JPH08317947A - 腰用サポータ - Google Patents
腰用サポータInfo
- Publication number
- JPH08317947A JPH08317947A JP15269095A JP15269095A JPH08317947A JP H08317947 A JPH08317947 A JP H08317947A JP 15269095 A JP15269095 A JP 15269095A JP 15269095 A JP15269095 A JP 15269095A JP H08317947 A JPH08317947 A JP H08317947A
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- JP
- Japan
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- waist
- abdominal
- abdomen
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中腹部を過度に圧迫することなく、背当て部
に有効に圧をかけて背骨を矯正できる腰用サポータを提
供する。 【構成】 人間の腰部位に装着されてその部位の負担を
軽減する腰用サポータであって、腹下部位に当てる腹当
て部と、背中側腰部位に当てる背当て部と、この腹当て
部と背当て部とを連結する連結帯とを備え、前記腹当て
部は前記背当て部よりも斜め下側に位置する。この構成
により、腹当て部は、下腹に位置し中腹を圧迫するもの
でないから脱圧がなく、腰骨当たりの下腹から、背当て
部を腰痛等の生じやすい背骨の湾曲部に押し付け、背骨
の湾曲部に有効に圧をかけて背骨を矯正できる。
に有効に圧をかけて背骨を矯正できる腰用サポータを提
供する。 【構成】 人間の腰部位に装着されてその部位の負担を
軽減する腰用サポータであって、腹下部位に当てる腹当
て部と、背中側腰部位に当てる背当て部と、この腹当て
部と背当て部とを連結する連結帯とを備え、前記腹当て
部は前記背当て部よりも斜め下側に位置する。この構成
により、腹当て部は、下腹に位置し中腹を圧迫するもの
でないから脱圧がなく、腰骨当たりの下腹から、背当て
部を腰痛等の生じやすい背骨の湾曲部に押し付け、背骨
の湾曲部に有効に圧をかけて背骨を矯正できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、腰付近の背骨にかかる
負担を軽減し、いわゆる腰痛を防止するための腰用サポ
ータに関する。
負担を軽減し、いわゆる腰痛を防止するための腰用サポ
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、人間の背骨は真っ直ぐでなく、
横から見るとわずかにＳ字型に湾曲ており、腹筋と背筋
が正しい湾曲状態を保つように前後からバランスよく支
えている。
横から見るとわずかにＳ字型に湾曲ており、腹筋と背筋
が正しい湾曲状態を保つように前後からバランスよく支
えている。
【０００３】そして、そのバランスが崩れて、背骨の湾
曲が強まって、歪みが生じると、その歪みで腰に痛みが
生じたり、神経を圧迫して種々の障害発生の原因になる
おそれがある。
曲が強まって、歪みが生じると、その歪みで腰に痛みが
生じたり、神経を圧迫して種々の障害発生の原因になる
おそれがある。
【０００４】このような腰部位における腹筋と背筋との
バランスは、無理な姿勢や、激しい運動により生じるこ
とが多い。
バランスは、無理な姿勢や、激しい運動により生じるこ
とが多い。
【０００５】一方、歪みが生じやすい背骨の腰部は、腹
側では中腹あたりに位置している。
側では中腹あたりに位置している。
【０００６】従来はかかる腰部位における腰痛等が生じ
ると腰部位における背骨の負担を軽減して、痛みを和ら
げたり、歪みを正すため、コルセット等を装着してい
る。
ると腰部位における背骨の負担を軽減して、痛みを和ら
げたり、歪みを正すため、コルセット等を装着してい
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コルセット等は、背骨の腰部は、腹側では腹の中腹（胃
の下あたり）に位置しているため、コルセットの帯体を
そのまま腰部を含めて巻き付けると、胃等を多大に圧迫
してしまい、装着していると苦しくなるという不都合が
ある。
コルセット等は、背骨の腰部は、腹側では腹の中腹（胃
の下あたり）に位置しているため、コルセットの帯体を
そのまま腰部を含めて巻き付けると、胃等を多大に圧迫
してしまい、装着していると苦しくなるという不都合が
ある。
【０００８】また、中腹部は内臓等が存在するため柔ら
かく、圧が逃げてしまう（脱圧）ため、背骨を矯正する
のに必要な圧を高めることが難しいという問題点があ
る。
かく、圧が逃げてしまう（脱圧）ため、背骨を矯正する
のに必要な圧を高めることが難しいという問題点があ
る。
【０００９】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解決し、中腹部を過度に圧迫する
ことなく、背当て部に有効に圧をかけて背骨を矯正でき
る腰用サポータを提供することにある。
技術が有する問題点を解決し、中腹部を過度に圧迫する
ことなく、背当て部に有効に圧をかけて背骨を矯正でき
る腰用サポータを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の腰用サポータは、腰部位に装着さ
れてその部位の負担を軽減する腰用サポータであって、
腹下部位に当てる腹当て部と、背中側腰部位に当てる背
当て部と、前記腹当て部と前記背当て部とを連結する連
結帯とを備え、前記腹当て部は前記背当て部よりも斜め
下側に位置することを特徴とする。
に、請求項１に記載の腰用サポータは、腰部位に装着さ
れてその部位の負担を軽減する腰用サポータであって、
腹下部位に当てる腹当て部と、背中側腰部位に当てる背
当て部と、前記腹当て部と前記背当て部とを連結する連
結帯とを備え、前記腹当て部は前記背当て部よりも斜め
下側に位置することを特徴とする。
【００１１】請求項２に記載の腰用サポータは、腰部位
に装着されてその部位の負担を軽減する腰用サポータで
あって、腹部位に当てる腹当て部と、背中側腰部位に当
てる背当て部と、前記腹当て部と前記背当て部とを連結
する連結帯とを備え、この連結帯は前記背当て部から斜
め下側に延出されていることを特徴とする。
に装着されてその部位の負担を軽減する腰用サポータで
あって、腹部位に当てる腹当て部と、背中側腰部位に当
てる背当て部と、前記腹当て部と前記背当て部とを連結
する連結帯とを備え、この連結帯は前記背当て部から斜
め下側に延出されていることを特徴とする。
【００１２】請求項３に記載の腰用サポータは、請求項
１又は２において、背当て部には、複数のリブが形成さ
れていることを特徴とする。
１又は２において、背当て部には、複数のリブが形成さ
れていることを特徴とする。
【００１３】請求項４に記載の腰用サポータは、腹当て
部は、取り外し自在としたことを特徴とする。
部は、取り外し自在としたことを特徴とする。
【００１４】
【作用】請求項１に記載の発明によれば、背当て部を背
中側腰部位に当て、腹当て部を腹下に位置させている。
従って、腹当て部は、腹側において中腹の柔らかい部分
を圧迫するものでないから脱圧を生じることがなく、硬
い腰骨付近の下腹から、斜め上方に向けて背当て部を背
骨の湾曲部に押し付けるので、背骨の湾曲部に有効に圧
をかけて背骨を矯正できる。
中側腰部位に当て、腹当て部を腹下に位置させている。
従って、腹当て部は、腹側において中腹の柔らかい部分
を圧迫するものでないから脱圧を生じることがなく、硬
い腰骨付近の下腹から、斜め上方に向けて背当て部を背
骨の湾曲部に押し付けるので、背骨の湾曲部に有効に圧
をかけて背骨を矯正できる。
【００１５】請求項２に記載の発明によれば、上述の請
求項１と同様に作用するのであるが、連結帯を腹当て部
に対して斜めに延出させているので、装着時に背当て部
を背側の腰部位にあてると、腹当て部は中腹よりも下側
の斜め下に位置させることができる。
求項１と同様に作用するのであるが、連結帯を腹当て部
に対して斜めに延出させているので、装着時に背当て部
を背側の腰部位にあてると、腹当て部は中腹よりも下側
の斜め下に位置させることができる。
【００１６】請求項３に記載の発明では、背当て部に複
数のリブを形成することにより、無理な動作を制限し、
腰部を安定させることができる。
数のリブを形成することにより、無理な動作を制限し、
腰部を安定させることができる。
【００１７】請求項４に記載の発明では、腹当て部は着
脱自在であるから、構成をコンパクトにできる。
脱自在であるから、構成をコンパクトにできる。
【００１８】請求項５に記載の発明では、連結帯を折り
畳んで固定することにより、所望の角度に容易に調節で
き、しかも一枚の帯体で製造することができる。
畳んで固定することにより、所望の角度に容易に調節で
き、しかも一枚の帯体で製造することができる。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる腰用サポータ
を添付図面を参照して詳細に説明する。
を添付図面を参照して詳細に説明する。
【００２０】図１乃至図５に本発明の第１実施例を示す
が、この第１実施例による腰用サポータ１は、人間の腰
部位に装着されてその部位の負担を軽減するものであ
る。
が、この第１実施例による腰用サポータ１は、人間の腰
部位に装着されてその部位の負担を軽減するものであ
る。
【００２１】腰用サポータ１は、腹当て部３、背当て部
５と、これらの腹当て部３及び、背当て部５を連結する
連結帯７とから構成されている。
５と、これらの腹当て部３及び、背当て部５を連結する
連結帯７とから構成されている。
【００２２】腹当て部３は、図４に示すように、逆三角
形形状に形成されており、下腹と共に股間にもフィット
し、下腹のみならず大腿にもあたる構成となっている。
即ち、腹当て部３は、大腿当て部３ａ、下腹当て部３ｂ
とが形成されている。その外側は比較的硬い材質（樹脂
材料等）が用いられており、その内側には腹部に対する
当たりを和らげるためにクッション材料（布、スポンジ
等）が配置されている。
形形状に形成されており、下腹と共に股間にもフィット
し、下腹のみならず大腿にもあたる構成となっている。
即ち、腹当て部３は、大腿当て部３ａ、下腹当て部３ｂ
とが形成されている。その外側は比較的硬い材質（樹脂
材料等）が用いられており、その内側には腹部に対する
当たりを和らげるためにクッション材料（布、スポンジ
等）が配置されている。
【００２３】背当て部５は、腰部位を広く覆うように、
背骨の配置方向（上下方向）に広く形成されている。即
ち、図５に示すように、背骨のＳ字を形成する凹み部Ｐ
を覆い、その部位の負担を軽減している。背当て部５
は、その中央部が約１０乃至３０cmの寸法に形成され、
その両端部は約２乃至１０cmに形成されており、中央部
が幅広の略ひし型形状に形成されている。このような両
端部の幅が狭い略ひし型形状にすることにより、腰部位
の背骨にかかる負担の軽減を図るとともに、他の部位
（側部）については自由な部分が多いため、装着者の動
きの許容度が高く、特に、激しいスポーツや、無理な動
作、姿勢を長い間とることができる。背当て部５には、
その外側表面に複数のリブ９形成されており、背当て部
５の柔軟性の方向を制限している、従って、このリブ９
の配置により装着者の無理な動作を制限することができ
る。動作方向の制限は、リブ９の形状や配置により自由
に設計することができる。
背骨の配置方向（上下方向）に広く形成されている。即
ち、図５に示すように、背骨のＳ字を形成する凹み部Ｐ
を覆い、その部位の負担を軽減している。背当て部５
は、その中央部が約１０乃至３０cmの寸法に形成され、
その両端部は約２乃至１０cmに形成されており、中央部
が幅広の略ひし型形状に形成されている。このような両
端部の幅が狭い略ひし型形状にすることにより、腰部位
の背骨にかかる負担の軽減を図るとともに、他の部位
（側部）については自由な部分が多いため、装着者の動
きの許容度が高く、特に、激しいスポーツや、無理な動
作、姿勢を長い間とることができる。背当て部５には、
その外側表面に複数のリブ９形成されており、背当て部
５の柔軟性の方向を制限している、従って、このリブ９
の配置により装着者の無理な動作を制限することができ
る。動作方向の制限は、リブ９の形状や配置により自由
に設計することができる。
【００２４】連結帯７は、図１及び図３に示すように、
装着時に腰の横に位置するように、背当て部５の左右に
延出されている。連結帯７の中央部７ｃは、本実施例で
は図示されていないが、腹当て部３に縫い付けられて固
定されている。連結帯７は、例えば布製で幅は約５乃至
１０ｃｍを有している。
装着時に腰の横に位置するように、背当て部５の左右に
延出されている。連結帯７の中央部７ｃは、本実施例で
は図示されていないが、腹当て部３に縫い付けられて固
定されている。連結帯７は、例えば布製で幅は約５乃至
１０ｃｍを有している。
【００２５】この連結帯７は、その両端部７ａ、７ｂは
背当て部５の両端部５ａ、５ｂに設けられた金具１１
ａ、１１ｂに掛けて反転させ、止めている。この連結帯
７の両端部７ａ、７ｂの止めは、ワンタッチで簡単に止
めることが望ましく、例えば、合成樹脂繊維が互いに絡
んで係合して接着するいわゆる平面ファスナが望ましい
が、通常のベルトの如くバックル等により止めるもので
あっても同様な効果を得ることができる。
背当て部５の両端部５ａ、５ｂに設けられた金具１１
ａ、１１ｂに掛けて反転させ、止めている。この連結帯
７の両端部７ａ、７ｂの止めは、ワンタッチで簡単に止
めることが望ましく、例えば、合成樹脂繊維が互いに絡
んで係合して接着するいわゆる平面ファスナが望ましい
が、通常のベルトの如くバックル等により止めるもので
あっても同様な効果を得ることができる。
【００２６】連結体７の中央部７ｃは、図４にその内側
を示すように、帯体７を折り畳んで腹当て部５に縫い付
けて固定している。
を示すように、帯体７を折り畳んで腹当て部５に縫い付
けて固定している。
【００２７】また、連結体７は、その折り畳みの角度が
適度に設定されており、図２及び図４に示すように、背
当て部５の水平方向に対して、角度Ｔを形成している。
この角度Ｔは、約５乃至３０度であり、このようは角度
を持つように構成することにより、図５に示すよう、背
当て部５を背骨のＳ字部のある凹み部Ｐに位置させる
と、腹当て部３が腹下に位置するようにできる。
適度に設定されており、図２及び図４に示すように、背
当て部５の水平方向に対して、角度Ｔを形成している。
この角度Ｔは、約５乃至３０度であり、このようは角度
を持つように構成することにより、図５に示すよう、背
当て部５を背骨のＳ字部のある凹み部Ｐに位置させる
と、腹当て部３が腹下に位置するようにできる。
【００２８】次に、本実施例の腰用サポータ１の作用を
説明する。
説明する。
【００２９】図５に示すように、腰用サポータ１の装着
時には、背当て部５を背中側の腰部位に当て、腹当て部
３を腹下に位置させ、金具１１を介して連結帯７を締め
付けて、適当な位置でその両端部７ａ、７ｂを平面ファ
スナにより固定する。
時には、背当て部５を背中側の腰部位に当て、腹当て部
３を腹下に位置させ、金具１１を介して連結帯７を締め
付けて、適当な位置でその両端部７ａ、７ｂを平面ファ
スナにより固定する。
【００３０】従って、腹当て部３は、人間の腹の中腹の
柔らかい部分を圧迫するものでないから脱圧を生じるこ
とがなく、腰骨当たりの下腹に位置し、そこから斜め上
方に向けて背当て部５を背側の凹み部Ｐ（背骨の湾曲
部）に押し付ける。従って、背骨の湾曲部に有効に圧を
かけて背骨を矯正できる。
柔らかい部分を圧迫するものでないから脱圧を生じるこ
とがなく、腰骨当たりの下腹に位置し、そこから斜め上
方に向けて背当て部５を背側の凹み部Ｐ（背骨の湾曲
部）に押し付ける。従って、背骨の湾曲部に有効に圧を
かけて背骨を矯正できる。
【００３１】しかも装着は、連結帯７により容易におこ
なうことができる。
なうことができる。
【００３２】装着中は、背当て部５に、リブ９が設けら
れているので、背当て部５に所定の方向の力に対抗し、
装着者の無理な動作を制限し、腰部を安定させる。従っ
て、特に激しい動きや衝撃を伴う、スキー等のスポーツ
に使用しても、効果を発揮できる一方、身体の側部にお
いては連結帯７のみが介在しており、特にかかる部分の
動作を制限するものではないので、腰部のみを保護しつ
つその他の動作を自由に行うことができる。
れているので、背当て部５に所定の方向の力に対抗し、
装着者の無理な動作を制限し、腰部を安定させる。従っ
て、特に激しい動きや衝撃を伴う、スキー等のスポーツ
に使用しても、効果を発揮できる一方、身体の側部にお
いては連結帯７のみが介在しており、特にかかる部分の
動作を制限するものではないので、腰部のみを保護しつ
つその他の動作を自由に行うことができる。
【００３３】また、本実施例では、腹当て部３には、そ
の大腿当て部３ａが形成されているので、屈伸時にはこ
の部分に大腿が当接し、更に大腿により背当て部５を強
く背側の凹み部Ｐ（背骨の湾曲部）に押し付け、背骨の
湾曲部に有効に圧をかけて背骨を矯正できる。
の大腿当て部３ａが形成されているので、屈伸時にはこ
の部分に大腿が当接し、更に大腿により背当て部５を強
く背側の凹み部Ｐ（背骨の湾曲部）に押し付け、背骨の
湾曲部に有効に圧をかけて背骨を矯正できる。
【００３４】腰用サポータ１を脱する場合には、連結帯
体７の端部７ａ、７ｂを持って、平面ファスナーの接着
を外し、金具１１から連結帯体７を外すだけで容易に身
体から外すことができる。
体７の端部７ａ、７ｂを持って、平面ファスナーの接着
を外し、金具１１から連結帯体７を外すだけで容易に身
体から外すことができる。
【００３５】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
【００３６】背当て部５には、遠赤外線を放射させるた
めの特殊加工を施すものであっても良い。この場合に
は、背当て板５の使用中に遠赤外線が放射されると、健
康上、優れた効果を期待することができる。
めの特殊加工を施すものであっても良い。この場合に
は、背当て板５の使用中に遠赤外線が放射されると、健
康上、優れた効果を期待することができる。
【００３７】また、リブ９は他の形状、例えば、図６に
示すように、連続させているものでっても同様な効果を
得ることがでる。
示すように、連続させているものでっても同様な効果を
得ることがでる。
【００３８】更に、腹当て部３は背当て部５との関係で
下腹部を押圧するものであればよく、図７及び図８に示
すように、ワンタッチで止める連結部１５をそのまま、
腹当て部３として用いるものであっても同様な効果を得
ることができる。
下腹部を押圧するものであればよく、図７及び図８に示
すように、ワンタッチで止める連結部１５をそのまま、
腹当て部３として用いるものであっても同様な効果を得
ることができる。
【００３９】更に、図９及び図１０に示すように、背当
て板５にはリブがない構造としたものでも同様な効果を
得ることができる。
て板５にはリブがない構造としたものでも同様な効果を
得ることができる。
【００４０】また、腹当て部３は、平面ファスナー等に
より、連結帯７に着脱自在な構成としてもよい。
より、連結帯７に着脱自在な構成としてもよい。
【００４１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１に記載の発明によれば、腹当て部は背当て部よりも斜
め下側に位置させる構成であり、腹当て部は、下腹に位
置し中腹を圧迫するものでないから脱圧がなく、腰骨当
たりの下腹から、背当て部を腰痛等の生じやすい背骨の
湾曲部に押し付け、背骨の湾曲部に有効に圧をかけて背
骨を矯正できる。
１に記載の発明によれば、腹当て部は背当て部よりも斜
め下側に位置させる構成であり、腹当て部は、下腹に位
置し中腹を圧迫するものでないから脱圧がなく、腰骨当
たりの下腹から、背当て部を腰痛等の生じやすい背骨の
湾曲部に押し付け、背骨の湾曲部に有効に圧をかけて背
骨を矯正できる。
【００４２】請求項２に記載の発明によれば、上述の請
求項１の他、連結帯を腹当て部に対して斜めに延出させ
ているので、装着時に背当て部を背側の腰部位にあてる
と、その状態で腹当て部を斜め下に位置させることがで
きる。
求項１の他、連結帯を腹当て部に対して斜めに延出させ
ているので、装着時に背当て部を背側の腰部位にあてる
と、その状態で腹当て部を斜め下に位置させることがで
きる。
【００４３】請求項３に記載の発明では、背当て部に複
数のリブを形成することにより、無理な動作を制限し、
腰部を安定させることができる。
数のリブを形成することにより、無理な動作を制限し、
腰部を安定させることができる。
【００４４】請求項４に記載の発明では、腹当て部は着
脱自在であるから、構成をコンパクトにできる。
脱自在であるから、構成をコンパクトにできる。
【００４５】請求項５に記載の発明では、連結体を折り
畳んで固定することにより、背当て部と腹当て部との位
置を所望の角度に容易に調節でき、しかも一枚の帯体で
製造することができる。
畳んで固定することにより、背当て部と腹当て部との位
置を所望の角度に容易に調節でき、しかも一枚の帯体で
製造することができる。
【図１】本発明の実施例による腰用サポータの側面図で
ある。
ある。
【図２】図１に示す腰用サポータの正面図である。
【図３】図１に示す腰用サポータの平面図である。
【図４】図１に示す腰用サポータにおける腹当て部と連
結帯との固定状態を示す平面図である。
結帯との固定状態を示す平面図である。
【図５】本発明の実施例による腰用サポータの作用を説
明する側面図である。
明する側面図である。
【図６】他の実施例による腰用サポータの正面図であ
る。
る。
【図７】図６に示す腰用サポータの側面図である。
【図８】図７に示す腰用サポータの正面図である。
【図９】更に他の実施例による腰用サポータの側面図で
ある。
ある。
【図１０】図９に示す腰用サポータの正面図である。
１ 腰用サポータ ３ 腹当て部 ５ 背当て部 ７ 連結帯 １１ リブ Ｐ 凹み部
Claims (5)
- 【請求項１】 腰部位に装着されてその部位の負担を軽
減する腰用サポータであって、腹下部位に当てる腹当て
部と、背中側腰部位に当てる背当て部と、前記腹当て部
と前記背当て部とを連結する連結帯とを備え、前記腹当
て部は前記背当て部よりも斜め下側に位置することを特
徴とする腰用サポータ。 - 【請求項２】 腰部位に装着されてその部位の負担を軽
減する腰用サポータであって、腹部位に当てる腹当て部
と、背中側腰部位に当てる背当て部と、前記腹当て部と
前記背当て部とを連結する連結帯とを備え、この連結帯
は前記背当て部から斜め下側に延出されていることを特
徴とする腰用サポータ。 - 【請求項３】 前記背当て部には、複数のリブが形成さ
れていることを特徴とする請求項１又は２に記載の腰用
サポータ。 - 【請求項４】 前記腹当て部は、取り外し自在としたこ
とを特徴とする請求項１乃至３に記載の腰用サポータ。 - 【請求項５】 腰部位に装着されてその部位の負担を軽
減する腰用サポータであって、腹部位に当てる腹当て部
と、背中側腰部位に当てる背当て部と、前記腹当て部と
前記背当て部とを連結する連結帯とを備え、前記腹当て
部は前記連結帯に対して傾斜されており、前記連結帯は
一枚の帯体を前記腹当て部又は前記背当て部に折り畳ん
で固定し、前記背当て部と前記腹当て部とを斜めに位置
させていることを特徴とする腰用サポータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15269095A JPH08317947A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 腰用サポータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15269095A JPH08317947A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 腰用サポータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317947A true JPH08317947A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15546011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15269095A Pending JPH08317947A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 腰用サポータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08317947A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160027A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Daiya Industry Co | 腰用コルセット |
| JP2009178535A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Nagayoshi Yodogawa | 脊椎用コルセット |
| JP2013173190A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Univ Of Tsukuba | 装着式動作補助装置 |
| US8545424B2 (en) | 2005-05-17 | 2013-10-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Hip support member |
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1995
- 1995-05-26 JP JP15269095A patent/JPH08317947A/ja active Pending
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