JP5088586B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に室外熱交換器への着霜の有無を判断する室外機に関する。
空気調和機の室外機は、室外熱交換器と室外ファンとを備えている。暖房時において、室外熱交換器への着霜が進行すると、着霜が通風抵抗となって空気調和機の能力が低下してしまう。また、着霜の検知後すぐに除霜運転を開始すれば着霜を除去することができるが、空気調和機の運転効率が低下してしまうため好ましくない。
このような問題の対策として、暖房運転時に、室外熱交換器への着霜が検知又は推定されたとき、室外ファンの回転数を低くするための着霜時ファン制御を除霜運転の前に行って暖房運転を継続させ、着霜時ファン制御が実行されているとき、除霜運転の開始条件が成立した場合に除霜運転を開始することによって運転効率の低下を抑制している室外機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−58222号公報
特許文献1では、外気温度および室外熱交換器温度が所定値未満であることを着霜時ファン制御の運転開始条件としているが、各温度が低くても湿度が低いときには着霜しない場合があり、着霜の誤検出が生じる可能性がある。着霜の誤検出が生じた場合、実際には着霜していなくても着霜時ファン制御運転が開始されるため、暖房能力が低下してしまう。このように、特許文献1では着霜の誤検出時における対策が開示されていない。
そこで、本発明は、除霜運転の前段階において着霜の誤検出か否かを判断することによって暖房能力の低下を抑制することができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機の第1の態様は、室外熱交換器(4)と、前記室外熱交換器(4)を通過する空気の流れを発生させる室外ファン(5)と、前記室外熱交換器(4)の室外熱交換器温度を測定する温度センサ(6)と、前記室外熱交換器温度と、除霜運転を開始する除霜突入温度(DIN)とによって前記室外ファン(5)の回転数を制御する制御部(7)とを備え、暖房時において、前記制御部(7)は、前記室外熱交換器温度から前記除霜突入温度を減じた値である第1の温度差値が正の所定値(α)以下である場合は前記室外ファン(5)の回転数を初期回転数から下げる第1の制御と、当該第1の制御後の所定期間、新たに測定した前記室外熱交換器温度から新たな前記除霜突入温度を減じた値である第2の温度差値が前記第1の温度差値から所定値(β)を減算した値より大きい場合は前記室外ファン(5)の回転数を前記初期回転数に戻す第2の制御とを行うことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の室外機の第2の態様は、第1の態様に係る空気調和機の室外機であって、前記所定値(β)は、1ないし3のいずれかの正の値であることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の室外機の第3の態様は、第1または第2の態様に係る空気調和機の室外機であって、前記第1の制御後の所定期間後、前記第2の温度差値が前記第1の温度差値から所定値(β)を減算した値以下であり、かつ、更に新たな前記室外熱交換器温度が、更に新たな前記除霜突入温度(DIN)以下の場合は、前記除霜運転を開始する。
本発明に係る空気調和機の室外機の第4の態様は、第1の態様に係る空気調和機の室外機であって、前記制御部(7)は、前記第1の温度差値を記憶する記憶部(8)をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の室外機の第1の態様によれば、空気調和機の室外機において、制御部が第2の制御を行うことによって、除霜突入温度となる前の段階で着霜の誤検出か否かを判断することが可能となり、暖房能力の低下を抑制することが可能となる。
本発明に係る空気調和機の室外機の第2の態様によれば、制御部が第2の制御を行うことによって、除霜突入温度となる前の段階で着霜の誤検出か否かを判断することが可能となる。
本発明に係る空気調和機の室外機の第3の態様によれば、第1の制御後の所定期間後、室外熱交換器温度が除霜突入温度以下の場合は除霜運転を開始することが可能となる。
本発明に係る空気調和機の室外機の第4の態様によれば、記憶部に記憶した第1の温度差値を第2の制御時に用いることができ、着霜の誤検出の判断を行うことに資する。
空気調和機の概念的な構成の一例を示した図である。 制御部の概念的な構成の一例を示した図である。 制御部における制御の一例を示すフローチャートである。
〈実施の形態〉
図1は、空気調和機1の概念的な構成の一例を示した図である。図1に示すように、空気調和機1は、室外機2と室内機3とを備えている。室外機2は、室外熱交換器4と、室外ファン5と、温度センサ6と、制御部7とを備えている。室外ファン5は、室外熱交換器4を通過する空気の流れを発生させており、温度センサ6は、室外熱交換器4の外熱交温度(室外熱交換器温度)を測定している。
また、室外機2は圧縮機9と膨張弁10とを備え、室内機3は室内熱交換器11を備えている。室外機2と室内機3とは冷媒回路を有しており、当該冷媒回路における冷媒は、室外熱交換器4、圧縮機9、室内熱交換器11、および膨張弁10を経由して循環する。
図2は、制御部7の概念的な構成の一例を示した図である。図2に示すように、制御部7は、室外ファン5と温度センサ6との間で電気的に接続されており、室外熱交換器4の外熱交温度と、除霜運転を開始する除霜突入温度(DIN)とによって室外ファン5の回転数を制御している。また、制御部7は、記憶部8を備えている。
図3は、制御部7における制御の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、暖房運転がスタートすると、ステップS1において圧縮機9が動作を開始するまで待機する。
圧縮機9が動作を開始すると、ステップS2において室外ファン5を動作させる。このとき、室外ファン5の回転数は初期値である。
その後、ステップS3においてタイマー(T1)をセットしてスタートさせ、ステップS4にてタイマー(T1)が経過するまで待機する。暖房運転開始後の所定期間(T1)は室外熱交換器4に着霜することがないため、着霜の誤検出を防止するために設定されている。
タイマー(T1)が経過すると、ステップS5において、温度センサ6によって測定された室外熱交換器4の外熱交温度(室外熱交換器温度)を読み取る。なお、外気温度と外熱交温度との差が所定値以下であれば着霜の可能性が低いため、本フローチャートから抜けてもよい。
外熱交温度の測定後、ステップS6において、測定した外熱交温度が除霜突入温度(DIN)に正の所定値(α)を加えた値(温度)以下であるか否かを判断する。すなわち、外熱交温度から除霜突入温度を減じた値(第1の温度差)が正の所定値(α)以下であるか否かを判断する。ここで、除霜突入温度(DIN)は、圧縮機9の運転周波数(Hz)と外気温度(℃)との関数で表され、各パラメータ値によって変化する。
ステップS6にて「YES」と判断されると、ステップS7において、外熱交温度から除霜突入温度(DIN)を減じた値(第1の温度差)が制御部7の記憶部8に「DINMEM1」として記憶される。
ステップS7にて「DINMEM1」を記憶した後、ステップS8においてタイマー(T2)をセットしてスタートさせる。そして、ステップS9において室外ファン5の回転数を下げる(第1の制御)。ステップS9にて設定された室外ファン5の回転数は、初期値から所定値(X)を減じた値となる。
ステップS9にて室外ファン5の回転数を下げた後のタイマー(T2)の期間、ステップS10において、新たに測定した外熱交温度から新たな除霜突入温度(DIN)を減じた値(第2の温度差値)が「DINMEM1(第1の温度差値)」から所定値(β)を減算した値より大きいか否かを判断する。このとき、「DINMEM1」は制御部7の記憶部8から読み出される。なお、所定値(β)は、例えば1ないし3のいずれかの正の値とする。
ステップS10にて「YES」と判断されると、ステップS11にてタイマー(T2)が経過したか否かを判断する。そして、ステップS12において、室外ファン5の回転数を初期値に戻す。ステップS10にて「YES」と判断されるということは、ステップS9にて室外ファン5の回転数を下げた後の外熱交温度の低下量が少なく、着霜されていない(着霜の誤検出)と判断されるため室外ファン5の回転数を初期値に戻している。すなわち、室外ファン5の回転数を下げた後、外熱交温度の低下量が多い場合は着霜していると判断されるが、外熱交温度の低下量が少ない(ステップS10にて「YES」)場合は湿度が低いため着霜していない(着霜の誤検出)と判断される。このように、除霜運転の前段階において着霜の誤検出か否かを判断することによって、暖房能力の低下を抑制することができる。
ステップS12の後、ステップS13においてタイマー(T3)をセットしてスタートさせ、ステップS14にてタイマー(T3)が経過するまで待機する。そして、タイマー(T3)が経過すると「A」に戻る。すなわち、ステップS5に戻る。
一方、ステップS10にて「NO」と判断されると、ステップS15において外熱交温度が除霜突入温度(DIN)以下か否かを判断する。そして、外熱交温度が除霜突入温度(DIN)以下になったと判断され、かつ、ステップS16にてタイマー(T2)が経過したと判断されると、ステップS17において除霜運転が開始される。すなわち、タイマー(T2)の経過後、ステップS10において測定した第2の温度差値が第1の温度差値から所定値(β)を減算した値以下であり、かつ、更に新たな外熱交温度が、更に新たな除霜突入温度(DIN)以下の場合は、除霜運転を開始する。また、ステップS15およびステップS16にて「NO」と判断されると、ステップS10に戻る。
4 室外熱交換器、
5 室外ファン、
6 温度センサ、
7 制御部、
8 記憶部。

Claims (4)

  1. 室外熱交換器(4)と、
    前記室外熱交換器(4)を通過する空気の流れを発生させる室外ファン(5)と、
    前記室外熱交換器(4)の室外熱交換器温度を測定する温度センサ(6)と、
    前記室外熱交換器温度と、除霜運転を開始する除霜突入温度(DIN)とによって前記室外ファン(5)の回転数を制御する制御部(7)と、
    を備え、
    暖房時において、前記制御部(7)は、前記室外熱交換器温度から前記除霜突入温度を減じた値である第1の温度差値が正の所定値(α)以下である場合は前記室外ファン(5)の回転数を初期回転数から下げる第1の制御と、当該第1の制御後の所定期間、新たに測定した前記室外熱交換器温度から新たな前記除霜突入温度を減じた値である第2の温度差値が前記第1の温度差値から所定値(β)を減じた値より大きい場合は前記室外ファン(5)の回転数を前記初期回転数に戻す第2の制御とを行うことを特徴とする、空気調和機の室外機。
  2. 前記所定値(β)は、1ないし3のいずれかの正の値であることを特徴とする、請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記第1の制御後の所定期間後、前記第2の温度差値が前記第1の温度差値から所定値(β)を減算した値以下であり、かつ、更に新たな前記室外熱交換器温度が、更に新たな前記除霜突入温度(DIN)以下の場合は、前記除霜運転を開始する、請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記制御部(7)は、前記第1の温度差値を記憶する記憶部(8)をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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