JP5088056B2 - フイルムラップ装置 - Google Patents

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本発明は、研磨材被覆テープと、該テープ研磨材被覆面をクランクシャフトを含む軸物の被加工物表面に接触させ押圧する剛性表面を有するシュー組立体とからなり、被加工物が回転されて加工されるフイルムラップ装置に関する。
従来のかかるフイルムラップ装置では、クランクシャフトを含む軸物の被加工物を回転させると同時にオシレートと呼ばれる微小振動をさせて加工しており、オシレート装置としては、特許文献1に記載するように、ヘッドストックに被加工物の軸方向に移動可能に支持された回転軸を1方向に押す偏心カム軸とテールストック側の反対方向に戻すスプリングとで構成される。特許文献2では、一端をピンを介してオシレート装置の従動リンク揺動可能に支持され他端をフイルムラップ主軸に連結されたアームを有するオシレート装置を開示する。
特許第3583360号公報 特開2007−7737号公報
従来の特許文献1に記載するオシレート装置では、テールストック側に反対方向に戻す強力なスプリングが必要で、そのためこの強力なスプリングはテールストック、被加工物及びヘッドストックの回転軸を強く押すので、被加工物が変形し、精度不良の原因となっていた。特許文献2に開示するものでは、被加工物が変形するおそれはないが、フイルムラップ主軸が軽量なものにしか適用できず、クランクシャフトを含む軸物の被加工物には適用できなかった。
本発明の課題は、クランクシャフトを含む軸物の被加工物を回転させると同時にオシレートと呼ばれる微小振動をさせて加工するフイルムラップ装置のオシレート装置において、強力なスプリングが被加工物及びヘッドストックの回転軸を強く押して被加工物を変形させて精度不良の原因とすることがないオシレート装置を有するフイルムラップ装置を提供することにある。
このため本発明は、機械本体に被加工物の軸方向に移動可能に支持されたジグテーブルに固定されたヘッドストックと、該被加工物の軸方向に移動可能に該ジグテーブルに支持されたテールストック本体とを有し、該被加工物は該ヘッドストックの回転軸と該テールストック本体に回転可能に支持されたテールストックに挟持されたフイルムラップ装置において、
一端で該テールストックを回転可能に支持し他端を該テールストック本体にスプリングで押されたクイルと、該クイルに設けたVみぞと、該テールストック本体に固定された該Vみぞに嵌まるくさびロッドを有する油圧シリンダと、該機械本体に固定されたオシレート装置と、一端を該オシレート装置の従動リンクにピンを介して揺動可能に支持され他端を該ジグテーブルに連結されたアームとを有し、
該油圧シリンダのくさびロッドを該Vみぞに押しつけて該クイルを該テールストック本体にロックさせた後、該オシレート装置を駆動させて該従動リンクにより該ジグテーブルにオシレートを与えるようにしたことを特徴とするフイルムラップ装置を提供することによって上記した従来製品の課題を解決した。
かかる構成により、本発明のフイルムラップ装置は、一端で該テールストックを回転可能に支持し他端を該テールストック本体にスプリングで押されたクイルと、該クイルに設けたVみぞと、該テールストック本体固定された該Vみぞに嵌まるくさびロッドを有する油圧シリンダと、該機械本体に固定されたオシレート装置と、一端を該オシレート装置の従動リンクにピンを介して揺動可能に支持され他端を該ジグテーブルに連結されたアームとを有し、該油圧シリンダのくさびロッドを該Vみぞに押しつけて該クイルを該テールストック本体にロックさせた後、該オシレート装置を駆動させて該従動リンクにより該ジグテーブルにオシレートを与えるようにしたので、テールストック側に反対方向に戻すスプリングは、オシレート運動とは切り離されオシレート運動に参加しないので、被加工物の着脱時に被加工物をセンタリングできる程度の弱いスプリングでよいので、被加工物及びヘッドストックの回転軸を強く押して被加工物を変形させて精度不良の原因となることがないオシレート装置を有する精度の高いフイルムラップ装置を提供するものとなった。
本発明を実施するための最良の形態の一例を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態のフイルムラップ装置の被加工物支持部の概略正面図、図2は図1のヘッドストック 1とテールストック本体 2の要部部品を展開し一部を切り欠いた斜視図、図3(a)は図1の機械本体10内に内蔵されたオシレート装置 7の要部側面図、(b)は(a)のA−A方向からみたA−A断面図を示し、図4(a)は図3(a)のC−C方向からみたC−C断面図を示し、(b)〜(f)は図3(a)のオシレーション駆動部の各部材を分解して示す部品図、図5(a)は図2のA方向からみたテールストック本体 2の要部拡大断面図で、テールストック 4とクイル17はロックを解除された状態で示し、(b)は(a)の油圧シリンダが作動し、くさびロッド 8がクイル17のVみぞ31に押しつけられた状態で示し、(c)は(a)のA−A方向からみたA−A断面図を示し、(d)は(b)のB−B方向からみたB−B断面図を示す。被加工物 3であるクランクシャフト 3は、ヘッドストック 1のチャック11とテールストック本体 2のテールストック 4との間に取り付けられる。
図1乃至図5に示すように、本発明の実施形態のフイルムラップ装置は、機械本体10に被加工物 3の軸方向に移動可能に支持されたジグテーブル 9に固定されたヘッドストック 1と、被加工物 3の軸方向に移動可能にジグテーブル 9に支持されたテールストック本体 2とを有し、被加工物 3がヘッドストック 1の回転軸11とテールストック本体 2に回転可能に支持されたテールストック 4に挟持されたフイルムラップ装置において、図2、図5に示すように、一端でテールストック 4を回転可能に支持し他端をテールストック本体 2にスプリング 5で押されたクイル17と、クイル17に設けたVみぞ31と、テールストック本体 2に固定されたVみぞ31に嵌まるくさびロッド 8を有する油圧シリンダ19と、機械本体10に固定されたオシレート装置 7と、一端をオシレート装置 7の従動リンク13にピン30を介して揺動可能に支持され他端をジグテーブル 9に連結されたアーム12とを有し、
油圧シリンダ19のくさびロッド 8をVみぞ31に押しつけてクイル17をテールストック本体 2にロックさせた後、オシレート装置 7を駆動させて従動リンク13によりジグテーブル 9にオシレートを与えるようにしたものである。32はオシレートストロークである。
本発明の実施形態のフイルムラップ装置のオシレート装置 7は、特許文献2の図3、図4に記載されたものと同じ構造であり、従動リンク13の中心31の回りに回転可能に従動リンク13に支持された従動リング14と、従動リンク13中心31から偏心した偏心中心32の回りに回転可能にモータ軸18に支持された調整リング15と、を有し、特に図4(a)に示すように、従動リング14は調整リング15に設けた複数の長穴22を介して調整リング15に対して相対的に長穴方向(角みぞ27方向)に移動自由に遊隙をもってボルト21(図3(b))で止められ、モータ軸18が偏心中心32の回りで回転されると、調整リング15は偏心中心32の偏心量だけ従動リング14とアーム12を軸方向に相対的に振動させるようにしたオシレーション装置 7である。図4(d)〜(f)に示すように、従動リング14は、軸受27を介して従動リンク13の中心31の回りに回転可能に従動リンク13に支持され、軸受27の内輪29は従動リング14の凸面35に嵌められ軸受27の外輪29は従動リンク13の凹面28に嵌められる。
かかる構成により、本発明のフイルムラップ装置は、一端で該テールストックを回転可能に支持し他端を該テールストック本体にスプリングで押されたクイルと、該クイルに設けたVみぞと、該テールストック本体固定された該Vみぞに嵌まるくさびロッドを有する油圧シリンダと、該機械本体に固定されたオシレート装置と、一端を該オシレート装置の従動リンクにピンを介して揺動可能に支持され他端を該ジグテーブルに連結されたアームとを有し、該油圧シリンダのくさびロッドを該Vみぞに押しつけて該クイルを該テールストック本体にロックさせた後、該オシレート装置を駆動させて該従動リンクにより該ジグテーブルにオシレートを与えるようにしたので、テールストック側に反対方向に戻すスプリングは、オシレート運動と切り離されオシレート運動に参加しないので、被加工物の着脱時に被加工物をセンタリングできる程度の弱いスプリングでよいので、被加工物及びヘッドストックの回転軸を強く押して被加工物を変形させて精度不良の原因となることがないオシレート装置を有する精度の高いフイルムラップ装置を提供するものとなった。
本発明の実施形態のフイルムラップ装置の被加工物支持部の概略正面図。 図1のヘッドストック 1とテールストック本体 2の要部部品を展開し一部を切り欠いた斜視図。 (a)は図1機械本体10内に内蔵されたオシレート装置 7の要部側面図、(b)は(a)のA−A方向からみたA−A平断図を示す。 (a)は図3(a)のC−C方向からみたC−C断面図を示し、(b)〜(f)は図3(a)のオシレーション駆動部の各部材を分解して示す部品図。 (a)は図2のA方向からみたテールストック本体 2の要拡大断面図で、テールストック 4とクイル17はロックを解除された状態で示し、(b)は(a)の油圧シリンダが作動し、くさびロッド 8がクイル17のVみぞ31に押しつけられた状態で示し、(c)は(a)のA−A方向からみたA−A断面図を示し、(d)は(b)のB−B方向からみたB−B断面図を示す。
符号の説明
1 :ヘッドストック、2 :テールストック本体、3 :被加工物、4 :テールストック
5 :スプリング、7 :オシレート装置、8 :くさびロッド、9 :ジグテーブル
10:機械本体、11:ヘッドストックの回転軸、12:アーム、13:従動リンク
17:クイル、19:油圧シリンダ

Claims (2)

  1. 機械本体に被加工物の軸方向に移動可能に支持されたジグテーブルに固定されたヘッドストックと、該被加工物の軸方向に移動可能に該ジグテーブルに支持されたテールストック本体とを有し、該被加工物は該ヘッドストックの回転軸と該テールストック本体に回転可能に支持されたテールストックに挟持されたフイルムラップ装置において、一端で該テールストックを回転可能に支持し他端を該テールストック本体にスプリングで押されたクイルと、該クイルに設けたVみぞと、該テールストック本体に固定された該Vみぞに嵌まるくさびロッドを有する油圧シリンダと、該機械本体に固定されたオシレート装置と、一端を該オシレート装置の従動リンクにピンを介して揺動可能に支持され他端を該ジグテーブルに連結されたアームとを有し、
    該油圧シリンダのくさびロッドを該Vみぞに押しつけて該クイルを該テールストック本体にロックさせた後、該オシレート装置を駆動させて該従動リンクにより該ジグテーブルにオシレートを与えるようにしたことを特徴とするフイルムラップ装置。
  2. 該オシレート装置は、該従動リンク中心の回りに回転可能に該従動リンクに支持された従動リングと、該従動リンク中心から偏心した偏心中心の回りに回転可能にモータ軸に支持された調整リングと、を有し、該従動リングは該調整リングに設けた複数の長穴を介して該調整リングに対して相対的に長穴方向に移動自由に遊隙をもってボルト止めされ、該モータ軸が該偏心中心の回りで回転されると、該調整リングは該偏心中心の偏心量だけ該従動リングと該アームを軸方向に相対的に振動させるようにしたオシレート装置であることを特徴とする請求項1記載のフイルムラップ装置。
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