JPH0828930A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0828930A JPH0828930A JP16833594A JP16833594A JPH0828930A JP H0828930 A JPH0828930 A JP H0828930A JP 16833594 A JP16833594 A JP 16833594A JP 16833594 A JP16833594 A JP 16833594A JP H0828930 A JPH0828930 A JP H0828930A
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- Japan
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- heating
- overload protection
- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房運転を中断して行う室外熱交換器の除霜
運転のタイミングを、室外熱交換器の温度だけで決め
ず、暖房過負荷保護動作の有無等を考慮して決めること
により、無駄な除霜運転を無くし、暖房運転の能力およ
び快適性の向上を図る。 【構成】 圧縮機１，四方弁２，室内熱交換器３，絞り
手段４，室外熱交換器５などからなる冷凍サイクルを有
する空気調和機において、暖房運転が所定時間行われた
とき、暖房過負荷保護が動作していなければ室外熱交換
器５の温度が第１の設定値以下になったとき除霜運転を
開始させる。もし、暖房過負荷保護が動作していたら除
霜運転は行わず、暖房過負荷保護が動作しているかどう
かを判定した時点から所定時間が経過しても暖房過負荷
保護動作が解除されないときは室外熱交換器５の温度が
第１の設定値よりも低い第２の設定値以下になった時だ
け除霜運転を行う。このようにすれば無駄な除霜運転が
無くなり、暖房運転の能力および快適性が向上する。
運転のタイミングを、室外熱交換器の温度だけで決め
ず、暖房過負荷保護動作の有無等を考慮して決めること
により、無駄な除霜運転を無くし、暖房運転の能力およ
び快適性の向上を図る。 【構成】 圧縮機１，四方弁２，室内熱交換器３，絞り
手段４，室外熱交換器５などからなる冷凍サイクルを有
する空気調和機において、暖房運転が所定時間行われた
とき、暖房過負荷保護が動作していなければ室外熱交換
器５の温度が第１の設定値以下になったとき除霜運転を
開始させる。もし、暖房過負荷保護が動作していたら除
霜運転は行わず、暖房過負荷保護が動作しているかどう
かを判定した時点から所定時間が経過しても暖房過負荷
保護動作が解除されないときは室外熱交換器５の温度が
第１の設定値よりも低い第２の設定値以下になった時だ
け除霜運転を行う。このようにすれば無駄な除霜運転が
無くなり、暖房運転の能力および快適性が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係わり、詳
しくは、暖房運転時の過負荷保護動作に伴って発生する
室外熱交換器の結氷を防止するための手段に関する。
しくは、暖房運転時の過負荷保護動作に伴って発生する
室外熱交換器の結氷を防止するための手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機による暖房運転では外気温度
が高かったり、室内機側の送風が弱かったりすると冷凍
サイクルの高圧側の圧力が許容値を超えてしまう。この
ような時には圧縮機を動作させたまま室外送風機の運転
を停止させる、いわゆる、暖房過負荷保護動作を実行さ
せ、冷凍サイクルの高圧圧力の上昇を抑えるようになっ
ている。ところが、この暖房過負荷保護動作中において
も、室温調節機能により室温が設定温度まで達していな
ければ圧力が低下し、蒸発器として使用される室外熱交
換器の温度が氷点下になり、そのフィンに付着した凝縮
水が霜となり、結氷することになる。そこで、従来の空
気調和機では暖房運転が所定時間行われると室外熱交換
器の温度が例えば−８℃以下になったかどうかを検出
し、検出された室外熱交換器の温度が−８℃以下の時は
除霜運転を開始させ、その後、室外熱交換器の温度が例
えば８℃以上になるか、または、除霜運転の開始から例
えば１５分が経過すると除霜運転を終了させ、暖房運転
に戻すようになっていた。
が高かったり、室内機側の送風が弱かったりすると冷凍
サイクルの高圧側の圧力が許容値を超えてしまう。この
ような時には圧縮機を動作させたまま室外送風機の運転
を停止させる、いわゆる、暖房過負荷保護動作を実行さ
せ、冷凍サイクルの高圧圧力の上昇を抑えるようになっ
ている。ところが、この暖房過負荷保護動作中において
も、室温調節機能により室温が設定温度まで達していな
ければ圧力が低下し、蒸発器として使用される室外熱交
換器の温度が氷点下になり、そのフィンに付着した凝縮
水が霜となり、結氷することになる。そこで、従来の空
気調和機では暖房運転が所定時間行われると室外熱交換
器の温度が例えば−８℃以下になったかどうかを検出
し、検出された室外熱交換器の温度が−８℃以下の時は
除霜運転を開始させ、その後、室外熱交換器の温度が例
えば８℃以上になるか、または、除霜運転の開始から例
えば１５分が経過すると除霜運転を終了させ、暖房運転
に戻すようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和機では暖房運転中に高圧側の圧力が上昇し、上
述の暖房過負荷保護が働く条件時に、室外熱交換器の温
度が所定値（−８℃）以下になっていると、室外熱交換
器に除霜運転を必要とするだけの霜が付着していなくて
も除霜運転を開始させてしまい、暖房運転が中断される
ため、快適性が損なわれるという欠点がある。したがっ
て、本発明においては、上述のような無駄な除霜運転を
無くすようにした空気調和機を提供することを目的とし
ている。
空気調和機では暖房運転中に高圧側の圧力が上昇し、上
述の暖房過負荷保護が働く条件時に、室外熱交換器の温
度が所定値（−８℃）以下になっていると、室外熱交換
器に除霜運転を必要とするだけの霜が付着していなくて
も除霜運転を開始させてしまい、暖房運転が中断される
ため、快適性が損なわれるという欠点がある。したがっ
て、本発明においては、上述のような無駄な除霜運転を
無くすようにした空気調和機を提供することを目的とし
ている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、暖房運転中の室内熱
交換器温度が暖房過負荷保護動作開始温度まで上昇する
と室外送風機の運転を停止し、暖房過負荷保護動作解除
温度まで降下すると室外送風機の運転を再開する暖房過
負荷保護機能を備えてなる空気調和機において、暖房運
転開始から所定時間が経過したら暖房過負荷保護動作が
開始されているかどうかを判定し、保護動作が開始され
てない時は室外熱交換器の温度が第１の設定値以下にな
ったとき除霜運転を開始させ、保護動作が開始されてい
る時は、これを判定した時点から所定時間が経過し、か
つ、室外熱交換器の温度が前記第１の設定値よりも低い
第２の設定値以下になったとき除霜運転を開始させるよ
うにした。
決するためになされたものであり、暖房運転中の室内熱
交換器温度が暖房過負荷保護動作開始温度まで上昇する
と室外送風機の運転を停止し、暖房過負荷保護動作解除
温度まで降下すると室外送風機の運転を再開する暖房過
負荷保護機能を備えてなる空気調和機において、暖房運
転開始から所定時間が経過したら暖房過負荷保護動作が
開始されているかどうかを判定し、保護動作が開始され
てない時は室外熱交換器の温度が第１の設定値以下にな
ったとき除霜運転を開始させ、保護動作が開始されてい
る時は、これを判定した時点から所定時間が経過し、か
つ、室外熱交換器の温度が前記第１の設定値よりも低い
第２の設定値以下になったとき除霜運転を開始させるよ
うにした。
【０００５】
【作用】上記の手段によれば、暖房運転が所定時間行わ
れたとき室外熱交換器の温度だけで除霜運転を開始させ
るかどうかを決めるのではなく、暖房運転が所定時間行
われた時に、暖房過負荷保護動作が開始されているかど
うかを判定した上で、保護動作が開始されてないときは
室外熱交換器の温度が第１の設定値以下になったとき除
霜運転を開始させ、保護動作が開始されている時は、こ
れを判定した時点から所定時間が経過し、かつ、室外熱
交換器の温度が第１の設定値よりも低い第２の設定値以
下になったとき除霜運転を開始させるようになっている
ので無駄のない除霜運転を行うことができる。
れたとき室外熱交換器の温度だけで除霜運転を開始させ
るかどうかを決めるのではなく、暖房運転が所定時間行
われた時に、暖房過負荷保護動作が開始されているかど
うかを判定した上で、保護動作が開始されてないときは
室外熱交換器の温度が第１の設定値以下になったとき除
霜運転を開始させ、保護動作が開始されている時は、こ
れを判定した時点から所定時間が経過し、かつ、室外熱
交換器の温度が第１の設定値よりも低い第２の設定値以
下になったとき除霜運転を開始させるようになっている
ので無駄のない除霜運転を行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図３に基づ
いて説明する。図１は空気調和機の基本的な冷凍サイク
ルとその制御系の概略を表したもので、１は圧縮機、２
は冷媒の流れを切り換える四方弁、３は室内熱交換器、
４はキャピラリーチューブ等を用いた絞り手段、５は室
外熱交換器で、暖房運転時の冷媒は１，２，３，４，５
の順に流れ、再度、四方弁２を経由して圧縮機１に戻る
ようになっている。６は室外熱交換器５等を空冷する室
外送風機、７は室内熱交換器３によって熱交換された空
気を室内へ送出するための室内送風機、８は圧縮機１、
四方弁２、室外送風機６等を制御する室外機制御部、９
は室内送風機７の他、図示されてない風向調節装置等を
制御する室内機制御部で、この室内機制御部９と室外機
制御部８は信号線10で結ばれている。
いて説明する。図１は空気調和機の基本的な冷凍サイク
ルとその制御系の概略を表したもので、１は圧縮機、２
は冷媒の流れを切り換える四方弁、３は室内熱交換器、
４はキャピラリーチューブ等を用いた絞り手段、５は室
外熱交換器で、暖房運転時の冷媒は１，２，３，４，５
の順に流れ、再度、四方弁２を経由して圧縮機１に戻る
ようになっている。６は室外熱交換器５等を空冷する室
外送風機、７は室内熱交換器３によって熱交換された空
気を室内へ送出するための室内送風機、８は圧縮機１、
四方弁２、室外送風機６等を制御する室外機制御部、９
は室内送風機７の他、図示されてない風向調節装置等を
制御する室内機制御部で、この室内機制御部９と室外機
制御部８は信号線10で結ばれている。
【０００７】室内機制御部９および室外機制御部８には
それぞれ図示はされてないが、温度情報等のアナログ信
号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換部の他、タイマー部、
記憶部、比較部などがあり、圧力センサ11により検出さ
れる高圧圧力、温度センサ12により検出される室外熱交
換器６の入口側（暖房運転時）の温度、図示されてない
温度センサにより検出される外気温度等に関する情報は
室外機制御部８側のＡ／Ｄ変換部に入力され、一方、室
内機制御部９側のＡ／Ｄ変換部には温度センサ13により
検出される室内熱交換器５の温度、図示されてない温度
センサにより検出される室内温度等に関する情報が入力
されるようになっている。
それぞれ図示はされてないが、温度情報等のアナログ信
号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換部の他、タイマー部、
記憶部、比較部などがあり、圧力センサ11により検出さ
れる高圧圧力、温度センサ12により検出される室外熱交
換器６の入口側（暖房運転時）の温度、図示されてない
温度センサにより検出される外気温度等に関する情報は
室外機制御部８側のＡ／Ｄ変換部に入力され、一方、室
内機制御部９側のＡ／Ｄ変換部には温度センサ13により
検出される室内熱交換器５の温度、図示されてない温度
センサにより検出される室内温度等に関する情報が入力
されるようになっている。
【０００８】ところで、暖房運転では図２に示すように
室内熱交換器３の温度が予め設定された暖房過負荷保護
動作開始温度まで上昇すると室外送風機６の運転を停止
し、また、室内熱交換器３の温度が暖房過負荷保護動作
解除温度まで降下すると室外送風機６の運転を再開させ
るという暖房過負荷保護動作を繰り返すことにより室外
熱交換器３の結氷拡大を防止するとともに、もし、暖房
過負荷保護動作の開始後に室内熱交換器温度が暖房過負
荷保護温度の上限値を越えるようなことがあると圧縮機
１の運転も停止させるようになっているが、特に本実施
例では暖房運転の開始から所定時間が経過すると暖房過
負荷保護動作が開始されているかどうかを判定し、保護
動作が開始されてない時は室外熱交換器５の温度が第１
の設定値（例えば、−８℃）以下になったとき除霜運転
を開始させ、また、保護動作が開始されていた時は、こ
れを判定した時点から所定時間（例えば、３０分間）が
経過し、かつ、室外熱交換器５の温度が第１の設定値
（−８℃）よりも低い第２の設定値（例えば−２０℃）
以下になったとき除霜運転を開始させるようになってい
る。なお、除霜運転の方法としては四方弁２を切り換え
て冷媒の流れを一時的に変えるリバース方式と、図示は
されてないが圧縮機１の吐出ガスの一部を室外熱交換器
３の入口側へバイパスさせるホットガスバイパス方式と
があるが本実施例では前者のリバース方式が用いられて
いる。
室内熱交換器３の温度が予め設定された暖房過負荷保護
動作開始温度まで上昇すると室外送風機６の運転を停止
し、また、室内熱交換器３の温度が暖房過負荷保護動作
解除温度まで降下すると室外送風機６の運転を再開させ
るという暖房過負荷保護動作を繰り返すことにより室外
熱交換器３の結氷拡大を防止するとともに、もし、暖房
過負荷保護動作の開始後に室内熱交換器温度が暖房過負
荷保護温度の上限値を越えるようなことがあると圧縮機
１の運転も停止させるようになっているが、特に本実施
例では暖房運転の開始から所定時間が経過すると暖房過
負荷保護動作が開始されているかどうかを判定し、保護
動作が開始されてない時は室外熱交換器５の温度が第１
の設定値（例えば、−８℃）以下になったとき除霜運転
を開始させ、また、保護動作が開始されていた時は、こ
れを判定した時点から所定時間（例えば、３０分間）が
経過し、かつ、室外熱交換器５の温度が第１の設定値
（−８℃）よりも低い第２の設定値（例えば−２０℃）
以下になったとき除霜運転を開始させるようになってい
る。なお、除霜運転の方法としては四方弁２を切り換え
て冷媒の流れを一時的に変えるリバース方式と、図示は
されてないが圧縮機１の吐出ガスの一部を室外熱交換器
３の入口側へバイパスさせるホットガスバイパス方式と
があるが本実施例では前者のリバース方式が用いられて
いる。
【０００９】図３は上述の制御動作をフローチャートで
表したもので、暖房運転が開始されると、ステップＳＴ
１では圧縮機１の連続運転時間を積算する１０分タイマ
ーと圧縮機１の運転時間を積算する４０分タイマーがセ
ットされる。ステップＳＴ２では圧縮機１の連続運転時
間が１０分に達したかどうか、また、ステップＳＴ３で
は圧縮機１の運転積算時間が４０に達したかどうかの判
定がなされ、圧縮機１の運転積算時間が４０分を越える
とステップＳＴ４で暖房過負荷保護が動作しているかど
うかの判定が行われる。もし、暖房過負荷保護動作が開
始されてなければステップＳＴ５で室外熱交換器５の温
度判定が行われ、−８℃以下であれば除霜運転が開始さ
れるが、−８℃まで低下していなければステップＳＴ
４，ＳＴ５の作業が繰り返される。
表したもので、暖房運転が開始されると、ステップＳＴ
１では圧縮機１の連続運転時間を積算する１０分タイマ
ーと圧縮機１の運転時間を積算する４０分タイマーがセ
ットされる。ステップＳＴ２では圧縮機１の連続運転時
間が１０分に達したかどうか、また、ステップＳＴ３で
は圧縮機１の運転積算時間が４０に達したかどうかの判
定がなされ、圧縮機１の運転積算時間が４０分を越える
とステップＳＴ４で暖房過負荷保護が動作しているかど
うかの判定が行われる。もし、暖房過負荷保護動作が開
始されてなければステップＳＴ５で室外熱交換器５の温
度判定が行われ、−８℃以下であれば除霜運転が開始さ
れるが、−８℃まで低下していなければステップＳＴ
４，ＳＴ５の作業が繰り返される。
【００１０】もし、ステップＳＴ４で暖房過負荷保護動
作が開始されていると判定された時にはステップＳＴ６
で３０分タイマーがセットされる。ステップＳＴ７では
３０分が経過するまではステップＳＴ８側に進めるよう
になっており、ここでは暖房過負荷保護動作が解除され
たかどうかの判定が行われ、解除されたことが分かると
ステップＳＴ９で３０分タイマーをリセットする。も
し、３０分を越えても暖房過負荷保護動作が解除されな
い時はステップＳＴ１０で室外熱交換器５の温度判定が
行われ、その温度が例えば−２０℃以下になっている時
はステップＳＴ１１で除霜運転が開始されるが、−２０
℃以上であればステップＳＴ８側に進められる。なお、
ステップＳＴ１１で除霜運転が開始された後はステップ
ＳＴ１２での温度判定で室外熱交換器５の温度が例えば
８℃以上になったとき、または、ステップＳＴ１３で除
霜運転開始から例えば１５分が経過したと判定されたと
きにステップＳＴ１４に進めて除霜運転を終了させるよ
うになっている。
作が開始されていると判定された時にはステップＳＴ６
で３０分タイマーがセットされる。ステップＳＴ７では
３０分が経過するまではステップＳＴ８側に進めるよう
になっており、ここでは暖房過負荷保護動作が解除され
たかどうかの判定が行われ、解除されたことが分かると
ステップＳＴ９で３０分タイマーをリセットする。も
し、３０分を越えても暖房過負荷保護動作が解除されな
い時はステップＳＴ１０で室外熱交換器５の温度判定が
行われ、その温度が例えば−２０℃以下になっている時
はステップＳＴ１１で除霜運転が開始されるが、−２０
℃以上であればステップＳＴ８側に進められる。なお、
ステップＳＴ１１で除霜運転が開始された後はステップ
ＳＴ１２での温度判定で室外熱交換器５の温度が例えば
８℃以上になったとき、または、ステップＳＴ１３で除
霜運転開始から例えば１５分が経過したと判定されたと
きにステップＳＴ１４に進めて除霜運転を終了させるよ
うになっている。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したような制御機能を備えた空
気調和機であるならば、暖房運転が所定時間行われたと
き暖房過負荷保護が動作していなければ室外熱交換器の
温度次第で除霜運転を行うかどうかが決まるが、暖房過
負荷保護が動作していたら、その保護動作の解除を待
ち、所定時間内に保護動作が解除されたら除霜運転は行
わず、所定時間が経過しても保護動作が解除されないと
きは室外熱交換器が結氷したと考えられるより低い温度
になったときだけ除霜運転が行われるので、無駄な除霜
運転はなく、暖房運転における快適性が向上する。
気調和機であるならば、暖房運転が所定時間行われたと
き暖房過負荷保護が動作していなければ室外熱交換器の
温度次第で除霜運転を行うかどうかが決まるが、暖房過
負荷保護が動作していたら、その保護動作の解除を待
ち、所定時間内に保護動作が解除されたら除霜運転は行
わず、所定時間が経過しても保護動作が解除されないと
きは室外熱交換器が結氷したと考えられるより低い温度
になったときだけ除霜運転が行われるので、無駄な除霜
運転はなく、暖房運転における快適性が向上する。
【図１】本発明に係わる空気調和機の冷凍サイクルとそ
の制御系の概略図である。
の制御系の概略図である。
【図２】本発明に係わる空気調和機の暖房運転時の過負
荷保護動作例を表すタイムチャートである。
荷保護動作例を表すタイムチャートである。
【図３】本発明の制御動作例を表すフローチャートであ
る。
る。
１ 圧縮機 ２ 四方弁 ３ 室内熱交換器 ４ 絞り手段 ５ 室外熱交換器 ６ 室外送風機 ７ 室内送風機 ８ 室外機制御部 ９ 室内機制御部 10 信号線 11 圧力センサ 12 温度センサ 13 温度センサ
Claims (4)
- 【請求項１】 暖房運転中の室内熱交換器温度が暖房過
負荷保護動作開始温度まで上昇すると室外送風機の運転
を停止し、暖房過負荷保護動作解除温度まで降下すると
室外送風機の運転を再開する暖房過負荷保護機能を備え
てなる空気調和機において、暖房運転開始から所定時間
が経過したら暖房過負荷保護動作が開始されているかど
うかを判定し、保護動作が開始されてない時は室外熱交
換器の温度が第１の設定値以下になったとき除霜運転を
開始させ、保護動作が開始されている時は、これを判定
した時点から所定時間が経過し、かつ、室外熱交換器の
温度が前記第１の設定値よりも低い第２の設定値以下に
なったとき除霜運転を開始させるようにしてなることを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記除霜運転の開始後、室外熱交換器の
温度が所定値を越えるか、あるいは、除霜運転開始から
所定時間が経過したら除霜運転を終了させるようにして
なる請求項１記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記暖房過負荷保護動作が検出されてか
ら前記除霜運転を開始させるまでの所定時間内に暖房過
負荷保護動作が解除されたら、計測動作中のタイマーを
リセットするようにしてなる請求項１記載の空気調和
機。 - 【請求項４】 前記暖房過負荷保護動作の開始後、前記
室内熱交換器温度が前記暖房過負荷保護動作開始温度の
上限値を越えたら圧縮機の運転を停止させるようにして
なる請求項１記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833594A JPH0828930A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833594A JPH0828930A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828930A true JPH0828930A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15866150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16833594A Pending JPH0828930A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828930A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030026014A (ko) * | 2001-09-24 | 2003-03-31 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 과부하 제어장치 및 방법 |
| JP2007178106A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Hitachi Ltd | 冷却装置 |
| CN101893310A (zh) * | 2010-08-31 | 2010-11-24 | 四川长虹空调有限公司 | 热泵空调器制热模式下防压缩机过载的控制方法 |
| KR101186325B1 (ko) * | 2006-02-20 | 2012-09-27 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화 시스템 및 그 제어방법 |
| US11493260B1 (en) * | 2018-05-31 | 2022-11-08 | Thermo Fisher Scientific (Asheville) Llc | Freezers and operating methods using adaptive defrost |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16833594A patent/JPH0828930A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030026014A (ko) * | 2001-09-24 | 2003-03-31 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 과부하 제어장치 및 방법 |
| JP2007178106A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Hitachi Ltd | 冷却装置 |
| JP4614209B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-01-19 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷却装置 |
| KR101186325B1 (ko) * | 2006-02-20 | 2012-09-27 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화 시스템 및 그 제어방법 |
| CN101893310A (zh) * | 2010-08-31 | 2010-11-24 | 四川长虹空调有限公司 | 热泵空调器制热模式下防压缩机过载的控制方法 |
| US11493260B1 (en) * | 2018-05-31 | 2022-11-08 | Thermo Fisher Scientific (Asheville) Llc | Freezers and operating methods using adaptive defrost |
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