JPH0799298B2 - ヒ−トポンプ式空気調和機の除霜方法 - Google Patents

ヒ−トポンプ式空気調和機の除霜方法

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JPH0799298B2
JPH0799298B2 JP62187402A JP18740287A JPH0799298B2 JP H0799298 B2 JPH0799298 B2 JP H0799298B2 JP 62187402 A JP62187402 A JP 62187402A JP 18740287 A JP18740287 A JP 18740287A JP H0799298 B2 JPH0799298 B2 JP H0799298B2
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邦衛 関上
孝夫 椎名
一朗 上村
公二 永江
宣雄 関口
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は室内を冷暖房するヒートポンプ式空気調和機に
係り、特に暖房時に室外熱交換器に付着した霜を除去す
る除霜方法に関する。
(ロ) 従来の技術 逆サイクル除霜時には除霜用熱源を室内空気から汲み上
げるために特公昭52−17255号公報で提示されているよ
うに室内ファンを運転させていた。又、暖房しながらホ
ットガスバイパス除霜を行なう方式も試みられていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 逆サイクル除霜では完全に除霜できる反面、冷風が室内
へ吹き出される短所があり、一方、ホットガスバイパス
除霜では室外熱交換器に霜が残り、除霜運転を繰り返す
と室外熱交換器の表面に氷が成長し、熱交換性能が著し
く低下して暖房能力が充分発揮されなくなる問題点を有
していた。
本発明はかかる点に鑑み、逆サイクル除霜とホットガス
バイパス除霜の長所を取り入れたヒートポンプ式空気調
和機の除霜方法を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、暖房運転時にこの室外熱交換器に付着した霜
を検出するための着霜検出手段の検出結果により前記室
外熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転として、暖房
運転を継続しながら圧縮機から吐出された冷媒の一部を
この室外熱交換器へ導くホットガスバイパス運転と、四
方弁を冷房状態に設定して前記圧縮機から吐出された冷
媒の全てをこの室外熱交換器へ導く逆サイクル運転とを
備え、この除霜運転の間隔時間が所定時間よりも短い場
合は逆サイクル運転を行い、その間隔時間が所定時間よ
りも長い場合はホットガスバイパス運転を行うようにし
たものである。
また、暖房運転開始後の最初の除霜運転としてホットガ
スバイパス運転を選択し、その後の除霜運転はこの除霜
運転の間隔時間が所定時間よりも短い場合は逆サイクル
運転を行い、その間隔時間が所定時間よりも長い場合は
ホットガスバイパス運転を行うようにしたものである。
(ホ)作用 室外熱交換器を蒸発器として作用させることにより外気
から熱源を汲み取って暖房運転していると、この室外熱
交換器が着霜してくる。この室外熱交換器に付着した霜
を溶かすための除霜運転は、その除霜運転の間隔時間が
所定時間よりも短い場合は逆サイクル運転を行い、その
間隔時間が所定時間よりも長い場合はホットガスバイパ
ス運転を行う。
また、暖房運転開始後の最初の除霜運転はホットガスバ
イパス運転を行う。
(ヘ)実施例 図面に基づいて説明すると、第1図において、(1)は
圧縮機、(2)は室外熱交換器、(3)は室内熱交換
器、(4)はこの両熱交換器に冷媒を可逆的に通すため
の四方弁、(5)は毛細管等の減圧素子、(6)は一端
が圧縮機(1)と四方弁(4)との間の吐出管に、他端
が減圧素子(5)と室外熱交換器(2)との間の管に接
続され開閉弁(7)を有するホットガスバイパス管で、
これら機器を図示の如く接続している。
(8)は室外熱交換器(2)に付設されこの熱交換器に
外気を強制的に熱交換させるための室外ファン、(9)
は室内熱交換器(3)に付設されこの熱交換器に室内空
気を強制的に熱交換させるための室内ファン、(10)は
室外熱交換器(2)の着霜検知を行なうセンサー(着霜
検出手段)である。
(11)はセンサー(10)からの信号を受けて四方弁
(4)、開閉弁(7)、室外ファン(8)、室内ファン
(9)の運転を制御するマイクロコンピュータからなる
制御器で、着霜すると、室外ファン(8)を停止(OF
F)させると共に室内ファン(9)を微風運転させ、且
つ除霜運転の間隔時間が所定時間(40分)よりも長い時
は室外熱交換器(2)の着霜量が少ないと判断して開閉
弁(7)をONして開かせ、除霜運転の間隔時間が所定時
間よりも短い時は室外熱交換器(2)の着霜量が多いと
判断して四方弁(4)を通電停止(OFF)して破線状態
に切換えさせるものである。
次に動作を第2図の暖房及び除霜のフローチャートに基
づいて説明する。暖房運転スイッチを投入(スタート)
すると、圧縮機(1)と室外ファン(8)と室内ファン
(9)と四方弁(4)とがONし、圧縮機(1)から吐出
された冷媒は実線状態にある四方弁(4)−室内熱交換
器(3)−減圧素子(5)−室外熱交換器(2)−四方
弁(4)を順次介して圧縮機(1)に帰還され、蒸発器
として作用する室外熱交換器(2)で外気より熱源を汲
みとって凝縮器として作用する室内熱交換器(3)で室
内が暖房される。
かかる暖房運転時に室外熱交換器(2)に着霜し、これ
をセンサー(10)で検出して制御部(11)から除霜運転
指令が発せられると、開閉弁(7)がONして開くと共に
室外ファン(8)がOFF(停止)し、且つ室内ファン
(9)が微風で運転され、圧縮機(1)から吐出された
高温高圧の冷媒の一部がホットガスバイパス管(6)を
経て室外熱交換器(2)に導かれることによりこの熱交
換器の霜を溶かす一方、圧縮機(1)から吐出された高
温高圧の冷媒の主流は四方弁(4)−室内熱交換器
(3)−減圧素子(5)−室外熱交換器(2)−四方弁
(4)を経て圧縮機(1)に帰還され、暖房運転を継続
しながら除霜が行なわれる。このように暖房運転開始後
の最初の除霜運転としてホットガスバイパス運転を選択
したので、暖房運転がこの除霜運転時も継続され、これ
によって、暖房運転開始後の室内温度の低下をできるだ
け低く抑えて、室温が設定値に達するまでの時間の短縮
化を図ることができる。
かかるホットガスバイパス運転により室外熱交換器
(2)が除霜されると、これをセンサー(10)で検出し
て制御器(11)から除霜終了の指令が発せられ、開閉弁
(7)が閉じると共に室外ファン(8)が運転開始し、
且つ室内ファン(9)が設定風速で運転される。
この暖房運転により再び室外熱交換器(2)が着霜し
て、センサー(8)からの検出信号を制御器(9)で受
けた際、除霜運転の間隔時間(再開始された暖房運転の
時間)を制御器(9)内のタイマー手段でカウントし、
このタイマー時間が40分よりも長い時は開閉弁(7)が
ONして上述と同様のホットガスバイパス運転により暖房
しながら除霜される。一方、タイマー時間が40分よりも
短い時は四方弁(4)をOFして破線状態に切えると共に
室外ファン(8)をOFFし、且つ室内ファン(9)が微
風で運転され、圧縮機(1)から吐出された冷媒が四方
弁(4)−室外熱交換器(2)−減圧素子(5)−室内
熱交換器(3)−四方弁(4)を経て圧縮機(1)に帰
還される、逆サイクル運転で除霜される。
このように除霜運転の間隔時間が短い時は外気が着霜し
やすい状態にあり、除霜してもすぐに着霜して室外熱交
換器(2)の表面に氷が成長する虞れがあるが、室内フ
ァン(7)の微風運転により除霜能力を高めて室外熱交
換器(2)の霜を完全に除去しているため、氷が成長す
ることはない。
さらに追加すると、除霜運転の間隔時間すなわち暖房運
転時間が所定時間よりも短い場合は着霜量が多いと判断
して逆サイクル運転を行い、短時間でこの除霜運転を終
了して暖房運転の再開を早めかつこの再暖房運転時は暖
房能力が一気に発揮できるようにしている。一方、除霜
運転の間隔時間すなわち暖房運転時間が所定時間よりも
長い場合は着霜量が少ないと判断してホットガスバイパ
ス運転を行い、室内温度の低下をできるだけ低く抑えよ
うにしている。
冷房時は四方弁(4)が破線状態に切換えられ、上述の
除霜運転と同じサイクルで運転され、室外熱交換器
(2)が凝縮器として、室内熱交換器(3)が蒸発器と
して作用して通常の冷房運転が行なわれる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、暖房運転によって室外熱交換器が着霜
してくると、まずホットガスバイパス運転で除霜を行う
ようにしたので、暖房運転開始後の室内温度の低下をで
きるだけ低く抑えて、室温が設定値に達するまでの時間
の短縮を図ることができる。
また、除霜運転の間隔時間が所定時間よりも短い場合は
逆サイクル運転を行い、その間隔時間が所定時間よりも
長い場合はホットガスバイパス運転を行うようにしたの
で、除霜運転による室温の変化を少なく抑えて室温の安
定化を図ることができる。また暖房能力の低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はヒートポ
ンプ式空気調和機の冷媒回路図、第2図はヒートポンプ
式空気調和機の除霜方法を示すフローチャートである。 (1)……圧縮機、(2)……室外熱交換器、(3)…
…室内熱交換器、(4)……四方弁、(6)……ホット
ガスバイパス管、(11)……制御器。
フロントページの続き (72)発明者 永江 公二 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 関口 宣雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−30965(JP,A) 特開 昭63−213765(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と室内熱交換器と室外熱交換器とこ
    の両熱交換器に冷媒を可逆的に通すための四方弁と暖房
    運転時にこの室外熱交換器に付着した霜を検出するため
    の着霜検出手段とを有し、この着霜検出手段の検出結果
    により前記室外熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転
    として、暖房運転を継続しながら前記圧縮機から吐出さ
    れた冷媒の一部をこの室外熱交換器へ導くホットガスバ
    イパス運転と、四方弁を冷房状態に設定して前記圧縮機
    から吐出された冷媒の全てをこの室外熱交換器へ導く逆
    サイクル運転とを備えたヒートポンプ式空気調和機にお
    いて、この除霜運転の間隔時間が所定時間よりも短い場
    合は前記逆サイクル運転を行い、その間隔時間が所定時
    間よりも長い場合は前記ホットガスバイパス運転を行う
    ことを特徴とするヒートポンプ式空気調和機の除霜方
    法。
  2. 【請求項2】圧縮機と室内熱交換器と室外熱交換器とこ
    の両熱交換器に冷媒を可逆的に通すための四方弁と暖房
    運転時にこの室外熱交換器に付着した霜を検出するため
    の着霜検出手段とを有し、この着霜検出手段の検出結果
    により前記室外熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転
    として、暖房運転を継続しながら前記圧縮機から吐出さ
    れた冷媒の一部をこの室外熱交換器へ導くホットガスバ
    イパス運転と、四方弁を冷房状態に設定して前記圧縮機
    から吐出された冷媒の全てをこの室外熱交換器へ導く逆
    サイクル運転とを備えたヒートポンプ式空気調和機にお
    いて、前記暖房運転開始後の最初の除霜運転とて前記ホ
    ットガスバイパス運転を選択し、その後の除霜運転とし
    てはその除霜運転の間隔時間が所定時間よりも短い場合
    は前記逆サイクル運転を行い、その間隔時間が所定時間
    よりも長い場合は前記ホットガスバイパス運転を行うこ
    とを特徴とするヒートポンプ式空気調和機の除霜方法。
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