は、携帯端末9を用いて、遊技台ごとに各シールのIDを読み取るが、1台の遊技台1には、図2に示すように台番号シール5と、封印シール7,8とが対応付けられているので、作業者は、まず台番号シール5にID読み取り部を近づけて台番号IDを読み取ってから、次に、封印シール7からIDを読み取り、さらに、封印シール8からIDを読み取るようにする。ただし、これらのシール5,7,8は、遊技台1の前面からは見えない場所に貼付されているので、実際には、作業者は遊技台表面の対応する箇所にID読み取り部11を近づけることになる。
そして、上記したように、台番号シール5、封印シール7、封印シール8の順に、一通りID読み取り部11を移動させて台番号IDおよびセキュリティIDを読み取ったら、携帯端末9は、読み取ったIDを、データ送受信部13を介してサーバーSへ送信する。
IDの送信は、読み取りごとに行なうようにしてもよいし、台番号IDと対応するセキュリティIDとを1セットとして、まとめて送信するようにしてもよい。また、送信タイミングは、作業者が手動できめるようにしてもよいし、予め決められた個数のIDを読み取ったら、1セットとして自動的に送信するようにしてもよい。
携帯端末9からIDを受信したサーバーSでは、データ処理部15が、読み取った台番号IDとセキュリティIDとの対応関係が正規の関係であるかどうかを判定するが、その処理手順を図5のフローチャートに従って説明する。
ステップS1で、上記データ処理部15は、携帯端末9から送信されたIDを受信する。ここで受信するIDとは、台番号シール5から読み取った台番号IDと、封印シール7,8からそれぞれ読み取ったセキュリティIDである。なお、ここでは、携帯端末9から受信した台番号IDをID(a)とし、セキュリティIDをID(b)と表わすことにする。ただし、この実施形態では、セキュリティIDは封印シール7,8のそれぞれから読み取っているので、2つのセキュリティIDを受信しているが、両者をまとめてID(b)と示している。
次に、ステップS2で、データ処理部15は、受信した台番号ID(a)とセキュリティID(b)とを対応付けて、シールの対応関係とする。なお、携帯端末9から送信されたIDのうち、いずれが台番号IDで、いずれがセキュリティIDなのかという区別は、どのようにしてもかまわない。例えば、1台の遊技台に対応付けられるID、この実施形態では、台番号ID1つと、セキュリティID2つの計3つのIDを上記ID読み取り部11で読み取る際に、上記したように、ID読み取り部11を近づける順番を決めておき、携帯端末9で、最初に読み取ったIDを台番号1Dとし、以降の2つのIDをセキュリティIDとみなし、携帯端末9でIDの種別を対応付けてからサーバーSへ送信するようにしてもよい。
また、携帯端末9では、3つのIDの読み取りを一区切りとして、その区切りの中では、IDに種別をつけずに、読み取った順にID送信し、サーバーSで、一区切りの中で受信したIDのうち、最初に受信したものを台番号IDとし、それ以外をセキュリティIDとして認識するようにしてもよい。
このようなID読み取りの順序や、読み取りの区切りを予めデータ処理部15または携帯端末9に設定しておくことにより、台番号IDに対して、予め設定された入力タイミングで入力されたセキュリティIDを対応付けることができる。また、台番号IDとセキュリティIDを区別することなく、この組合せを記憶することで、台番号IDとセキュリティIDを対応付けしてもよい。
さらに、データ処理部15は、ステップS3で、上記受信した台番号ID(a)に関するセキュリティIDとの対応関係を、対応テーブル記憶部16が記憶している対応テーブルから特定する。そして、ステップS4で、上記ステップS2で特定したシールから読み取ったIDの対応関係と、ステップS3で特定した対応テーブルの対応関係とが一致するかどうかを判定する。
ステップS4で、両対応関係が一致すると判定した場合には、ステップS5へ進み、データ処理部15は、携帯端末9に対し、受信した台番号ID(a)について正規のセキュリティIDが読み取られたことを知らせるため、携帯端末9の表示部12に、読み取りが完了したことを表示させる。
図6は、携帯端末9の表示部12の表示例を示している。封印シールの検査のための読み取り作業中に、表示部12には、検査対象の台番号の右隣に、封印シールの検査結果を表示する結果表示欄18を表示している。この検査結果とは、読み取ったIDの対応関係と対応テーブルの対応関係との判定結果に基づくものである。例えば、台番号1の台番号シール5から読み取った台番号IDと、封印シール7、8から読み取ったセキュリティIDとの対応関係が、上記対応テーブルの対応関係と一致した場合、上記データ処理部15は、台番号1の右隣の結果表示欄18に、「完了」と表示させる。表示部12に「完了」と表示させる処理が読み取り完了情報の表示である。
そして、ステップS10へ進み、上記判定結果をデータ記憶部17に記憶させる。なお、上記データ記憶部17に記憶させる判定結果には、読み取った台番号IDとセキュリティIDとの対応関係と、それが正常であるという情報が含まれる。
一方、上記ステップS4で両対応関係が一致しなかった場合、すなわち、携帯端末9が読み取った台番号ID(a)と読み取ったセキュリティID(b)との対応が、上記対応テーブルになかった場合には、ステップS6へ進み、セキュリティID(b)を、対応テーブル記憶部16が記憶している対応テーブルから検索し、対応テーブルの中に含まれているかどうかを判定する。携帯端末9から受信したセキュリティID(b)が、対応テーブルにあった場合には、ステップS7に進み、データ処理部15は、対応テーブルで見つけたセキュリティID(b)に対応する台番号(n)を特定する。そして、ステップS8で、「台番号(n)から移動?」と、携帯端末9の表示部12に表示させる。
上記ステップS4→ステップS6→ステップS7の場合は、携帯端末9で読み取ったセキュリティID(b)が、対応テーブルでは、台番号ID(a)およびこの台番号IDの台番号とは対応していないが、別の台番号IDおよび台番号(n)と対応していたということである。
この場合、一旦、対応テーブル記憶部16に対応テーブルを登録した後に、上記セキュリティID(b)の封印シールを貼付された遊技台が、台番号nの位置から移されて、セキュリティIDと台番号および台番号IDとの対応関係が変わった可能性がある。そこで、対応テーブル上で、上記セキュリティID(b)に対応する台番号(n)特定し、例えば、台番号が103の場合、図6に示した台番号「3」の結果表示欄18のように、「103番台から移動?」と表示し、遊技台1の移動の可能性を表示する。
さらに、ステップS10に進み、遊技台の移動の可能性を含む判定結果をデータ記憶部17に記憶させる。つまり、この判定結果は、台番号IDと読み取ったセキュリティIDと、そのセキュリティIDが対応テーブル上で対応している台番号とを対応付け、対応テーブル状のIDから移動した可能性を示した情報である。
なお、上記結果表示欄18に「103番台から移動?」と表示した場合、この結果表示に対応する台番号「3」が、この発明の読み取り未完の台番号となる。つまり、データ処理部15が、表示部12に読み取り未完の台番号を表示したことになる。
ただし、表示部12には、この実施形態のように、移動の可能性を表示することはしないで、読み取り未完の遊技台の台番号だけを表示させたり、台番号の代わりに台番号IDを表示させたりしてもよい。あるいは、台番号と台番号IDの両方を同時に表示させてもよい。
また、上記ステップS6で、携帯端末9から受信したセキュリティID(b)が、対応テーブルのどこにもなかった場合には、ステップS9に進み、携帯端末9の表示部12に「新規のID」であることを表示させる(図6の台番号4参照)。
上記新規のIDということは、対応テーブル記憶部16の対応テーブル中で、いずれの台番号および台番号IDにも対応していないセキュリティIDを、携帯端末9が読み取ったということで、新たな封印シールを貼付された遊技台1が設置されているということである。
上記のような新たな封印シールの存在は、全く新しい遊技台が導入された場合や、基板の交換などによって基板カバー6に新たな封印シール7,8が貼付された場合が考えられる。封印シールの貼り替えは、制御基板に対する不正操作を行った場合と、正規の処理に基づく処理後に対応テーブルの更新が間に合わなかった場合とがあるが、この段階では、それらを区別しなくてもよい。
そして、ステップS10で、データ処理部15は、読み取ったIDの対応関係が対応テーブルと一致せず、新規のIDを読み取ったことを、判定結果としてデータ記憶部17に記憶させる。
上記の手順によって、作業者が携帯端末9で、台番号IDと、セキュリティIDとを読み取ると、データ処理部15が、不正の可能性を判定し、その結果が、台番号、台番号ID、セキュリティIDの対応関係とともに、データ処理部15に記憶される。そのため、データ処理部15が記憶しているデータを出力すれば、個々の遊技台における封印シールの状態がわかるので、制御基板に対する不正操作が行なわれたかどうかを判断することができる。しかも、台番号IDやセキュリティIDに台番号の対応付けがされているので、台番号から、どこに設定されている遊技台の情報であるかがすぐにわかる。
つまり、封印シール7,8の状況に基づく不正の判断は、上記データ記憶部17が記憶しているデータに基づいて行なうことができるので、判断を行なうものが、実際にIDを読み取る現場にいなくてもよいということである。そして、IDの読み取り作業と、不正の判断や対処とを分離することができる。そのため、IDの読み取り作業は、専門知識や、基板変更などの権限のない読み取り作業者に任せることができる。
また、上記データ記憶部17のデータに基づいて、新規の遊技台の導入や移動を確認した場合には、上記対応テーブル記憶部の16が記憶している対応テーブルを更新することができる。
さらにまた、この実施形態では、上記のように、携帯端末9を用いたIDの読み取り作業中に、データ処理部15によるID対応関係の判定結果に基づいて、正規のIDの読み取り完了が、携帯端末9の表示部12に表示されるようにしているので、作業者は、自身の読み取り作業の進み具合や、封印シールの異常を確認することができる。
なお、上記では、ID読み取り部11によって読み取ったIDについて、その対応関係の判定を行なう例について説明したが、封印シールが剥がされたり、破損したりすることによって、セキュリティIDが読み取れなかった場合や、携帯端末9の操作ミスによってセキュリティIDが読み取れなかった場合にも、データ処理部15は、異なるIDを受信した場合と同様に処理し、対応関係が一致しないという判定をするようにしている。
そのため、封印シール7,8からIDが読み取れなかった場合にも、読み取り完了とはならない。
従って、表示部12に「完了」が表示されないときには、作業員は、読み取り操作ミスの可能性を考えて、読み取り作業を繰り返すこともできる。これにより、操作ミスによるIDの読み損ないを放置してしまうことを少なくできる。
また、読み取り未完の遊技台の台番号を表示部12に表示させれば、作業員はこれから読み取り作業をしなければならない遊技台の台番号がわかるので、作業がやりやすい。特に、台番号順や配置順に、読み取り未完の遊技台の台番号を表示させるようにすれば、作業者はその表示に従って、順に読み取り作業を行なうことができる。
さらにまた、不正があるかどうかを確認すべき遊技台数、つまり、携帯端末9がIDを読み取るべき遊技台の台数を、データ処理部15に設定するとともに、データ処理部15は、上記手順によってIDの読み取り完了と判断した場合に、読み取るべき遊技台台数から1を減じて残数を算出し、その残数を、携帯端末9の表示部12に表示させるようにしてもよい。表示部12に上記残数が表示されれば、読み取り作業員は、残りの作業量を知ることができる。
このような、読み取り未完の遊技台台数の演算と、その表示は、図5のフローチャートにおいて、ステップS4でシールから読み取ったIDの対応関係と対応テーブルの対応関係とが一致すると判定した場合、その後のステップで、データ処理部15が行なうようにする。
なお、上記では、読み取ったIDと対応テーブルとの一致不一致を判定してから、ID読み取り完了または未完を判断し、その結果を表示する例を説明しているが、1台の遊技台に対応付けられている台番号シールと封印シールのそれぞれから、IDを読み取る過程で、シール単位での読み取りが未完であることを、携帯端末9の表示部12に表示させるようにしてもよい。
例えば、この実施形態のように、1台の遊技台1に3枚のシール5,7,8が対応付けられている場合、そのうちの1枚のシールも読み取っていないときには、図6の台番号6に対応する結果表示欄18のように、「残り3」と表示し、1枚、例えば、台番号シール5のみを読み取った場合には、台番号5のように、「残り2」と表示させる。この読み取っていないシールの残り数の表示が、この発明のID読み取り未完信号の表示にあたる。
なお、遊技場において、複数の作業員が、別々の携帯端末9を用いて、読み取り作業をすることもできる。その場合には、上記不正を確認すべき遊技台数を、携帯端末9ごとに設定し、データ処理部15は、携帯端末9を区別して上記の処理を行なう必要がある。データ処理部15が、携帯端末9を区別するためには、例えば、各携帯端末9がサーバーSにIDを送信する際に、端末IDなどを送信するようにする。
このシステムでは、読み取り作業は誰でも簡単にできるので、作業者数を増やして短時間で作業を済ますことが可能である。
また、上記実施形態では、1台の遊技台1に、2枚の封印シール7,8を用いているが、封印シールの枚数は何枚でもよい。枚数が多ければ多いほど、制御基板に対する不正は行い難くなると考えられるが、実際に不正操作が行なわれたことを事後的に検出するためには、封印シールの枚数は1枚でも足りる。ただし、封印シールが1枚だけの場合、貼付箇所によっては、封印シールを剥がさないようにして基板カバーを開くことができる場合もあるので、2枚以上用いた方が安心である。
なお、上記実施形態では、IDの対応関係を判定したり、携帯端末9に情報を表示させたりする処理を行なうこの発明のデータ処理部は、サーバーSに設けたデータ処理部15であるが、このデータ処理部15の機能を、サーバーSではなく携帯端末9に設けてもよいし、この発明のデータ処理部の機能を、サーバーSのデータ処理部15と、携帯端末9とに分けて実行させるようにしてもよい。
さらに、上記対応テーブル記憶部16も、サーバーSまたは携帯端末9のどちらに設けてもかまわない。
いずれにしても、データ処理部で、各携帯端末9で読み取ったIDの対応関係を判定し、その判定結果の全てを、データ記憶部17へ記憶させるようにすればよい。
また、上記データ記憶部17は、ID読み取り部11を備えた携帯端末9と無線通信によって接続されるサーバーSに設けているが、上記サーバーSの代わりに、ID読み取り部11を有する携帯端末に、データ処理部15とデータ記憶部17とを設け、他の携帯端末9と無線通信可能にしてもよい。
遊技場における遊技島を示した図である。 遊技台の背面図である。 実施形態のシステム構成図である。 実施形態の対応テーブルである。 データ処理部の処理手順を示したフローチャートである。 携帯端末の表示部の表示例を示した図である。
符号の説明
1 遊技台
5 台番号シール
6 基板カバー
7、8 封印シール
9 携帯端末
11 ID読み取り部
12 表示部
15 データ処理部
16 対応テーブル記憶部
17 データ記憶部

Claims (4)

  1. 遊技台の台番号などの設置位置情報を特定する台番号IDを、電気的または光学的に読み取り可能に記憶した台番号記憶媒体と、セキュリティIDを記憶した遊技台の制御基板用の封印シールと、上記台番号記憶媒体から台番号IDを読み取ることができ、かつ、上記封印シールからもセキュリティIDを読み取ることができ、携帯端末に設けたID読み取り部と、台番号IDとセキュリティIDと台番号などの設置位置情報とを対応させた対応テーブルを記憶した対応テーブル記憶部と、上記ID読み取り部および対応テーブル記憶部に接続し、上記携帯端末と無線通信を介して接続するデータ処理部と上記データ処理部が処理したデータを記憶するデータ記憶部と、上記携帯端末に設け上記データ処理部が出力する読み取り未完情報を表示する表示部とを備えるとともに、上記封印シールは、貼付箇所から剥がされた場合に、上記セキュリティIDの発信機能を失うか、あるいは、上記正規のセキュリティID以外の異常信号を発信する構成を備え、上記データ処理部は、上記ID読み取り部を介して入力された台番号IDを、この台番号IDと予め設定された入力タイミングでID読み取り部を介して入力されたセキュリティIDに対応付ける機能と、このID読み取り部から入力された台番号IDとセキュリティIDとの対応関係を上記対応テーブルの対応関係と対比して、両者が一致するか否か判定する機能と、上記両対応関係が一致するか否かの判定結果をデータ記憶部に記憶させる機能と、データ記憶部が記憶しているデータを出力させる機能と、不正があるかどうか確認すべき遊技台の台番号IDごとに、上記ID読み取り部を介して入力された当該台番号IDとセキュリティIDとの対応関係が上記対応テーブルと一致しているか否かを判定する機能と、上記台番号IDと読み取り部を介して入力されたセキュリティIDとの対応関係が上記対応テーブルの対応関係と一致しているか否か判定する機能と、上記対応関係が対応していると判定した場合に、上記台番号IDに対応するセキュリティIDの読み取りが完了したと判断する機能と、上記セキュリティIDの読み取りの完了の判断結果に基づいて、予め設定された不正の有無を確認すべき遊技台から読み取り未完の遊技台の台番号IDあるいは台番号のいずれか一方または両方を特定する機能と、この読み取り未完の遊技台の台番号IDまたは台番号のいずれか一方または両方を含む上記読み取り未完情報を上記表示部に表示させる機能とを備えた遊技場における不正検出システム。
  2. 上記データ処理部が出力する読み取り未完の遊技台数を表示する表示部を上記携帯端末に設け、上記データ処理部は、不正があるかどうか確認すべき遊技台の台番号IDごとに、上記ID読み取り部を介して入力された当該台番号IDとセキュリティIDとの対応関係が上記対応テーブルと一致しているか否かを判定し、上記台番号IDと読み取り部を介して入力されたセキュリティIDとの対応関係が、上記対応テーブルの対応関係と一致している場合に、上記台番号IDに対応するセキュリティIDの読み取りが完了したと判断するとともに、セキュリティIDの読み取りが完了したと判断するたびに、予め設定された不正の有無を確認すべき遊技台数から1を減算して読み取り未完の遊技台数を算出し、これを上記表示部に表示させる請求項1に記載の遊技場における不正検出システム。
  3. 上記携帯端末に表示部を設け、データ処理部は、上記読み取り部を介して読み取った台番号IDとセキュリティIDとの対応関係を上記対応テーブルと対比して、これらが一致しない場合には、上記読み取ったセキュリティIDが上記対応テーブル記憶部に記憶されているか否か検索し、上記セキュリティIDが対応テーブル記憶部に記憶されていた場合には、上記表示部に、上記セキュリティIDが移動した旨を表示させる請求項1または2に記載の遊技場における不正検出システム。
  4. 上記携帯端末に表示部を設け、データ処理部は、上記読み取り部を介して読み取った台番号IDとセキュリティIDとの対応関係を上記対応テーブルと対比して、これらが一致しない場合には、上記読み取ったセキュリティIDが上記対応テーブル記憶部に記憶されているか否か検索し、上記セキュリティIDが対応テーブル記憶部に記憶されていなかった場合には、上記表示部に、上記セキュリティIDが新規である旨を表示させる請求項1〜3のいずれか1に記載の遊技場における不正検出システム。
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