JP3118691U - コルセット - Google Patents

コルセット Download PDF

Info

Publication number
JP3118691U
JP3118691U JP2005009697U JP2005009697U JP3118691U JP 3118691 U JP3118691 U JP 3118691U JP 2005009697 U JP2005009697 U JP 2005009697U JP 2005009697 U JP2005009697 U JP 2005009697U JP 3118691 U JP3118691 U JP 3118691U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corset
back pain
low back
fastener
pain caused
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005009697U
Other languages
English (en)
Inventor
進 菊池
Original Assignee
株式会社ミノウラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ミノウラ filed Critical 株式会社ミノウラ
Priority to JP2005009697U priority Critical patent/JP3118691U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3118691U publication Critical patent/JP3118691U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】腰椎起因とする腰痛及び仙腸関節部を起因とする腰痛のどちらにも対処できるコルセットを提供する。
【解決手段】伸縮性を備えた幅広で長尺な部材の両端部を係止するように形成してあるコルセット1であって、コルセット本体部10の中央10c下側に骨盤矯正用の骨盤ベルト部20が一体に接合してある。考案のコルセット1は、コルセット本体部の下に骨盤ベルトが一体に接合してあるので、腰椎起因とする腰痛及び仙腸関節部を起因とする腰痛のどちらにも対処できるコルセットとして提供できる。また、両端部には係止部13a,13bが設けられており、この係止部内には形状維持用の中骨14a,14bが埋設されている構造とするのが好ましい。このようにすると使用時における変形を抑制することもできる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、腰の周部に巻き付けるコルセットに関する。
腰痛の治療や予防のため、患部の支持や固定或いは矯正などの目的で腰の周部に巻き付けるコルセットが従来から広く利用されている。このようなコルセットは、一般に弾性を備えた幅広で長尺な部材であり、両端部には係止するためのファスナが設けられている。このようなコルセットを腰の周部を締付けてファスナ面同士を任意の位置で係止する(留める)と、腰に一定の圧迫力を加えることができるので腰痛の改善や腰痛予防を図ることができる。
例えば、特許文献1は十分な圧迫力が得られるように改善したコルセット(腰痛ベルト)について開示している。このコルセットは、弾性体を二重に設けている。このように弾性体を二重に配置すれば締付け力を大きくできるので、必要なときに強い圧迫状態を形成してより確実に腰痛の軽減を図ることができる。
実開昭61−80013号公報
ところで、上記のようなコルセットは主に腹圧を高めて脊柱支持筋の補助をすることによって患部の安静、治療を図るものである。すなわち、腰椎を起因とする腰痛には、特許文献1で示すようなコルセットが有効である。しかしながら、腰痛の原因は他にも仙腸関節部を起因としたものがある。この仙腸関節部を起因とする腰痛の場合には、コルセットで押える腰よりも下側に位置する骨盤を固定しなければならない。この場合には、骨盤固定ベルトを用いて骨盤の歪み(ズレ)を矯正することが必要となる。上記のように、腰痛を発生させている原因に応じて、コルセットと骨盤固定ベルトとを使い分けることが本来的に望ましい。
しかし、腰痛となったときに、腰椎を起因とした腰痛であるのか、仙腸関節部を起因とした腰痛であるのかを判断することが困難である場合も多い。仙腸関節部を起因とする腰痛に対して、コルセットを用いると治癒までに時間を要してしまうという場合がある。また、コルセットと共に骨盤固定ベルトも用いるとすれば、装着が面倒であるだけでなく、費用が嵩むことになる。
本考案は、上記で指摘した従来の課題を解決するためになされたもので、腰椎起因とする腰痛及び仙腸関節部を起因とする腰痛のどちらにも対処できるコルセットを提供することを目的とするものである。
上記目的は、伸縮性を備えた幅広で長尺な部材の両端部を係止するように形成してあるコルセットであって、コルセット本体部の中央下側に骨盤矯正用の骨盤ベルトが一体に接合してあることを特徴とするコルセットにより達成できる。
本考案のコルセットは、コルセット本体部の下に骨盤ベルトが一体に接合してあるので、腰椎起因とする腰痛及び仙腸関節部を起因とする腰痛のどちらにも対処できるコルセットとして提供できる。そして、この一体型のコルセットであれば、骨盤ベルトを別に使用する場合と比較して装着が楽であり、製造コストを低く抑えることができる。
そして、前記両端部には係止部が設けられており、この係止部内には形状維持用の中骨が埋設されている構造とするのが好ましい。このようにすると使用時における変形を抑制することもできる。
本考案によると、腰椎起因とする腰痛及び仙腸関節部を起因とする腰痛のどちらにも対処できるコルセットを提供できる。よって、このコルセットを用いると患部がどちらであっても腰痛を確実に和らげることができる。
以下、図面を参照して、本考案の一実施形態に係るコルセットについて説明する。
図1は、実施例のコルセット1を展開した状態にして示した表面図である。また、図2は同裏面図である。なお、ここでの表面とは使用者がコルセットを装着したときに表側となる面であり、裏面とは使用者の腰に装着される内側の面である。
本実施例のコルセット1は、コルセット本体の中央の下側に骨盤矯正用の骨盤ベルトを一体に接合した形態をなしている。すなわち、コルセット1は、コルセット本体部10と骨盤ベルト部20とを備えている。この両部10、20は、共に一定の伸縮性(弾性)を備えた幅広で長尺な部材を用いて形成されている。コルセット本体部10の中央10Cの下側に、骨盤ベルト部20の中央20Cが接合されている。より具体的には、コルセット本体部10の外周には外周縁がバイアステープ15により縁巻きされている。同様に、骨盤ベルト部20の外周も外周縁がバイアステープ25により縁巻きされている。これらバイアステープ15、25を縫合することにより、コルセット本体部10と骨盤ベルト部20とが一体化されている。
下側の骨盤ベルト部20は、スパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)などの弾性糸を用いて製織した幅広の弾性帯である。表面側(図1参照)の一端部に長めの雌ファスナ面21が設けられ、裏面側(図2参照)の他端部にはこの雌ファスナ面21に係止する雄ファスナ面22が設けられている。雄ファスナ面22を雌ファフナ面21に係止させる位置により骨盤周辺への圧迫力を調整できる。
一方、コルセット本体部10は、中央にメッシュ部11、その両側それぞれに伸縮部12a、12b、ファスナ部13a,13bが設けられている。メッシュ部11は、ナイロンなどの非伸縮性の合成糸を網状に配置した構造を有している。メッシュ部11は、通気性を確保したメッシュ状とすることにより使用者が汗をかいた場合にも発散し易い構造としてある。メッシュ部11の両側には、伸縮部12a、12bが接合されている。伸縮部12a、12bはゴム糸などの弾性体を製織して伸縮自在に形成されている。この伸縮部12a、12bを引張ったときの反力に基づいて、コルセット本体部10が腰部を圧迫する力が生じさせる。
伸縮部12a、12bそれぞれの両側には、係止部となるファスナ部13a、13bが接合されている。これらファスナ部13a,13bは、例えばフレンチパイルなどの肌触りのよい素材で形成されている。また、各ファスナ部13a、13bは袋状に形成されており、それぞれの内部に所定の弾性を備えた中骨14a、14bがコルセット本体部10の長手方向に沿って埋設されている。
図2で示すように、ファスナ部13aの裏面側の端部には雄型のフックファスナ部材16が固定されている。このフックファスナ部材16をファスナ部13bの表面(図1参照)に係止させる。ファスナ部13bは、フレンチパネル等で形成されているので、これ自体が雌型ファスナとして機能する。よって、フックファスナ部材16をファスナ部13bの所望位置に係止させることができる。
さらに、コルセット本体部10のメッシュ部11には、一対のステイ30a、30bが固定されている。これらのステイ30a、30bは、本コルセット1を装着したときに使用者の背骨の両側を支持するために配置した短冊状部材である。ステイ30a、30bは軽くて所定の強度及び弾性を備えた弾性部材、例えばポリカーボネート板、変性ポリエチレン板などの樹脂板、アルミ板などを採用できる。ステイ30a、30bは、布材を袋状に形成した縫合部31a、31bに収納されており、この縫合部31a、31bを介してメッシュ部11に縫着されている。
さらに、上記縫合部31a、31bの両端部には、圧迫力を増加させるための補助ベルト32a,32bが縫着されている。補助ベルトは幅広のゴム紐を折り返して二重にしてある。これらの端部には雄型のファスナ部材33a、33bが固定されている。各ファスナ部材33a、33bは雌型として機能するファスナ部13a、13bの表面に係止される。
以上の構成を備えた、本実施例のコルセット1は図2で示す裏面が使用者の腰に当たるようにしてセットされる。より詳細には、コルセット本体部10を従来のコルセットの場合と同様に腰の周部に装着し、フックファスナ部材16をファスナ部13bの表面に係止させて所望の圧迫力を発生させる。このとき、コルセット本体部10の下側に一体に縫着されている骨盤ベルト部20は、使用者の骨盤に対応した位置にある。よって、骨盤ベルト部20を骨盤の周辺に装着できる。骨盤ベルト部20は、雄ファスナ面22を雌ファフナ面21に係止させることで所望の圧迫力を発生させることができる。よって、このコルセット1は腰椎起因とする腰痛及び仙腸関節部を起因とする腰痛のどちらにも対処できる。
ところで、本コルセット1が使用されたときには、ファスナ部13a、13bが使用者の腹部側を抑えることになる。腰痛を発症させる人には、肥満型の人も多く含まれる。肥満型の人がコルセットをすると、腰の周部を圧迫するのでその上下にぜい肉が押し出された状態となる。その結果、ファスナ部13a、13bにを上下から折畳むような力が作用する。このような力が作用すると、ファスナ部13a、13bの上部側及び下部側が外側に反り返って変形してしまう。しかし、本コルセット1の場合には、コルセット本体部10の両端に設けたファスナ部13a、13bに前述したように弾性を備えた中骨14a、14bが埋設されている。この中骨14a、14bがファスナ部13a、13bの形状を一定に保持するように作用するので、上記の変形を抑制することもできる。
以上、本考案の好ましい一実施形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例のコルセットを展開した状態にして示した表面図である。 実施例のコルセットを展開した状態にして示した裏面図である。
符号の説明
1 コルセット
10 コルセット本体部
10C コルセット本体部の中央
11 メッシュ部
12 伸縮部
13 ファスナ部(係止部)
14 中骨
20 骨盤ベルト部
20C 骨盤ベルト部の中央
21 雌ファスナ面
22 雄ファスナ面

Claims (2)

  1. 伸縮性を備えた幅広で長尺な部材の両端部を係止するように形成してあるコルセットであって、
    コルセット本体部の中央下側に骨盤矯正用の骨盤ベルトが一体に接合してある、ことを特徴とするコルセット。
  2. 前記両端部には係止部が設けられており、この係止部内には形状維持用の中骨が埋設されていることを特徴とする請求項1に記載のコルセット。
JP2005009697U 2005-11-17 2005-11-17 コルセット Expired - Fee Related JP3118691U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009697U JP3118691U (ja) 2005-11-17 2005-11-17 コルセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009697U JP3118691U (ja) 2005-11-17 2005-11-17 コルセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3118691U true JP3118691U (ja) 2006-02-02

Family

ID=43468956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005009697U Expired - Fee Related JP3118691U (ja) 2005-11-17 2005-11-17 コルセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3118691U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014076163A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Soseikai Corp 腰痛ベルト
JP2017179663A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 中山式産業株式会社 骨盤補強ベルト
WO2021079539A1 (ja) * 2019-10-25 2021-04-29 安彦 石川 骨盤矯正ベルト

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014076163A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Soseikai Corp 腰痛ベルト
JP2017179663A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 中山式産業株式会社 骨盤補強ベルト
WO2021079539A1 (ja) * 2019-10-25 2021-04-29 安彦 石川 骨盤矯正ベルト
JP2021065514A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 安彦 石川 骨盤矯正ベルト
CN114555015A (zh) * 2019-10-25 2022-05-27 石川安彦 骨盆矫正带
EP4023195A4 (en) * 2019-10-25 2023-08-23 Yasuhiko Ishikawa PELVIC CORRECTION BELT

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1437109B1 (en) Lumbar supporter
US5928175A (en) Medical corset which compresses sacroiliac region and/or hip joint region to lighten lame hip
JP4848260B2 (ja) 妊婦帯
US20130074269A1 (en) Sliding leg pillow
CN108024865B (zh) 附有腰部保护带的裤子
JP3118691U (ja) コルセット
JP2888793B2 (ja) コルセットベルト
JP6296811B2 (ja) 腰用サポータ
JP5959123B2 (ja) 骨盤サポート装具
JP4705980B2 (ja) 骨盤矯正ベルト
JP7101395B2 (ja) 腰用サポータ
JP5088176B2 (ja) 脊椎用コルセット
JP3200538B2 (ja) 骨盤安定サポータ及び骨盤安定パンツ
JP3538596B2 (ja) 骨盤締め矯正ベルト
JP3043552U (ja) 腰痛用ベルト
JP2007105308A (ja) 腰痛防止用ベルト
JPH0584316U (ja) 腰痛帯
JP3217593U (ja) ペインベルト
JP2003116895A (ja) 姿勢矯正骨盤ベルト
JP7451067B2 (ja) ズボン
JP3102373U (ja) 姿勢矯正具
WO2023095835A1 (ja) ズボン
JP2007077516A (ja) 衣服
JP4639015B2 (ja) ガードル
JP2003047625A (ja) 腰椎矯正維持装具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees