JP5069612B2 - 偏心揺動型歯車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、偏心揺動型歯車装置に関するものである。
従来、内歯歯車の内歯ピンに噛み合う外歯歯車を回転軸の偏心部の偏心回転に連動させて揺動回転させることにより入力回転から減速した出力回転を得るようにした偏心揺動型歯車装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8及び図9には、上記特許文献1に開示された従来の一例による偏心揺動型歯車装置の構造が示されている。この従来の偏心揺動型歯車装置は、2つの偏心体102a,102bが軸方向に隣接して設けられた入力軸104を備えている。偏心体102a,102bには、ベアリング106a,106bを介して外歯歯車108a,108bが取り付けられている。これら外歯歯車108a,108bは、ケーシング110に固定された内歯歯車112の内歯を構成する内歯ピン114a,114bと噛み合っている。この内歯ピン114a,114bは、別体に形成されており、内歯歯車112に設けられたピン溝に軸方向に並んだ状態で遊嵌されている。各内歯ピン114a,114bは、クラウニング加工が施されており、その軸方向両端部の径が軸方向中間部の径よりも小さくなっている。また、外歯歯車108a,108bには、軸方向に貫通する複数のローラ孔116が周方向に等間隔で形成されている。この各ローラ孔116には、ローラ118が装着されたピン120がそれぞれ挿入されている。この各ピン120は、キャリア122を介して出力軸124に接続されている。
そして、入力軸104が回転することにより、各偏心体102a,102bが偏心回転するとともに、その偏心体102a,102bの偏心回転に連動して各外歯歯車108a,108bが内歯歯車112の内歯ピン114a,114bと噛み合いながら揺動回転する。この外歯歯車108a,108bの揺動回転は、各内ピン120及びキャリア122を通じて出力軸124に伝達されるようになっている。
特開平5−223142号公報
上記従来の偏心揺動型歯車装置では、前記各内歯ピン114a,114bにクラウニング加工が施されており、その軸方向両端部の径が軸方向中間部の径よりも小さくなっている。このため、各外歯歯車108a,108bが回転するときに軸心に対して斜めに傾くブレを生じたとしても、各外歯歯車108a,108bの軸方向両端部の歯面と対応する各内歯ピン114a,114bの軸方向両端部の外周面との間で大きなエッジ応力が作用することが抑制され、そのエッジ応力に起因する各外歯歯車108a,108bの歯面及び各内歯ピン114a,114bの磨耗や損傷が抑制されると考えられる。
しかしながら、この偏心揺動型歯車装置では、各ピン114a,114bの軸方向両端部が軸方向中間部よりも小径になっていることに起因して、各内歯ピン114a,114bが軸心に対して斜めに傾くブレを生じやすくなっている。このため、各外歯歯車108a,108bが各内歯ピン114a,114bと噛み合いながら回転する際に各内歯ピン114a,114bがブレを生じて内歯歯車112のピン溝の表面と衝突し、衝撃音が発生するという問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外歯歯車及び内歯ピンの長寿命化を図りながら、衝撃音の発生を抑制可能な偏心揺動型歯車装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による偏心揺動型歯車装置は、軸方向に延びる複数のピン溝が周方向に所定間隔で設けられた内面を有する外筒と、前記外筒の前記各ピン溝に配設され、軸方向に並んで一体に形成された第1噛合部及び第2噛合部をそれぞれ有するとともにそれら各噛合部の軸方向両端部がクラウニング加工により軸方向中間部に比べて小径となっている複数の内歯ピンと、前記外筒内において軸回りに回転可能に設けられ、互いに所定の位相差をもって軸方向に並んで配置された第1偏心部と第2偏心部を有するクランク軸と、前記第1偏心部に取り付けられ、前記第1噛合部に噛み合いながら前記第1偏心部の偏心回転に連動して揺動回転する第1外歯歯車と、前記第2偏心部に取り付けられ、前記第2噛合部に噛み合いながら前記第2偏心部の偏心回転に連動して揺動回転する第2外歯歯車と、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の揺動回転が伝達されることにより前記外筒に対して相対回転するキャリアとを備え、前記各内歯ピンにおいて前記第1噛合部と前記第2噛合部の間には、それら両噛合部を一体的に繋ぐ連結部が設けられ、この連結部は、前記両噛合部の当該連結部側の端部よりも小径に形成されている
この偏心揺動型歯車装置では、各内歯ピンの第1噛合部及び第2噛合部がクラウニング加工されてその軸方向両端部が軸方向中間部に比べて小径になっている。このため、各外歯歯車の軸方向両端部の歯面と対応する各噛合部の軸方向両端部の外周面との間でエッジ応力が作用するのを抑制することができる。特に、第1外歯歯車及び第2外歯歯車が回転するときに軸心に対して斜めに傾くブレを生じたときには、前記エッジ応力が大きくなるが、上記構成により、このような大きなエッジ応力が各外歯歯車の軸方向両端部の歯面と対応する各噛合部の軸方向両端部の外周面との間で作用するのを防ぐことができる。このため、そのエッジ応力に起因する各外歯歯車の歯面及び各内歯ピンの磨耗や損傷を抑制することができ、外歯歯車及び内歯ピンの長寿命化を図ることができる。また、従来のように軸方向に並ぶ2つの内歯ピンが別体に設けられているとともに各内歯ピンの軸方向両端部が軸方向中間部に比べて小径になっている場合には、各内歯ピンの軸方向中間部がピン溝の表面に当接する一方、軸方向両端部がピン溝の表面から離間するため、各内歯ピンは軸方向中間部を中心として斜めに傾くブレを生じやすい。これに対して、この偏心型歯車装置では、各内歯ピンにおいて軸方向に並んで配設された第1噛合部と第2噛合部の軸方向両端部が軸方向中間部に比べてそれぞれ小径になっているものの、それら第1噛合部と第2噛合部が一体に形成されているため、各内歯ピンは、ピン溝の表面に対して第1噛合部の軸方向中間部と第2噛合部の軸方向中間部の2点で当接し、各噛合部の軸方向中間部がブレの中心となりにくい。このため、上記従来の場合に比べて内歯ピンがピン溝内で安定して保持され、内歯ピンに上記のようなブレが生じにくい。これにより、各外歯歯車が内歯ピンの各噛合部と噛み合いながら回転する際に前記ブレに起因する各噛合部と外筒のピン溝の表面との衝突を抑制することができ、その結果、その衝突による衝撃音の発生を抑制することができる。また、この構成では、第1噛合部と第2噛合部を繋ぐ連結部が両噛合部の連結部側の端部よりも小径に形成されているので、各噛合部の連結部側の端部の外周面を研磨具によって研磨することによりその各噛合部の連結部側の端部にクラウニング加工を施す際に、研磨具が連結部側にはみ出た場合でもその研磨具と連結部との干渉を回避することができる。このため、各噛合部の連結部側の端部のクラウニング加工が行いやすくなるとともに、その各噛合部の連結部側の端部を精度良くクラウニング加工することができる。
上記偏心揺動型歯車装置において、前記各内歯ピンは、前記クランク軸の回転時に前記第1噛合部と前記第2噛合部のうち少なくとも一方に前記外歯歯車が常に噛み合った状態にあることが好ましい。
このように構成すれば、各内歯ピンは、クランク軸の回転時にその第1噛合部と第2噛合部の少なくとも一方において対応する外歯歯車に常に押えられていることになるので、各内歯ピンにブレが生じるのをより確実に抑制することができる。
上記偏心揺動型歯車装置において、前記各外歯歯車は、対応する前記各噛合部に噛み合う外歯を有し、その外歯は、クラウニング加工されて当該外歯歯車の軸方向における両端部の歯面が中間部の歯面よりも径方向内側に位置する形状を有することが好ましい。
このように構成すれば、各外歯歯車が軸心に対して斜めに傾くブレを生じたときに、各外歯歯車の軸方向両端部の外周縁と各噛合部の軸方向両端部の外周面との間でエッジ応力が作用するのをより抑制することができる。このため、外歯歯車及び内歯ピンをより長寿命化することができる。
上記偏心揺動型歯車装置において、前記各内歯ピンの前記第1噛合部と前記第2噛合部の間には、それら両噛合部よりも小径に形成されているとともに、それら両噛合部を一体的に繋ぐ連結部が設けられていることが好ましい。
この場合において、前記第1外歯歯車と前記第2外歯歯車との間に設けられ、前記クランク軸の回転軸と同じ軸回りにこのクランク軸と一体的に回転する伝達歯車を備え、前記連結部は、その周りの空間に前記伝達歯車の外周端を受け入れ可能な軸方向の長さを有することが好ましい。
このように構成すれば、伝達歯車をその外周端が連結部の周りの空間に入り込むように設けることができる。これにより、偏心揺動型歯車装置の径方向のサイズを増大させることなく、伝達歯車の径を大きくすることができるとともにその歯数を増やすことができ、この伝達歯車を介した回転の伝達において大きな減速比を得ることができる。
上記偏心揺動型歯車装置において、前記各外歯歯車の外歯は、前記各外歯歯車の揺動回転時においてその先端面が対応する前記各噛合部から離間するように先端部が切除された歯先部を有していてもよい。
このように構成すれば、各外歯歯車の揺動回転時に外歯の歯先部が内歯ピンの各噛合部に当接する時間を減らすことができるので、内歯ピンの自転によってその内歯ピンの各噛合部とピン溝の表面とが擦れ合うことに起因する摩擦熱の発生を抑えることができる。なお、この構成のように外歯の歯先部の先端面が対応する噛合部から離間する場合には、外歯歯車の揺動回転時に内歯ピンの各噛合部が外歯歯車の外歯によって押えられていない時間が増えるので、内歯ピンにブレが生じやすくなる。しかしながら、この偏心揺動型歯車装置では、上記のように内歯ピンにおいて各噛合部が一体的に形成されていることに起因して、そのようなブレの発生を抑制することができる。
以上説明したように、本発明の偏心揺動型歯車装置によれば、外歯歯車及び内歯ピンの長寿命化を図りながら、衝撃音の発生を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による偏心揺動型歯車装置の軸方向に沿った断面図であり、図2は、図1に示した偏心揺動型歯車装置のII−II線に沿った断面図であり、図3は、この偏心揺動型歯車装置の内歯ピン3と外歯歯車14,16との噛み合い部近傍の構造を部分的に示した断面図である。まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態による偏心揺動型歯車装置の構成について説明する。
本実施形態による偏心揺動型歯車装置(以下、単に歯車装置という)は、例えばロボットの旋回胴や腕関節等の旋回部または各種工作機械の旋回部に減速機として適用されるものであり、クランク軸10の第1偏心部10aに連動して第1外歯歯車14を揺動回転させるとともにクランク軸10の第2偏心部10bに連動して第2外歯歯車16を揺動回転させることにより入力回転から減速した出力回転を得るように構成されている。
具体的には、本実施形態の歯車装置は、図1に示すように、外筒2と、内歯ピン3と、キャリア4と、キャリア軸受6と、入力軸8と、クランク軸10と、第1クランク軸受12aと、第2クランク軸受12bと、第1外歯歯車14と、第2外歯歯車16と、第1ころ軸受18aと、第2ころ軸受18bと、伝達歯車20とを備えている。
前記外筒2は、歯車装置の外面を構成するものであり、略円筒状に形成されている。外筒2の内面には、図2に示すように、多数のピン溝2bが形成されている。各ピン溝2bは、外筒2の軸方向に延びているとともに、軸方向に直交する断面において半円形の断面形状を有している。これらピン溝2bは、外筒2の内面に周方向に等間隔で設けられている。
前記内歯ピン3は、前記第1外歯歯車14及び前記第2外歯歯車16が噛み合うものであり、外筒2の内面の各ピン溝2bにそれぞれ取り付けられている。これにより、多数の内歯ピン3が外筒2の内面に周方向に等間隔で配設されている。そして、各内歯ピン3は、各ピン溝2bにそれぞれ嵌め込まれることによって軸方向に延びる姿勢で配置されているとともに軸回りに回転可能に設けられている。
また、各内歯ピン3は、図3に示すように第1噛合部3aと、第2噛合部3bと、連結部3cとを有する。各内歯ピン3は、棒状の金属材を切削及び研磨することによって形成されており、その各内歯ピン3において、第1噛合部3aと連結部3cと第2噛合部3bは、この順番で軸方向に並んで一体的に形成されている。
前記第1噛合部3aは、前記第1外歯歯車14が噛み合う部分であり、内歯ピン3の一端部から所定長さの範囲に設けられている。この第1噛合部3aは、軸方向に直交する断面が円形となるように形成されている。そして、この第1噛合部3aは、その外周面に切削又は研磨によるクラウニング加工が施されることにより、軸方向両端部が軸方向中間部に比べて小径となっている。具体的には、第1噛合部3aは、軸方向中間部において最も大径となっており、その軸方向中間部から軸方向両端部へ向かうにつれて外面が滑らかな凸状の曲面を呈するように徐々に小径となっている。
前記第2噛合部3bは、前記第2外歯歯車16が噛み合う部分であり、内歯ピン3の他端部から前記第1噛合部3aと同じ長さの範囲に設けられている。この第2噛合部3bは、第1噛合部3aと同軸に設けられているとともに、第1噛合部3aと同じ形状に形成されている。
前記連結部3cは、内歯ピン3において前記第1噛合部3aと前記第2噛合部3bとを一体的に繋ぐ部分である。この連結部3cは、第1噛合部3aと第2噛合部3bとの間においてそれら両噛合部3a,3bと同軸に設けられている。連結部3cの径方向の大きさは、両噛合部3a,3bの当該連結部3c側の端部よりも小さい。これにより、内歯ピン3は、連結部3cにおいて両噛合部3a,3bの外周面から所定の段差で凹んだ形状に形成されている。
前記キャリア4は、図1に示すように前記外筒2と同軸上に配置された状態でその外筒2内に収容されており、外筒2に対して同じ軸回りに相対回転するものである。
具体的には、キャリア4は、軸方向に離間して一対設けられた前記キャリア軸受6によって前記外筒2に対して相対回転可能に支持されている。そして、キャリア4は、基部4aと、端板部4bと、3つのシャフト部4cとを備えている。
前記基部4aは、外筒2内において軸方向の一端部近傍に配置されている。この基部4aの径方向中央部には円形の貫通孔4dが設けられているとともに、その基部4aの貫通孔4dの周囲に3つのクランク軸取付孔4e(以下、単に取付孔4eという)が周方向に等間隔で設けられている。
前記端板部4bは、前記基部4aに対して軸方向に離間して設けられており、外筒2内において軸方向の他端部近傍に配置されている。外筒2内には、この端板部4bと前記基部4aの互いに対向する双方の端面と外筒2の内面とで囲まれた閉空間が形成されている。また、端板部4bの径方向中央部には貫通孔4fが設けられているとともに、その貫通孔4fの周囲に3つのクランク軸取付孔4g(以下、単に取付孔4gという)が前記基部4aの3つの取付孔4eと対応する位置に設けられている。
前記3つのシャフト部4cは、前記基部4aに一体的に設けられており、その基部4aから前記端板部4b側へ直線的に延びている。この3つのシャフト部4cは、図2に示すように、周方向に等間隔で配設されており、各シャフト部4cが端板部4bにボルト4hによってそれぞれ締結されている。これにより、基部4a、シャフト部4c及び端板部4bが一体化されている。
前記入力軸8は、図略の駆動モータによって回転が入力される入力部として機能するものであり、前記端板部4bの貫通孔4f及び前記基部4aの貫通孔4dに挿入されている。この入力軸8は、その軸心が外筒2及びキャリア4の軸心と一致するように配置されており、その軸回りに回転するようになっている。そして、入力軸8の先端部の外周面には入力ギア8aが設けられている。
前記クランク軸10は、3つ設けられており、各クランク軸10は、対応する前記基部4aの取付孔4eと前記端板部4bの取付孔4gにそれぞれ取り付けられることによって外筒2内で前記入力軸8の周囲に等間隔で配置されている。
具体的には、各クランク軸10の軸方向の一端から所定長さだけ軸方向内側の部分が、基部4aの対応する取付孔4e内に前記第1クランク軸受12aを介して取り付けられている一方、各クランク軸10の軸方向の他端部が、端板部4bの対応する取付孔4g内に前記第2クランク軸受12bを介して取り付けられている。すなわち、各クランク軸10は、両クランク軸受12a,12bによりキャリア4に対して軸回りに回転可能に支持されている。
そして、各クランク軸10は、前記両クランク軸受12a,12bによって支持された部分の間に軸方向に並んで配置された第1偏心部10aと第2偏心部10bを有する。この第1偏心部10aと第2偏心部10bは、それぞれクランク軸10の軸心から所定の偏心量で偏心した円柱状に形成されているとともに、相互間に所定角度の位相差を有するように配置されている。また、クランク軸10の一端部、すなわち、基部4aの取付孔4e内に取り付けられる部分の軸方向外側の位置には、前記伝達歯車20が取り付けられる被嵌合部10cが設けられている。
前記第1外歯歯車14は、外筒2内の前記閉空間に配設されているとともに各クランク軸10の第1偏心部10aに前記第1ころ軸受18aを介して取り付けられている。この第1外歯歯車14は、各クランク軸10が回転するときに第1偏心部10aの偏心回転に連動して内歯ピン3の第1噛合部3aに噛み合いながら揺動回転するようになっている。
具体的には、この第1外歯歯車14は、外筒2の内径よりも少し小さく形成されている。この第1外歯歯車14には、外歯14aと、中央部貫通孔14bと、3つの第1偏心部挿通孔14cと、3つのシャフト部挿通孔14dとが設けられている。
前記外歯14aは、前記内歯ピン3の第1噛合部3aに噛み合っている。この外歯14aの歯数は、内歯ピン3の数よりも若干少なく設定されている。
前記中央部貫通孔14bは、第1外歯歯車14の径方向中央部に設けられている。この中央部貫通孔14bには、前記入力軸8が遊びを持った状態で挿通されている。
前記3つの第1偏心部挿通孔14cは、第1外歯歯車14において前記中央部貫通孔14bの周囲に周方向に等間隔で設けられている。各第1偏心部挿通孔14cには、各クランク軸10の第1偏心部10aが第1ころ軸受18aが介装された状態でそれぞれ挿通されている。
前記3つのシャフト部挿通孔14dは、第1外歯歯車14において前記中央部貫通孔14bの周りに周方向に等間隔で設けられている。各シャフト部挿通孔14dは、前記3つの第1偏心部挿通孔14c間の位置にそれぞれ配設されている。この各シャフト部挿通孔14dには、キャリア4の各シャフト部4cが遊びを持った状態で挿通されている。
前記第2外歯歯車16は、外筒2内の前記閉空間に配設されているとともに各クランク軸10の第2偏心部10bに前記第2ころ軸受18bを介して取り付けられている。すなわち、前記第1外歯歯車14とこの第2外歯歯車16は、クランク軸10の第1偏心部10aと第2偏心部10bとに対応して軸方向に並んで設けられている。そして、この第2外歯歯車16は、各クランク軸10が回転するときに第2偏心部10bの偏心回転に連動して内歯ピン3の第2噛合部3bに噛み合いながら揺動回転するようになっている。この第2外歯歯車16は、前記第1外歯歯車14と同様の構造を有している。
具体的には、第2外歯歯車16には、前記第1外歯歯車14の外歯14a、中央部貫通孔14b、3つの第1偏心部挿通孔14c及び3つのシャフト部挿通孔14dと同様の外歯16a、中央部貫通孔16b、3つの第2偏心部挿通孔16c及び3つのシャフト部挿通孔16dが設けられている。ただし、外歯16aは、内歯ピン3の第2噛合部3bに噛み合っている。また、各第2偏心部挿通孔16cには、クランク軸10の第2偏心部10bが第2ころ軸受18bが介装された状態で挿通されている。
また、この第2外歯歯車16の外歯16aの歯先部は、当該第2外歯歯車16の揺動回転時において、図3に示すようにその先端面が内歯ピン3の第2噛合部3bから離間するように先端部が切除された形状を有する。すなわち、外歯16aの歯先部の径方向外側への突出量が小さくなっており、その歯先部の先端面が第2噛合部3bに接触しないようになっている。この外歯16aの歯先部の形状は、前記第1外歯歯車14の外歯14aの歯先部においても同様に適用されており、その外歯14aの歯先部の先端面が内歯ピン3の第1噛合部3aに接触しないようになっている。
前記伝達歯車20は、前記入力ギア8aの回転を前記各クランク軸10に伝達するものであり、各クランク軸10に対応して3つ設けられている。各伝達歯車20は、対応するクランク軸10の一端部に設けられた被嵌合部10cにそれぞれ外嵌している。各伝達歯車20は、クランク軸10の回転軸と同じ軸回りにこのクランク軸10と一体的に回転するようになっている。そして、各伝達歯車20は、前記入力ギア8aと噛み合う外歯20aをそれぞれ有している。
次に、本実施形態による歯車装置の動作について説明する。
まず、図略の駆動モータの駆動によって歯車装置の入力軸8に回転が入力される。これにより、入力軸8とともに入力ギア8aが回転し、この入力ギア8aの回転は各伝達歯車20を介して各クランク軸10に伝達される。
そして、各クランク軸10が回転するのに伴って各クランク軸10の第1偏心部10a及び第2偏心部10bが偏心回転する。それにより、第1偏心部10aの偏心回転に連動して第1外歯歯車14が内歯ピン3の第1噛合部3aに噛み合いながら揺動回転するとともに、第2偏心部10bの偏心回転に連動して第2外歯歯車16が内歯ピン3の第2噛合部3bに噛み合いながら揺動回転する。これら第1外歯歯車14及び第2外歯歯車16の揺動回転は、各クランク軸10を通じてキャリア4に伝達され、キャリア4全体が前記入力回転から減速された回転数で外筒2に対して相対回転する。
以上説明したように、本実施形態では、各内歯ピン3の第1噛合部3a及び第2噛合部3bがクラウニング加工されてその軸方向両端部が軸方向中間部に比べて小径になっている。このため、各外歯歯車14,16の軸方向両端部の歯面と対応する各噛合部3a,3bの軸方向両端部の外周面との間でエッジ応力が作用するのを抑制することができる。すなわち、各噛合部3a,3bの軸方向両端部が小径になっている分、その軸方向両端部の外周面に対する外歯歯車14,16の軸方向両端部の歯面の当たりを少なくすることができ、それらの間に作用するエッジ応力を抑制することができる。特に、第1外歯歯車14及び第2外歯歯車16が回転するときに軸心に対して斜めに傾くブレを生じたときには、前記エッジ応力が大きくなるが、上記構成によりこのような大きなエッジ応力が各外歯歯車14,16の軸方向両端部の歯面と対応する各噛合部3a,3bの軸方向両端部の外周面との間で作用するのを防ぐことができる。このため、そのエッジ応力に起因する各外歯歯車14,16の歯面及び各内歯ピン3の磨耗や損傷を抑制することができ、外歯歯車14,16及び内歯ピン3の長寿命化を図ることができる。
また、従来のように軸方向に並ぶ2つの内歯ピン114a,114bが別体に設けられているとともに各内歯ピン114a,114bの軸方向両端部が軸方向中間部に比べて小径になっている場合には、各内歯ピン114a,114bの軸方向中間部がピン溝の表面に当接する一方、軸方向両端部がピン溝の表面から離間するため、各内歯ピン114a,114bは軸方向中間部を中心として斜めに傾くブレを生じやすい。これに対して、本実施形態では、各内歯ピン3において軸方向に並んで配設された第1噛合部3aと第2噛合部3bの軸方向両端部が軸方向中間部に比べてそれぞれ小径になっているものの、それら第1噛合部3aと第2噛合部3bが一体的に形成されているため、各内歯ピン3は、ピン溝2bの表面に対して第1噛合部3aの軸方向中間部と第2噛合部3bの軸方向中間部の2点で当接し、各噛合部3a,3bの軸方向中間部がブレの中心となりにくい。このため、上記従来の場合に比べて内歯ピン3がピン溝2b内で安定して保持され、内歯ピン3に上記のようなブレが生じにくい。これにより、各外歯歯車14,16が内歯ピン3の各噛合部3a,3bと噛み合いながら回転する際に前記ブレに起因する各噛合部3a,3bと外筒2のピン溝2bの表面との衝突を抑制することができ、その結果、その衝突による衝撃音の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、各内歯ピン3において、クランク軸10の回転時に第1噛合部3aと第2噛合部のうち少なくとも一方に対応する外歯歯車14(16)が常に噛み合った状態にある。このため、各内歯ピン3は、クランク軸10の回転時にその第1噛合部3aと第2噛合部3bの少なくとも一方において対応する外歯歯車14(16)に常に押えられていることになるので、各内歯ピン3にブレが生じるのをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、内歯ピン3において第1噛合部3aと第2噛合部3bを繋ぐ連結部3cが両噛合部3a,3bよりも小径に形成されているので、各噛合部3a,3bの連結部3c側の端部の外周面を研磨具によって研磨することによりその各噛合部3a,3bの連結部3c側の端部にクラウニング加工を施す際に、研磨具が連結部3c側にはみ出た場合でもその研磨具と連結部3cとの干渉を回避することができる。このため、各噛合部3a,3bの連結部3c側の端部のクラウニング加工が行いやすくなるとともに、その各噛合部3a,3bの連結部3c側の端部を精度良くクラウニング加工することができる。
また、本実施形態では、各外歯歯車14,16の外歯14a,16aは、各外歯歯車14,16の揺動回転時においてその先端面が対応する各噛合部3a,3bから離間するように先端部が切除された歯先部を有している。このため、各外歯歯車14,16の揺動回転時にその外歯14a,16aの歯先部が内歯ピン3の各噛合部3a,3bに当接する時間を減らすことができるので、内歯ピン3の自転によってその内歯ピン3の各噛合部3a,3bとピン溝2bの表面とが擦れ合うことに起因する摩擦熱の発生を抑えることができる。なお、外歯歯車14,16の揺動回転時に外歯14a,16aの歯先部の先端面が対応する噛合部3a,3bから離間する場合には、外歯歯車14,16の揺動回転時に内歯ピン3の各噛合部3a,3bが外歯歯車14,16の外歯14a,16aによって押えられていない時間が増えるので、内歯ピン3にブレが生じやすくなる。しかしながら、本実施形態では、上記のように内歯ピン3において両噛合部3a,3bが一体的に形成されていることに起因して、そのようなブレの発生を抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、図4〜図6に示す上記実施形態の第1変形例のように、伝達歯車20が第1外歯歯車14と第2外歯歯車16との間に設けられており、その伝達歯車20の外周端が内歯ピン3の連結部3cの周りの空間に受け入れられるようになっていてもよい。
具体的には、この第1変形例では、クランク軸10において第1偏心部10aと第2偏心部10bの間に被嵌合部10cが設けられている。この被嵌合部10cに伝達歯車20が外嵌しており、伝達歯車20がクランク軸10と同じ軸回りに一体的に回転するようになっている。そして、この第1変形例では、各内歯ピン3の連結部3cは、その周りの空間に伝達歯車20の外周端、すなわち外歯20aを受け入れ可能な軸方向の長さを有する。そして、各伝達歯車20は、その外歯20aが内歯ピン3の連結部3cの周りの空間に入り込むように設けられている。すなわち、各伝達歯車20は、その外歯20aが内歯ピン3の各噛合部3a,3bの外周面から一段凹んだ連結部3cの周りの空間を通過しながら回転するようになっている。そして、各伝達歯車20は、その隣り合うもの同士の外歯20aが接触せず、かつ、連結部3cに外歯20aが接触しない最大の径となるように形成されている。
この第1変形例によれば、外歯20aが内歯ピン3の連結部3cの周りの空間に入り込むように各伝達歯車20を設けることができるため、歯車装置の径方向のサイズを増大させることなく、各伝達歯車20の径を大きくすることができるとともにその歯数を増やすことができ、この伝達歯車20を介した回転の伝達において大きな減速比を得ることができる。
また、図7に示すように、参考例として、内歯ピン3において連結部3cが設けられておらず、第1噛合部3aと第2噛合部3bが直接繋がっていてもよい。また、各外歯歯車14,16の外歯14a,16aは、クラウニング加工が施されて第1外歯歯車14の軸方向における両端部の歯面が中間部の歯面よりも径方向内側に位置する形状を有していてもよい。
具体的には、各外歯歯車14,16の外歯14a,16aは、その歯先部の先端面と歯底の端面の両方がクラウニング加工されている。これにより、各外歯歯車14,16の外歯14a,16aの歯先部の先端面及び歯底の端面は、外歯歯車14,16の軸方向中間部において最も径方向外側に突出しており、その軸方向中間部から軸方向両端部に向かうにつれて滑らかな凸状の曲面を呈しながら徐々に径方向内側へ移行するように形成されている。
この構成によれば、各外歯歯車14,16の外歯14a,16aがクラウニング加工されて、その外歯歯車14,16の軸方向両端部の歯面が軸方向中間部の歯面よりも径方向内側に位置するので、各外歯歯車14,16が軸心に対して斜めに傾くブレを生じたときに、各外歯歯車14,16の軸方向両端部の歯面と内歯ピン3の各噛合部3a,3bの軸方向両端部の外周面との当たりをより少なくすることができ、それらの間でエッジ応力が作用するのをより抑制することができる。このため、外歯歯車14,16及び内歯ピン3をより長寿命化することができる。
また、歯車装置に設けられる外歯歯車の数及び内歯ピンにおける噛合部の数は、それぞれ2つに限定されるものではなく、3つ以上の外歯歯車及び3つ以上の噛合部が設けられていてもよい。
また、入力軸が歯車装置の径方向中央部に設けられていない形態の歯車装置にも、本発明を適用することが可能である。
また、内歯ピン3の第1噛合部3a及び第2噛合部3bは、その軸方向中間部から軸方向両端部へ向かうにつれて徐々に小径となる形状に限定されない。例えば、各噛合部は、その軸方向中央部に均一な径を有する所定長さの部分が設けられているとともに、その部分から軸方向両端部へ向かってそれぞれ徐々に小径となる部分が設けられているような形状に形成されていてもよい。
本発明の一実施形態による偏心揺動型歯車装置の軸方向に沿った断面図である。 図1に示した偏心揺動型歯車装置のII−II線に沿った断面図である。 図1に示した偏心揺動型歯車装置の内歯ピンと外歯歯車との噛み合い部近傍の構造を部分的に示した断面図である。 本発明の一実施形態の第1変形例による偏心揺動型歯車装置の軸方向に沿った断面図である。 第1変形例による偏心揺動型歯車装置の図4中のV−V線に沿った断面図である。 図4に示した偏心揺動型歯車装置の内歯ピンと外歯歯車との噛み合い部近傍の構造を部分的に示した断面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例による外歯歯車の外歯の構造と参考例によ る内歯ピンの構造を示す内歯ピンと外歯歯車との噛み合い部近傍の部分的断面図である。 従来の一例による偏心揺動型歯車装置の軸方向に沿った断面図である。 図8に示した従来の一例による偏心揺動型歯車装置の内歯ピンと外歯歯車との噛み合い部近傍の構造を部分的に示した断面図である。
符号の説明
2 外筒
2b ピン溝
3 内歯ピン
3a 第1噛合部
3b 第2噛合部
3c 連結部
4 キャリア
10 クランク軸
10a 第1偏心部
10b 第2偏心部
14 第1外歯歯車
14a 外歯
16 第2外歯歯車
16a 外歯
20 伝達歯車

Claims (5)

  1. 軸方向に延びる複数のピン溝が周方向に所定間隔で設けられた内面を有する外筒と、
    前記外筒の前記各ピン溝に配設され、軸方向に並んで一体に形成された第1噛合部及び第2噛合部をそれぞれ有するとともにそれら各噛合部の軸方向両端部がクラウニング加工により軸方向中間部に比べて小径となっている複数の内歯ピンと、
    前記外筒内において軸回りに回転可能に設けられ、互いに所定の位相差をもって軸方向に並んで配置された第1偏心部と第2偏心部を有するクランク軸と、
    前記第1偏心部に取り付けられ、前記第1噛合部に噛み合いながら前記第1偏心部の偏心回転に連動して揺動回転する第1外歯歯車と、
    前記第2偏心部に取り付けられ、前記第2噛合部に噛み合いながら前記第2偏心部の偏心回転に連動して揺動回転する第2外歯歯車と、
    前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の揺動回転が伝達されることにより前記外筒に対して相対回転するキャリアとを備え
    前記各内歯ピンにおいて前記第1噛合部と前記第2噛合部の間には、それら両噛合部を一体的に繋ぐ連結部が設けられ、この連結部は、前記両噛合部の当該連結部側の端部よりも小径に形成されている、偏心揺動型歯車装置。
  2. 前記各内歯ピンは、前記クランク軸の回転時に前記第1噛合部と前記第2噛合部のうち少なくとも一方に前記外歯歯車が常に噛み合った状態にある、請求項1に記載の偏心揺動型歯車装置。
  3. 前記各外歯歯車は、対応する前記各噛合部に噛み合う外歯を有し、その外歯は、クラウニング加工されて当該外歯歯車の軸方向における両端部の歯面が中間部の歯面よりも径方向内側に位置する形状を有する、請求項1または2に記載の偏心揺動型歯車装置。
  4. 前記第1外歯歯車と前記第2外歯歯車との間に設けられ、前記クランク軸の回転軸と同じ軸回りにこのクランク軸と一体的に回転する伝達歯車を備え、
    前記連結部は、その周りの空間に前記伝達歯車の外周端を受け入れ可能な軸方向の長さを有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏心揺動型歯車装置。
  5. 前記各外歯歯車の外歯は、前記各外歯歯車の揺動回転時においてその先端面が対応する前記各噛合部から離間するように先端部が切除された歯先部を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の偏心揺動型歯車装置。
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