JP3433600B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Description
しくは、暖房運転時の室外熱交換器の除霜を無駄なく行
うための制御手段に関する。
に示すように、圧縮機1と、四方弁2と、室内熱交換器
3と、絞り手段4と、室外熱交換器5とからなり、暖房
運転時の冷媒は矢印で示す方向に循環するようになって
いる。また、室内機側には室内送風機7等を制御する室
内機制御部9があり、室外機側には圧縮機1、四方弁
2、室外送風機6等を制御する室外機制御部8があり、
この室外機制御部8には外気温の他、温度センサ11によ
り検知された室外熱交換器5の温度が入力されるように
なっている。ところで、暖房運転においては、室外熱交
換器5に凝縮水が付着し、これが結氷することにより熱
交換に悪影響を及ぼすことがある。そこで、従来の空気
調和機では室外熱交換器5の温度が例えば−5℃(除霜
開始温度)まで降下すると除霜運転を開始させ、その
後、室外熱交換器5の温度が例えば+5℃(除霜解除温
度)まで上昇すると除霜運転を終了させ、暖房運転に戻
すようになっている。なお、除霜運転の方法としては室
外送風機6を停止する、あるいは四方弁2を切り換えて
冷媒の流れを一時的に変える、または、圧縮機1の高圧
側と室外熱交換器5の入口側(暖房時)との間に開閉弁
を備えたバイパス回路を設けて室外熱交換器5にホット
ガスを流す等の方法がある。
交換器5はその全域が一斉に着霜状態になるとは限ら
ず、部分的に着霜したあと徐々に広がる傾向にあり、温
度センサ11の取付部周辺での着霜が遅れている場合には
検出温度の降下にも遅れを生じ、除霜運転の開始が遅れ
てしまい、熱交換に悪影響を及ぼすことになる。このよ
うな空気調和機では除霜開始温度を多少高めに設定する
か、あるいは所定時間毎に強制的に除霜運転を行うよう
にしてもよいが、これらの方法では室外熱交換器5が着
霜状態になってない場合でも除霜運転がなされてしまう
恐れがあり、好ましくない。したがって、本発明におい
ては、上述のような除霜運転の遅れや無駄な除霜運転を
無くすようにした空気調和機を提供することを目的とし
ている。
決するためになされたものであり、暖房運転中の室外熱
交換器温度が除霜開始温度まで降下すると室外送風機の
運転を停止し、除霜解除温度まで上昇すると前記室外送
風機の運転を再開する除霜運転機能を備えた空気調和機
において、暖房運転開始後所定時間が経過する毎に、前
記室外送風機を一定時間だけ低速運転することを繰り返
し、この低速運転の終了から次の低速運転の開始まで
に、前記室外熱交換器温度が除霜開始温度まで降下した
時、除霜運転を開始させるようにした。
る場合、外気温が多少下がる等の僅かな条件変化により
室外熱交換器全体が着霜状態になり易い。また、全く着
霜が無い状態でも外気温が下がると着霜し易くなるが、
着霜が進まない時点で外気温が元に戻れば霜は無くな
る。上記の手段はこの点に着目して発明されたもので、
暖房運転開始後所定時間が経過する毎に室外送風機を一
定時間だけ低速運転することを繰り返すことにより、部
分的な着霜をより早く全体的な着霜に拡大でき、着霜の
検知を早めることができるので除霜運転の開始遅れや早
すぎを防止することができ、無駄のない除霜運転ができ
る。
いて説明する。図1は空気調和機の基本的な冷凍サイク
ルとその制御系の概略を表したもので、1は圧縮機、2
は冷媒の流れを切り換える四方弁、3は室内熱交換器、
4はキャピラリーチューブ等を用いた絞り手段、5は室
外熱交換器で、暖房運転時の冷媒は1、2、3、4、5
の順に流れ、再度、四方弁2を経由して圧縮機1に戻る
ようになっている。6は室外熱交換器5等を空冷する室
外送風機で、この室外送風機6は少なくとも高速運転と
低速運転ができるようになっている。7は室内熱交換器
3によって熱交換された空気を室内へ送出するための室
内送風機、8は圧縮機1、四方弁2、室外送風機6等を
制御する室外機制御部、9は室内送風機7の他、図示さ
れてない風向調節装置等を制御する室内機制御部で、こ
の室内機制御部9と室外機制御部8は信号線10で結ばれ
ている。
それぞれ図示はされてないが、温度情報等のアナログ信
号をデジタル変換するA/D変換部の他、タイマー部、
記憶部、比較部などがあり、温度センサ11により検出さ
れる室外熱交換器6の温度、図示されてない温度センサ
により検出される外気温等に関する情報は室外機制御部
8側のA/D変換部に入力され、一方、室内機制御部9
側のA/D変換部には図示されてない温度センサにより
検出される室内熱交換器5の温度の他、同じく図示され
てない温度センサにより検出される室内温度等に関する
情報が入力されるようになっている。
り検出される室外熱交換器5の温度が予め設定された除
霜開始温度、例えば−5℃まで降下すると除霜運転に切
り換え、その後、室外熱交換器5の温度が除霜解除温
度、例えば+5℃まで上昇すると、元の暖房運転に戻す
ことになるが、特に本実施例では図2に示すように、暖
房運転の開始後所定時間(例えば60分)が経過すると
室外送風機6を高速運転から低速運転に切換えて一定時
間(例えば3分)維持することを繰り返し、この低速運
転の終了から次の低速運転の開始までに検出される室外
熱交換器5の温度が上述の除霜開始温度まで降下した場
合には除霜運転を開始させるようになっている。なお、
除霜運転の方法としては四方弁2を切り換えて冷媒の流
れを一時的に変えるリバース方式と、圧縮機1の吐出ガ
スの一部を室外熱交換器3の入口側へバイパスさせるホ
ットガスバイパス方式と、室外送風機6の運転を停止さ
せるだけの方式とがあるが本実施例では後者の室外送風
機6の運転を停止させるだけの方式が用いられている。
表したもので、暖房運転が開始されると、ステップST
1では圧縮機1の運転時間を計測する例えば60分タイ
マーがセットされる。ステップST2では室外熱交換器
5の温度が検出される。ステップST3では圧縮機1の
運転時間が60分に達したかどうか判定され、60分未
満であればステップST4で室外熱交換器5の温度が除
霜開始温度まで低下しているかどうか判定され、除霜開
始温度まで低下してなければステップST2、ステップ
ST3、ステップST4の作業が60分間繰り返され
る。暖房運転が60分を経過すると、ステップST5で
室外送風機6が高速運転から低速運転に切換えられ、ス
テップST6では室外送風機6を3分間低速運転するた
めの3分タイマーがセットされる。
が判定され、3分が経過するとステップST8で室外送
風機6が元の高速運転に切換えられ、再度ステップST
1〜ステップST4の作業が開始される。もし、ステッ
プST4で室外熱交換器5の温度が除霜開始温度まで降
下したと判定された場合にはステップST9で室外送風
機6の運転が停止され、除霜運転となる。ステップST
10では室外熱交換器5の温度が除霜解除温度まで上昇
したかどうかが判定され、除霜解除温度まで上昇すると
ステップST11で除霜運転が解除され、ステップST
8で室外送風機6が元の高速運転に戻され、暖房運転が
再開されることになる。
気調和機であるならば、室外熱交換器の部分的な着霜を
より早く全体的な着霜に拡大でき、着霜の検知を早める
ことができるので除霜運転時間が短縮されるとともに、
除霜運転の開始遅れや早すぎがなく、快適性の向上にも
寄与する。
サイクルとその制御系の概略図である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 暖房運転中の室外熱交換器温度が除霜開
始温度まで降下すると室外送風機の運転を停止し、除霜
解除温度まで上昇すると前記室外送風機の運転を再開す
る除霜運転機能を備えた空気調和機において、暖房運転
開始後所定時間が経過する毎に、前記室外送風機を一定
時間だけ低速運転することを繰り返し、この低速運転の
終了から次の低速運転の開始までに、前記室外熱交換器
温度が除霜開始温度まで降下した時、除霜運転を開始さ
せるようにしてなることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記除霜運転の開始に伴い、暖房運転時
間を計測するタイマーをリセットするようにしてなる請
求項1記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00719496A JP3433600B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00719496A JP3433600B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196522A JPH09196522A (ja) | 1997-07-31 |
JP3433600B2 true JP3433600B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=11659233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00719496A Expired - Fee Related JP3433600B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3433600B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102901289A (zh) * | 2011-07-29 | 2013-01-30 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 一种空气源热泵热水器的模糊电加热除霜装置 |
CN102944087A (zh) * | 2011-08-12 | 2013-02-27 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 一种具有模糊电加热除霜装置的热泵热水器 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5088586B2 (ja) * | 2009-11-18 | 2012-12-05 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室外機 |
JP6223753B2 (ja) * | 2013-09-04 | 2017-11-01 | サンデンホールディングス株式会社 | 車両用空気調和装置 |
CN103742987B (zh) * | 2014-01-22 | 2016-06-08 | 苏州翔箭智能科技有限公司 | 新风机系统的除霜方法 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP00719496A patent/JP3433600B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102901289A (zh) * | 2011-07-29 | 2013-01-30 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 一种空气源热泵热水器的模糊电加热除霜装置 |
CN102944087A (zh) * | 2011-08-12 | 2013-02-27 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 一种具有模糊电加热除霜装置的热泵热水器 |
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JPH09196522A (ja) | 1997-07-31 |
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