JP5088176B2 - 脊椎用コルセット - Google Patents

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Description

本発明は、人の上半身の前部に装着する本体と、上半身の背部に装着する背当て体とを備え、背中や腰部が加齢や圧迫骨折などによって曲がるのを予防または治療あるいは矯正するのに好適な脊椎用コルセットに関するものである。
従来、人の上半身の前部に装着する本体と背部に装着する背当て体とを備えた構造のコルセットとして、前部に装着する本体の全体が硬質プラスチックや金属で製作され、その本体の内側面に薄いスポンジやフェルトなどが取付けられた形態のものがある。しかしながらこの形態のコルセットは、本体の全面が硬質な素材で製作されているので、様々な身体形状の使用者に対して適合性が悪く、皮膚を傷つけたり、肋骨や骨盤を強く押圧して身体に負担をかけたり、装具自体を変形させたりするという不具合があり、また装着状態が緩やかな場合には、睡眠中に装具が所定位置から動いてしまい、目的とする効果が得られないという不具合もあった。さらには装具自体の重量が大きくて、高齢者が使用するには不適切であり、また本体の形の修正を簡易に行うことができない等の欠点も有している。
また上記したコルセットとは別の形状のものとしては、身体前部の中心に位置する部分に筋金を立て、その筋金の上下部分にパッドを設けたものを軟質素材を主体としたコルセットに取付けた構造のものもあるが、この構造のコルセットは、使用時における支持性が悪く、また筋金が腹部に当たって使用者の行動が阻害され易いという欠点があった。
上記のような数多くの不具合や欠点を解消できる形態のコルセットとして、現在では以下のような技術が提案されている。
すなわち、上下に分離して設けられた胸部ベルトと骨盤ベルトを、それぞれ身体に巻着して装着するとともに、両ベルトに固定できる支柱部材を縦方向に取付けるように構成したものがある(特許文献1参照)。また身体の背部側と左右の前側を備えた形状で、その背部側と左右の前側がそれぞれ接続されており、且つ開いた状態の左右前側の上部をバンドとバックルで連結するようにするとともに、左右前側の下部に、腹式呼吸の抑制を防止するための開口部を設けた構成のコルセットも開示されている(特許文献2参照)。
特開2006−149849号公報 特開2003−61994号公報
上記した特許文献1のコルセットは、胸部ベルトと骨盤ベルトが上下に分離されているので、背部に空間が生じており、また仮に支柱部材を背部に固定したとしても締め付け力が弱いので、脊椎が曲がるのを予防したり治療したりするためのコルセットには適していないという大きな欠点があった。
また特許文献2の高機能胸腰部コルセットは、左右の前側の間をベルトとバックルを用いて連結するような構造になっているので、コルセットを装着した際の締め付け力が強すぎると、細帯状のベルトが胸部に食い込んで息苦しくなり、また締め付け状態が緩やかな場合には、所望する効果を期待できないという問題点がある。さらには、コルセットの内側面に設けた空気袋に空気圧を注入して締め付け力を調整するという複雑な機構となっているので、製造コストが高くなり、販売価格が高額になるという欠点もあった。
そこで本発明は、脊椎の曲がりを予防または治療あるいは矯正することを目的として開発されたコルセットであって、使用者の体型の如何に関わらず、簡単容易に装着および適合することができるとともに、胸部あるいは腹部への圧迫や、睡眠中または動作中におけるコルセットの移動等が防止可能であり、また軽量で肌触りがよく、安価に製造できる脊椎用コルセットを提供しようとするものである。
本発明における請求項1に記載の脊椎用コルセットは、使用者の体型の相違に対応可能とすべく、上半身の前部に装着される本体と上半身の背部に装着される背当て体とをそれぞれ湾曲自在に形成し、また該本体と背当て体との間を、長さ調節可能な連結部材を用いて連結するようにしたコルセットであって、前記した本体は、大略楕円形の左右から身体の側部に当接するための延設片部を突設した形状の前当て部と、該前当て部よりもやや小さな形状の外装部を、内側と外側に重合して固着するとともに、その重合部分の中央に開口部を形成して設けられ、また前記した背当て体は、大略方形状の左右端部の中央が半円状にくびれた形状の内張り部と、該内張り部よりもやや小さな同形状で、且つ縦長帯状の2本の補強帯材を取付けて成る外張り部を、内側と外側に重合して固着した構成とするものである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載した脊椎用コルセットにおいて、横状のパッド枠と縦状の支持枠によってほぼ四角形の枠状に形成した芯枠を、上記した前当て部と外装部との重合部分に埋設した構成とするものである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載した脊椎用コルセットにおいて、上記本体を、あらかじめ体幹前部の輪郭に沿った湾曲状に設けた構成とするものである。
請求項4に記載の本発明は、請求項1に記載した脊椎用コルセットにおいて、上記した外装部の端部近傍に複数個の角型フックを取付けるとともに、上記した外張り部の端部近傍に複数個の面ファスナー付き長さ調節バンドを取付け、その表面部と裏面部に雌雄の面ファスナーを組み合わせて成る連結部材を、前記角型フックと長さ調節バンドにそれぞれ取付けるように構成したものである。
本発明の脊椎用コルセットは、装具の本体および背当て体における身体に当接する部分を半硬質スポンジやフェルト等の柔軟性素材を用いて形成してあるので、軽量で肌触りがよく、身体に装着した場合の適合性や支持性にも優れているという効果があるとともに、本体と背当て体を長さ調節可能な連結部材で簡易確実に連結することができるので、使用者の如何なる体型にも対応することができ、且つ就寝中等に位置ズレするようなこともなく、大きな治療成果を得ることができるという極めて顕著な効果を奏するものである。
また本体の中央部が開口してあるので通気性がよく、胸部および腹部への過剰な圧迫を防止することができるという長所があるばかりでなく、背当て体の形状に改良が加えてあるので、様々な背中の形状に対して柔軟に適応することができるという長所もある。
さらに本発明品は、半硬質スポンジやフェルト、面ファスナー等の安価な素材で形成してあるので、廉価な製品を市場に提供することができるという大きな利点を有し、またこの半硬質スポンジはドライヤーなどで形の調整ができるので、さらに適合性を向上させることができという利点も有している。
以下に、本発明に成る脊椎用コルセットの最良の実施形態を図面に基いて説明するが、本発明は、上半身の前部に装着される本体10と、上半身の背部に装着される背当て体20と、該本体10と背当て体20との間を連結する4本の連結部材30とによって構成されるものである。なお図1は、本発明に成るコルセットの使用状態を示す側面図であり、図2は本体10を正面側から見た状態の一部切欠斜視図であり、図3は本体10を背面側から見た状態の斜視図である。また図4は背当て体の構造を示す背面図であり、図5は背当て体の正面形状と長さ調節バンドの取付け状態を示す説明図である。さらに図6は連結部材の形状を示す斜視図であり、(イ)は連結部材の裏面部を、(ロ)は表面部をそれぞれ示している。
本体10は、上半身の前部に装着すべく、その全体形状が標準的な体幹前部の輪郭に沿うような湾曲状にあらかじめ設けられ、さらに使用者の体型の相違に対応できるような湾曲自在に形成されたものである。またこの本体10は、体幹前部に主体的に当接するように設けた部分(本発明ではこれを前当て部11と略称している)と、前当て部11の前部に重合して固着される外装部12と、前当て部11と外装部12の間に埋設配置される芯枠14と、後述する連結部材30を係止するための角型フック17とを主たる構成材とするとともに、その前当て部11と外装部12が重合された部分の中央に、胸部や腹部への過剰な圧迫や使用者の行動を阻害することを防止し、且つ通気性の向上を図るための開口部15を形成して成るものである。該開口部15は、一般的には方形状または円形状に形成されるもので、本実施形態では、上方がやや広く、下方がやや狭くなるような大略方形状で、且つその四隅が円弧状にカットされた形状となっている。
上記前当て部11は、軽量の半硬質スポンジを熱成型して形成したものであり、その概略形状は、横長楕円形の左右端部の中央が半円状にくびれた形状になっている。この場合に、前記開口部15を囲繞するように設けられた部分から左方および右方の上下に突設された形状(半円状のくびれによって形成された突出部分)の延設片部13は、図1に示すように、本発明のコルセットが上半身に装着された際に、身体の側部に当接される部分である。このように延設片部13を設けたことにより、本体10と使用者の身体の間に隙間を生じるようなことがなく、密着度を向上させることができるようになっている。なおこの前当て部11の上辺においては、中央部分がほぼ水平状で、延設片部13に向けてなだらかな円弧を描きながら下降する形状となっており、また該前当て部11の下辺においては、その中央部分が最も下方に位置するような円弧状で、延設片部13に向けたカーブが緩やかに上昇するように形成されている。なお図2と図3では前当て部11の下辺の形状が異なって描かれているが、図2は、湾曲状に設けた本体10を正面側から見た状態を示しているので下辺のカーブが大きく現れていないが、図3は本体10を背面側から見た状態を示しているので下辺のカーブが大きく現れているものである。
外装部12は、前当て部11よりもやや硬質の合成樹脂を用いて形成されたもので、前当て部11よりもやや小さく形成され、且つ前記開口部15を囲繞する大略ひょうたん形状に形成されており、その外周および内周が、縫着手段を用いて前当て部11に固着されて成るものである。なお該外装部12の上辺および下辺の形状は、前記前当て部11の上辺および下辺の形状とほぼ同様である。
前記前当て部11と外装部12との重合面の間に、芯枠14が埋設配置されている。この芯枠14は、図2に示すように、前当て部11および外装部12の上下の形状に沿って形成された2本のパッド枠14Aを、開口部15を間に存して横状に位置させ、また細長帯状に形成された2本の支持枠14Bを、開口部15を間に存して縦状に位置させることによってほぼ四角形の枠状に設けたもので、該芯枠14を前当て部11の上面に固着した後、さらにその上面に外装部12を重ねて固定したものである。
上述した外装部12における上下および左右の端部近傍の適所には、フック取付片16を介して4個の角型フック17が取付けられている。このフック取付片16は、ほぼ楕円状に設けた合成樹脂片を二つ折りし、その折り曲げ部に角型フック17を通して固着した形状のもので、上述した芯枠14における上下左右の端部に相当する位置にカシメ材18を用いて取付けられたものである。したがってこの部分の各構成部材は、角型フック17のみが回動自在で、他の部材は固定状態となっている。
本実施形態で使用される本体10は、以上のように構成されている。
次に、背当て体20について説明する。本体10が体幹前部の輪郭に沿うようにあらかじめ湾曲状に形成されているのに対して、該背当て体20は、その全体形状が平板状に設けられ、且つ使用者の体型の相違に対応できるような湾曲自在に形成されたものである。またこの背当て体20は、使用者の脊椎およびその周辺部に当接する内張り部21と、その内張り部21の外面に重合して固着された外張り部22と、この背当て体20の上下左右の4箇所に取付けられた長さ調節バンド23を主たる構成材とするものである。
内張り部21は、スポンジやフェルトなどの軟性素材を用いて形成されたもので、その左右端部の中央が半円状にくびれた形状となっており、例えば中央の面積が大きな大略工字状に形成されたものである。この内張り部21の上辺は、その中央がやや凹設された円弧状に設けられ、またその下辺は、その中央が上辺よりも大きく凹設された円弧状に設けられている。なお該内張り部21の縁は、図示では小さな波状に設けられているが、この縁を線状に設けるようにしても差し支えない。
また外張り部22は、前記本体10の外装部12とほぼ同様な合成樹脂を用いて、内張り部21よりもやや小さな同形状に形成されたもので、縫着等の手段を用いて内張り部21に固着されている。また該外張り部22には、その全面に亘って通気用の小孔29が形成されるとともに、縦長帯状に形成した2本の補強帯材24が、脊椎の当接が想定される縦の中心線(表示されない)に対して左右対称状に固着されている。なおこの補強帯材24は、やや硬質の合成樹脂を用いて形成されたもので、その上下に固定ピン28を取付けるとともに、その周囲を縫着して固定されている。
この背当て体20における四隅の外方には、長さ調節バンド23が突設されているが、この長さ調節バンド23は、幅広な長方形状の雄状面ファスナーを主体にして形成されたものである。該長さ調節バンドは、その内側が、内張り部21と同一の素材で形成された長方形の連結バンド26Bで、その外側が、雄状面ファスナー26Aとなっている。またこの長さ調節バンド23の背当て体20への取付構造は、以下のようになっている。すなわち、雄状面ファスナー26Aの略半円状に設けた取付側端部の表面に、同形状に設けた面ファスナー取付片25を重ねて固着し、外張り部22における上下左右の突出部位に、上記した雄状面ファスナー付き取付片を重ね、カシメ材27を用いて取付けるようにするものである。したがってこの長さ調節バンド23は、図5に示すように、カシメ材27で固定された部分を支点として開閉することができ、また面ファスナー取付片の外側端部を支点として揺動および湾曲自在となっているのである。長さ調節バンド23をこのように形成することにより、後述する連結部材30を介して本体10と背当て体20を身体に装着する際に、ベルト面と肌がぴったりと合わされ、またベルトの捩れなどを招来するようなことがない。
本実施形態で使用される背当て体20は、以上のように構成されている。
次に、図6を参照して連結部材30について説明するが、この連結部材30は4本を一組として使用されるものであり、その表面部30Aと裏面部30Bとは構造が異なっている。すなわち図6(ロ)に示す表面部30Aは、やや柔軟性を有する合成樹脂で形成された係止ベルト31を、前記長さ調節バンド23とほぼ同一の幅を有する雌状面ファスナー32に連結した形状となっており、また図6(イ)で示す裏面部30Bは、前記係止ベルト31と同一の幅を有し、且つそのほぼ半分程度の長さを有する雄状面ファスナー33を係止ベルト31の裏面に固着するとともに、その雄状面ファスナー33に隣接して、係止ベルト31とほぼ同程度の幅と長さを有する雌状面ファスナー34を、係止ベルト31と広幅状の雌状面ファスナー32の裏面に固着して形成されている。この場合の係止ベルト31は、使用時に、上記した本体10の角型フック17に掛止して折り返されるようになっているので、角型フック17に挿通可能な幅を有して形成されており、また一列状に並べて設けられた雄状面ファスナー33と雌状面ファスナー34によって係着固定されるようになっている。なお広幅状の雌状面ファスナー32は、使用時に前記長さ調節バンド23の雄状面ファスナー26Aと係着固定されるものである。
なお本実施形態では、連結部材30として面ファスナーを利用する例を示したが、面ファスナーに代えて、バンドとバックルを使用したり、紐を用いて結ぶように構成してもよい。また面ファスナーを用いた2本の連結部材30を広幅状に形成し、本体10と背当て体20の間を左右1本ずつの連結部材で連結することも可能である。
続いて、図1を参照しながら、本実施形態を成すコルセットの使用方法について説明する。上述した如くに、本体10は人の上半身Hの前部に装着され、背当て体20は人の上半身Hの背部に装着されるもので、その両者の間を連結部材30で連結するようになっている。この場合に、まず背当て体20の長さ調節バンド23の外面に配置された雄状面ファスナー26Aに、連結部材30の表面部30Aに設けた雌状面ファスナー32を係着させた後、本体10の角型フック17に係止ベルト31を挿通し、適宜な長さを図って折り返し、係止ベルト31の裏面に設けた雌雄の面ファスナーを合わせて係着させる。このような動作を繰り返して、本体10と背当て体20の相対向する四隅同士に連結部材30を差し渡して連結するのであるが、この場合に、使用者の体型や症状等に応じてコルセットの締め付け力(すなわち連結部材の使用長さ)を調整するものとする。なおこの締め付け力の調整は、上述したように、雄状面ファスナー26Aと雌状面ファスナー32との係着位置の選択および係止ベルト31の折り返し位置の選択という2箇所の調整によって行うことができる。
本発明に成る脊椎用コルセットは以上のように構成されたものであるが、このコルセットの製造においては、コルセットの大きさを大中小の3種類とするとともに、本体10の前当て部11を形成する半硬質スポンジの形状を、高温のドライヤー等で調整することにより、適合状態をさらに改良することも可能である。なお特に高齢者に見られるような特殊な体型(例えば腰が極端に曲がっているような体型等)の人が使用する際に、本体の上縁部に隙間ができるような場合があるが、その隙間を埋めるための付属品として、楔形パッドを併用するようにすると好適である。
本発明に成る脊椎用コルセットの使用状態を示す側面図である。 本体を正面側から見た状態の一部切欠斜視図である。 本体を背面側から見た状態の斜視図である。 背当て体の構造を示す背面図である。 背当て体の正面形状と長さ調節バンドの取付け状態を示す説明図である。 連結部材の表面部と裏面部を示す斜視図である。
符号の説明
10 本体
11 前当て部
12 外装部
13 延設片部
14 芯枠
14A パッド枠
14B 支持枠
15 開口部
16 フック取付片
17 角型フック
18,27 カシメ材
20 背当て体
21 内張り部
22 外張り部
23 長さ調節バンド
24 補強帯材
25 面ファスナー取付片
26A 雄状面ファスナー
26B 連結バンド
30 連結部材
30A 表面部
30B 裏面部
31 係止ベルト
32,34 雌状面ファスナー
33 雄状面ファスナー

Claims (4)

  1. 使用者の体型の相違に対応可能とすべく、上半身の前部に装着される本体と上半身の背部に装着される背当て体とをそれぞれ湾曲自在に形成し、また該本体と背当て体との間を長さ調節可能な連結部材によって連結するようにしたコルセットであって、前記した本体は、大略楕円形の左右から身体の側部に当接するための延設片部を突設した形状の前当て部と、その前当て部よりもやや小さな形状の外装部を、内側と外側に重合して固着するとともに、その重合部分の中央に開口部を形成して設けられ、また前記した背当て体は、大略方形状の左右端部の中央が半円状にくびれた形状の内張り部と、該内張り部よりもやや小さな同形状で、且つ縦長帯状の2本の補強帯材を取付けて成る外張り部を、内側と外側に重合して固着したことを特徴とする脊椎用コルセット。
  2. 横状のパッド枠と縦状の支持枠によってほぼ四角形の枠状に形成した芯枠を、上記した前当て部と外装部との重合部分に埋設して構成したことを特徴とする請求項1に記載の脊椎用コルセット。
  3. 上記した本体を、あらかじめ体幹前部の輪郭に沿った湾曲状に設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載の脊椎用コルセット。
  4. 上記外装部の端部近傍に複数個の角型フックを取付けるとともに、上記外張り部の端部近傍に複数個の面ファスナー付き長さ調節バンドを取付け、その表面部と裏面部に雌雄の面ファスナーを組み合わせて成る連結部材を、前記角型フックと長さ調節バンドにそれぞれ取付けるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の脊椎用コルセット。
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